JPS638378Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS638378Y2 JPS638378Y2 JP1982073990U JP7399082U JPS638378Y2 JP S638378 Y2 JPS638378 Y2 JP S638378Y2 JP 1982073990 U JP1982073990 U JP 1982073990U JP 7399082 U JP7399082 U JP 7399082U JP S638378 Y2 JPS638378 Y2 JP S638378Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engaging
- wall
- shoulder
- shoulder body
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 12
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、まほうびん等の容器における胴体と
肩体との取付構造に関するものである。一般にま
ほうびん等の容器においては、略円筒状の胴体の
上部に注入口及び注出口を設けた肩体が取りつけ
られている。従来胴体と肩体とを取りつける際に
は、ビスで取りつけられることが多かつたのであ
るが、部品点数が多くなると共に取りつけに手間
がかかつていた。而して本考案はビスなどを使用
することなく着脱自在に接合することができ、且
つ接合強度も充分に大きい胴体と肩体との取付構
造を提供することを目的とするものである。
肩体との取付構造に関するものである。一般にま
ほうびん等の容器においては、略円筒状の胴体の
上部に注入口及び注出口を設けた肩体が取りつけ
られている。従来胴体と肩体とを取りつける際に
は、ビスで取りつけられることが多かつたのであ
るが、部品点数が多くなると共に取りつけに手間
がかかつていた。而して本考案はビスなどを使用
することなく着脱自在に接合することができ、且
つ接合強度も充分に大きい胴体と肩体との取付構
造を提供することを目的とするものである。
第１図は本考案により組立てたまほうびんを示
すものであつて、胴体１の上部に肩体２が取りつ
けられており、該肩体２の中央には注入口３が開
口しており、側部には注出口４が設けられ、注入
口３は栓５で密閉されている。胴体１内には中び
ん６が収納され、該中びん６の上端は前記肩体２
の注入口３の内側に圧接せしめられている。７は
肩体２と胴体１とに取りつけられた把手である。
すものであつて、胴体１の上部に肩体２が取りつ
けられており、該肩体２の中央には注入口３が開
口しており、側部には注出口４が設けられ、注入
口３は栓５で密閉されている。胴体１内には中び
ん６が収納され、該中びん６の上端は前記肩体２
の注入口３の内側に圧接せしめられている。７は
肩体２と胴体１とに取りつけられた把手である。
第２図及び第３図は、本考案の一実施例を示す
ものであつて、胴体１の上部内周面に適宜の数
（この実施例においては４つ）の係合突片８が突
設されている。該係合突片８は、胴体１の内面に
沿つて周方向に延びる突条９と、該突条９の一端
部の頂面から胴体１の中心に向つて突出し且つ下
方に垂下する抱持壁１０とよりなり、さらにこの
実施例においては２つの係合突片８には、抱持壁
１０の端末と胴体１の内面との間にストツパー１
１が形成されている。
ものであつて、胴体１の上部内周面に適宜の数
（この実施例においては４つ）の係合突片８が突
設されている。該係合突片８は、胴体１の内面に
沿つて周方向に延びる突条９と、該突条９の一端
部の頂面から胴体１の中心に向つて突出し且つ下
方に垂下する抱持壁１０とよりなり、さらにこの
実施例においては２つの係合突片８には、抱持壁
１０の端末と胴体１の内面との間にストツパー１
１が形成されている。
一方肩体２の外壁１２の下端には係合爪１３が
垂設されている。該係合爪１３は、肩体２の外壁
１２の下端縁から垂下する基部１４と、該基部１
４から周方向に延びる係合部１５とよりなる略Ｌ
字状をなしており、肩体２の外壁１２と係合部１
５との間には、一方が基部１４で閉じられ他方が
開いたスリツト１６が形成されている。又肩体２
の外壁１２と内壁１７との間には補強リブ１８が
設けられており、この補強リブ１８の下部は外壁
１２の内面に沿つて垂下し、前記スリツト１６の
内側に架設され、前記係合部１５の中央部にまで
到らしめられている。
垂設されている。該係合爪１３は、肩体２の外壁
１２の下端縁から垂下する基部１４と、該基部１
４から周方向に延びる係合部１５とよりなる略Ｌ
字状をなしており、肩体２の外壁１２と係合部１
５との間には、一方が基部１４で閉じられ他方が
開いたスリツト１６が形成されている。又肩体２
の外壁１２と内壁１７との間には補強リブ１８が
設けられており、この補強リブ１８の下部は外壁
１２の内面に沿つて垂下し、前記スリツト１６の
内側に架設され、前記係合部１５の中央部にまで
到らしめられている。
而して、肩体２を胴体１の上部に嵌合して回転
させることにより、係合突片８がスリツト１６に
嵌合して係合突片８と係合爪１３の係合部１５と
が係合し、さらに抱持壁１０が係合部１５の先端
部に覆いかぶさつてこれを抱持し、肩体２が胴体
１に取り付けられるのである。ところで、まほう
びんにおいては、胴体１内に中びん６が収納され
ているが、この中びん６は上端を肩体２で支え下
から底部材で締め上げて保持されている。そのた
め肩体２には常時上方に向う力が加わつている。
従つて単純に係合突片８と係合爪１３とを係合し
たゞけでは、係合爪１３の係合部１５が片持ちの
状態で荷重を支えることとなり、経時的にクリー
プを起こして中びん６にガタが生じたり係合爪１
３が破損するおそれがある。本考案においては、
肩体２の外壁１２から係合爪１３の係合部１５に
かけてその内面リブ１８を架設したので、係合部
１５は荷重を両持ちで支えることになり、変形し
たり破損したりすることがない。また本考案にお
いては、係合突片８に抱持壁１０を設け、係合突
片８と係合爪１３とが係合した時にこの抱持壁１
０と胴体１の内面との間に係合部１５の先端部を
抱持せしめているので、係合部１５が肩体２の外
壁１２の径方向に変形することをも防止すること
ができ、長期間に亘つて安定した係合状態を保持
することができる。
させることにより、係合突片８がスリツト１６に
嵌合して係合突片８と係合爪１３の係合部１５と
が係合し、さらに抱持壁１０が係合部１５の先端
部に覆いかぶさつてこれを抱持し、肩体２が胴体
１に取り付けられるのである。ところで、まほう
びんにおいては、胴体１内に中びん６が収納され
ているが、この中びん６は上端を肩体２で支え下
から底部材で締め上げて保持されている。そのた
め肩体２には常時上方に向う力が加わつている。
従つて単純に係合突片８と係合爪１３とを係合し
たゞけでは、係合爪１３の係合部１５が片持ちの
状態で荷重を支えることとなり、経時的にクリー
プを起こして中びん６にガタが生じたり係合爪１
３が破損するおそれがある。本考案においては、
肩体２の外壁１２から係合爪１３の係合部１５に
かけてその内面リブ１８を架設したので、係合部
１５は荷重を両持ちで支えることになり、変形し
たり破損したりすることがない。また本考案にお
いては、係合突片８に抱持壁１０を設け、係合突
片８と係合爪１３とが係合した時にこの抱持壁１
０と胴体１の内面との間に係合部１５の先端部を
抱持せしめているので、係合部１５が肩体２の外
壁１２の径方向に変形することをも防止すること
ができ、長期間に亘つて安定した係合状態を保持
することができる。
リブ１８は、肩体２の外壁１２の下部から係合
部１５にかけて設けられているだけで良いのであ
るが、肩体２の外壁１２と内壁１７との間に設け
た補強リブ１８を延設することにより、構造が簡
単で成型も容易となる。又外壁１２と内壁１７と
の間に補強リブ１８を設けることにより、肩体２
全体が補強され、変形しにくいものとなる。さら
にこの考案は、底部材と胴体との係合にも応用で
き、底部材も同様にして補強したものを使用すれ
ば、胴体１が補強された肩体及び底部材で両端を
補強されることとなり、胴体１の肉厚が薄くても
変形が防止される。
部１５にかけて設けられているだけで良いのであ
るが、肩体２の外壁１２と内壁１７との間に設け
た補強リブ１８を延設することにより、構造が簡
単で成型も容易となる。又外壁１２と内壁１７と
の間に補強リブ１８を設けることにより、肩体２
全体が補強され、変形しにくいものとなる。さら
にこの考案は、底部材と胴体との係合にも応用で
き、底部材も同様にして補強したものを使用すれ
ば、胴体１が補強された肩体及び底部材で両端を
補強されることとなり、胴体１の肉厚が薄くても
変形が防止される。
第１図は本考案を適用したまほうびんの、主要
部を断面で示した側面図である。第２図及び第３
図は本考案により肩体と胴体とを結合した状態を
示すものであつて、第２図は第３図における−
断面図、第３図は第２図における−線に沿
つた中央縦断面図である。 １……胴体、２……肩体、８……係合突片、１
０……抱持壁、１２……外壁、１３……係合爪、
１４……基部、１５……係合部、１８……補強リ
ブ。
部を断面で示した側面図である。第２図及び第３
図は本考案により肩体と胴体とを結合した状態を
示すものであつて、第２図は第３図における−
断面図、第３図は第２図における−線に沿
つた中央縦断面図である。 １……胴体、２……肩体、８……係合突片、１
０……抱持壁、１２……外壁、１３……係合爪、
１４……基部、１５……係合部、１８……補強リ
ブ。
Claims (1)
- 胴体上部内周面に適宜の数の係合突片を突設す
る一方、肩体の外壁の下端に係合爪を垂設し、前
記係合突片と係合爪とを係合して胴体上部に肩体
を固定した容器において、前記係合爪を肩体の外
壁の下端縁から垂下する基部と該基部から周方向
に延びる係合部とよりなるＬ字状となし、肩体の
外壁の内面から係合部の中央部にかけてリブを架
設し、一方前記係合突片の一端部頂面から抱持壁
を垂下せしめ、当該係合突片と前記係合爪との係
合時に、抱持壁と胴体内面との間に係合爪の係合
部の先端部を抱持せしめたことを特徴とする、容
器における胴体と肩体との取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7399082U JPS58174038U (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 容器における胴体と肩体との取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7399082U JPS58174038U (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 容器における胴体と肩体との取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58174038U JPS58174038U (ja) | 1983-11-21 |
| JPS638378Y2 true JPS638378Y2 (ja) | 1988-03-14 |
Family
ID=30083469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7399082U Granted JPS58174038U (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 容器における胴体と肩体との取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58174038U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5031993U (ja) * | 1973-07-16 | 1975-04-08 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5938196Y2 (ja) * | 1980-09-29 | 1984-10-24 | 象印マホービン株式会社 | まほうびん |
-
1982
- 1982-05-19 JP JP7399082U patent/JPS58174038U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5031993U (ja) * | 1973-07-16 | 1975-04-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58174038U (ja) | 1983-11-21 |