JP3052393B2 - エアコンの膨張弁 - Google Patents

エアコンの膨張弁

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JP3052393B2
JP3052393B2 JP3031901A JP3190191A JP3052393B2 JP 3052393 B2 JP3052393 B2 JP 3052393B2 JP 3031901 A JP3031901 A JP 3031901A JP 3190191 A JP3190191 A JP 3190191A JP 3052393 B2 JP3052393 B2 JP 3052393B2
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JP
Japan
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expansion valve
air conditioner
bypass passage
temperature
inlet
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健司 鈴木
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/04Refrigeration circuit bypassing means
    • F25B2400/0411Refrigeration circuit bypassing means for the expansion valve or capillary tube

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーエアコンのエバポ
レータに使用される膨張弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カーエアコンの系統は、冷媒を圧縮する
コンプレッサを起点として、コンデンサ、エバポレー
タ、コンプレッサの順で冷媒を循環させるようになって
いる(実開昭63-82166号公報等参照)。概略を説明す
る。図2において符号1で示す部分はエンジンルーム側
であり、符号2で示す部分は室内側である。エンジンル
ーム側1から説明する。3はコンプレッサであり、プー
リ4に掛けられた図示しないベルトを介してエンジンに
駆動されるものである。コンプレッサ3の出口側はパイ
プ5によってコンデンサ6の入口側に接続され、ファン
7によって冷却されるようになっている。
【0003】コンデンサ6の出口側はパイプ8によって
レシーバタンク9の入口側に接続され、レシーバタンク
9の出口側はパイプ10によってエバポレータ11の入口側
に接続されている。なお、パイプ10のエバポレータ11の
入口部分には膨張弁12が介装接続されている。この膨張
弁12については後述する。
【0004】エバポレータ11の出口側はパイプ13によっ
てコンプレッサ3の入口側に接続されている。フロン等
の冷媒はこの経路を矢印で示す方向に循環し、エバポレ
ータ11で急激に膨張するとき周囲の熱を奪うことにな
る。エバポレータ11はハウジング14の内部に設けられて
おり、ハウジング14内を図の左方から右方に流れる空気
を冷却するようになっている。
【0005】ハウジング14には外気入口15と内気入口16
が設けられ、外気入口15からは車外の新鮮な空気が、内
気入口16からは車室内の循環空気が入り、出口17に向か
って流れるようになっている。18は切換えあるいは混合
するバタフライ弁、19はブロア、20はブロアモータであ
る。ハウジング14にはヒータコア21が設けられており、
図示しないがエンジン冷却水が循環して熱を放散するよ
うになっている。22は出口17にこの熱を混合するか否か
の切換えをするバタフライ弁である。
【0006】図3に示すものは図2中の膨張弁12であ
る。これを説明する。この膨張弁12には入口23と出口24
が設けられており、入口23は図2におけるパイプ10に接
続され、出口24はエバポレータ11に接続されるようにな
っている。膨張弁12の内部にはボール25が弁座26に対し
て着座および離座して、入口23から出口24に向かう通路
27の開閉をするようになっている。ボール25はスプリン
グ28によって常時ボール側に押されるブロック29によ
り、閉じる方向に押圧されている。
【0007】膨張弁12の図における上部にはダイアフラ
ム30が張設されており、その上部に形成された室31内に
充填された気体の圧力でロッド32を介してブロック29を
図における下方に押すようになっている。33はキャピラ
リ、34はこのキャピラリ33を巻いて形成した感温筒であ
る。感温筒34はハウジング14内の適当な場所に設置され
る。
【0008】このように構成されたこのカーエアコンに
おいては、感温筒34の検知するハウジング14内の温度に
よって膨張弁12が開閉し、レシーバタンク9側からエバ
ポレータ11側に向かう冷媒の導通、遮断を行ない、冷房
作用の制御を行なうことになる。
【0008】ところで自動車が高速運転中においては、
コンプレッサが高速で駆動されることによりエアコンの
冷媒循環量が多く、また車速風を十分に利用できるた
め、エアコンの効果は最大になる。エアコンの動きが最
大になるとエバポレータ後の風は冷やされるが、エアコ
ンのコンプレッサをオン、オフさせて車室内の温度調節
を行なう温度検出サーミスタは、その作動に時間遅れが
あるために空気温度は設定温度以下になってもコンプレ
ッサオフの信号を出さないで冷却を続け、膨張弁近くが
凍結を始めることがある。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のカー
エアコンが有するこのような問題点を解決することを目
的として成されたものであり、自動車が高速運転を継続
するようなことがあっても、過冷却が行なわれないエア
コンの膨張弁構造を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、レシーバタンクとエバポレータ
とを接続する経路に膨張弁を接続し、該膨張弁はエバポ
レータを収容するハウジング内に設置された感温筒によ
って検知される温度が設定温度より低い場合に閉じるよ
う設定されるエアコンにおいて、前記膨張弁に、その入
口から出口に通ずるバイパス通路を設け、該バイパス通
路の途中に絞りを設けると共に該バイパス通路を開閉す
るソレノイドバルブを設け、該ソレノイドバルブをコン
プレッサの吸入圧力が設定値以下のときに前記バイパス
通路を開くような構成としたものである。
【0010】
【作用】ハウジング内の温度が低下して膨張弁が閉じる
とき、その動作は遅く、開口面積が徐々に小さくなる。
これに従い、冷媒の流量も減少するが、高速走行時のよ
うにコンプレッサの駆動回転数が高いときには、コンプ
レッサの吸入圧力がいことから、開口面積の減少に伴
い入口部と出口部の冷媒の圧力差が大きくなって凍結し
始める。上記本発明の構成とすれば、吸入圧力があらか
じめ設定された圧力よりも低下したとき、ソレノイドバ
ルブが開いてバイパス通路を開通させる。これにより冷
媒はこのバイパス通路を通ってコンプレッサの吸入側に
入るので、入口部と出口部の冷媒の圧力差が少なくな
り、膨張弁近くの凍結を防止することができることにな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1について、図
3と同一部材には同一の符号を付して説明する。この膨
張弁12は、その入口23から出口24に通ずるバイパス通路
35が設けられている。そしてこのバイパス通路35の途中
にはジェット等の絞り36が設けられている。バイパス通
路35の途中にはこのバイパス通路35を開閉するソレノイ
ドバルブ37が設けられている。このソレノイドバルブ37
は、コンプレッサ3(図2参照)の吸入圧力が設定値
(たとえば0.6 kg/cm2G )以下のときにバイパス通路35
を開くようになっている。このためソレノイドバルブ37
のコイル38にはバッテリ39と圧力スイッチ40が直列に接
続されている。圧力スイッチ40は膨張弁12の吸入圧力が
一定値以下になったときにオンとなり、バイパス通路35
を開通させる。
【0012】バイパス通路35が開通すると、ハウジング
14内の温度が低下しているために膨張弁12が閉じる過程
で開口面積が徐々に減少しても、冷媒が一時的にこのバ
イパス通路35を通るので冷媒の流量が増し、入口部と出
口部の圧力差が少なくなって、膨張弁12近傍の凍結が防
止できることになる。なお、圧力スイッチ40は、膨張弁
12の入力側圧力が、たとえば1kg/cm2G に達したときオ
フとなる。このようなオン、オフ作動を繰り返すことに
なり、サーミスタの温度が風の温度と等しくなれば、時
間遅れがなくなって従来同様の制御が行われることにな
る。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
たエアコンの膨張弁であるから、自動車が高速走行を長
時間継続したときにあっても、膨張弁近傍部位での凍結
が防止できることになる。そして冷媒の循環経路中に水
分が含有されたときにも膨張弁が凍結するのを防止する
ことができる。さらに冷媒の循環経路中にチリやほこ
り、あるいは小さな異物が膨張弁に引掛かって凍結が生
じ易い場合にもこれを防止できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部断面図である。
【図2】本発明に係る膨張弁を取付けるカーエアコンの
系統図である。
【図3】従来の膨張弁の一部断面図である。
【符号の説明】
3 コンプレッサ 6 コンデンサ 9 レシーバタンク 10 パイプ 11 エバポレータ 12 膨張弁 13 パイプ 23 入口 24 出口 35 バイパス通路 36 絞り 37 ソレノイドバルブ 40 圧力スイッチ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 1/00 304 F25B 41/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レシーバタンクとエバポレータとを接続
    する経路に膨張弁を接続し、該膨張弁はエバポレータを
    収容するハウジング内に設置された感温筒によって検知
    される温度が設定温度より低い場合に閉じるよう設定さ
    れるエアコンにおいて、前記膨張弁に、その入口から出
    口に通ずるバイパス通路を設け、該バイパス通路の途中
    に絞りを設けると共に該バイパス通路を開閉するソレノ
    イドバルブを設け、該ソレノイドバルブをコンプレッサ
    の吸入圧力が設定値以下のときに前記バイパス通路を開
    くように構成したことを特徴とするエアコンの膨張弁。
JP3031901A 1991-01-31 1991-01-31 エアコンの膨張弁 Expired - Lifetime JP3052393B2 (ja)

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