JPH01174956A - ガスセンサー - Google Patents

ガスセンサー

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Publication number
JPH01174956A
JPH01174956A JP33307487A JP33307487A JPH01174956A JP H01174956 A JPH01174956 A JP H01174956A JP 33307487 A JP33307487 A JP 33307487A JP 33307487 A JP33307487 A JP 33307487A JP H01174956 A JPH01174956 A JP H01174956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
base material
gas sensor
gold
catalyst
Prior art date
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Pending
Application number
JP33307487A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sugai
菅井 孝
Takashi Matsuzawa
松沢 隆嗣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nemoto and Co Ltd
Original Assignee
Nemoto and Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nemoto and Co Ltd filed Critical Nemoto and Co Ltd
Priority to JP33307487A priority Critical patent/JPH01174956A/ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はガスセンサー、更に詳しくは野菜あるいは肉の
腐った臭い、あるいはトイレの臭い等のような悪臭とし
て知覚される、例えばメチルメルカプタン等を選択的に
検知可能なガスセンサーに関するものである。
[従来の技術] 従来から、特に−酸化炭素の測定を目的としたガスセン
サー等は種々提供されていた。
ただ従来も、例えば一定濃度の臭気となった時に換気を
行なうような必要性のある場所として、トイレあるいは
野菜や肉等を保管している場所があった。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら従来は、野菜あるいは肉の腐った臭い、あ
るいはトイレの臭い等のような悪臭を高感度に検知する
ガスセンサーは提供されていなかった。
そこで本発明は、悪臭を検知するガスセンサーを提供す
ることによって、悪臭を発するような場所等の換気等の
制御を容易なものとしたガスセンサーを提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、セラミック基材
の表面に距離をおいて2つの電極を固定すると共に、こ
の電極上面及び電極間に相当する基材の上面にガス感応
層を設けたセンサーにおいて、触媒材料を、コバルト、
ニッケル、鉄、銅及び金からなる群の1以上でイオン交
換したゼオライトを4〜45重量%添加して形成したこ
とを特徴とする。
[作用] 本発明に係るガスセンサーとしては、半導体層と触媒層
とを混合層として一体にした、いわゆる1層構造のガス
センサーと、半導体層と触媒層とを分けた、いわゆる2
層構造のガスセンサーとがある。
1層構造のガスセンサーとしては、 酸化インジウム、酸化スズ及び酸化亜鉛からなる群の1
以上を55〜96重量%、コバルト。
ニッケル、鉄、銅及び金からなる群の1以上を0.1〜
10重量%、ゼオライトにイオン交換した触媒を4〜4
5重量%混合したものに、バインダーを混合し、その後
粉砕、乾燥し、更に溶剤を加えてペースト状としたもの
を基材に塗布し、その後焼成、焼結してセンサーとする
ものである。
また2層構造のセンサーとしては、 酸化インジウム、酸化、スズ及び酸化亜鉛からなる群の
1以上にバインダーを混合し、その後粉砕、乾燥し、更
に水を加えてペースト状にして基材に塗布して半導体層
を形成した後、 その半導体層の表面に。
コバルト、ニッケル、鉄、銅及び金からなる群の1以上
をo、1−io重量%、ゼオライトにイオン交換した触
媒にバインダーを混合し、その後粉砕、乾燥し、更に水
を加えてペースト状としたものを触媒層として塗布して
センサーとするものである。
[実施例] 以下図示例と共に、本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明に係るガスセンサーの斜視図である。
このガスセンサーは、半導体層10と触媒層11とから
成るいわゆる2層式のガスセンサーであって、筒状のセ
ラミック基材20の外周面に電極30.30を固定する
と共に、このセラミック基材20及び電極30.30の
外周面に半導体層10を設け、更にこの半導体層lOの
外周面に触媒材料から成る触媒層11を設けて、全体が
円筒状となるように形成しである。また製品としての全
体の寸法は、長さが約4■■程度である。
電極30.30は2つ設け、かつ両電極30゜30を若
干離してセラミック基材20に固定しである。またこの
両電極からは、それぞれ2木づつリード線31.31が
設けである。
なおセラミック基材20の筒内部には、加熱用のコイル
ヒーター40が位置させである。
またこのセンサーの取付けは、第2図に示したような上
面に網状のカバー50をかぶせた7ビンの取付体60中
に組込まれ、更に第3図に示した回路によって、悪臭の
検出を行なうものである。
次に2層式のガスセンサーの製造の一例を説明する。
なおこの説明では、 酸化インジウム、酸化スズ及び酸化亜鉛のなかからは酸
化インジウムを選択し。
コバルト、ニッケル、鉄、銅及び金のなかからはコバル
トを選択した場合について説明する。
まず最初に、酸化インジウムの粉末95重量%に対し、
ガラス粉末を5重量%混合し、更にこの全体に対して1
0重量%のセルロースを添加する。
更にこのようにして形成された粉体に、水を200重量
%程度加えた後、ミルで粉砕してペースト状の半導体材
料を用意する。
また触媒材料は、硝酸コバルトを水に溶かし。
この水溶液に微粉状のH型に交換されたゼオライト粉末
を浸漬し、約90〜95℃に加熱してコバルトをイオン
交換させる。その後純水によって洗浄した後、乾燥させ
、200メツシユスル一程度の粒度となるように粉砕す
る。
このようにして形成する半導体材料及び触媒材料を用意
しておく一方、外径が1,5φ、内径が1.2φ程度で
、かつ長さが4腫層程度のセラミック基材20としての
セラミック管を用意する。
このセラミック管は、熱衝撃に強い管、例えばアルミナ
、シリカ等を含有したムライト管等が好ましい。
次にこのセラミック管の外周面に、その両端からセラミ
ック管の表面が隠れる程度に金ペーストを塗布する。こ
の金ペーストは、2つの電極30.30とするためのも
ので、セラミック管の中央部分で0.5〜1m層の間隙
を有するように塗布するものである。
この金ペーストの塗布が終了した後は、850〜900
℃の温度で、10〜20分間、乾燥及び焼付を行ない、
電極30.30とする。
次いで、2つの電極30.30各々に、線径が80終鳳
程度のリード線31.31を位置させ、そのリード線3
1.31部分に金ペーストを塗布して、850〜900
℃の温度で、10〜20分間、乾燥及び焼付を行なって
固定する。
このリード線31.31は、白金合金、例えばロジウム
によって硬度を増した白金ロジウム等が望ましい。
その後、電極30、−30の形成部分の外周面及び画電
極30.30の間隙部分であるセラミック管の外周部分
に、前記ペースト状の半導体材料を塗布し、800℃の
温度で30分間加熱焼結させて゛ト導体層10を形成す
る。この加熱焼結は、半導体の破損を防止するために、
除熱、徐冷を行なうために、除熱、徐冷の時間を含める
と約1時間程度の時間が必要とされる。
このようにして半導体材料が半導体層10としてセラミ
ック管に固定された状態で、電極のリード線31.31
を取付体60にスポット溶接すると共に、コイルヒータ
ー40をセラミック管の筒内部を通すようにして取付体
60にスポット溶接する。
次いで前記粉体状の触媒材料を、バインダーとしてアル
ミナゾルを加えてペースト状とし、セラミック管に固定
された半導体層lOの外周面に塗布する。
その後、取付体60に固定したコイルヒーター40によ
って採熱乾燥させ、最終的な到達温度が350〜400
℃の状態で1〜7日間、触媒のエージングを行ない、触
媒層11を形成する。
エージングによって特性が安定した後に、カバー50を
かぶせて完成品となる。
また1層式のガスセンサーについては、第4図に示した
ように、第1図のガスセンサーにおける半導体層10と
触媒層11とが一体になっているものである。
またその製造は、 まず最初に、 酸化インジウム      83重量%、コバルトを2
重量%イオン交換したゼオライト17重量%。
を混合する。
更にこのような混合物に、その全体重量に対してガラス
粉末を5重量%混合し、更にこの全体に対して10重量
%のセルロースを添加する。
次にこのようにして調整された混合物に、水を200重
量%程度加えた後、ミルで混合し、ペースト状にしてあ
らかじめ用意しておく。
一方、外径が1.5φ、内径が1.2φ程度で、かつ長
さが4騰l程度のセラミック基材20としてのセラミッ
ク管を用意する。このセラミック管は、熱衝撃に強い管
、例えばアルミナ、シリカ等を含有したムライト管等が
好ましい。
次にこのセラミック管の外周面に、その両端からセラミ
ック管の表面が隠れる程度に金ペーストを塗布する。こ
の金ペーストは、2つの電極30.30とするためのも
ので、セラミック管の中央部分で0.5〜1m層の間隙
を有するように塗布するものである。
この金ペーストの塗布が終了した後は、850〜900
℃の温度で、10〜20分間、乾燥及び焼付を行ない、
電極30.30とする。
次いで、2つの電極30.30各々に、線径が80終璽
程度のリード線31.31を位置させ、そのリード線3
1.31部分に金ペーストを塗布して、850〜900
℃の温度で、10〜20分間、乾燥及び焼付を行なって
固定する。
このリード線31.31は、白金合金1例えばロジウム
によって硬度を増した白金ロジウム等が望ましい。
その後、電極30.30の形成部分の外周面及び円電極
30.30の間隙部分であるセラミック間の外周部分に
、前記半導体材料と触媒材料とを混合したペーストを塗
布し、800℃の温度で30分間加熱して、−層型のガ
ス感応!12を形成する。この加熱は、ガス感応層12
の破損を防止するために、徐熱、徐冷を行なうために、
徐熱、徐冷のための時間を含めると約1時間程度の時間
が必要とされる。
次いで、コイルヒーター40をセラミック管の筒内部を
通すようにして取付体60にスポット溶接する。
その後、取付体60に固定したコイルヒーター40によ
って徐熱し、最終的な到達温度が350〜400℃の状
態で1〜7日間、ガス感応層12の乾燥と共にエージン
グを行なう。
エージングによって特性が安定した後に、カバー50を
かぶせて完成品となる。
更にこのような実施例によるセンサーの特性について、
実験結果に基づいて説明する。
第5図は、ヒーター電圧とメチルメルカプタンlppm
の環境におけるガスセンサーの感度との関係を示したも
のである。ここでガスセンサー感度は、ガスが存在しな
い状態での出力とガスが存在する状態での出力の比であ
るR air / Rgasの値で示しである。
この結果からも、本発明におけるセンサーの感度が特に
低電圧の状態で優れていることがわかる。
また第6図は、メチルメルカプタンが存在しない状態か
ら11分間00−1ppの雰囲気とし、更にその後11
分間1’ppmの雰囲気とした場合の、従来製品との比
較を示したものである。またここで従来製品として比較
対象としたのは、イオン交換せずに、単に混合しただけ
で形成したガスセンサーである。
この結果から、本実施例と従来製品とは、次の表のよう
になることが確認できた。
またこの表で本実施例と従来製品との比較は、測定回路
における出力電圧によって行なったものである。
このように従来製品は、付加前に比べて出力電圧の増加
が少ないだけでなく、増加に要する時間、即ち立ち上り
に要する時間が多く、測定の迅速性がないものである。
次に本願発明において、触媒材料として、コバルト、ニ
ッケル、鉄、銅及び金からなる群の1以上を用いるに至
った実験結果について説明する。
実験の段階では、酸化インジウム、ゼオライトのイオン
交換体を固定し、その上で、イオン交換のための元素と
して、コバルト、ニッケル、鉄、銅、金、セリウム、ユ
ーロピウム、クロム、バリウム等と種々の物質を用いて
実験した結果、次に示す表のようになった。
なおこの実験では、1層型ガスセンサーで実験を行なっ
たものであり、ゼオライト中の触媒元素の添加割合が2
重量%で、かつそのイオン交換体の重量が17重量%と
なっており、更に検出ガスとしてメチルメルカプタンl
ppmを用い、ヒータ電圧として3.Ovを印加して実
験を行なった。
このような実験の結果、触媒元素としては。
コバルト、ニッケル、鉄、銅あるいは金が適しているこ
とが確認でき、かつ詳細な説明は省略するがそれらから
なる群の2以上を混合しても同様の結果が得られること
が確認できた。
またこのようなコバルト、ニッケル、鉄、銅、金からな
る群の1以上の物質は、ゼオライト中に0.1重量%以
下、あるいは10重量%以上とすると、いずれもガス感
度が低下してしまうことも実験の結果確認できた。また
このようなコバルト、ニッケル、鉄、銅及び金からなる
群の1以上でイオン交換したゼオライトを、4〜45重
量%としたのは、4重量%以下では抵抗値が小さくて実
用的でなく、かつ45重量%以上では抵抗値が大き過ぎ
て実用的でないことによる。
なお以上の説明において、セラミック基材20の形状を
円筒状として説明したが、板状等の他の形状に形成して
も、同様の効果がある。
[発明の効果1 以上説明したように1本発明は、悪臭を高感度で検知す
るガスセンサーを提供することによって、悪臭を発する
ような場所等の換気の制御等を容易にしたものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例及び諸特性を示すためのもので
、第1図は斜視図、第2図は取付体に取付けた状態での
正面図、第3図は検出回路図、第4図は他の実施例を示
す斜視図、第5図及び第6図は特性曲線である。 10・・・半導体層    11・・・触媒層12・・
・ガス感応層   20・・・セラミック基材30・・
・電極       31・・・リード線40・・・コ
イルヒーター 50・・・カバー60・・・取付体 代理人  弁理士  黒1)薄遇 代理人  弁理士  渡澄 −平 第1図 第2図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セラミック基材の表面に距離をおいて2つの電極を
    固定すると共に、この電極上面及び電極間に相当する基
    材の上面にガス感応層を設けたガスセンサーにおいて、 触媒材料を、コバルト、ニッケル、鉄、銅及び金からな
    る群の1以上でイオン交換したゼオライトを4〜45重
    量%添加して形成したことを特徴とするセンサー。
JP33307487A 1987-12-29 1987-12-29 ガスセンサー Pending JPH01174956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33307487A JPH01174956A (ja) 1987-12-29 1987-12-29 ガスセンサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33307487A JPH01174956A (ja) 1987-12-29 1987-12-29 ガスセンサー

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ID=18261974

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JP33307487A Pending JPH01174956A (ja) 1987-12-29 1987-12-29 ガスセンサー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01227951A (ja) * 1988-03-08 1989-09-12 Figaro Eng Inc Coセンサ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6390752A (ja) * 1986-10-03 1988-04-21 Yazaki Corp 半導体式ガスセンサー

Patent Citations (1)

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