JPS6372293A - 分散形交換システム - Google Patents

分散形交換システム

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JPS6372293A
JPS6372293A JP61215767A JP21576786A JPS6372293A JP S6372293 A JPS6372293 A JP S6372293A JP 61215767 A JP61215767 A JP 61215767A JP 21576786 A JP21576786 A JP 21576786A JP S6372293 A JPS6372293 A JP S6372293A
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大槻 兼市
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、時分割交換機に係り、特に高速広帯域の通信
に適し、且つ、地理的分散配置を指向した、分散形交換
システムの構成に関するものである。
〔従来の技術〕
交換システムは、高速広帯域化、伝送路の大容量化、信
頼性の一層の向上、という方向に向かっている。これに
対するひとつの具体策として、通話路系、特に集線段の
分散化が考えられる。すなわち負荷分散効果による処理
能力の向上と、交換機全体としての大容量化、物理的分
散配置による危険分散を図るのである。
従来の交換機の役割は、低速度の電話音声の交換がほと
んどであったが、今後、画像までを含む高速のデータ通
信の需要が伸びてくると予想される。そのため、交換機
には飛躍的な呼処理能力の向上が要求されるが、プロセ
サの処理能力にはある程度の限界がある。処理能力向上
の策としては、マルチプロセサ化による、機能分散や負
荷分散があるが、ソフトウェアの複雑化を招くうえ、プ
ロセサ間通信等がネックになり、やはり限界は存在する
また、増設性や危険分散の面から、交換機が機能ユニッ
ト毎にモジュール化構成されていて、それが物理的に分
散している事が望ましいが、その場合もプロセサそのも
のを分散させた、独立分散構成をとらないと中央プロセ
サの負担は変らず、むしろ各モジュールを制御するため
の制御線が増加してしまう。
第2図に従来の交換機の基本構成を示す。加入者インタ
フェースを持つ集録段201と、スイッチングを行なう
分配段202から成る通話路系と、制御系203、保守
運用系205、信号処理系204で構成される。(電子
通信学会発行「ディジタル交換方式J P、17図3.
1交換機の基本構成参照)本構成で分散化を図る場合は
、第3図に示すように集線段201を分散モジュール化
(分散化集線段301,302 ) して張りだす案が
考えられるが、前述のように制御系の負担は変らない。
物理的には分散されるため、災害時などに対しては危険
分散にはなるが、例えば、ある集線段モジュールが故障
した場合、システム全体は制御系が集中管理しているた
め、制御系で故障モジュールの切り離し処理を行なわな
ければならない等、集中管理部にオーバヘッドが生じシ
ステム全体への影響が出る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上述べたように、通話路系が分散され、制御系が1個
所に集中しているタイプの分散形交換システムでは、制
御系の処理能力に限界があるため、負荷分散のメリット
を完全には生かし切れない。
即ち、今後の交換システムは制御系も含めて分散した独
立分散化構成が望ましい。ところが、各モジュールが独
立していると、あるモジュールから、他のモジュールへ
通信を行なおうとした時、送信側のモジュールは、相手
モジュールまでの伝送路が空いているか、更に、相手モ
ジュールから出ていく回線が空いているかどうかを知ら
なければならない、即ち、リソース管理が必要になるの
である。通常分散システムにおいても、リソース管理は
集中して行う事が多いが、リソース管理を1個所で集中
して行なうと、各モジュールが全てこの集中管理部に問
合せをする事になるので、特に大規模システムの場合、
ここが処理のネックとなる。
一方、各モジュールが完全に独立分散であると、ひとつ
のモジュールは他の全てのモジュールの状態を常に知っ
ているか、呼設定のたびに相手モジュールの状態を確認
するかのどちらかの方法をとらなければならない。前者
では、あるひとつのモジュールで状態が変わった時に他
の全てのモジュールにそれを通知するか、各モジュール
が定期的に状態を確認し合うか、のどちらかが必要であ
り、しかも、それだけではあるモジュールに1回線だけ
空きが残っている時に、他の複数のモジュールが同時に
そこへ向かって通信要求をしてしまう可能性が残る。後
者では、このような問題は起こらないがいずれにしても
全てのモジュール相互間の通信が必要である。このため
に、例えば各モジュ−ル間に通信線をメツシュ状に張る
事が考えられるが、物理的な面からも、通信の管理を更
に別に行わなければならないという面からもこれは経済
的ではない。
本発明の目的は、より経済的で、処理能力の高い分散形
交換システムを構築することにある。
具体的には、周辺交換モジュールが共通にアクセスする
中央交換モジュールを持った、スター形配置の分散形交
換システムであって、しかも中央交換モジュールが呼処
理のボトルネックとならないように、各周辺交換モジュ
ールが独立に呼処理可能である1分散形交換システムを
構築する事にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、第4図に示すような加入者
線または中継線との信号の送受を行なうインタフェース
回路を持つ複数の周辺交換モジュール402,403,
404,405と、該複数の周辺交換モジュールそれぞ
れと伝送路を介しスター形式で接続された1台または複
数の中央交換モジュール401から成る1分散形交換シ
ステムを構成した。
周辺交換モジュールは、加入者線または中継線から入力
される信号の宛先方路を決定する機能を持ち、また、前
記伝送路に一定時間周期のフレームを設け、フレームを
、該周辺交換モジュールの持つ加入者線または中継線の
回線数に対して一定の規則でその数を決めた、複数のタ
イムスロットに分割し、該タイムスロットに信号と宛先
周辺交換モジュール番号を含むヘッダを乗せて前記伝送
路へ送出する機能と、加入者線又は中継線の空塞状態を
常に記憶しておく状態管理機能と、要求があった時に、
前記加入者線又は中継線の空塞を判定する機能と、判定
の結果を前記複数の周辺交換モジュール間で送受する機
能を持ち、中央交換モジュールは、各周辺交換モジュー
ルと伝送路を介して接続される複数の時間スイッチとそ
れらの時間スイッチ間を接続する空間スイッチと、空間
スイッチの入側ハイウェイ対応にリンクの空塞管理をフ
レーム毎に行う、第1の状態管理メモリと、空間スイッ
チの高側ハイウェイ対応にリンクの空塞管理をフレーム
毎に行う、第2の状態管理メモリと、第1、第2の状態
管理メモリを参照して。
同一宛先を持つ複数のタイムスロットが同一時刻にスイ
ッチングされないように前記複数の時間スイッチそれぞ
れの書き込み、又は読み出しアドレスを発生させる回路
を持つ構成とした。
〔作用〕
上記の構成によって、次のような呼設定を行なう。
ある周辺交換モジュールに、加入者からの発呼要求があ
ると、該周辺交換モジュールはダイヤル数字を分析し、
宛先方路を知る。次に宛先方路に属する任意の周辺交換
モジュールを選び、発呼信号を送る。この発呼信号は、
ヘッダとして、選択した周辺交換モジュールの番号の宛
先を含み、信号として、呼番号、選択数字、信号速度、
使用タイムスロット番号を書き込んだ、ひとつのタイム
スロットである。このタイムスロットを伝送路を介して
中央交換モジュールへ送出すると、中央交換モジュール
はヘッダを読み取って、このタイムスロットを宛先周辺
交換モジュールへ接続された伝送路へスイッチングする
。宛先として指定された周辺交換モジュールは、このタ
イムスロットを受イ目すると、力l入si又は中継線の
回線の空塞を判断した後、応答信号を発信周辺交換モジ
ュールへ送り返す。この応答信号も発呼信号とほぼ同様
な構成のタイムスロットである。タイムスロットの数は
、後で具体的に述べるが、回線が空いている限り空きタ
イムスロットがあるように設定するので、回線が空いて
いれば必ず応答信号が返ってくる。逆に、一定時間たっ
ても応答信号が返って来なければ1回線が捕捉出来なか
ったとして、同じ方路に属する他の周辺交換モジュール
に宛て再度発呼信号を送出する。応答信号が返ってくる
と、その時点で呼設定が完了した事になる。その後は、
毎フレーム、発呼信号で宛先周辺交換モジュールへ連絡
済の、同一のタイムスロットを用いて信号を送出する。
この際、中央交換モジュールは、ヘッダの宛先を読み取
って、スイッチングするだけであり、プロセサは介在し
ない。
以上のようにして、共通部である中央交換モジュールで
はスイッチング以外の処理を行なわせずに1周辺交換モ
ジュールだけで呼設定を行なう事ができる。また、その
後の通話状態においても、中央交換モジュールは各タイ
ムスロットのヘッダをもとに、自律的にスイッチングす
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図を用いて説明する。第
1図は本発明の交換システムの通話路系を示すもので、
中央交換モジュール(CM:CentralModul
e)101を中心に、これに伝送路ttt、tt2等を
介して周辺交換モジュール(FM:Front−end
 Module)102〜109が接続している。図に
おいてSM(Sub−scriber Module)
と記しである周辺交換モジュール102〜105は、加
入者線インタフェースを持ち、T M (Trunk 
Module)と記しである周辺交換モジュール106
〜109は中継線インタフェースを持つ。例えば、加入
者線110から到来した信号は周辺交換モジュール10
2で宛先アドレスを付加されて、モジュール間伝送路1
11を経て、中央交換モジュール101へ送られる。中
央交換モジュール101はヘッダに書き込まれているア
ドレスを参照して、例えば宛先が周辺交換モジュール1
08であれば、モジュール間伝送路112ヘスイツチン
グする。周辺交換モジュール108では、ヘッダを取り
除き、信号を中継線113へ送出する。中継線側から加
入者線側への通信も同様である。通常の通信は双方向で
行われるので、加入者線インタフェースの周辺交換モジ
ュール(SM)は、例えば102と104,103と1
05のように、1対ずつ組み合わせて分散設置される。
尚、中継線インタフェースの周辺交換モジュール(TM
)は、特に分散設置する必要が無いので、中央交換モジ
ュールと近接して置かれる。周辺交換モジュールの数や
、SMとTMの割合は、帰伏に応じて自由に決める事が
できる。もちろんTMのみを設置すれば、中継交換機と
して機能する。
次に、第5図にて、更に詳細を説明する。周辺交換モジ
ュール102は、時間スイッチ501.リンクインタフ
ェース502.制御系503、状態管理メモリ500で
構成される。加入者線からは、図示しない集線装置を経
て時分割多重された、加入者からの信号が入力される。
時間スイッチ501は、この時分割多重された信号を、
制御系503の指示に従って宛先モジュール別に並べ替
える。リンクインタフェース502は、これに宛先アド
レス等のヘッダを付加して、同一宛先へ行く信号ととも
にタイムスロットへ乗せ、中央交換モジュール101へ
向けて送出する。
中央交換モジュール101は、リンクインタフェース5
04,514、時間スイッチ505,515チヤネルマ
ツチ論理511、空間スイッチ5061時間スイッチ5
07゜517より成る。周辺交換モジュール102より
届いたタイムスロットは、リンクインタフェース504
でヘッダを読みこむ。チャネルマツチ論理511は、各
周辺交換モジュールから到着した各タイムスロットのヘ
ッダ情報から、同一宛先を持ったタイムスロットが同一
時刻に複数個存在しないように、各時間スイッチ505
,515の読み出しアドレス又は書き込みアドレスを発
生する。本動作はワイヤードロジックのみで行う事が可
能である。時間スイッチ505,515はチャネルマツ
チ論理で発生するアドレスにノルづいて、タイムスロッ
トの入れ替えを行うものであり、1フレーム内のタイム
スロットを完全に衝突しないように入れ替えるため、即
ちノンブロックとするため、出側のリンクは入側のリン
クの2倍の速度で動作させる。空間スイッチ506は、
各タイムスロットをそのヘッダに書かれた宛先アドレス
によって、スイッチングし、宛先の周辺交換モジュール
へ接続された時間スイッチ507.517へ送り出す。
時間スイッチ507,517は動作速度を元に戻して1
周辺交換モジュールへ接続する伝送路へタイムスロット
を送出する。
周辺交換モジュール104は、リンクインタフェース5
09、時間スイッチ510.制御系508、状態管理メ
モリ518から成る。中央交換モジュール101より到
着したタイムスロットは、リンクインタフェース509
にてヘッダを除去され、信号はヘッダ内の情報に基づい
て制御系508が指示するアドレスによって時間スイッ
チ510に書き込まれ、信号は再び時分割多重されて、
中継線へ送出される。
第5図を用いて信号の流れを説明したが1次に呼設定時
の動作について述べる。第8図に示すように、加入者線
側周辺交換モジュール(以下SMと略記)は発呼を検出
すると、方路分析を行う。従って、各SMtよ必要なデ
ータは全て自分で持っている必要がある。宛先方路が決
まると、一般には各方路毎に複数の中継線側周辺交換モ
ジュール(以下法と略記)があるので、その中から任意
の一つを選択する。選択アルゴリズムは種々考えられる
が、発信側の周辺交換モジュールは互いに通信しないの
で、なるべく各発信側周辺交換モジュールが異なる着信
側周辺交換モジュールを選択するようなアルゴリズムが
望ましい。例えば特定のSMから特定の方路への通信が
多ければ、そのSMは常に特定のTMを選択し、他のS
旧よそのTMを選択しないなど、周状に応じて決める事
もできる。TMを選択した後、その陳へ宛てて発呼信号
を送る。これは、別の信号線を用いて送っても構わない
が、本実施例では、通話路のタイムスロットを使う。発
呼信号の情報部分には、呼番号1選択数字、信号速度、
使用タイムスロット番号を書き込む、 TMはこれによ
り、その後受信する、どのタイムスロットの(1タイム
スロツトに複数の呼が含まれていれば)何番目の何ビッ
ト分の情報が、その呼であるかどうかを認識する事が出
来る。(ヘッダのオーバヘッドを少なくするために同一
方路へ向かう複数の呼を1つのタイムスロットに乗せる
手法は群交換の一種として一般的である。) 発呼信号
を受信したT旧よ、第5図で示した制御系508が状態
管理メモリ518を参照して、自分が収容している回線
の空塞状態を判定し、空きがあればそのうちの1つの回
線を捕捉して1回線状態管理メモリ518書き替え、応
答信号を返送する。応答信号はこの受信TMと対になっ
ている発信昧から送られ、前記の発信SMと対になって
いるSMで受信される。応答信号には、呼番号と、使用
タイムスロット番号を書き込む。応答信号がSMで受信
されると、呼設定が完了した事になる。この方式によれ
ば、周辺交換モジュールは、自分の収容している回線の
状態管理と、空塞状態の判断と、その通知を行うだけで
、中央交換モジュールの介在なく回線の捕捉と、通信に
使用するタイムスロットの確保が行える。
第6図にモジュール間伝送路のフレーム構成を示す。こ
こでは125即を1フレームとして、その中をm個のタ
イムスロットに分割している。各タイムスロットはヘッ
ダ601と情報部602から成る。
第7図にタイムスロットの構成を更に詳細に示す。ヘッ
ダ601は5つの領域に分割される。それぞれの内答は
、空/使用中表示701.交換情報/呼制御情報インジ
ケータ702、宛先アドレス703、発信アドスレス7
04、呼番号705である。
次にタイムスロット数と、情報部の長さについて説明す
る。前提条件として、最大C回線を収容する周辺交換モ
ジュールがn個あるとし、タイムスロット内のヘッダは
hバイト、情報部はiバイトであるとする。この1フレ
ーム内のタイムスロット数tは、つぎの条件を満たすよ
うにする。すなわち、ある宛先周辺交換モジュール以外
の(n−1)個の宛先に対しては、全て音声1回線分(
即ち1バイト)の情報しか送られていないという、最も
効率の悪い状態で、残りの(C−(n−1))回線の情
報が全である1つの宛先周辺交換モジュールへ集中して
送られたとしても、タイムスロットは不足してはならな
い6式で表すと、 を満たさなければならないという事である。
一方、ヘッダによるオーバヘッド0は次のように表わせ
る。
t・(h + 1) 0= □      ・・・・・・(2)タイムスロッ
ト数tが大きいほど、オーバヘッドは大きくなるので、
上記(1)式と(2)式からtと1の最適値が求まる。
このようにしてタイムスロット数を決定すればある周辺
交換モジュールで、回線が空いてさえいればその周辺交
換モジュールと通信するためのタイムスロットは必ず確
保でき、周辺交換モジュールにおけるリソース管理を回
線の空塞状態のみで出来るようになる。
次に、先に述べた交換ユニットでのチャネルマツチ論理
について更に詳しく説明する。
第9図に、チャネルマツチ論理部のブロック図を示す。
リンクインタフェース504〜514と時間スイッチ5
05〜515及び空間スイッチ506は第5図にて説明
したものと同じである。
チャネルマツチ論理511は、アドレス多重器901゜
1次リンク管理メモリ902.2次リンク管理メモリ9
03、アドレス計算部904から成る。尚、ここで言う
「1次リンク」は空間スイッチ506の入側リンクであ
り、「2次リンク」は空間スイッチ506の出側リンク
である。リンクインタフェース504〜514でヘッダ
が読み出され、アドレス多重器901で多重される。ヘ
ッダの内容のうち、発信アドレス(SA)は1次リンク
管理メモリ902の読み出しアドレスとし、宛先アドレ
ス(DA)は2次リンク管理メモリ903の読み出しア
ドレスとする。1次リンク管理メモリ902には周辺交
換モジュール対応に1次リンクの各タイムスロットの空
塞状態が、2次リンク管理メモリ903には周辺交換モ
ジュール対応に2次リンクの各タイムスロットの空塞状
態が書き込まれている。尚、ノンブロック通話路とする
ため空間スイッチは動作速度を2倍としであるので、タ
イムスロット数としては1フレームサイクルで入力され
るタイムスロットの2倍ある。フレーム内のある時点で
見ると、そのフレーム内で、1次リンク、2次リンクそ
れぞれの、何番目のタイムスロットが空いているか、が
わかる。
第10図で更に具体的に説明する。図は入側i番目の周
辺交換モジュールから出側5番目の周辺交換モジュール
へ宛てたタイムスロットが入って来たところを表わして
いる。(図では1は塞がり、Oは空き)■発信アドレス
1i、宛先アドレスttjでそれぞれ1次リンク管理メ
モリ、2次リンク管理メモリの内容を読み出す、■両者
のOFIをとって共通に空いているところを求め、■フ
レームの1番先頭に近い空きを、このタイムスロットが
時間スイッチに書かれるべきアドレスとする。■使用し
た位置は、0を1に書き換え、01次リンク管理メモリ
、2次リンク管理メモリへフィードバックする。
このようにして到着したタイムスロットを、上記書き込
みアドレスに基づいてそれぞれの時間スイッチにランダ
ムライトするとともに、1次リンク管理メモリ、2次リ
ンク管理メモリを書き換えていき、1フレ一ム分の処理
が済んだらシーケンシャルリードによって、空間スイッ
チ506へ送出すれば、空間スイッチ506でのスイッ
チン、において、タイムスロットの衝突は起こらない。
尚。
上記説明において、時間スイッチはライト面とリード面
を持ち、それを交互に使う、いわゆるダブルバッファ構
成されている事とした。またランダムライト、シーケン
シャルライトとして説明したが、シーケンシャルライト
、ランダムリードでも同様の機能は得られるように構成
できる。
空間スイッチ506は、各タイムスロットのヘッダの宛
先アドレスにより自律的にスイッチングできるものであ
れば良く1色々な構成が考えられる。
第11図に一例を示す。ここでは、各宛先対応にセレク
タ1111〜1113を設け、切替アドレス発生回路1
121〜1123でヘッダ情報をもとに、切替アドレス
を発生して、切替えるという単純な構成をとっている。
タイミングを合せるために、リタイミング回路1101
〜1121を設けである。
以上の説明でわかるように、中央交換モジュールは全て
ワイヤードロジックで構築可能であり、制御プロセサを
必要としない受動モジュールである。
第12図にて、システム構成例を示す。本構成例は、中
央交換モジュールを複数とした事で、負荷分散と危険分
散を図ったものである。中央交換モジュールが受動モジ
ュールであるため、このような分散化が容易である。ど
ちらの中央交換モジュールを経由しても同一の周辺交換
モジュールへ到着できるように構成しであるので、片方
が故障しても、もう一方が過負荷とならない限り支障は
ない。
〔発明の効果〕 本発明によれば、各周辺交換モジュールは自分の収容し
ている回線の管理だけを行えば良く、集中リソース管理
が不要なので、共通部の処理ネックが無く、交換システ
ム全体として高い処理能力が得られる。また、各周辺交
換モジュールは自分でプロセサを持ち、呼処理を全て行
う事ができる独立分散モジュールであり、一方共通部で
ある中央交換モジュールは、呼処理プロセサを持たない
、全ワイヤードロジックによる構成である事から、プロ
セサの処理能力はネックとならず、交換システム全体と
して高い処理能力が得られる。更に、スイッチング機能
を持つ中央交換モジュールは、プロセサもスイッチの保
持メモリも持たないため、間欠的な障害が時間的に後に
影響を残さず、またひとつの周辺交換モジュールが故障
を起こしても、中央交換モジュールにはほとんど何の影
響も与えないという、極めて信頼性の高い分散形交換シ
ステムを構築することができる。
以上、まとめると本発明によれば負荷分散、危険分散に
よって、処理能力が高くかつ信頼性の高い、分散形交換
システムの構築が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の分散交換システムの構成例を示すブロ
ック図、第2図、第3図は従来例を示すブロック図、第
4図は本発明の基本構成を示すブロック図、第5図は本
発明の実施例を示すブロック図、第6図は本発明の実施
例のフレーム構成の説明図、第7図は本発明の実施例の
タイムスロット構成の説明図、第8図は本発明の呼制御
シーケンスの説明図、第9図は第5図の一部を詳細に示
す実施例のブロック図、第10図は第9図の動作説明図
、第11図は第5図の一部を詳細に示す実施例のブロッ
ク図、第12図はシステム構成例を示すブロック図であ
る。 図において、101−m−中央交換モジュール、102
〜109−m−周辺交換モジュール、500−m=状態
管理メモリ、501−m一時間スイッチ、502,50
4−m−リンクインタフェース、503−−一制御回路
、 505.507一−一時間スイッチ、506一−−
空間スイッチ、511−m−チャネルマッチ論理、90
1−m−アドレス多重器、902−−−1次リンク管理
メモリ、903−−−2次リンク管理メモ茹パ 代理人 弁理士 小川 勝男(、− 躬 1 固 1o+ 102へ10S : 周【1欠ン史七シー−ツムζ力り
スJ杼孝票A1す)106〜10フ こ 周辺欠j屹モ
2シ゛ユーノLζ中全り矛1.1’j )括 2 口 第30 第4国 (用b1交更迦七ジュー)L’)          
 (周述交杉【亡ジエーノり躬 8 口 第 q 圀 9乙3−・・2ン大−ルクtiヌ8す q04−−、−ドレス計31名p に)                  @躬 71
 II 局 I2  口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加入者線又は中継線に対応した交換処理を行う複数
    の周辺交換モジュールと、該複数の周辺交換モジュール
    をスター形式で接続し、該周辺交換モジュール間の情報
    を、該情報に宛先アドレス情報を含むヘッダを付加した
    情報塊を単位とし、該ヘッダの内容に従い交換する、1
    台又は複数の中央交換モジュールにより構成される事を
    特徴とする分散形交換システム。 2、特許請求の範囲第1項記載の分散形交換システムに
    おいて、該周辺交換モジュールと該中央交換モジュール
    とは、一定周期のフレームと該フレーム内に複数の前記
    情報塊を運ぶタイムスロットを有するモジュール間伝送
    路で結合され、周辺交換モジュールは加入者線又は中継
    線から入力される信号の宛先方路を決定する手段と、中
    央交換モジュールとの間の伝送路上のタイムスロットに
    、電話音声情報の場合は周期的に、該情報と宛先周辺交
    換モジュール番号を含むヘッダから成る情報塊を乗せて
    前記伝送路へ送出する手段と、加入者線又は中継線の空
    塞状態を常に記憶しておく状態管理手段と、要求があっ
    た時に前記加入者線又は中継線の空塞を判定する手段と
    、該判定の結果を該複数の周辺交換モジュール間で前記
    伝送路を介して送受する手段を含む事を特徴とする分散
    形交換システム 3、特許請求の範囲第1項記載の分散形交換システムに
    おいて、該中央交換モジュールは、前記複数の周辺交換
    モジュールと接続される複数の時間スイッチと該時間ス
    イッチ間を接続する空間スイイッチと、該空間スイッチ
    の入側ハイウェイ対応にリンクの空塞管理をフレーム毎
    に行う第1の状態管理メモリと、該空間スイッチの出側
    ハイウェイ対応にリンクの空塞管理をフレーム毎に行う
    第2の状態管理メモリと、第1、第2の状態管理メモリ
    を参照して、前記複数の時間スイッチそれぞれの書き込
    み又は読み出しアドレスを発生させる回路を含む事を特
    徴とする分散形交換システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US6009095A (en) * 1995-05-31 1999-12-28 Nec Corporation Digital PB exchanger with multi-processor control system using asynchronous transfer mode
US6754218B1 (en) 1999-04-26 2004-06-22 Hitachi, Ltd. Diversity handover processing apparatus and network control system using the same

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