JPS62236613A - 鋼板の端面加工方法 - Google Patents
鋼板の端面加工方法Info
- Publication number
- JPS62236613A JPS62236613A JP8089886A JP8089886A JPS62236613A JP S62236613 A JPS62236613 A JP S62236613A JP 8089886 A JP8089886 A JP 8089886A JP 8089886 A JP8089886 A JP 8089886A JP S62236613 A JPS62236613 A JP S62236613A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plate
- blade
- cutting
- milling cutter
- curved
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 37
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 37
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 12
- 238000003754 machining Methods 0.000 title claims description 3
- 238000003801 milling Methods 0.000 claims abstract description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005554 pickling Methods 0.000 description 3
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、鋼板の酸洗ライン等において、鋼板幅を一
定にトリミングするために、鋼板端部をフライスカッタ
ーにより切削する鋼板の端面加工方法に関するものであ
る。
定にトリミングするために、鋼板端部をフライスカッタ
ーにより切削する鋼板の端面加工方法に関するものであ
る。
〈従来技術とその問題点〉
この種のトリミングは、丸刃ナイフによる剪断方式が一
般的であり、１００〜ａ ｏ ｏ ｍｐｍの高速切削が
可能である。
般的であり、１００〜ａ ｏ ｏ ｍｐｍの高速切削が
可能である。
しかしながら、このような剪断方式の場合、切削機構上
どうしても、ある程度の切削代（例えば３〜６ｆｌ）の
付与が不可欠であり、この切削代が少ない場合には、か
えり増加、材料未切断トラブル増加、刃の摩耗増加など
の問題が多く発生するため、切削代を少なくして歩留向
上を図るうえで限界があった。
どうしても、ある程度の切削代（例えば３〜６ｆｌ）の
付与が不可欠であり、この切削代が少ない場合には、か
えり増加、材料未切断トラブル増加、刃の摩耗増加など
の問題が多く発生するため、切削代を少なくして歩留向
上を図るうえで限界があった。
したがって、歩留りの悪い丸刃ナイフに代えて、切削代
が少なく歩留りの良いフライスカッターを使用すること
が望まれている。
が少なく歩留りの良いフライスカッターを使用すること
が望まれている。
従来のこの種のフライスカッタ一方式としては、第６図
に示す円筒形フライスカッター１を水平にして切削する
サイドカッタ一方式、第７図に示す円筒形フライスカッ
ター２を傾斜させて切削する傾斜円筒カッタ一方式（特
開昭６０−９９５１１号公報）、第８図、第９図に示す
円錐形フライスカッター３の円錐面で切削するベベルカ
ッタ一方式（特開昭５８−１６００１１号公報）などが
あるが、次表のような欠点があった。
に示す円筒形フライスカッター１を水平にして切削する
サイドカッタ一方式、第７図に示す円筒形フライスカッ
ター２を傾斜させて切削する傾斜円筒カッタ一方式（特
開昭６０−９９５１１号公報）、第８図、第９図に示す
円錐形フライスカッター３の円錐面で切削するベベルカ
ッタ一方式（特開昭５８−１６００１１号公報）などが
あるが、次表のような欠点があった。
すなわち、サイドカッタ一方式およびベベルカッタ一方
式においては、１刃の接触域が狭く、刃物寿命が短くな
り、取替頻度が多く、生産性のネックとなっていた。
式においては、１刃の接触域が狭く、刃物寿命が短くな
り、取替頻度が多く、生産性のネックとなっていた。
また、鋼板が波打ちしやすく、切削が不安定となり、こ
れを防止するため、鋼板の支持装置が大型化、複雑化す
る欠点があった。
れを防止するため、鋼板の支持装置が大型化、複雑化す
る欠点があった。
この発明は、このような欠点を一挙に解消すべく提案さ
れたもので、その目的は、比較的簡単な構成により、１
刃の接触域を広くでき、刃物寿命の向上が図れるととも
に、鋼板の剛性の向上を図れ、安定切削の可能、な鋼板
の端面加工方法を提供することにある。
れたもので、その目的は、比較的簡単な構成により、１
刃の接触域を広くでき、刃物寿命の向上が図れるととも
に、鋼板の剛性の向上を図れ、安定切削の可能、な鋼板
の端面加工方法を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉
この発明に係る鋼板の端面加工方法は、円筒形フライス
カッターあるいは円錐形フライスカッターを用いて鋼板
等の端面を切削するに際して、 切削位置において、鋼板等を押えロールなどにより湾曲
させ、この湾曲部の鋼板等の端面を・切削するようにし
、これにより１刃の接触域を広くし、かつ切削位置での
鋼板の剛性を向上させたものである。
カッターあるいは円錐形フライスカッターを用いて鋼板
等の端面を切削するに際して、 切削位置において、鋼板等を押えロールなどにより湾曲
させ、この湾曲部の鋼板等の端面を・切削するようにし
、これにより１刃の接触域を広くし、かつ切削位置での
鋼板の剛性を向上させたものである。
さらに、押えロールを移動させることによって湾曲部の
位置を変動させるか、あるいは、フライスカッターを移
動させてフライスカッターの切削位置を変動させるか、
または両方を同時に変動させるかして切削を行ない、１
刃の接触領域をより拡大して刃物寿命の向上を図ったも
のである。
位置を変動させるか、あるいは、フライスカッターを移
動させてフライスカッターの切削位置を変動させるか、
または両方を同時に変動させるかして切削を行ない、１
刃の接触領域をより拡大して刃物寿命の向上を図ったも
のである。
〈実施例〉
以下、この発明を図示する実施例に基づいて説明する。
第１図ないし第６図に示すのは、円筒形フライスカッタ
ー１を水平に一対で配設したサイドカッタ一方式の例で
あり、切削位置Ｃの前後に支持ロール４，５を配置し、
これら支持ロール４゜５の間に設けた押えロール６で鋼
板Ｐを下方に湾曲させ、この湾曲部７の鋼板Ｐ端面をフ
ライスカッター１で切削する。
ー１を水平に一対で配設したサイドカッタ一方式の例で
あり、切削位置Ｃの前後に支持ロール４，５を配置し、
これら支持ロール４゜５の間に設けた押えロール６で鋼
板Ｐを下方に湾曲させ、この湾曲部７の鋼板Ｐ端面をフ
ライスカッター１で切削する。
このようにすれば、切削域Ａに対する１刃の接触域Ｂが
従来に比べて極めて広くなり、刃物寿命が向上する。さ
らに、湾曲させたことにより切削位置Ｃでの鋼板Ｐの剛
性が向上し、安定な切削が可能となる。
従来に比べて極めて広くなり、刃物寿命が向上する。さ
らに、湾曲させたことにより切削位置Ｃでの鋼板Ｐの剛
性が向上し、安定な切削が可能となる。
さらに、１刃の接触域Ｂをより拡大させるためには、第
３図に示すように、押えロール６を所定のストロークで
定期的に上下動させ、湾曲部７の位置をフライスカッタ
ー１に対して変動させる。
３図に示すように、押えロール６を所定のストロークで
定期的に上下動させ、湾曲部７の位置をフライスカッタ
ー１に対して変動させる。
あるいは、押えロール６を固定し、フライスカッター１
の方を上下動させてもよいし、両方を同時に上下動させ
てもよい。
の方を上下動させてもよいし、両方を同時に上下動させ
てもよい。
なお、以上の実施例では鋼板Ｐを下方に湾曲させている
が、上方に湾曲させることも可能である。また、刃は直
刃でもはす刃でもよい。
が、上方に湾曲させることも可能である。また、刃は直
刃でもはす刃でもよい。
第４図、第５図は、円錐形プライスカッター３を用いた
場合であり、円筒形フライスカッター１に比べて高速加
工が可能である。
場合であり、円筒形フライスカッター１に比べて高速加
工が可能である。
以上のようなカッターにおいて、回転方向は、板進行方
向と同方向でも逆方向でも、どちらでもよい。
向と同方向でも逆方向でも、どちらでもよい。
〈具体例〉
これは、第１０図に示すような、酸洗ラインにおいて、
第３図に示すような寸法の本発明に係る装置を用い、次
のような条件でトリミングを行なった例である。
第３図に示すような寸法の本発明に係る装置を用い、次
のような条件でトリミングを行なった例である。
ライン速度：６０ｍｐｍ
鋼 板： ３朋（厚） ｘ １２００（幅）カッ
ター径：１２００ｍｍ カッター刃数＝ ９６枚 カッター刃幅：１５０ｍＩＫ 押えロール：６０朋のストロークで定期的に上下移動 この結果、本発明の端面加工は、従来のサイドカッタ一
方式に比べて、約１０倍刃物寿命が向上し、生産性が極
めて向上した。また、丸刃ナイフに比べては、大幅な歩
留向上が可能なことはいうまでもない。
ター径：１２００ｍｍ カッター刃数＝ ９６枚 カッター刃幅：１５０ｍＩＫ 押えロール：６０朋のストロークで定期的に上下移動 この結果、本発明の端面加工は、従来のサイドカッタ一
方式に比べて、約１０倍刃物寿命が向上し、生産性が極
めて向上した。また、丸刃ナイフに比べては、大幅な歩
留向上が可能なことはいうまでもない。
さらに、切削の安定性も良好であった。
なお、以上は鋼板のトリミングの場合を示したが、これ
に限らずその他の材料の切削にも適用できることはいう
までもない。
に限らずその他の材料の切削にも適用できることはいう
までもない。
〈発明の効果〉
前述のとおり、この発明によれば、被切削物を切削位置
で湾曲させ、この湾曲部の被切削物端面をフライスカッ
ターで切削するようにしたため、比較的簡単な構成によ
り、１刃の接触域を広くでき、刃物寿命を著しく向上さ
せることができ、生産性の向上を図ることができる。ま
た、鋼板を湾曲させることにより鋼板の剛性を高めるこ
とができ、安定した切削が可能となる。
で湾曲させ、この湾曲部の被切削物端面をフライスカッ
ターで切削するようにしたため、比較的簡単な構成によ
り、１刃の接触域を広くでき、刃物寿命を著しく向上さ
せることができ、生産性の向上を図ることができる。ま
た、鋼板を湾曲させることにより鋼板の剛性を高めるこ
とができ、安定した切削が可能となる。
さらに、湾曲部の位置あるいはフライスカッターの切削
位置の少なくともいずれか一方を変動させることにより
、１刃の接触域をより拡大することができ、刃物寿命を
より向上させることができる。
位置の少なくともいずれか一方を変動させることにより
、１刃の接触域をより拡大することができ、刃物寿命を
より向上させることができる。
第１図、第２図は、この発明に係る端面加工方法を実施
する装置の概略を示す正面図、平面図、第６図はその変
形例を示す正面図、第４図、第５図は円錐形フライスカ
ッターを用いた場合を示す断面図、正面図、第６図、第
７図は従来の水平円筒形フライスカッタ一方式、傾斜円
筒形フライスカッタ一方式を示す概略図であり、（Ａ）
は平面図、（Ｂ）は正面図、第８図、第９図は従来の円
錐形フライスカッタ一方式を示す概略図であり、（Ａ）
は正面図、（Ｂ）は側面図、第１０図は酸洗ラインを示
す概略図である。 １．２・・円筒形フライスカッター ５・・円錐形フラ
イスカッター ４，５・・支持ロール６・・押えロール
７・・湾曲部 Ａ・・切削域 Ｂ・・接触域 Ｃ・・
切削位置 術 ３ 図
する装置の概略を示す正面図、平面図、第６図はその変
形例を示す正面図、第４図、第５図は円錐形フライスカ
ッターを用いた場合を示す断面図、正面図、第６図、第
７図は従来の水平円筒形フライスカッタ一方式、傾斜円
筒形フライスカッタ一方式を示す概略図であり、（Ａ）
は平面図、（Ｂ）は正面図、第８図、第９図は従来の円
錐形フライスカッタ一方式を示す概略図であり、（Ａ）
は正面図、（Ｂ）は側面図、第１０図は酸洗ラインを示
す概略図である。 １．２・・円筒形フライスカッター ５・・円錐形フラ
イスカッター ４，５・・支持ロール６・・押えロール
７・・湾曲部 Ａ・・切削域 Ｂ・・接触域 Ｃ・・
切削位置 術 ３ 図
Claims (2)
- （１）側面に多数の切刃を設けたフライスカッターによ
る鋼板の端面加工方法であって、 被切削物の鋼板を切削位置で湾曲させ、こ の湾曲部の被切削物の鋼板の端面をフライスカッターで
切削することを特徴とする鋼板の端面加工方法。 - （２）側面に多数の切刃を設けたフライスカッターによ
る鋼板の端面加工方法であって、 被切削物の鋼板を切削位置で湾曲させ、こ の湾曲部の位置あるいはフライスカッターの切削位置の
少なくともいずれか一方を変動させつつ、湾曲部の被切
削物の鋼板端面を切削することを特徴とする鋼板の端面
加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8089886A JPS62236613A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 鋼板の端面加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8089886A JPS62236613A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 鋼板の端面加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62236613A true JPS62236613A (ja) | 1987-10-16 |
Family
ID=13731181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8089886A Pending JPS62236613A (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 鋼板の端面加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62236613A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7150589B2 (en) | 2003-10-01 | 2006-12-19 | Greenlee Textron Inc. | Deburring tool |
-
1986
- 1986-04-08 JP JP8089886A patent/JPS62236613A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7150589B2 (en) | 2003-10-01 | 2006-12-19 | Greenlee Textron Inc. | Deburring tool |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10113815A (ja) | レーザ支援によるフライス削りの方法 | |
| KR880001498B1 (ko) | 대판(帶板)의 사이드트리밍방법 | |
| KR0139293B1 (ko) | 비결정질 강판의 적층체 전단-절단 장치 | |
| JPS62236613A (ja) | 鋼板の端面加工方法 | |
| US4031793A (en) | Band knife tooth shape | |
| JP2983118B2 (ja) | サイドトリミング装置 | |
| JPH01289697A (ja) | ペーパーカッタ | |
| US3587953A (en) | Method and apparatus for severing of metal band or metal plate | |
| CN109574488B (zh) | 一种刀轮 | |
| JP3199566B2 (ja) | トリミング時の刃物高速退避方法 | |
| JPS60201815A (ja) | 剪断加工方法 | |
| SU1293024A1 (ru) | Способ резани многослойного неметаллического материала и устройство дл его осуществлени | |
| JPH0121700Y2 (ja) | ||
| SU884887A2 (ru) | Дисковые ножницы | |
| JPS59161213A (ja) | サイドトリミング装置 | |
| JP2755832B2 (ja) | バリ除去装置 | |
| SU448920A1 (ru) | Нож дл резки заготовок | |
| SU1542709A1 (ru) | Способ разделени металлического материала | |
| JPS6389216A (ja) | 鋼帯のサイドトリミング装置 | |
| JPH0316202B2 (ja) | ||
| JPS55137822A (en) | Processing of edge portion of material to be processed and device therefor | |
| JPH033717A (ja) | 厚鋼板の剪断方法 | |
| SU1673310A1 (ru) | Способ обработки заготовки | |
| JPS6244305A (ja) | 帯板端面の切削方法 | |
| JPH01205912A (ja) | サイドトリミング方法 |