JPS6390752A - 半導体式ガスセンサー - Google Patents

半導体式ガスセンサー

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JPS6390752A
JPS6390752A JP23448586A JP23448586A JPS6390752A JP S6390752 A JPS6390752 A JP S6390752A JP 23448586 A JP23448586 A JP 23448586A JP 23448586 A JP23448586 A JP 23448586A JP S6390752 A JPS6390752 A JP S6390752A
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JP
Japan
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gas
sensor
coating layer
methane
sensitivity
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JP23448586A
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Kaoru Ogino
薫 荻野
Hiromasa Takashima
裕正 高島
Hozumi Nita
二田 穂積
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、SnO2系ガスセンサーの表面にゼオライト
から成る触媒を形成することによシ、メタン以外のガス
に対するセンサー感度を低下させ、メタンガスにのみ選
択的に感度を持たせるようにのである。
従来技術 都市ガスやLPガスの漏れを検知するガス書箱器用のセ
ンサーとして8nO,系ガスセンサーが巾広く利用され
ており、LPガス用として10年、都市ガス用として5
年以上の現場での実積が得られている。
しかしながら、これらはメタン以外の雑ガス例えばアル
コール等に対してもメタンなどを目的とするガスセンサ
ーと同等の感度を有しているため、本発明者等は先に特
開昭56−119837および特開昭58−22947
でセンサー表面にMn 、0.系オヨびCo、04系の
被膜層を設け、エタノール等の雑ガス感度を抑制するこ
とを可能にした。
発明の解決しようとする間頂点 しかしながら、ガスセンサーを贅報器や制御器に利用す
る場合、アルコール系ガス以外の還元性ガスに対しても
より選択性の高いものが要求されておシ、現存するガス
センサーでは、これらの要囃ル襠pでキ外−ハ− 特に、メタンガスに対するガスセンサーの感度は一般的
に5n02系ガスセンサーでは他の還元性ガスに対する
感度よシ小さい傾向があるためメタン専用のガスセンサ
ーを作成することは非常に困難とされている。
本発明においては、これらの問題点に対し、ゼオライト
系の被膜層を設けることによジメタン以外のガスに対す
る感度を抑制し、メタンガスのみに選択的に感度を有す
るSnO,系ガスセンサーを提供することができた。
問題点を解決するための手段 本発明は5n02系ガスセンサーの表面に一般式 %式% :17 :9) で表わされる組成を有するゼオライト被膜層を形成し、
メタンガスに選択的に感度を有するようにすることを特
徴とする半導体式ガスセンサーフィルターに関するもの
である。
本発明では、第1図に示すように5nO271%センサ
ー2表面にゼオライト系被膜層3を設ける。
ゼオライト系被膜層はシリカ、アルミナ 、tFの塩類
を XCuO、YAl、0. 、Z 8 io、 1mH,
0(式中X:o、9〜1.1、Y:1、Z:1〜7、m
≦9) 組成割合で配合して水熱合成し、600℃以上の温度に
て焼成することによって作った。
上記のよう圧して調合したゼオライトにアルミナ系の結
合剤を少量添加し、さらに水を加えてペーストとする。
次にペーストをSnO2系ガスセンサー表面に100な
いし500ミクロンの厚さに塗布し、自然乾燥する。乾
燥後約550℃で加熱焼成して本発明のガスセンサーを
得た。
作用 以上のようにして調整されたS n O2系ガスセンサ
ーは、メタンガスに対しては従来のゼオライト被膜層を
もたないセンサーと同等の感度を有するが、水素、イソ
ブタン、エタノールガスに対しては大巾な感度の低下が
見られる。
第2図に従来のセンサーのガスリニア特性を示す。
本発明によるゼオライト被膜層を設けたセンサーは第3
図にガスリニア特性を示す。
本発明のガスセンサーにおけるゼオライト被膜層の作用
は、第3図に示す如く、メタン以外の水素、イソブタン
、エタノールガスが被膜層表面に到達した際、被膜層表
面にてこれらのガスを接触燃焼するものと考えられる。
メタンガスについては、被膜層がメタンガスに対して活
性が低く、よシ高温に加熱しなければ接触燃焼作用を生
じないため、300〜500℃程度で使用する場合、メ
タンガスに対する感度低下は起らない。
従って、本発明のフィルターを用いることによりメタン
ガスのみに高感度を有する5n02にガスセンサーが得
られる。
実施例 次に実施例を掲げて本発明を説明するが、これに限定さ
れるものではない。
実施例 本発明のセンサーを都市ガス警報器に組み込んだ場合の
性能を第3図に示した。
メタンガス濃度を0.3%(容−1l)に設定した場合
、第3図かられかるように、雑ガスであるエタノールは
勿論、水素、イソブタンガスについても1%以上の警報
濃度となる。
従って、本発明のセンサーを用いると天然ガス系専用の
都市ガス警報器が作成可能となυ、またきわめて誤報の
少ないものが作成可能になる。
第4図に、本発明のセンサーを高温、高湿・雑ガスサイ
クル(35℃、湿度60%、H,0,05%)の苛酷東
件下で耐久試験を行なったときのメタンガス濃度0.3
%(容量)の場合の素子抵抗(KQ)を示す。
本発明のセンサー(曲線5)は従来のセンサー(曲線4
)と比較して変化が小さく、長期的によシ安定なセンサ
ーに改良されたことがわかった。
また第5図に本発明のセンサーを802ガスによる腐蝕
試験(35℃、SO2濃度0.4 ppm )を行なっ
た場合、メタンガス0.3%(容量)の場合の素子抵抗
変化(KΩ)を示す。
本発明のセンサー(曲線5)は被膜層を有しているため
従来のセンサー(曲、114)よシ被毒されにくい結果
が得られた。
発明の効果 (1)  本発明によってメタンガス以外の還元性ガス
に対する感度の小さいメタンガス専用のセンサーの作成
が可能になった。
(2)被膜層を有しないセンサー(従来のセンサー)と
比較し、長期的に安定なセンサーが得られる0
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のセンサーの断面図、第2図は、従来
のSnO,系ガスセンサーの被検ガス濃度(容量%)と
感度(素子抵抗にΩ)との関係を示す図、 第3図は、本発明のセンサーの被検ガス濃度(容量%)
と感度(素子抵抗KO)との関係を示す図、第4図は高
温、高湿の水素ガス雰囲気中でメタンガス濃度0.3%
(容量)の場合の経時変化を示す図、 第5図はSO2ガスによる腐蝕試験を行なった場合のメ
タンガスに対する経時変化を示す図である。 第1図において、 1・・・端子、2・・・センサー本体、3・・・被膜層
。 代理人  三 宅 正 夫 他1名 第1図 第2図 ガス濃度(vOシ%)+ 第 3 図 素子抵抗変化率→ 素子抵抗変化率□

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  SnO_2系ガスセンサーの表面に、 一般式 XCuO・YAl_2O_3・ZSiO_2・mH_2
    O(式中X:0.9〜1.1、Y:1、Z:1〜7、m
    ≦9) で表わされる組成を有するゼオライト被膜層を形成し、
    メタンガスに選択的に感度を有するようにすることを特
    徴とする半導体式ガスセンサーフィルター。
JP23448586A 1986-10-03 1986-10-03 半導体式ガスセンサー Expired - Lifetime JPH0682112B2 (ja)

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JP23448586A JPH0682112B2 (ja) 1986-10-03 1986-10-03 半導体式ガスセンサー

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JP23448586A JPH0682112B2 (ja) 1986-10-03 1986-10-03 半導体式ガスセンサー

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JPS6390752A true JPS6390752A (ja) 1988-04-21
JPH0682112B2 JPH0682112B2 (ja) 1994-10-19

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ID=16971761

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01174956A (ja) * 1987-12-29 1989-07-11 Nemoto Tokushu Kagaku Kk ガスセンサー
JPH01227951A (ja) * 1988-03-08 1989-09-12 Figaro Eng Inc Coセンサ
WO2018083130A1 (en) 2016-11-01 2018-05-11 Eth Zurich Device and method for detecting gas

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH01227951A (ja) * 1988-03-08 1989-09-12 Figaro Eng Inc Coセンサ
WO2018083130A1 (en) 2016-11-01 2018-05-11 Eth Zurich Device and method for detecting gas

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JPH0682112B2 (ja) 1994-10-19

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