JPS638563A - 車輪回転速度検出装置 - Google Patents

車輪回転速度検出装置

Info

Publication number
JPS638563A
JPS638563A JP15217186A JP15217186A JPS638563A JP S638563 A JPS638563 A JP S638563A JP 15217186 A JP15217186 A JP 15217186A JP 15217186 A JP15217186 A JP 15217186A JP S638563 A JPS638563 A JP S638563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
rotor
fixed
axle hub
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15217186A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuharu Nakajima
康晴 中島
Norio Ito
則雄 伊藤
Koichi Ikushima
幸一 生島
Koichi Mine
功一 峯
Kunihiko Imahashi
今橋 邦彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP15217186A priority Critical patent/JPS638563A/ja
Publication of JPS638563A publication Critical patent/JPS638563A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は車輪回転速度検出装置に関するものであり、特
に、検出精度の向上に関するものである。
従来の技術 車両においては、車輪の回転速度を検出することが必要
な場合がある。アンチスキッド装置において車輪の回転
速度を検出する場合がその一例であり、この車輪回転速
度検出装置の一種に、(81円筒状を成し、軸方向の一
端部に歯部が形成されたロータと、(b)上記歯部の各
歯の通過゛を検出する検出器とを備えるものがある。ロ
ータは歯部が形成された側とは反対側の端部において、
アクスルハブに設けられた円形の嵌合部の外側に嵌合さ
れた状態でアクスルハブに固定され、そのアクスルハブ
に複数本のハブボルトにより固定された車輪と共に回転
するようにされる。特願昭60−271)1)号の明細
、書に記載されているように、嵌合部に嵌合された後、
その嵌合された部分が全周にわたってかしめられるので
ある。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このように全周をかしめることによりロータを
アクスルハブに固定した場合、アクスルハブへの車輪の
固定に伴って歯部に振れが生じ、検出器による検出ネn
度が低下する問題があった。
車輪は、タイヤを支持するホイールにおいて、ロータの
固定されたアクスルハブに複数本のハブボルトにより固
定されるのであるが、ハブボルトにハブナツトを螺合す
る際、アクスルハブがハブボルトに引っ張られて撓まさ
れるのに伴ってロータも撓まされ、歯部がロータ軸心に
対して接近し、あるいは遠ざかる振れが生ずるのである
。第22図は、ホイールを5本のハブボルトにより固定
したときにアクスルハブに生ずる歪を、隣接する2本ず
つのハブボルトの中間位置を基準(0)として周方向に
おいて測定した結果を示すグラフであり、符号Hで表す
ハブボルトが螺合された部分の歪が大きく、ハブボルト
の本数分周期的に歪が生ずることがわかる。また、第2
3図は、アクスルハブにホイールが固定される前と後と
におけるロータの歯の撮れをそれぞれ示すものであり、
ホイール固定後の方が振れが大きいことがわかる。そし
て、ロータの歯の振れは、検出器の出力電圧の変動とし
て現れ、歯の振れが大きいほど速度検出精度が低下する
こととなる。そのため、従来は歯部の振れをできる限り
小さくするために、歯部に切削または研削等を施すこと
が行われており、製造コストが増大する問題もあった。
さらに、ホイールの固定によるアクスルハブの歪の影響
を少なくするためにロータを剛性の高いものとしなけれ
ばならず、ロータが厚肉で重量の大きなものとなり、車
体を支えるばね下荷重が増大して乗心地が悪くなる問題
もあった。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記の問題を解決するために、前記(a)ロ
ータと、(′b)検出器とを備えた車輪回転速度検出装
置において、ロータの歯部が形成された側とは反対側の
端部を、360度をハブボルトの数で除した角度と等し
い角度を隔てて点在する部分のうち少なくとも2部分に
おいてアクスルハブに固定したものである。
本発明の望ましい態様においては、ロータの端部に、半
径方向に延び出す耳片が設けられ、その耳片においてロ
ータがアクスルハブに固定される。
また、本発明の別の望ましい態様においては、ロータの
他端部が、複数のハブボルトのうち隣接する2本ずつの
ハブボルトの中間位置においてアクスルハブの嵌合部に
固定される。
作用および効果 このようにロータをアクスルハブに部分的に固定すれば
、その固定された部分以外の部分においてはロータのア
クスルハブに対する微小な相対移動が許容されることと
なる。すなわち、車輪のアクスルハブへの固定に伴って
アクスルハブが撓まされる際、ロータのアクスルハブへ
の固定部はアクスルハブと共に変位するが、固定部以外
の部分はアクスルハブに対して相対移動し、固定部と同
方向にほぼ同量だけ変位することとなる。したがって、
ロータがアクスルハブの変形の影響を受けることが少な
くなり、歯部の振れが少なくなって検出器の出力電圧の
変動が小さくて済み、検出精度が向上する効果が得られ
る。
アクスルハブに車輪を固定した場合に生ずるアクスルハ
ブの歪は、螺合されるハブボルトの本数分周期的に現れ
ることは第22図のグラフから明らかであり、ロータを
ハブボルトの配設間隔と等しい間隔の部分で固定すれば
、アクスルハブの歪がほぼ同程度に現れる部分において
固定したこととなるのであり、歪が異なる大きさで現れ
る部分において固定する場合に比較して、ロータの歪が
小さくなるのである。
また、上記のようにアクスルハブの歪の影響が少なくな
れば、歯部に切削または研削等を施す必要がなくなり、
あるいは切削、研削代が小さくて済むこととなって、製
造コストを低減させ得る効果が得られる他、ロータの薄
肉、軽量化が可能となり、ばね下荷重が減少して乗心地
が向上する効果が得られる。
なお、検出器の検出精度が従来と同じ程度でもよい場合
には、ロータの加工精度をそれほど厳密に管理する必要
がなくなり、製造コストを低減させ得る効果が得られる
ロータが、半径方向に延び出た耳片においてアクスルハ
ブに固定される場合には、ロータのアクスルハブへの嵌
合と固定とが異なる部位において為されることとなり、
嵌合部にはロータを直径方向の位置決めを為し得る程度
に嵌合すればよ(、嵌合部におけるロータのアクスルハ
ブに対する自由度が増し、歯部の振れがより小さくて済
む効果が得られる。
また、第22図のグラフから明らかなように、アクスル
ハブの歪はハブボルトが螺合された部分の中間位置にお
いて最も小さいため、その部分においてロータをアクス
ルハブに固定し、アクスルハブが最も歪む部分において
はロータをアクスルハブに対して自由な状態とすれば、
アクスルハブの歪の影響を最も効果的に回避し得ること
となる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第4図は、制動がディスクブレーキにより為される車輪
に本発明の一実施例である車輪回転速度検出装置が取り
付けられた状態を示す図であり、図において10はアク
スルハブである。アクスルハブ10は、軸部12と、軸
部12の一端部から半径方向外向きに延び出させられた
フランジ部14とを備えて成り、軸部12においてステ
アリングナックル16により図示を省略するベアリング
を介して回転可能に支持されている。フランジ部14の
車両外側の面の中央部からボス部18が突出させられて
いる。そして、フランジ部14には、ディスクブーキ2
0およびディスクホイール22がボス部18に嵌合され
て直径方向に位置決めされるとともに、5本のハブボル
ト24にそれぞれハブナツト26が螺合されることによ
り固定されている。ハブボルト24はフランジ部14に
、その車両内側から外側に向かって等角度間隔(第1図
参照)で延び出すように圧入されており、これらにハブ
ナツト26が螺合されることにより、ディスクロータ2
0.ディスクホイール22がフランジ部14に固定され
ているのである。ディスクホイール22は図示しないタ
イヤと共に車輪を構成するものである。
上記アクスルハブ10のフランジ部14には、センサロ
ータ28が固定されている。センサロータ28は円筒状
を成し、軸方向の一端部には歯部30が形成される一方
、他端部においてフランジ部14の小径の嵌合部32に
大径部34に当接するまで圧入されている。センサロー
タ28は嵌合部32への圧入の後、固定されるのである
が、固定手段については後述する。
上記歯部30は、等間隔に形成された複数の歯36(第
2図および第3図参照)を備えており、その歯部30に
近接して検出器たる電磁ピックアップ38が設けられて
いる。電磁ピックアップ3日は、その検出子40が歯3
6と僅かな隙間を隔てて対向する状態となるように前記
ステアリングナックル16に取り付けられており、車両
走行時には、通過する歯36を検出してその歯故に比例
した周波数のパルス状信号を発生し、そのパルス状信号
に基づいて図示しない処理回路において車輪の回転速度
に変換されるようになっている。
センサロータ28は、嵌合部32に圧入された後、嵌合
部32に部分的にかしめられることによりアクスルハブ
10に固定されている。嵌合部32には、その外周面に
開口する円環状のかしめ溝42が形成されており、かし
めは、5本のハブボルト24のうち隣接する2本ずつの
ハブボルト24の中間位置においてそれぞれ行われる。
本実施例においてかしめは、第2図に示されるように、
高さh(センサロータ28の軸心方向における寸法)、
深さd (センサロータ28の半径方向における寸法)
9幅W(センサロータ28の周方向における寸法)がそ
れぞれ次の条件を満たすように為される。すなわち、 h≦0.5 X H ただし、H:嵌合部32の高さくセンサロータ28の軸
心方向における寸法) t:センサロータ28の肉厚 D:嵌合部32の直径 N:ハブボルトの数(本実施例においては5) 上記センサロータ28は、アクスルハブ10にディスク
ロータ20.ディスクホイール22が固定される前に嵌
合部32に圧入され、かしめにより固定されるのである
が、部分的にかしめられるのみであるため、ディスクロ
ータ20.ディスクホイール22が固定される際に生ず
るアクスルハブ10の歪の影響が小さくて済む。すなわ
ち、ディスクロータ20.ディスクホイール22をハブ
ボルト24によってフランジ部14に固定する場合、フ
ランジ部14はハブボルト24にハブナツト26が螺合
されるのに伴ってハブボルト24により引っ張られ、歪
が生ずるのであるが、センサロータ28は、そのかしめ
られた部分がフランジ部14と一体化されているのに対
し、かしめられていない部分においては嵌合部32に対
して相対移動することが可能であるため、アクスルハブ
10の歪の影響を受けることが少なくて済むのである。
その結果、第5図のグラフ(縦軸、横軸とも前記第23
図のグラフと同一尺度である)に振れが生じていない部
分を基準(0)として示されるように、歯36の撮れが
小さくて済むこととなり、電磁ピンクアンプ38の検出
精度が向上する効果が得られる。また、かしめは部分的
に行われるのみであるため、センサロータ28の嵌合部
に嵌合された部分の全周にわたってかしめる場合に比較
してかしめによるセンサロータ28自体の歪が小さくて
済み、この点からも歯36の振れが小さくて済む利点が
ある。
なお、上記実施例においては、かしめ溝42は円環状と
されていたが、嵌合部32の各ハブボルト24の中間位
置にそれぞれ独立した凹部を形成し、各凹部に対してか
しめを行うようにしてもよい。
また、上記実施例においては、センサロータ28は、フ
ランジ部14のハブボルト26が圧入された部分より外
側の部分に圧入され、固定されていたが、第6図に示さ
れるように、ハブボルト48より内側、すなわちアクス
ルハブ50の軸心側に位置するように固定してもよい。
アクスルハブ50の軸部52とフランジ部54との境界
には、軸部52より大径であるが、ハブボルト48の軸
心とアクスルハブ50の軸心との距離を半径とする円よ
り小径の嵌合部56が形成されており、センサロータ5
8は、嵌合部56に圧入されるとともに、前記実施例の
場合と同様に部分的にかしめられることにより嵌合部5
6に固定されている。
また、上記各実施例においては、センサロータ28.5
8はいずれもかしめによって嵌合部32゜56に固定さ
れるようになっていたが、第7図および第8図、第9図
および第10図、第1f図および第12図にそれぞれ示
されるように、かしめ以外の手段によって固定するよう
にしてもよい。
なお、以下に説明する固定手段による固定は、いずれも
前記実施例の場合と同様に、5本のハブボルトの各中間
位置において為されるものとする。
第7図および第8図は、センサロータ60がポンチによ
る押し込みによって嵌合部に固定された状態を示す図で
ある。62はアクスルハブのフランジ部であり、小径の
嵌合部64には、その外周面に開口する有底の小穴66
が5 fli、上記中間位置にそれぞれ形成されている
。そして、センサロータ60は嵌合部64に圧入された
後、小穴66に対応する部分がポンチにより小穴66内
に押し込まれることにより嵌合部64に固定されている
第9図および第10図には、センサロータ70が切り曲
げによって嵌合部に固定された状態を示す図である。セ
ンサロータ70には5個の切り曲げ部72が等角度間隔
に設けられる一方、アクスルハブのフランジ部74の小
径の嵌合部76には、切り曲げ部72が係合させられる
環状の係合?l178が形成されており、センサロータ
70は切り曲げ部72が係合溝78に係合させられるこ
とにより嵌合部76に固定されている。
第1)図および第12図は、センサロータ80が折り曲
げにより固定された状態を示す図である。
アクスルハブのフランジ部82は、車両内側の部分が大
径の嵌合部84とされる一方、センサロータ80の嵌合
部84に嵌合される端部の端縁には、軸心方向に延び出
す舌片86が5 ([等角度間隔に形成されており、セ
ンサロータ80は嵌合部84に、舌片86が各ハブボル
トの中間に位置するように圧入された後、舌片86が折
り曲げられて嵌合部84の肩面88に係合させられるこ
とにより嵌合部84に固定されている。
さらに、上記各実施例においては、センサロータはアク
スルハブの嵌合部に嵌合された部分において固定されて
いたが、耳片を設け、その耳片において固定するように
してもよい。
第13図および第14図に示されるセンサロータ90の
、アクスルハブ92の嵌合部94に圧入される側の端部
には、その軸心に直角に、かつ、半径方向内向きに延び
出す耳片96が等角度間隔に5個設けられている。耳片
96は、その中心部にボルト挿通穴が設けられるととも
に、その板面が、センサロータ90の嵌合部94に圧入
される端部の端面より僅かに歯部98が形成された側に
位置するように設けられており、センサロータ90が嵌
合部94に圧入された状態において嵌合部94の端面に
着座する状態となるようにされている。嵌合部94は、
前記第1図および第2図に示された実施例と同様に、軸
部100から半径方向外向きに延び出させられた段付状
のフランジ部102の小径部を成し、フランジ部102
の5本のハブボルト104が圧入された部分の各中間位
置にそれぞれ雌ねじ穴が設けられている。そして、セン
サロータ90は嵌合部94に、耳片96のポルト挿通穴
が上記雌ねじ穴と一致するように圧入されて直径方向に
位置決めされた後、ポルト挿通穴を通って上記雌ねじ穴
にボルト106が螺合されることによりアクスルハブ9
2に固定されている。
上記のようにしてアクスルハブ92に固定されるセンサ
ロータ90においては、アクスルハブ92からセンサロ
ータ90への回転の伝達は耳片96において為されるた
め、嵌合部94へは直径方向に位置決めされる程度に圧
入すればよく、嵌合部におけるセンサロータ90のアク
スルハブ92に対する相対移動を容易にすることができ
る。したがって、アクスルハブ92へのディスクロータ
ディスクホイールの固定に伴ってアクスルハブ92が歪
むとき、センサロータ90が受ける影響はより少なくて
済み、第15図に示されるように、歯部98の振れが更
に少なくて済む。また、このようにセンサロータ90を
アクスルハブ92にボルトにより固定するようにすれば
、そのボルトを外すことによりセンサロータ90を取り
外すことができ、センサロータの交換を容易に行い得る
利点がある。
また、上記実施例において耳片96はセンサロータ90
の半径方向内向きに設けられていたが、第16図および
第17図に示されるように、耳片108をセンサロータ
1)0の端面から半径方向外向きに延び出すように設け
てもよい。本センサロータ1)0が固定されるアクスル
ハブ1)2のフランジ部1)4もまた段付状を成し、車
両内側に設けられた小径部が嵌合部1)6とされている
が、大径部1)8の嵌合部1)6より外側の部分には、
フランジ部1)4に圧入されたハブボルト120と対応
する位置にそれぞれ雌ねじ穴が形成されている。そして
、センサロータ1)0が嵌合部1)6に、耳片108に
設けられたポルト挿通穴と上記雌ねじ穴とが一致する状
態で嵌合されたとき、耳片108は大径部1)8に着座
する状態となり、その状態において耳片108を通って
ボルト122が螺合されることにより、センサロータ1
)0がアクスルハブ1)2に固定されている。
本実施例においては、センサロータ1)0は、ディスク
ロータ等がアクスルハブ1)2に固定される位置と同じ
位置においてアクスルハブ1)2に固定されているので
あり、このようにしてもセンサロータ1)0の歪が少な
くて済み、歯の振れは少なくて済む。
さらに、上記第13図および第14図に示された実施例
においては、センサロータ90の嵌合部94に嵌合され
る部分が周方向の複数箇所において切れていたが、第1
8図および第19図に示されるように、耳片126が設
けられる部分においても切れないようにすることも可能
である。センサロータ128の、アクスルハブ130の
嵌合部132に嵌合される側の端部の5箇所には、上記
端部から軸方向にそれぞれ延び出させられた延出部が設
けられ、その延出部がセンサロータ128の内周面に重
なるように反転させられた上、その先端部が更にセンサ
ロータ128の中心に向かって直角に折り曲げられて重
なり部134と耳片126とを形成している。センサロ
ータ128の重なり部134と重なる部分は、ロータ外
方へ膨出させられて重なり部134を収容する凹部を形
成しており、それによって重なり部134の内側面がセ
ンサロータ128の他の部分の内周面と一致した状態と
なるようにされている。したがって、センサロータ12
8は耳片126が形成された部分においても切れること
なく、嵌合部132に強固に嵌合され得ることとなる。
また、第20図および第21図に示されるように、セン
サロータ140のアクスルハブ142に固定される側の
端部に、その軸心に直角な底部146を設けてもよい。
底部146の外周部には等角度間隔で5個の切り曲げ部
148が形成されている。各切り曲げ部148は、底部
146の幅W。
長さaの矩形の部分がそれぞれ切り曲げられることによ
り、センサロータ140の周壁に続いて歯部152が形
成された側とは反対側に延び出すように形成されており
、センサロータ140は、切り曲げ部148がハブボル
ト150と同じ位置に位置するように嵌合部144に嵌
合された後、かしめられることにより固定されている。
前記第13図ないし第19図に示された各実施例におい
ては、センサロータはいずれもボルトにより固定される
ものとしたが、スポット溶接等により固定するようにし
てもよい。
また、上記第1図ないし第19図に基づいて詳記した各
実施例においては、センサロータはいずれもハブボルト
の数と同数の5箇所においてアクスルハブに固定される
ようになっていたが、ハブボルトの数と同数に限らず、
360度をハブボルトの個数で割った角度を隔てて点在
する部分のうち、少なくとも2部分、望ましくは3部分
以上において固定すればよい。
また、上記各実施例においては、センサロータは、ハブ
ボルトと同じ位置か、あるいは隣接する2本ずつのハブ
ボルトの中間位置においてアクスルハブに固定されるよ
うになっていたが、360度をハブボルトの個数で割っ
た角度を隔てて点在する位置であれば、上記2種類の位
置に限らず、他の位置において固定してもよい。それら
の位置においては、ホイール固定時におけるアクスルハ
ブの変形量がほぼ同じであるからである。
その他、いちいち例示することはしないが、当業者の知
識に基づいて種々の変形、改良を施した態様で本発明を
実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である車輪回転速度検出装置
のセンサロータがアクスルハブに取り付けられた状態を
示す側面図であり、第2図は上記センサロータのアクス
ルハブへの固定部を拡大して示す正面断面図である。第
3図は上記センサロータの一部を拡大して示す正面図で
ある。第4図は上記車輪回転速度検出装置が取り付けら
れた車輪の要部を示す正面断面図である。第5図は上記
センサロータの歯のディスクホイール組付は後における
振れを示すグラフである。第6図はセンサロータが上記
センサロータとは別の態様でアクスルハブに固定された
状態を示す正面図(一部所面)である。第7図および第
8図、第9図および第10図、第1)図および第12図
は、センサロータがそれぞれ異なる手段でアクスルハブ
に固定された状態の要部を取り出して示す正面断面図お
よび正面図である。第13図は耳片を備えたセンサロー
タがアクスルハブに固定された状態を示す側面図であり
、第14図はその正面断面図である。 第15図は第13図および第14図に示されるセンサロ
ータの歯の振れを示すグラフである。第16図は上記耳
片とは別の耳片を備えたセンサロータがアクスルハブに
固定された状態を示す側面図であり、第17図はその正
面図(一部断面)である。第18図は上記耳片とは更に
別の耳片を備えたセンサロータがアクスルハブに固定さ
れた状態を示す側面図であり、第19図はその正面断面
図である。第20図は本発明の更に別の実施例である車
輪回転速度検出装置のセンサロータがアクスルハブに固
定された状態を示す(1)1面図であり、第21図はそ
の正面図(一部断面)である。第22図はホイールが固
定された状態におけるアクスルハブの歪を示すグラフで
ある。第23図は従来の車輪回転速度検出装置における
センサロータの、アクスルハブへのホイール固定前と固
定後とにおける歯の振れを示すグラフである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒状を成し、軸方向の一端部の周縁に歯部が形
    成される一方、他端部においてアクスルハブに設けられ
    た円形の嵌合部の外側に嵌合された状態でアクスルハブ
    に固定され、そのアクスルハブに複数本のハブボルトに
    より固定された車輪と共に回転するロータと、 前記歯部の各歯の通過を検出する検出器と を備えた車輪回転速度検出装置において、 前記ロータの他端部を、360度を前記ハブボルトの数
    で除した角度と等しい角度を隔てて点在する部分のうち
    少なくとも2部分において前記アクスルハブに固定した
    ことを特徴とする車輪回転速度検出装置。
  2. (2)前記ロータの他端部に、半径方向に延び出す耳片
    が設けられ、その耳片においてロータが前記アクスルハ
    ブに固定されている特許請求の範囲第1項記載の車輪回
    転速度検出装置。
  3. (3)前記ロータの他端部が、前記複数のハブボルトの
    うち隣接する2本ずつのハブボルトの中間位置において
    前記アクスルハブの前記嵌合部に固定されている特許請
    求の範囲第1項記載の車輪回転速度検出装置。
JP15217186A 1986-06-28 1986-06-28 車輪回転速度検出装置 Pending JPS638563A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15217186A JPS638563A (ja) 1986-06-28 1986-06-28 車輪回転速度検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15217186A JPS638563A (ja) 1986-06-28 1986-06-28 車輪回転速度検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS638563A true JPS638563A (ja) 1988-01-14

Family

ID=15534589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15217186A Pending JPS638563A (ja) 1986-06-28 1986-06-28 車輪回転速度検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS638563A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60150104A (ja) * 1984-01-17 1985-08-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 板取切断システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60150104A (ja) * 1984-01-17 1985-08-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 板取切断システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1006290A1 (en) Wheel bearing assembly with brake rotor
JPH0237065A (ja) 自動車のアンチロックブレーキ装置用の転がり軸受ユニット
JP4813889B2 (ja) 従動輪用ハブユニット
JPS638563A (ja) 車輪回転速度検出装置
JPS638564A (ja) 車輪回転速度検出装置
JP4699977B2 (ja) 車輪軸受装置
JP2001315503A (ja) ハブユニット
KR102624585B1 (ko) 톤휠 및 톤휠 장착부 구조가 개선된 휠베어링
JP2604276Y2 (ja) 回転速度検出センサ付き転がり軸受ユニット
JPH0512339U (ja) 車両のホイール回転数検出装置
JP3666556B2 (ja) 車軸用軸受装置
JP2659549B2 (ja) 車軸軸受の回転数検出装置
CN217259409U (zh) 车桥总成和车辆
JP3306918B2 (ja) 車輪の回転速度検出装置
CN211701755U (zh) 轮毂组件和电动汽车
JP3574201B2 (ja) 車軸用軸受装置
JP2001105807A (ja) ブレーキロータおよびそれを具備した車輪軸受装置
JP3353780B2 (ja) 自動車用の回転検出器付車輪用軸受組立体
JP3022486B2 (ja) 回転速度検出装置付き車両回転体
JP3104693B2 (ja) 自動車用の軸受組立体
JP2007038740A (ja) ハブユニット取付構造
JP3344380B2 (ja) 回転速度検出用ハブユニット
JPH0826084A (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
JPH08188006A (ja) 車軸用軸受装置
JPH08296634A (ja) 車軸用軸受装置