JPS6382667A - 加圧減圧殺菌方法 - Google Patents
加圧減圧殺菌方法Info
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Landscapes
- Dairy Products (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、加圧と減圧とを繰り返すことによって殺菌を
行う加圧減圧殺菌方法に係り、t:とえば水、ミルク、
チューブ入り食品などの殺菌に極めて有用である。
行う加圧減圧殺菌方法に係り、t:とえば水、ミルク、
チューブ入り食品などの殺菌に極めて有用である。
「従来技術およびその問題点」
飲料1食品、化粧品、医療材料、医薬品などの製造にあ
たっては、衛生および保存の観点から殺菌処理が必要と
される。
たっては、衛生および保存の観点から殺菌処理が必要と
される。
従来の殺菌方法としては、加熱によるもの、化学薬品に
よるもの、放射線や紫外線の照射によるものがよく知ら
れているが、いずれも品質の劣化を招くおそれがある。
よるもの、放射線や紫外線の照射によるものがよく知ら
れているが、いずれも品質の劣化を招くおそれがある。
一方、たとえば特公昭50−34117号、特公昭55
−50671号、特開昭57−22679号において、
加熱と加圧とを併用して殺菌を行うものが開示されてい
る。
−50671号、特開昭57−22679号において、
加熱と加圧とを併用して殺菌を行うものが開示されてい
る。
しかし、これらは65℃以上の加熱と12kgf/d以
下の加圧とを行うものであって、品質劣化を防止する上
でも殺菌効果の上でも不十分なものである。
下の加圧とを行うものであって、品質劣化を防止する上
でも殺菌効果の上でも不十分なものである。
また特公昭56−24539号において、真空ポンプで
減圧したところへ高圧の不活性ガスを供給し、減圧から
高圧へ圧力を急変させて殺菌を行うものが開示されてい
るが、これは真空ポンプを必要とし、 ′操作が複雑
であり、さらに不活性ガスを消費するのでコストがかか
るという問題点がある。
減圧したところへ高圧の不活性ガスを供給し、減圧から
高圧へ圧力を急変させて殺菌を行うものが開示されてい
るが、これは真空ポンプを必要とし、 ′操作が複雑
であり、さらに不活性ガスを消費するのでコストがかか
るという問題点がある。
「発明の目的」
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、品
質劣化を生じさせず、かつ高い殺菌効果を得ることがで
き、さらに操作しやすくコストも安価にすむ殺菌方法を
提供することを目的とする。
質劣化を生じさせず、かつ高い殺菌効果を得ることがで
き、さらに操作しやすくコストも安価にすむ殺菌方法を
提供することを目的とする。
「発明の構成」
かくして本発明によれば、大腸菌またはこれに類似する
菌が含まれる系を500 kgf /cd以上で加圧し
次いで減圧する操作を少なくとも2回繰り返すことによ
り殺菌することを特徴とする加圧減圧殺菌方法が提供さ
れる。
菌が含まれる系を500 kgf /cd以上で加圧し
次いで減圧する操作を少なくとも2回繰り返すことによ
り殺菌することを特徴とする加圧減圧殺菌方法が提供さ
れる。
本発明を通用しうる殺菌対象は大腸菌とそれに類似する
菌であり、類似する菌としては例えばブドウ球菌、枯草
菌、サルモネラ菌、ボツリヌス菌などを挙げることがで
きる。
菌であり、類似する菌としては例えばブドウ球菌、枯草
菌、サルモネラ菌、ボツリヌス菌などを挙げることがで
きる。
上記菌が含まれる系とは、たとえばミルク、ジェース、
スープ、ドリンク剤、災害対策用保存水。
スープ、ドリンク剤、災害対策用保存水。
医薬、医療用殺菌水、飼育無菌動物用飲料水・清浄水、
動物細胞大量培養用培地、飲み薬、注射液などの液体が
挙げられる。また、これらの液体やクリームやペースト
や生肉等をバックしたチェーブなどの物が挙げられる。
動物細胞大量培養用培地、飲み薬、注射液などの液体が
挙げられる。また、これらの液体やクリームやペースト
や生肉等をバックしたチェーブなどの物が挙げられる。
加圧時の圧力は、5001gf/−以上であり、好まし
くは2000kgf /aJ〜4000kgf /ci
である。1回の加圧時間は、30秒〜5分が好ましい。
くは2000kgf /aJ〜4000kgf /ci
である。1回の加圧時間は、30秒〜5分が好ましい。
減圧時の圧力は、200kgf/c4以下であり、好ま
しくは常圧である。1回の減圧時間は、10秒〜2分が
好ましい。
しくは常圧である。1回の減圧時間は、10秒〜2分が
好ましい。
加圧と減圧を繰り返す回数は、少なくとも2回であるが
、5回以上が好ましい。
、5回以上が好ましい。
加圧減圧を行うには、処理対象を、そのまま或いは圧力
を伝達しうる媒体と共に圧力をかけうる容器に入れ、加
圧減圧操作する。
を伝達しうる媒体と共に圧力をかけうる容器に入れ、加
圧減圧操作する。
圧力をかけうる容器としては、容器内が均一に加圧減圧
されるものでもよいし、部分的に加圧減圧される場所に
処理対象が供給されるタイプの物でもよい。
されるものでもよいし、部分的に加圧減圧される場所に
処理対象が供給されるタイプの物でもよい。
「作用」
処理対象に対して加圧減圧を繰り返すことにより菌の生
存環境のバランスが崩れ、あるいは菌中のガスの膨張力
により菌が破壊され、高い殺菌効果を奏する。
存環境のバランスが崩れ、あるいは菌中のガスの膨張力
により菌が破壊され、高い殺菌効果を奏する。
「実施例」
以下、図面を参照しつつ、実施例について説明する。こ
こに第1図は本発明の加圧減圧殺菌方法を実施する加圧
減圧殺菌装置の一例の構成説明図、第2図は殺菌対象の
系を密封した処理対象の一例の外観図、第3図は圧力と
大腸菌の生存率の関係を示すデータのグラフ、第4図は
温度と大腸菌の生存率の関係を示すデータのグラフ、第
5図は加圧時間と大腸菌の生存率の関係を示すデータの
グラフ、第6図は一定時間連続して1回だけ加圧した場
合と加圧減圧を繰り返した場合の生存率の変化を示すグ
ラフ、第7図は加圧減圧の繰り返しのタイムチャート、
第8図は本発明を実施する加圧減圧殺菌装置の他側の構
成説明図、第9図は本発明を実施する装置のさらに他の
例の構成説明図、第10図は本発明を実施する装置のさ
らにまた他の例の構成説明図である。
こに第1図は本発明の加圧減圧殺菌方法を実施する加圧
減圧殺菌装置の一例の構成説明図、第2図は殺菌対象の
系を密封した処理対象の一例の外観図、第3図は圧力と
大腸菌の生存率の関係を示すデータのグラフ、第4図は
温度と大腸菌の生存率の関係を示すデータのグラフ、第
5図は加圧時間と大腸菌の生存率の関係を示すデータの
グラフ、第6図は一定時間連続して1回だけ加圧した場
合と加圧減圧を繰り返した場合の生存率の変化を示すグ
ラフ、第7図は加圧減圧の繰り返しのタイムチャート、
第8図は本発明を実施する加圧減圧殺菌装置の他側の構
成説明図、第9図は本発明を実施する装置のさらに他の
例の構成説明図、第10図は本発明を実施する装置のさ
らにまた他の例の構成説明図である。
第1図に示す加圧減圧殺菌装置i!21において、圧力
容器2には液体3が満たされている。この液体3は油圧
シリンダ5で駆動されるピストン4によって加圧または
減圧されると共に、加熱冷却用ブロック8およびスター
子9を備えた恒温槽7によって所定温度Tに保たれる。
容器2には液体3が満たされている。この液体3は油圧
シリンダ5で駆動されるピストン4によって加圧または
減圧されると共に、加熱冷却用ブロック8およびスター
子9を備えた恒温槽7によって所定温度Tに保たれる。
液体3の圧力Pは、油圧計6の出力を換算して得ること
ができ、温度Tは温度センサ10の出力から得ることが
できる。
ができ、温度Tは温度センサ10の出力から得ることが
できる。
大腸菌またはそれに類似する菌を含む液を液体3とすれ
ば、ピストン4による加圧減圧を繰り返して殺菌するこ
とができる。
ば、ピストン4による加圧減圧を繰り返して殺菌するこ
とができる。
油圧シリンダ5とピストン4によりレシプロ型ポンプが
構成されているが、このようにレシプロ型ポンプを用い
るのは、500kgf/−以上という非常な高圧による
加圧と減圧とを繰り返すのに最も通しているからである
。
構成されているが、このようにレシプロ型ポンプを用い
るのは、500kgf/−以上という非常な高圧による
加圧と減圧とを繰り返すのに最も通しているからである
。
第2図に示す被処理物11は、大腸菌ATCC2599
2を108個/ m 1の濃度となるように水で混和し
、その菌液4ml をプラスチ、クチューブに封入し
たもので、圧力容器2の中に水を液体3として入れ、そ
の水の中に入れて所定温度Tとした後、油圧シリンダ5
により水を介して加圧減圧する。
2を108個/ m 1の濃度となるように水で混和し
、その菌液4ml をプラスチ、クチューブに封入し
たもので、圧力容器2の中に水を液体3として入れ、そ
の水の中に入れて所定温度Tとした後、油圧シリンダ5
により水を介して加圧減圧する。
上記加圧減圧殺菌装置1を用いて処理を行った菌液中の
大腸菌の生存率を定量培養法の平扱塗抹法(寒天の平板
上に菌液をうずく塗抹し、37℃に1夜放置し、1つの
菌が成長して出来た菌群の数を目視により数えることに
より菌液中の菌の数を定量する方法)により調べたとこ
ろ第3図〜第6図のような結果が得られた。
大腸菌の生存率を定量培養法の平扱塗抹法(寒天の平板
上に菌液をうずく塗抹し、37℃に1夜放置し、1つの
菌が成長して出来た菌群の数を目視により数えることに
より菌液中の菌の数を定量する方法)により調べたとこ
ろ第3図〜第6図のような結果が得られた。
第3図は1回だけ5分間の加圧を行った場合の圧力Pと
生存率の関係を示すもので、a、b、c。
生存率の関係を示すもので、a、b、c。
c’ 、d、d’はそれぞれ温度Tを5℃、20℃。
40℃、40℃、50℃、50℃としたものである。
第4図は、圧力Pを500ktf/cdとして1回だけ
加圧を“行った場合の温度Tと生存率の関係をeに示し
、また圧力Pを1000ktf /cdとした場合の温
度Tと生存率の関係をr、g、hに示すもので、e、f
、g、hはそれぞれ加圧時間を5分間、5分間、15分
間525分間としたものである。
加圧を“行った場合の温度Tと生存率の関係をeに示し
、また圧力Pを1000ktf /cdとした場合の温
度Tと生存率の関係をr、g、hに示すもので、e、f
、g、hはそれぞれ加圧時間を5分間、5分間、15分
間525分間としたものである。
第5図は、圧力Pを1000ktf /CIJとし温度
Tを20℃として1回だけ加圧を行った場合の加圧時間
と生存率の関係をiに示し、また圧力Pを2000kt
f/−とし温度Tを50℃として1回だけ加圧を行った
場合の加圧時間と生存率の関係をjに示したものである
。
Tを20℃として1回だけ加圧を行った場合の加圧時間
と生存率の関係をiに示し、また圧力Pを2000kt
f/−とし温度Tを50℃として1回だけ加圧を行った
場合の加圧時間と生存率の関係をjに示したものである
。
第6図は、温度Tを20℃とした場合において1回だけ
5分間の加圧を行ったときの圧力Pと生存率の関係をk
(これは第3図に示すbと同じものである)に示し、一
方、圧力Pを1分間かけたのち30秒間常圧(1kgf
/aJ)まで減圧することを5回繰り返したときの圧力
Pと生存率の関係をlに示している。
5分間の加圧を行ったときの圧力Pと生存率の関係をk
(これは第3図に示すbと同じものである)に示し、一
方、圧力Pを1分間かけたのち30秒間常圧(1kgf
/aJ)まで減圧することを5回繰り返したときの圧力
Pと生存率の関係をlに示している。
また、温度Tを20℃、圧力Pを4000瞳f/dとし
て3分間加圧したのち30秒間常圧まで減圧することを
5回繰り返したときの生存率をm点に、さらに温度Tを
50℃、圧力Pを2000ktf/−として1分間加圧
したのち30秒間常圧まで減圧することを5回繰り返し
たときの生存率をn点に示している。
て3分間加圧したのち30秒間常圧まで減圧することを
5回繰り返したときの生存率をm点に、さらに温度Tを
50℃、圧力Pを2000ktf/−として1分間加圧
したのち30秒間常圧まで減圧することを5回繰り返し
たときの生存率をn点に示している。
第7図は、上記5回の加圧減圧の繰り返しを示すタイム
チャートであり、Plは加圧時の圧力。
チャートであり、Plは加圧時の圧力。
P2は減圧時の圧力、τまは加圧時間1 τ2は減圧時
間である。
間である。
第3図〜第6図のグラフを検討すれば、次のようなこと
が分かる。
が分かる。
(1)圧力Pを500に+rf/cd以上とすることに
より有効な殺菌効果を得られる。
より有効な殺菌効果を得られる。
具体例として、たとえば生存率1/2を有効の判定基準
とすると、温度Tを45℃以上にして500ktf/c
II!以上の圧力を5分間以上連続的して1回加圧すれ
ば有効である。
とすると、温度Tを45℃以上にして500ktf/c
II!以上の圧力を5分間以上連続的して1回加圧すれ
ば有効である。
しかし、1回加圧の場合に殺菌効果を上げようとすると
、■圧力Pを上げるか、■温度Tを上げるか、■加圧時
間を長くするか、の少なくとも一つが必要である。
、■圧力Pを上げるか、■温度Tを上げるか、■加圧時
間を長くするか、の少なくとも一つが必要である。
(2)しかし、加圧減圧を2回以上繰り返すようにすれ
ば、上記(1)の■〜■によらずに殺菌効果を高めるこ
とができる。
ば、上記(1)の■〜■によらずに殺菌効果を高めるこ
とができる。
例えば、第6図のk(1回加圧)と1(5回の加圧減圧
の繰り返し)とを比較すれば理解されるように、いずれ
の場合も加圧下にある時間は5分間で同じであるが、後
者の方が常に高い殺菌効果を得られている。
の繰り返し)とを比較すれば理解されるように、いずれ
の場合も加圧下にある時間は5分間で同じであるが、後
者の方が常に高い殺菌効果を得られている。
また、例えば、温度Tを50℃にすると共に圧力Pを2
000に+rf /aJとすれば、1回加圧では完全殺
菌のためには15分間以上の連続加圧を要するが、加圧
減圧の繰り返しでは1分間加圧したのち30秒間常圧に
減圧することを5回以上繰り返すことによって完全殺菌
を行うことができる。
000に+rf /aJとすれば、1回加圧では完全殺
菌のためには15分間以上の連続加圧を要するが、加圧
減圧の繰り返しでは1分間加圧したのち30秒間常圧に
減圧することを5回以上繰り返すことによって完全殺菌
を行うことができる。
つまり、所要時間は1/2程度になる。
更に圧力Pを4000ktf/−として3分間加圧のの
ち30秒間常圧に減圧することを5回以上繰り返せば、
最も殺菌効果が低くなる温度T=20℃においても完全
殺菌を行うことができるようになるから、つまりは温度
Tに関係なく完全殺菌を行うことができる。
ち30秒間常圧に減圧することを5回以上繰り返せば、
最も殺菌効果が低くなる温度T=20℃においても完全
殺菌を行うことができるようになるから、つまりは温度
Tに関係なく完全殺菌を行うことができる。
さて、第8図に示す加圧減圧殺菌装置1′は、連続的に
被処理液体20を殺菌するための装置である。被処理液
体20は送液ポンプ21および弁22を経由してピスト
ン4′の先端から圧力容器2′内に導入されると共に、
圧力容器2′の底部から弁23を経由して外部に取り出
されるよう構成されている。
被処理液体20を殺菌するための装置である。被処理液
体20は送液ポンプ21および弁22を経由してピスト
ン4′の先端から圧力容器2′内に導入されると共に、
圧力容器2′の底部から弁23を経由して外部に取り出
されるよう構成されている。
この装置1′において、まず弁22.23を開いて送液
ポンプ21を作動し、圧力容器2′内に被処理液体20
を満たす。次に弁22.23を閉じてから油圧シリンダ
5を作動して所定時間だけ加圧し、次いで常圧まで減圧
する0次に弁22゜23を開いて送液ポンプ21を作動
し、少量(たとえば弁22からピストン4′の先端まで
の管路24の容量程度の量)の被処理液体20を供給す
る。これにより管路25から少量の殺菌済みの被処理液
体が押し出される0次に弁22.23を閉じて上記と同
様に加圧減圧する。以下、同様の操作を繰り返せば、管
路25から少量の殺菌済みの被処理液体が周期的かつ継
続的に得られることになる。
ポンプ21を作動し、圧力容器2′内に被処理液体20
を満たす。次に弁22.23を閉じてから油圧シリンダ
5を作動して所定時間だけ加圧し、次いで常圧まで減圧
する0次に弁22゜23を開いて送液ポンプ21を作動
し、少量(たとえば弁22からピストン4′の先端まで
の管路24の容量程度の量)の被処理液体20を供給す
る。これにより管路25から少量の殺菌済みの被処理液
体が押し出される0次に弁22.23を閉じて上記と同
様に加圧減圧する。以下、同様の操作を繰り返せば、管
路25から少量の殺菌済みの被処理液体が周期的かつ継
続的に得られることになる。
少量づつ被処理液体20を供給する理由は、未殺菌の被
処理液体20を管路25に到達させないためであり、且
つ、被処理液体20に数回の加圧減圧を得させるためで
ある。
処理液体20を管路25に到達させないためであり、且
つ、被処理液体20に数回の加圧減圧を得させるためで
ある。
さらに他の装置例としては、上記装置1′から送液ポン
プ21を省略し、ピストン4′の上下によって未殺菌の
被処理液体20の吸入と殺菌済みの被処理液体の押し出
しを行うようにしたものが挙げられる。すなわち、第8
図に示す連続加圧減圧殺菌システム31のように、原料
タンク32と製品タンク33とを高圧ポンプ34を介し
て連結し、高圧ポンプ34により原料タンク32から原
料を吸引し、加圧減圧し、N品タンク33へ押し出すこ
とを繰返して、原料の輸送と同時に本発明による殺菌を
連続的に行うものが挙げられる。
プ21を省略し、ピストン4′の上下によって未殺菌の
被処理液体20の吸入と殺菌済みの被処理液体の押し出
しを行うようにしたものが挙げられる。すなわち、第8
図に示す連続加圧減圧殺菌システム31のように、原料
タンク32と製品タンク33とを高圧ポンプ34を介し
て連結し、高圧ポンプ34により原料タンク32から原
料を吸引し、加圧減圧し、N品タンク33へ押し出すこ
とを繰返して、原料の輸送と同時に本発明による殺菌を
連続的に行うものが挙げられる。
さらに、この変形例として、第9図に示す連続加圧減圧
殺菌システム41のように、高圧ポンプ44.4B、・
・・を実質的に2段以上の直列となるように配置し、そ
れぞれで繰返し加圧減圧を行い、殺菌効果を増すものが
挙げられる。
殺菌システム41のように、高圧ポンプ44.4B、・
・・を実質的に2段以上の直列となるように配置し、そ
れぞれで繰返し加圧減圧を行い、殺菌効果を増すものが
挙げられる。
また、弁35.36等の開閉をタイマー制御し、たとえ
ば1サイクルの弁開閉の間に多数回の加圧減圧の繰り返
しを行うものが挙げられる。
ば1サイクルの弁開閉の間に多数回の加圧減圧の繰り返
しを行うものが挙げられる。
なお、被処理液体もしくは被処理物の温度は、通常の気
温範囲(5℃〜35℃)でもよいが、タンパク質の変性
を生じる温度(約60℃)以下でかつ殺菌対象となる菌
の生存′J!i温以上の温度範囲とするのが好ましい、
たとえば殺菌対象が大腸菌類である場合には40℃〜5
0℃とするのが好ましい。
温範囲(5℃〜35℃)でもよいが、タンパク質の変性
を生じる温度(約60℃)以下でかつ殺菌対象となる菌
の生存′J!i温以上の温度範囲とするのが好ましい、
たとえば殺菌対象が大腸菌類である場合には40℃〜5
0℃とするのが好ましい。
「発明の効果」
本発明によれば、大腸菌またはこれに類伯する菌が含ま
れる系を500 kgf /cti以上で加圧し次いで
減圧する操作を少なくとも2回繰り返すことにより殺菌
することを特徴とする加圧減圧殺菌方法が提供され、こ
れによって次のような効果が得られる。
れる系を500 kgf /cti以上で加圧し次いで
減圧する操作を少なくとも2回繰り返すことにより殺菌
することを特徴とする加圧減圧殺菌方法が提供され、こ
れによって次のような効果が得られる。
+11殺菌効果が飛躍的に増大する。
(2)加圧減圧の繰り返し効果のみで殺菌できるため、
対象物質の変質がない。
対象物質の変質がない。
(3)薬液等の残留の心配が無く、クリーンである。
(4)操作が簡単で、短時間処理が可能である。
第1図は本発明の加圧減圧殺菌方法を実施する加圧減圧
殺菌装置の一例の構成説明図、第2図は殺菌対象の系を
密封した被処理物の一例の外観図、第3図は圧力と大腸
菌の生存率の関係を示すデータのグラフ、第4図は温度
と大腸菌の生存率の関係を示すデータのグラフ、第5図
は加圧時間と大腸菌の生存率の関係を示すデータのグラ
フ、第6図は一定時間連続して1回だけ加圧した場合と
加圧減圧を繰り返した場合の生存率の変化を示すグラフ
、第7図は加圧減圧の繰り返しのタイムチャート、第8
図は本発明を実施する加圧減圧殺菌装置の他側の構成説
明図、第9図は本発明を実施する装置のさらに他の例の
構成説明図、第10図は本発明を実施する装置のさらに
また他の例の構成説明図である。 (符号の説明) 1.1′・・・加圧減圧殺菌装置 2.2′・・・圧力容器 3・・・水 4.4′・・・ピストン5・・
・油圧シリンダ 11・・・被処理物 20・・・被処理液体。 第1図 IN2囚 第3図 に9!/crnx IE7J P 第4図 (@ Jυ毘T 第5囚 分 時間 第6図 kgち/Cm2圧カ 第7図 第8図
殺菌装置の一例の構成説明図、第2図は殺菌対象の系を
密封した被処理物の一例の外観図、第3図は圧力と大腸
菌の生存率の関係を示すデータのグラフ、第4図は温度
と大腸菌の生存率の関係を示すデータのグラフ、第5図
は加圧時間と大腸菌の生存率の関係を示すデータのグラ
フ、第6図は一定時間連続して1回だけ加圧した場合と
加圧減圧を繰り返した場合の生存率の変化を示すグラフ
、第7図は加圧減圧の繰り返しのタイムチャート、第8
図は本発明を実施する加圧減圧殺菌装置の他側の構成説
明図、第9図は本発明を実施する装置のさらに他の例の
構成説明図、第10図は本発明を実施する装置のさらに
また他の例の構成説明図である。 (符号の説明) 1.1′・・・加圧減圧殺菌装置 2.2′・・・圧力容器 3・・・水 4.4′・・・ピストン5・・
・油圧シリンダ 11・・・被処理物 20・・・被処理液体。 第1図 IN2囚 第3図 に9!/crnx IE7J P 第4図 (@ Jυ毘T 第5囚 分 時間 第6図 kgち/Cm2圧カ 第7図 第8図
Claims (1)
- 1、大腸菌またはこれに類似する菌が含まれる系を50
0kgf/cm^2以上で加圧し次いで減圧する操作を
少なくとも2回繰り返すことにより殺菌することを特徴
とする加圧減圧殺菌方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22886886A JPS6382667A (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 | 加圧減圧殺菌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22886886A JPS6382667A (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 | 加圧減圧殺菌方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6382667A true JPS6382667A (ja) | 1988-04-13 |
JPH0346102B2 JPH0346102B2 (ja) | 1991-07-15 |
Family
ID=16883134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22886886A Granted JPS6382667A (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 | 加圧減圧殺菌方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6382667A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02231063A (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-13 | Endouseijiyuu Tomonokai:Kk | 無菌生ジュースの製造における殺菌方法の改良 |
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JPH0316893U (ja) * | 1989-06-27 | 1991-02-20 | ||
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JP2011110522A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Takako:Kk | 微生物量抑制装置およびシステム |
-
1986
- 1986-09-27 JP JP22886886A patent/JPS6382667A/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0346102B2 (ja) | 1991-07-15 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |