JPH01281529A - 2進演算器 - Google Patents

2進演算器

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JPH01281529A
JPH01281529A JP63110889A JP11088988A JPH01281529A JP H01281529 A JPH01281529 A JP H01281529A JP 63110889 A JP63110889 A JP 63110889A JP 11088988 A JP11088988 A JP 11088988A JP H01281529 A JPH01281529 A JP H01281529A
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control signal
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目的〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第15図、第16図、第17図)発明が解
決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図、第2図)作用 実施例 原理(第3図) 第1実總例(第3図、第4図) 第2実施例(第5図) 第3実施例(第6図) 第4実施例(第7図) 第5実施例(第8図) 第6実施例(第9図) 第7実施例(第10図) 第8実施例(第11図) 第9実施例(第12図、第13図、第14図)第10実
施例 発明の効果 〔概要〕 ディジタル回路の2進基礎演算器に係り、特に並列全加
算器および並列全減算器における群先見桁上げ処理回路
の改良に関し、 回折上げ選択加算または減算方式を用いた並列2進演算
器において、高速性を犠牲にすることなく回路の構成素
子数を削減しうる2進演算器を堤供することを目的とし
、 並列全加算器にあっては、2つのnビット2進数データ
を入力として、各桁の桁上げ制御信号および桁上げ発生
信号を生成する手段と、前記2つのnビット2進数デー
タを所定のビット数ごとに群分けし、群分けされた各デ
ータに対応する前記各桁上げ制御信号、桁上げ発生信号
および真の桁上げ信号に基づいて並行処理により前記2
つのnビット2進数データの算術和を演算して真の和信
号を生成する群加算手段と、前記桁上げ制御信号および
桁上げ発生信号に基づいて前記各群に対応する回折上げ
制御信号および回折上げ発生信号を生成する手段と、を
備えた2進演算器において、前記回折上げ制御信号およ
び回折上げ発生信号に基づいて累積群桁上げ制御信号お
よび累積群桁上げ発生信号を生成する手段と、前記累積
群桁上げ制御信号、累積群桁上げ発生18号および肖該
群への桁上げ信号により真の桁上げ信号を生成する手段
と、を備えて構成し、 並列全減算器にあっては、2つのnビット2進数データ
を入力として各桁の桁借り制御信号および桁借り発生信
号を生成する手段と、前記2つのnビット2進数データ
を所定のビット数ごとに群分けし、群分けされた各デー
タに対応する前記各桁借り制御信号、桁借り発生信号お
よび真の桁借り信号に基づいて並行処理により前記2つ
のnビット2進数データの算術差を演算して真の差信号
を生成する群減算手段と、前記桁借り制御信号および桁
mり発生信号に基づいて前記各群に対応する群桁借り制
m信号および群桁借り発生信号を生成する手段と、を備
えた2進演算器において、前記群桁借り制御信号および
群桁借り発生信号に基づいて累積群桁借り制m@号およ
び累積群桁借り発生信号を生成する手段と、前記累積群
桁借り制御信号、8WIt¥FT借り発生信号および当
該群への桁借り信号により真の桁借り信号を生成する手
段と、を備えて構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はディジタル回路の2進基礎演算器に係り、特に
並列全加算器および並列全減算器における群先見桁上げ
処理回路の改良に関する。
情報量の増大に伴い、計算機によるデータ処理の高速化
が要求される。このデータ処理の高速化の一手法として
、桁上げ先見(CLA:Carry Look^hea
d )法が知られている。この桁上げ先見法は予め各桁
ごとに必要な桁上げを先見することにより加算速度を高
速化しようとするものである。しかし、この桁上げ先見
法によればデータ長の増大に伴って限りなく演算素子の
増大を招くこととなるため、あまり実用的でない。
一方、データ長が特に長い場合(例えば、32ビツト、
64ビツト)に好適な手法として桁上げ選択加算(Ca
rry 5elect Adder)法が知られティる
。この桁上げ選択加算法によれば、データを複数の群に
分割し、各群の加算器において下位群からの真の桁上げ
信号が生成される以前に前もって桁上げが“0”である
と仮定した場合の和信号および桁上げが“1”であると
仮定した場合の和信号をそれぞれ生成しておく、そして
下位群の加算器からくり上ってくる真の桁上げ信号が入
力された時点で、その真の桁上げ信号の論理に対応する
仮の和信号(0”のものか“1″のものかのいずれか一
方)を選択し、その選択した仮の和信号をその回加算器
の真の和信号として出力する。
〔従来の技術〕
第15図に、上記桁上げ選択加算法を用いた高速並列全
加算器による64ビツトALU(Arithletic
 Loqic Unit )の例を示す。
このALUは大別して、先見法により真の桁上げ信号が
“0”の場合および“1″の場合の各仮の和信号を生成
する和信号生成部と、同様の先見法で真の桁上げ信号が
0”の場合および“1”の場合の各仮の桁上げ信号を生
成して最終的に真の桁上げ信号を生成する桁上げ信号生
成回路と、生成された真の桁上げ信号により上記仮の和
信号を選択する選択回路と、から構成される。以下、第
15図を参照し、各構成要素別に詳述する。
立ユヱニヱ 処理すべきデータは、一般に、2つのnビット2進数A
、Bであり、ここでは64ビツトのデータであるとする
。Aは被加数Bは加数であり、ALUは被加数Aと加数
Bとの算術和Fを算出するものである。
以下の説明においては、説明を簡単にするため、−a化
して、データA、Bおよび算術和Fの第1桁(1=0.
1,2.”−n−1)の各ビットをそれぞれA1.B1
.Flとし、その他の各信号にも“l”の添字を附して
表現するものとする。
以上の64ビツト入力データA (A  、 A1゜A
2 ’ ”” A63)およびB (Bo、B1.B2
゜・・・’ B63’はユニット・ロジック・ブロック
(以下、U L B : Unit Logic Bl
ockIlili7路という、)100に入力される。
止LB旦11旦ユ ULB回路100は、各人出データの各桁のとットに対
応して設けられ、0〜63の64個設けられている。各
ULB回路100は後段において桁上げ選択加算を行う
のに必要な信号(すなわち桁上げ制御信号P、および桁
上げ発生信号G、の2つの信号)を生成する回路である
ここに、桁上げ制御信号P、は P、=A、$B・             ・・・(
1)+++ の排他的論理和(EOR)で与えられる。また、桁上げ
発生信号Gは G・=A・ ・B・        ・・・(2)の論
理積(AND)で与えられる。
このようにして、生成された桁上げ制御信号P、および
桁上げ発生信号G1はそれぞれ自らが属すべき群の桁上
げ選択加算回路(以下、C8・A:Carry 5el
ect Adder回路という、)101に入力される
なお、各ULB回路100に与えられている信号I。〜
■3は桁上げ制御信号P1、桁上げ発生信号G、とじて
何を出力するかを指定するための信号であり、本発明の
加算器構成には直接関係しないので説明は省略する。
q】ノ」旧iJ」」。
C8A回路101は、入力データA、Bを所定ビット数
(この例では、4ビツト)ごとに群に分割し、その各群
に属するビットごとに仮の和信号Fi(0)” 1(1
)を下位群からの真の桁上げ信号CM’lが生成される
以前に前もって生成しておく回路である。なおHoは第
1桁の属する回加算器(C3A回路)内で処理すべき信
号の最下位桁を表わすものとする。また、一つの回加算
器内で処理する信号桁数をl゛とする。仮の和信号Fi
(0)は真の桁上げ信号CM’−1が“0”であると仮
定した場合、Fi(1)はCH’−1が′1″であると
仮定した場合の仮の和信号をそれぞれ示している。また
、C3A回路101は、上記仮の和信号Fit。)。
Fi(1)の他に、後述する群先見桁上げ処理回路(以
下B L A CG : 81ook Look Ah
ead Carry Generater回路という、
)105で使用するための回折上げ制御信号BP、およ
び回折上げ発生信号BG、を生成する。
■ ここで、第16図にC3A回路101の具体例を示し、
以下説明する。この第16図は、第15図における第1
群(入力データA。〜A3.B。
〜B を受けもつ群)のC3A回路101−1を例に示
したものである。この第16図のうち(a)はシンボル
化した図、(b)は詳細回路図である。
この第16図(b)に示すように、C3A回路101 
、、、は、ULB回路100からの各ビットに対応する
桁上げ制御信号P。〜P3および桁上げ発生信号G。〜
G3を入力とする0回路構成素子としては、CMOSト
ランジスタを用い、NAND回路、インバータ回路およ
びEOR回路の組み合せで構成される。なお、パイボー
ラド・ランジスタなと他のディジタル素子を使用して構
成可能であることはいうまでもない。
このC3A回路101.は大別して5つのブロックで構
成される。第1ブロツクでは第0ビツトに関する仮の和
信号FO(0)” 0(1)を生成する。
第2ブロツクでは第1ビツトに間する仮の和信号F1f
O)” 1(1)を生成する。第3ブロツクでは第2ビ
ツトに関する仮の和信号F2(0)” 2(1)を生成
する。第4プロ・γりでは第3ビツトに関する仮の和信
号F3(0)” 3(1)を生成する。また、第5ブロ
ツクでは第3ビツト(すなわち第1群における最上位桁
)に関する回折上げ制御信号BP3および回折上げ発生
信号BG3を生成する(部分回路103)。
以上のようにして生成された各仮の和信号0(0)’ 
 0(1)   3(0)、F3(1)は対応する第1
FF   〜F マルチプレクサ回路(以下、第1MPX回路という、)
102に選択待ちの状態で出力される。また、回折上げ
制御信号BP3および回折上げ発生信号BG3は、BL
ACG回路105の入力信号の一部として出力される。
以上は1つのC3A回路101 、について説明したが
、他の群を受けらつC3A回路についても対応する入力
データごとに同様な構成となるので、それぞれの説明は
省略する。
BLACGEI  105 BLACG回路105は、各群のC3A回路101内の
部分回路103からの回折上げ制御信号BP、および回
折上げ発生信号BG、をさらに所定数(この例では、4
つ)の群に分割し、その各群に属する1桁上げ制al信
号BP、および1桁上げ発生信号BG、ごとに仮の桁上
げ信号C1(o)。
C1(1)を下位群からの真の桁上げ信号CM−+w’
が生成される以前に前もって生成しておく回路である。
なお、Hは第1桁の仮の桁上げ信号C1(0)。
CI (1)を生成する回路が属するBLACG回路内
で処理すべき信号の最下位桁を表すものとする。かつ、
M<M”−1とする。
仮の桁上げ信号C・ は真の桁上げ信号CH−1が“0
”であると仮定した場合、C1(1)はCM−1が“1
”であると仮定した場合の信号である。
ここで、第17図にBLACG回路105の具体例を示
し、以下説明する。この第17図は、第15図における
第1′n(入力Fs号B P 3 、B G 3゜I3
P  、BG  、BP  、BGl、およびBP15
゜BG  を受けもつ群)のBLACG回路105゜を
例にしたものである。第17図のうち、(a)はBLA
CG回路105−1をシンボル化した図、(b)は詳細
回路図である。
第17図(b)に示すように、BLACG回路105、
は、前段の各C3A回路101内の部分回路103から
の各回折上げ制御信号BP3゜B P 7 、 B P
 11.B P 1sおよび各回折上げ発生信号BG3
.BG7.BG11.BG、5を入力とする。
回路はCMOSトランジスタを用いてNAND回路およ
びインバータ回路の組み合せで構成される。
なお、CMOSに限らずバイポーラトランジスタなど他
のデイ°ジタル素子を用いても構成可能である。
BLACG回路105.は大別して4つのブロックで構
成される。第1のブロックでは1桁上げ制御信号BP3
および1桁上げ発生信号B G sに基づいて仮の桁上
げ信号C3(0)” 3(1)を生成する。以下同様に
して、第2のブロックではB P 3〜BP71BG3
′+BG7によりC7(0)” 7(1)を生成する。
第3のブロックではBP3〜BP11゜803〜801
±よりC11(0)    11(1)、Cを生成 する、第4のブロックではBP  〜BPts。
B G 3ゝBG15によりC15(0)   15(
1)を生成、 C する。
このようにして生成された各仮の桁上げ信号C3(0)
’  3(1)” 7(0)°07(1)°011(0
) 。
C11(1)およびc    、c    は対応する
7ルチプレクサ回路(以下、第2MPX回路)104に
選択待ちの状態で出力される。
以上は1つのBLACG回路105−1について説明し
たが、的の群を受けもつBLACG回路についても上記
同様の構成となるのでそれぞれの説明は省略する。
2Mr’XrI  104 第2MPX回路104は、各BLACG回路105から
の仮の桁上げ信号 C3[0)= C3(1)〜C、C
のうち各仮の桁上げ信号対 C3(0)” (1)・・・のいずれか一方(つまり、
桁上げ“0″の場合か、又は1lillの場合のいずれ
か一方)を下位群の第2MPX回路104の最上位桁の
信号である真の桁上げ信号C1o、C15,C31゜C
4□の入力時点で選択するセレクタである。
この仮の桁上げ信号の選択動作は、まず最下位群の第2
MPX回路104に真の桁上げ信号C8n が入力されることにより始まり、第1群の選択終了時点
で最上位の桁上げ信号C15がその上位の第2MPX回
路104に対する真の桁上げ信号としてくり上げられ、
以下順に上位の群に向かってくり上げられていく。
一方、各第2MPX回路104において選択された仮の
桁上げ信号のいずれか一方である真の桁上げ信号03〜
015・C19〜031・035〜047・C51〜C
63は対応する第1MPX回路102に対し、選択信号
として出力される。
IMPXO102 第1MPX回路102は第2MPX回路104からの桁
上げ信号03〜”15.C19〜C31” 35〜C4
7” 51〜C63を受けて、各C3A回路101から
出力される仮の和信号Ft+。)、Fi(1)のいずれ
か一方を選択出力する0選択は各第1MPX 102に
入力される桁上げ信号CM’−1の内容(“0“又は1
″)に応じて行なわれる0選択された仮の和信号Fi(
。)又はFi(1)は当該C3A回路101における真
の和信号(具体的にはF。〜F63)として出力され、
これで一つの群の加算演算が終了する。
以上の説明は、並列全加算器の例で説明したが、並列全
減算器に適用が可能である。並列全減算器を構成する場
合、第1桁に関し、ULB回路100で生成する桁借り
制御信号P、とし、かつ桁借り発生信号をG、として構
成すればよい、すなわち、Aを被減数、Bを減数とする
減算F=A−Bにおいて桁借り制御信号Piは、 P、=A、$B、           ・・・(3)
の排他的論理和の否定(ENOR)で求める。・また、
桁借り発生信号G1は、 G、=A、  ・ B、            ・・
・(4)で求めればよい、その的は、桁上げ信号を桁借
り信号として取扱い、最下位桁より順次行借り信号を処
理することにより上記同様の構成手法で全減算器を構成
することができる。但し、各桁の真の差信号F・は、 ■ の排他的論理和の否定(ENOR)で求められる。
以上に述べたように、従来の桁上げ選択加算法を用いた
並列全加算器によれば、32ビツト、64ビツト等の長
大データを高速処理する場合に威力を発揮する等、その
機能面において優れたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の桁上げ選択加算法を用いた並
列全加算器においては、BLACG回路105の回路構
成素子数が多く、単純なCLA法に比べても倍増すると
いう問題がある。
すなわち、上記従来例はC3A回路101において予め
2つの仮の和信号Fi(0)” 1(1)を用意してお
き、BLACG回路105により生成される真の桁上げ
信号の内容が決定した時点で、その内容に応じていずれ
か一方の仮の和信号Fi(0)またはFi(1)を真の
和信号F、として選択出力するものである。したがって
、演算速度は真の桁上げ信号をいかに速く生成できるか
によって決まる。
そこで、この真の桁上げ信号を高速生成するために、先
に述べたようにBLACG回路105では4桁ごとに群
分けし、先見処理法により2つの仮の桁上げ信号C,C
,を用意し、第2 +(0)°+(1) MPX回路104において下位桁からの真の桁上げ信号
CM、、、が確定した時点で仮の桁上げ信号C1または
C1(1)のうちのいずれか一方を真の桁上げ信号C1
とじて選択出力するようになっている、このような構成
の結果、必ず2つの仮の桁上げ信号C,C,を時間的に
並列生成する+fO)’  +(1) 必要があり、この並列生成のための生成回路が上記回路
素子数の増大を招く原因となっている。
[3LACG回路105内において2つの仮の桁上げ信
号C1(0)” 1(1)を並列生成するのに要する回
路は、第1桁に関していえば当該第1桁の所属するBL
ACG回路105内の各桁の群桁上げ制御信号BP・お
よび群桁上げ発生信号BG、を処理するものであり、か
なりの重複部分(つまり、同様な信号を重複して生成す
る部分)を含んでいる。この重複部分を桁上げ選択加算
方式の高速性を阻害しない範囲で除去すれば、回路構成
の簡素化ならびに回路の構成素子数を減らすことが可能
である。もともと、仮の桁上げ信号C1(0)およびC
1(1)の2つの信号は各桁の真の桁上げ信号C。
を生成するうえでは冗長な情報を含んでいる。
本発明は、桁上げ選択加算(または減算)方式を用いた
並列2進演算器において、高速性を犠牲にすることなく
、回路の構成素子数を削減しうる2進演算器を提供する
ことを0的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図に、本願の請求項1に対応するブロック図を示す
、第1図に示すように、本発明に係る2進演算器である
並列全加算器は2つのnビット2進数データ(A、B)
を入力として、各桁の桁上げ制御信号(Pi)および桁
上げ発生信号(Gi)を生成する手段(100)と、前
記2つのnビット2進数データ(A、B)を所定のビッ
ト数ごとに群分けし、群分けされた各データに対応する
前記各桁上げ制御信号(Pi)、桁上げ発生信号(G1
)■ および真の桁上げ信号(CM、−1’)に基づいて並行
処理により前記2つのnビット2進数データ(A。
B)の算術和を演算して真の和信号(Fi)を生成する
回加算手段(101)と、前記桁上げ制御信号(Pi)
および桁上げ発生信号(Gi)に基づいて前記各群に対
応する1桁上げIIJ御信号(BPi)および1桁上げ
発生信号(BGi)を生成する手段+103)と、を備
えた2進演算器において、前記1桁上げ制御信号(BP
H〜BPH1−1)および1桁上げ発生信号(B G 
H〜BGH,−1)に基づいて累積実行上げ制御信号(
CP   ”)および累積H゛−1 1桁上げ発生信号(CG   1)を生成する手段H°
−1 (106)と、前記累積実行上げ制御信号(CP  ’
)、累積実行上げ発生信号H゛−1 (CG   ’)および当該群への桁上げ信号H°−1 (CM−m’ )により真の桁上げ信号(CM’−、)
を生成する手段(107)と、を備えて構成する。
第2図に、本願の請求項3に対応するブロック図を示す
、第2図に示すように、本発明に係る2進演算器である
並列全減算器は、2つのnビット2進数データ(A、B
)を入力として、各桁の桁借り制御信号(Pi)および
行者り発生信号(Gi)を生成する手段(200)と、
前記2つのnビット2進数データ(A、B)を所定のビ
ット数ごとに群分けし、群分けされた各データに対応す
る前記各桁借り制御信号(Pi)、桁借り発生信■ 号(Gi)および真の桁借り信号(CM’−、)に基づ
いて並行処理により前記2つのnビット2進数データ(
A、B)の算術差を演算して真の差信号(Fi)を生成
する群減算手段(201)と、前記桁借り制御信号(P
i)および桁借り発生信号(Gi)に基づいて前記各群
に対応する1桁借り制御信号(BPi )および群行者
り発生信号(BGi)を生成する手段(203)と、を
備えた2進演算器において、前記1桁借り制御信号(B
PH〜BPH,−、)および1桁借り発生信号(BG 
 〜BG   ”)に基づいて累積群行者りHH’−1 制御信号(CP   ”)および累積実行借り発生H’
−1 信号(CG   ’)を生成する手段(206)と、前
H°−1 記累積群桁借り制御信号(CP   ”)、累積群H°
−1 桁借り発生信号(CG   I)および当該群へのH゛
−1 Frfπり信号(CH−、、)により真の桁借り信号(
CM’1)を生成する手段(207)と、を備えて構成
する。
〔作用〕
請求項1記載の並列全加算器において、2つのnビット
2進数データ(A、B)が入力されると、桁上げ制御信
号および桁上げ発生信号生成手段(100)から桁上げ
制t2f信号(Pi)および桁上げ発生信号(Gi)が
出力される。
桁上げ制御信号(Pi)および桁上げ発生信号(Gi)
は回加算手段(101)と、1桁上げ制御信号および1
桁上げ発生信号生成手Pi(103)にそれぞれ与えら
れる。
回加算手段(101)では入力された桁上げ制御信号(
Pi)および桁上げ発生信号(Gi)に基づいて仮の和
信号Fi(0)、Fi(1)を生成する。仮の和信号F
i(0)は下位の群からの桁上げ信号(c H,)が0
”の場合、仮の和信号Fi(1)は同行上げ信号(CM
’、)が“1”の場合を想定して予め生成される信号で
ある。
1桁上げ1i11御信号および1桁上げ発生信号生成手
段[103)では桁上げ制御信号(Pi)および桁上げ
発生信号(Gi)に基づいて当該群加算手段(101)
に対応する1桁上げ制御信号(BP−および1桁上げ発
生信号(BGi)を生成し、累積1桁上げ制御信号およ
び累積実行上げ発生信号生成手段(106)に出力する
累積実行上げ制御信号および累積実行上げ発生信号生成
手P!1(106)は、累積実行上げ制御信号(CP 
  ”)および累積実行上げ発生信号H゛−1 (CG   ”)を生成し、真の桁上げ信号生成手H°
−1 段(107)に出力する。
真の桁上げ信号生成手段(107)は累積実行上げ制御
信号(cp   ”)、累積実行上げ発生信号H°−1 (CG   ’)および下位群からの桁上げ信号H’−
1 (c 1−ml )に基づいて真の桁上げ信号(C14
,−、)を生成し、これを上記群加算手段(101)に
対し、予め生成された仮の和信号Frt。)またはFi
(1)の選択信号として送る。
そして、群加算手段(101)は上記真の桁上げ信号(
c N、、 )の内容(“o”又は“1”)に応じて仮
の和信号Fi(。)またはFi(1)のいずれかを選択
し、選択した和信号を真の和信号(Fi)’として出力
する。
要約すると、請求項1記載の発明は、従来のように、仮
の桁上げ信号C1(0)” 1(1)の2つを同時生成
して選択出力するのではなく、cp”、・、1゜CG 
 5=−1と真の桁上げ信号(CH−、、)を用いて直
接的に真の桁上げ信号(Cs、−13を生成するように
したものである。
請求項3記載の並列全減算器において、2つのnビット
2進数データ(A、B)が入力されると、行右り制御信
号および桁借り発生信号生成手段(200)から桁借り
制御信号(P−および桁借り発生信号(Gi)が出力さ
れる。
桁借り制御信号(Pi)および桁借り発生信号音 (Gi)は群減算手段(201)と、群行者りI11御
信号および群行者り発生信号生成手段(203)にそれ
ぞれ与えられる。
群減算手P!1(201)では入力された桁借り制御信
号(Pl)および桁借り発生信号(G1)に基づいて仮
の差信号Fi(0)” 1(1)を生成する。仮の差信
号Fi(。)は上位の群からの桁借り信号(CM、−1
)が0#の場合、仮の差信号Fi(1)は同行借り信号
(CM’)が“1”の場合を想定して予め生成される信
号である。
実行借り制御信号および実行借り発生信号生成手段(2
03)では桁借り制御信号(Pi)および桁借り発生信
号(Gi)に基づいて当該群減算手段(201)に対ピ
する実行mり制御信号(BPi)および群行者り発生信
号(BGi)を生成し、S積群行者り制御信号および累
積実行借り発生信号生成手段(206)に出力する。
集積群桁借り制御信号および累積実行借り発生信号生成
手段(206)は、累M群行者り制御信号(CP   
’″)および累積実行借り発生信号H゛−1 (CG   ”)を生成し、真の桁借り信号生成手H゛
−1 段(207)に出力する。
真の桁借り信号生成手段(2G?)は累積実行借り制御
信号(CP   ”)、累積実行借り発生信号H゛−1 (CG   ”)および上位群からの桁借り信号H°−
1 (CM、、)に基づいて真の桁借り信号(C,、−丁)
を生成し、これを上記群減算手段(201)に対し、予
め生成された仮の差信号Fi(。)またはFi(1)の
選択信号として送る。
そして、群減算手段(201)は上記真の桁借り信号(
Co’−i)の内容(“0”又は“1”)に応じて仮の
差信号Fi(0)またはFi(1)のいずれかを選択し
、選択した差信号を真の差信号(Fi)として出力する
要約すると、請求項3記載の発明は、従来のように、仮
の行右り信号C1(0)、C1(1)の2つ同時生成し
て選択出力するのではなく、CP ” H9−1゜CG
′″  と真の桁借り信号(CH−m’ )を用いてH
゛−1 直接的に真の行右り信号(CHl−1)を生成するよう
にしたものである。
〔実施例〕
次に、本願発明に係る各実施例を図面に基づいて説明す
る。
■ まず、本発明の基本原理について説明する。説明を統一
的にするため、従来の64ビツトALU(第15図)に
準じた回路構成を第3図に示し、これに基づいて以下述
べる。
いま、1個の1加算器であるC3A回路101は、m′
桁(4ビツト)の信号を同時処理するものとする。最下
位桁が第M′桁であるC3A回路101の内部において
、第1桁に関し、実行上げ制御信号BP、と、実行上げ
発生信号BG・は次+1 式(5) 、 (6)で与えられる。
−°−1 BP、=πPH’+ a         ・・・(5
)1 α・0 M ’  二〇 、rn ’  、2 m ’  + 
 3 m ′・”この最下位桁が第M′桁であるC3A
回路101は、上記(5) 、 (6)式で与えられる
実行上げ制御信号BP・および実行上げ発生信号BG。
を生成するとともに、仮の和信号FH1(。)°。
F、  を生成する。ここに、F・  、F・+’(1
)            +°(0)1°(1)にお
ける1″はi’ =M’ 、M′+1.・・・M′+m
′−1,(M′=0.m’ 、2m′、3m′・・・)
である。
一方、BLACG回路105は上記のように生成された
実行上げ制御信号BP、 、実行上げ発生信号BG・を
m桁ごとに分けて処理するものとずす る。j!−下位桁が第M析であるBLACG回路105
において、累積実射上げ制御信号cp、’、累積実射上
げ発生信号CG、”を次の(6) 、 (7)式により
定義する。
cp、  =π  BPH+a、    ・・・(6)
α=0 −BGM+α僧゛          ・・・(7)但
し、i =M 1M + m −、M + 2 m −
* ”・+Mモ(m−1)・m−。
であり、(x)はXを越えない最大整数を与えるXの関
数を表わす。
このようにして求められた累積実射上げ制御信号CP、
’ 、累積実射上げ発生信号CG、”と当該BLACG
回路105への真の桁上げ信号(下位群からの桁上げ信
号)C,、、は第1桁の真の桁上げ信号C1との間で、
次の(8)式の関係を有すす る。
C7=CG・ 十CP、  ・C、・−(8)+   
 +     +    N−mこのように、仮の桁上
げ信号C・  C9を+(0)’  +(1) 予め生成し、桁上げ信号CH−1により、そのいずれか
を選択出力するのではなく、(6) 、 (7)式・で
与えられる累M回折上げ11御信号CP、’ 、累積実
行上げ発生信号CG、”および当該群のBLACG回路
への桁上げ信号CH−re’のみによりて直接的に第1
桁の真の桁上げ信号C3を生成すす るようにしたものである。このことにより、前述した冗
長な回路を除去することができ、回路の簡素化が可能で
ある。このとき、桁上げ信号CM−m’が入力された時
点から真の桁上げ信号C2が生成されるまでに要する時
間(すなわち、遅延時間)を極力小さくするように考慮
することで、回路の簡素化とともに高速性を維持できる
次に、第1図に上記基本原理を適用した実施例について
説明する。
11叉崖1 第3図に第1の実施例の概要を示す、従来の第11図と
異なる点は、BLACG回路105aの構成であり、他
の入力データA、B、ULB回路100、C3A回路1
01、第1MPX回路102については同一の構成をと
るので同一の符号を附してその説明は省略する。
本実施例におけるBLACG回路105aは、従来のB
LACG回路105と比べて仮の桁上げ信号C,C,を
並列生成せず、各ビットに+(0)’  +(1) つき累積実射上げ制御信号CP5”および累積群桁上げ
発生信号CG、’を新たに導入して直接的に真の桁上げ
信号C1を算出するという点において異なっている。
次に、第4図に、第1実施例に係るBLACG回路10
5aの具体例を示す、この第4図は第3図における第1
nを受けもつBLACG回路105a、を例にして示し
たものである。この第4図のうち、(a>はシンボル化
した図、(b)は詳細回路図である。
この第4図(b)に示すように、BLACG回路105
 a−1はC3A回路101からの群桁上げ制御信号B
P3.BG3〜BP15.BG15および桁上げ信号C
−1を入力とする0回路構成素子としては0MO8)ラ
ンジスタを用い、NAND回路、インバータ回路NOR
回路およびEOR回路の各組合せで構成される。なお、
バイポーラトランジスタなど他のディジタル素子の使用
が可能である。
本発明の適用により従来回路に比べて真の桁上げ信号C
1の生成に要する回路素子数がどのようになるか、また
、処理速度がどのようになるかという問題は、累積実行
上げ制御信号cp、” 、累積実行上げ発生信号CG、
”の生成回路も含めて考える必要がある。
そこで、この第1実施例は、第16図の回路とほぼ同じ
手法により累積実行上げ制御信号cp、’ 、累積群桁
上げ発生信号CG、”を生成し、後述する第3実施S(
第6図)を簡略化した回路を用いて構成したものである
このBLACG回路105a−1は大別して5つのブロ
ックで構成される。第1ブロツクでは下位群からの桁上
げ信号C−1により第2桁上げ信号c’   c’  
を生成する。
一1=   −1 第2ブロツクでは群桁上げ制御信号BP3、群桁上げ発
生信号B G 3に基づいて累積実行上げ制御信号cp
’、累積実行上げ発生信号CG3”を生成し、これらC
P  ”、CG3’と第2桁上げ信号C′C′−1とに
より第3桁に関する真−1’ の桁上げ信号C3を生成する。
以下、同様にして第3ブロツクでは対応する群桁上げ制
御信号および群桁上げ発生信号から累積実行上げ制御信
号および累積実行上げ発生信号を生成し、第2桁上げ信
号c’   c’  により第一1’     −1 7桁に関する真の桁上げ信号C7を生成する。同様に、
第4ブロツクでは真の桁上げ信号C11、第5ブロツク
では真の桁上げ信号C15をそれぞれ生成する。
以上のように、1つの群における真の桁上げ信号C、C
、C11,C1sは仮の桁上げ信号CB。)” +(1
)の両方を並列生成することなく、直接生成される。し
たがって、従来のように第2M P X回路104を必
要としない。
以上のBLACG回路105aの回路素子の総数は12
6個であり、従来回路(第16図、BLACG回路10
5および第2MPX回路104の和)の136個に比べ
、10素子数少なく、かつ、従来回路で桁上げ信号C1
5(1)を生成するのに使用される5人力NAND回路
が、本実施例ではインバータと2人力NORで構成され
ているため、真の桁上げ信号C1,をより速く生成する
ことができ、全体の加算速度も向上する。
以上は1つのBLACG回路105a−1について説明
したが他の群を受けもつBLACG[1lill路につ
いても同様な構成となるので、その説明は省略する。
!」」L1遡 第5図に、第2実施例を示す、この第5図は第4図に示
すBLACG回路105のうち、基本原理に対応する部
分(破線の枠部分)、すなわち真の桁上げ信号C1を生
成する部分についてのみ示■ し、他の部分は省略する。
この第2実施例は、上記(8)式に従って、累積実行上
げ制御信号cp、” 、累積実行上げ発生信号CG、”
および桁上げ信号CH−1をAN[l−0R−奪 インバータにより処理した出力をインバータにより反転
して真の桁上げ信号C1を得るものである。
この第2実施例によれば、最も少ない回路素子数により
構成可能である。しかし、処理時間の面では若干遅い、
しかし、その差は1〜1.5μmCMO3素子を用いた
場合、1〜2nsであり、64ビツト全加算に要する時
間15〜20nsの10%以下であり、実用上大きな問
題とならない。
庇1里l] 第6図に、基本原理対応部分についての第3実施例を示
す。
この第3実施例は、次の(9)式に従って構成したもの
である。すなわち、(8)式は、次のように解釈できる
C・=CG、      (C,、、= ’O”のとき
)=CG、’ 十CP。
(CH−re・=″1″のとき) ・・・(9) この第3実施例によれば、第2実施例(第5図)に比べ
て回路素子数が多くなるが、従来回路と比べて少なくな
り、処理速度の面では従来回路と同等であるのでCP・
、CG、回路を従来より高・速化することにより、加算
に要する処理時間の短縮が可能である。
1工大塁贋 第7図に基本原理対応部分についての第4実施例を示す
この第4実施例は(8)式において累積実行上げ制御信
号cp、 ”と累積実行上げ発生信号CG、’とが同時
に“1”とはならないことに着目して、次の(10)式
に従って構成したものである。
すなわち、(8)式は、 C・=CG、(CH−Im、=“0″のとき)=CG、
ecP。
!+ (C,、、=’l”のとき) ・・・(10) で与えられる。
この第4実施例によれば、第3実施例(第6図)に比べ
て回路素子数は増加するが、高速かつ素子数の少ないE
OR回路を用いることにより、従来回路に比べて高速か
つ簡素化が可能である。
41叉韮] 第8図に基本原理対応部分についての第5実施例を示す
この第5実施例は(8)式を次の(11)式のように変
形して、回路の簡素化を図ったものである。
C,=CG、 ” e (CP、 ’ ・CH−1) 
・(11)11叉1」 第9図に基本原理対応部分についての第6実施例を示す
この第6実施例は、第5実施S(第8図ンのENOR回
路部分をトランスファーゲートTGを用いて構成したら
のである。このように、トランスファーゲートTGを用
いて回路の簡素化が可能である。
募1」u1凹 第10図に第7実施例を示す。
この第7実施例は(8)式において、累積桁上げ制御信
号CP、”と累積桁上げ発生信号CG、’とが同時に“
1“とはならないことを考慮し、C,=CG、    
 (CP、” = ”O” のとき”)=c   、 
   (cp、”=″1”のとき)ト11 ・・・(12) と解釈した結果、得られたものである。
このように構成することで回路の簡素化ならびに処理速
度の高速化を図ることが可能である。
11叉韮] 第11図に第8実維例を示す、第11図(a)は本実施
例のBLACG回路105bをシンボル化した図、同図
(b)はその詳細回路図である。
本実艙例によるBLACG回路105bは、先に述べた
第1〜第7実施例のBLACG回路105aがCP、”
 、CG、”の生成回路として、HAND回路とインバ
ータ回路による組合せ回路を用いて構成したものである
のに対し、それらをトランスファーゲートTGのワイヤ
ードOR回路とインバータ回路INVとの連鎖回路に置
換えて構成し、先のBLACG回路105aと同等の機
能を確保したものである。
第11図(b)に示すように、累積実行上げ制御信号C
P、’((6)式)については、当該BLACG回路1
05b内の最小桁である第3桁の実計上げ制御信号BP
3をトランスファーゲートTGとインバータINVとの
連鎖回路の入力端に与え、各桁(第7.11.15桁)
のトランスファーゲートをその桁の実計上げ制御信号B
P。
(BP7.BPll、BP15)により、それぞれ0N
−OFF制御し、トランスファーゲートTGがOFFと
なる桁では“0”に対応する信号を発生させて上位桁に
逐次伝搬させるようにしたものである。伝搬信号はイン
バータINVを一段通過するごとに反転する。そこで、
“O”対応信号の発生は累積群桁上げ制御信号cp、”
が正転する桁では“O″信号また反転する桁では“1N
信号を上位桁に伝搬させるようにプルダウン用NMO3
素子、グルアッグ用PMO8素子を用いて対応させる。
一方、累積群桁上げ発生信号CG−”  ((7)式)
については、上記累積桁上げ制御信号cp、”の場合と
同様に構成する。すなわち、トランスフ・アーゲー)T
GとインバーターNVの連鎖回路への入力は当該BLA
CG回路105b内の最小桁である第3桁の実行上げ発
生信号BG3であり、各桁のトランスファーゲートTG
をその桁の実行上げ発生信号(BO2,BGll、BO
15)によりそれぞれ0N−OFFf!制御する。トラ
ンスファーゲートTGがOFFとなる桁では実行上げ発
生信号BG、に対応した信号を発生させて順次上位桁に
伝える。
なお、第11図においては、cp、”生成回路にお髪゛
1て各トランスファーゲートT(,1段ごとにインバー
タINVを挿入しているが、トランスファーゲートTG
の2段ごと、3段ごともしくはそれらの組み合せにより
挿入して構成してもよい。
本実施例において、累積桁上げ制御信号CP−6、累積
桁上げ発生信号CG、”および桁I 上げ信号CH−1(図ではC−1)により真の桁上げ信
号C1を生成する回路として、第7実施例(第10図)
の回路を用いている。
このような組み合せとすることにより、第1実施例(第
4図)の回路を用いるよりも少ない回路素子数で、かつ
、第3実施例(第6図)もしくは第4実施例(第7図)
の回路を用いる場合と同等の高速性を確保することがで
きる。
以上の本実施例において、回路素子数は69ff!であ
り、従来例の136個に比べ半減させることができ、高
速性を犠牲にすることなく、回路素子数の大幅削減が可
能となる。
回路素子数の減少と処理速度の高速性を同時に達成する
ためには、下位桁を処理するBLACG回路として第8
実施例(第11図)のBLACG回路105bを採用し
、上位桁を処理するBLACG回路として累積桁上げ制
御信号CP、″I、累積桁上げ発生信号CG、”をトラ
ンスファーゲートTGとインバータINVの連鎖回路で
生成する回路と第3実施例(第6図)とを組み合せた構
成の回路を採用するとよい。
なお、上記の説明においては、群分はビット数m=m′
=4とした例を述べたが、−aにm≠m′でよく、また
m≠4であってもよい。
また、処理すべきデータA、Bのうち、上位桁と下位桁
との相互間で群分はビット数m(またはm′)の値が異
なっていてもよい。
さらに、下位桁において仮の和信号Fi(。)。
Fi(1)を予め生成しておくことを止め、真の和信号
F、を 瞭 F、=P・■C1,1・・・(13) としてvL接演算し、上位桁のみ桁上げ信号C14’−
1の値によって仮の和信号F、P、(もしく10)+(
1) は他の同様な信号)を選択出力する方式を用いて回路を
一層簡略化することも可能である。
1m凹 第12図〜第14図に、第9実總例を示す0本実施例に
おいて、第1〜第8の実繕例および従来例と異なる点は
、BLACG回路の構成である。
入力データA、B、ULB回路100、C3A回路10
1、第1MPXrgJ路102については同一の構成を
とるので同一の符号を附してその説明は省略する。
本実例に係るBLACG回#! 105 c 。
105dは実行上げ制御信号BP・、実行上げ発生信号
BG・および桁上げ信号CM−7,により真の桁上げ信
号C0を求める場合に、第1実施例(第3図)のように
BLACG回路105aによる1段階の処理のみではな
く、2段tlJ (105c 。
105d)あるいはそれ以上の段階に分けて処理するよ
うにしたものである。
すなわち、第1実施例(第3図)においては実行上げ制
御信号BP・、実行上げ発生信号BG。
を4桁分集めて各桁の真の桁上げ信号C1を生成してい
る9本実施例では、これに代えて4桁分の入力信号に対
して下位の3桁分のみの真の桁上げ信号とその最上位桁
の累積実計上げ制御信号cp、”・および累積実計上げ
発生信号CG、”とをBLACG回路105Cにより生
成する。そして、各BLACG回路105cから出力さ
れる累積実計上げ制御信号CP、”および累積実計上げ
発生信号CG、”をBLACG回路105dに出力する
。BLACG回路105dでは、当該105d内でnビ
ットの最下位桁より下の桁(i・−1)からの桁上げ信
号C2とともにcp、” 。
In             + CG、”を処理し、真の桁上げ信号C0を生成す1す る。ここでの処理は第1実施例(第3図)の場合と同様
である。そして、生成された真の桁上げ信号C1をBL
ACG回路105cに対し、下位桁からの桁上げ信号と
して入力する。この桁上げ信号はBLACG回路105
C内で処理すべき3桁分の真の桁上げ信号として確定す
る。
なお、以上はBLACG回路105c。
105dによる2段階構成であるが、それ以上の段階の
場合には上記同様のプロセスをくり返すだけでよい。
以上の本実施例によれば、第1実施例(第3図)に比べ
て必要となる回路素子数は若干増えることになるが、リ
ップルキャリー処理を並列処理に置き換えることになる
ので真の桁上げ信号C3の生■ 成速度を高速化することができ、全体として従来例より
も少ない回路素子数で、かつ高速性を保持することがで
きる。
1上止叉益■ 以上の第1〜第9実施例は並列全加算器の例について示
したものであるが、本発明は並列全減算器にも適用可能
である(図示省II)。
並列全減算器の場合、加算器の場合にいう桁上げ制御信
号P、を“桁借り制御信号”とし、桁上げ発生信号G、
を“桁借り発生信号”とする。
その場合の行右りmW信号P、は P、=A、$B、        ・・・(3)′の排
他的論理和の否定(ENOR)で与えられる。
また、桁借り発生信号G、は G・=A・ ・B・       ・・・【4)′Il
+ で与えられる。そして累積桁上り制御信号BP。
6を“累積計借り制m信号″とし、累積桁上り発生信号
BG、”を“累積計借り制御信号”とする■ とともに、桁上り信号Cl4−m’を “桁借り信号C
・“とし、演算を順次最小桁から最大桁に向−i かつて行うこととする。このときMoは第1桁の属する
1減算器(C3A相当回路201)内で処理すべき信号
の最下位桁、Mは第1桁の累積実計借り制御信号CP 
1および累積実計借り発生信号CG、”を処理するBL
ACG相当回路内で処埋ずべき信号の最下位桁である。
このような信号設定で、上記第1〜第9の実施例に示す
回路を用いて並列全減算器を構成し、真の桁借り信号C
1を得ることができる。したがって、その詳細な説明は
省略する。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、群選択先見方式を
用いた2進演算器において、2つの仮の桁上げ信号を並
列生成することがないため、演算速度の高速性を犠牲に
することなく、回路の素子数を大幅に削減しうる並列全
加算器および並列全減算器を提供することができる。
その結果、長大ビットデータを処理する並列全加算器(
または全減算器)の実現に際し、限られた素子数で回路
を構成しなければならないLSIへの実装が容易となる
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1記社の発明に対応するブロック図、 第2図は請求項3記載の発明に対応するブロック図、 第3図は本発明の第1実施例に係る並列全加算器を64
ビツトALUへの適用例を示すブロック図、 第4図は本発明の第1実施例の具体例を示す回路図、 第5図は本発明の第2実施例を示す回路図、第6図は本
発明の第3実施例を示す回路図、第7図は本発明の第4
実施例を示す回路図、第8図は本発明の第5実施例を示
す回路図、第9図は本発明の第6実施例を示す回路図、
第10図は本発明の第7実施例を示す回路図、第11図
は本発明の第8実施例を示すブロック図、 第12図は本発明の第9実施例を示す回路図・、第13
図は第9実施例におけるBLACG回路(105c)の
例を示す回路図、 第14図は第9実施例におけるBLACG回路(105
d)の例を示す回路図、 第15図は従来の並列全加算器を64ビツトALUに適
用した例を示すブロック図、第16図は従来のC9A回
路例を示す回路図、第17図は従来のBLACG回路H
を回路図路図である。 100・・・ULB回路、 101・・・群細算回路 102・・・第1マルチプレクサ(セレクタ)回路、1
04・・・第2マルチグレクサ(セレクタ)回路、10
5・・・BLACG回路、 106・・・cp、I 、 c c 、*生成回路、1
07・・・真の桁上げ信号生成回路、200・・・UL
B回路、 201・・・1減算回路、 203・・・BP、、BG、生成回路、+      
   1 206・・・CP、’ 、CG、”生成回路、207・
・・真の桁借り信号生成回路、A、B・・・2進数nビ
ツトデータ、 P・・・・桁上げ制御信号、 G、・・・桁上げ発生信号、 BP、・・・実計上げ制御信号、 BG、・・・実計上げ発生信号、 CP・ 、cp   ’・・・累積実行上げ制御信号、
+        N’−1 CG・ 、CG   ”・・・累M回折上げ発生信号、
+        H’−1 CH−m’・・・真の桁上げ信号。 m゛・・・一つの群加算器内で処理する信号の桁数、m
・・・一つの8[^CG回路内で処理する信号の桁数、
M゛・・・一つの群加算器内で処理する信号の最下位桁
、 M・・・一つの81ACG回路内で処理する信号の最下
位桁、 ] 担≧ 第  5  図 □Cy−m’ 本発明の第3実施例を示す回路ズ 第6図 請求項1記孜の発明に対応するブロック図請求項3記萩
の発明に対応するブロック図(:、+−m’ CM−m
’ 本発明の第4実施例を示す回路図 第7図 05a 本発明の第5実施例を示す回路図 第8図 本発明の第6実施例を示す回路図 第  9  図 05a 本発明の第7実施例を示す回路図 第10図 ρ  pl 11    ρ  GTO(DWOmW’
0−  〇+   Q−+     #   −+N 
O−N O+m3         、u + 弔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、2つのnビット2進数データ(A、B)を入力とし
    て、各桁の桁上げ制御信号(P_i)および桁上げ発生
    信号(G_i)を生成する手段(100)と、前記2つ
    のnビット2進数データ(A、B)を所定のビット数ご
    とに群分けし、群分けされた各データに対応する前記各
    桁上げ制御信号(P_i)、桁上げ発生信号(G_i)
    および真の桁上げ信号(C_M_’_−_1)に基づい
    て並行処理により前記2つのnビット2進数データ(A
    、B)の算術和を演算して真の和信号(F_i)を生成
    する群加算手段(101)と、前記桁上げ制御信号(P
    _i)および桁上げ発生信号(G_i)に基づいて前記
    各群に対応する群桁上げ制御信号(BP_i)および群
    桁上げ発生信号(BG_i)を生成する手段(103)
    と、を備えた2進演算器において、前記群桁上げ制御信
    号(BP_M〜BP_M_’_−_1)および群桁上げ
    発生信号(BG_M〜BG_M_’_−_1)に基づい
    て累積群桁上げ制御信号(CP_M_’_−_1)およ
    び累積群桁上げ発生信号(CG_M_’_−_1)を生
    成する手段(106)と、 前記累積群桁上げ制御信号(CP_M_’_−_1^*
    )、累積群桁上げ発生信号(CG_M_’_−_1^*
    )および当該群への桁上げ信号(C_M_−_m_’)
    により真の桁上げ信号(C_M_’_−_1)を生成す
    る手段(107)と、を備えたことを特徴とする2進演
    算器。 2、累積群桁上げ制御信号(CP_M_’_−_1^*
    )および累積群桁上げ発生信号(CG_M_’_−_1
    ^*)の生成手段(106)をトランスファーゲートと
    インバータとの連鎖回路で構成したことを特徴とする請
    求項1記載の2進演算器。 3、2つのnビット2進数データ(A、B)を入力とし
    て、各桁の桁借り制御信号(P_i)および桁借り発生
    信号(G_i)を生成する手段(200)と、前記2つ
    のnビット2進数データ(A、B)を所定のビット数ご
    とに群分けし、群分けされた各データに対応する前記各
    桁借り制御信号(P_i)、桁借り発生信号(G_i)
    および真の桁借り信号(C_M_’_−_1)に基づい
    て並行処理により前記2つのnビット2進数データ(A
    、B)の算術差を演算して真の差信号(F_i)を生成
    する群減算手段(201)と、前記桁借り制御信号(P
    _i)および桁借り発生信号(G_i)に基づいて前記
    各群に対応する群桁借り制御信号(BP_i)および群
    桁借り発生信号(BG_i)を生成する手段(203)
    と、を備えた2進演算器において、前記群桁借り制御信
    号(BP_M〜BP_M_’_−_1)および群桁借り
    発生信号(BG_M〜BG_M_’_−_1)に基づい
    て累積群桁借り制御信号(CP_M_’_−_1^*)
    および累積群桁借り発生信号(CG_M_’_−_1^
    *)を生成する手段(206)と、 前記累積群桁借り制御信号(CP_M_’_−_1^*
    )、累積群桁借り発生信号(CG_M_’_−_1^*
    )および当該群への桁借り信号(C_M_−_m_’)
    により真の桁借り信号(C_M_’_−_1)を生成す
    る手段(207)と、を備えたことを特徴とする2進演
    算器。 4、累積群桁借り制御信号(CP_M_’_−_1^*
    )および累積群桁借り発生信号(CG_M_’_−_1
    ^*)の生成手段(206)をトランスファーゲートと
    インバータとの連鎖回路で構成したことを特徴とする請
    求項1記載の2進演算器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH056263A (ja) * 1991-06-27 1993-01-14 Nec Corp 加算器およびその加算器を用いた絶対値演算回路
JPH0561643A (ja) * 1991-09-03 1993-03-12 Mitsubishi Electric Corp キヤリールツクアヘツド加算器

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