JPS6371297A - 衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動的に乾燥検知を行なう衣類乾燥機に関する
ものである。

従来の技術 従来、この種の衣類乾燥機の自動的に乾燥状態を検知し
、運転を終了せしめる方法の一つとして回転ドラム内に
一対の電極を配設し、その電極に被乾燥物が接触すると
きの抵抗値の変化に基づいて、出力される被乾燥物の乾
燥率を示す検知信号により、運転終了までの時間を演算
設定して運転を停止するものがあり、一度終了までの運
転時間が設定されると途中での変更は行わないものであ
った。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、電極間の抵抗値の変化に基
づいて、ある一定の乾燥率を検知しその検知までの時間
によって運転時間を設定するが、この運転終了までの時
間の設定が行なわれた後に使用者が衣類を追加した場合
に従来の技術では運転時間が不足し、未乾燥になるとい
う問題があった。また、乾燥検知が行なわれた以後に蓋
の開閉があった場合にそれまで設定されていた運転時間
を無視し、再度乾燥検知を行なう方法では蓋の開閉があ
ったが、湿った衣類の投入がないとき必要以上に運転時
間が延びるという問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、蓋の開閉があった場合にも
正確な運転時間で、所望の乾燥度合を得ることのできる
衣類乾燥機を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の衣類乾燥機は、通
常の乾燥検知が行なわれた後に蓋の開閉があった場合、
蓋が閉じられたときから電極間の抵抗値がある一定時間
連続して、設定値になるか否かにより、蓋開閉時に衣類
が追加投入されたか否かの判断を行ない、衣類の追加投
入がない場合は蓋開閉以前の運転時間の設定に基づいて
運転を継続し、衣類の追加投入があった場合には、再び
乾燥検知動作を行ない運転開始から乾燥検知までの時間
に基づいて、機器の停止を行なうものである。

作用 この構成により、運転終了時間を設定するための乾燥検
知時間以後に使用者が蓋を開閉した場合に衣類の追加投
入のだめの蓋開閉か、単に乾燥度合確認の蓋開閉かを蓋
開閉後の一定時間内に判断できるようになる。

この結果、使用者がいかなるときに蓋を開閉し、衣類を
投入しても所望する乾燥度合で適正な時間に運転を終了
させることができるものである。

実施例 以下、本発明の実施例を第１図〜第４図により説明する
。衣類乾燥機の構造は第２図に示すように、乾燥室に形
成する回転ドラム１は、外箱２内に回転可能に支持され
、その回転によって内部の被乾燥物３を回転落下させる
。この回転ドラム１内に衣類を投入する投入口２１は蓋
２２により開閉される。外箱内に設けられたモータ４は
ベルト５を介して回転ドラム１を回転させるとともに、
ベルト６を介してファンケース７内の排気フ１／８を同
時に回転させる。前記ファン８が回転されると空気は吸
気口９からヒータ１ｏで熱風に変わった後、回転ドラム
１内に入り、被乾燥物３を熱し湿気を奪う、その後回転
ドラム１後面に設けたフィルター１１を通過した後、前
記ファンケース７および排気ロガイド１２を通って機外
へ排出される。上述の動作の連続によって被乾燥物３が
乾燥されるものである。ファンケース７内にはドラムか
らの排気温度を検出する温度センサー１３が取付けられ
ている。また、被乾燥物の乾燥度合を検出するために、
ドラム支持板１５に樹脂等の絶縁物１６を介して電極１
４が取付けられている。

また運転開始から終了までの機器の制御を第１図および
第３図で説明する。第３図に示す電極１４間の抵抗値は
乾燥がある一定以上になると急激に上昇する。そしてあ
らかじめ設定してある抵抗値Ｒ８以上が一定時間連続連
続したときに、第１図の抵抗検知装置１７から演算装置
１９に信号が送られ、演算装置１９はその信号を受ける
までの時間ｔに基づいて、運転終了時間Ｔを演算設定し
、時間Ｔになると制御装置２０に信号を送り、モータ４
およびヒータ１ｏを停止するものである。

ここで使用者が運転途中で蓋を開閉した後の動作を３つ
の場合に分は説明する。まず第１に蓋開閉が乾燥検知以
前のとき（ｔａの場合）は、従来同様通常の抵抗検知を
行ない乾燥検知時間ｔに基づいて運転時間Ｔを設定する
。第２に乾燥検知後に蓋が開閉された場合の中で使用者
が単に乾燥度合を確認したときは蓋閉成時ｔｂ後、一定
時間ｔ２の間室極間の抵抗値が設定抵抗値以上ならば、
蓋開閉以前の乾燥検知時間ｔに基づいて運転時間を設定
して運転を終了する。そして第３の場合として蓋を開閉
し、かつ衣類が投入追加された場合には、第４図に示す
ように電極間の抵抗値は蓋が閉じられ運転が再開したと
きから急激に落ちｔ２の間に少なくとも１回は設定抵抗
値Ｒ８以下の値が検出される。そこでこの場合は湿った
衣類が追加されたと判断し、それまでに検知した乾燥検
知時間を無視し再度抵抗値が設定値Ｒ８以上で１１時間
の間連続するまでの時間ｔ′に基づいて運転終了時間Ｔ
を設定する。

このように本実施例においては、運転途中で湿った衣類
が追加されても所望する乾燥率で、かつ適正な運転を行
うことができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、乾燥検知後に蓋を開閉さ
れた場合に、一定時間の抵抗匝の変化から衣類の追加投
入があったか否かを判断するため、追加投入の有無にか
かわらず所望する乾燥率で運転することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における衣類乾燥機の制御部を
示すブロック図、第２図は同衣類乾燥機の断面図、第３
図および第４図は同衣類乾燥機の運転時間と乾燥率およ
び電極間の抵抗値の関係を示す特性図である。 １７・・・・・・抵抗検知装置、１８・・・・・・排気
温度検知装置、１９・・・・・・演算装置、２０　町・
・制御装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男１、−−一幌煉
倹加２う間 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 乾燥ドラム内に設けた複数の電極と、この電極間の電気
   抵抗を検知する抵抗検知装置と、乾燥ドラムからの排気
   温度を検知する温度センサーを有した排気温度検知装置
   と、前記両検知装置からの信号により、運転開始から終
   了までの時間を演算設定する演算装置と、この演算装置
   からの信号により、熱源およびモータを制御する制御装
   置を備え、前記演算装置は運転開始から前記電気抵抗値
   が第１のある一定時間、連続してある設定値以上になる
   までの乾燥検知時間に基づいて、終了までの運転時間を
   演算設定し、前記乾燥検知時間以後に機器の衣類投入蓋
   が開閉された場合、第２のある一定時間、前記電気抵抗
   値が連続して前記ある設定値以上のときは前記乾燥検知
   時間に基づいて終了までの運転時間を演算設定し、第２
   のある一定時間に前記電気抵抗値が連続して前記設定値
   以上でないときは、以前の乾燥検知時間を無視し、再び
   運転開始から乾燥検知までの時間に基づいて終了までの
   運転時間を設定する衣類乾燥機。