JPS6370282A - 薄膜トランジスタマトリツクスの形成方法 - Google Patents
薄膜トランジスタマトリツクスの形成方法Info
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- JPS6370282A JPS6370282A JP61215279A JP21527986A JPS6370282A JP S6370282 A JPS6370282 A JP S6370282A JP 61215279 A JP61215279 A JP 61215279A JP 21527986 A JP21527986 A JP 21527986A JP S6370282 A JPS6370282 A JP S6370282A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
透明絶縁性基板表面に複数個のゲート電極及び該ゲート
電極を連結する下層ゲートバスラインを選択的に形成し
、その上に形成したネガ型フォトレジスト膜に基板背面
からオーバー露光を施して、自己整合法により前記下層
ゲートバスライン上に開口を形成し、このフォトレジス
ト膜をマスクとして導電性材料を被着させることにより
、前記開口部内に上層ゲートバスラインを形成し、リフ
トオフ法により前記フォトレジスト膜とともにその上に
被着している不要な導電材料を除去して、積層構造のゲ
ートバスラインを形成する。かくして得られたゲートバ
スラインは、端部が薄く他の部分はゲート電極より厚い
階段状の膜厚とすることができる。
電極を連結する下層ゲートバスラインを選択的に形成し
、その上に形成したネガ型フォトレジスト膜に基板背面
からオーバー露光を施して、自己整合法により前記下層
ゲートバスライン上に開口を形成し、このフォトレジス
ト膜をマスクとして導電性材料を被着させることにより
、前記開口部内に上層ゲートバスラインを形成し、リフ
トオフ法により前記フォトレジスト膜とともにその上に
被着している不要な導電材料を除去して、積層構造のゲ
ートバスラインを形成する。かくして得られたゲートバ
スラインは、端部が薄く他の部分はゲート電極より厚い
階段状の膜厚とすることができる。
本発明は液晶等の駆動に用いる薄膜トランジスタマトリ
ックスの形成方法に関する。
ックスの形成方法に関する。
液晶表示装置の薄膜トランジスタ(以下TPTと略記す
る)マトリックスは、2種類の交叉するバスラインを介
して各TPTを駆動することにより表示を得るが、この
2種類のバスラインと各々のTFT間に短絡が生じると
、単にこの短絡を生じた部位の画素のみでなく、その画
素を含むライン全体の表示欠陥となる。従ってバスライ
ンとTFT間の短絡欠陥はTPTマトリックスパネルで
は重大な障害となる。
る)マトリックスは、2種類の交叉するバスラインを介
して各TPTを駆動することにより表示を得るが、この
2種類のバスラインと各々のTFT間に短絡が生じると
、単にこの短絡を生じた部位の画素のみでなく、その画
素を含むライン全体の表示欠陥となる。従ってバスライ
ンとTFT間の短絡欠陥はTPTマトリックスパネルで
は重大な障害となる。
従来のゲート及びゲートバスラインの構造を、第3図(
al及び(b)の平面図及びB−B矢視部断面図に示す
。
al及び(b)の平面図及びB−B矢視部断面図に示す
。
同図において、1はガラス基板、2はゲートバスライン
、3はゲートである。
、3はゲートである。
従来は、ガラス基板1表面に電極材料のTiのような金
属を略80nmの厚さに成膜し、フォトリソパターニン
グ法、エツチング法により、ゲートバスライン2.ゲー
ト3を形成していた。
属を略80nmの厚さに成膜し、フォトリソパターニン
グ法、エツチング法により、ゲートバスライン2.ゲー
ト3を形成していた。
このあと、プラズマ化学気相成長(以、1p−cVDと
略記する)法により、ゲート絶縁膜4を形成するのであ
るが、上記ゲートバスライン2及びゲート電極3の肩部
において、十分満足し得るカバレッジが得られず、その
ためこの部分で上層に形成されるドレイン電極などの導
電層との短絡欠陥や耐圧低下環の問題を生じる。
略記する)法により、ゲート絶縁膜4を形成するのであ
るが、上記ゲートバスライン2及びゲート電極3の肩部
において、十分満足し得るカバレッジが得られず、その
ためこの部分で上層に形成されるドレイン電極などの導
電層との短絡欠陥や耐圧低下環の問題を生じる。
そこでカバレッジを良くするために、ゲート電極3の膜
厚を薄<シようとすると、これと同時に形成されるゲー
トバスライン2の膜厚も薄くなってしまうため、バスラ
インの抵抗が高くなり、駆動に支障をきたすという問題
が発生する。
厚を薄<シようとすると、これと同時に形成されるゲー
トバスライン2の膜厚も薄くなってしまうため、バスラ
インの抵抗が高くなり、駆動に支障をきたすという問題
が発生する。
この難点を解消するため、ゲートバスライン2とゲート
電極3を別工程で形成する方法もあるが、この場合には
、フォトマスク及び工程が増加するとともにそのため歩
留が低下し、コストが高くなるという問題がある。
電極3を別工程で形成する方法もあるが、この場合には
、フォトマスク及び工程が増加するとともにそのため歩
留が低下し、コストが高くなるという問題がある。
このように従来の製造方法では、液晶表示装置の特性及
び信頼度に問題があり、これを解消しようとするとフォ
トマスクを余分に必要とし、歩留の低下や工数の増大を
招くためコスト高となるという問題があった。
び信頼度に問題があり、これを解消しようとするとフォ
トマスクを余分に必要とし、歩留の低下や工数の増大を
招くためコスト高となるという問題があった。
本発明は、フォトマスクを余分に必要とすることなく、
短絡欠陥や耐圧低下の発生を防止し得る薄膜トランジス
タマトリックスの形成方法を提供することを目的とする
。
短絡欠陥や耐圧低下の発生を防止し得る薄膜トランジス
タマトリックスの形成方法を提供することを目的とする
。
本発明の製造方法をその製造工程の順に第1図(a)〜
(d)に、また得られた薄膜トランジスタの構造を第2
図(al 、 (blの平面図及びA−A矢視部所面図
に示す。
(d)に、また得られた薄膜トランジスタの構造を第2
図(al 、 (blの平面図及びA−A矢視部所面図
に示す。
3はゲート電極、5は下層ゲートバスラインであって、
ガラス基板のような透明絶縁性基板1上に、まずこの両
者を同一工程で形成する。このあと下層ゲートバスライ
ン5上に自己整合法によって上層ゲートバスライン6を
形成し、積層構造のゲートバスライン2を構成する。
ガラス基板のような透明絶縁性基板1上に、まずこの両
者を同一工程で形成する。このあと下層ゲートバスライ
ン5上に自己整合法によって上層ゲートバスライン6を
形成し、積層構造のゲートバスライン2を構成する。
このようにしてゲート電極3は膜厚を薄<、ゲートバス
ライン2は階段状の積層構造として膜厚を厚く形成でき
、従ってゲート電極3及びゲートバスライン2の肩部に
おけるカバレンジが改善される。
ライン2は階段状の積層構造として膜厚を厚く形成でき
、従ってゲート電極3及びゲートバスライン2の肩部に
おけるカバレンジが改善される。
第2図に示すように、ゲートバスラインが二重構造とな
っているため、ゲート電極3とゲートバスライン2の膜
厚をそれぞれ所望の値に選択できる。従ってゲート電極
3の膜厚を薄くしてもバスライン2の抵抗を自由に制御
することができる。
っているため、ゲート電極3とゲートバスライン2の膜
厚をそれぞれ所望の値に選択できる。従ってゲート電極
3の膜厚を薄くしてもバスライン2の抵抗を自由に制御
することができる。
また、第1図に示すように、自己整合法によりパターニ
ングを行うため、精密に且つ容易に形成することができ
る。
ングを行うため、精密に且つ容易に形成することができ
る。
以下本発明の一実施例を、第1図及び第2図を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第1図(a)〜fd)は本発明一実施例を製造工程の順
に示す図で、ガラス基板1表面に、厚さ略40nmのチ
タン(Ti)を例えば1着法を用いて選択的に被着せし
め、ゲート電極3とこれを連結する下層ゲートバスライ
ン5を形成する。
に示す図で、ガラス基板1表面に、厚さ略40nmのチ
タン(Ti)を例えば1着法を用いて選択的に被着せし
め、ゲート電極3とこれを連結する下層ゲートバスライ
ン5を形成する。
次いで同図(b)に見られる如く、全面にネガ型フォト
レジスト膜7を形成し、矢印で示す如くガラス基板1背
面から露光を行う。この時、ゲート電極(略5μmの幅
)3上のフォトレジストが総て感光するまでオーバー露
光を行う。このようにすることにより、フォトレジスト
膜7には、下層ゲートバスライン5上に未露光部7゛が
残留する。
レジスト膜7を形成し、矢印で示す如くガラス基板1背
面から露光を行う。この時、ゲート電極(略5μmの幅
)3上のフォトレジストが総て感光するまでオーバー露
光を行う。このようにすることにより、フォトレジスト
膜7には、下層ゲートバスライン5上に未露光部7゛が
残留する。
次いで同図(c)に見られるように、上記フォトレジス
トWi7を現像することにより、上記の未露光部が除去
されて、フォトレジスト膜7には、下層ゲートバスライ
ン5上に開口8が形成される。次いでこのフォトレジス
ト膜7をマスクとして蒸着法等によりアルミニウム(A
l)を略40nmの厚さに被着せしめ、次いで上記フォ
トレジスト膜7を除去することにより、その上に被着し
ていた不要なAl膜6゛ も同時に除去され(リフトオ
フ法)て、下層ゲートバスライン5上に上層ゲートハス
ライン6が残留する。
トWi7を現像することにより、上記の未露光部が除去
されて、フォトレジスト膜7には、下層ゲートバスライ
ン5上に開口8が形成される。次いでこのフォトレジス
ト膜7をマスクとして蒸着法等によりアルミニウム(A
l)を略40nmの厚さに被着せしめ、次いで上記フォ
トレジスト膜7を除去することにより、その上に被着し
ていた不要なAl膜6゛ も同時に除去され(リフトオ
フ法)て、下層ゲートバスライン5上に上層ゲートハス
ライン6が残留する。
このようにして形成された本実施例におけるゲートバス
ライン2は、下層及び上層のゲートバスライン5,6が
積層された二重構造となり、ゲート電極3より膜厚を厚
くすることができる。
ライン2は、下層及び上層のゲートバスライン5,6が
積層された二重構造となり、ゲート電極3より膜厚を厚
くすることができる。
次いで同図(dlに示すように、P−CVD法等により
窒化シリコン膜のような絶縁膜を形成して、ゲート絶縁
膜9を形成する。このあとは通常の製造工程を施すこと
により、TPTマトリックスが完成する。
窒化シリコン膜のような絶縁膜を形成して、ゲート絶縁
膜9を形成する。このあとは通常の製造工程を施すこと
により、TPTマトリックスが完成する。
以上のようにして本実施例で得られたTPTマトリック
スは、その製造工程において、前記第1図(b)に示す
ように、ガラス基板1背面からオーバー露光すること略
こより、ゲート電極3上は総て露光されるのに対して、
下層ゲートバスライン5の上には開口8が形成され、こ
のフォトレジスト膜7をマスクとして上層ゲートバスラ
イン6を形成することにより、ゲートバスライン2のみ
を二重構造とすることができ、ゲート電極3とゲートバ
スライン2の膜厚をともに所望の厚さに選ぶことができ
る。
スは、その製造工程において、前記第1図(b)に示す
ように、ガラス基板1背面からオーバー露光すること略
こより、ゲート電極3上は総て露光されるのに対して、
下層ゲートバスライン5の上には開口8が形成され、こ
のフォトレジスト膜7をマスクとして上層ゲートバスラ
イン6を形成することにより、ゲートバスライン2のみ
を二重構造とすることができ、ゲート電極3とゲートバ
スライン2の膜厚をともに所望の厚さに選ぶことができ
る。
しかも上記背面露光工程は、下層ゲートバスライン5を
マスクとする自己整合法を用いるので、新たにフォトマ
スクを作成する必要はなく、またその作業はいたって簡
単である。
マスクとする自己整合法を用いるので、新たにフォトマ
スクを作成する必要はなく、またその作業はいたって簡
単である。
本発明によれば、簡単な工程を付加することにより、ゲ
ート電極の膜厚を薄く且つゲートバスラインはゲート電
極の連結部となる端部がうすくで他の部分は厚い階段状
に積層構造とされ、満足し得る導電性を有する程度に厚
くすることができ、しかも両者の肩部におけるカバレッ
ジが改善されて、上層のドレイン電極などの導電層との
短絡欠陥が少な(耐圧の高いTPTマトリックスパネル
が得られる。
ート電極の膜厚を薄く且つゲートバスラインはゲート電
極の連結部となる端部がうすくで他の部分は厚い階段状
に積層構造とされ、満足し得る導電性を有する程度に厚
くすることができ、しかも両者の肩部におけるカバレッ
ジが改善されて、上層のドレイン電極などの導電層との
短絡欠陥が少な(耐圧の高いTPTマトリックスパネル
が得られる。
第1図は本発明一実施例の形成方法を製造工程の順に示
す要部断面図、 第2図(al、 (b)は上記一実施例で得られるTP
Tマトリックスの要部構造を示す図、 第3図(a)、 (b)は従来のTPTマトリックスの
間照点を説明するための要部構造説明図である。 図において、1はガラス基板、2はゲートバスライン、
3はゲート電極、5及び6はそれぞれ下層及び上層ゲー
トバスライン、7はフォトレジス享発9N−f井副稍構
造説明必 第2図 仝 徒表の糧びeFf酊 第3図
す要部断面図、 第2図(al、 (b)は上記一実施例で得られるTP
Tマトリックスの要部構造を示す図、 第3図(a)、 (b)は従来のTPTマトリックスの
間照点を説明するための要部構造説明図である。 図において、1はガラス基板、2はゲートバスライン、
3はゲート電極、5及び6はそれぞれ下層及び上層ゲー
トバスライン、7はフォトレジス享発9N−f井副稍構
造説明必 第2図 仝 徒表の糧びeFf酊 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 画素対応のトランジスタ素子がマトリックス状に配列さ
れ、各素子のゲート電極(3)とドレイン電極が行、列
方向のバスラインを通して導出された表示用アクティブ
マトリックスパネルにおける下層側のゲート電極とゲー
トバスラインの形成に際し、 透明絶縁性基板(1)表面に、第1の導電性材料を選択
的に被着せしめてゲート電極(3)及び該ゲート電極(
3)に連結する下層ゲートバスライン(5)を形成する
工程と、 前記ゲート電極(3)及び下層ゲートバスライン(5)
上を含む前記透明絶縁性基板(1)表面にネガ型フォト
レジスト膜(7)を形成し、前記ゲート電極(3)及び
下層ゲートバスライン(5)をマスクとして前記透明絶
縁性基板(1)背面より前記フォトレジスト膜(7)に
オーバー露光を施し、前記フォトレジスト膜(7)の前
記下層ゲートバスライン(5)上にフォトレジスト膜の
開口(8)を形成する工程と、 前記フォトレジスト膜(7)をマスクとして前記開口(
8)部に露出せる前記下層ゲートバスライン(5)表面
を含む前記透明絶縁性基板(1)上全面に第2の導電性
材料を被着せしめる工程と、前記フォトレジスト膜(7
)を除去することにより同時に前記フォトレジスト膜(
7)上に被着せる第2の導電性材料(6′)を前記フォ
トレジスト膜(7)とともに除去して、前記開口(8)
部内に露出せる前記下層ゲートバスライン(5)表面に
上層ゲートバスライン(6)を残留せしめる工程とを含
むことを特徴とする薄膜トランジスタマトリックスの形
成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61215279A JPH0638182B2 (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 | 薄膜トランジスタマトリツクスの形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61215279A JPH0638182B2 (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 | 薄膜トランジスタマトリツクスの形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6370282A true JPS6370282A (ja) | 1988-03-30 |
JPH0638182B2 JPH0638182B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=16669684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61215279A Expired - Lifetime JPH0638182B2 (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 | 薄膜トランジスタマトリツクスの形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638182B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02134620A (ja) * | 1988-11-15 | 1990-05-23 | Fujitsu Ltd | 液晶表示装置 |
US5107355A (en) * | 1989-02-13 | 1992-04-21 | Konica Corporation | Liquid crystal display device having layered bus line structure |
-
1986
- 1986-09-11 JP JP61215279A patent/JPH0638182B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02134620A (ja) * | 1988-11-15 | 1990-05-23 | Fujitsu Ltd | 液晶表示装置 |
US5107355A (en) * | 1989-02-13 | 1992-04-21 | Konica Corporation | Liquid crystal display device having layered bus line structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0638182B2 (ja) | 1994-05-18 |
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