JP3574201B2 - 車軸用軸受装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、主として自動車に使用されるアンチロックブレーキセンサを内蔵した車軸用軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の車軸用軸受装置として、従来から使用されているものの一例を図8及び図9に示す。図示のように、軸受1は外輪2と、この外輪2の内側に複数の転動体3を介して回動自在に設けられた内輪4とから成る。各転動体3は保持器5により保持されている。
【0003】
内輪4の内径面にはアクスルシャフト6が圧入されている。外輪2の外周には車体にボルト止めされるフランジ7が設けられ、アクスルシャフト6の一端部には車輪が取り付けられるフランジ8が設けられている。アクスルシャフト6の他端部には外周が六角形のナット9がねじ込まれており、このナット9と前記フランジ8とで内輪4を締めつけることにより、軸受1に対するアクスルシャフト6の軸方向への移動を抑止すると共に、内輪4とアクスルシャフト6とを一体に回転させるようになっている。ナット9は、磁性材料である鋼により形成されている。
【0004】
ナット9の外側には、内輪4と共に回転するパルスリング10が設けられており、このパルスリング10の一側面にはパルス歯列11が放射状に形成されている。外輪2の一側にはケース12が嵌められ、このケース12には電磁センサ13が設けられている。電磁センサ13の先端部は前記パルス歯列11に対向しており、電磁センサ13とパルス歯列11との間で発生する出力信号のピッチを読み取ることによりパルスリング10の回転数を検出し、車輪の回転速度を算出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような車軸用軸受装置では、ナット9の外周が六角形であるため、ナット9の回転に伴い、ナット9の外周と電磁センサ13との間の距離が変動し、図10に示すように、電磁センサ13の出力波形にうねりが生じる。その結果、出力信号のピッチ読み取り時に誤差が生じ、車輪の正確な回転速度を算出できなくなることがあった。
【0006】
そこで、この発明は、ナットの影響を受けることなく、車輪の正確な回転速度を算出できる車軸用軸受装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明は、外輪と内輪の間に転動体を設けた軸受でアクスルシャフトを回動自在に支持し、前記内輪とアクスルシャフトとをアクスルシャフトの端部にねじ込まれた外周が多角形のナットで締めつけ、そのナットの外側に内輪と共に回転するパルスリングを設け、そのパルスリングの側面に形成されたパルス歯列に対向する電磁センサによりパルスリングの単位時間当たりの回転数を検出する車軸用軸受装置において、前記ナットに外周が円形のキャップを被せ、そのキャップを磁性材料から形成した構成を採用したのである。
【0008】
また、前記ナットの外周に形成した切欠部に、キヤップの内径面に設けた径方向に突出する突片を係合させてもよい。
【0009】
【作用】
この発明に係る車軸用軸受装置では、ナットに被せたキャップにより、ナットの回転に伴う電磁センサへの影響が遮断されると共に、キャップの外周と電磁センサとの距離が常に一定に保たれるため、電磁センサの出力波形のうねりが抑制される。
【0010】
【実施例】
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
なお、先に述べた図8に示す従来例と同一の部品には、同一の符号を付して説明を省略する。
【0011】
図1及び図2に示すように、ナット9には磁性材料から形成されたキャップ20が被せられている。キャップ20はナット9の外周を覆う円筒部21の一側にナット9の端面に回り込むフランジ部22が連設されたものである。
【0012】
なお、キャップ20は、図3に示すように、円筒部21だけから成るものであってもよい。
【0013】
ナット9の外周には切欠部23が形成され、この切欠部23にキヤップ20の内径面に設けられた径方向に突出する突片24が係合することにより、ナット9にキャップ20が固定されている。
【0014】
切欠部23に突片24を係合させるには、図4に示すように、キヤップ20を弾性変形させながらナット9に被せる。
【0015】
また、図5に示すように、キヤップ20に予め軸方向に突出する突片24を形成しておき、ナット9にキヤップ20に被せた後、突片24を切欠部23に打ち込んでカシメてもよい。
【0016】
上記のような車軸用軸受装置では、ナット9の回転に伴う電磁センサ13へ影響がキャップ20により遮断されると共に、キャップ20が回転しても、キャップ20の外周と電磁センサ13との距離は常に一定に保たれる。その結果、電磁センサ13の出力波形は、図6に示すように、うねりが抑制され、図7に示すナット9がない場合の出力波形とほぼ同等になり、出力信号のピッチ読み取り時における誤差が抑制される。
【0017】
【効果】
この発明によると、以上のように、外周が六角形のナットに外周が円形のキャップを被せ、そのキャップを磁性材料から形成したので、ナットの回転に伴う電磁センサへの影響が遮断されると共に、キャップの外周と電磁センサとの距離が常に一定に保たれ、電磁センサの出力波形のうねりが抑制される。
【0018】
従って、出力信号のピッチ読み取り時における誤差が抑制され、車輪の正確な回転速度を算出することができるので、アンチロックブレーキシステムの誤作動が防止され、安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断正面図
【図2】同上のナットとキャップの係合状態を示す断面図
【図3】キャップの他の実施例を示す一部縦断正面図
【図4】弾性変形によるキャップのナットへの嵌め込み状態を示す図
【図5】(a)はカシメ前の突片を有するキャップを示す図
(b)は(a)のキャップのナットへの嵌め込み状態を示す図
【図6】実施例の電磁センサの出力波形を示す図
【図7】ナットなしの場合の電磁センサの出力波形を示す図
【図8】従来例の縦断正面図
【図9】同上の要部縦断側面図
【図10】同上の電磁センサの出力波形を示す図
【符号の説明】
1 軸受
2 外輪
3 転動体
4 内輪
6 アクスルシャフト
9 ナット
10 パルスリング
11 パルス歯列
13 電磁センサ
20 キャップ
Claims (2)
- 外輪と内輪の間に転動体を設けた軸受でアクスルシャフトを回動自在に支持し、前記内輪とアクスルシャフトとをアクスルシャフトの端部にねじ込まれた外周が多角形のナットで締めつけ、そのナットの外側に内輪と共に回転するパルスリングを設け、そのパルスリングの側面に形成されたパルス歯列に対向する電磁センサによりパルスリングの単位時間当たりの回転数を検出する車軸用軸受装置において、前記ナットに外周が円形のキャップを被せ、そのキャップを磁性材料から形成したことを特徴とする車軸用軸受装置。
- 前記ナットの外周に形成した切欠部に、キヤップの内径面に設けた径方向に突出する突片を係合させた請求項1に記載の車軸用軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00375795A JP3574201B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 車軸用軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00375795A JP3574201B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 車軸用軸受装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08188005A JPH08188005A (ja) | 1996-07-23 |
| JP3574201B2 true JP3574201B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=11566062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00375795A Expired - Fee Related JP3574201B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 車軸用軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3574201B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5415773B2 (ja) * | 2009-01-09 | 2014-02-12 | Ntn株式会社 | 車輪用軸受装置 |
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1995
- 1995-01-13 JP JP00375795A patent/JP3574201B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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| JPH08188005A (ja) | 1996-07-23 |
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