JPH0314108Y2 - - Google Patents

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JPH0314108Y2
JPH0314108Y2 JP5265986U JP5265986U JPH0314108Y2 JP H0314108 Y2 JPH0314108 Y2 JP H0314108Y2 JP 5265986 U JP5265986 U JP 5265986U JP 5265986 U JP5265986 U JP 5265986U JP H0314108 Y2 JPH0314108 Y2 JP H0314108Y2
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inner container
attached
shoulder member
opening
exterior body
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JP5265986U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は湯沸かしポツト等において、外装体の
内部に収容される内容器の取付構造に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、前記内容器の取付構造として、第6図に
示すものが一般に採用されている。
この取付構造は、筒状の外装体1の上部にリン
グ状の肩部材2を取り付け、この肩材2の開口部
23の上方から内容器4を装入し、内容器4の上
端外周部に設けたフランジ部45を、パツキン6
を介して肩部材2で支持し、外装体1の底部に装
着した底部材3の底板32に、内容器4の脚部4
6を固定するようにしたものでなある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このものでは、内容器4の胴部
41の外径は、開口部23の大きさによつて制約
され、外装体1の内径ぎりぎりまで大きくするこ
とができないという欠点を有していた。しかも、
内容器4の口部42′の直径が大きいため、内容
器4を真空断熱二重壁構造としても保温性の向上
を図ることができない。
このため、ポツト等の容量アツプを図ろうとす
れば、外装体1の外径、または高さを大きくしな
ければならず、近年の傾向である小型、コンパク
ト化に逆行することとなるうえ、多くの材料を要
して不経済になるという問題点を有していた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記問題点解決するためになされた
もので、外装体の上部に肩部材を取り付け、該肩
部材の開口部内径より小径のフランジ部を有する
細口の内容器を外装体の底部から装入し、内容器
の口部を肩部材の開口部から上方に突出させ、該
突出部に割リングを装着し、これを前記フランジ
部と肩部材とで挾持し、外装体底部に装着された
底部材に内容器を固定したものである。
(実施例) 以下、本考案にかかる内容器の取付構造を添付
図面を参照して説明する。
第1図はポツトの断面図で、外装体1は円筒形
状としてあり、その上部に装着される肩部材2は
リング状の本体21の内方に、一段と低くなつた
内径D3の段部22が形成してあり、開口部23
の内径はD1としてある。
外装体1の内部に収容される内容器4は二重容
器としてあり、この内容器4は胴部41と口部4
2とから構成され、底には複数の脚部46が固設
してある。
胴部41の外径D4は前記肩部材2の開口部2
3の内径D1よりも大きく、外装体1に装入でき
るぎりぎりの大きさとしてある。
口部42は外径D2としてあり、上端に形成し
たフランジ部45の外径D5は前記開口部23よ
りも小径としてある。また、口部42の胴部41
との接続部には外径D2′とした段部44を形成し、
フランジ部45の下には凹所43が周方向に形成
してある。なお、段部44の外径D2′は開口部2
3の内径よりも小さくしてある。
割リング5は、外径D3、内径D2のリング下面
に外径D1の嵌合部51を形成し、第2図に示す
ように、これを二つのリング片5a,5aに分割
したもので、パツキン6はゴム等の弾性材で形成
されており、口部42の凹所43およびフランジ
部45の外周部に装着可能としてある。
外装体1の底に装着される底部材3は、リング
状の底枠31と、該底枠31の底面に形成した段
部31aに装着される底板32とから構成されて
いる。
以下、前記構成から各部の組み立てについて説
明する。
まず、外装体1の上部に肩部材2を装着し、第
3図に示すように、外装体1の底から内容器4を
装入して、その口部42を開口部23から上方に
突出させる。
続いて、口部42の凹所43の周囲にリング片
5a,5aを装着し、割リング5とフランジ部4
5との間にパツキン6を装着する。そして、内容
器4を下方に押し込み、割リング5、パツキン6
を肩部材2の段部22にはめ込み、口部42を位
置決めする。
次に、外装体1の底に底部材3を装着し、底板
32に内容器4の脚部46をビス33で固定す
る。
前記実施例では、パツキン6は単なるリング状
のものとしたが、これに限らず、第4図、第5図
に示すように、周方向に溝部61を形成し、この
溝部61に内容器4のフランジ部45をはめ込む
ようにしてもよい。このようにすれば、パツキン
6は内容器4に装着した状態で脱落することがな
く、取り扱いが簡単である。
また、前記実施例では、内容器4は二重壁構造
のものとしたが、これに限らず、一重のものとし
てもよい。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案にかかる
ポツト等における内容器の取付構造は、内容器の
フランジ部を有する口部のみを外装体の肩部材に
挿通可能な細口とし、肩部材の開口部上方に突出
した内容器の口部に割リングを装着し、口部に設
けたフランジ部と肩部材で割リングを挾持したう
えで、内容器を底部材に固定するようにしてい
る。
したがつて、内容器胴部の外径は、肩部材の開
口部内径に制約されず、外装体に装着できるぎり
ぎりまで大きくすることできる。このため、外形
を大きくすることなく、また、最小限の材料で、
ポツト等容器の容量アツプを図ることができる。
さらに、胴部に比べて口部の直径を小さくする
ことができ、保温性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はポツトの横断面図、第2図は割リング
の斜視図、第3図は内容器の装着状態を示す一部
断面図、第4図、第5図はパツキンの他の実施例
を示す断面図、第6図は従来の内容器の取付構造
を示す概略断面図である。 1……外装体、2……肩部材、3……底部材、
4……内容器、5……割リング、6……パツキ
ン、45……フランジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外装体の上部に肩部材を取り付け、該肩部材の
    開口部内径より小径のフランジ部を有する細口の
    内容器を外装体の底部から装入し、内容器の口部
    を肩部材の開口部から上方に突出させ、該突出部
    に割リングを装着し、これを前記フランジ部と肩
    部材とで挾持し、外装体底部に装着された底部材
    に内容器を固定したことを特徴とする内容器の取
    付構造。
JP5265986U 1986-04-07 1986-04-07 Expired JPH0314108Y2 (ja)

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JP5265986U JPH0314108Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

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JP5265986U JPH0314108Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

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Publication Number Publication Date
JPS62163050U JPS62163050U (ja) 1987-10-16
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