JPS6389216A - 鋼帯のサイドトリミング装置 - Google Patents

鋼帯のサイドトリミング装置

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Publication number
JPS6389216A
JPS6389216A JP23427386A JP23427386A JPS6389216A JP S6389216 A JPS6389216 A JP S6389216A JP 23427386 A JP23427386 A JP 23427386A JP 23427386 A JP23427386 A JP 23427386A JP S6389216 A JPS6389216 A JP S6389216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trimming
steel strip
cutting edge
plate thickness
tolerance
Prior art date
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Pending
Application number
JP23427386A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiji Sakamoto
酒本 義嗣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPS6389216A publication Critical patent/JPS6389216A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鋼帯の連続処理ラインにおいて鋼帯をサイドト
リミングする際、トリミング後の切断面の品位が良好で
、かつ鋼帯の歩留りが向上するサイドトリミング装置を
提供するものである。
(従来の技術) 鋼帯の連続処理ラインにおけるサイドトリミング装置に
使用される丸刃は通常、刃先摩耗による切断面不良を防
止するため処理量数1000 )ンのところで刃替をし
、再研磨をしだ後再使用されるため、再研磨作業、一般
には側面研磨や外周研磨作業の便から第4図に示すよう
な矩形断面形状のものが供されてきた。
また1例えば連続酸洗ラインにおいては、熱延鋼板の幅
変動を吸収した上で安定したトリミング作業ができる必
要から、通常片側数■〜lO数allの切代(トリム代
)を設けているが、鋼帯の歩留りロスを抑えるためには
トリム代は極力少ない−が望ましい。
しかしながら1例えば特開昭81−1111708号公
報の如〈従来の矩形断面形状の丸刃を有するサイドトリ
ミング装置においては、通常のトリム代以下のサイドト
リミングを行おうとすると、熱延鋼板の幅変動や鋼帯の
蛇行により片側のトリム代が板厚以下のいわゆる微小ト
リミング状態となり、このような場合には、切断面にパ
リやだれが通常以上に生じ、後工稈の冷間圧延時にエツ
ジ割れをきたし品質問題を惹起していた。尚、以下片側
のトリム代が板厚以上のトリミングを通常トリミング、
板厚以下Otara71Jのトリミングを微小トリミン
グと称す。
微小トリミングによる切断面のパリやだれを軽減させる
ためには、従来より経験的に上下丸刃のクリアランスを
通常より狭く設定する方法が知られている。即ち、通常
トリミング時には上記クリアランスを板厚の10〜15
%程度に設定するのに対し、微小トリミング時には板厚
の10%未満にすることによって、切断面をパリやだれ
の少ない形状にすることができた。
一方、連続酸洗ラインにおいて供給される熱延鋼板の幅
変動は、1本のコイル内で大きいところで10数■にも
及び、サイドトリミング装置によって足幅にトリムする
際の片側のトリム代の変化は平均的に見ればこの半分程
になる。このことは歩留りの向上を狙って片側のトリム
代が板幅の狭いところで微小トリミングになる様トリマ
ーの幅を設定した場合には、板幅の広いところでは通常
トリミングになること区外ならず、このような場合では
1本のコイル内で微小トリミングと通常トリミングの両
方が起こり得ることになる。トリム代に応じて上下丸刃
のクリアランスを制御できる機能を有するトリミング装
置であれば、先程の考えに従って切断面の形状を常に良
好に保つことが可能であるが、一般には該クリアランス
は少なくとも一木の熱延コイルをトリミングする間は一
定であるため、次の様な矛盾があり、歩留りロスの削減
に限界があった。
即ち板幅の狭い微小トリミングの部分に合せて該クリア
ランスを板厚の10%未満に設定した場合には、板幅の
広い通常トリミング部分でクリアランスが狭過ぎること
により2次せん断面が現れ、この2次せん断面は製品側
にクラックが内在するため、冷間圧延時のエツジ割れを
もたらし、逆に板幅の広い通常トリミング部分に合せて
該クリアランスを板厚の15%程度に設定した場合には
、板幅の狭い微小トリミング部分でクリアランスが広過
ぎることによって、前述の理由でやはりエツジ割れとい
う品質欠陥をもたらした。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記矛盾を解消するためのトリミング装置を提
供するものであって、1本のコイル内で片側のトリム代
が板厚以下Omm超の微小トリミングから同板厚以上の
通常トリミングまで変化するような場合であっても、切
断面の形状を良好に保ち、冷間圧延時のエツジ割れを起
こすことが無いため、トリム代を少なくでき歩留りの向
上を容易に達成することができることを目的とするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 発明者らは連続酸洗ラインにおいて供給される熱延鋼板
のサイドトリミングをする際、トリム代が時々刻々変化
しても、常に良好な切断面形状の製品を得る手段として
、鋼帯に対し外側に配された丸刃側に第1rgJに示す
段付形状を有する丸刃を開発し、これを用いて鋼帯を切
断すると好適な結果が得られる鋼帯のサイドトリミング
装置を発明した。
すなわち、本発明においては、第1図(a)(b)に示
すように、鋼帯を挟む如く設芒された、サイドトリミン
グ装置4の上刃2と下刃3において、−方の丸刃、図示
の場合上刃2を他方の下刃3の外側に設け、該上刃2の
鋼帯接触面に段付形状5を形成している。この上刃2の
段付部5は、第3図に示すように、上刃2に第1の刃先
Aと第2の刃先Bを付与するものである。なお、刃先B
の位置に逃げdを設けておくことが好ましい。
以下本発明の作用を図面に基づいて詳述する。
又、以下上刃が外側へ配されているサイドトリミング装
置について説明する。
第2図は従来の矩形断面形状の丸刃を使用した場合のト
リミング後の切断面の形態を示す説明図である。この方
法では通常トリミングに適したクリアランス設定(板厚
の10〜20駕)では微小トリミング時にパリやだれを
誘起するし、また微小トリミングに適したクリアランス
設定(板厚の10%未満)では通常トリミング時に2次
せん断となり、いずれの切断面状態も冷間圧延時のエツ
ジ割れの原因になることから、酸洗ラインのような鋼帯
の板幅が大きく変化するラインではトリム代の基準値の
減少に限界があった。これは前述した通りである。
一方第3図は本発明を詳細に示す図であり、鋼帯のトリ
ミングを行なった場合のトリミングの過程を説明する図
である。まず(a)の通常トリミングについて説明する
。 (1)(2)の如く上刃2の刃先Aと下刃3の刃先
りが鋼帯1に対しほぼ均等にせん断を開始し、(3)の
如くせん断の進んだある点にで上刃2の刃先Aの先端付
近からのクラックと下刃3の刃先りの先端付近からのク
ラックとが会合し、第1段階のせん断が完了する。せん
断面Sと破断面Fとの境界点には段付深さΔ、クリアラ
ンスC及び板厚りによって主に決まるが、良好な状態で
は板厚の50%前後である。続いて(4)(5)(6)
の如く上刃2の刃先Bにより段付深さΔの部分に占める
微小な取代がせん断される。取代が小さいため上刃2の
刃先Bと下刃3の刃先り間のクリアランスCは極力0狙
いが望ましく、丸刃の面振れ等による上下刃のせりが無
い限りできるだけ狭く設定しておく、また上刃2の刃先
Bと下刃3の刃先りでラップが取れる様オーバーラツプ
文を調整しておく、かかる条件では板厚の大部分までが
上刃2の刃先Bによるせん断で分離する(第2段階のせ
ん断)ため、得られる製品のエツジは破断面Fの少ない
平滑な面となる。かつ、だれ、パリ及び2次せん断も無
く品質上も良好である。
次に第3図(b)の微小トリミングについて説明する。
せん断の進行過程は同図(a)の通常トリミングの時と
同様、(1)(2)(3)の如く上刃2の刃先Aと下刃
3の刃先りによる第1段階のせん断と、それに続< (
4)(5)(8)の如く上刃2の刃先Bによる第2段階
の仕上げせん断から成るが、第1段階のせん断終了時に
パリは生ずるが、第2段階は同図(a)の通常トリミン
グ時と同一となり、この場合も製品のエツジは平滑に仕
上がるため、品質上の問題も無い。
上刃2に設けた逃げdは、第2段階の仕上げせん断時に
材料の横方向のメタルフローにより上刃2が外側へ押さ
れることを回避するために設けたもので、段付深さΔX
板厚りに相当する排除面積を吸収する大きさでかつ上刃
2の刃先Aの強度を損わない範囲で設定することが望ま
しい、また、段付深さΔは板厚りの10〜20%の範囲
で設定することが、切断面の品位上好適であることが発
明者らの実験により判明している。
なお、以上の説明においては、上刃が外側へ配されるサ
イドトリミング装置について説明したが、下刃が外側へ
配されたサイドトリミング装置においても下刃に対して
本発明を適用することによって同様の効果を得ることが
できる。
(実施例) 本発明を連続酸洗ラインのサイドトリミング装置に適用
し、板厚2.5■の酸洗法熱延コイルを、片側トリム代
11〜lO層■の範囲でライン速度300m/winに
てトリミングした結果、コイル全長良好な切断面形状が
得られ冷間圧延時にもエツジ割れのないことを確認した
(発明の効果) 以上本発明によれば、片側トリム代が板厚以下Omm超
の微小トリミングから同板厚以上の通常トリミングまで
同一のクリアランス、オーバーラツプ設定でトリミング
でき、切断面形状の良好な製品が得られるため、品質上
も問題なく、トリミング作業の安定及び歩留りの向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の段付形状の丸刃を上刃に配したサイド
トリミング装置、第2図は従来の矩形断面形状の丸刃を
有するサイドトリミング装置で鋼帯をトリミングした場
合の得られる製品切断面の形状を示す図、第3図は本発
明の段付形状丸刃を上刃に配したサイドトリミング装置
による鋼帯のせん断過程を示す図、第4図は従来の矩形
断面形状の丸刃を有するサイドトリミング装置である。 l・・・鋼帯、2・・・上刃、3・・・下刃、4・・・
サイドトリミング装置、5・・・段付部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鋼帯の連続処理ラインに設置した鋼帯のサイドトリミン
    グ装置において、鋼帯を挟む如く1対の丸刃を設置し、
    一方の丸刃を他方の丸刃の外側に設け、該丸刃の鋼帯接
    触面に段付形状を形成したことを特徴とする鋼帯のサイ
    ドトリミング装置。
JP23427386A 1986-10-03 1986-10-03 鋼帯のサイドトリミング装置 Pending JPS6389216A (ja)

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JP23427386A JPS6389216A (ja) 1986-10-03 1986-10-03 鋼帯のサイドトリミング装置

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JP23427386A JPS6389216A (ja) 1986-10-03 1986-10-03 鋼帯のサイドトリミング装置

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JPS6389216A true JPS6389216A (ja) 1988-04-20

Family

ID=16968384

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23427386A Pending JPS6389216A (ja) 1986-10-03 1986-10-03 鋼帯のサイドトリミング装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023170882A1 (ja) * 2022-03-10 2023-09-14 Jfeスチール株式会社 鋼板の製造方法、トリミング装置、製造装置、圧延鋼板、コイル材、及びブランク材

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039269A (ja) * 1973-08-13 1975-04-11
JPS5142348A (ja) * 1974-10-08 1976-04-09 Sanyo Electric Co Kukichowasochi
JPS5347424U (ja) * 1976-09-28 1978-04-21

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