JPS637796B2 - - Google Patents

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JPS637796B2
JPS637796B2 JP24383884A JP24383884A JPS637796B2 JP S637796 B2 JPS637796 B2 JP S637796B2 JP 24383884 A JP24383884 A JP 24383884A JP 24383884 A JP24383884 A JP 24383884A JP S637796 B2 JPS637796 B2 JP S637796B2
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JP
Japan
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press
plate
move
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JP24383884A
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English (en)
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JPS61122888A (ja
Inventor
Toshio Nakatani
Atsumi Ooshima
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Nakanihon Juki Co Ltd
Original Assignee
Nakanihon Juki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nakanihon Juki Co Ltd filed Critical Nakanihon Juki Co Ltd
Priority to JP24383884A priority Critical patent/JPS61122888A/ja
Publication of JPS61122888A publication Critical patent/JPS61122888A/ja
Publication of JPS637796B2 publication Critical patent/JPS637796B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 A―1 産業上の利用分野 この特許出願に係る発明(以下、単に「本願発
明」と略称する)は、予め筒状に縫合した布をし
て、その一方の端縁をS字状に折り畳んだ後に、
その端縁を縫合するためにミシン縫合部へ供給す
る技術に関するものである。
A―2 従来の技術 従来の鎖縫い目による縁かがり縫いミシンによ
つて、筒状布の一端縁をS字状に折り、縫い目が
その端縁の上辺と中辺及び下辺の屈曲部を貫通し
且つ上辺の自由端縁外を覆つて、いわゆるオーバ
ーロツクによる裾引き縫い(第17図)をするた
めには、布を手操作により送りこみながら挿入し
てS状にする三つ巻き具などの布端巻き具と、縁
かがり縫い目が布の正確な位置に貫通するよう
に、布を送りながら布端の有無を検知して布を水
平に移動する布端検知器、とがミシン縫合部の布
送り方向手前に装置されている。
従つて、布端巻き具と布端検知具とは、布が平
坦状のときは障害にならないが、布が円筒で特に
直径が小さいときは、例えば子供用シヤツの袖口
のときは、フリーアームといわれる円筒状のミシ
ンベツドにさしこんだとしても、フリーアームの
手前にある布端巻き具と布端検知器とが障害にな
つて、特に布端を手操作により布端巻き具にさし
こんでS字状にしながら布を送り且つ正確に縁か
がり縫いすることは、極めて困難でありほとんど
不可能であつた。
A―3 発明が解決しようとする問題点 本願発明は、従来の技術の欠点を除いて、予め
筒状に縫合した布の端部を機械操作によりS字状
に折つてから、縁かがり縫いミシンの縫合部へ供
給することにより、布筒が極めて小径であつて
も、布端巻き具を不要とし且つ熟練を要する布の
手操作を省き、正確に機械操作で布端を重層して
供給できるとともに、布端検知器が障害となるこ
となく円滑に布送りを可能として、正確に縁かが
り縫い目による裾引き縫いを可能としたミシンに
対する布の供給装置を提供し、また特に、布端の
S字状の折り返しを正確化し、縁かがり縫い作業
を安定化し、筒布の直径の大小に適応可能とす
る、ことなどを目的とする。
B 発明の構成 B―1 問題点を解決するための手段 本願発明の実施例について、第1,2,3図を
参照して説明すると次のとおりである。
使用するミシンは、周知のフリーアームをもつ
オーバーロツクミシンであつて、ミシンアーム1
には、上糸を保持して上下動する針2と布3を下
へ弾性力により押圧する押え金4とを支持し、布
3を支持するベツド5には、針2の直下に位置し
て針2が布貫通後の上昇時に布3と摩擦して発生
する上糸環と協同して布縁のかがり縫い目を形成
するように作動するルーパー(図示しない)と、
押え金4の直下に位置して押え金4と協同して筒
布3をベツド5上で一直線に沿い挾み送るように
ベツド5から間欠的に出没し前後動する送り歯
(図示しない)、とを支持してミシン縫合部を構成
する。
ベツド5には、先方のミシン縫合部から手前へ
水平に突出して伸長し全長にわたり垂直断面を四
角形に形成した左支持体6を一体に形成し、左支
持体6の上面をベツド5の上面と同一平面に形成
し、左支持体6の左側面の上下にはそれぞれ平行
し且つ左支持体6の上面にも平行して間隔を保つ
て回動可能に支持した丸棒状のアーム7,8を設
ける。
ミシンアーム1とベツド5から右へ離れて配置
した基台9の上には、左右動可能とした移動台1
0を支持する。
移動台10には、第1,2図に示すように、左
支持体6の右に平行し縦枠11の上方を回動可能
に支持して垂下し、縦枠11の上方には、縦枠1
1から先方(右)へ突出した軸12に巻いたばね
13と軸12の先端外周に設けたねじにねじこん
だナツト14とを設けて、ばね13の両端をナツ
ト14と移動台10とに係止し、ナツト14の正
逆回動により縦枠11を移動台10にばね13の
軸12を弛めまたは締めつける弾性力の強弱を生
ずるようにする。
縦枠11の上下には、支持体6のアーム7,8
に平行するアーム15,16を回動可能に支持
し、縦枠11の中間には上下方向に配置し前後に
開放した溝17を設け、下アーム16はそのその
先方(右)に設けたねじとナツトにより溝17に
沿つて上下に移動且つ係止可能とし、溝17の中
間にはアーム15,16に平行する平板状の支板
18をその先方(右)に設けたねじとナツトによ
り溝17に沿つて上下移動且つ係止可能に支持し
て、右支持体19を構成する。
移動台10には縦枠11に対向して第1図の右
方、第2図の手前に、圧力流体または電磁力の供
給により移動するピストンを持つシリンダから成
る作用体20を固定する。
ミシンアーム1とベツド5の左に離れて固定し
た左基板21には、左支持体6に平行し且つ互い
に離れて配置し圧力流体または電磁力に関連して
前後動するピストンをもつシリンダから成る作用
体22,23を固定する。
作用体22のピストンの手前には、圧力流体ま
たは電磁力に関連して左右動するピストンをもつ
シリンダから成る作用体24を固定し、そのピス
トンの右端には、左支持体6の上下アーム7,8
に平行しその円弧に合致して彎曲する上下辺をも
ち左支持体6との対向平面を手前へ開口してコ字
状に形成した薄板状の左A押板25を固定する。
作用体23のピストンの手前には、圧力流体ま
たは電磁力に関連して左右動するピストンをもつ
シリンダから成る作用体26を固定し、そのピス
トンの右端には、左支持体6の上下アーム7,8
に平行しその円弧に合致して彎曲する上下辺を設
けて左支持体6との対向平面を手前へ開口してコ
字状に形成した薄板状の左B押板7を固定し且つ
左A押板25の左に平行に配置する。
作用体26のピストン中間には、圧力流体また
は電磁力に関連して左右動するシリンダから成る
作用体28を固定し、そのピストンの右端には、
左支持体6の左側面に平行し且つ左A,B押板2
5,27の各上下辺の間隙に対向する平板状とし
た左C押板29を固定する。
ミシンアーム1とベツド5の右へ離れ固定した
右基板30には、基台9を載置するとともに、基
台9とその上に載置した移動台とを共に前後動す
るように、移動体10との間に、圧力流体または
電磁力に関連して前後動するピストンをもつシリ
ンダから成る作用体31を介在させる。
基台9には、移動台10を左右動するように、
移動台10の右にねじこんだねじを正、逆方向に
回動するパルスモータ32を固定する。
移動台10には、右支持体19に平行し且つ互
いに離れて配置し、左方の各作用体と同じ構成を
もち前後動するピストンをもつ三箇の作用体3
3,34,35を固定する。
作動体33のピストンの手前には、前記各作用
体と同じ構成をもち左右動するピストンをもつ作
用体36を固定し、そのピストンの左端には、右
支持体19の上下アーム15,16に平行しその
円弧に合致して彎曲する上下辺をもち右支持体1
9との対向平面を手前へ開口してコ字状に形成し
た薄板状の右A押板37を固定し、またそのピス
トンの中間には、作用体36と同じ構成をもち左
右動するピストンをもつ作用体38を固定し、そ
のピストンの左端には右A押板37に平行し同じ
構成をもつ右B押板39を固定する。
作動体35のピストンの手前には、前記各作用
体と同じ構成をもち左右動するピストンをもつ作
用体40を固定し、そのピストンの左端には右B
押板39に平行し同じ構成をもち右支持体19と
の対向平面を先方へ開口して逆コ字状に形成した
右C押板41を固定する。
作動体34のピストンの手前には、前記各作用
体と同じ構成をもち左右動するピストンをもつ作
用体42を固定し、そのピストンの左端には、右
支持体19の支持体18の右側面に平行し且つ右
A,B,C押板37,39,41の各上下辺の間
隙に対向する平板状とした右D押板43を固定す
る。
そして左右の各作用体をして、左右の各押板が
次項の順序で作動するように、予めプログラムし
たマイクロコンピユーターの出力信号または機械
的タイマーの組み合せに関連させて、圧力流体や
電磁力の供給、排除を制御する。
B―2 発明の作用 本願発明は、前項の構成体が下記のとおりに作
動するように構成する。
(a) 第4図の図示のとおりに、移動台30は右支
持体19と作動体33〜35を伴い作用体31
の往動に関連してミシンのベツド5よりも手前
へ前進しており、右A押板37は作用体36の
往動に関連してベツド5よりも手前においで右
支持体19の右側面に接触し、右B押板39、
右C押板41、右D押板43はそれぞれ互いに
右A押板37に対向しそれから右へ順次に間隔
を保つて静止している。
右A押板25は作用体24の往動に関連して
左支持体6の左側面に接触し且つ前後方向にお
いて右A押板37と同一位置にあり、左B押板
27、左C押板29はそれぞれ互いに左A押板
25に対向しそれから左へ順次に間隔を保つて
静止している。
(b) 第5図の図示のとおりに、予め平坦状の布を
その一方と逆方の直線状の端線を縫合して筒状
とした筒布3をして、衣服の表となるべき面を
外面とし裏となるべき内面の先方部を左右支持
体6,19の両外面の手前から先方へさしこ
み、左A押板25と右A押板37の外面を覆つ
て支持する。
布筒3の内径に左右支持体6,19の支持を
合致させるために、パルスモータ32を正逆回
動し移動台10をして右支持体19を伴つて左
右動して係止し、右支持体19のアーム16を
溝17に沿つて上下動して係止する。
また布筒3のさし込みの以前に、作用体20
の往動に関連して、右支持体19の支板18を
左へ押圧し縦枠11と共にアーム16を左へ押
して、左右支持体6,19のアーム7,8,1
5,16より形成する四角形の外径寸法を縮少
することにより、筒布3のさし込みを容易に
し、さし込み後は作用体20を復動して縦枠1
1、アーム16を伴つて支板18は、ばね13
が移動台10に対する縦枠11の回動力とつり
合う位置まで右へ移動復帰して停止する。
(c) 第6図の図示のとおりに、右B押板39は、
作用体38の往動に関連して左へ移動し右A押
板37と協同して筒布3を挾み、右C押板41
は作用体35の往動に関連して手前へ前進し、
左B,C押板27,29は作用体23の往動に
関連して手前へ前進する。
(d) 第7図の図示のとおりに、左B,C押板2
7,29は作用体26の往動に関連して右へ移
動し、左B押板27は筒布3を左支持体6に押
しつけ、左C押板29は筒布3から左へ離れて
位置し、右C押板41は作用体35の復動に関
連し先方へ移動して左B押板27に対向する。
(e) 第8図の図示のとおりに、右C押板41は作
用体40の往動に関連して左へ移動し筒布3を
右支持体19に押しつけ、右D押板43は作用
体34の往動に関連して手前へ前進し右C押板
41の右へ離れ対向して位置する。
(f) 第9図の図示のとおりに、左A押板25は、
作用体24の復動に関連して左へわずかに移動
し筒布3の左先方部を左支持体6から左へわず
かに離して拡張し、右A,B押板37,39
は、作用体36の復動に関連して右へわずかに
移動し筒布3の右先方部を挾んだ状態で右支持
体19から右へわずかに離して拡張する。
(g) 第10図に図示のとおりに、左A押板25
は、作用体22の往動に関連し手前へ移動して
左B押板27のわずかに左へ離れ対向し、右
A,B押板37,39は、作用体33の往動に
関連し手前へ移動して右C押板41のわずかに
右へ離れて対向し、筒布3の先方部は全体とし
てS字状に折り返えされ、この際に作用体2
2,23は同時に往動する。
(h) 第11図の図示のとおりに、左C押板29
は、作用体28の往動に関連し右へ移動して左
A,B押板25,27のコ字状空間にある筒布
3を左支体6へ押しつけ、右D押板43は、作
用体42の往動に関連し左へ移動して左A,
B,C押板37,39,41のコ字状空間にあ
る筒布3を右支持体19へ押しつける。
(i) 第12図の図示のとおりに、左A押板25
は、作用体22の復動に関連して先方へ移動し
筒布3の先方S字状部から先方へ抜け去り、右
A押板37は、作用体33の復動に関連して先
方へ右B押板39と共に移動し筒布3の先方S
字状部から先方へ抜け去り、この際に作用体2
2,23は同時に復動する。
(J) 第13図の図示のとおりに、左A押板25
は、作用体24の復動により左支持体6の左へ
離れ、左B,C押板27,29は、作用体23
の復動により左支持体6に沿い先方へ移動して
ベツド5に接近し、移動台10は、作用体31
の復動により先方へ移動し、それにより、右
C,D押板41,43は右支持体19と共に先
方へ移動してベツド5に接近し、右A,B押板
37,39も先方へ移動してベツドの右に位置
し、右A押板37は作用体36の復動により右
へ移動し、この際に作用体23,31は同時に
復動する。
(k) 第14図の図示のとおりに、左C押板29
は、作用体28の復動に関連して左へ移動し筒
布3から離れ、右C押板41は、作用体40の
わずかな復動により右支持体19の右へわずか
に離れる。
(l) 第15図の図示のとおりに、ミシンの布の押
え金4が下降して筒布3の先方端縁の左方を左
支持体6の上面へ押しつけ、左B,C押板2
7,29は、作用体23の往動により手前へ移
動し、左B押板27は筒布3のS字状部の左か
ら手前へ抜け去り、右C押板41は、作用体3
5の往動により手前へ移動して筒布3のS字状
部の右から手前へ抜け去る。
(m) 第16図の図示のとおり、左B,C押板
27,29は作用体26の復動により左へ移動
し、右C,D押板41,43は、作用体40,
42の復動により右へ移動する。
(n) 第17図の図示のとおり、ミシンを始動
し針2を上下動しルーパーを作動し送り歯を前
後上下動して、筒布3を円筒状態で左へ送りな
がら、針2を筒布3のS字状部の最外側44の
端縁よりもわずかに左内側の上方から、筒布3
の内側の二層の折曲部45の厚さの中間を貫通
して下降させ、最外側44の端縁に縁かがり縫
い目と折曲部45にすくい縫い目を形成する裾
引き縫い目46を構成し、筒布3の全周を縫い
終つた後に、ミシンを停止してから、針2と押
え金4とを筒布3から上昇し、筒布3を手前へ
移動して左右支持体6,19から抜き去つた後
に、筒布3の最外側44を折曲部45の縫い目
46の糸を支点として右へ回し、筒布3の端縁
を二重として衣服の袖口などに供する。
B―3 その他の実施例 前述の実施例においては、第9,10図に示す
作用では、筒布3の先方にS字状部を形成するた
めに、左右に拡張した左A押板25と右A,B押
板37,39の方を、左B押板27と右C押板4
1の上へ向け手前へ移動するものを示したが、逆
に、左B押板27と右C押板41の方を、左A押
板25と右A,B押板37,39の下へ向け先方
へ移動するようにしてもよい。
また、筒布3のミシンによる回動送りを円滑に
するために、左右支持体6,19のアーム7,
8,15,16をそれぞれの中心軸線の周囲に回
動可能にしてもよい。
C 発明の効果 本願発明は、前記の構成を有し作用を生ずるか
ら、下記のとおりの効果を奏する。
(a) 予め布を機械的、自働的にS字状に筒布3に
形成してから、かがり縫いミシンの縫合部へ供
給するようにしたことにより、特に、筒布3の
内径が極めて小さい子供用シヤツの袖口であつ
ても、布端巻き具とそれに対して布を供給しな
がら巻いて縫う熟練を要する布の手操作とを全
く不必要とし、筒布端をミシン縫合部の針へ正
確に対応させるために布を移動するように検知
し作動する布端検知器が障害となることなくま
たは不要とし、小径筒布の裾引き縫いを正確円
滑に行うことを可能とする。
(b) 作用の項の(i),(k)に記載した第12,15図
の状態において、左C押板29、右D押板43
は、筒布3のS字状折曲部を左右支持体6,1
9へ向け、左A,B押板25,27と右A,
B,C押板37,39,41のそれぞれのコ字
状部の空間を通つて、押しつけているので、第
12図において左A押板25と右A押板37が
先方へ抜け去り、第15図において左B押板2
7と右C押板41が手前へ抜け去るときには、
筒布3のS字状部が抜去に伴われてその方向へ
引きつれたりその引きつれ距離にばらつきを生
ずることもなく、S字状折曲部は整斉に維持で
きて、確実に裾引き縫いを達成できる。
(c) 第3図に示すとおりに、右支持体19の縦枠
11は、パルスモータ32の正逆回動により移
動台10とともに左右動且つ係止され、アーム
16は、縦枠11の溝17に沿つて上下動且つ
係止されるので、筒布3の内径の大小変化に応
じて調節することができる。
(d) 第3図に示すとおりに、作用体20の作動、
係止により、右支持体19の縦枠11は、上部
を支点に下部が左支持体6へ向け回動、係止す
るので、作用の項の(b)に記載した第5図の状態
において、筒布3を左右支持体6,19の両外
面にさしこむときは、筒布3の内径よりもアー
ム7,8,15,16が形成する四角形の外径
寸法を小に設定すれば、筒布3は何等の抵抗な
しに容易にさしこむことができる。
(e) 左右支持体6,19のアーム7,8,15,
16は、四角形を形成して鋭角の部分がなく、
また、左A,B押板25,27と右A,B,C
押板37,39,41は、前記各アームに平行
し合致して彎曲しているので、筒布3を左右支
持体へ押えつける面積が大きいから、筒布をS
字状に安定して確実に折曲することができ、ミ
シン縫いの際の筒布は安定して回動し確実な縫
いを達成できる。
(f) 左右支持体6,19のアーム7,8,15,
16は、それぞれの軸線を中心に回動可能とし
たので、ミシン縫いの際の筒布は抵抗が極めて
少ない回動をなして安定して確実な縫いを達成
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜左上から見た斜視図、第2図は斜右
上から見た斜視図、第3図は右支持体19を斜右
上から見た斜視図、第4〜16図は布と要部の作
動状態を示すように上から見た平面図、第17図
は布筒3の縫いを示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上糸を保持して上下動する針2と、針の下に
    位置し上糸環と協同してかがり縫い目を形成する
    ように作動するルーパーと、布を下方へ弾圧する
    押え金4と、押え金の下に位置し押え金と協同し
    て布を挾み送るように作動する送り歯、とから成
    る縫合部を設けたミシンにおいて、 イ 縫合部から手前へ水平に延びて左右平行に配
    置し固定した左支持体6及び前後動可能とした
    右支持体19と、 ロ 左支持体の左へ離れて縫合部の手前に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を左支持体に平
    行して前後動可能とし、左支持体の左側に接触
    し且つわずかに左とさらに左へも離れるように
    左右動可能とし、左支持体との対向平面を手前
    に開口してコ字状に形成した左A押板25と、 ハ 左支持体の左へ離れて左A押板の左に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を左支持体に平
    行に前後動可能とし、左支持体の左側に接触し
    且つ左へ離れるように左右動可能とし、左支持
    体との対向平面を手前に開口してコ字状に形成
    した左B押板27と、 ニ 左支持体の左へ離れて左B押板の左に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を左支持体に平
    行に前後動可能とし、左支持体の左側に接触し
    且つ左へ離れるように左右動可能とし、左A,
    B押板のコ字状部内に出入可能の平板状に形成
    した左C押板29と、 ホ 右支持体の右へ離れて縫合部の手前に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を右支持体に平
    行に前後動可能とし、右支持体の右側に接触し
    且つわずかに右へ離れるように左右動可能と
    し、右支持体との対向平面を手前に開口してコ
    字状に形成した右A押板37と、 ヘ 右支持体の右へ離れて右A押板の右に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を右支持体に平
    行して前後動可能とし、右支持体の右側に接触
    し且つわずかに右とさらに右へも離れるように
    左右動可能とし、右支持体との対向平面を手前
    に開口してコ字状に形成した右B押板39と、 ト 右支持体の右へ離れて右B押板の右に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を右支持体に平
    行して前後動可能とし、右支持体の右側に接触
    し且つ右へ離れるように左右動可能とし、右支
    持体との対向平面を先方に開口してコ字状に形
    成した右C押板41と、 チ 右支持体の右へ離れて右C押板の右に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を右支持体に平
    行して前後動可能とし、右支持体の右側に接触
    し且つ右へ離れるように左右動可能とし、右
    A,B,C押板のコ字状部内に出入可能の平板
    状に形成した右D押板43、 とを備え、 1 筒布をして左右支持体に対し、それの先方
    に接触した左右A押板を覆うように、その手
    前から先方へさしこんで支持し、 2 右A,B押板により、筒布の先方の一側を
    挾持し、 3 左B押板と右C押板とにより、筒布の前後
    方向中間を支持体に押圧し、 4 左A押板と右A,B押板とにより、筒布の
    先方を左右外方へわずかに拡張し、 5 左A押板と右A,B押板とをして、筒布の
    先方をS字状に折り返すように、同時に手前
    へ移動して左B押板と右C押板の左右に離れ
    対向させ 6 左C押板と右D押板とにより、筒布の左
    A,B押板と右A,B,C押板との両コ字状
    空間を左右支持体へ押圧し、 7 左A押板と右A,B押板とをして、筒部の
    折返部から抜去するように、同時に先方へ移
    動し、 8 左B,C押板と右C,D押板とにより、筒
    布の折返部を左支持体に沿い且つ右支持体に
    伴われて縫合部へ供給するように、同時に手
    前へ移動し、 9 左C押板を筒布の左へ離し、右C押板をし
    て筒布を右へわずかに拡張するように、右支
    持体の右へ離し、 10 押え金をして筒布の折返部を支持体へ押圧
    するように下降し、左B,C押板と右C押板
    とをして筒布の折返部から抜去するように手
    前へ移動し、右D押板をして筒布の折返部か
    ら離れるように右へ移動、 するようにしたことを特徴とする、ミシンに対
    する布の供給装置。 2 上糸を保持して上下動する針2と、針の下に
    位置し上糸環と協同してかがり縫い目を形成する
    ように作動するルーパーと、布を下方へ弾圧する
    押え金4と、押え金の下に位置し押え金と協同し
    て布を挾み送るように作動する送り歯、とから成
    る縫合部を設けたミシンにおいて、 イ 縫合部から手前へ水平に延びて固定し全長に
    わたり垂直断面を四角形に形成した左支持体6
    及び、左支持体の右に固定して上下に延び且つ
    左右動可能とした縦枠11、縦枠の上方に支持
    し手前へ水平に左支持体に平行して延びるアー
    ム15、縦枠の下方に上下動且つ係止可能に支
    持しアーム15に平行するアーム16とから成
    る右支持体19と、 ロ 左支持体の左へ離れて縫合部の手前に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を左支持体に平
    行して前後動可能とし、左支持体の左側に接触
    し且つわずかに左とさらに左へも離れるように
    左右動可能とし、左支持体との対向平面を手前
    に開口してコ字状に形成した左A押板25と、 ハ 左支持体の左へ離れて左A押板の左に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を左支持体に平
    行に前後動可能とし、左支持体の左側に接触し
    且つ左へ離れるように左右可能とし、左支持体
    との対向平面を手前へ開口してコ字状に形成し
    た左B押板27と、 ニ 左支持体の左へ離れて左B押板の左に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を左支持体に平
    行に前後動可能とし、左支持体の左側に接触し
    且つ左へ離れるように左右動可能とし、左A,
    B押板のコ字状部内に出入可能の平板状に形成
    した左C押板29と、 ホ 右支持体の右へ離れて縫合部の手前に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を右支持体に平
    行に前後動可能とし、右支持体の右側に接触し
    且つわずかに右へ離れるように左右動可能と
    し、右支持体との対向平面を手前へ開口してコ
    字状に形成した右A押板37と、 ヘ 右支持体の右へ離れて右A押板の右に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を右支持体に平
    行して前後動可能とし、右支持体の右側に接触
    し且つわずかに右とさらに右へも離れるように
    左右動可能とし、右支持体との対向平面を手前
    に開口してコ字状に形成した右B押板39と、 ト 右支持体の右へ離れて右B押板の右に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を右支持体に平
    行して前後動可能とし、右支持体の右側に接触
    し且つ右側へ離れるように左右動可能とし、右
    支持体との対向平面を先方へ開口してコ字状に
    形成した右C押板41と、 チ 右支持体の右へ離れて右C押板の右に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を右支持体に平
    行して前後動可能とし、右支持体の右側に接触
    し且つ右へ離れるように左右動可能とし、右
    A,B,C押板のコ字状部内に出入可能の平板
    状に形成した右D押板43、とを備え、 1 筒布をして左右支持体に対し、それの先方
    に接触した左右A押板を覆うように、その手
    前から先方へさしこんで支持し、 2 右A,B押板により、筒布の先方の一側を
    挾持し、 3 左B押板と右C押板とにより、筒布の前後
    方向中間を支持体に押圧し、 4 左A押板と右A,B押板とにより、筒布の
    先方を左右外方へわずかに拡張し、 5 左A押板と右A,B押板とをして、筒布の
    先方をS字状に折り返すように、同時に手前
    へ移動して左B押板と右C押板の左右に離れ
    対向させ 6 左C押板と右D押板とにより、筒布の左
    A,B押板と右A,B,C押板との両コ字状
    空間を左右支持体へ押圧し、 7 左A押板と右A,B押板とをして、筒部の
    折返部から抜去するように、同時に先方へ移
    動し、 8 左B,C押板と右C,D押板とにより、筒
    布の折返部を左支持体に沿い且つ右支持体に
    伴われて縫合部へ供給するように、同時に手
    前へ移動し、 9 左C押板を筒布の左へ離し、右C押板をし
    て筒布を右へわずかに拡張するように、右支
    持体の右へ離し、 10 押え金をして筒布の折返部を支持体へ押圧
    するように下降し、左B,C押板と右C押板
    とをして筒布の折返部から抜去するように手
    前へ移動し、右D押板をして筒布の折返部か
    ら離れるように右へ移動、 するようにしたことを特徴とする、ミシンに対
    する布の供給装置。 3 上糸を保持して上下動する針2と、針の下に
    位置し上糸環と協同してかがり縫い目を形成する
    ように作動するルーパーと、布を下方へ弾圧する
    押え金4と、押え金の下に位置し押え金と協同し
    て布を挾み送るように作動する送り歯、とから成
    る縫合部を設けたミシンにおいて、 イ 縫合部から手前へ水平に延びて固定し全長に
    わたり垂直断面を四角形に形成した左支持体
    6、及び左支持体の右に上下に延びて上方を中
    心に下方を左右に回動可能且つ回動摩擦力を調
    節可能に支持した縦枠11、縦枠の上方に支持
    し手前へ水平に左支持体に平行して延びるアー
    ム15、縦枠の下方に上下動且つ停止可能に支
    持しアーム15に平行するアーム16、縦枠の
    両アーム間に支持した平板状の支板18、縦枠
    を回動摩擦力に抗して右支持体へ向け押圧し解
    放する作用体20とから成る右支持体19と、 ロ 左支持体の左へ離れて縫合部の手前に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を左支持体に平
    行して前後動可能とし、左支持体の左側に接触
    し且つわずかに左とさらに左へも離れるように
    左右動可能とし、左支持体との対向平面を手前
    に開口してコ字状に形成した左A押板25と、 ハ 左支持体の左へ離れて左A押板の左に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を左支持体に平
    行に前後動可能とし、左支持体の左側に接触し
    且つ左へ離れるように左右動可能とし、左支持
    体との対向平面を手前へ開口してコ字状に形成
    した左B押板27と、 ニ 左支持体の左へ離れて左B押板の左に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を左支持体に平
    行に前後動可能とし、左支持体の左側に接触し
    且つ左へ離れるように左右動可能とし、左A,
    B押板のコ字状部内に出入可能の平板状に形成
    した左C押板29と、 ホ 右支持体の右へ離れて縫合部の手前に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を右支持体に平
    行に前後動可能とし、右支持体の右側に接触し
    且つわずかに右へ離れるように左右動可能と
    し、右支持体との対向平面を手前へ開口してコ
    字状に形成した右A押板37と、 ヘ 右支持体の右へ離れて右A押板の右に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を右支持体に平
    行して前後動可能とし、右支持体の右側に接触
    し且つわずかに右とさらに右へも離れるように
    左右動可能とし、右支持体との対向平面を手前
    へ開口してコ字状に形成した右B押板39と、 ト 右支持体の右へ離れて右B押板の右に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を右支持体に平
    行して前後動可能とし、右支持体の右側に接触
    し且つ右へ離れるように左右動可能とし、右支
    持体との対向平面を手前へ開口してコ字状に形
    成した右C押板41と、 チ 右支持体の右へ離れて右C押板の右に位置
    し、さらに手前と縫合部との間を右支持体に平
    行して前後動可能とし、右支持体の右側に接触
    し且つ右へ離れるように左右動可能とし、右
    A,B,C押板のコ字状部内に出入可能の平板
    状に形成した右D押板43、とを備え、 1 筒布をして左右支持体に対し、それの先方
    に接触した左右A押板を覆うように、その手
    前から先方へさしこんで支持し、 2 右A,B押板により、筒布の先方の一側を
    挾持し、 3 左B押板と右C押板とにより、筒布の前後
    方向中間を支持体に押圧し、 4 左A押板と右A,B押板とにより、筒布の
    先方を左右外方へわずかに拡張し、 5 左A押板と右A,B押板とをして、筒布の
    先方をS字状に折り返すように、同時に手前
    へ移動して左B押板と右C押板の左右に離れ
    対向させ 6 右C押板と右D押板とにより、筒布の左
    A,B押板と右A,B,C押板との両コ字状
    空間を左右支持体へ押圧し、 7 左A押板と右A,B押板とをして、筒部の
    折返部から抜去するように、同時に先方へ移
    動し、 8 左B,C押板と右C,D押板とにより、筒
    布の折返部を左支持体に沿い且つ右支持体に
    伴われて縫合部へ供給するように、同時に手
    前へ移動し、 9 左C押板を筒布の左へ離し、右C押板をし
    て筒布を右へわずかに拡張するように、右支
    持体の右へ離し、 10 押え金をして筒布の折返部を支持体へ押圧
    するように下降し、左B,C押板と右C押板
    とをして筒布の折返部から抜去するように手
    前へ移動し、右D押板をして筒布の折返部か
    ら離れるように右へ移動、 するようにしたことを特徴とする、ミシンに対
    する布の供給装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02190421A (ja) * 1989-01-17 1990-07-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 熱処理炉における被処理物温度測定装置

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CN103320989B (zh) * 2013-06-26 2019-04-12 苏州巨康缝制机器人有限公司 一种自动拷边机
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