JPH0710646B2 - 自動車用冷蔵庫付空調装置 - Google Patents

自動車用冷蔵庫付空調装置

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JPH0710646B2
JPH0710646B2 JP60189151A JP18915185A JPH0710646B2 JP H0710646 B2 JPH0710646 B2 JP H0710646B2 JP 60189151 A JP60189151 A JP 60189151A JP 18915185 A JP18915185 A JP 18915185A JP H0710646 B2 JPH0710646 B2 JP H0710646B2
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JP
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典幸 宮崎
辰夫 角岡
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日本電装株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/323Cooling devices using compression characterised by comprising auxiliary or multiple systems, e.g. plurality of evaporators, or by involving auxiliary cooling devices

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空調用冷凍サイクルから分岐した冷蔵庫用の
蒸発器を有する冷蔵庫と組合せた自動車用空調装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来、この種の冷蔵庫と組合せた自動車用空調装置は、
特開昭58-45479号公報で提案されているように、空調用
蒸発器と冷蔵庫用蒸発器に交互に冷媒を流すことによ
り、冷房と冷蔵の両機能を得るようにしている。より具
体的に述べると、空調用蒸発器に例えば60秒間冷媒を流
し、冷蔵庫用蒸発器に例えば15秒間冷媒を流すという作
動を交互に繰り返すようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、冷蔵庫用蒸発器に冷媒が流れている15秒間は、
空調用蒸発器への冷媒の流れが遮断されるので、車室内
へ吹出す冷風の温度が上昇してしまい、不快感を感じる
ことがあった。
そこで、本発明は上記点に鑑み、空調用蒸発器への冷媒
遮断に伴なう冷風温度の上昇を抑制することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、 (a)空調用蒸発器と、 (b)この空調用蒸発器で冷却された冷風を車室内へ送
風する空調用送風機と、 (c)冷凍サイクルにおいて前記空調用蒸発器と並列に
設けられた冷蔵庫用蒸発器と、 (d)前記冷凍サイクルに設けられ、前記両蒸発器に交
互に冷媒を流す電気制御式の弁手段と、 (e)前記空調用送風機の速度を制御する主速度制御手
段と、 (f)前記空調用蒸発器に冷媒を流す時間に比して、前
記冷蔵用蒸発器に冷媒を流す時間を大幅に小さくなるよ
うに設定したパルス出力を前記弁手段に供給する冷蔵庫
制御回路と、 (g)この冷蔵庫制御回路のパルス出力によって制御さ
れ、 前記冷蔵庫用蒸発器に冷媒が流れている時は、前記空調
用送風機の速度を前記主速度制御手段で制御された速度
より低下させ、 一方前記空調用蒸発器に冷媒が流れている時は、前記空
調用送風機の速度を前記主速度制御手段で制御された速
度に復帰させる補助速度制御手段とを備えるという技術
的手段を採用する。
〔作用〕
上記技術的手段によれば、冷蔵庫用蒸発器に冷媒が流
れ、空調用蒸発器に冷媒が流れない時には、この冷媒流
れの切替と連動して、空調用送風機の速度を自動的に低
下させることができる。そのため、空調用蒸発器に冷媒
が流れない時にはこの蒸発器を通過する空気の風量が減
少して、車室内へ吹き出す冷風の温度上昇を抑制でき
る。
〔発明の効果〕
従って、本発明においては、空調用蒸発器と冷蔵庫用蒸
発器に冷媒を交互に流すことにより、冷蔵庫機能と空調
機能を両立するようにした自動車用冷蔵庫付空調装置に
おいても、冷蔵庫の使用に伴なう空調フィーリングの悪
化を効果的に低減できる。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明する。第1図
は自動車空調用冷凍サイクルに冷蔵庫用蒸発器を結合し
たサイクル図であって、10は圧縮機であり、電磁クラッ
チ11を介して自動車エンジンにより駆動される。12は凝
縮器、13は受液器、14は電磁弁、15は膨張弁、16は空調
用蒸発器で、通風ダクト17内に設置されており、送風機
18によって送風される空気を冷却するものであり、この
冷却空気は図示しないヒータユニットを介して車室内へ
吹き出して車室の冷房を行う。
上記した各機器10,12,13,14,15,16及びそれらを結合す
る配管により空調用冷凍サイクルを構成している。
一方、受液器13と電磁弁14の間から冷蔵用配管19を分岐
し、この配管19にはその上流側から定圧膨張弁20、冷蔵
庫用蒸発器21、逆止弁29が順次接続され、そして配管19
の下流は空調用蒸発器16の出口配管部に合流している。
定圧膨張弁20はその下流側が設定圧(例えば0.5kg/cm2
G、冷媒R-12の場合蒸発温度−21℃相当)まで低下する
と開弁し、その設定圧を保持するものである。また、蒸
発器21は、前述の特開昭58-45479号公報と同様に、庫内
空気が循環する庫内冷却用蒸発器部21aと、製氷皿22を
冷却する冷凍用蒸発器部21bとを有している。ここで、
製氷皿22及び冷凍用蒸発器部21bは庫内空間から断熱さ
れた冷凍室23内に設けられている。24は断熱構造を有す
る樹脂製の冷蔵庫ケースで、開閉自在なドア24aを有す
る。25は庫内空気を強制循環する送風機であり、その送
風空気はダクト27を介して庫内冷却用蒸発器部21aのフ
ィンとチューブの間を通過するようになっている。28は
冷蔵庫内の缶ジュースを示す。
なお、定圧膨張弁20及び逆止弁29は、図示の便宜上、ケ
ース24の外部へ図示しているが、実際はケース24内に設
置されている。
第2図は本実施例の電気回路を示すもので、30は車載バ
ッテリ、31は自動車エンジンのイグニッションスイッ
チ、32は冷房スイッチで自動車用空調装置の電磁クラッ
チ11にクラッチ制御回路40を介して通電して圧縮機10を
作動させる。33は冷蔵庫スイッチ、34は冷蔵庫制御回路
で、冷蔵用送風機25、電磁弁14及びリレー35の通電を制
御するものである。この制御回路34には、周知のパルス
発生回路34aが内蔵されており、このパルス発生回路34a
のパルス出力によって電磁弁14とリレー35への通電を所
定の時間間隔で断続する。更に、具体的に述べると、本
例では、上記パルス発生回路34aのパルス出力によって6
0秒間電磁弁14への通電を遮断して電磁弁14を開くとと
もに、リレー35への通電を遮断して、その可動接点35a
を接点35b側に閉じる。そして、上記60秒間が経過する
と、15秒間電磁弁14に通電して電磁弁14を閉じるととも
に、リレー35に通電して可動接点35aを接点35c側に切替
える。以後、パルス発生回路34aのパルス出力によっ
て、上記の時間間隔で電磁弁14の開閉とリレー35の接点
開閉が繰り返される。
36,37は空調用送風機18の速度制御用抵抗器、38は空調
用送風機スイッチで、その可動接点38aは停止(OFF)、
低速(Lo)、中速(Me)、高速(Hi)の4位置に操作さ
れる。39はリレー35によって制御される補助抵抗器であ
る。
本実施例では、空調用送風機スイッチ38と速度制御用抵
抗器36,37とにより主速度制御手段が構成されており、
またリレー35と補助抵抗器39とにより補助速度制御手段
が構成されている。
次に、上記構成において本実施例の作動を説明する。い
ま、自動車エンジンのイグニッションスイッチ31及び冷
房スイッチ32が投入されると、クラッチ制御回路40を介
して電磁クラッチ11に通電され、圧縮機10が作動するの
で、自動車用空調装置の冷凍サイクルが作動する。この
状態において、冷蔵庫スイッチ33を更に投入すると、冷
蔵庫制御回路34に電源が供給され、この制御回路34が作
動し、冷蔵庫用送風機25の作動を開始させる。これと同
時に、制御回路34に内蔵されたパルス発生回路34aのパ
ルス出力によって前述のごとく電磁弁14とリレー35の通
電が断続される。そして、電磁弁14が開弁すると、空調
用蒸発器16に冷媒が流れるが、冷蔵庫用蒸発器21には、
定圧膨張弁20が閉弁しているので冷媒が流れない。一
方、電磁弁14が閉弁すると、空調用蒸発器16への冷媒流
れが遮断するので、冷蔵庫用蒸発器21の蒸発圧力が低下
し、定圧膨張弁20が開弁する。これによって、冷蔵庫用
蒸発器21に冷媒が流れ、庫内の冷却および製氷皿22の冷
却を行なう。
一方、空調用送風機18の速度は周知のごとく送風機スイ
ッチ18の投入位置によって低速(Lo)、中速(Me)、高
速(Hi)のいずれかに選択されるのであるが、本発明に
おいて注目すべきことは前記電磁弁14の開閉に連動し
て、空調用送風機18の速度を更に自動的に変更している
である。
すなわち、パルス発生回路34aのパルス出力によって、
電磁弁14に通電して電磁弁14が閉じた時には、リレー35
にも通電して可動接点35aを接点35c側に閉じるので、空
調用送風機18の通電回路に補助抵抗器39が直列に挿入さ
れる。これにより、補助抵抗器39による電圧降下分だけ
空調用送風機18の速度が自動的に低下するので、電磁弁
14の閉弁によって空調用蒸発器16に冷媒が流れなくなっ
ても、車室内へ吹き出す冷風の温度上昇が少なくなる。
従って、電磁弁14の閉弁に伴なう冷房フィーリングへの
悪影響を緩和できる。
なお、上述の実施例では、空調用送風機18の主及び補助
速度制御手段を、リレー35、抵抗器36,37,39および送風
機スイッチ38により構成したが、空調用送風機18の印加
電圧をトランジスタ回路によって制御する等種々の公知
の代替手段を用いて主及び補助速度制御手段を構成し得
ることはもちろんである。
また、冷媒流れを断続する電気制御式の弁手段として、
電磁弁14の他に、モータ駆動の弁とか圧電体駆動の弁等
を使用してもよい。
また、前述の実施例では、空調用送風機18が低速(L
o),中速(Me),高速(Hi)のいずれの速度で作動し
ている時にも、電磁弁14が閉じると空調用送風機18の速
度が一段と低下するように構成したが、本発明による効
果は高速(Hi)時に最も顕著に現われるので、高速(H
i)時のみ空調用送風機18の速度を低下させるよう構成
してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は冷凍サ
イクル図、第2図は電気回路図である。 14……電磁弁(弁手段),16……空調用蒸発器,18……空
調用送風機,21……冷蔵庫用蒸発器,34……冷蔵庫制御回
路,35……リレー,36,37,39……速度制御用抵抗器,38…
…空調用送風機スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)空調用蒸発器と、 (b)この空調用蒸発器で冷却された冷風を車室内へ送
    風する空調用送風機と、 (c)冷凍サイクルにおいて前記空調用蒸発器と並列に
    設けられた冷蔵庫用蒸発器と、 (d)前記冷凍サイクルに設けられ、前記両蒸発器に交
    互に冷媒を流す電気制御式の弁手段と、 (e)前記空調用送風機の速度を制御する主速度制御手
    段と、 (f)前記空調用蒸発器に冷媒を流す時間に比して、前
    記冷蔵用蒸発器に冷媒を流す時間を大幅に小さくなるよ
    うに設定したパルス出力を前記弁手段に供給する冷蔵庫
    制御回路と、 (g)この冷蔵庫制御回路のパルス出力によって制御さ
    れ、 前記冷蔵庫用蒸発器に冷媒が流れている時は、前記空調
    用送風機の速度を前記主速度制御手段で制御された速度
    より低下させ、 一方前記空調用蒸発器に冷媒が流れている時は、前記空
    調用送風機の速度を前記主速度制御手段で制御された速
    度に復帰させる補助速度制御手段とを備える自動車用冷
    蔵庫付空調装置。
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