JPS637962B2 - - Google Patents
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- JPS637962B2 JPS637962B2 JP6304781A JP6304781A JPS637962B2 JP S637962 B2 JPS637962 B2 JP S637962B2 JP 6304781 A JP6304781 A JP 6304781A JP 6304781 A JP6304781 A JP 6304781A JP S637962 B2 JPS637962 B2 JP S637962B2
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- JP
- Japan
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- air
- evaporator
- refrigerator
- air conditioning
- cold air
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- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 36
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 14
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims description 8
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 claims description 7
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 2
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N3/00—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
- B60N3/10—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
- B60N3/104—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated with refrigerating or warming systems
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、空調装置に付属される自動車用冷蔵
庫に関するものである。
庫に関するものである。
最近、ワンボツクスカーと称せられる自動車が
普及しつつあり、この種の自動車にあつては、レ
ジヤー用としての機能を高めるために缶ジユース
などを冷却する冷蔵庫を設けることが一般化され
てきている。この種の冷蔵庫は、空調装置の冷却
能力を利用して冷却され、その冷却方式には従来
下記する2つのものがあつた。
普及しつつあり、この種の自動車にあつては、レ
ジヤー用としての機能を高めるために缶ジユース
などを冷却する冷蔵庫を設けることが一般化され
てきている。この種の冷蔵庫は、空調装置の冷却
能力を利用して冷却され、その冷却方式には従来
下記する2つのものがあつた。
第1の方式は、容器内に形成された冷蔵室に空
調装置の空調用エバポレータを通過した冷風の一
部又は全部を導入するもので、一方、第2の方式
は冷蔵室に冷蔵庫用エバポレータを配し、この冷
蔵庫用エバポレータを空調用エバポレータを含む
冷房サイクルに接続したものである。
調装置の空調用エバポレータを通過した冷風の一
部又は全部を導入するもので、一方、第2の方式
は冷蔵室に冷蔵庫用エバポレータを配し、この冷
蔵庫用エバポレータを空調用エバポレータを含む
冷房サイクルに接続したものである。
しかしながら、第1の方式にあつては、冷蔵室
には空調装置で冷却された冷風が導入されるのみ
であるから、冷蔵室に収納された収納物は高々15
℃程度までしか冷却されず、不便であつた。ま
た、第2の方式にあつては、十分な冷却を確保す
ることができるが、その反面冷蔵室内の空気の撹
拌を行なうために空調装置と別個独立した送風機
を設ける必要があると共に、凍結防止手段として
冷蔵庫用エバポレータに流入する冷媒量を調整す
るための電磁弁やサーモスイツチを設けなければ
ならず、これら付属品のために高価格なものとな
つていた。さらに、従来においては、冷蔵室を構
成する容器が自動車の車体に固定されているの
で、持運びができず、不便であるという欠点もあ
つた。
には空調装置で冷却された冷風が導入されるのみ
であるから、冷蔵室に収納された収納物は高々15
℃程度までしか冷却されず、不便であつた。ま
た、第2の方式にあつては、十分な冷却を確保す
ることができるが、その反面冷蔵室内の空気の撹
拌を行なうために空調装置と別個独立した送風機
を設ける必要があると共に、凍結防止手段として
冷蔵庫用エバポレータに流入する冷媒量を調整す
るための電磁弁やサーモスイツチを設けなければ
ならず、これら付属品のために高価格なものとな
つていた。さらに、従来においては、冷蔵室を構
成する容器が自動車の車体に固定されているの
で、持運びができず、不便であるという欠点もあ
つた。
そこで、本発明においては、第1の目的とし
て、空調装置との間に冷風を循環させると共に、
冷蔵室に空調装置の冷房サイクルに接続された冷
蔵庫用エバポレータを配して、十分な冷却能力を
得ると同時に、空調装置の送風機により冷蔵庫内
が撹拌されて別個独立した送風機を必要とせず、
また、冷風を導入することで一定の熱負荷を与え
ることを利用して、空調装置にさえ凍結しないよ
うにしておけば電磁弁やサーモスイツチを設ける
必要がなく、安価である自動車用の冷蔵庫を提供
しようとするものである。
て、空調装置との間に冷風を循環させると共に、
冷蔵室に空調装置の冷房サイクルに接続された冷
蔵庫用エバポレータを配して、十分な冷却能力を
得ると同時に、空調装置の送風機により冷蔵庫内
が撹拌されて別個独立した送風機を必要とせず、
また、冷風を導入することで一定の熱負荷を与え
ることを利用して、空調装置にさえ凍結しないよ
うにしておけば電磁弁やサーモスイツチを設ける
必要がなく、安価である自動車用の冷蔵庫を提供
しようとするものである。
また、第2の目的として、冷蔵庫を構成する容
器を底部と容器本体とに分け、底部と容器本体と
の双方にカバーを取付けることによつて持運べる
ようにして、一層機能を高めようとするものであ
る。
器を底部と容器本体とに分け、底部と容器本体と
の双方にカバーを取付けることによつて持運べる
ようにして、一層機能を高めようとするものであ
る。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図において、容器1は断熱材から成り、自
動車の車体2に固定された底部3と、この底部3
にクリツプ4を介して着脱自在に固定された容器
本体5と、この容器本体5の上部で開閉自在に設
けられた蓋6と、この蓋6の周囲を囲むように載
置された第1のカバー7と、さらにこの第1のカ
バー7を囲むように載置された第2のカバー8と
から構成されている。
動車の車体2に固定された底部3と、この底部3
にクリツプ4を介して着脱自在に固定された容器
本体5と、この容器本体5の上部で開閉自在に設
けられた蓋6と、この蓋6の周囲を囲むように載
置された第1のカバー7と、さらにこの第1のカ
バー7を囲むように載置された第2のカバー8と
から構成されている。
冷蔵室9は、上記容器1内に形成され、容器本
体5に固定された底板10と、前記底部3に形成
された仕切部11とにより、缶ジユースなどを収
納する収納室12、空調装置15からの冷風が入
いる入口室13及び冷風が出ていく出口室14に
分割されている。底板10には孔16が形成され
ており、この孔16を介して前記室12,13,
14が連通している。
体5に固定された底板10と、前記底部3に形成
された仕切部11とにより、缶ジユースなどを収
納する収納室12、空調装置15からの冷風が入
いる入口室13及び冷風が出ていく出口室14に
分割されている。底板10には孔16が形成され
ており、この孔16を介して前記室12,13,
14が連通している。
空調装置15は、例えばリヒートエアミツクス
タイプのもので、空調ケース17に上流側から送
風機18、空調用エバポレータ19、ヒータコア
20が順次設けられており、送風機17の回転に
より内気入口21又は外気入口22から内外気切
換ドア23で選択された内気又は外気が吸入され
る。そして、その吸入された空気は、空調用エバ
ポレータ19を通過し、エアミツクスドア24の
開度によつてヒートコア20を通過するものとし
ないものとに分けられ、後に混合されて温度調整
され、モードドア25で選択された吹出口通路2
6a又は26bを経て車室に吹出される。
タイプのもので、空調ケース17に上流側から送
風機18、空調用エバポレータ19、ヒータコア
20が順次設けられており、送風機17の回転に
より内気入口21又は外気入口22から内外気切
換ドア23で選択された内気又は外気が吸入され
る。そして、その吸入された空気は、空調用エバ
ポレータ19を通過し、エアミツクスドア24の
開度によつてヒートコア20を通過するものとし
ないものとに分けられ、後に混合されて温度調整
され、モードドア25で選択された吹出口通路2
6a又は26bを経て車室に吹出される。
この空調装置15の空調用エバポレータ19と
ヒータコア23との間に形成された冷風通路27
と、前記冷蔵室9の入口室13とは、冷風導入ダ
クト28を介して連通されている。また、空調装
置15の送風機18の吸入側と冷蔵室1の出口室
14とは、冷風戻しダクト29を介して連通され
ている。したがつて、空調用エバポレータ19を
通過した冷風の一部が冷風導入ダクト28を通つ
て冷蔵室9に入いり、冷風戻しダクト29を通つ
て再び送風機18の吸入側へ戻され、循環される
のである。尚、この実施例においては、上流側に
送風機18を、その下流側に空調用エバポレータ
19が配置されているが、他の実施例として、上
流側に空調用エバポレータを、その下流側に送風
機を配置しても良い。
ヒータコア23との間に形成された冷風通路27
と、前記冷蔵室9の入口室13とは、冷風導入ダ
クト28を介して連通されている。また、空調装
置15の送風機18の吸入側と冷蔵室1の出口室
14とは、冷風戻しダクト29を介して連通され
ている。したがつて、空調用エバポレータ19を
通過した冷風の一部が冷風導入ダクト28を通つ
て冷蔵室9に入いり、冷風戻しダクト29を通つ
て再び送風機18の吸入側へ戻され、循環される
のである。尚、この実施例においては、上流側に
送風機18を、その下流側に空調用エバポレータ
19が配置されているが、他の実施例として、上
流側に空調用エバポレータを、その下流側に送風
機を配置しても良い。
冷蔵庫用エバポレータ30は、冷蔵室9の入口
室13に設けられ、空調用エバポレータ19を含
む冷房サイクルに接続されている。この冷房サイ
クルは、第2図に示すように、空調用エバポレー
タ19、コンプレツサ31、コンデンサ32、レ
シーバタンク33及び自動膨張弁34が順次配管
35を介して連結されている。自動膨張弁34は
感熱式で、空調用エバポレータ19に受ける熱負
荷に応じて変化する出口側の温度を感温筒36で
検出して空調用エバポレータ19に入いる冷媒量
を調整している。また、空調用エバポレータ19
には、通過した冷風の温度又は冷媒の温度を検出
するサーモスイツチ37が取付けられ、このサー
モスイツチ37により吹出空気温度が設定温度以
下にならないようにコンプレツサ31のマグネツ
トクラツチ31aがON−OFFされる。したがつ
て空調用エバポレータ19の凍結も防止されてい
る。そして、冷蔵庫用エバポレータ30の入口側
が自動膨張弁34の手前の配管35にキヤピラリ
チユーブ38を介して、その出口側が空調用エバ
ポレータ19の出口側の配管35に冷媒通路39
を介して接続されている。
室13に設けられ、空調用エバポレータ19を含
む冷房サイクルに接続されている。この冷房サイ
クルは、第2図に示すように、空調用エバポレー
タ19、コンプレツサ31、コンデンサ32、レ
シーバタンク33及び自動膨張弁34が順次配管
35を介して連結されている。自動膨張弁34は
感熱式で、空調用エバポレータ19に受ける熱負
荷に応じて変化する出口側の温度を感温筒36で
検出して空調用エバポレータ19に入いる冷媒量
を調整している。また、空調用エバポレータ19
には、通過した冷風の温度又は冷媒の温度を検出
するサーモスイツチ37が取付けられ、このサー
モスイツチ37により吹出空気温度が設定温度以
下にならないようにコンプレツサ31のマグネツ
トクラツチ31aがON−OFFされる。したがつ
て空調用エバポレータ19の凍結も防止されてい
る。そして、冷蔵庫用エバポレータ30の入口側
が自動膨張弁34の手前の配管35にキヤピラリ
チユーブ38を介して、その出口側が空調用エバ
ポレータ19の出口側の配管35に冷媒通路39
を介して接続されている。
この冷蔵庫用エバポレータ30の蒸発圧力は、
常に空調用エバポレータ19のそれよりも高く保
たれるように設定されている。その設定は、冷蔵
室9に導入される冷風量、キヤピラリチユーブ3
8の管径及び長さ、並びに冷媒通路39の管径及
び長さを適当にとることによつて行なわれてい
る。即ち、冷蔵庫用エバポレータ19が受ける熱
負荷は、送風機18の最低回転時が最小であるか
ら、この熱負荷によつてキヤピラリチユーブ38
を通過して絞り膨張された冷媒が出口側で蒸発し
終り、且つそのときの蒸発圧力が空調用エバポレ
ータ19の蒸発圧力(自動膨張弁34によりほぼ
一定である。)よりも高くなるようキヤピラリチ
ユーブ38と冷媒通路39を選んでおけば常に高
く保つことができるのである。
常に空調用エバポレータ19のそれよりも高く保
たれるように設定されている。その設定は、冷蔵
室9に導入される冷風量、キヤピラリチユーブ3
8の管径及び長さ、並びに冷媒通路39の管径及
び長さを適当にとることによつて行なわれてい
る。即ち、冷蔵庫用エバポレータ19が受ける熱
負荷は、送風機18の最低回転時が最小であるか
ら、この熱負荷によつてキヤピラリチユーブ38
を通過して絞り膨張された冷媒が出口側で蒸発し
終り、且つそのときの蒸発圧力が空調用エバポレ
ータ19の蒸発圧力(自動膨張弁34によりほぼ
一定である。)よりも高くなるようキヤピラリチ
ユーブ38と冷媒通路39を選んでおけば常に高
く保つことができるのである。
上記構成において、空調装置15の送風機18
及びコンプレツサ31を駆動すると、空調用エバ
ポレータ19で冷却された冷風の一部が冷風導入
ダクト28、冷蔵室9及び冷風戻しダクト29を
通つて循環すると共に、冷房サイクルの冷媒の一
部がキヤピラリチユーブ38を通つて絞り膨張さ
れ、冷蔵庫用エバポレータ30で蒸発して、冷蔵
室9の冷却が行なわれる。空調用エバポレータ1
9が凍結するとコンプレツサ31が停止される
が、冷蔵庫用エバポレータ30の蒸発圧力が空調
用エバポレータ19のそれよりも常に高く保たれ
ているので、コンプレツサ31の停止前に凍結す
ることはないのである。
及びコンプレツサ31を駆動すると、空調用エバ
ポレータ19で冷却された冷風の一部が冷風導入
ダクト28、冷蔵室9及び冷風戻しダクト29を
通つて循環すると共に、冷房サイクルの冷媒の一
部がキヤピラリチユーブ38を通つて絞り膨張さ
れ、冷蔵庫用エバポレータ30で蒸発して、冷蔵
室9の冷却が行なわれる。空調用エバポレータ1
9が凍結するとコンプレツサ31が停止される
が、冷蔵庫用エバポレータ30の蒸発圧力が空調
用エバポレータ19のそれよりも常に高く保たれ
ているので、コンプレツサ31の停止前に凍結す
ることはないのである。
第3図において、本発明の冷蔵庫を持運ぶ場合
の状態が示され、該冷蔵庫を持運ぶようにするに
は、まず底部3と容器本体5とを固定しているク
リツプ4を取外し、次に第2のカバー8を底部3
の開放側にクリツプ4で固定すると共に第1のカ
バー7を容器本体5にクリツプ40で固定すれば
完了する。この場合、冷蔵室9が断熱材で囲まれ
ているので保温性が良好であり、また、底部3の
上方が密閉されているので、空調装置15から送
られてくる冷風の漏れを防止し、その冷却能力を
無駄にすることがない。尚、この実施例において
は、第2のカバー8を底部3に、第1のカバー7
を容器本体5にそれぞれ固定しているが、他の実
施例として逆に固定するようにしても良いことは
勿論である。
の状態が示され、該冷蔵庫を持運ぶようにするに
は、まず底部3と容器本体5とを固定しているク
リツプ4を取外し、次に第2のカバー8を底部3
の開放側にクリツプ4で固定すると共に第1のカ
バー7を容器本体5にクリツプ40で固定すれば
完了する。この場合、冷蔵室9が断熱材で囲まれ
ているので保温性が良好であり、また、底部3の
上方が密閉されているので、空調装置15から送
られてくる冷風の漏れを防止し、その冷却能力を
無駄にすることがない。尚、この実施例において
は、第2のカバー8を底部3に、第1のカバー7
を容器本体5にそれぞれ固定しているが、他の実
施例として逆に固定するようにしても良いことは
勿論である。
以上述べたように、本発明によれば、空調装置
に付属される自動車用冷蔵庫において、空調装置
との間に冷風の一部を循環させると共に、冷蔵室
に空調用エバポレータを含む冷房サイクルに接続
された冷蔵庫用エバポレータを設けたので、冷風
と冷媒の蒸発との双方で冷却されるために十分な
冷却温度を得ることができると共に、専用の送風
機を設ける必要がなく、冷蔵庫用エバポレータの
蒸発圧力を常に空調用エバポレータのそれよりも
高く保つようにしたので、キヤピラリチユーブの
みで冷媒の流量を制御するための電磁弁やサーモ
スイツチが不要となり、安価にすることができ
る。また、容器を底部と容器本体に分けることが
できるようにしたので持運びが可能となり、しか
も第1又は第2のカバーにより底部と容器本体の
開放部分を密閉するようにしたので、持運ぶ場合
の保冷性が良好で、且つ冷風の損失を招くことが
ない等の効果を有し、特にワンボツクスカーなど
のレジヤー用としての機能を増大させることがで
きるのである。
に付属される自動車用冷蔵庫において、空調装置
との間に冷風の一部を循環させると共に、冷蔵室
に空調用エバポレータを含む冷房サイクルに接続
された冷蔵庫用エバポレータを設けたので、冷風
と冷媒の蒸発との双方で冷却されるために十分な
冷却温度を得ることができると共に、専用の送風
機を設ける必要がなく、冷蔵庫用エバポレータの
蒸発圧力を常に空調用エバポレータのそれよりも
高く保つようにしたので、キヤピラリチユーブの
みで冷媒の流量を制御するための電磁弁やサーモ
スイツチが不要となり、安価にすることができ
る。また、容器を底部と容器本体に分けることが
できるようにしたので持運びが可能となり、しか
も第1又は第2のカバーにより底部と容器本体の
開放部分を密閉するようにしたので、持運ぶ場合
の保冷性が良好で、且つ冷風の損失を招くことが
ない等の効果を有し、特にワンボツクスカーなど
のレジヤー用としての機能を増大させることがで
きるのである。
図は本発明の一実施例を示し、第1図は自動車
用冷蔵庫と空調装置とを示す断面図、第2図は冷
房サイクルを示す回路図、第3図は自動車用冷蔵
庫を持運ぶ場合の状態を示す断面図である。 1……容器、3……底部、5……容器本体、6
……蓋、7……第1のカバー、8……第2のカバ
ー、9……冷蔵室、15……空調装置、17……
空調ケース、18……送風機、19……空調用エ
バポレータ、28……冷風導入ダクト、29……
冷風戻しダクト、30……冷蔵庫用エバポレー
タ、34……自動膨張弁。
用冷蔵庫と空調装置とを示す断面図、第2図は冷
房サイクルを示す回路図、第3図は自動車用冷蔵
庫を持運ぶ場合の状態を示す断面図である。 1……容器、3……底部、5……容器本体、6
……蓋、7……第1のカバー、8……第2のカバ
ー、9……冷蔵室、15……空調装置、17……
空調ケース、18……送風機、19……空調用エ
バポレータ、28……冷風導入ダクト、29……
冷風戻しダクト、30……冷蔵庫用エバポレー
タ、34……自動膨張弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 空調ケース内に設けられた送風機及び空調用
エバポレータを少なくとも有する自動車用空調装
置に付属され、前記空調用エバポレータを通過し
た冷風の一部を容器内に形成の冷蔵室を導入する
冷風導入ダクトと、冷蔵室を通過した冷風を前記
送風機の吸入側に戻す冷風戻しダクトとを接続す
ると共に、前記冷蔵室に冷蔵庫用エバポレータを
配し、この冷蔵庫用エバポレータは、その入口側
が前記空調用エバポレータを含む冷房サイクルの
自動膨張弁の手前に、その出口側が空調用エバポ
レータの出口側に接続され、且つ空調用エバポレ
ータよりも蒸発圧力が高くなるよう設定されたこ
とを特徴とする自動車用冷蔵庫。 2 空調ケース内に設けられた送風機及び空調用
エパポレータを少なくとも有する空調装置に付属
され、前記空調用エバポレータを通過した冷風の
一部を容器内に形成の冷蔵室に導入する冷風導入
ダクトと、冷蔵室を通過した冷風を前記送風機の
吸入側に戻す冷風戻しダクトとを介して空調ケー
スに接続すると共に、前記冷蔵室に冷蔵庫用エバ
ポレータを配し、この冷蔵庫用エバポレータは前
記空調用エバポレータを含む冷房サイクルに接続
され、さらに前記容器は、前記冷風ダクト及び冷
風戻しダクトのそれぞれの一端が開口する底部
と、この底部に着脱自在に取付けられた容器本体
と、この容器本体に設けられた蓋と、この蓋の周
囲を覆うよう着脱自在に設けられた第1のカバー
と、この第1のカバーを覆うように着脱自在に設
けられた第2のカバーとを有し、この第1又は第
2の一方を前記底部に、他方を前記容器本体の底
部側に取付けることによつて持運びできるように
したことを特徴とする自動車用冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6304781A JPS57178939A (en) | 1981-04-25 | 1981-04-25 | Car refrigerator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6304781A JPS57178939A (en) | 1981-04-25 | 1981-04-25 | Car refrigerator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57178939A JPS57178939A (en) | 1982-11-04 |
JPS637962B2 true JPS637962B2 (ja) | 1988-02-19 |
Family
ID=13218023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6304781A Granted JPS57178939A (en) | 1981-04-25 | 1981-04-25 | Car refrigerator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57178939A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109442844A (zh) * | 2018-10-12 | 2019-03-08 | 林世明 | 一种轿车车载多功能冷藏柜及其使用方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61134558A (ja) * | 1984-12-05 | 1986-06-21 | 株式会社デンソー | 車両用冷房冷凍装置 |
KR100371700B1 (ko) * | 2000-08-31 | 2003-02-11 | 현대자동차주식회사 | 냉매 과열방지를 위한 이베퍼레이터 구조 |
DE102007028058A1 (de) * | 2007-06-19 | 2009-01-02 | Webasto Ag | Kühlvorrichtung |
-
1981
- 1981-04-25 JP JP6304781A patent/JPS57178939A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109442844A (zh) * | 2018-10-12 | 2019-03-08 | 林世明 | 一种轿车车载多功能冷藏柜及其使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57178939A (en) | 1982-11-04 |
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