JP3063149B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP3063149B2
JP3063149B2 JP2305155A JP30515590A JP3063149B2 JP 3063149 B2 JP3063149 B2 JP 3063149B2 JP 2305155 A JP2305155 A JP 2305155A JP 30515590 A JP30515590 A JP 30515590A JP 3063149 B2 JP3063149 B2 JP 3063149B2
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temperature sensor
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長 川▲崎▼
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類乾燥機の制御装置に関するものである。
従来の技術 従来の衣類乾燥機の乾燥制御では、乾燥運転中に扉が
開閉された場合、開閉以前に乾燥進行状況をすでに検知
しその検知内容に従って制御中の状態では、扉の開閉時
間の長短、衣類の追加の有無に関わらず、扉が開閉され
る前の制御をそのまま継続していた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では扉の開放時間が長い場合
や、被乾燥衣類が追加された場合などに、庫内の温度が
下降してしまうにも関わらず、扉の開閉以前の制御を継
続してしまい、衣類が未乾燥の状態で乾燥運転を終了し
てしまう可能性が非常に高いという問題があった。そこ
で本発明は、乾燥運転中に扉が開閉されたり、被乾燥衣
類が追加された場合でも、その状態を検知し最適な制御
を行う衣類乾燥機の制御装置を提供することを目的とし
ている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明の第1の手段は、庫
内の湿った空気から水分を分離させる熱交換手段と、前
記熱交換手段の入口側に取り付けられた温度センサー
と、前記熱交換手段の出口側に取り付けられた第2の温
度センサーと、前記第1の温度センサー又は第2の温度
センサーからの温度を検知する温度検知手段と、排出扉
の開閉状態を検知する扉開閉検知手段と、前記温度検知
手段から得られる情報に基づいて、乾燥進行状況を判断
し、モータ、ヒータ等の負荷を制御する制御手段とを備
え、乾燥運転中に前記扉開閉検知手段によって、排出扉
が開かれたことを検知した場合に、前記温度検知手段に
よって、前記第1または第2の少なくとも1つの温度セ
ンサーの温度変化を監視して、排出扉が開かれる直前と
比較して、排出扉が閉じられてから一定時間経過の変化
量が所定値以以上のときは、既に設定された乾燥運転制
御の内容をクリアーして新たに判断し直し乾燥運転制御
を行うものである。
さらに、本発明の第2の手段は、庫内の湿った空気か
ら水分を分離させる熱交換手段と、前記熱交換手段の入
口側に取り付けられた温度センサーと、前記熱交換手段
の出口側に取り付けられた第2の温度センサーと、前記
第1の温度センサー又は第2の温度センサーからの温度
を検知する温度検知手段と、排出扉の開閉状態を検知す
る扉開閉検知手段と、前記温度検知手段から得られる情
報に基づいて、乾燥進行状況を判断し、モータ、ヒータ
等の負荷を制御する制御手段とを備え、乾燥運転中に前
記扉開閉検知手段によって、排出扉が開かれたことを検
知した場合に、前記温度検知手段によって、第1と第2
の温度センサーの差の温度変化を監視し、て、排出扉が
開かれる直前と比較して、排出扉が閉じられてから一定
時間経過の変化量が所定値以以上のときは、既に設定さ
れた乾燥運転制御の内容をクリアーして新たに判断し直
し乾燥運転制御を行うものである。
作用 上記構成によれば、乾燥運転中に扉が開閉されたり、
被乾燥衣類が追加された場合でも、その状態を検知し
て、扉の開閉以前に検知された内容をクリアーして新た
に乾燥進行状況を検知し直し、その検知結果に基づいて
乾燥運転を制御することにより被乾燥衣類の未乾燥を防
止することができる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について、第1図〜第4図に
基づいて説明する。図において、1は庫内の湿った空気
から水分を分離させる熱交換ファン、2は熱交換ファン
1の入口側に取りつけられた第1の温度センサー、3は
熱交換ファン1の出口側に取りつけられた第2の温度セ
ンサー、4は被乾燥衣類の排出を行う排出扉、5は排出
扉の開閉状態を検知する扉開閉検知手段である。第2図
において、6は第1および第2の温度センサーからの温
度を検知する温度検知手段、7は温度検知手段から得ら
れる情報に基づいて、乾燥進行状況を判断し、モータ,
ヒータ等の負荷8を制御する制御手段である。
上記構成において、乾燥運転中には排出扉4が開閉さ
れた場合を考える。制御手段7は、扉開閉検知手段5に
よって、排出扉が開閉された事を検知すると、温度検知
手段6によって、第1の温度センサー2の温度変化を監
視し、排出扉4が開けられた直前の温度に対して、排出
扉4が閉じられてから一定温度Δt後の変化量ΔTHの大
きさより、乾燥制御を排出扉4の開閉以前に検知し判断
した乾燥進行状況に従って行うか、以前に判断した乾燥
進行状況をクリアーして新たに検知,判断し直して乾燥
運転制御を行うかを判断する。排出扉4の開閉時間が短
く被乾燥衣類の追加が無い場合には、庫内の温度の下降
は小さく、第3図に示すようになる。一方、排出扉4が
長時間開放された後で閉じられたり、開閉時間が短くて
も被乾燥衣類が追加された場合には、庫内の温度の下降
は大きく、第4図に示すようになる。このようにΔTHの
値によって、排出扉4が開閉された状況を判断し、その
後の乾燥制御内容を決定する。つまり、ΔTHの値が小さ
い場合には、被乾燥衣類の追加がなく排出扉の開閉時間
も短いと判断し、排出扉の開閉以前に検知し判断した乾
燥進行状況をそのまま用いて乾燥運転制御を行う。ま
た、ΔTHの値が大きい場合には、被乾燥衣類が追加され
たか、もしくは排出扉の開閉時間が長いと判断し、排出
扉の開閉以前に検知し判断した乾燥進行状況をクリアー
して新たに判断し直して乾燥運転制御を行う。
次に、本発明の他の実施例について、第1図〜第2
図、第5図〜第6図に基づいて説明する。なお、この実
施例に係わる衣類乾燥機の構成は前述した一実施例と同
等であり、同一部品には同一符号を付し、その説明を省
略する。
本構成において、乾燥運転中に排出扉4が開閉された
場合を考える。制御手段7は、扉開閉検知手段5によっ
て、排出扉が開閉された事を検知すると、温度検知手段
6によって、第1の温度センサー2と第2の温度センサ
ー3との差温の温度変化を監視し、排出扉が開けられた
直前の温度に対して、一定時Δt後の変化量ΔTHの大き
さより、乾燥制御を排出扉4の開閉以前に検知し判断し
た乾燥進行状況に従って行うか、以前に判断した乾燥進
行状況をクリアーして新たに検知,判断し直して乾燥運
転制御を行うかを判断する。排出扉4の開閉時間が短く
被乾燥衣類の追加が無い場合には、庫内の温度の下降は
小さく、第5図に示すようになる。一方、排出扉4が長
時間開放された後で閉じられたり、開閉時間が短くても
被乾燥衣類が追加された場合には庫内の温度の下降は大
きく、第6図に示すようになる。このように本構成にお
いては、第1の温度センサー2と第2の温度センサー3
との差温と温度変化ΔTHの値によって、排出扉4が開閉
された状況を判断し、その後の乾燥制御内容を決定して
いるが、第1の温度センサー2もしくは第2の温度セン
サー3のいずれか一方の温度変化を監視する前述の一実
施例と比較すると、排出扉4の開閉状況による差はやや
小さくなる傾向にある。しかしながら、一般に複数の温
度センサーを有する衣類乾燥機においては乾燥進行状況
を検知するために、2個の温度センサーの差温を監視し
ていることが多い。そのために、本構成による扉開閉時
の処理を行えば、制御に要するプログラムの容量を少な
くし、より簡素な構成とすることが可能となる。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明によ
れば、乾燥運転中に排出扉が開閉されたり被乾燥衣類が
追加されたりした場合においても、乾燥運転の進行状態
を検知し最適な乾燥制御を行うことによって、被乾燥衣
類の未乾燥を防ぐことのできる衣類乾燥機を実現するこ
とができる。
また、第1および第2の温度センサーの差温を監視し
て乾燥制御を行うようにしているので、通常の乾燥制御
に用いる差温データをそのまま利用することができ、制
御プログラムの簡素化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の衣類乾燥機の制御装置ブロ
ック図、第2図は同衣類乾燥機の構成図、第3図は同乾
燥運転中に排出扉が短時間開放された場合の第1および
第2の温度センサーの温度の変化を示すグラフ、第4図
は同乾燥運転中に排出扉が長時間開放されたか、もしく
は被乾燥衣類が追加された場合の第1および第2の温度
センサーの温度の変化を示すグラフ、第5図は同乾燥運
転中に排出扉が短時間開放された場合の第1および第2
の温度センサーの差温の変化を示すグラフ、第6図は同
乾燥運転中に排出扉が長時間開放されたか、もしくは被
乾燥衣類が追加された場合の第1および第2の温度セン
サーの差温の変化を示すグラフである。 1……熱交換ファン、2……第1の温度センサー、3…
…第2の温度センサー、4……排出扉、5……扉開閉検
知手段、6……温度検知手段、7……制御手段、8……
負荷。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 58/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】庫内の湿った空気から水分を分離させる熱
    交換手段と、前記熱交換手段の入口側に取り付けられた
    温度センサーと、前記熱交換手段の出口側に取り付けら
    れた第2の温度センサーと、前記第1の温度センサー又
    は第2の温度センサーからの温度を検知する温度検知手
    段と、排出扉の開閉状態を検知する扉開閉検知手段と、
    前記温度検知手段から得られる情報に基づいて、乾燥進
    行状況を判断し、モータ、ヒータ等の負荷を制御する制
    御手段とを備え、乾燥運転中に前記扉開閉検知手段によ
    って、排出扉が開かれたことを検知した場合に、前記温
    度検知手段によって、前記第1または第2の少なくとも
    1つの温度センサーの温度変化を監視して、排出扉が開
    かれる直前と比較して、排出扉が閉じられてから一定時
    間経過の変化量が所定値以以上のときは、既に設定され
    た乾燥運転制御の内容をクリアーして新たに判断し直し
    乾燥運転制御を行う衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】庫内の湿った空気から水分を分離させる熱
    交換手段と、前記熱交換手段の入口側に取り付けられた
    温度センサーと、前記熱交換手段の出口側に取り付けら
    れた第2の温度センサーと、前記第1の温度センサー又
    は第2の温度センサーからの温度を検知する温度検知手
    段と、排出扉の開閉状態を検知する扉開閉検知手段と、
    前記温度検知手段から得られる情報に基づいて、乾燥進
    行状況を判断し、モータ、ヒータ等の負荷を制御する制
    御手段とを備え、乾燥運転中に前記扉開閉検知手段によ
    って、排出扉が開かれたことを検知した場合に、前記温
    度検知手段によって、第1と第2の温度センサーの差の
    温度変化を監視し、て、排出扉が開かれる直前と比較し
    て、排出扉が閉じられてから一定時間経過の変化量が所
    定値以以上のときは、既に設定された乾燥運転制御の内
    容をクリアーして新たに判断し直し乾燥運転制御を行う
    衣類乾燥機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105124937A (zh) * 2015-09-22 2015-12-09 湖南城市学院 一种智能家居组合衣柜
EP3252209A1 (en) * 2016-06-03 2017-12-06 LG Electronics Inc. Clothes treating apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105124937A (zh) * 2015-09-22 2015-12-09 湖南城市学院 一种智能家居组合衣柜
EP3252209A1 (en) * 2016-06-03 2017-12-06 LG Electronics Inc. Clothes treating apparatus
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