JPS6383039A - 脂環式ケトンの製造法 - Google Patents

脂環式ケトンの製造法

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JPS6383039A
JPS6383039A JP62231235A JP23123587A JPS6383039A JP S6383039 A JPS6383039 A JP S6383039A JP 62231235 A JP62231235 A JP 62231235A JP 23123587 A JP23123587 A JP 23123587A JP S6383039 A JPS6383039 A JP S6383039A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、有機合成の分野に関し、詳細には、式(It
) : 〔式中、mは0,1筐たは2の整数e[わし、nは0ま
たは1を表わし、点線は場合による付加的な結合を表わ
す〕で示される脂環式ケトンを製造する方法に関する。
従来の技術 γ−ダマスコン、ならびにγ−ダマスセノン、またはj
cnぞれ2−メチレン−6,6−ジメチル−1−クロト
ノイル−シクロヘキサンお工び2−メチレン−6,6−
ジメチル−1−クロトノイル−シクロヘキセ−6−エン
、およヒソれらのα−異性体お工びβ−異性体およびそ
れらのブタノイル側鎖を合する誘導体は、香料工業お二
び同様にフレーバー工業に極めて有用な成分を表わす。
これらの化合物は、一般式(I): 〔式中、点線は場合による付加的な結合を表わし、nは
O′または1を表わす〕に相当する〔米国崎許第392
8456号明細書、同 第3975310号明細書および同 第4226892号明細書参照〕。
酌記化合物の工!ll刊利で経法的な源を準備する必要
性は不変のものでらり、本発明は、その合成によって生
じる問題に新規の解決を提供するものである。
発明を達成するための手段 ところで、本発明方法に工れば、式(flb) :〔式
中、nおよびAgは前記のものを表わす〕で示される前
駆物質を有利に得ることができ、その後にこの化合物は
、公仰方法による異性化により、例えば酸性試薬で処理
することによって式(1)の前導体に容易に変換するこ
とができる。
本発明の対象の1つは、 C0点やで示した工うに孤立二重結合を1位または2位
(エキソ環式)で有するかまたは2個の共役二重結合を
1位および6位ま之は2位(エキソ環式)および3位で
有する式(■):〔式中、R′は線状または分枝鎖秋ア
ルキル基、有牙iiKcm〜06アルキル基を表わすか
または置排または非竹捗フェニル基を表わし、Yは酸素
原子または硫黄原子を表わす〕で示されるエステルを脱
プロトン化し、 b、こりして形成された式(IV) :〔式中、R′お
工びYは前記のものを表わす〕で示されるエルレートに
式(V): n ■ HnOH2”−’OH−(CH2)mZ      (
’/)〔式中、mは0.1ま7′?、は2の整数を宍わ
し、nはOまたは1の値を有し、2はMgX基またはア
ルカリ金属、有利にリチウムを表わし、Xはハロゲン原
子を表わし、点線は場合による付加的な結合上表わす〕
で示される有機金属化合物を添加し、 C0生じる生成物を加水分解することf:Bf!IOと
する、式(1) : 〔式中、mは011または2の整数を弐わし、nはOl
たは1を表わし、点線は場合による付加的な結合を表わ
す〕で示される脂環式ケトンを製造する方法にある。
前記方法は、次の反応式によって説明される:式(1)
の適当な出発物質は、β−もしくはr−シクログラン酸
の低級アルキルエステルの群またはβ−もしくはγ−サ
フラニツク酸の低級アルキルエステルの群の中から選択
さA九脂環式エステルを包含する。このために、メチル
β−もしくはr−シクロゲラネートま九はメチルβ−も
しくはr−サフラネート、エチルβ−もしくはr−シク
ロゲラネートまたはエチルβ−もしくはr−サフラネー
ト、プロピルβ−もしくはr−シクロゲラネートまたは
プロピルβ−もしくはγ−サフラネート、イソプロピル
β−もしくはγ−シクロデラネートまたはイソプロピル
β−もしくはr−サ7ラネートおよびブチルβ−もしく
はγ−シクロデラネートまたはブチルβ−もしくはr−
サフラネートを挙げることは有利である。上述した全部
のエステルは、商業的に入手することができるかまたは
公矧刀法により容易に合成させることができる。好まし
いエステルは、メチルβ−もしくはγ−シクロデラネー
トおよびメチルまたはエチルβ−サフラネートである。
本発明方法の出発物質としては、チオエステル誘導体を
利用することもできる。例えば、S−フェニルβ−チオ
シクロゲラネート全使用することができる。
前記出発エステルを脱プロトン化することにある本発明
方法の第1工程は、強堵基を用いて実施される。適当な
塩基は、例えばプロぎルリチウムもしくはブチルリチウ
ムのエリカアルカリ金へのアルキル訪導体、またはアル
カリ金属アミド、有利にリチウムアミrを包含する。従
って、リチウムジメチル−アミド、リチウムジエチル−
アミドまたはリチウムジイソプロぎルーアミドの工うな
塩基は、好ましい強塩基を=iわす。ま念、記載しfP
:、塩基の2そり、gからなる混合物を使用することも
できる。
この反応は、不活性有機V8剤中で、例えば出発エステ
ルをテトラヒドロフランのようなエーテルに溶解しかつ
選択した塩基を脂肪族、脂環式または芳香族炭化水素、
例えばヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼンま九はトル
エンに溶解することに工って実施さnる。
本方法の第1工程をq徴づける反応を機械的に解釈する
ことの正当性を排除しないのならば、形成さnる生成物
Fi選択した反応条件で過渡的な中間体の形で生じるの
だと主張することができる。しかし、間接的々証拠は、
生成物の構造The認するのに役に立つ。事実、式(N
b) :で示されるシリル誘導体は、トリメチルシリル
クロリドを反応混合物に添加し、メチルr−もしくはβ
−シクロデラネートを本発明による強塩基で処理した後
に単離することができた。この事実は、過渡的中間体が
式(2))によって示されるような二ル−トの形で存在
する可能性が極めて高いことを示裂し、この場合この化
合物は、エステル(創1−[接に脱プロトン化すること
に由来することができたかまたは次の反応式にエフ利用
さnた強塩基(または求核試薬)を式(IVb)の7セ
タールケテンに作用させることに由来することplでき
i: 本発明方法の第1工程の反応温度に関連して、こnは、
はぼ震源であることができるかまたは塞温よVも僅かに
低い温度、例えは約156C〜25℃の温度であること
ができる。好ましい実施態様によnば、n−プチルーリ
チクムを塩基として使用しかつメチルβ−シクロゲラネ
ートを出発エステルとして使用することによって、反応
は約15°Cで行なうことができる。
また、より低い温度全使用することもできる。
例えば、S−フェニル2,6.6−ドリメチルー1−シ
クロヘキセ−1−エン−1−カルホチオエートヲプチル
ーリチウムで処理することに二って、反応は、−78°
Cで容易に実施することができる。
式(V)の適当麿育機金E化合物は、アリル−塩化マグ
ネシウムもしくはアリル−臭化マグネシウムのようなア
ルキルもしくはプリルノ10デン化マグネシウム訪導体
またはメチル−リチウム、エチル−リチウム、プロピル
−リチウムもしくはブチル−リチウムを包含する。
前記化合物は、工く知らnた方法にエフ選択されたアル
キルハロゲン化物またはアリルハロゲン化物から出発す
る二うにしてこのノ10ゲン化物全マグネシウム金属と
、通常エーテルmP&中でグリニヤール型の反応条件下
で反応さセることによって得ることができる。有機金属
反応体としては、アルカリ金属アルキル化合物、例えは
ブチル−リチウム七使用することもできる。
こnは、飽和側鎖(n−1)を有するケトン化合物(m
lの製造を可能ならしめる: 本発明方法の最終工程は、生じる生成物を水での処理に
よって、■利に僅かに酸性の媒体中で、例えば冷九い塩
化アンモニウム水溶液を用いて加水分解することにある
。相分離、中和および蒸留の通常の処理により、所望の
生成物は得ることができる。
実施例 次に、本発F!Aを実施例につき詳説するが、本発明は
これによって限定されるものではない。
略記したものは、当業名で常用さCている意味を有する
例1 2−メチレン−6,6−ジメチル−1−ブト−6−エン
−1−オイル−シクロヘキサンの製造 ヘキサン(520Wに1.45N)中のブチル−リチウ
ムの溶液を窒素ガス雰囲気下で10分間で約15°C〜
17℃の温度で機械的攪拌機を備えた4ノの反応フラス
コ中の無水テトラヒドロフラン1500 we (TH
E’)中のメチルβ−シクロゲラネート(100g;0
.549モル)の清液Vcフ加した。この反応混合物を
放1Δし、150Cで5分間ムシさせ、次にこnにTH
IF (1,4当ユ)中のアリル−塩化マグネシウムの
2.40 N溶液620耐を添加した。温度は徐々に上
昇し、26 ”Cで混合物を外側の水浴で冷却し、した
がって温度Fi600C−35°C’を越えて上昇しな
かった。10分後、この混合物をそrL ’に氷と加化
アンモニウム水浴液との混合物上に注入することに二っ
て加水分解し、形成さnた2石を分離しかつ有機相を環
化ナトIJウムの飽和水浴液で洗浄した後、溶剤をスト
リッピングした。1回の島倫に工って、沸点65℃/ 
6−65 Pa (純度=92%i 83.20 &お
工び沸点65℃〜75 ’C/ 6.65 Pa (純
度=60%;9.051を有する原料物質の2つの相分
を得た。収量:80%。
後fHJにより、沸点87°C/2.66XIL]”P
aを有する生成物が生じた。
こうして得られた生成物kp −トルエンスルホン酸で
の酸処理にエフ異性化することにぶってr−ダマスコン
に変換した。
反応を前記の記載と同じ条件下でメチルβ−シクロゲラ
ネートの代りにメチルβ−サフラネート(20Ji’)
を使用して実施することに工って、2−メチレン−6,
6−ジメチル−1−プ)−3−エン−1−オイルーシク
ロヘキセー3−エン19.1gt”得た。
前記方法で出発物質として使用したメチルβ−サフラネ
ートは、欧州鉤許第46606号明細書の記載と同様に
して得られた。
例2 2−メチレン−6,6−ジメチル−1−ペンタン−1−
オイル−シクロヘキサンの製造ヘキサン中のブチル−リ
チウム14.3d(0,020モル)の浴液を一78°
Cで8−フェニル2,6.6−ドリメチルー1−シクロ
ヘキセン−1−カルボチオエート2.6.9 (0,0
10モル)の溶液に添加し穴。温度は岸温に上昇し、次
に約60分後に加水分′Mを前記実施例の記載と同様に
塩化アンモニウムの飽和水浴液を用いて実施した。有機
相を分離し、中和さnるまで洗浄し、かつ乾燥した。浴
剤の蒸発後、蒸留により沸点100’C〜150℃/ 
6.6 pa を有する所望のケトン1.25gが生じ
た。
出発チオエステルは、次の方法にエフ2.6゜6−ドリ
メチルーシクロへキモ−1−エノイルクロリドから得る
ことができる。
三つロ反応フラスコ中で、塩化オヤサリル6.469 
(0,051モル)を塩化メチレン6〇−中のβ−シク
ロプラン酸(5,739i 0.034モル)の溶液に
滴加した。次に、この反応混合物をガスの発生が終るま
で還流加熱した。揮発分を真空中でストリッピングした
別の反応フラスコ中でTHIPJ Q y中のチオフェ
ノール(0,032モル)の溶液6.5島1ブチル−リ
チウム22.5ml (0,032モル)で処理した。
住じる浴液に、温度を10°OK維持しながらTHF中
の前記の記載のように別に得らn71i:塩化アシルの
浴液を透加した。震源で1晩の後、この反応混合物を氷
とNaOHの5%の水溶液とからなる混合物上に注入し
た。この混合物をエーテルで抽出し、有機抽出液を洗浄
した。次に、乾燥および分離の通常の処理後、蒸留する
ことにより所望のS−フェニルカルボチオニー) 6.
5 、F を生じた。
核侮気共鳴スペクトル(ODC!3 ; 60 MHz
 ):1.15 (6H18) ; 1.55 (4H
0m ) sl −85(5H1’ ) ; 1.7〜
2−1 (2H+ m )s7,35(5H−e)ΔP
I)m。
1司様にして操作しかつS−フェニル2,6゜6− )
 IJメチル−シクロヘキセ−2−工ン−1−カルボチ
オエートから出発することにぶって、2.6.6−)リ
フチル−1−ペンタノイル−シクロヘキセ−2−エンが
得れラタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、mは0、1または2の整数を表わし、nは0ま
    たは1を表わし、点線は場合による付加的な結合を表わ
    す〕で示される脂環式ケトンを製造する方法において、 a、点線で示したように孤立二重結合を1位または2位
    (エキソ環式)で有するかまたは2個の共役二重結合を
    1位および3位または2位(エキソ環式)および3位で
    有する式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中、R′は線状または分枝鎖状アルキル基を表わす
    かまたは置換または非置換フェニル基を表わし、Yは酸
    素原子または硫黄原子を表わす〕で示されるエステルを
    脱プロトン化し、 b、こうして形成された式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中、R′およびYは前記のものを表わす〕で示され
    るエノレートに式(V): ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 〔式中、mは0、1または2の整数を表わし、nは0ま
    たは1の値を有し、ZはMgX基またはアルカリ金属を
    表わし、Xはハロゲン原子を表わし、点線は場合による
    付加的な結合を表わす〕で示される有機金属化合物を添
    加し、 c、生じる生成物を加水分解することを特徴とする、式
    (II)の脂環式ケトンの製造法。 2、脱プロトン化を式(III)のエステルを強塩基で処
    理することによって実施する、特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 3、強塩基はアルカリ金属アルキル誘導体またはアルカ
    リ金属アミドである、特許請求の範囲第2項記載の方法
    。 4、強塩基をプロピル−リチウム、ブチル−リチウム、
    またはリチウムジメチル−アミド、リチウムジエチル−
    アミドおよびリチウムジイソプロピル−アミドの群の中
    から選択する、特許請求の範囲第3項記載の方法。 5、塩基を当量の出発エステル(III)よりも高い量で
    使用する、特許請求の範囲第2項から第4項までのいず
    れか1項に記載の方法。 6、式(V)の有機金属化合物はアリル−塩化マグネシ
    ウムである、特許請求の範囲第1項記載の方法。 7、アリル−塩化マグネシウムを当量の出発エステル(
    III)よりも高い量で使用する、特許請求の範囲第6項
    記載の方法。 8、出発エステル(III)はメチルβ−またはγ−シク
    ロゲラネートであり、強塩基はブチル−リチウムであり
    、有機金属化合物はアリル−塩化マグネシウムであり、
    かつ加水分解後に得られた生成物は2−メチレン−6,
    6−ジメチル−1−ブト−3−エン−1−オイル−シク
    ロヘキサンである、特許請求の範囲第1項記載の方法。 9、出発エステル(III)はメチルβ−サフラネートで
    あり、強塩基はブチル−リチウムであり、有機金属化合
    物はアリル−塩化マグネシウムであり、かつ加水分解後
    に得られた生成物は2−メチレン−6,6−ジメチル−
    1−ブト−3−エン−1−オイル−シクロヘキセ−3−
    エンである、特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP62231235A 1986-09-19 1987-09-17 脂環式ケトンの製造法 Expired - Lifetime JPH0819029B2 (ja)

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CH376086 1986-09-19
CH3760/86-9 1986-09-19

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EP0260472B1 (fr) 1991-03-13
US4900870A (en) 1990-02-13
JPH0819029B2 (ja) 1996-02-28
EP0260472A3 (en) 1989-05-24
DE3768592D1 (de) 1991-04-18
EP0260472A2 (fr) 1988-03-23

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