JPS6382515A - 加算器 - Google Patents
加算器Info
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- JPS6382515A JPS6382515A JP61227109A JP22710986A JPS6382515A JP S6382515 A JPS6382515 A JP S6382515A JP 61227109 A JP61227109 A JP 61227109A JP 22710986 A JP22710986 A JP 22710986A JP S6382515 A JPS6382515 A JP S6382515A
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- JP
- Japan
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- carry
- inverter
- clock signal
- output
- adder
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 36
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 6
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 2
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F7/00—Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
- G06F7/38—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
- G06F7/48—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
- G06F7/50—Adding; Subtracting
- G06F7/505—Adding; Subtracting in bit-parallel fashion, i.e. having a different digit-handling circuit for each denomination
- G06F7/506—Adding; Subtracting in bit-parallel fashion, i.e. having a different digit-handling circuit for each denomination with simultaneous carry generation for, or propagation over, two or more stages
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、比較的簡素な回路構成で高速加算動作を達
成し得る加算器に関する。
成し得る加算器に関する。
(従来の技術)
従来より知られているマンチェスタ形相上げ加算器は、
それぞれの全加算器ごとにキャリー(桁上り信号〉の発
生あるいは下位の桁からのキャリーの伝達を行うことに
より、比較的簡単な構成で加算器を実現している。
それぞれの全加算器ごとにキャリー(桁上り信号〉の発
生あるいは下位の桁からのキャリーの伝達を行うことに
より、比較的簡単な構成で加算器を実現している。
第5図はマンチェスタ形相上げ加算器(以下、単に「加
算器」と呼ぶ)の構成図である。同図に示すマンチェス
タ形相上げ加算器は、Oビット目〜3ビット目までの4
ビット分の加算を行う部分だけを抜き出したものである
。この加算器は、加算情報A、Bが直列に接続されたそ
れぞれの全加算器1に与えられると、それぞれの全加算
器毎に加算を行い、加算結果である加算情報の和Sを求
める。さらに、加算にともなうキャリーを発生して上位
の桁へ送出するか、あるいはキャリーを発生せず下位の
桁からのキャリーを伝達する。
算器」と呼ぶ)の構成図である。同図に示すマンチェス
タ形相上げ加算器は、Oビット目〜3ビット目までの4
ビット分の加算を行う部分だけを抜き出したものである
。この加算器は、加算情報A、Bが直列に接続されたそ
れぞれの全加算器1に与えられると、それぞれの全加算
器毎に加算を行い、加算結果である加算情報の和Sを求
める。さらに、加算にともなうキャリーを発生して上位
の桁へ送出するか、あるいはキャリーを発生せず下位の
桁からのキャリーを伝達する。
このキャリーの発生及び伝達は、加算情報△。
8の(177により決定される。これは、全加算器1が
加算情報A、Bの排他的論理和演算(AΦB)を行い、
演算結果をPとすると、Pが0″すなわちA=Bとなり
A=8=“1″の場合には、キャリー“1′°を、また
、A−B−”0”の場合には、キャリーit Opsを
発生して上位の桁へ送出する。
加算情報A、Bの排他的論理和演算(AΦB)を行い、
演算結果をPとすると、Pが0″すなわちA=Bとなり
A=8=“1″の場合には、キャリー“1′°を、また
、A−B−”0”の場合には、キャリーit Opsを
発生して上位の桁へ送出する。
一方、Pが1”すなわちA4Bの場合には、キャリーは
発生されず、下位の桁からのキャリーが上位の桁へ伝達
される。
発生されず、下位の桁からのキャリーが上位の桁へ伝達
される。
このキャリーの伝達は、お互いのソース端子とドレイン
端子が接続され、Pの値に基づいて導通制御されるPチ
ャンネルMO8型トランジスタ(以下rPMO3Jと呼
ぶ)とNチャンネルMO8型トランジスタ(以下rNM
O8Jと呼ぶ)で構成されるパストランジスタ3及び波
形整形用のインバータ4を介して上位の桁の全加算器1
に与えられる。このため、キャリーの伝達時間は、パス
トランジスタ3を構成するPMO8及びNMO8のオン
抵抗R及び各端子の容置に依存することになり、直列に
接続されたパストランジスタ3の個数が増加するにした
がって遅延が大きくなる。
端子が接続され、Pの値に基づいて導通制御されるPチ
ャンネルMO8型トランジスタ(以下rPMO3Jと呼
ぶ)とNチャンネルMO8型トランジスタ(以下rNM
O8Jと呼ぶ)で構成されるパストランジスタ3及び波
形整形用のインバータ4を介して上位の桁の全加算器1
に与えられる。このため、キャリーの伝達時間は、パス
トランジスタ3を構成するPMO8及びNMO8のオン
抵抗R及び各端子の容置に依存することになり、直列に
接続されたパストランジスタ3の個数が増加するにした
がって遅延が大きくなる。
この遅延を小さくするために、パストランジスタ3をブ
ロックに分割して、それぞれのブロック毎にスキップ回
路5が設けられており、第5図に示した加算器にあって
は、0ビツト目〜3ビツト目の全加算器1を1つのブロ
ックとしており、このブロックに1つのスキップ回路5
が設けられている。
ロックに分割して、それぞれのブロック毎にスキップ回
路5が設けられており、第5図に示した加算器にあって
は、0ビツト目〜3ビツト目の全加算器1を1つのブロ
ックとしており、このブロックに1つのスキップ回路5
が設けられている。
スキップ回路5は、Oビット目〜3ビット目のすべての
全加算器1でキャリーが発生せず、下位の桁から伝達さ
れたキャリーを上位の桁へ伝達する場合に、4つのパス
トランジスタ3をスキップしてキャリーを伝達するもの
である。すなわち、Po〜P3がすべて“1″となった
ことをNANDゲート7で検出して、この検出結果にし
たがって、パストランジスタ3と同様にPMO8及びN
MO8で構成され、直列に接続された4つのパストラン
ジスタ3と並列に接続されたスキップトランジスタ9を
導通制御し、このスキップトランジスタ9を介してキャ
リーを伝達する。0ビツト目〜3ビツト目のすべての全
加算器1でキャリーが発生せずPo=P:+が1”にな
ると、NANDゲート7の出力はII 111となり、
スキップトランジスタ9が導通してキャリーが伝達され
る。
全加算器1でキャリーが発生せず、下位の桁から伝達さ
れたキャリーを上位の桁へ伝達する場合に、4つのパス
トランジスタ3をスキップしてキャリーを伝達するもの
である。すなわち、Po〜P3がすべて“1″となった
ことをNANDゲート7で検出して、この検出結果にし
たがって、パストランジスタ3と同様にPMO8及びN
MO8で構成され、直列に接続された4つのパストラン
ジスタ3と並列に接続されたスキップトランジスタ9を
導通制御し、このスキップトランジスタ9を介してキャ
リーを伝達する。0ビツト目〜3ビツト目のすべての全
加算器1でキャリーが発生せずPo=P:+が1”にな
ると、NANDゲート7の出力はII 111となり、
スキップトランジスタ9が導通してキャリーが伝達され
る。
このように、スキップ回路5を設けてキャリーをスキッ
プさせることにより、1つのブロックのすべての全加算
器1からキャリーが発生しない場合に、下位の桁から上
位の桁へ伝達されるキャリーは、直列に接続された4つ
のパストランジスタ3を介して伝達される場合に比べて
高速に伝達される。
プさせることにより、1つのブロックのすべての全加算
器1からキャリーが発生しない場合に、下位の桁から上
位の桁へ伝達されるキャリーは、直列に接続された4つ
のパストランジスタ3を介して伝達される場合に比べて
高速に伝達される。
(発明が解決しようとする問題点)
以上説明したように、スキップ回路5を設けることによ
り、キャリーの伝達は高速に行われることになる。
り、キャリーの伝達は高速に行われることになる。
しかしながら、スキップ回路5のスキップトランジスタ
9が導通状態にあり、キャリーをスキップさせる時には
、PO〜P3は1″になっているために、4つのパスト
ランジスタ3もすべて導通状態になっている。このため
、第6図に示すように、パストランジスタ3のそれぞれ
のオン抵抗Rとそれぞれの容ICは、ワイヤードオア接
続されたA点を介してスキップトランジスタ9の負荷と
なり、キャリー伝達における遅延の原因となる。
9が導通状態にあり、キャリーをスキップさせる時には
、PO〜P3は1″になっているために、4つのパスト
ランジスタ3もすべて導通状態になっている。このため
、第6図に示すように、パストランジスタ3のそれぞれ
のオン抵抗Rとそれぞれの容ICは、ワイヤードオア接
続されたA点を介してスキップトランジスタ9の負荷と
なり、キャリー伝達における遅延の原因となる。
例えば、A点が“1″レベルの状態でキャリー110
ITのスキップが行われる場合に、キャリーは直列に接
続された各パストランジスタ3の伝達経路よりもスキッ
プトランジスタ9の伝達経路からの方が速くA点に達す
る。この時に、それぞれのパストランジスタ3の各容量
の電位が“1″レベルである場合には、スキップトラン
ジスタ9を介してA点に伝達されたキャリー“Oパで、
各パストランジスタ3の各容量に蓄えられていた電荷の
一部が放電することになる。このため、第7図に示すよ
うに、A点の電位の立ち下りが遅れてキャリー“0パの
伝達が遅れることになる。また、キャリー111 !+
のスキップの場合にも同様に、第7図に示すように、A
点の電位の立ち上がりが遅れてキャリー゛1°′の伝達
が遅れることになる。−方、キャリーのレベルと各パス
トランジスタ3の8吊のレベルとが同レベルの場合には
、逆にキャリーの伝達は早くなる。
ITのスキップが行われる場合に、キャリーは直列に接
続された各パストランジスタ3の伝達経路よりもスキッ
プトランジスタ9の伝達経路からの方が速くA点に達す
る。この時に、それぞれのパストランジスタ3の各容量
の電位が“1″レベルである場合には、スキップトラン
ジスタ9を介してA点に伝達されたキャリー“Oパで、
各パストランジスタ3の各容量に蓄えられていた電荷の
一部が放電することになる。このため、第7図に示すよ
うに、A点の電位の立ち下りが遅れてキャリー“0パの
伝達が遅れることになる。また、キャリー111 !+
のスキップの場合にも同様に、第7図に示すように、A
点の電位の立ち上がりが遅れてキャリー゛1°′の伝達
が遅れることになる。−方、キャリーのレベルと各パス
トランジスタ3の8吊のレベルとが同レベルの場合には
、逆にキャリーの伝達は早くなる。
このように、キャリーをスキップさせる場合にあっては
、各パストランジスタ3はスキップトランジスタ9の負
荷となるために、キャリーの伝達速度は各パストランジ
スタ3の容吊の状態に左右され、伝達されるキャリーの
レベルと各パストランジスタ3の容量のレベルとが異な
る場合には、キャリーの伝達は遅れることになり、加算
器の演算速度を高める上での障害となっていた。
、各パストランジスタ3はスキップトランジスタ9の負
荷となるために、キャリーの伝達速度は各パストランジ
スタ3の容吊の状態に左右され、伝達されるキャリーの
レベルと各パストランジスタ3の容量のレベルとが異な
る場合には、キャリーの伝達は遅れることになり、加算
器の演算速度を高める上での障害となっていた。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであり
、キャリーの伝達を高速に行い、加算動作を更に高速に
行うことができる加算器を提供することを目的とする。
、キャリーの伝達を高速に行い、加算動作を更に高速に
行うことができる加算器を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するために、この発明は、加算しようと
する加算情報によりキャリーの発生を行う複数の全加算
器と、この全加算器からキャリーが発生しない場合に下
位の桁の全加算器から発生したキャリーをこの全加算器
の次の上位の桁の全加算器へ伝達する第1伝達手段と、
キャリーの伝達方向に対して前記第1伝達手段と並列に
設けられて、下位の桁の全加算器から発生したキャリー
を所定の桁分だけ上位の桁の全加算器へ伝達する第2伝
達手段と、この第2伝達手段を介してキャリーが上位の
桁の全加算器に伝達される場合に前記第1伝達手段と前
記第2伝達手段とを非接続状態にさせる手段とから構成
される。
する加算情報によりキャリーの発生を行う複数の全加算
器と、この全加算器からキャリーが発生しない場合に下
位の桁の全加算器から発生したキャリーをこの全加算器
の次の上位の桁の全加算器へ伝達する第1伝達手段と、
キャリーの伝達方向に対して前記第1伝達手段と並列に
設けられて、下位の桁の全加算器から発生したキャリー
を所定の桁分だけ上位の桁の全加算器へ伝達する第2伝
達手段と、この第2伝達手段を介してキャリーが上位の
桁の全加算器に伝達される場合に前記第1伝達手段と前
記第2伝達手段とを非接続状態にさせる手段とから構成
される。
(作用)
この発明の加算器においては、下位の桁の全加算器から
発生したキャリーを第2伝達手段を介して所定の桁分だ
けスキップさせて上位の桁の全加算器に伝達される時に
、第1伝達手段と第2伝達手段とを非接続状態にさせて
いる。
発生したキャリーを第2伝達手段を介して所定の桁分だ
けスキップさせて上位の桁の全加算器に伝達される時に
、第1伝達手段と第2伝達手段とを非接続状態にさせて
いる。
(実施例)
以下、図面を用いてこの発明の一実施例を説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係るマンチェスタ形相上
げ加算器の構成図である。なお、第5図と同符号のもの
は同一の機能を有するものであり、その説明は省略する
。
げ加算器の構成図である。なお、第5図と同符号のもの
は同一の機能を有するものであり、その説明は省略する
。
第1図に示した加算器は、キャリーをスキップさせる場
合に、直列に接続された4つのパストランジスタ3を介
するキャリーの伝達経路とスキップ時の伝達経路とを分
離して、スキップ時の伝達経路となるスキップ回路11
の負荷を低減したものである。
合に、直列に接続された4つのパストランジスタ3を介
するキャリーの伝達経路とスキップ時の伝達経路とを分
離して、スキップ時の伝達経路となるスキップ回路11
の負荷を低減したものである。
スキップ回路11は、クロックドインバータ13とNA
NDゲート7及びインバータ15とから構成されている
。
NDゲート7及びインバータ15とから構成されている
。
クロックドインバータは、クロック信号φ及びその反転
信号である反転クロック信号φで導通制御され、クロッ
ク信号φが゛1″レベル、反転クロック信号φが゛○′
ルベルで通常のインバータと同様な動作を行い、クロッ
ク信号φが゛Oパレベル、反転クロック信号φが゛1°
゛レベルで入力信号のレベルにかかわらずハイインピー
ダンス状態となる。
信号である反転クロック信号φで導通制御され、クロッ
ク信号φが゛1″レベル、反転クロック信号φが゛○′
ルベルで通常のインバータと同様な動作を行い、クロッ
ク信号φが゛Oパレベル、反転クロック信号φが゛1°
゛レベルで入力信号のレベルにかかわらずハイインピー
ダンス状態となる。
このようなりロックドインバータをPMO817a 、
17b及びNMO819a 、19bで構成した一例を
第2図に示す。第2図に示ずクロックドインバータは、
ゲート端子に反転クロック信号φが与えられるPMO3
17aと、ゲート端子に入力信号が与えられるPMO8
17bとを、電圧源Vccと出力OUTとの間に直列接
続し、ゲート端子に入力信号が与えられるNMO819
aと、ゲート端子に反転クロック信号φが与えられるN
MO819bとを、出力01JTとグランドとの間に接
続して構成されている。
17b及びNMO819a 、19bで構成した一例を
第2図に示す。第2図に示ずクロックドインバータは、
ゲート端子に反転クロック信号φが与えられるPMO3
17aと、ゲート端子に入力信号が与えられるPMO8
17bとを、電圧源Vccと出力OUTとの間に直列接
続し、ゲート端子に入力信号が与えられるNMO819
aと、ゲート端子に反転クロック信号φが与えられるN
MO819bとを、出力01JTとグランドとの間に接
続して構成されている。
このような構成において、クロック信号φがII I
I!レベルとなり、反転クロック信号φが” o ”レ
ベルになると、PMO817a及びNMO819bは導
通状態となり、入力fNに与えられた入力信号を反転し
た信号が出力OUTに送出される。
I!レベルとなり、反転クロック信号φが” o ”レ
ベルになると、PMO817a及びNMO819bは導
通状態となり、入力fNに与えられた入力信号を反転し
た信号が出力OUTに送出される。
一方、クロック信号φが゛0″レベルとなり、反転クロ
ック信号φがII 1 I+レベルになると、PMO8
17a及びNMO319bは非導通状態となり、出力O
UTは入力信号のレベルにかかわらずハイインピーダン
ス状態となる。
ック信号φがII 1 I+レベルになると、PMO8
17a及びNMO319bは非導通状態となり、出力O
UTは入力信号のレベルにかかわらずハイインピーダン
ス状態となる。
第1図に戻って、上述したようなりロックドインバータ
13は、その入力に下位の桁から送出されたキャリーが
与えられ、その出力が上位の桁のキャリー人力になって
おり、スキップ時に導通状態となり、下位の桁から発生
したキャリーを上位の桁へ伝達するものである。
13は、その入力に下位の桁から送出されたキャリーが
与えられ、その出力が上位の桁のキャリー人力になって
おり、スキップ時に導通状態となり、下位の桁から発生
したキャリーを上位の桁へ伝達するものである。
クロックドインバータ13の反転クロック信号φは、P
o〜P3を入力とするNANDゲート7p出力となって
おり、クロック信号φはNANOゲートの出力を入力と
するインバータ15の出力になっている。
o〜P3を入力とするNANDゲート7p出力となって
おり、クロック信号φはNANOゲートの出力を入力と
するインバータ15の出力になっている。
また、クロックドインバータ21が、3ビツト目の全加
算器のP3で導通制御されるパストランジスタ3と、ク
ロックドインバータ13の出力との間に接続されており
、このクロックドインバータ21は、NANDゲート7
の出力をクロック信号とし、インバータ15の出力を反
転クロック信号φとして導通制御されている。しかるに
、クロックドインバータ13とクロッ”クドインバータ
21は、相反するクロック信号φ及び反転クロック信号
φで導通制御されるために、一方のクロックドインバー
タが導通状態にある時には、他方のクロックドインバー
タは非導通状態になっている。
算器のP3で導通制御されるパストランジスタ3と、ク
ロックドインバータ13の出力との間に接続されており
、このクロックドインバータ21は、NANDゲート7
の出力をクロック信号とし、インバータ15の出力を反
転クロック信号φとして導通制御されている。しかるに
、クロックドインバータ13とクロッ”クドインバータ
21は、相反するクロック信号φ及び反転クロック信号
φで導通制御されるために、一方のクロックドインバー
タが導通状態にある時には、他方のクロックドインバー
タは非導通状態になっている。
したがって、クロックドインバータ21は、PO〜P3
がすべて“1”となりスキップ状態になると非導通状態
となり、キャリーが全加算器1で発生した時のキャリー
の伝達経路とスキップ時の伝達経路とを分離して、スキ
ップ時に直列に接続されたパストランジスタ3の抵抗と
容量をクロックドインバータ13の負荷にならないよう
にしている。
がすべて“1”となりスキップ状態になると非導通状態
となり、キャリーが全加算器1で発生した時のキャリー
の伝達経路とスキップ時の伝達経路とを分離して、スキ
ップ時に直列に接続されたパストランジスタ3の抵抗と
容量をクロックドインバータ13の負荷にならないよう
にしている。
以上説明したように、この実施例は構成されており、次
にこの実施例の作用を説明する。
にこの実施例の作用を説明する。
まずはじめに、下位の桁からのキャリーがスキップされ
る場合について説明する。それぞれの全加算器1に、A
O≠Bo 、At≠8+ 、A2≠82 、A3≠83
となる加算情報A、Bが与えられると、全加算器1にお
いてそれぞれの加算情報の排他的論理和演算A■Bが行
゛われる。そして、この演算結果であるPo=P3はす
べて“1”となり、また、すべての全加算器1ではキャ
リーは発生されない。
る場合について説明する。それぞれの全加算器1に、A
O≠Bo 、At≠8+ 、A2≠82 、A3≠83
となる加算情報A、Bが与えられると、全加算器1にお
いてそれぞれの加算情報の排他的論理和演算A■Bが行
゛われる。そして、この演算結果であるPo=P3はす
べて“1”となり、また、すべての全加算器1ではキャ
リーは発生されない。
これにより、すべてのパストランジスタ3は導通状態と
なる。さらに、NANDゲートの出力は0”となり、イ
ンバータ15の出力は1″となる。したがって、1”レ
ベルのクロック信号φ及び“O゛ルベル反転クロック信
号φがクロックドインバータ13に供給されて、クロッ
クドインバータ13は導通状態となる。また、′0”レ
ベルのクロック信号φ及び“1”レベルの反転クロック
信号φがクロックドインバータ21に供給されて、クロ
ックドインバータ21は非導通状態となる。
なる。さらに、NANDゲートの出力は0”となり、イ
ンバータ15の出力は1″となる。したがって、1”レ
ベルのクロック信号φ及び“O゛ルベル反転クロック信
号φがクロックドインバータ13に供給されて、クロッ
クドインバータ13は導通状態となる。また、′0”レ
ベルのクロック信号φ及び“1”レベルの反転クロック
信号φがクロックドインバータ21に供給されて、クロ
ックドインバータ21は非導通状態となる。
この結果、すべてのパストランジスタ3が導通状態にあ
るにもかかわらず、P3で導通制御されるパストランジ
スタ3とクロックドインバータ13の出力とが非接続状
態にあるので、下位の桁から伝達されたキャリーは、ク
ロックドインバータ13を介して上位の桁へ伝達される
。
るにもかかわらず、P3で導通制御されるパストランジ
スタ3とクロックドインバータ13の出力とが非接続状
態にあるので、下位の桁から伝達されたキャリーは、ク
ロックドインバータ13を介して上位の桁へ伝達される
。
次に、下位の桁からのキャリーがスキップされない場合
について説明する。
について説明する。
少なくとも1つの全加算器1にA−8となる加算情報が
与えられると、この加算情報が与えられた全加算器1か
らキャリーが発生するとともに、この全加算器1のP出
力は“O”となる。
与えられると、この加算情報が与えられた全加算器1か
らキャリーが発生するとともに、この全加算器1のP出
力は“O”となる。
これにより、このPで導通制御されるパストランジスタ
3は非導通状態となる。さらに、NANDゲートの出力
は“1”となり、クロックドインバータ13のクロック
信号φはl Q 91、反転りOツク信号φは1“、ク
ロックドインバータ21のクロック信号φは“1″、反
転クロック信号φは“0″となり、クロックドインバー
タ13は非導通状態、クロックドインバータ21は導通
状態となる。
3は非導通状態となる。さらに、NANDゲートの出力
は“1”となり、クロックドインバータ13のクロック
信号φはl Q 91、反転りOツク信号φは1“、ク
ロックドインバータ21のクロック信号φは“1″、反
転クロック信号φは“0″となり、クロックドインバー
タ13は非導通状態、クロックドインバータ21は導通
状態となる。
したがって、下位の桁からのキャリーは上位の桁へ伝達
されず、全加算器1から発生したキャリーがクロックド
インバータ21を介して上位の桁へ伝達される。
されず、全加算器1から発生したキャリーがクロックド
インバータ21を介して上位の桁へ伝達される。
ところで、この実施例では、スキップ時にキャリーをク
ロックドインバータ13を介して伝達しているために、
前述したスキップトランジスタ9の場合に比べて、クロ
ックドインバータ13によるゲート遅延が生じることに
なる。しかしながら、第5図で示したワイヤードオア形
式にあっては、キャリーがパストランジスタ3を伝達す
ることで立ち下がり及び立ち上がりの鈍った波形を整形
するためのインバータ4が用いられ、このインバータ4
によるゲート遅延が生じていた。したがって、この実施
例にあっては、第5図に示したワイヤードオア形式に比
べて、ゲート遅延によりキャリーの伝達が遅れることは
ない。
ロックドインバータ13を介して伝達しているために、
前述したスキップトランジスタ9の場合に比べて、クロ
ックドインバータ13によるゲート遅延が生じることに
なる。しかしながら、第5図で示したワイヤードオア形
式にあっては、キャリーがパストランジスタ3を伝達す
ることで立ち下がり及び立ち上がりの鈍った波形を整形
するためのインバータ4が用いられ、このインバータ4
によるゲート遅延が生じていた。したがって、この実施
例にあっては、第5図に示したワイヤードオア形式に比
べて、ゲート遅延によりキャリーの伝達が遅れることは
ない。
したがって、第5図に示したワイヤードオア形式にあっ
ては、スキップ時にパストランジスタ3の抵抗と各組が
クロックドインバータ13の負荷となるために、波形整
形後の出力は、第3図に示すように、キャリー人力から
かなら遅れるのに対して、この実施例にあっては、パス
トランジスタ3とクロックドインバータ13とがクロッ
クドインバータ21により非接続状態にされ、スキップ
時にパストランジスタ3がクロックドインバータ13の
負荷にならないとともに、クロックドインバータ13は
ドライブ能力を有しているので、第4図に示すように、
キャリーはかなり高速に伝達されることになる。
ては、スキップ時にパストランジスタ3の抵抗と各組が
クロックドインバータ13の負荷となるために、波形整
形後の出力は、第3図に示すように、キャリー人力から
かなら遅れるのに対して、この実施例にあっては、パス
トランジスタ3とクロックドインバータ13とがクロッ
クドインバータ21により非接続状態にされ、スキップ
時にパストランジスタ3がクロックドインバータ13の
負荷にならないとともに、クロックドインバータ13は
ドライブ能力を有しているので、第4図に示すように、
キャリーはかなり高速に伝達されることになる。
また、この実施例においては、キャリーを4桁分スキッ
プさせているが、これに限定されるものではない。した
がって、キャリーをスキップさせる場合のキャリーの伝
達速度は、キャリーをスキップさせる桁数にかかわらず
常に一定となる。
プさせているが、これに限定されるものではない。した
がって、キャリーをスキップさせる場合のキャリーの伝
達速度は、キャリーをスキップさせる桁数にかかわらず
常に一定となる。
[発明の効果1
以上説明したように、この発明によれば、下位の桁の全
加算器から発生したキャリーが第2伝達手段を介して所
定の桁分だけスキップさせて上位の桁の全加算器に伝達
される時に、第1伝達手段と第2伝達手段とを非接続状
態にさせるようにしたので、第1伝達手段が第2伝達手
段の負荷にならないようにして、第2伝達手段の負荷を
低減することができる。この結果、スキップ時のキャリ
ーの伝達が高速に行われて、加算動作を高速に行うこと
ができる。
加算器から発生したキャリーが第2伝達手段を介して所
定の桁分だけスキップさせて上位の桁の全加算器に伝達
される時に、第1伝達手段と第2伝達手段とを非接続状
態にさせるようにしたので、第1伝達手段が第2伝達手
段の負荷にならないようにして、第2伝達手段の負荷を
低減することができる。この結果、スキップ時のキャリ
ーの伝達が高速に行われて、加算動作を高速に行うこと
ができる。
第1図はこの発明の一実施例に係る加算器の構成図、第
2図は第1図に示すクロックドインバータの一員体例を
示す構成図、第3図は第5図におけるキャリーの伝達速
度を示す図、第4図は第1図におけるキャリーの伝達速
度を示す図、第5図は従来の加算器の一例を示す構成図
、第6図は第5図におけるキャリーの伝達にかかわる部
分を示した図、第7図は第6図におけるキャリーの伝達
速度を示す図である。 (図の主要な部分を表わす符号の説明)1・・・全加算
器 3・・・パストランジスタ 13.21・・・クロックドインバータ上位の川へ 嶌 1 図 第21!!1 4tリ一人力 第5図
2図は第1図に示すクロックドインバータの一員体例を
示す構成図、第3図は第5図におけるキャリーの伝達速
度を示す図、第4図は第1図におけるキャリーの伝達速
度を示す図、第5図は従来の加算器の一例を示す構成図
、第6図は第5図におけるキャリーの伝達にかかわる部
分を示した図、第7図は第6図におけるキャリーの伝達
速度を示す図である。 (図の主要な部分を表わす符号の説明)1・・・全加算
器 3・・・パストランジスタ 13.21・・・クロックドインバータ上位の川へ 嶌 1 図 第21!!1 4tリ一人力 第5図
Claims (1)
- 加算しようとする加算情報によりキャリーの発生を行う
複数の全加算器と、この全加算器からキャリーが発生し
ない場合に下位の桁の全加算器から発生したキャリーを
この全加算器の次の上位の桁の全加算器へ伝達する第1
伝達手段と、キャリーの伝達方向に対して前記第1伝達
手段と並列に設けられて、下位の桁の全加算器から発生
したキャリーを所定の桁分だけ上位の桁の全加算器へ伝
達する第2伝達手段と、この第2伝達手段を介してキャ
リーが上位の桁の全加算器に伝達される場合に前記第1
伝達手段と前記第2伝達手段とを非接続状態にさせる手
段とを有することを特徴とする加算器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61227109A JPS6382515A (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 | 加算器 |
US07/101,425 US4817031A (en) | 1986-09-27 | 1987-09-28 | Adder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61227109A JPS6382515A (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 | 加算器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6382515A true JPS6382515A (ja) | 1988-04-13 |
Family
ID=16855617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61227109A Pending JPS6382515A (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 | 加算器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4817031A (ja) |
JP (1) | JPS6382515A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01206433A (ja) * | 1988-02-15 | 1989-08-18 | Nec Corp | 算術論理演算装置 |
JPH01281529A (ja) * | 1988-05-07 | 1989-11-13 | Fujitsu Ltd | 2進演算器 |
EP0351059A2 (en) * | 1988-06-15 | 1990-01-17 | Fujitsu Limited | Carry propagation circuit for a parallel adder |
JPH02245925A (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-01 | Fujitsu Ltd | 論理回路 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2513721B2 (ja) * | 1987-09-08 | 1996-07-03 | 株式会社リコー | 加算器 |
US4918642A (en) * | 1988-03-29 | 1990-04-17 | Chang Chih C | Isolated carry propagation fast adder |
US4982357A (en) * | 1989-04-28 | 1991-01-01 | International Business Machines Corporation | Plural dummy select chain logic synthesis network |
JP2992588B2 (ja) * | 1989-06-30 | 1999-12-20 | 三菱電機株式会社 | 加算回路 |
JP3487783B2 (ja) * | 1999-03-17 | 2004-01-19 | 富士通株式会社 | 加算回路、それを利用した積分回路、及びそれを利用した同期確立回路 |
DE10215784A1 (de) * | 2002-04-10 | 2003-10-30 | Infineon Technologies Ag | Rechenwerk und Verfahren zum Subtrahieren |
CN103279323B (zh) * | 2013-05-31 | 2016-12-07 | 福建星网锐捷网络有限公司 | 一种加法器 |
Citations (1)
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JPS62144242A (ja) * | 1985-12-18 | 1987-06-27 | Mitsubishi Electric Corp | 加算回路 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS60116034A (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-22 | Toshiba Corp | 加算回路 |
JPS60134932A (ja) * | 1983-12-24 | 1985-07-18 | Toshiba Corp | プリチヤ−ジ型の桁上げ連鎖加算回路 |
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-
1986
- 1986-09-27 JP JP61227109A patent/JPS6382515A/ja active Pending
-
1987
- 1987-09-28 US US07/101,425 patent/US4817031A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02245925A (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-01 | Fujitsu Ltd | 論理回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4817031A (en) | 1989-03-28 |
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