JPH0338106Y2 - - Google Patents

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JPH0338106Y2
JPH0338106Y2 JP1985001680U JP168085U JPH0338106Y2 JP H0338106 Y2 JPH0338106 Y2 JP H0338106Y2 JP 1985001680 U JP1985001680 U JP 1985001680U JP 168085 U JP168085 U JP 168085U JP H0338106 Y2 JPH0338106 Y2 JP H0338106Y2
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JP
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band
cylinder part
outer diameter
fitted
hole
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、把手付き合成樹脂製容器に係る。
「従来の技術」 例えば、実開昭55−78138号公報の第1図から
第3図に示された容器は、合成樹脂製の容器体
と、該容器体に取付けた把手と、容器体胴部に締
付けたバンドとからなり、容器体は、胴部上端か
ら肩部を介して口頚部を起立している。また、把
手は、容器体口頚部の上部に嵌合させた注出筒部
後面から握持部を垂下すると共に、該握持部の後
面下部に突起を付設し、上記注出筒部の上端面を
閉塞した蓋体部後部と握持部上部とを紐部で連結
している。更に、バンドは、一端部と他端部とに
穿設した小透孔に上記突起に嵌合させて、胴部外
面に締付けた状態を保持するよう形成している。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来例の容器は、口頚部外面に嵌合させた
注出筒部と、胴部の下部外面に締付けたバンドに
よつて、把手の上下両部を容器体の上下両部に連
結させており、そのため、把手を使用して容器を
持上げた際に、それ等注出筒部とバンドとに大き
な負担が掛かることになるが、注出筒部は、口頚
部上部に浅く嵌合させただけであるため外れ易
く、また、ベルトは、その両端部に穿設した透孔
に突起を嵌合させるようにしているから、特に容
器の容量が大であると、収容液の重量に耐え切れ
ずに、突起が透孔から外れる虞がある。
本案は、そのような欠点を解消することを目的
とする。
「課題を解決するための手段」 上下方向中間部を大外径に、かつ上部を小外径
化した胴部10を有し、該胴部の中間部に下向き
段部16を周設すると共に、該胴部の上端部から
上向き段部を介して嵌合筒部8を起立し、該嵌合
筒部上端から該嵌合筒部よりも小外径の口頚部2
を起立して、該口頚部の中間下方部分に上記嵌合
筒部8外径よりも小外径の外向きフランジ17を
付設した合成樹脂製の容器体1と、上記上向き段
部に下端面を載置させて嵌合筒部8外面へ下方筒
部分を嵌合させ、かつ上端筒部分内面に周設した
溝の底面で外向きフランジ17の外周部下面を支
持させて該溝内へ外向きフランジ外周部を嵌合さ
せたリング3の後面から握持部4を垂下した把手
9と、上記下向き段部16下面へ上面を係合させ
て容器体胴部10外面を締付けるバンド12とか
らなり、上記握持部4の後面下部には、上下に離
間させて横方向に挟時用の突条6,6を付設し、
それ等突条間の握持部4部分から先端部膨大部と
した止め軸7を後方へ突出しておき、更に、バン
ド12は、該バンドの一端近接部分に穿設した透
孔に上記止め軸7を貫通させて該バンド部分を上
記突条6,6間へ嵌合させると共に、該嵌合部分
側のバンド端部からバンド巾より小巾でかつ可撓
性ある折り戻し部14を突出し、バンド他端部に
穿設した通し孔15に折り戻し部14を挿通させ
て該折り戻し部先端部に穿設した透孔13に上記
止め軸7を嵌合させ、該止め軸の膨大部外周を透
孔13の外周部後面へ係合させた。
「作用」 上記にて、把手9を取付けるには、リング3を
容器体1の口頚部2下部外面に嵌合させ、つぎ
に、バンド12の折り戻し部14側の端部近くを
挟持用の突条6,6間に押込んで介挿挟持させ、
かつこのバンド部分に穿設した透孔に止め軸7を
貫通させる。この状態にて、第2図鎖線のように
小巾の折り戻し部14をバンド2他端の通し孔1
5を通して折り戻し、その先端部の透孔13を止
め軸7の突端部に嵌着させる。この場合バンド1
2と折り戻し部14の長さ寸法を適当に選定する
ことによりバンドは胴部10に固めに締着でき、
従つて把手9下端も安定的に取付けられる。
「実施例」 1は、合成樹脂製の容器体である。該容器体
は、上下中間部を大外径に、かつ上部を小外径化
した胴部10を有し、該胴部の中間部に下向き段
部16を周設している。胴部10の上端部から
は、上向き段部を介して嵌合筒部8を起立し、該
嵌合筒部上端から、該嵌合筒部よりも小外径の口
頚部3を起立する。該口頚部の中間部下方部分に
は、上記嵌合筒部8の外径よりも小外径の外向き
フランジ17を付設しておく。
上記容器体には、把手9を取付ける。該把手
は、リング3の後面から握持部4を垂下するもの
で、リング3は、その下部内径を既述嵌合筒部8
の外径とほぼ同径とし、かつ高さを既述上向き段
部上面から外向きフランジ17上面までにほぼ等
しくし、また、リング3の筒部上端内面に内方お
よび上方開口の溝を周設し、リング3の下端を上
向き段部上面へ載置させて嵌合筒部8外面へリン
グの下方筒部を嵌合させたとき、上記溝底面が外
向きフランジ17外周部下面を支持し、かつ、溝
内に外向きフランジ外周部が嵌合するよう設けて
いる。また、上記握持部4の後面下部には、上下
に離間させて横方向に挟持用の突条6,6を付設
し、それ等突条間の握持部4部分から、先端部を
膨大部とした止め軸7を後方へ突出している。
尚、18は、握持部補強用のリブである。
上記容器体胴部10外面には、既述下向き段部
16下面に係合させて合成樹脂製のバンドを締付
けしている。該バンドは、その一端近接部分に穿
設した透孔に既述止め軸7を貫通させて、該バン
ド部分を既述突条6,6間へ嵌合させ、また、該
嵌合部分側のバンド端部からバンド巾より小巾で
かつ可撓性ある折り戻し部14を突出している。
該折戻し部は、その先端部に透孔13を穿設し、
かつその基端部に肉薄部19を形成して容易に弾
性屈曲させることができるよう形成している。ま
た、バンド12の他端部には、通し孔15を穿設
し、該通し孔に折り戻し部14を挿通させ、さら
に、透孔13に既述止め軸7を嵌合させ、該止め
軸の膨大部外周を透孔13の外周部後面に係合さ
せている。
「考案の効果」 本案は、上記構成とするものであり、容器体胴
部の上端から上向き段部を介して嵌合筒部8を起
立し、該嵌合筒部の上端から該嵌合筒部よりも小
外径の口頚部2を起立して、該口頚部の中間部下
方部分に嵌合筒部8外径よりも小外径の外向きフ
ランジを付設したから、また、把手のリング3
は、上記上向き段部上面に下端面を載置させて嵌
合筒部8外面に下方筒部分を嵌合させ、かつ上方
筒部分内面に周設した溝の底面で外向きフランジ
17の外周部下面を支持させてその溝内へ外向き
フランジ外周部を嵌合させるから、リング3を容
器体上部に確実に嵌着させることができる。ま
た、バンド12は、該バンドの一端近接部分に穿
設した透孔に、握持部4の止め軸7を貫通させ
て、該バンド部分を握持部4の突条6,6間に嵌
合させるとともに、該嵌合部側のバンド端部から
バンド巾より小巾でかつ可撓性ある折り戻し部1
4を突出し、バンド他端部に穿設した通し孔15
にその折り戻し部14を挿通させて、該折り戻し
部先端部に穿設した透孔13を止め軸7に嵌合さ
せたから、把手を使用して容器を持ち上げた際
に、バンド9に掛かる負担を透孔13と止め軸7
の嵌合部分および通し孔15と折り戻し部14の
挿通部分に、つまり、折り戻し部14の両端部に
分散することができ、よつて、容量を大とした大
形容器にも、バンド9を確実に取付けることがで
きる。更に、容器体胴部の下向き段部16下面に
バンド9上面を係合させたから、胴部10に対す
るバンド9のずれも全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案容器の一実施の一部を破断して
示した側面図、第2図は、その要部の分解拡大斜
視図である。 1……容器体、9……把手、12……バンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下方向中間部を大外径に、かつ上部を小外径
    化した胴部10を有し、該胴部の中間部に下向き
    段部16を周設すると共に、該胴部の上端部から
    上向き段部を介して嵌合筒部8を起立し、該嵌合
    筒部上端から該嵌合筒部よりも小外径の口頚部2
    を起立して、該口頚部の中間下方部分に上記嵌合
    筒部8外径よりも小外径の外向きフランジ17を
    付設した合成樹脂製の容器体1と、上記上向き段
    部に下端面を載置させて嵌合筒部8外面へ下方筒
    部分を嵌合させ、かつ上端筒部分内面に周設した
    溝の底面で外向きフランジ17の外周部下面を支
    持させて該溝内へ外向きフランジ外周部を嵌合さ
    せたリング3の後面から握持部4を垂下した把手
    9と、上記下向き段部16下面へ上面を係合させ
    て容器体胴部10外面を締付けるバンド12とか
    らなり、上記握持部4の後面下部には、上下に離
    間させて横方向に挟持用の突条6,6を付設し、
    それ等突条間の握持部4部分から先端部を膨大部
    とした止め軸7を後方へ突出しておき、更に、バ
    ンド12は、該バンドの一端近接部分に穿設した
    透孔に上記止め軸7を貫通させて該バンド部分を
    上記突条6,6間へ嵌合させると共に、該嵌合部
    分側のバンド端部からバンド巾より小巾でかつ可
    撓性ある折り戻し部14を突出し、バンド他端部
    に穿設した通し孔15に折り戻し部14を挿通さ
    せて該折り戻し部先端部に穿設した透孔13に上
    記止め軸7を嵌合させ、該止め軸の膨大部外周を
    透孔13の外周部後面へ係合させたことを特徴と
    する把手付き合成樹脂製容器。
JP1985001680U 1985-01-09 1985-01-09 Expired JPH0338106Y2 (ja)

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