JPH0141420B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0141420B2
JPH0141420B2 JP7095980A JP7095980A JPH0141420B2 JP H0141420 B2 JPH0141420 B2 JP H0141420B2 JP 7095980 A JP7095980 A JP 7095980A JP 7095980 A JP7095980 A JP 7095980A JP H0141420 B2 JPH0141420 B2 JP H0141420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
cutter
rolling
cutting edge
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7095980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56168923A (en
Inventor
Mikihiko Matsui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7095980A priority Critical patent/JPS56168923A/ja
Publication of JPS56168923A publication Critical patent/JPS56168923A/ja
Publication of JPH0141420B2 publication Critical patent/JPH0141420B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は細長い刃物材料の側縁に圧延により刃
部を形成し、プレスによつて再度刃先を鋭くする
とともに刃物形状に形成することを連続的に行な
わせる刃物の成形方法を提供するもので、コスト
低減と、性能の向上および材料の歩留り向上をは
かつたものである。
従来から行なわれているミキサーのカツター等
の形成方法は、細長い刃物材料からプレスにより
刃物形状を形成し、これを熱処理後あるいはその
まま砥石にかけて刃部を研摩して刃先を形成し、
その後刃先の研摩バリを削除して完成品としてい
た。しかるに連続の自動化された工程にするため
には大規模な設備を必要とし、大巾なコスト低減
は困難であつた。またバリ取り工程では刃先の切
れ味が低下することもあり品質的にも不安定なも
のであり、さらに刃物部材からの姿抜きであつて
材料の歩留りが悪いものであつた。
本発明では、刃部を冷間圧延により形成しプレ
ス行程により再度刃先を鋭くすることにより、簡
単に自動化することができ、大巾なコスト低減が
はかれるとともに、刃先にバリの発生がないため
品質が安定し、さらに側縁に刃先が形成された刃
物材料から刃物完成品を切断するために材料の歩
留りがよいものである。
以上の点につき本発明を実施するために使用す
る装置及び加工方法を図面をもつて説明する。第
1図において、1はコイル状に巻いた細長い刃物
材料、2は刃物材料1を保持するコイラー、3は
圧延機4に装置された圧延用ローラ、5は圧延用
ローラ3によつて圧延された刃物材料1のソリを
取るため、圧延機4に同期されたレベラー、6は
プレス8と圧延機4とのタイミングをとるための
パイロツトスタンド、7はプレス8に装着された
金型である。
次にその動作について説明すると、第2図のよ
うな細長い断面形状の刃物材料1は圧延機4によ
つて引つ張られ、圧延用ローラ3によつて刃物材
料1の両側縁あるいは片側縁のみ第3図の様に圧
延され、刃部9が形成されるとともに、刃物材料
1の圧延される裏側に圧延時に2本スジ12が入
れられる。この場合、2本スジ12は刃物材料1
が圧延時に蛇行するのを防止する役目をなすもの
である。そして圧延された刃物材料1の歪はレベ
ラー5で取られプレス工程に移る。プレス工程で
は、圧延された材料の刃先10の部分をたたき、
より一層刃先を鋭くし、目的とする刃物形状に切
断する。
ここで刃物材料1に加工硬化の著しいオーステ
ナイト系のステンレスを用いているため、刃元1
1は圧延率を変えることにより目的とする硬度に
することができ、刃先10においてはその材料の
なしうる最高の確度にできる。又プレス工程にお
いても、側縁に刃部を形成した刃物材料を所定の
刃物形状に切断するだけでよく材料歩留りが著し
く向上する。そして刃部の形状は、圧延用ローラ
3をかえることにより色々な形状にすることが可
能であり、また刃部の面粗度を研摩された刃部よ
り著しく向上させたため刃物の性能を向上するこ
とができる。
次に第4図、第5図により、ミキサーのカツタ
ーを形成する場合における従来と本発明方法との
具体比較について説明する。従来は第5図のよう
に刃物材料1からカツター15をプレスにより姿
抜きし、これを砥石にかけて刃部を研摩して刃先
15aを形成し、その後刃先の研摩バリを削除し
て完成品としている。この方法では先に記載した
ような従来の問題をそのまま備えており、とくに
抜きかす材料16が大きく残り、歩留りが著しく
悪い。
本発明方法では、第4図に示すように、刃物材
料1の両側縁に刃部9を冷間圧延により形成し、
その後プレス8によつて取付穴17を形成すると
ともにA位置で刃先をたたき、所定のカツター形
状に切断することによりカツター13の完成品が
得られるものであり、先の効果が得られるもので
ある。この場合、第5図の場合に比し、抜きかす
材料込みのカツター重量は約20%減となる。なお
第4図の例ではカツター13の形状とプレス時の
バリの問題を配慮したため抜きかす材料14が出
るが、前記の点を配慮しなければ抜きかす材料を
なくし斜めに切断して行けば歩留りはさらに向上
する。
以上のように本発明は、細長いオーステナイト
系のステンレスの刃物材料の側縁に冷間圧延によ
り刃部を形成するとともに、刃物材料の圧延され
る裏側に圧延時に2本スジを入れ、さらに前記刃
部の刃先をプレスするとともに所定の刃物形状に
形成するもので、刃物材料の刃付を冷間圧延とプ
レスによつて自動化するようにしているため、材
料費、加工費の大巾な低減をはかることができる
とともに、刃部の硬度を大巾に向上させることが
でき、その結果、品質の安定および材料の歩留り
向上がはかれるとともに、圧延時に刃物材料の圧
延される裏側に2本スジを入れるようにしている
ため、この圧延においては2本のスジの所だけに
応力が集中して、この2本がレールの役目を果た
すため、直線性が向上し、その結果、刃物材料が
圧延時に蛇行するのも確実に防止することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の方法を示す行程略
図、第2図は冷間圧延される前の刃物用材料の断
面図、第3図は圧延により刃部が形成されるとと
もに2本スジが入れられた刃物用材料の断面図、
第4図は本発明方法によりミキサー用のカツター
を成形する場を示した行程図、第5図は第4図と
対応する従来例を示す行程図である。 1……刃物材料、4……圧延機、8……プレ
ス、9……刃部、10……刃先、12……2本ス
ジ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 細長いオーステナイト系のステンレスの刃物
    材料の側縁に冷間圧延により刃部を形成するとと
    もに、刃物材料の圧延される裏側に圧延時に2本
    スジを入れ、さらに前記刃部の刃先をプレスする
    とともに所定の刃物形状に形成することを特徴と
    する刃物の成形方法。
JP7095980A 1980-05-28 1980-05-28 Formation of cutter Granted JPS56168923A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7095980A JPS56168923A (en) 1980-05-28 1980-05-28 Formation of cutter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7095980A JPS56168923A (en) 1980-05-28 1980-05-28 Formation of cutter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56168923A JPS56168923A (en) 1981-12-25
JPH0141420B2 true JPH0141420B2 (ja) 1989-09-05

Family

ID=13446558

Family Applications (1)

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JP7095980A Granted JPS56168923A (en) 1980-05-28 1980-05-28 Formation of cutter

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63144834A (ja) * 1986-12-08 1988-06-17 Tadakazu Okamoto 左官用鏝芯製造法
DE3734641C1 (de) * 1987-10-13 1988-06-30 Boerner Gmbh A Verfahren zum Herstellen eines zweischneidigen Schaelmessers
KR100428474B1 (ko) * 2001-04-03 2004-04-27 주식회사 국제단조 농기계용 로타리 칼날의 제조방법
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Publication number Publication date
JPS56168923A (en) 1981-12-25

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