JPS6370918A - 浮動型磁気ヘツド - Google Patents

浮動型磁気ヘツド

Info

Publication number
JPS6370918A
JPS6370918A JP21661086A JP21661086A JPS6370918A JP S6370918 A JPS6370918 A JP S6370918A JP 21661086 A JP21661086 A JP 21661086A JP 21661086 A JP21661086 A JP 21661086A JP S6370918 A JPS6370918 A JP S6370918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
slider
magnetic head
medium
floating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21661086A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2617922B2 (ja
Inventor
Noriyuki Ide
井手 則行
Noboru Komiya
小宮 昇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP21661086A priority Critical patent/JP2617922B2/ja
Publication of JPS6370918A publication Critical patent/JPS6370918A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2617922B2 publication Critical patent/JP2617922B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気ディスク装置に用いられる浮動型磁気ヘ
ッドに関するものである。
従来の技術 従来、この種の浮動型磁気ヘッドに関しては、例えば特
公昭57−569号公報に示されているように、磁気媒
体との対向面に形成された3本のレールのうちの中央の
レールの一端部にヘッドコアを接合し、動作中に磁気記
録媒体との間に生じる動圧を利用して微小な隙間を保っ
て浮上する浮動型磁気ヘッドが用いられている。
そして、この種の磁気ヘッドでは磁気記録媒体にできる
限り近接して使用することにより分解能は向上し、高い
記録密度と高い出録を得ることができる。このため、一
般的に浮動型磁気ヘッドでは、スライダーの、磁気記録
媒体対向面のうち浮上量が最小となるような位置に磁気
ギャップが形成されている。第7図、第8図はこれを図
示したもので浮動型磁気ヘッドのスライダー面の形状・
寸法は磁気ヘッドに付加される負荷力及び負荷力の作用
点の位置により決定されている。
即ち、第7図、第8図に示したものでは浮動型磁気ヘッ
ドスライダ−1に閉磁路を形成するコア2をガラスによ
り接着すると同時に所定の磁気ギャップ長を得るように
している。また3は平坦にボリシング加工されたスライ
ダー面ち磁気媒体との対向面を示している。そして磁気
媒体の矢印入方向への回転に伴い、スライダー面3と媒
体表面との間に微小な空気層を形成し浮動することが既
に知られている。
さらに第9図、第10図は特公昭58−21329号公
報並びにUSP4285019号にあるように、スライ
ダー面9を空気流入端5より空気流出端6まで全面に亙
り曲面で連続して形成したものであり、浮上JiLが小
さくでき高密度記録ができることも既知である。
七ころで、媒体の表面状態は高密度化されることにより
、平坦度は格段に向上しており、また、C8S (コン
タクト・スタート・ストップ)方式の固定式磁気ディス
ク装置の動作初期においては磁気ヘッドと媒体表面とは
接触状態であるところから、スライダー面3が第7図、
第8図のごとく高い制度の平坦度になっている場合には
、媒体との間で吸着現象が起り、磁気媒体に磁気ヘッド
が吸着し、磁気媒体、磁気ヘッド共に損傷する可能性が
ある。
これを防止するために第9図、第10図に示した磁気ヘ
ッドには空気流入端5より空気流出端6に向かって曲面
が形成されているのである。
また、第7図、第9図に示すように磁気媒体と対向する
スライダー面3又は9は図示したごと(3本のレール1
0,11.12より構成されており、外債の2本のレー
ル10.12の表面が浮上のための空気ベアリング層を
形成し、さらに中央レール9は磁気ギャップ13を有す
る磁気変換部となっている。これらの3本のレールはス
ライダー面3または9に対し、外側の2本のレールでは
一般的にスライダー上面に対して45度の角度で傾斜し
た傾斜面14を左右縁部に有しており、また中央のレー
ルではその角度が45〜60度に設定された傾斜面15
を有している。しかも電磁変換を行うトラック幅Tは高
密度化に伴い207”m以下の寸法が必要となり、さら
に磁気ヘッドとしての出力変動を少なくするため、トラ
ック幅Tは!IP4nまで要求されるようになってきて
いる。
発明が解決しようとする問題点 上記した従来の浮動型磁気ヘッドは空気流入端5より空
気流出端6へ向かって曲面に形成されているため、上述
したように記録媒体との吸着現象を軽減させることは幾
分できるものの、十分とは言えなかった、なぜなら傾斜
面14.15と磁気媒体対向面の平坦部との間にシャー
プエツジ16が存在するため、動作時においてこのエツ
ジ部分と磁気記録媒体との間にリンギングが発生しやす
(、発生時には磁気記録媒体との吸着作用が大きくなっ
てしまうからである。
ところで磁気ヘッドに用いられているフェライト材料は
多結晶体であるところから加工圧によりフェライト加工
表面はモザイク層となりやすく、前記シャープエツジ部
分にはそのモザイク層の発生が多いことから、当部分よ
りフェライト結晶の脱落が発生してしまう。そして結晶
の脱落が発生すると磁気媒体に損傷を与えるのみばかり
でなく磁気ヘッドをも破壊し、情報の記録再生時のエラ
ーにつながるといった問題があった。。
本発明の目的は吸着現象の発生を抑制しつつ、しかもフ
ェライト結晶またはその一部の脱落の危険性を抑えるこ
とのできる浮動型磁気ヘッドを提供することにある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明の浮動型磁気ヘッドは
、スライダーの磁気媒体対向面に平坦面部を形成すると
共にその全周にラッピング加工を施して丸め、磁気媒体
対向面からエツジ部をなくした構成とした。
作  用 この技術的手段による作用は次のようになる。
即ち磁気ヘッドの平坦面部の全周を丸めたため、動作時
において磁気記録媒体との間でのリンギングの発生が抑
制される。また、ラッピングかこうによりエツジ部分に
多く発生していたモザイク層の一部が削られる。
実  施  例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づき説明する。
第1図は本発明による磁気ヘッドの外観図である。図に
於て21は磁気ヘッド全体の形状を示すスライダーであ
り、22は磁気ギャップ23を介して閉磁路を構成する
コア、24はコイルである。
25.26.27は空気流入側テーパ部分であり、28
a、29a、30aは磁気媒体の対向する3本のレール
28.29.30の平坦面であり、特に28a、30a
は動作中に於ける磁気ヘッド浮上量に関係する平坦面で
ある。
本発明では空気流入側テーパ部分25,26゜27から
磁気ギャップ23を通って空気流出側テーバ部分31ま
では平坦面28a、29a、30aで構成されている。
また、第2図はその平坦面の周囲をに施した丸め加工に
よる面取部分の様子を示したものであり、面取部分の曲
率半径は無限大より徐々に連続して小さくなり、スライ
ダーの側面の傾斜面34との境界部分35では半径1m
m以下となっている。
曲線Bは前記した半径を有する円の中心位置の軌跡を示
したものである。しかじ面取部分とスライダーの磁気媒
体対向平坦面との境界部分36においてはその曲率半径
無限大でありその中心は直線C上の無限大の位置にあり
、初期コアのエツジ部45に対し0寸法を規制すること
が必要となり、本実施例では磁気媒体対向部は初期コア
の平坦面の面積に対し有効率8096以上の面積を確保
している。また、第1図で37.38に示した線は図面
上では実際には表示されないのであるが、この37.3
8で囲まれた平坦面が初期値に対し80%となる部分を
示したものである。
さらに、第4図はラッピング方法を示したものであり、
8000〜12000メツシユ(平均粒径1マイクロメ
ートル以下)の砥粒を用いたラッピングシート39を2
00rpm〜30Qrpmで回転し、その上で平面ホー
ニングを行うのである。このときラッピングシート3つ
の下に弾性体40を置き磁気ヘッドのスライダー21に
Pの圧力を加えることにより、ラッピングシート39は
加圧力Pに応じて第4図のごとく、へこんだ状態になる
。この状態で磁気ヘッドを回転することにより、第3図
のごとく外側の2本のレール28゜30のR,R’ 部
分はトラックの内側部分のR1゜R1’ 部分よりも広
範囲に互って面取加工される。
また硬質ゴム等の弾性体40の弾性量により、信号書き
込みトラック部コア22のR2,R2’部分は微小な値
かまたはOにすることができ、実質的にトラック幅を減
少させることはない。また、磁気ギャップ23は磁気媒
体対向面の平坦面内に位置している。
また、フェライト材料は多結晶体であり、研削加工によ
る加工圧により、フェライト表面は研削加工に用いる砥
石の粒度にもよるがフェライト表面層にはモザイク層が
でき、そしてこのモザイク層の発生はシャープエツジ部
分に多いことが判っているが、上記したような面取加工
によりエツジ部分は丸められるためモザイク層の一部が
除去されることとなる。
次に本発明のその他の実施例について説明する。
第5図、第6図に示したものは一般にコンポシフト型と
いわれる浮動型磁気ヘッドであり、セラミック製のベー
ススライダー41にスリット42を設け、そこにフェラ
イトコア43を配置して固定したものである。この磁気
ヘッドに於てもスライダーの磁気媒体対向面に平坦面4
4を形成すると共に、その四囲には上記第1の実施例と
同様に曲率半径が無限大より1mm以下まで連続的に変
化した曲面を形成することによって上記第1の実施例と
同様の効果が得られる。
発明の詳細 な説明したように、本発明の浮動型磁気ヘッドはスライ
ダーの磁気媒体対向面の四囲に丸め加工を施したことに
より、動作中に於て磁気記録媒体との間に吸着現象が発
生しに(<、また、本発明に係る浮動型磁気ヘッドのう
ち磁気媒体対向面に複数のレールを有するものにあって
は、磁気媒体に対応するレールのトラック幅を加工する
際に発生することがあるフェライト結晶の平坦面からの
脱落も抑制することができる。
さらに、磁気媒体に対し、磁気ヘッドの動作中における
ローリング、ピッチング現象Iこよる媒体への損傷も軽
減されるなど、実用的に大変有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の浮動型磁気ヘッドの外II
斜視図、第2図は同浮動型磁気ヘッドの平坦面の周囲を
に施した丸め加工による面取部分の様子を示した部分側
面図、第3図は磁気媒体対向面品分の側面図、第4図は
同実施例の浮動型磁気ヘッドのラッピング加工を模式的
に示した斜視図、第5図はその他の実施例の浮動型磁気
ヘッドの平面図、第6図は回倒面図、第7図および第8
図は従来の浮動型磁気ヘッドの斜視図及び側面図、第9
図及び第10図はその他の従来の浮動型磁気ヘッドの斜
視図および側面図である。 21・・・・・・スライダー 22・・・・・・コア 23・・・・・・磁気ギャップ 24・・・・・・コイル 25.26.27・・・・・・空気流入側テーパ部分2
8.29.30・・・・・・レール 28a、29a、30a・・・・・・平坦面31・・・
・・・空気流出側テーパ部分34・・・・・・傾斜面 35・・・・・・境界部分 39・・・・・・ラッピングシート 40・・・・・・弾性体 41・・・・・・ベーススライダー 42・・・・・・スリット 43・・・・・・コア 44・・・・・・平坦面 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか1名第3図 第4図 第5図     第6図 第8図 第10図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性材料にて形成されたヘッドコアと、スライダ
    ーを有し、このスライダーの磁気媒体対向面に平坦面部
    を形成すると共にこの磁気媒体対向面の全周をラッピン
    グ加工して丸めたことを特徴とする浮動型磁気ヘッド。
  2. (2)磁気ギャップは磁気媒体対向面の平坦面部内に位
    置してなる特許請求の範囲第1項に記載の浮動型磁気ヘ
    ッド。
  3. (3)スライダーは非磁性材料にて形成されると共に、
    その磁気媒体対向面には複数のレールが形成され、その
    レールの一端部にヘッドコアが接合されてなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の浮動型磁気ヘッ
    ド。
  4. (4)スライダーは磁性材料にて形成されると共に、そ
    の磁気媒体対向面にはスリットを有し、そのスリット内
    部にヘッドコアを収納し固定してなる特許請求の範囲第
    1項に記載の浮動型磁気ヘッド。
JP21661086A 1986-09-12 1986-09-12 浮動型磁気ヘツドの製造方法 Expired - Lifetime JP2617922B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21661086A JP2617922B2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12 浮動型磁気ヘツドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21661086A JP2617922B2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12 浮動型磁気ヘツドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6370918A true JPS6370918A (ja) 1988-03-31
JP2617922B2 JP2617922B2 (ja) 1997-06-11

Family

ID=16691123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21661086A Expired - Lifetime JP2617922B2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12 浮動型磁気ヘツドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2617922B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5301077A (en) * 1992-06-26 1994-04-05 Tdk Corporation Thin film magnetic head
KR20000059803A (ko) * 1999-03-09 2000-10-05 윤종용 하드디스크 드라이브의 슬라이더

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5301077A (en) * 1992-06-26 1994-04-05 Tdk Corporation Thin film magnetic head
KR20000059803A (ko) * 1999-03-09 2000-10-05 윤종용 하드디스크 드라이브의 슬라이더

Also Published As

Publication number Publication date
JP2617922B2 (ja) 1997-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004014073A (ja) 薄膜磁気ヘッド
JPS6370918A (ja) 浮動型磁気ヘツド
JP3764846B2 (ja) 磁気ヘッドの製造方法
CA1246215A (en) Air bearing slider design
JP2619017B2 (ja) 複合磁気ヘッド
US6507458B1 (en) Head slider and disk apparatus
JPH04281209A (ja) 薄膜磁気ヘッド
JPS6364620A (ja) 磁気ヘツド
JP2859272B2 (ja) 両面フロッピーヘッドのコア上面の加工方法
JP2930603B2 (ja) 浮動式磁気ヘッド及びその製造方法
JP2832711B2 (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法
JPH01128281A (ja) 複合型浮動磁気ヘッド
JPH04285721A (ja) 磁気ヘッドの製造方法
JP2910960B2 (ja) 磁気ディスク及び磁気記録装置
JPS6045909A (ja) 磁気ヘツド
JPS6257119A (ja) 薄膜磁気ヘツドスライダ
JPS61253613A (ja) 磁気ヘツドの製造方法
JPS63149811A (ja) 浮動型磁気ヘツド
JPH04355290A (ja) 浮動型磁気ヘッド
JPH01184683A (ja) 浮動磁気ヘッド
JPH05258266A (ja) 浮動型磁気ヘッド
JPH07272214A (ja) 薄膜磁気ヘツドスライダ
JPH07220369A (ja) 磁気ヘッド及びその製造方法
JPH04214272A (ja) 磁気ヘッドスライダ
JPH08273111A (ja) 磁気ヘッドコアおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term