JPS6366168A - プロスタサイクリン(pgi↓2)類縁体 - Google Patents

プロスタサイクリン(pgi↓2)類縁体

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JPS6366168A
JPS6366168A JP62066817A JP6681787A JPS6366168A JP S6366168 A JPS6366168 A JP S6366168A JP 62066817 A JP62066817 A JP 62066817A JP 6681787 A JP6681787 A JP 6681787A JP S6366168 A JPS6366168 A JP S6366168A
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azabicyclo
ester
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幸雄 森
Hikozo Iwakura
岩倉 彦三
Shozo Takechi
正三 武智
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Shionogi and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 産業上の利用分野 本発明は、医薬品の分野で抗血栓剤および抗潰瘍剤とし
て利用されるプロスタサイクリン(PGII)の類縁体
に関する。さらに詳しくは、PCl、様の血小板凝集抑
制作用および抗潰瘍作用を有する一般式(1)で示きれ
る化合物またはその塩に関する。
(式中、R1は、水素または低級アルキル;R3は、低
級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級ア
ラルキニル、低級アルキルオキシ、アリールチオまたは
シア ノ、R8およびR4は、それぞれ水素またはヒドロキシ
保護基;R6は、ペテロ環で置換きれていてもよい直鎖
状または分岐状のアルキル、直鎖状または分岐状のアル
キニルまたはシクロアルキル;波線は、RもしくはS配
置またはそれらの混合物であることをそれぞれ表わす) 従来の技術 血栓は、血管内皮の損傷、炎症、血流の変化、血液凝固
能の亢進に伴って起こってくる。バーシャー(Buer
ger)病や閉室性動脈硬化症などに生じやすい白色血
栓は、血管内膜の損傷、潰瘍あるいは粗ぞう面に、血小
板、白血球、フィブリン、赤血球が集まって生じた膠着
血栓(conglutinationthrombus
 )であり、内腔を閉室したり狭窄したりし、速やかに
動脈壁と癒着し、器質化する。静脈では、諸種の原因に
より、血流の変化と血流うつ滞が起こりやすく、血管向
凝固によって赤色血栓をつくる。白色血栓の上下には、
通常赤色血栓が加わって、次第に広範囲の閉室を起こす
。血栓が急速に主幹動脈を閉室すると、著しい末梢血行
障害を起こし、組織の壊死を伴いやすい。このように血
小板の凝集能は、血栓症や動脈硬化症などいろいろな血
管系の疾患に重要な因子となっていると考えられ、抗血
栓剤、取り分は血小板凝集抑制作用を有する薬物の投与
が、これらの血管系の疾患の予肪、治療に有効であると
認識きれつつある。従来からの抗血栓剤であるヘパリン
、クマリン系化合物などに加えて、ある種のプロスタグ
ランジン(以下PGと省略する。)類が強い血小板凝集
抑制作用を有することが知られてきた。この事実に着目
して、PG誘導体が抗血栓剤として注目きれている。例
えば、強い血小板凝集抑制作用と血管弛緩作用を有する
PGE、やPGl、などのレセプターに対するアゴニス
トとなる類縁体または、 PGIIと相反する作用を有
するトロンボキサンA、の合成阻害剤などが開発きれて
きている。PGI ffi類縁体としては、Hoe−8
92[ビー・ニー・ショルケンス(B、 A。
5ch61kens)ら、Prostaglandin
s Leukotrienes。
Mad、 、第10巻、231〜256頁、1983年
コ、0P−41483[ピー・ジー・アダイカン(P、
 G、 Adaikan)ら、Prostagland
ins Leukotrienes、 Med、、第1
0巻、53〜64頁、1983年コ、ZK−36374
[ジェイ・ジエイ・エフーベルチ(J、J、F、Be1
ch)ら、Prostaglandins、第28巻、
67〜77頁、1984年]、ニトリロ−PGI x 
[アール・アール・ゴーマン(R,R,Gorman 
)ら、Prostaglandins、第19巻、2〜
14頁、1980年コ、9−置換カルバサイクリン類縁
体[ピー・ニー・アリストア (P、 A、 Ar15
toff )ら、J 、 Org 、 Chem、、第
48巻、5341〜5348頁、1983年コなどの化
合物がある。
発明の解決しようとする問題点 PCl、は、血管細胞の化学的または物理的刺激により
活性化きれたホスホリパーゼAjが、アラキドン酸を遊
離せしめ、そのアラキドン酸にシクロオキシゲナーゼ、
PGI *シンテターゼなどの酵素が作用した結果、血
管細胞や白血球より生成される。PGI*は、強力な血
小板凝集抑制作用ならびに血管弛緩作用を持っており、
人工透析または人工心肺患者の抗血小板剤として使用き
れている。その他の臨床応用としては、振動病、膠原病
、バーシャー病、閉本性動脈硬化症などの末梢循環障害
、狭心症、心筋便室などの虚血性心疾患また、脳血栓、
脳寮栓、脳梗璽などの脳循環障害などの血栓性疾患への
使用が考えられている。しかしん1、は、強い血小板凝
集抑制作用と共に抗血栓剤としては、むしろ障害となる
血圧降下作用を有すること、化学的に不安定なことなど
いくつかの問題点を持っており、抗血栓剤としてのより
強い血小板凝集抑制作用と作用選択性の向上を目脂した
化学的に安定な類縁体の開発が望まれている。
口1発明の構成 問題を解決するための手段 本発明者らは、一般式(I)で表わされるプロスタサイ
クリン類縁体を合成し、この新規化合物が、PCl、レ
セプターアゴニストとしての強力な作用を有し、かつ化
学的に安定な化合物であることを見出し、本発明を完成
した。
本明細書において用いる各種語句の定義は、以下の通り
である。
「低級アルキル」とは、直鎖状または分岐状のC3〜C
6アルキルを意味し、例えば、メチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペ
ンチルなどが挙げられる。
「アルキル」とは、直鎖状または分岐状のC5〜C8ア
ルキルを意味し、例えば、メチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、tert−ブチ=11− ル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、1−メチ
ルペンチル、1.1−ジメチルペンチル、ヘキシル、ヘ
プチル、オクチルなどが挙げられる。
「低級アルケニル」とは、1個またはそれ以上の二重結
合を有するC1〜C6アルケニルを意味し、例工ば、エ
チニル、1−プロペニル、2−プロペニル、ブテニル、
イソブテニル、ペンテニル、インペンテニルなどが挙げ
られる。
「低級アルキニル」とは、1個またはそれ以上の三重結
合を有するC2〜C6アルキニルを意味し、例えば、エ
チニル、1−プロピニル、1−ブチニル、1.3−ブタ
ジイニル、1−ペンチイル、1,3−ペンタシイニル、
1−へキシニイル、1.3−へキサシイニルなどが挙げ
られる。
「アルキニル」とは、1個またはそれ以上の三重結合を
有するC2〜C8アルキニルを意味し、例えハ、エチニ
ル、 1−フロビニル、2−プロピニル、1−−エチニ
ル、2−ブチニル、1−メチル−3−フチニル、1.1
−ジメチル−3−ブチニル、1.3−ブタジイニル、1
−ペンチニル、2−ペンチニル、3−ペンチニル、4−
ペンチニル、1−メチル−3−ペンチニル、1,1−ジ
メチル−3−ペンチニル、1.3−ペンタシイニル、1
−へキシニル、3−へキシニル、1−メチル−3−へキ
シニル、1.1−ジメチル−3−ヘキシルなどを意味す
る。
1シクロアルキル」とは、Cs−Cmのシクロアルキル
を意味し、例えば、シクロプロピル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチルなど
が挙げられる。
「アリール」とは、置換または非置換のフェニル、ナフ
チルまたは縮合多環式炭化水素などを意味する。芳香環
の置換基としては、アルキル、アルコキシまたはニトロ
などが含まれる。
「低級アルキルオキシ」とは、C1〜C8のアルキルオ
キシを意味し、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、ter
t−ブトキシ、ペントキシ、イソペントキシなどが挙げ
られる。
1ヘテロ環」とは、窒素、酸素または硫黄を含む五員環
のへテロ環を意味し、例えば、2−ピロリル、3−ピロ
リル、2−チェニル、3−チェニル、2−フリル、3−
フリルなどが挙げられる。
「低級アラルキニル」とは、任意の位置で上記低級アル
キニルが、アリールにより置換されているものを意味し
、例えば、フェニルエチニル、2−ナフチルエチニル、
3−フェニル−1−プロピニルなどが挙げられる。
「アリールチオ」とは、フェニルチオまたはナフチルチ
オなどを意味する。
「ヒドロキシ保護基」とは、テトラヒドロピラニル、ト
リメチルシリル、ジメチル−tert−ブチルシリル、
ジフェニル−tert−ブチルシリルなど通常用いられ
るものを意味する。
一般式(1)で示される化合物の塩としては、例えば、
アルカリ金属塩(リチウム、ナトリウム、カリウムなど
)、アルカリ土類金属塩(カルシウムなど)、アンモニ
ウム塩、有機塩基塩(トリエチルアミン、N−メチルモ
ルホリン、ピリジンなど)またはアミノ酸塩(グリシン
、バリン、アラニンなど)を挙げることができる。
上記の定義のおいて、好ましいRoは、水素または低級
アルキルであり、より好ましくは、R8は、水素、メチ
ルまたはエチルである。好ましいR3は、低級アルキル
、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アラルキニル
、低級アルキルオキシ、アリールチオまたはシアノであ
る。より好ましいR9は、メチル、エチル、エチニル、
エチニル、1−プロピニル、1,3−ブタジイニル、フ
ェニルエチニル、メトキシ、フェニルチオまたはシアン
である。好ましいR8およびR4は、それぞれ、水素ま
たはヒドロキシ保護基である。より好ましいR3および
R4は、それぞれ水素、ジフェニル−tert−ブチル
シリルまたはジメチル−tert−ブチルシリルである
。好ましいR6は、ペテロ環で置換されていてもよい直
鎖状または分岐状のアルキル、直鎖状または分岐状のア
ルキニルまたはシクロアルキルであり、より好ましいR
8は、ペンチル、1−メチルペンチル、1.1−ジメチ
ルペンチル、2−(2−フリル)エチル、1−メチル−
3−ペンテニル、シクロペンチルまたはシクロへキシル
である。
一般式〈1)で示される本発明化合物は、(15,5R
6R,7R)−2−オ+サー3−才$ ソー6−[(3
5)−3−ヒドロキシオクト−1−エニル]−7−ヒド
ロキシビシクロ[3,3,0]オクタン[イー・ジェイ
・フーリーら、ジャーナル・オン・ザ・アメリカン・ケ
ミカル・ソサエティー、第92巻、397頁、1970
年コまたは(Is、 5R,65゜7R)−2−才キサ
ー3−才キソー6−ヒトロキシメチルー7−ヒドロキジ
ビシクロ[3,3,Oコオクタン[イー・ジェイ・コー
リーら、ジル−ナル・才プ・ザ・アメリカン・ケミカル
・ソサエティー、第93巻、1490頁、1971年コ
などを出発物質として、以下に示した反応工程に従って
、製造することができる。
なお、以下の反応工程式中の化合物は、全て反応工程式
中に示した立体配置を有する光学活性体である。またメ
チルをMe、エチルをl:t、 tert−ブチルをt
Bu、 ’BuまたはBu 11 フェニルをPhと略
記する。
(以下余白) 削 ン 〆 侶 〆 〆  削 部 反応工程−1 く第1工程) 本工程は、化合物1のヒドロキシ基を、以後の反応条件
から保護するために保護基を導入する工程である。反応
は、tart−ブチルジメチルシリルクロライド、te
rt−ブチルジフェニルシリルクロライド、トリメチル
シリルクロライドなどを用いトリエチルアミン、ピリジ
ン、4−ジメチルアミノピリジン、イミダゾールなどの
塩基存在下、室温または加温下にて数時間から数日間で
達成することができる。用いる溶媒としては、芳香族炭
化水素系のベンゼン、トルエン、塩化炭化水素系のクロ
ロホルム、ジクロロメタンまたはジメチルホルムアミド
などを挙げることができる。あるいは、反応ハ、p−ト
ルエンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸・ピリジニ
ウム塩、アンバーリスト15[ローム・アンド・ハース
社(Rohm & Haas Co、 )コなどの酸性
触媒の存在下、ジヒドロピランと室温下に処理して達成
することができる。用いる溶媒としては、エーテル系の
ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、炭化水素系の
ヘキサン、芳香族炭化水素系のベンゼン、トルエン、塩
化炭化水素系のクロロホルム、ジクロロメタンなどをあ
げることができる。
(第2工程) 本工程は、ラクトン?をアミン類と反応させて、ヒドロ
キシアミド3に導く工程である。反応は、アミン類とし
てアルキルアミン例えば、メチルアミン、エチルアミン
、n−プロピルアミン、2−プロピルアミン、n−ブチ
ルアミンまたは2−ブチルアミン、シクロアルキルアミ
ン例えば、シクロペンチルアミン、シクロヘキシルアミ
ン、ベンジルアミンまたは置換ベンジルアミン例えば、
2−クロロヘンシルアミン、2,4.6−ドリメチルベ
ンジルアミン、2−メトキシベンジルアミン、4−メト
キシベンジルアミン、2.4−ジメトキシベンジルアミ
ンまたは3.4−ジメトキシベンジルアミンなどを用い
、溶媒としてアミンが液体の場合はアミンそのものをま
たは水、アルコール系溶媒のメタノール、エタノール、
エーテル系溶媒のエチルエーテル、テトラヒドロフラン
、ジオキサンまたは芳香族灰化水素系溶媒のベンゼン、
トルエン、キシレンなどを用いて、室温または加温下で
数時間から数十時間で達成することができる。また反応
を促進させるために、2−ヒドロキシピリジン、ナトリ
ウムメトキシドなどの塩基を触媒として用いてもよい。
(第3工程) 本工程は、ラクトン?をアンモニアと徐々に反応許せて
ヒドロキシアミド鼾こ導く工程である。
本工程は、例えばラクトン?をアルコール系溶媒のメタ
ノール、エタノールなどの溶媒中、加熱下アンモニアと
数十時間反応許せることにより達成できる。この反応は
、オートクレーブ中で有利に実施し得る。必要に応じて
触媒としてナトリウムメトキシドなどを用いてもよい。
(第4工程) 本工程は、化合物旦を酸化してケトアミド旦およびヒド
ロキシラクタム旦に導く工程である。反応は、酸化剤と
して、クロム酸系の酸化剤例えば、ジョーンズ試薬、コ
リンズ試薬、ピリジニウム・クロロクロメート、ピリジ
ニウム・ジクロメートなどを用いる方法、あるいは酸化
剤としてジメチルスルホキシドと塩化オキサリル、塩化
スルフリルまたはピリジン三酸化イオウをトリエチルア
ミン、4−ジメチルアミノピリジンなど塩基と共に組み
合わせる方法によればよい。反応は、試薬の性質に応じ
てアセトン、ベンゼン、クロロホルム、ジクロロメタン
、エーテルなどの溶媒中で冷却から加温下で数十分から
数時間で達成できる。
(第5工程) 本工程はζN置換ケトアミド5の置換基R8を酸化的に
除去してケトアミド2およびヒドロキシラクタム旦に導
く工程である。本反応に用いる酸化剤としては、2.3
−ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン
、過硫酸カリウム、硝酸アンモニウムセリウムなどを挙
げることができる。溶媒は、適量の水を含む溶媒系例え
ば芳香族系のベンゼン、キシレン、塩素化炭化水素系の
クロロホルム、ジクロロメタン、エーテル系のエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アルコール
系のメタノール、エタノールなどを試薬の性質に応じて
単独でまたは混合して用いるとよい。反応は、室温また
は加熱下、数十分から数時間で完了する。
(第6エ程) 本工程は、ヒドロキシアミド4を酸化してケトアミドZ
に導く工程である。反応は、酸化剤として、クロム酸系
の酸化剤例えば、ジョーンズ試薬、フリンズ試薬、ピリ
ジニウム・クロロクロメート、ピリジニウム・ジクロメ
ートなどを用い、塩素化炭化水素系のクロロホルム、ジ
クロロメタン、エーテル系のエチルエーテル、テトラヒ
ドロフランまたはアセトン、ベンゼンなどの溶媒中、冷
却下または室温で数時間で達成することができる。
(第7エ程〉 本工程は、ケトアミド2および/またはヒドロキシラク
タム旦をシリル化して化合物2に導く工程である。反応
は、アルキルシリル化剤に例えばトリメチルシリルクロ
ライド、トリメチルシリルブロマイド、トリエチルシリ
ルクロライド、トリエチルシリルブロマイド、ヘキサメ
チルジシラザン、tert−ブチルジメチルシリルクロ
ライド、tert−ブチルジフェニルシリルクロライド
などを用い、塩基例えば、トリエチルアミン、ピリジン
、4−ジメチルアミノピリジン、イミダゾールなどの存
在下、塩素化炭化水素系のクロロホルム、ジクロロメタ
ン、エーテル系のエチルエーテル、テトラヒドロフラン
、芳香族系のベンゼン、トルエン、キシレン、ピリジン
またはジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミドな
どの乾燥溶媒中またはこれらの混合溶媒中で室温または
加熱下、数時間で達成することができる。
(第8工程) 本工程は、化合物2を酸触媒存在下置換または非置換の
ベンゼンチオールあるいはアルコールと反応許せ化合物
厘に導く工程である。酸触媒としては例えば、p−トル
エンスルホン酸、ギ酸、塩酸、硫酸、三フフ化ホウ素エ
チルエーテルなどを挙げることができる。置換ベンゼン
チオールとし一24= てはメトキシベンゼンチオール、ニトロベンゼンチオー
ル、トルエンチオール、エチルベンゼンチオール、ジメ
チルベンゼンチオールなど所望の置換基を有するベンゼ
ンチオール誘導体を、アルコールとしては、メタノール
、エタノール、プロパツール、イソプロパツール、ブタ
ノール、インブタノールなどを挙げることができる。反
応は、溶媒としてエーテル系のエチルエーテル、テトラ
ヒドロフランまたはアセトニトリル、ジメチルスルホキ
シド、ジメチルホルムアミド、アセトンあるいは試薬に
アルコールを用いる場合はそれ自身を溶媒として用いれ
ば、室温において数十分から数時間で完了する。
(第9工S) 本工程は、ヒドロキシラクタム旦をアルコールと反応さ
せて化合物塵を得る工程である。反応は、第8工程に準
じて行なえばよい。
(第10工程) 本工程は、ケトアミド旦およびヒドロキシラククムリを
シリル化して化合物具に導く工程である。反応は、第7
エ程に準じて行なえばよい。
(第11工程) 本工程は、化合物Uを酸触媒存在下ベンゼンチオール誘
導体と反応させて化合物史に導く工程である。反応は、
第8工程に準じて行なえばよい。
(第12工程) 本工程は、化合物史に所望のアルキル基またはアルキニ
ル基を導入する工程である。アルキル化は、アルキル化
剤にジアルキル亜鉛を用いて、またアルキニル化は、ア
ルキニル化剤にジアルキル亜鉛とハロゲン化アルキニル
亜鉛との混合物を塩素化炭化水素系のクロロホルム、ジ
クロロメタン、芳香族系のベンゼン、トルエン、キシレ
ンまたはジオキサンなどの溶媒中で、数十分から数十時
間加熱することにより達成できる。アルキル化剤に用い
るアルキルとは、Cl−C6の直鎖または分岐状アルキ
ル例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチル、イ
ソペンチルなどがありアルキニル化剤に用いるアルキニ
ルとはエチニルまたは置換エチニル例えば、2−トリメ
チルシリルエチニル、1−プロピニル、1−ブチニル、
1−ペンチニル、3−ブテン−1−イニル、3−ペンテ
ン−1−イニル、4−ペンテン−1−イニル、1.3−
ブタジイニル、4−トリメチルシリル−1,3−ブタジ
イニル、1.3−ペンタシイニル、1.4−ペンタシイ
ニル、2−フェニルエチニル、メトキシフェニルエチニ
ノ呟ニトロフェニルエチニル、トリルエチニル、ジメチ
ルフェニルエチニルなどがある。
(第13工程) 本工程は、N置換ラクタム庄の置換基R6を酸化的に除
去してラクタム朋に導く工程である。本反応に用いる酸
化剤としては、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−
1,4−ベンゾキノン、過硫酸カリウム、硝酸アンモニ
ウムセリウムなどを挙げることができる。溶媒は、適量
の水を含む溶媒系例えば芳香族系のベンゼン、キシレン
、塩素化炭化水素系のクロロホルム、ジクロロメタン、
エーテル系のエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、アルコール系のメタノール、エタノールまた
はアセトニトリルなどを試薬の性質に応して単独でまた
は混合して用いるとよい。反応は、室温または加熱下、
数十分から数時間で完了する。
(第14工程) 本工程は、化合物出のフェニルチオを所望のアルキルま
たはアルキニルで置換する工程である。本工程は、第1
2工程に準じて反応を行なえばよい。
(第15工程) 本工程は、ラクタム厘をチオラクタム長に変換する工程
である。本工程は、2.4−ビス(4−メトキシフェニ
ル)−L3−ジチア−2,4−ジホスフエタン−2゜4
−ジサルファイド(ラウ゛エソン試薬;Lawesso
n ’ s  Reagent )および必要に応じて
塩基例えば、トリエチルアミン、ピリジン、4−メチル
アミノピリジンなどと共に、芳香族系のベンゼン、トル
エン、キシレンなどの溶媒中で加熱する方法、五硫化燐
、五硫化燐−ビリジン複合体などをトルエン、ジメトキ
シエタン、ピリジンなどの溶媒中で反応させる方法など
により行なうことができる。本工程では、1位がメルカ
プト化されたものが生成してくることがある。
(第16エ程) 本工程は、チオラクタム長をアルキルハライドでアルキ
ル化しチオラフチムニ−チル長を得る工程である。反応
は、塩素化炭化水素系のクロロホルム、ジクロロメタン
、エーテル系のテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメ
トキシエタン、芳香族系のベンゼン、トルエン、キシレ
ンまたはジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド
のような溶媒中において例えば炭酸カリウムまたは水素
化ナトリウムのような塩基存在下、冷却または加熱下で
数分から数時間で達成される。ハロゲン化アルキルとし
ては例えば、4−ヨウ化酪酸メチル、4−ヨウ化酪酸エ
チル、4−ヨウ化酪酸プロピル、4−プロモ酪酸メチル
、4−ブロモ酪酸エチル、4−ブロモ酪酸プロピル、4
−クロロ酪酸メチル、4−クロロ酪酸エチル、4−クロ
ロ酪酸プロピルなどがある。
本工程により本発明化合物のチオラクチムエーテルが得
られる。本工程では、N−アルキル化が起こったものが
生成されてくる場合もある。
(第17エ程) 本工程は、化合物長のシリル基を除去して、化合物Hを
得る工程である。この反応は、必要に応シテ、酢酸、塩
s、1)−トルエンスルホン酸、フッ化水素酸とピリジ
ン、フッ化テトラブチルアンモニウムなどの試薬を用い
、溶媒としてアルコール系ノメタノール、エタノール、
エーテル系のエチルエーテル、テトラヒドロフランまた
はアセトニトリル、水などを用い室温または加熱下数十
分から数時間で達成することができる。本工程によりヒ
ドロキシ保護基の外れた発明化合物が得られる。
(第18工程) 本工程は、エステル■をエステル交換により所望のエス
テル基を有する本発明化合物に導くか、あるいは適当な
塩基触媒を用いて加水分解することにより本発明化合物
のカルボン酸塩展に導く工程である。エステル交換反応
は、通常のエステル交換反応の手法により容易に達成す
ることができ、エステル化合物と所望のアルキルを有す
るアルコールとをナトリウムメトキシドなどの塩基存在
下、室温で反応させるとよい。また加水分解反応も加水
分解反応の常法に従って行なうことにより達成できる。
必要に応じて、カルボン酸塩」は適当な酸、例えば塩酸
、酢酸、リン酸、クエン酸、ホウ酸などをまたは、酢酸
−酢酸ナトリウム、クエン酸−リン酸水素二ナトリウム
、クエン酸−水酸化ナトリウム、リン酸−水酸化ナトリ
ウム、ホウ酸−水酸化ナトリウム、酢酸−水酸化ナトリ
ウムなどの緩衝液を用いて、本発明化合物の遊離のカル
ボン酸すに変えることもできる。
(以下余白) 反応工程−2 (第19工程) 本工程は、化合物職の1位のメトキシ基を、シアノ基で
置換する工程である。本工程は、シアノトリメチルシラ
ンを、三フッ化ホウ素−ジエチルエーテル錯体などのル
イス酸存在下、反応を行なうとよい。反応は、室温にて
、数時間で達成できる。
(第20工程) 本工程は、ラクタム珈をチオラクタム長に変換する工程
である。本工程は、第15工程と同様に行なうとよい。
(第21工程) 本工程は、化合物面のトリメチルシリル基を、選択的に
除去する工程である。本工程は、触媒として、炭酸カリ
ウム、炭酸ナトリウムなどの塩基物質を用い、メタノー
ルまたはエタノールなどの無水溶媒中で行なうとよい。
反応は、室温にて、数時間で達成できる。
(以下余白) (第22工程) 本工程は、エチニル珈をエチニル輿に還元する工程であ
る。触媒として、リンドラ−触媒、パラジウム−硫酸バ
リウムにキノリンを加えたもの、ラネーニッケルなどを
用いるとよい。溶媒として、アルコール系のメタノール
、エタノールまたは芳香族炭化水素系のベンゼンなどを
用いるとよい。反応は、常温、常圧、水素気流中、数時
間で行なうことができる。また、別法として、アルカリ
金属(例えば、リチウム、ナトリウムなど)のアンモニ
ア溶液を用いてもよい。
(第23工程) 本工程は、ラクタム輿をチオラクタム長に変換する工程
である。本工程は、第15工程と同様に行なうとよい。
(第24工程) 本工程は、チオラクタム長を、アルキルハライドでアル
キル化し、チオラクタムエーテル長を得る工程である。
本工程は、第16エ程と同様に行なうとよい。本工程に
より、本発明化合物のチオラクチムエーテルが得られる
(第25工程) 本工程は、化合物長のシリル基を除去して化合物■を得
る工程である。本工程は、第17エ程と同様に行なうと
よい。本工程により、ヒドロキシ保護基の外れた本発明
化合物が得られる。
(以下余白) 反応工程−3 (第26エ程) 本工程は、化合物以のヒドロキシ基を以後の反応条件か
ら保護するために保護基を導入する工程である。本工程
は、第1工程に従って行なうとよい。
(第27エ程) 本工程は、ラクトンηをアミン類と反応させて、ヒドロ
キシアミド録に導く工程である。本工程は、第2工程に
従って行なうとよい。
(第28工程) 本工程は、化合物ηを酸化して、ケトアミド医に導く工
程である。本工程は、第4工程に従って行なうとよい。
(第29工程) 本工程は、ケトアミド聾をシリル化して化合物翻に導く
工程である。本工程は、第7エ程に従って行なうとよい
(第30工程) 本工程は、化合物25を酸触媒存在下、置換または非置
換のベンゼンチオールと反応許せ、化合物26aに導く
工程である。本工程は、第8工程に従って行なうとよい
(第31工程) ・ 本工程は、化合物当に所望のアルキル基またはアルキニ
ル基を導入する工程である。本工程は、第12工程に従
って行なうとよい。
(第32工程) 本工程は、化合物互のシリル基を除去して化合物Uを得
る工程である。本工程は、第17エ程に従って行なうと
よい。本反応により、1位の側鎖が、トリメチルシリル
エチニルの場合には、同時にエチニルになる。
(第33工程) 本工程は、化合物υの6位の側鎖のヒドロキシ基を選択
的に保護する工程である。反応は、トリメチルシリルク
ロライド、 tert−ブチルジメチルシリルクロライ
ド、tert−ブチルジフェニルシリルクロライドなど
を用いて、トリエチルアミン、ピリジン、4−ジメチル
アミノピリジン、イミダゾ−ルなどの塩基存在下、室温
または加温下にて、数時間から数日間で達成することが
できる。用いる溶媒としては、芳香族炭化水素系のベン
ゼン、キシレン、塩化炭化水素系のクロロホルム、ジク
ロロメタンまたはジメチルホルムアミドなどを挙げるこ
とができる。
(第34工程) 本工程は、アルコール訃を、酸性条件に比較的安定な保
護基で保護する工程である。反応は、アルコール競を、
酸無水物または酸塩化物と反応させることにより行なう
ことができる。酸無水物または酸塩化物を形成するアシ
ル基としては、アセチル、プロピオニJ呟ベンゾイルも
しくは置換ベンゾイル(例えば、3−メチルベンゾイノ
呟4−フェニルベンゾイル、2.4−ジニトロベンゾイ
ル、2−ニトロベンゾイル)または1−ナフトイルもし
くは2−ナフトイルなどを挙げることができる。
本工程は、アルコール輩を、酸無水物または酸塩化物と
塩基(例えば、ピリジン、トリエチルアミン、4−ジメ
チルアミノピリジン)存在下、塩化炭化水素系のクロロ
ホルム、ジクロロメタン、四塩化炭素またはジオキサン
などの溶媒中、室温にて、数時間、反応させることによ
り達成できる。
アルコール蔓を、酸無水物と反応させる場合には、溶媒
を用いずに行なうことができる。
(第35工程) 本工程は、N−置換ラクタム益の置換基R8を酸化的に
除去してラクタム並に導く工程である。
本工程は、第13工程に従って行なうとよい。本反応で
は、反応条件、用いる保護基、または用いる試薬によっ
て、シリル基も除去きれる場合がある。シリル基が、残
ったままのときは、更に、酸処理することにより除くこ
とができる。
1位の置換基がエチニルである場合には、必要に応じて
、第21工程の方法に従って、1−エチニルを1−エチ
ニルに還元してもよい。
(第36エ程) 本工程は、アルコール四を、アルデヒドに酸化し、さら
に、得られたアルデヒドをホスホン酸エステルと反応許
せて、不飽和ケトン旦を得る工程である。
酸化反応は、第4工程に従って行なうことができる。
不飽和ケトン旦を得る反応は、塩基として、水素化ナト
リウム、ナトリウムアミドなどの塩基を用い、1.2−
ジメトキシエタンまたはテトラヒドロフランなどの溶媒
中、ホーナー−ワズワースーエモンス(Horner−
IJadsworth−Emmons )反応に従って
行なうとよい。
本反応で用いるホスホン酸エステルとしては、縮合許せ
たい側鎖を有するもの、即ち、2−オキソヘプチルホス
ホン酸ジメチル、2−才キソー3−メチルへブチルホス
ホン酸ジメチル、2−オキソ−3,3−ジメチルへブチ
ルホスホン酸ジメチル、2−オキソ−3−メチル−5−
ヘブチイニルホスホン酸ジメチル、2−才キソー2−シ
クロペンチルエチルホスホン酸ジメチルエステル、2−
才キソー2−シクロヘキシルエチルホスホン酸ジメチル
エステル、4−(2−フリル)−2−オキツブチルホス
ホン酸ジメチルエステルなどを挙げることができる。
(第37エ程) 本工程は、エノン旦を、不飽和アルコール婬に還元する
工程である。還元剤として、アルミニウムイソプロポキ
シド、ジイソボルニルアルミニウムイソプロポキシド、
水素化シアノホウ素ナトリウム、水素化トリー5ee−
ブチルホウ素カリウム、水素化ホウ素亜鉛、水素化ホウ
素ナトリウム、水素化ホウ素ナトリウムと塩化セリウム
(III)との組合わせ、2.6−シーtert−ブチ
ル−4−メチルフェノキシトジイソブチルアルミニウム
、水素化ヘキシルリモニルホウ素リチウムまたはBIN
AL−)![ビナフトール、水素化リチウムアルミニウ
ム、エタノールより調整(ジャーナル・才ブ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサエティー、第106巻、6709頁
、1984年)]などを用いることができる。
溶媒として、エーテル系のジエチルエーテル、    
   ゛テトラヒドロフラン、アルコール系のメタノー
ル、エタノール、芳香族炭化水素系のベンゼン、トルエ
ン、塩素化炭化水素系のジクロロメタン、クロロホルム
などを試薬の性質に応じて、単独でまたは混合して用い
るとよい。反応は、冷却下または室温にて、数十分間で
行なうことができる。
本工程では、得られるアルコールは、エピマーの混合物
である。
(第38工程) 本工程は、7位のヒドロキシ保護基を除去する工程であ
る。反応は、塩基として、例えば、ナトリウムメトキシ
ド、水酸化ナトリウム、羨酸ナトリウム、炭酸カルシウ
ムなどを用い、アルコール系のメタノーノ呟エタノール
などの溶媒中、室温にて、数時間で行なうことができる
(第39工程) 本工程は、化合物聾または亜のヒドロキシ基を保護する
工程である。本工程は、第1工程に従って行なうとよい
(第40工程) 本工程は、ラクタムリをチオラクタム長に変換する工程
である。本工程は、第15工程に従って行なうとよい。
化合物長の1位の置換基がエチニル基の場合には、必要
に応じて、第21工程と同様に還元反応を行ない、エチ
ニル化合物を得ることもできる。
(第41工程) 本工程は、チオラクタム長をアルキルハライドでアルキ
ル化し、チオラフチムニ−チル廷を得る工程である。本
工程は、第16エ程に従って行なうとよい。
本工程により、本発明化合物のチオラフチムニ−チルが
得られる。
(第42工程) 本工程は、化合物辰のシリル基を除去して化合物■を得
る工程である。本工程は、第17エ程に従って行なうこ
とができる。
本工程により、ヒドロキシ保護基の外れた本発明化合物
が得られる。
(第43工程) 本工程は、エステル■をエステル交換により所望のエス
テルを有する本発明化合物に導くかまたは、適当な塩基
触媒を用いて加水分解することにより本発明化合物のカ
ルボン酸塩坏に導く工程である。
本工程は、第18工程に従って行なうことができる。
反応工程式中、R8、R2、R8、R4およびR5は、
それぞれ一般式(I)における定義と同義である。R。
ハ、直鎖状または分岐状の低級アルキル、シクロアルキ
ルまたは置換もしくは非置換のベンジル(ベンジノ呟2
−クロロペンジノb、 2.4.6−ドリメチルベンジ
ル、2−メトキシベンジル、4−メトキシベンジ4,2
.4−ジメトキシベンジル、3.4−ジメトキシヘンシ
ル)などを表わす。R2は、アルカノイル例えば、アセ
チJ呟 プロピオニル]、アロイル[例えば、ベンゾイ
ノ呟置換ベンゾイル(例えば、3−メチルベンゾイル、
4−フェニルベンゾイル、2.4−ジヒドロベンゾイル
、2−ニトロベンゾイル)または1−ナフトイノ呟2ー
ナフトイル]などを表わす。
一般式(I)で表わされる本発明化合物は、(1s95
R. 6R. 7R)−2−才キサー3−オーt− 7
 −6−[(35)−3− ヒドロキシオクト−1−エ
ニル]−7−ヒドロキシビシクロ[3。
3、0.コオクタン[イー・ジエイ・フーリー(E. 
J. Corey=45− )ら、ジャーナル・才ブ・ザ・アメリカン・ケミカル・
ソサエティー (、T.Am.Chem.Soc. )
、第92巻、397頁、1970年]または(15. 
5R. 65. 7R)−2−才キサー3−才キソー6
−ヒトロキジメチルー7ーヒドロキジビシクロ[3. 
3. Oコオクタン[イー、ジェイ.コーリーら、ジャ
ーナル・才ブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ
ー、第93巻、1490頁、1971年]を用いて、以
下の参考例および実施例のようにして製造することがで
きる。
以下に参考例および実施例を示し、本発明の態様をきら
に明らかにするが、これらのものは、何ら本発明を制限
するものではない。参考例および実施例中の全ての化合
物は、反応式中に示した絶対配置を有する光学活性体で
ある。出発化合物の絶対配置は、R.S表示により示さ
れているが、その絶対配置は、最終化合物まで保持きれ
るので、中間体および最終化合物においては、R,S表
示を省略する。
また、フェニルをPh1 メチルをMe、エチルをEt
.tert−ブチルをtBu, ’BuまたはBu’と
略記する。
(以下余白) 参考例−1 2−才キサー3−才キソー6−[(35)−3−tar
t−ブチルジフェニルシリルオキシオクト−1−エニル
]−7−tert−ブチルジフェニルシリルオキシビシ
クロ[3,3,0]オクタン2の合成 窒素気流中、(15,5R,6R,7R)−2=オキサ
−3−才キソー6−[(35)−3−ヒドロキシオクト
−1−エニルコ−7−ヒドロキジビシク口[3,3,O
,]オクタン! 3.03g(11,30ミリモル)を
乾燥N、N−ジメチルホルムアミド90m1に溶かし、
この溶液に、4−ジメチルアミノピリジン5.52g(
45,24ミリモル)とtart−ブチルジフェニルシ
リルクロライド9.51g(34,72ミリモル)とを
加えて、室温で3日間放置する。反応液を氷水にあけ、
酢酸エチルで3回抽出し、水洗し、有機溶媒層を合わせ
て、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して、
13.73gの残渣を得る。この残渣をカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル、300g、ベンゼン−ベンゼ
ン:酢酸エチル=20 : 1 )で精製して、s、 
40g(定量的)の?を油状物として得る。
MS : m/z 744(M”)、 m/z 687
(M”−t−Bu)。
[α]D−25,2±1.3°(23,5℃、 cm0
.511. CHCl5 >。
IR: νmax(C)ICIm) 3080.176
8.1592.1112゜1082 cm”。
NMR: δppm(CDCIs) 0.80(3H)
、 1.0](18H,s)、 3.75〜4.15(
2H,m)、 4.75(IH,m)、 4.8〜5.
95(2H,m)、 7゜1〜7.8(20H,rn)
(以下余白) 参考例2 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−[1−tert
−ブチルジフェニルシリルオキシ−2−[(35)−3
−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオクト−1
−エニル]−4−ヒドロキシシクロベント−3−イルコ
ーアセトアミド塁の合成 (以下余白) 窒素気流中、ラクトン2(参考例−1)6.365g(
8,55ミリモル)、2−ヒドロキシピリジン844m
g(8,77ミリモル)、及び、2.4−ジメトキシベ
ンジルアミン15g(89,8ミリモル)の混合物を、
100℃の油浴上で2時間10分攪拌する。更に室温で
一夜放置する。
反応液を飽和食塩水にあけ、酢酸エチルで2回抽出し、
IN−塩酸、飽和食塩水、希羨酸水素ナトリウム水溶液
、飽和食塩水で順次洗い、有機溶媒層を合わせて、無水
硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して、12.6
5gの残渣を得る。この残渣をカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル、260g。
ヘンセン:酢酸エチル=50 : 1〜5:1)で精製
して、7.32g(94%>の旦を油状物として得る。
MS : m/z 912(Mu”)、 m/z 85
4(M”−t−Bu)。
[αコ、+1.5±0.8@ (23,5℃、cm0.
500.CHCIg)。
IR: νmax(CHCIg) 3450.3075
.3005.1650゜1616、1590.1508
.1111.1036 cm−’。
NMRj δppm(CDCIg> 0.79(3H)
、 1.02(18H,s)、 3.78(6H,s)
、 3.7〜4.3(2H,m)、 4.32(2H,
d、J=6Hz)、 5゜25(2H,m)、5.98
(18,t、J=6Hz>、  6.45<2H,m>
、7.1〜乙8(21)1. rn)。
参考例−3 [:1−tert−ブチルジフェニルシリルオキジ−2
−[C35)−3−tert−ブチルジフェニルシリル
オキシオクト−1−エニル]−4−ヒドロキシシクロベ
ント−3−イル]−アセトアミド4の合成 tBuPh2Siδ    ♂5iPh2Butヱ 二 ラクトン2(参考例−1)1.79g(2,40ミリモ
ル)に、メタノール10m1と飽和アンモニア−メタノ
ール溶液55m1を加え、オートクレーブ中で、27時
間、100°Cに加熱する。冷却後、反応液の溶媒を留
去して、2.80gの残渣を得る。この残渣をカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル、20g、ベンゼン−ベ
ンゼン:酢酸エチル=1i1)で分離精製して、原料ラ
クトン?を530mg(30X)と、油状の4を1.1
2g(61%)得る。
MS : m/z 704(M”−t−Bu)。
[αコD+2.2±0.5° (25℃、c:0.82
0.CHCIg>。
IR: νmax(CHCIg) 3535.3510
.3425,3082゜3005、1675.1593
.1113 cm”。
NMRi δppm(CDCIs) 0.80(3B)
、 1.02(18H,s)、 3.8〜4.25(3
Lm)、   5.23(2)1.+n)、   5.
78(2H,br、s)、7.15〜7.75(20)
1.m)− (以下余白) 一53= 参考例−4 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−[3−[(35
)−3−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオク
ト−1−エニル]−4−tert−ブチルジフェニルシ
リルオキシシクロペンクン−1−オン−2−イルコーア
セトアミド少と N−(2,4−ジメトキシベンジル)
−1−ヒドロキシ−2−アザ−3−才キソー6−[(3
5)−3−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオ
クト−1−エニル、l−7−tert−ブチルジフェニ
ルシリルオキシビシクロ[3,3,O,コオクタン6の
合成 (以下余白) 窒素気流中、オキサリルクロリド2.47g(19,4
9ミリモル)を乾燥ジクロロメタン100m1に溶かし
、−60℃に冷却し、攪拌下、この溶液にジメチルスル
ホキシド3.19g(40,83ミリモル)を乾燥ジク
ロロメタン11m1に溶かした溶液を6分間で滴下し、
同温度で30分間攪拌する。その溶液に、アルコール罫
参考例−2)7.32g(8,03ミリモル〉とトリエ
チルアミン4.21g(41,62ミリモル)を乾燥ジ
クロロメタン15’Om 1に溶かした溶液を50分間
で滴下し、更に同温度で1時間攪拌する。反応液を室温
に戻し、水を加え、次いで、IN−塩酸を加え、酸性と
し、ジクロロメタンで3回抽出し、水洗する。有機溶媒
層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
留去して、7.52gの残渣を得る。この残渣をエチル
エーテル−n−ペンクン混液から結晶化して、4.87
g(67%)の旦を得る。母液2.53gをカラムクロ
マトグラフィー(メルり;ローパーカラム、サイズC1
ベンゼン:酢酸エチル=9:1〜3:1)で分離精製し
て、更に1.97g(27g)の塁と、143mg(2
%>の9を得る。粗製化合物見をエチルエーテル−n−
ペンタン混液から再結晶して、融点97〜98°Cの結
晶を得る。
元素分析(C,II? +0sNSi*として)計算値
<A)’C73,89,H7,86,N 1.54゜実
験値(X):c 73.74. H7,87,N 1.
71゜MS : m/z 852(M”−t−Bu)。
[αコD −23,1±1.2@ (23,5°C,c
=0.510.CHClx)。
IR; l/max(CHCIs) 3450.307
5.3005.1741゜1670、1617.159
2.1509.1112 cm”。
NMR: Sppm(CDCIg) 0.81(3H)
、 1.02(18H,s)、 3.75(3H,s)
、 3.76(3H,s)、 4.0(2H,m)、 
4.30(2H,d、J=6Hz)、 5.35(2H
,m)、 5.82(IH,t、J−6Hz)、 6.
42(2H。
m)、 7.05〜7.8(21H,m>。
粗製化合物9をエチルエーテル−n−ペンタン混液から
再結晶して、融点123〜125℃の結晶を得る。
元素分析(CM *Ht +0sNSilとして)計算
値(X):c 73.89. H7,86,N 1.5
4゜実験値(”l>:C73,95,H7,69,N 
1.51゜[α]D−5,2±0.9°(24℃、c=
0.517.CHCl5 )。
IR’ l/may(CHCIm) 3460.307
5.3005.1678゜1616.1591.150
8.1112.1042 cm−’。
NMR:  Sppm(CDC1s) 0.80(3H
)、  0.98(9H,s)、  1.04(9H,
s)、3.68(3H,s)、3.73(3H,s)、
4.07(2H,m)。
4.19<LH,d、J=15Hz)、  4.47(
LH,d、J=15Hz)、  5.41(21(、m
)、 6.41(2H,m)、 7.2〜7.75(2
1H,m)。
参考例−5 [3−[(35)−3−tert−ブチルシフ エニ)
L−シ’) JL−オキシオクト−1−エニル]−4−
tert−ブチルジフェニルシリルオキシシクロペンク
ン−1−オン−2−イル]−アセトアミド7と 1−ヒ
ドロキシ−2−アザ−3−才キソー6−[(35)−3
−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオクト−1
−エニル]−7−tart−ブチルジフェニルシリルオ
キシビシクロ[3,3,O,]オクタン旦の合成(以下
余白) (1)N−ベンジルアミド互から N−ベンジルアミドが参考例−4)1583g(1,7
4ミリモル)をジクロロメタン−水(19:1)混液6
0m1に溶かし、この溶液に、2.3−ジクロロ−5,
6−ジシアツー1゜4−ベンゾキノン595mg(2,
62ミリモル)を加え、室温で4時間30分攪拌する。
反応液を水にあけ、ジクロロメタンで3回抽出し、IN
−チオ硫酸ナトリウム水溶液、次いで、水で洗い、有機
溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶
媒を留去して、1.92gの残渣を得る。この残渣をカ
ラムクロマトグラフィー(シリカゲル、45g、ベンゼ
ン:酢酸エチル=20:1〜酢酸エチル)にかけ、ケト
アミドZとヒドロキシラクタム旦の混合物を1152g
得る。(この混合物はこのまま次の反応に使用できる。
)更に、この混合物をカラムクロマトグラフィー(ロー
パーカラム、サイズB1ベンゼン:酢酸エチル=3:1
〜酢酸エチル)で分離精製して、あわ状の2を751+
++g(57%)とあわ状の旦を322mg(24%>
得る。
(以下余白) 6O− (2〉ヒドロキシアミド掻から ヒドロキシアミド鼾参考例−3)317mg(0,41
6ミリモル)をアセトン10m1に溶かし、−20℃に
冷却し、攪拌下、この溶液に1.2M−ジョーンズ氏試
薬0、52m1(0,624ミリモル)を5分間で滴下
し、同温度で5時間45分攪拌する。そして、イソプロ
パツール0.5mlを加え、更に、同温度で30分間攪
拌する。反応液を室温に戻し、水を加え、希羨酸水素ナ
トリウム水溶液を加えて中和し、酢酸エチルで一61= 3回抽出し、水洗する。有機溶媒層を合わせて、無水硫
酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して、327mg
の残渣を得る。この残渣をカラムクロマトグラフィー(
ローバーカラム、サイズB1ベンゼン:酢酸エチル=4
:1)で精製して、あわ状の2を253mg(80%)
得る。
ケトアミドヱ MS : m/z 759(M”)、  702(M”
−t−Bu)。
[α]ゎ−30,8±0.7° (22℃、 cm1.
007. CHCl5 >−IR:  νmax(CH
CIs) 3530. 3415. 3075. 30
05゜1741、 1688. 1590. 1111
 cm”。
NMR’  81)15m(CDCIg> 0.81<
3H)、1.02(9H,s)、  1.04(9H,
s)、 4.07(2H,m)、  5.46(4H,
m)、  7.(1〜7.8(20H。
m)。
ヒドロキシラクタム旦 MS : m/z 741(M”−H,0)、 702
(M”−t−Bu)。
[αコt、−4.4±0.6@ (22,5℃、cm0
.726.CHCl5>。
IR: νmax(CHCIg) 3590.3430
.3080.30]0゜1693、1591.1112
 Cl11−’。
NMR: δppm(CDCIs) 0.80(3H)
、 1.00(9H,s)、 1.03(9H,s>、
  4.03(2H,m>、5.30(2H,m>、6
.75(IH,m>。
7.0−7.8(20H,m)。
(以下余白) 参考例−6 1−トリメチルシリルオキシ−2−アザ−3−オキソ−
6−[(35)−3−tert−ブチルジフェニルシリ
ルオキシオクト−1−エニル]−7−tert−ブチル
ジフェニルシリルオキシビシクロ[3,3,0]オクタ
ン2の合成(1)ケトアミド2から。
窒素気流中、ケトアミド2(参考例−5)649mg(
0、855ミリモル)を乾燥ジクロロメタン−乾燥ピリ
ジン(1:1)混液14m1にとかし、この溶液に、4
−ジメチルアミノピリジン1.05g(8,60ミリモ
ル)とトロ4− リメチルシリルクロライド470mg(4,33ミリモ
ル)を加えて、70°Cの油浴上で3時間攪拌する。冷
却後、反応液を濃縮し、残留液を氷水にあけ、酢酸エチ
ルで3回抽出し、水洗する。有機溶媒層を合わせて、無
水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して、1゜2
0gの残渣を得る。との残渣をカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル、40g、ベンゼン:酢酸エチル=15
F1〜酢酸エチル)で分離精製して、560mg(79
%)の2と、83mg(13%)のヒドロキシラクタム
旦を得る。
(2)ケトアミド2とヒドロキシラクタム且の混合物か
ら。
く以下余白) ”BuPh2SiOヱ    O51Ph2Bu”Bu
Ph2SiO8−05iPh2Bu窒素気流中、ケトア
ミドZとヒドロキシラクタム旦の混合物(参考例−5)
2.63g(3,465ミリモル〉を乾燥ジクロロメタ
ン−乾燥ピリジン(C1)混液60m1にとかし、この
溶液に、4−ジメチルアミノピリジン4.24g(34
,70ミリモル)とトリメチルシリルクロライド1 、
88g(17,41ミリモル)を加えて、70°C油浴
上で5時間攪拌する。冷却後、反応液を氷水にあけ、酢
酸エチルで3回抽出し、水洗する。
有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
、溶媒を留去して、3.77gの残渣を得る。
この残渣をカラムクロマトグラフィーくシリカゲル、1
20g、ベンゼン:酢酸エチル=15:1)で精製して
、2.61g(90%)の2をあわ状物として得る。
MS ’ 2831 (M”)、 % 774 (M”
−tBu)。
[α]n −11,1±0.9°(22,5℃、 C=
0.591゜CHCl5)6− IR: V max (CHCIs) 3430.30
75.3005゜1703、1591.1111.84
3 cm−’。
NMR: δppm (CDCIs) 0.0 (9H
,s)、 o、g。
(3H)、 1.0] (9H,s)、 1.04 (
9H,s)、 4.04(2H,m)、 5.34 (
28,m>、 6.83 (IH,s)。
7.1〜7.8 (20H,m>。
(以下余白) 参考例−7 1−フェニルチオ−2−アザ−3−才キソー6−[(3
5)−3−tart−ブチルジフェニルシリルオキシオ
クト−1−エニルコー7−tert−ブチルジフェニル
シリルオキシビシクロ[3,3,Oコオクタン胆怪ハの
合成窒素気流中、トリメチルシリルオキシラクタム2(
参考例−6)2.676g(3,22ミリモル)を乾燥
エチルエーテル30m1にとかし、この溶液に、チオフ
ロ8− エノール1.80g<16.3ミリモル)と、3N−塩
化水素エチルエーテル溶液0.3mlを加え、室温で2
時間攪拌する。反応液に粉末炭酸水素ナトリウムを加え
て中和し、溶媒を留去する。残渣をカラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル、 50g、ベンゼン−ベンゼン:
酢酸エチル=2:1)で精製して、2.721g(99
%)の10(Sハをあわ状物として得る。
MS + 2.794 (M”−tBu)、 2.74
2 (M”−PhS)。
[α]。+24,8±0,6°(23,5℃、 C=1
.0]5゜CHCIm)。
IR: v max (CHCIs) 3435.30
90.3020゜1704、1594.1115 am
”’。
NMRi 8 ppm (CDCIg> 0.80 (
3H)、 1.00(9H,s)、 1.05 (9t
(、s)、 4.10 (2Hm)、 5.38(2H
,m)、 6.60 (IH,s)、 7.1=7.8
 (25H,m)。
参考例−8 1−メトキシ−2−アザ−3−才キソー6−[(35)
−3−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオクト
−1−エニル]−7−tert−ブチルジフェニルシリ
ルオキシビシクロ[3,3,0]オクタン10(S)b
の合成(1)ヒドロキシラクタム旦から。
ヒドロキシラクタム旦(参考例−5)260mgを、塩
酸−メタノール溶液(IN−塩酸1mlを50m1のメ
タノールにとかす。)7mlにとかし、室温で1時間4
0分攪拌する。反応液に席次酸水素ナトリウム水溶液を
加えて中和し、メタノールを留去する。残留物を水にあ
け、ジクロロメタンで3回抽出し、水洗する。有機溶媒
層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
留去して、260mgの残渣を得る。この残渣をカラム
クロマトグラフィー(シリカケ2110g1ベンゼン:
酢酸エチル=15F1〜4:1)で精製して、230m
g(87%)の10(S)bを得る。
(2)トリメチルシリルオキシラクタム2から。
トリメチルシリルオキシラクタム2(参考例−6)43
5mgを、塩酸−メタノール溶液(IN−塩酸1mlを
50m1のメタノールにとかす。)10mlにとかし、
室温で55分間攪拌する。(1)と同様に処理して、4
00■の残渣を得る。この残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル、15g、ベンゼン:酢酸エチル=4
:1)で精製して、283mg(95″A)の10(S
)bをあわ状物として得る。
MS : % 773 (M”)、 % 741 (M
”−CH,OR>。
2716 (M”−tBu)。
[αコD−3.2  ± 0.6’  (22,5℃、
  C=0.786゜CHClm)。
IRi l/ max (CHCIs) 3425.3
075.3005゜1704、1591.1112 c
m−’。
NMR: δ ppm (CDCIg) 0.81 (
3H)、1.0](9B、s)、 1.04 (9H,
s)、 3.0] (3H,s)、 4.03(2H,
m)、 5.33(2H,m)、 6.77 (LH,
s)、 7.1〜7.8(20H,m)。
参考例−9 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−hリフチル
シリルオキシ−2−アザ−3−才キソー6−[(35)
−3−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオクト
−1−エニル]−7−tert−ブチルジフェニルシリ
ルオキシビシクロ[393,0]オクタンUの合成 (1)ケトアミド塁から。
窒素気流中、ケトアミド5(参考例−4>5.81g(
6,39ミリモル)を乾燥ジクロロメタン−乾燥ピリジ
ン(1:1)混液100m1にとかし、この溶液に、4
−ジメチルアミノピリジン7、87g(64,42ミリ
モル)とドア3− リメチルシリルクロライド3.51g(32,44ミリ
モル)を加えて、70℃油浴上で2時間30分間攪拌す
る。
冷却後、反応液を氷水にあけ、酢酸エチルで3回抽出し
、水洗する。有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒を留去して、8゜77gの残渣を得
る。との残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル
、200g、ベンゼン:酢酸エチル=30 : 1 )
で精製して、5.911g(94%>のUを油状物とし
て得る。
(以下余白) (2)ヒドロキシラクタム旦から。
窒素気流中、ヒドロキシラクタム旦(参考例−4)50
mg(0,055ミリモル)を乾燥ジクロロメタン−乾
燥ピリジン(1:1)混液1mlにとかし、この溶液に
、4−ジメチルアミノピリジン68mg(0,556ミ
リモル)とトリメチルシリルクロライド30mg(0,
277ミリモル)を加えて、70℃油浴上で2時間攪拌
する。(1)と同様に処理して、64mgの残渣を得る
。この残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、
3g1ベンゼン:酢酸エチル=30 : 1 )で精製
して、54mg(定量的)のUを得る。
MS ’ 2.981 (M”)、 2924 (M”
−tBu)。
[α]。+11.0±1.0°(20℃、 C=0.5
10゜CHCl5)。
IR: v max (CHCIs) 3072.30
04.1682゜1615、1591.1507.11
13.842 am”’。
NMR: 8 ppn+ (CDC1s) −0,14
(9Ls)、 0.79(3H)、 0.93 (98
,s)、 1.05 (9H,s)、 3.68(3H
,s)、 3.73 <3H,s)、 3.90 (1
)1.m>、 4.13(1)1.m)、 4.26 
(IH,d、J=15Hz>、 4.39 (IH,d
J=15Hz)、 5.41 (2H,m)、 6.3
6 (28,m>、 7.1〜7.75 (21)1.
ff1)。
参考例−1O N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−フェニルチ
オ−2−アザ−3−才キソー6−[(35)−3−te
rt−ブチルジフェニルシリルオキシオクト−1−エニ
ル]−7−tart−ブチルジフェニルシリルオキシビ
シクロ[3,3,0]オクタン申の合成 (以下余白) 窒素気流中、トリメチルシリルオキシラクタムU(参考
例−9)2.02g(2,06ミリモル)を乾燥エチル
エーテル20m1にとかし、この溶液に、チオフェノー
ル1.18g(10,71ミリモル)と、3N−塩化水
素エチルエーテル溶液0.2+nlを加え、室温で45
分間攪拌する。反応液に粉末炭酸水素ナトリウムを加え
て中和し、溶媒を留去する。残渣をカラムクロマトグラ
フィー(ローパーカラム、サイズ82本、シクロヘキサ
ン:酢酸エチル=5:1)で精製して、 1.83g(
89%)の山をあわ状物として得る。
MS : ′y′t944 (M”−tBu) 、  
7’、 892 (M”−PhS)。
[ff]D ” 42.2 ±1.6°(20℃、 C
=0.51゜CHCl5)。
IR’ V max (CHCIs) 3072.30
04.1682゜1615、1591.1508.11
12 cm−’。
NMR: S ppm (CDCIs) 0.77 (
3)()、 0.92(9H,s)、 1.04 (9
H,s)、 3.71 (3H,s)、 3.75(3
H,s)、 4.05 (2H,m)、 4.61 (
1B、d、J=15Hz)。
4.75 (LH,d、J=15Hz)、 5.40 
(2H,m>、 6.43(2B、m)、 7.1〜7
.7 (26H,m)。
参考例−11 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−エチル−2
−アザ−3−才キソー6−[(35)−3−tert−
ブチルシフ x 二)L−シリルオキシオクト−1−エ
ニル]−7−tert−ブチルジフェニルシリルオキジ
ビシクロ[3,3,0]オクタン12dの合成 ”BuPh2Siろ 12a  05iPh2ButB
uPh2Siろ 12d  ろ5iPh2Bu=80− アルゴン気流中、フェニルチオラクタム町(参考例−1
0>185mg(0,185ミリモル)を乾燥クロロホ
ルム7mlにとかし、この溶液に、2M−ジエチル亜鉛
−n−ヘキサン溶液1m1(2ミリモル)を加え、密封
して、80°C油浴上で、2時間攪拌する。冷却後、反
応液を氷水にあけ、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え
、ジクロロメタンで3回抽出し、水洗する。有機溶媒層
を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留
去して、204mgの残渣を得る。この残渣をカラムク
ロマトグラフィー(ローパーカラム、サイズB5 シク
ロヘキサン:酢酸工チル=3:1)で分離精製して、油
状の器を109mg(64に)と、油状のN−(2,4
−ジメトキシベンジル)−2−アザ−3−オキソ−6−
[(35)−3−tert−ブチルジフェニルシリルオ
キシオクト−1−エニルコー7−tert−ブチルジフ
ェニルシリルオキシビシクロ[3,3,0]オクタン1
2cを57mg(34,5%)得る。
履 MS : 2.922 (MW”) 、 2864 (
M”−tBu)。
[αコゎ + 7.5 ± 0.8° (20℃、  
C=0.610゜CHCl 、 )。
IR: v max (CHCIg) 3072.30
04.1661゜1615、1591.1507.11
11 cm−’。
NMRr 8 ppm (CDCIs) 0.40 (
3H,t、J=7Hz)。
0.79 (3H)、 0.94 (9H,s)、 1
.04 (9H,s)。
3.68 (3H,s)、 3.78 (3H,s)、
 3.80 (IH,m)。
4.15 (LH,m)、 4.22 (LH,d、J
=15Hz)、 4.38(IH,d、J=15Hz>
、 5.40 (2H,m)、 6.40 (2H,m
)。
7.15〜7.8 (21H劃)。
突 MS :’1.894 (MH”) 、 2.836 
(M”−tBu)。
[α]D−29,7±2.3°(20℃、  cma、
so。
CHClj )。
IRi  V  max (C)ICIs)  307
2. 3004. 166g。
1614、 1590. 1508. 1112 cm
−’。
NMR:  δ ppm (CDCIg> 0.79 
(38)、  1.0](18H,s)、  3.52
 (IH,m)、  3.67 (3H,s)、  3
.76(3H,s)、  3.96 <IH,d、J=
14.5Hz)、  4.00(2H,m)、  4.
74 (IH,d、J−14,51(z)、  5.2
7(2H,m)、  6.38 (2H,m)、  7
.05〜7.8 (21H,m)。
参考例−12 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−メチル−2
−アザ−3−才キソー6−[(35)−3−tart−
ブチルシフ 、z 二L シリルオキジオクト−1−エ
ニルコー7−tert−プチルジブエニルシリルオキシ
ビシクロ[3,3,Oコオクタン賎の合成 (以下余白) アルゴン気流中、史(参考例−10>905mg(0,
904ミリモル)を乾燥クロロホルム30m1にとかし
、この溶液に2M−ジメチル亜鉛−n−ヘキサン溶液3
0m1(60ミリモル)を加え、密封して、80℃油浴
上で17時間攪拌する。冷却後、反応液を氷水にあけ、
飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、ジクロロメタンで
3回抽出し、水洗する。有機溶媒層を合わせて、無水硫
酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して、970mg
の残渣を得る。この残渣をカラムクロマトグラフィー(
ローバーカラム、サイズB1ベンゼン:酢酸エチル=1
5:1)で精製して、油状のし坤を742mg(90,
5%>得る。
MS  :  2 908  (Ml(”)  、  
二V、  850  (M”−tBu) 。
[αコD−7.2  ± 0,9° (20℃、  c
m0.557゜CHClj)。
IR: v max (CHCIg> 3072.30
04.1663゜1615、1591.1507.11
13 cm−’。
NMRr S ppm (CDCIs) 0.79 (
3H)、 0.88(3H,s)、  0.95  <
9)1.s)、  1.03  (9)1.s)、  
3.70(3)!、s)、 3.75 (3H,s)、
 3.82 (1B、m>、 4.12(IH,m)、
 4.35 (2H,s)、 5.35 (2H,m)
、 6.40(2H,m)、 7.1〜7.8 (21
H,m>。
参考例−13 、N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−)ツメチ
ルシリルエチニル−2−アザ−3−オキソ−6−[(3
5)−3−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオ
クト−1−エニルコー7−tert−ブチルジフェニル
シリルオキシビシクロ[3,3,0]オクタン突の合成 (以下余白) アルゴン気流中、トリメチルシリルアセチレン3.19
g(32,5ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン45
m1にとかし、氷水で冷却し、攪拌下、この溶液に、1
.7N−n−ブチルリチウム−n−ヘキサン溶液18m
1(30,6ミリモル〉をすこしずつ滴下し、同温度で
30分間攪拌する。その溶液に、0.68M=塩化亜鉛
−テトラヒドロフラン溶液を加え、液性がほぼ中性とな
るように調整しく約32m1を加えた。)、更に同温度
で15分間攪拌する。続いて、密封して、この溶液を6
0°C油浴上で1時間攪拌する。溶媒を留去して得られ
る残留物に、虫(参考例−10>3.00g(3,0ミ
リモル)を乾燥キシレン100m1にとかした溶液を加
え、密封して、140°C油浴上で、30分間攪拌する
′。冷却後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液にあ
け、ジクロロメタンで3回抽出し、水洗する。有機溶媒
層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
留去して、3.50gの残渣を得る。この残渣をカラム
クロマトグラフィー(ローパーカラム、サイズC1ベン
ゼン:酢酸エチル=20:1)で精製して、油状の里を
2.49g(84%>得る。
MS ’ 2.989 (M”) 、 2932 (M
”−tBu)。
[αコ、−19,2± 1.1@ (20℃、  cm
0.562゜CHCl、)。
IR:  v  max (CHCIg)  3072
. 3004. 2164゜1675、 1615. 
159L  L508. 1112. 844 cm−
’。
NMR:  δ ppm (CDCIm> 0.03 
(9H,s)、  0.79(3H)、  0.97 
(9H,s)、  1.04 (9H,s)、  3.
70(3H,s)、 3.74 (3H,s)、 4.
00 (2H,m)、 4.43(IH,d、J=15
Hz>、 4.54 (LH,d、J=15Hz)、 
5.36(21(、m>、 6.33 <2)1.m>
、 7.1〜7.8 (211(、m)。
参考例−14 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−プロピニル
−2−アザ−3−才キソー6−[(35)−3−tar
t−ブチルジフェニルシリルオキシオクト−1−エニル
]−7−tert−ブチルジフェニルシリルオキシビシ
クロ[3,3,0]オクタン12hの合成 (以下余白) t″BuPh2SiO12a  ♂5iPh2Bu7 
ルコン気流中、1−トリメチルシリルプロピン1、74
3g(15,53ミリモル)を乾燥テトラヒド口フラン
25m1にとかし、この溶液に、1.6M−メチルリチ
ウム・臭化リチウム錯体−エチルエーテル溶液7.6m
1(12,16ミリモル)をすこしずつ滴下し、室温で
3時間攪拌する。白色の懸濁液となる。氷水で冷却し、
この懸濁液に、0.69M−塩化亜鉛−テトラヒドロフ
ラン溶液を加え、液性がほぼ中性となるように調整しく
約15m1を加えた。)、同温度で15分間攪拌する。
溶液となる。続いて、密封して、この溶液を60°C油
浴上で1時間攪拌する。溶媒を留去して得られる残留物
に、史(参考例−10)1.20g(1,2ミリモル〉
を乾燥キシレン50m1にとかした溶液を加え、密封し
て、140℃油浴上で、1時間30分攪拌する。冷却後
、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液にあけ、ジクロ
ロメタンで3回抽出し、水洗する。有機溶媒層を合わせ
て、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して、
1.61gの残渣を得る。この残渣をカラムクロマトグ
ラフィー(ローバーカラム、サイズ82本、ベンゼン:
酢酸エチル=20 : 1 )で精製して、油状の職を
887rng(79,E’A)得る。
MS ’ 2.931 (M”)、 2.874 (M
”−tBu)。
[αコD  −18,8± 1.1° (25℃、  
cm0.537゜CHCIg)。
IR:  v  max (CHCIs) 3072.
 3004. 1673゜1615、 1591. 1
508. 1113 cm−’。
NMRE  8  ppm (CDCIs) 0.79
 (3H)、 0.94<98.s)、 1.03 (
9H,s)、 1.58 (3H,s)、 3.71(
3H,s)、 3.75 (3H,s)、 4.05 
(2H,m>、 4.46(2H,s)、 5.36 
(2H,m)、 6.37 (2H,m>、 7.15
〜7.75 (21H,m)。
参考例−15 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−フェニルエ
チニル−2−アザ−3−オキソ−6−[(35)−3−
tert−ブチルジフェニルシリルオキシオクト−1−
エニル]−7−tert−ブチルジフェニルシリルオキ
シビシクロ[3,3,Oコオクタン虫の合成 (以下余白) アルゴン気流中、フェニルアセチレン1.11g(1,
08ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン2mlにとか
し、氷水で冷却し、攪拌下、この溶液に、1.56N−
n−ブチルリチウム−n−ヘキサン溶液0.64m1(
0,998ミリモル)を滴下し、同温度で35分間攪拌
する。
その溶液に、 0.68M−塩化亜鉛−テトラヒドロフ
ラン溶液を加え、液性がほぼ中性となるように調整しく
約0.97m1を加えた)、更に同温度で5分間攪拌す
る。続いて、密封して、この溶液を60°C油浴上で約
1時間攪拌する。溶媒を留去して得られる残留物に!i
!(参考例−10)100mg(0,10ミリモル)と
乾燥キシレン5mlを加え、密封して、140°C油浴
上で、30分間攪拌する。冷却後、反応液を飽和塩化ア
ンモニウム水溶液にあけ、ジクロロメタンで2回抽出し
、水洗する。有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒を留去して、126mgの残渣を得
る。この残渣をカラムクロマトグラフィー(ローパーカ
ラム、サイズA、ベンゼン:酢酸エチル=1(It)、
次いで薄層クロマトグラフィー(メルク、プレコーテッ
ドプレート、サイズ20x20、厚さ0.25mrn、
 5枚、ベンゼン:酢酸エチル=15:1)で精製して
、あわ状の里を85mg(85%)得る。
MS :2993 (M”)、  2936 (M”−
tBu)。
[α]D −51,3±1.8° (24℃、  cm
0.518゜C1(C1、)。
IR: ν max (CHCIs)  3072. 
3004. 1674゜1615.1591.1508
.1113 cm−’。
NMR:  δ ppm (CDCIm) 0.77 
(3)1)、  0.97(9B、s)、  1.0]
  (9H,s)、  3.67 (3H,s)、  
3.70(3H,s)、  3.85〜4.25 (2
H,m)、  4.55 (2H,s)。
5.40 (2H,m)、  6.35 (2H,m)
、  7.05〜7.8(26)1.m)。
参考例−16 1−エチル−2−アザ−3−才キソー6−[(35)−
3−tart−プチルジブエニルシリルオキシオクト−
1−エニル]−7−tert−ブチルジフェニルシリル
オキシビシクロ[3、3,0]オクタン10(Sadの
合成(1) N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1
−エチルラクタム12dから。
(以下余白) ’BuPh2Si♂ 12d  ♂5iPh2BuN−
ベンジルラクタム履(参考例−11)109mg(0、
118ミリモル)をクロロホルム−水(19:1)混液
3mlにとかし、この溶液に、2.3−ジクロロ−5,
6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン55mg(0,2
42ミリモル)を加え、1時間、攪拌下、加熱還流する
。2.3−ジクロロー5.6−ジシアノ−1,4−ベン
ゾキノン55mg(0,242ミリモル)を追加し、更
に、2時間30分、加熱還流する。冷却後、反応液を水
にあけ、ジクロロメタンで3回抽出し、IN−チオ硫酸
ナトリウム水溶液、次いで水で洗い、有機溶媒層を合わ
せて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して
、138flIgの残渣を得る。この残渣をカラムクロ
マトグラブイ−(ローバーカラム、サイズA2本、ベン
ゼン:酢酸エチル=4:1)で精製して、あわ状の10
(S)dを58mg(64X)得る。
(以下余白) (2)1−フェニルチオラクタム10(Seaから。
フェニルチオラクタム10(S)a(参考例−7)1.
10gを用いて、参考例−11と同様に、ジエチル亜鉛
との反応を行い、あわ状の10(S)dを548mg(
55に)、油状の2−アザ−3−オキソ−5−[(35
)−3−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオク
ト−1−エニル]−7−terL−ブチルジフェニルシ
リルオキシビシクロ[3,3,0]オクタン10(Sa
cを190mg(20%)、及び、あわ状のβを69m
g(7に)得る。なお、籾怪知は虫(参考例−11)を
クロロホルム−水(19:1)混液中、2,3−ジクロ
ロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノンと加熱還
流することによっても合成できる。
赳悠寒 MS : 2771 (M”)、 % 714 (M”
−tBu)。
[αコ、−15,2± 1.0@ (25℃、  cm
0.533゜CHClm)。
IR: v max (CHCIs) 3435.30
85.30]0゜1687、1591.1113 cm
−’。
NMR: 8 ppm (CDCIs> 0.69 (
3H,t、J=7Hz)。
0.80 (3B>、 1.0] (9H,s)、 1
.04 (9H,s)。
3.82 (IH,m>、 4.12 (LH,m>、
 5.32 (2)1.m)。
6.66 (IH,s)、 7.1−7.8 (20H
,m>。
匹怪知 MS : 2743 (M”)、  % 686 (M
”−tBu)。
IR:  v  max (CHCIs)  3440
. 3080. 3005゜1688.1591.11
12 cm−’。
NMR:  δ ppm (CDC1,) 0.80 
(3)1)、  1.03(18H,s)、 3.83
 (2H,m)、  4.10 (18,m)、  5
.27(2H,m>、 6.76 (IH,s)、 7
.2=7.8 (20B、m)。
参考例17.18−(1)、 19.20参考例−16
−(1)の方法に準じて脱ベンジル化反応を行ない第1
表に示す化合物を得ることができる。
参考例18−(2) 1−トリメチルシリルエチニル−2−アザ−3−オキソ
−6−[(35)−3−tart−ブチルジフェニルシ
リルオキシオクト−1−エニル]−7−tert−プチ
ルジフェニルシリルオキシピシクロ[3,3,0]オク
タン10(S)fの合成。
1−フェニルチオラクタム10(S)aから(以下余白
) 参考例13の方法に準じて置換反応を行ないトリメチル
シリルエチニルラクタム10(S)fを86%の収率で
得る。
(以下余白) 参考例−21 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−(4−1−
リフチルシリル−1,3−ブタジイニル)−2−アザ−
3−才キソー6−[(35)−3−tert−ブチルジ
フェニルシリルオキシオクト−1−エニル]−7−te
rt−ブチルジフェニルシリルオキシビシクロ[3,3
,0,コオクタン卯の合成と狙 R2=Cミーぽ一5i
(C13)3アルゴン気流中、1.4−ビス(トリメチ
ルシリル)−1,3−ブタンイン2.94g(t5.1
2ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン25m1にとか
し、この溶液に、1゜6M−メチルリチウム・臭化リチ
ウム錯体−エチルエーテル溶液7.6m1(12,16
ミリモル)を少しずつ滴下し、室温で3時間攪拌する。
氷水で冷却し、この溶液に0.68M=塩化亜鉛−テト
ラヒドロフラン溶液を加え、液性がほぼ中性となるよう
に調整しく、約15.5mlを加えた。)密封して、こ
の溶液を60℃油浴上で1時間攪拌する。溶媒を留去し
て得られる残留物に12a(参考例−10)1.20g
(1,2ミリモル)を乾燥キシレン50m1にとかした
溶液を加え、密封して、140°C油浴上で、2時間攪
拌する。冷却後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液
にあけ、ジクロロメタンで3回抽出し、水洗する。有機
溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶
媒を留去して、1.894gの残渣を得る。この残渣を
カラムクロマトグラフィー(ローバーカラム、サイズ8
2本、ベンゼン:酢酸エチル=30 : 1 )で精製
して、あわ状の出を952mg< 78.5に)得る。
MS: m/z 10]0]4(”)、m/z 956
(M”−t−Bu)。
[αコD−71.4±2.2’  <23℃、cm0.
510、 C)IC1,)。
IRニジmax(C)IC1,)  3072. 30
04. 2220. 2100゜1679.1615.
1591.1508.1113.845 cm−’。
NMR:S ppm(CDCIg) 0.15(98,
s)、  0.80(3H)、  0.96(9H,s
)、  1.04(9)1.s)、  3.72(3H
,s)、  3.76(3H,s)。
3.85〜4.2(2)1.m)、  4.49(2H
,s)、  5.32(2H,m)。
6.37(2H,m)、  7.15〜7.8(21H
,m>。
参考例−22 L−(4−トリメチルシリル−1,3−プクジイニル)
−2−アザ−3−才キソー6−[(35)−3−ter
t−ブチルシフ z ニルシリルオキシオクト−1−エ
ニル] −7−tert−ブチルジフェニルシリルオキ
シビシクロ[3,3,O,]オクタン10(鍛jの合成 (以下余白) tBuPh2SiO’  2t O5iPh  Bu μ R2=CミーC”−C−5i(CH3)3tBuP
h2SiO05iPh2Bu ”(”)j  R2=C”C−C罠−5i(C)+3>
3参考例−16−(1)と同様に、2.3−ジクロロ−
5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノンを用いて、N
−ベンジルラクタム卯(参考例−21> 948mgの
脱ベンジル化反106一 応を行ない、あわ状のUW鍛jを563mg(69,5
X)得る。
MS: m/z 806(M”−t−Bu)。
[ff ]D  7.9±1.0” (25℃、cm0
.500. CHCIg)。
IRニジmax(CHCl、> 3428. 3072
. 3004. 2224゜2100、1698.15
90.1112.845 cm−’。
NMR:&ppm(CDC1,> 0.17(9H,s
)、 0.81(3H)、  1.00(9)1.s)
、 1.03(9)1.s)、 4.00(2H,m)
、 5.23(2H,m)。
6.40(1)1.s)、  7.2〜7.7(20H
,m>。
(以下余白) 実施例1 (1)1−フェニルチオ−2−アザ−3−チオキソ−6
−[(35)−3−tert−ブチルジフェニルシリル
オキジオクト−1−エニル]−7−tert−ブチルジ
フェニルシリルオキシビシクロ[3,3,0]オクタン
13(S)aの合成(以下余白) 窒素気流中、フェニルチオ−ラクタム10(S)a (
参考例−7)300mg(0,352ミリモル)を乾燥
ベンゼン20m1にとかし、この溶液に、2.4−ビス
(4−メトキシフェニル)−1,3−ジチア−2,4−
ジホスフエタンー2,4−ジサルファイド(ラウ゛エソ
ン試薬>430mg(1,064ミリモル)を加え、5
0℃油浴上で、3時間攪拌する。冷却後、反応液をシリ
カゲルカラム(9g、ベンゼン)を通して、305mg
の残渣を得る。この残渣をカラムクロマトグラフィー(
ローパーカラム、サイズB1 シクロヘキサン:酢酸エ
チル=30 : 1 )で精製して、あわ状の13(S
)aを270mg(88%>得る。
MS : m/z  758 (M”−PhS)。
[αlD −27,3±0.7@(23℃、 cm1.
005゜CHCl、)。
IR: v max (C)ICL) 3400.30
75.3005゜1589、1470.1112 cm
−’。
NMR: δppm (CDCIg> 0.80 (3
H)、 1.0](9)1.s)、 1.05 (9H
,s)、 4.07 (2H,m)、 5.34(2H
,m>、 7.1−7.8 (25H,m)、 8.2
8 (IH,s)。
(以下余白) (2) 4−[7−tert−ブチルジフェニルシリル
オキジ−6−[(35)−3−tart−ブチルジフェ
ニルシリルオキジ−1−オクテニルコー1−フェニルチ
オ−2−アザビシクロ[3,3,0]才クト−2−エン
−3−イルコチオブタン酸エチルエステル15(S)a
の合成 窒素気流中、フェニルチオチオラクタムU(5)旦(実
施例1−(1))270mg(0,311ミリモル)を
乾燥N、N一ジメチルホルムアミド8mlにとかし、氷
水で冷却し、この溶液に、59に水素化ナトリウム14
mg(0,344ミリモル)を加え、1時間攪拌する。
次いで、その溶液に、4−ブロモ酪酸エチル79mg(
0,405ミリモル〉を加え、同温度で40分間攪拌す
る。反応液を氷水にあけ、酢酸エチルで3回抽出し、水
洗する。有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、溶媒を留去して、333mgの残渣を得る。
この残渣をカラムクロマトグラフィー(ローパーカラム
、サイズB1 シクロヘキサン:酢酸エチル=25 :
 1 )で精製して、油状の15(S)aを264mg
(86X)得る。
MS : m/z 936 (M”−0(、Hg)、 
m/z 924 (M”−tBu)。
m/z 872 (M”−PhS)。
[α]D −18,1±1.6°(23℃、 cm0.
375゜CHCl 、 )。
IR:V max (CHCIm) 3075.300
5.1730゜1590、1572.1112 cm匂
NMR:δI)pm (CDC1,) 0.81 (3
8)、 1.00(9)1.s)、 1.05 (9H
,s)、 1.25 (3H,t、J=7Hz>。
3.13 (2H,m)、 4.03 (2H,m)、
 4.13 (2H,q。
J=7Hz>、  5.33 (2H,m)、  7.
1〜7.8 (25H,m>。
実施例2 (1)1−メトキシ−2−アザ−3−チオキソ−6−[
(35)−3−tert−ブチルジフェニルシリルオキ
シオクト−1−エニル]−7−tert−ブチルジフェ
ニルシリルオキシビシクロ[3,3,0]オクタン13
(Sobの合成(以下余白) 窒素気流中、メトキシラクタム10(S)b (参考例
−8)303 mg(0,392ミリモル)を乾燥ベン
ゼン15m1に溶かし、この溶液に、ピリジン1.27
g(16,07ミリモル〉と、ラウ゛エソン試薬792
mg(1,96ミリモル)を加え、55°C油浴上で、
5時間30分攪拌する。冷却後、反応液を直接、カラム
クロマトグラフィー(シリカゲル、 30g、ベンゼン
〜ベンゼン:酢酸エチル=3071〜ジクロロメタン)
で分離精製して、あわ状の13(S)bを213mg(
69%)と、あわ状の1−メルカプト−2−アザ−3−
チオキソ−6−[(35)−3−tert−ブチルジフ
ェニルシリルオキシオクト−1−エニル] −7−te
rt−ブチルジフェニルシリルオキシビシクロ[3゜3
.0]オクタンロを36mg(12%>を得る。
U長井 MS  : i 789 (M+)、 i 758 (
M”−0CI 。
’)’、  732 (M”−tBu)。
[αコD 0.0° (23℃、  cm0.664.
  CHCl5)。
IR:  v  max (CHCl、)3400.3
075.3005.1591.1472.1111  
cm−’。
NMR:  8  ppm (CDCIs) 0.81
  (3H)、  1.0](9H,s)、  1.0
3  (9H,s)、  3.03  (3H,s)、
  4.0](2H,m)、  5.28  (2H,
m)、  7.1〜7.8  (20H,m>。
8.22 (IH,s)。
■ MS  ’  2757 (M”−H!S) 、’)’
−734(M”−tBu) 。
IR:V  max (CHCIs)  3400. 
3080. 3005゜1590、 147L  11
11 am−’。
NMR:  8  ppm (CDCIs) 0.81
  (3H)、  1.02(9H,s)、  1.0
4 (9H,s)、  4.04 (2)1.m)、 
 5.27(2H,m)、  7.1−7.7 (20
H,m)、  8.32 (LH,s)。
[αコD −21,8± 0,8° (22,5℃、 
 C=0.748゜CHcIs)。
(2) 4−[7−tart−ブチルジフェニルシリル
オキシ−6−[(35)−3−tert−ブチルジフェ
ニルシリルオキシ−1−オクテニル]−1−メトキシー
2−アザビシクロ[3,3,0]オクト−2−エン−3
−イルコチオブタン酸エチルエステル15(S)bの合
成 メトキシチオラクタム13(S)b (実施例2−(1
)>254mgを用いて、実施例1−(2)と同様のア
ルキル化反応ヲ行イ、油状(7) 15(S)b ヲ2
62mg(90%>ト、油状の4−[7−tert−ブ
チルジフェニルシリルオキシ−6−[(35)−3−t
ert−ブチルシフz−LシlJルオキシー1=オクテ
ニル]−1−メトキシ−3−チオキソ−2−アザビシク
ロ[3,3,0,コオクトー2−イル]ブタン酸エチル
エステル匹怪油を19mg(6,5%)得る。
15(Sob MS :2904(MH”) 、 2872(M”−0
Cus) 。
’)’−858(M”−OCJg) 、2846(M”
−tBu>。
[αコゎ + 21,6 ± 1.1@ (23℃、 
 cm0.541゜CHCl5)。
IR: L/ max (CHCIs) 3075.3
005.1729゜1590、1582.1111 c
m−’。
NMR: εpI)Ill (CDC1,) 0.81
 (3H)、 1.00(98,s>、 1.03 (
9H,s)、 1.23 (38,t、J=7Hz)。
2.99 (3H,s)、 3.07 (28,m>、
 3.95 (2H,m)。
4.11 (21,q、J=7)+z)、 5.28 
(2H,m)、 7.1〜7.8(20H,m)。
■ MS  :  2904(MW″″) 、 2872(
M”−0CHI ) 。
i 858(M”−0CiHs) 、 2846(M”
−tBu)。
[α]。−6,1上2゜3° (23℃、  cm0.
147゜CHCl、)。
IR:  v  max (CHCIg)3080.1
730,1592゜1472.1112 cm−’。
NMR:  δ ppm (CDCIs) 0.79 
(3H)、1.00(9B、s)、  1.03  (
91,s)、  1.24  (3H,t、J=7Hz
)。
2.84  (3H,m)、3.45  (2H,m>
、3.98  (2H,m>。
4.15(2H,q、J=71(z>、  5.27 
(2H,m>、  7.1〜7.7(20](、n+)
実施例3〜7 ラクタムのチオラクタムへの変換およびS−アルキル化
をそれぞれ実施例2−(1)および実施例1−(2)の
方法に準じて行ないそれぞれの結果を第2表および第3
表に示す。実施例5−(2)では、R1が、トリメチル
シリルエチニルのものが生成することもある。
(以下余白) 実施例−8 4−[7−ヒドロキシ−6−[(35)−3−ヒドロキ
シ−1−オタテニルコー1−フェニルチオ−2−アザビ
シクロ[33,0、]]オクトー2−エンー3−イルコ
チオブタン酸エチルエ窒素気流中シリルエーテル長島に
(実施例1−(2))264+++g(0,269ミリ
モル〉を乾燥テトラヒドロフラン8mlにとかし、この
溶液に、IM−フッ化テトラ−n−ブチルアンモニウム
−テトラヒドロフラン溶液1.1m1(1,1ミリモル
)を加え、室温で21時間攪拌する。反応液を飽和食塩
水にあけ、酢酸エチルで3回抽出し、飽和食塩水で洗う
。有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、溶媒を留去して、270mgの残渣を得る。この残
渣を薄層クロマトグラフィー(メルク・ブレコーテッド
ブレートナサイズ20cmX20cm、厚さ0.5mm
、 13枚、ベンゼン:酢酸エチル=1:4)で精製し
て、油状のF怪ハを118mg(87に)得る。
MS :2506 (MH+)、 2.460 (M”
−OCtHg) 。
2S396 (M”−5Ph)。
[α]D−24,7±0.6°(24℃、 cm1.0
]6゜CHCl 、 )。
IR’ νmax (CHCIs) 3605.340
5,1728゜1570.1074.971 cm−’
NMRr 8 ppm (CDCIs) 0.85 (
3)1)、 1.25(3H,t、J=71(z)、 
3.13 (2H,t、J=7Hz)、 3.98(2
8,n+)、 4.13 (2H,q、J=7Hz)、
 5.45 <28.m)。
7.1〜7.6 (5H,m)。
(以下余白) 122一 実施例9〜14 実施例8の方法に準じて脱シリル化反応を行ないその結
果を第4表に示す。
なお化合物15(S)fを同様の脱シリル化反応によっ
て化合物H怪几に変えることもできる。
(以下余白) 実施例−15 4−[1−エチニル−7−ヒドロキシ−6−[(3S)
−3−ヒドロキシ−1−オクテニルツー2−アザビシク
ロ[3,3,0]オクト−2−エン−3−イルコチオブ
タン酸メチルエステ窒素気流中、エチルエステル■怪几
(実施例12)150rng(0,356ミリモル)を
乾燥メタノール3mlに溶かし、この溶液に、IN−ナ
トリウムメトキシド−メタノール溶液0.3m1(0,
3ミリモル)を加え、室温で1時間40分攪拌する。反
応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、メタノール
を留去する。残留物を水にあけ、酢酸エチルで3回抽出
し、水洗する。有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し、溶媒を留去して、150mgの残渣を
得る。この残渣をカラムクロマトグラフィー(ローパー
カラム、サイズ42本、ベンゼン:アセトン=4:1)
で精製して、油状の■伎元を137mg(94,5%)
得る。
MS ! 2.407 (M”) 、 2376 (M
”−0CR,)。
[αコ。+ 47.8 ± 1.7’  (23,5℃
、  cm0.513゜CHCIm)。
IR: v max (CHCIs) 3604.34
24.3312゜1733、1579.1083.10
52.971 cm−’。
NMR: l;ppm (CDC13) 0.87 (
3H)、 2.46(II、s)、 3.13 (2H
,m)、 3.67 (3H,s)、 3.75〜4.
2 (2H,m>、 5.52 (2)1.m)。
(以下余白) 実施例−16 (1) 4−[1−エチニル′−7−ヒドロキシ−6−
[(35)−3−ヒドロキシ−1−オタテニルコー2−
アザビシクロ[3,3゜0]オクト−2−エン−3−イ
ルコチオブタン酸のナトリ窒素気流中、エチルエステル
H怪元(実施例12)30.0mg(0,0719ミリ
モル)をメタノール1mlに溶かし、0.IN水酸化ナ
トリウム水溶液0.70m1(0,070ミリモル)、
水0.3mlを加え、室温で2日間放置する。溶媒を減
圧留去し、残渣をジエチルエーテルでよく洗浄する。不
溶物をメタノールに溶かし、再び減圧留去し、残渣をジ
エチルエーテルでよく洗浄する。更に一度この操作を繰
り返した後、乾燥して、泡状、吸湿性の■怪九を25m
g得る。
IR: νmax (KBr) 3380.3290.
1575.1408゜1086 am−’。
NMR: 829m (DffiO−TMS外部基準>
 1.35 (3H)。
4.53 (2H,m>、 6.03 (21,m)。
(2) 4−[1−エチニル−7−ヒドロキシ−6−[
(35)−3−ヒドロキシ−1−オクテニルコー2−ア
ザビシクロ[3,3゜0]オクト−2−エン−3−イル
コチオブタン酸覗侍几の合成 (以下余白) u6 19(Sag O)1 エチルエステル■怪几〈実施例12)29.3mg<0
.0695ミリモル)より得たカルボン酸ナトリウム塩
1バ互j(実施例16ベ1))を酢酸エチルに懸濁し、
約pH4,5の緩衝液[第二クエン酸ナトリウム水溶液
(クエン酸C5HsOy・HtO21gとIN水酸化ナ
トリウム水溶液200m1より調整)と17ION塩酸
とを5.65 : 4.35の割合で混合して得られる
緩衝液]と食塩水を加えて振盪後、酢酸エチル層を分離
する。水層は更に一度酢酸エチルで抽出する。有機溶媒
層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
、溶媒を留去して油状の翻卦几24mgを得る。
IR: v max (CHCIg> 3400 (b
r、)、 3300゜1708、1578. LO80
cm−’。
NMR: δI)pm (CDC13+ DffiO)
 0.87 (3H)、 2.50(ILs)、 4.
0] (2H,m)、 5.52 (2H,m>。
(以下余白) 130一 実施例−17 (1) 1−(4−トリメチルシリル−1,3−ブタジ
イニル)−2−アザ−3−チオキソ−6−[(35)−
3−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオクト−
1−エニル]−7−tert−ブチルジフェニルシリル
オキシビシクロ[3,3,O,コオクタン■怪遭の合成 10(S)j  R2=ご−6式−5i(CH3)3(
以下余白) 4−トリメチルシリル−1,3−ブタジイニルラクタム
UK鍛j(参考例−22)454mgを用いて、実施例
−2−(1)と同様の反応を行ない、あわ状の口怪月を
445mg(96に)得る。
M5: m/z 822(M”−t−Bu)。
[αコn−34.9±1.5° (23,5℃、 cm
0.504、cocks)。
IRニジmax(CHCIs) 3400.3072.
2200.2104゜1590、1472.1112.
843 cm−’。
NMRjδppm(CDCIs) 0.16(9H,s
)、 0.81(3H)、 1.00(9)t、s>、
 1.02(9)1.s)、 4.03(2H,m>、
 5.25(2H,m)。
7.2〜7.75(20H,m>、 7.96(LH,
s)。
(以下余白) (2) 4−[1−(1,3−ブタジイニル)−7−t
ert−ブチルジフェニルシリルオキシ−6−[(35
)−3−tert−ブチルジフェニルシリルオキシ−1
−オタテニルコー2−アザビシクロ[3,3,O,]]
オクトー2−エンー3−イル]チオブタン酸エチルエス
テル15S)kの合成tBush Si♂   ろSi
gh2Bu13(S)j  R2=CミーC式−5i(
CH3)3tBuPh2SiO05iPh2Bu 15(S)k (以下余白) 4−トリメチルシリル−1,3−ブタジイニルチオラク
タムV狭鍛j(実施例−17−(1)) 402mgを
用いて実施例−1−(2)と同様のアルキル化反応を行
ない、油状のす袋井を403mg(95,5に)を得る
MS: m/z 864(M”−t−Bu)。
[αコD −14,1±11’  (23℃、 cm0
.514、 CHCl、)。
IRニジmax(C)IcIs) 3312.3072
.2228.1730゜1590、1577、1112
 cm−’。
NMR:Sppm(CDCIs) 0.82(3)1)
、 1.00(9H,s)、 1.03(9H,s)、
 1.25(3H,t、J=7)1z)、 2.13<
LH,s)、 3.13(2H,t、J=7Hz)、 
3.75〜4.15(21(、m>、 4.14(2H
,q。
J=7)1z)、 5.37(2H,m>、 7.15
〜7.75<20H,m)。
(以下余白) 134一 実施例−18 4−[1−(1,3−ブタジイニル)−7−ヒドロキシ
−6−[(3S)−3−ヒドロキシ−1−オクテニルコ
ー2−アザビシクロ[3,3,O,]]オクトー2−エ
ンー3−イルコチオブタン酸エチルエステル17S)k
の合成 ”BuPh 2Si♂   05tPh2Bu15(S
)k H♂     0H 17(S)k (以下余白) シリルエーテルU怪へ(実施例−17−(2) )34
6mgを用いて、実施例−8と同様の脱シリル化反応を
行ない油状の17(S)kを136mg(81,5%)
得る。
MS: m/z 445(M”)、 m/z 400<
M”−OC,H6)。
[α]D−19.6±1.2’ (23℃、cm0.5
09、CHC,1、)。
IR:l/maX(CHCIg) 3604.3412
.3312.2228゜1727、1578.1085
.971 cm”’。
NMR:8ppm<CDC15) 0.87(3H)、
 1.24(3H,t、J=7Hz)。
2.18(LH,s)、 3.10(2H,m)、 3
.75〜4.15(2H,m)。
4.11(2H,q、J=7Hz)、  5.49(2
H,m>。
(以下余白) 参考例−23 1−シアノ−2−アザ−3−オキソ−6[(35)−3
−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオクト−1
−エニルコー7−tart−ブチルジフェニルシリルオ
キシビシクロ[3、3,Oコオクタン10(S)mの合
成(以下余白) 窒素気流中、1−メトキシ−2−アザ−3=オキソ−6
−[(35)−3−tert−ブチルジフェニルシリル
オキジオクト−1−エニル)−7−tart−ブチルジ
フェニルシリルオキシビシクロ[3,3,0]オクタン
10(Sob (参考例−8)900mg(1,164
ミリモル)を乾燥ジクロロメタン45m1にとかし、こ
の溶液に、シアノトリメチルシラン744mg(7,5
0ミリモル)と、三フッ化ホウ素−ジエチルエーテル錯
体58mg(0,41ミリモル)を加えて、室温で4時
間攪拌する。反応液に席次酸水素ナトリウム水溶液を加
え、ジクロロメタンで3回抽出し、水洗する。有機溶媒
層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
留去して、960■の残渣を得る。この残渣をカラムク
ロマトグラフィーくメルり:ローバーカラム、サイズB
1ベンゼン:酢酸エチル=10:t)で精製して、ac
+omg(収率74%)の10(S)mをあわ状物とし
て得る。
MS:’″/z76g(M”)、’″/z711 (M
”−’Bu)[α封3’−13,5±1.0°(c=0
.512. CHCl5)。
IR:vCHCl” 3428.2240. 1713
. 1591゜aX 1113 cm−’ 。
NMR:SCD” 0.81 (38)、 1.00 
(9H,s)、 1.03pm (9H,s)、  4.00 (2H,m)、  5.
07 (IH,dd。
J:15.5. 6.5Hz)、  5.33 (LH
,dd、J=15.5゜5.5Hz)、  7.04 
(LH,s)、  7.15〜7.7 (20H,m)
参考例−24 1−エチニル−2−アザ−3−才キソー6−[(35)
−3−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオクト
−1−エニルコー7−tert−ブチルジフェニルシリ
ルオキジビシクロ[3,3,O]オクタン胆怪几の合成 (以下余白) 窒素気流中、1−トリメチルシリルエチニル−2−アザ
−3−オキソ−6−[(35)−3−t、ert−プチ
ルシフェニルシリルオキシオクトー1−エニル]−7−
tert−ブチルジフェニルシリルオキシビシクロ[3
,3,0]オクタン10(S)f [参考例18 (2
)1689mgを乾燥メタノール20m1にとかし、こ
の溶液に、無水次階カリウム20mgを加えて、室温で
3時間50分攪拌する。反応液に、水を加え、ジクロロ
メタンで3回抽出し、水洗する。有機溶媒層を合わせて
、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して、6
30mgの残渣を得る。この残渣をカラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル、20呂ベンゼン:酢酸エチル=1
0:1)で精製して、618mg(収率98z)の剋怪
崖をあわ状物として得る。
MS”/z 767 (M”)、′″/2710 (M
”−’Bu)。
[αコi=”  −7,3±0.9° (cm0.51
4.  CHCl5)。
1112 cm−’。
NMR:5CDC1” 0.81 (3H)、 1.0
] (9H,s)、 1.03pm (9)1.s)、 2.30 <IH,s)、 4.0
5 (2)1.m>、 5.28(2H,m)、 6゜
40 (LH,s)、 7.2〜7.75 (20)1
.m)。
参考例−25 1−エチニル−2−アザ−3−オキソ−6−[(35)
−3−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオクト
−1−エニル]−7−tert−ブチルジフェニルシリ
ルオキシビシクロ[3,3,0]オクタン10(S)1
の合成エチニルラクタム烈怪几(参考例−24)507
mgをベンゼン50m1にとかし、この溶液に、キノリ
ン0゜5mlと、5zパラジウム−硫酸バリウム25m
gを加えて、常温、常圧下、水素気流中で、55分間攪
拌する。反応液の不溶物を除去し、溶媒を留去する。
残留物を酢酸エチルにとかし、IN−塩酸、水、席次酸
水素ナトリウム水溶液、水で順次洗い、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し、溶媒を留去して、524ff1gの残
渣を得る。この残渣をカラムクロマトグラフィー(ロー
パーカラム、サイズB1ベンゼン:酢酸エチル=5:1
)で精製して、466mg(収率91.5X)の10(
S)1をあわ状物として得る。
MS:’″/、 769 (M+)、 ’へ712 (
M”−’Bu)。
[(1:IL”−23,1t1.2”(cm0.507
. CHClm>。
IR,、CHCl53432.1694.1590.1
111 am−’。
ax NMR:δCDC1” 0.80 (3H)、 1.0
3 (18)1.s)、 3.8〜pm 4.2 (21(、m)、 4.85 (1)1.d、
J=10.5Hz)、 4.91(1)1.d、J=1
7Hz>、 5.29 (2H,m>、 5.57 (
IH。
ddJ=10.5.17Hz>、 6.26 (IH,
s)、 7.2〜7.75 (20H,m)。
参考例−26 1−シアノ−2−アザ−3−チオキソ−6−[(35)
−3−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオクト
−1−エニル]−7−tert−ブチルジフェニルシリ
ルオキシビシクロ[3,3,0]オクタン13(S)m
の合成tBuPh2SiO♂SiPh2But13(S
)m 窒素気流中、シアノラクタム10(S)m (参考例−
23)684mg(0,89ミリモル)を乾燥ベンゼン
40m1にとかし、この溶液に、ピリジン2.84g(
35,85ミリモル)と、ラウ゛エソン試薬1.80g
(4,45ミリモル)を加え、70’C油浴上で、1時
間45分攪拌する。冷却後、反応液を直接、カラムクロ
マトグラフィー(シリカゲノ170g、ベンゼン)で精
製して、 637mg(収率91に)の13(Sumを
あわ状物として得る。
MS:’″/z  784  (M”)、 ’″/z 
 727  (M”−’Bu>。
[ff:IP”−14,7±1.1°(cm0.510
. CHCl5)C)ICL IRニジ     3400. 2240. 1591
. 1472゜aX 1113 am−’。
NMR:S CD” 0.82 (3)1)、 1.0
3 (188,s)、 4.03pm (2H,m)、 5.05 (IH,dd、J=15.
5.6.51(z)。
5.32 (11(、dd、J=15.5.5.5Hz
>、 7.15〜7.7(20H,m)、 8.24 
(11,s)。
(以下余白) 参考例−27 1−エチニル−2−アザ−3−チオキソ−6−[(35
)−3−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオク
ト−1−エニルコー7−tert−ブチルジフェニルシ
リルオキシビシクロ[3,3,Oコオクタン13(S)
1の合成tBuPh2SiO♂5iPh2But13(
S)1 エチニルラクタム10(S)1 (参考例−25)41
9mgを用いて、参考例−26と同様の反応を行い、あ
わ状の13(S)1を423mg(収率99に)得る。
MS:’″/z 785 (M”)+ ”/z 728
 (M”−’Bu)。
[αコP  −11,8±1.0”  (cm0.50
2.  CHCl5)。
CHCl。
IRニジ   3400.1590.1485.111
2 cm−’ax NMRr8”DCl” 0.80 (3H)、 1.0
4 (18H,s)、 3.8〜pm 4.2 (2H,m)、 4.90 (IH,d、J=
17.5Hz)。
4.92 (IH,d、J=10)1z)、 5.27
 (2H,m)、 5.56(IH,dd、、C17,
5,10)1z>、 7.2〜7.75(20H,m)
、 8.00 (IH,s)。
(以下余白) 147 一 実施例−19 4−[1−シアノ−7−tert−ブチルジフェニルシ
リルオキシ−6−[(35)−3−tert−ブチルジ
フェニルシリルオキシ−1−オクテニル]−2−アザビ
シクロ[3,3,0]オクト−2−エン−3−イル]チ
オブタン酸エチルエステル15(Sumの合成 窒素気流中、シアノチオラクタム13(Sum (参考
例−26>590mg(0,752ミリモル〉を乾燥N
、N−ジメチルホルムアミド15m1にとかし、氷水で
冷却し、この溶液に、59′/、水素化ナトリウム37
mg(0,91ミリモル)を加え、2時間50分攪拌す
る。次いで、その溶液に、4−ブロモ酪酸エチル191
mg(0,978ミリモル)を加え、同温度で40分間
攪拌する。反応液を氷水にあけ、酢酸エチルで2回抽出
し、水洗する。有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し、溶媒を留去して、737+ngの残渣
を得る。この残渣をカラムクロマトグラフィー(ローバ
ーカラム、サイズB、 2本、ベンゼン:酢酸エチル=
100:1)で精製して、640mg(収率94.5に
)の■(S )mを油状物として得る。
MS:”八899 (MH”)、 ”/z 853 (
M”−0Et)。
1′/2841 (M”−tBu)。
[αコH1+10.2±1,0° (cm0.506.
  CHCl5)−IR:vCHC1s2236.17
30.1591.1575゜aX 1113 cm−’。
NMR:E CD”  0.81  (3)1)、  
1.00  (9H,s)、  1.02pm (9H,s)、  1.24 (3H,t、、C7Hz
)、  3.10(2)1.m>、 3.75〜4.1
5 (2B、m)、 4.12 (2H,q。
J=7Hz)、  5.20 (2)1.m)、  7
.15−7.75(20H,m)。
実施例−20 4−[1−エチニル−7−tert−ブチルジフェニル
シリルオキジ−6−[(35)−3−tert−ブチル
ジフェニルシリルオキシ−1−オクテニル]−2−アザ
ビシクロ[3,3,0]オクト−2−エン−3−イルコ
チオブタン酸エチルエステル15(S)1の合成 (以下余白) (以下余白) エチニルチオラクタム13(S)1 (参考例−27)
383mgを用いて、実施例−19と同様のアルキル化
反応を行い、油状の15(S)1を402mg(収率9
1.5に)得る。
MS”’/z 899 (M”)、”/z 854 (
M”−0Et)。
”/z 842 (M”−’Bu)。
[αコLa  +5.0±0.9@ (cm0.504
.  CHCl5>CHCl。
IR:l/    1729.1638.1588.1
112 cm−’。
aX NMR:δCD” 0.81 (3H)、 1.00 
(9H,s)、 1.04pm (9H,s)、 1.24 (3H,t、J=7)1z
)、 3.12(2)1.m)、 3.79 (1)1
.m)、 3.95−4.2(1H1m)。
4.11 (2)1.q、J=7Hz>、 4.6〜4
.85 (2H,m)。
5.30 (2H,m)、 5.46−5.8 (IH
,m>、 7.2〜7.75(20H,m>。
(以下余白) 実施例−21 4−[1−シアノ−7−ヒドロキシ−6、−[(35)
−3−ヒドロキシ−1−オクテニル]−2−アザビシク
ロ[3,3,0]オクト−2−エン−3−イルコチオブ
タン酸エチルエステル17(S)mの合成 H0]7(s)rnOH 窒素気流中、シリルエーテル■怪釦(実施例−19)5
35mg(0,596ミリモル)を乾燥テトラヒドロフ
ラン15m1にとかし、この溶液に、IM−フッ化テト
ラ−n−ブチルアンモニウム−テトラヒドロフラン溶液
3.6m1(3,6ミリモル)を加え、室温で5時間攪
拌する。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、
酢酸エチルで2回抽出し、飽和食塩水で洗う。有機溶媒
層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
留去して、593mgの残渣を得る。この残渣をカラム
クロマトグラフィー(アルミナ、30g、ベンゼン:酢
酸エチル=1:1〜酢酸エチル:メタノール=1:1)
にかけ、230mgの油状物を得る。このものを更に、
カラムクロマトグラフィー(ローパーカラム、サイス゛
B1ベンゼン:アセトン=3=1)で精製して、209
mg(収率83z)のU怪釦を油状物として得る。
MS”/2422 (M”)、′へ377 (M”−0
Et)。
[α3g1 +65.4±2.1° (cm0.510
.  CHCl5)。
CHCl。
IRニジ   3608.3420.2240.173
1.1575゜aX 1089、1075.972 cm−’。
−154= CDCI。
NMR:δ    0.88 (3)1)、  1.2
6 (3H,t、J=7)1z)。
29m 3.13 (2H,m>、 4.0 (2H,m)、 
 4.14 (2H,q。
J=7Hz>、  5.52 (2H,m)。
実施例−22 4−[1−エチニル−7−ヒドロキシ−6−[(35)
−3−ヒドロキシ−1−オクテニルツー2−アザビシク
ロ[3,3,0]オクト−2−エン−3−イルコチオブ
タン酸エチルエステル17(S)1の合成 (以下余白) シリルエーテル15(S)1 (実施例−20)360
mgを用いて、実施例−21と同様の脱シリル化反応を
行い、油状のU怪片を145mg(収率85.5%>得
る。
MS:’″/、 423 (M”)、 ’″/2378
 (M″)−0Et)。
[αコも”  +48.5±1,7° (cm0.51
3.  CHCl5)。
HCl5 IR;ν     3604. 3424. 1729
. 1639. 1585゜aX 1079、971 cm−’。
NMR:δCDC1” 0.88 (3H)、 1.2
4 (3H,t、J−7Hz>。
99m 3.12 (2H,t、J=7Hz>、 3.7〜4.
2 (2H,m)。
4.11 (2H,q、J=7Hz)、 4.8〜5.
1 (2H,m)。
5.50 (2H,m)、 5.8〜6.1 (11(
、m>。
(以下余白) 参考例−28 2−才キサー3−才キソー6−tert−ブチルジフェ
ニルシリルオキシメチル−7−tert−ブチルジフェ
ニルシリルオキシビシクロ[3,3,0]オクタンηの
合成窒素気流中、(15,5R,65,7R)−2−オ
キサ−3−才キソー6−ヒトロキシメチルー7−ヒドロ
キジビシクロ[3、3,0]オクタン2111.40g
(66,21ミリモル)を乾燥N。
N−ジメチルホルムアミド140m1にとかし、この溶
液に、4−ジメチルアミノピリジン28.32g<23
1.7ミリモル)と、tert−/チルクロロジフェニ
ルシラン45、49g(165,5ミリモル)を加えて
、室温で2日間放置する。反応液を氷水にあけ、酢酸エ
チルで3回抽出し、水洗する。有機溶媒層を合わせて、
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去する。得た
残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、 10
0g、ベンゼン−ベンゼン:酢酸エチル=20 : 1
)にかけ、50.48gの粗ηを淡黄色の油状物として
得る。(このものはこのまま次の反応に使用できる)。
粗■の一部約240n+gを薄層クロマトグラフィー(
メルク、ブレツーテッドブレート、サイズ20cmX2
0cm、厚さ0.5mm、 10枚、n−ヘキサン:酢
酸エチル=4:1)で精製して、あわ状のηを179m
g得る。
一部をn−ペンタンから再結晶して融点79〜81℃の
結晶を得る。
MS:’へ591 (M”−tBu)。
[αコt”  −20,7±1.3° (c;0.48
3.  CHClx)。
CHCl。
IRニジ   1769.1592.1114.108
7 am−’。
ax CDCI。
NMR:δ   0.97 (9H,s)、 1.02
 (9H,s)、 3.40pm (2H,m)、 4.10 (LH,m)、 4.78
 (11(、m>。
7.15〜7.75 (20H,m)。
(以下余白) 参考例−29 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−(1−tert
−ブチルジフェニルシリルオキシ−2−tert−ブチ
ルジフェニルシリルオキシメチル−4−ヒドロキシシク
ロペント−3−イル)−アセトアミド翻の合成tBuP
h2SiO22 tBuPh2SiO2s 窒素気流中、ラクトンη(参考例−28)50.24g
(66、21ミリモル)、2−ヒドロキシピリジン2.
52g<24.68ミリモル)、及び、2.4−ジメト
キシベンジルアミン44.2g(264,2ミリモル)
の混合物を、100℃の油浴上で3時間30分攪拌する
。更に室温で一夜放置する。反応液に飽和食塩水とジク
ロロメタンを加え、更に、IN−塩酸を加え、酸性とし
たのち、ジクロロメタンで3回抽出し、飽和食塩水で洗
う。有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、溶媒を留去して、59.9gの残渣を得る。この
残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、350
g、ベンゼン−ベンゼン:酢酸エチル=4:1)で精製
して、50.18g(収率93に)の粗俵を油状物とし
て得る。一部、約230mgを薄着クロマトグラフィー
(ブレツーテッドプレート、サイズ20cmx20cm
、厚さ0.5mm、 8枚、ベンゼン:酢酸エチル=4
:1)で更に精製して、あわ状のηを208mg得る。
MS:”八815 (M”)、−/z 758 (M”
−’Bu)。
[α]P +6.s±0.9°(cm0.520. C
HCIg>。
CHCl。
IRニジ     3504,3452. 1656.
 1617.1592゜ax 1509、 1114. 1037 am−’。
NMR:l;:’:、’;1s0.92 (9H,s)
、 1.0] (9H,s)、 3.41(2H,m>
、 3.76 (6H,s)、 4.11 (2H,m
>、 4.32(2H,m)、 6.11 (LH,m
)、 6.40 (2H,m)、 7.1〜7.75 
(21H,m)。
参考例−3O N−(2,4−ジメトキシベンジル)−(3−tert
−ブチルジフェニルシリルオキシメチル−4−tert
−ブチルジフェニルシリルオキジシクロペンクン−1−
才ン−2−イル)−アセトアミド印の合成 (以下余白) tBuPh2SiO23 窒素気流中、オキサリルクロリド19.4g(152,
8ミリモル)を乾燥ジクロロメタン200m1にとかし
、=60℃に冷却し、攪拌下、この溶液に、ジメチルス
ルホキシド23.92g(306,7ミリモル)を乾燥
ジクロロメタン100m1にとかした溶液を25分間で
滴下し、同温度で5分間攪拌する。その溶液に、アルコ
ール23(参考例−29>49.95g(61,2ミリ
モル)とトリエチルアミン30.88g(305,8ミ
リモル)を乾燥ジクロロメタン300m1にとかした溶
液を1時間10分で滴下し、更に同温度で50分間攪拌
する。反応液を室温に戻し、氷水を加え、次いで、IN
−塩酸を加え、酸性とし、ジクロロメタンで3回抽出し
、水洗する。有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒を留去して、48.7g(収率97
、5X)の粗ハをあわ状物として得る。(このものはこ
のまま次の反応に使用できる)。粗ハの一部約200m
gをカラムクロマトグラフィー(ローバーカラム、サイ
ズA、 2本、ベンゼン:酢酸エチル=8:1)で精製
して、あわ状のヱを172mg得る。
MS:’″/z 813 (M”)、’/z 756 
(M”−’Bu)。
[α]二”  −27,9±1.4@ (cm0.50
2.  C)IcIg>工RニジCH” 3452.1
741.1670.1617.1592゜aX 1509.1114.1038 cm−’NMR:SC
D” 0.97 (91(、s)、 1.0] (9t
(、s>、 3.6〜ppm 3.95 (2B、m>、  3.76 (6H,s)
、  4.15〜4.45(3)1.m>、  5.8
8  (LH,m)、  6.40  (2H,m)。
7.05−7.75 (21H,m)。
参考例−31 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−トリメチル
シリルオキシ−2−アザ−3−オキソ−6(ert−ブ
チルジフェニルシリルオキシメチル−7−tert−ブ
チルジフェニルシリルオキシビシクロ[3,3,Oコオ
クタン翻の合成 (以下余白) 窒素気流中、ケトアミド印(参考例−30)48.5g
(59,58ミリモル)を乾燥ジクロロメタン−乾燥ピ
リ16ロー ジン(1:1)混液360m1にとかし、この溶液に、
4−ジメチルアミノピリジン29.12g(238,3
ミリモル)とトリメチルクロロシラン12.95g(1
19,2ミリモル)を加えて、70°C油浴上で1時間
20分攪拌する。冷却後、反応液に氷水を加え、ジクロ
ロメタンで3回抽出し、水洗する。有機溶媒層を合わせ
て、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して、
75gの残渣を得る。この残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル、250g、ベンゼン−ベンゼン:酢
酸エチル=15:1)で精製して、49. tg(収率
93%)の25を得る。一部をエチルエーテル−n−ペ
ンタンから再結晶して、融点113.5〜115.5℃
の結晶を得る。
MSi″/z 885 (M”)、 ’″/z 828
 (M”−’Bu)。
[α]A” +3.0±0.9°(c=0.500. 
CHCla)。
C)ICL IRニジ   1683.1617.1592.150
9.1114゜aX 1086、844 am−’。
CDCl 。
NMR:δ   −0,15(9H,s>、 0.91
 (9H,s)。
99m 1.0] (9H,s)、 3.45〜3.85 (2
H,m)、 3.69(3H,s)、 3.75 (3
H,s)、 3.9〜4.2 (IH,m)。
4.26 (IH,d、J=15)1z)、  4.4
3 (18,d。
J=15)+z)、  6.40 (2H,m)、  
7.05〜7.7(21H,m)。
参考例−32 N−<2.4−ジメトキシベンジル)−1−フェニルチ
オ−2−アザ−3−才キソー6−tart−ブチルジフ
ェニルシリルオキシメチル−7−tart−ブチルジフ
ェニルシリルオキシビシクロ[3,3,Oコオクタン却
の合成(以下余白) tBuPh2 Siδ 25 (以下余白) 窒素気流中、トリメチルシリルオキンラクタム翻(参考
例−31)48.89g(55,17ミリモル〉を乾燥
エチルエーテル500m1にとかし、この溶液に、チオ
フェノール34.33g(311ミリモル)と、3N−
塩化水素エチルエーテル溶液5mlを加え、室温で1時
間35分攪拌する。反応液に粉末度酸水素ナトリウムを
加えて中和し、溶媒を留去する。残渣をカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル、300g、ベンゼン−酢酸エ
チル〉にかけ、50gの結晶を得る。エチルエーテル−
n−ペンタンから再結晶して、融点133〜135′の
染を40.57(収率81z)得る。一部を更に、エチ
ルエーテル−〇−ペンタンから再結晶して、融点134
、5〜136℃の結晶を得る。
MS:’″/Z 848 (M”−’Bu)、 ’″/
Z 796 (M”−PhS)。
[α]R” ”24.1±1.3°(c=0.507.
 CHCl5)。
CHCl。
IRニジ   1682.1617.1592.150
9゜aX 1114 cm−’。
NMR:& CD” 0.92 (98,s)、 1.
0] (9H,s)、 3.45pm 〜3.9 (2)1.m)、 3.70 (3H,s)
、 3.76 (3H,s)。
4.1〜4.45 (11,m)、 4.62 (LH
,d、J=15Hz)。
4.77 (1B、d、J=15Hz)、  6.45
 (2H,m)、  7.05〜7.6  (26H,
m)− (以下余白) 参考例−33 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−トリメチル
シリルエチニル−2−アザ−3−オキソ−6−tert
−ブチルジフェニルシリルオキシメチル−7−tert
−ブチルジフェニルシリルオキシビシクロ[3,3,0
]オクタン壇の合成 tBuPh2Siδ 268 tBuPh2SiO26f アルゴン気流中、トリメチルシリルアセチレン46.9
g(477ミリモル〉を乾燥テトラヒドロフラン420
m1にとかし、氷水で冷却し、攪拌下、この溶液に、1
6N−n−ブチルリチウム−〇−ヘキサン溶液281m
1(449ミリモル)を1時間で滴下し、同温度で30
分間攪拌する。その溶液に0.68M−塩化亜鉛−テト
ラヒドロフラン溶液を加え、液性がほぼ中性となるよう
に調整する。(約440m1を加えた。)。この溶液を
密封して、60°C油浴上で1時間攪拌する。溶媒を留
去して得る残留物にフェニルチオラクタム却(参考例−
32>40.1g(44,31ミリモル)を乾燥キシレ
ン1100mlにとかした溶液を加え、密封して、14
0’C油浴上で、30分間攪拌する。冷却後、反応液に
飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで2回
抽出し、水洗する。有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、溶媒を留去して、45.2gの残
渣を得る。この残渣をカラムクロマトグラフィー(シリ
カゲル11.5kg、シクロヘキサン:酢酸エチル=5
:1)で精製して、28.06g(収率71に)の粗謝
を油状物として得る。一部、134mgをカラムクロマ
トグラフィー(ローパーカラム、サイズA、 2本、シ
クロヘキザンニ酢酸エチル=4:1)で、更に精製して
あわ状の謝を128 mg得る。
MS:/z 893 (M”)、’″/z 836 (
M”−’Bu)。
[α]4’−12,IJ1.O°(c=0.513. 
CHcl、)IR:vCHC1s2164.1673.
1617.1592.1510゜aX 1114.845 cm−’。
DCIs NMR:δ   0.0 (9H,s)、 0.94 
(9H,s)、 0.98pm (9H,s)、 3.58 (2H,m)、 3.67
 (31,s)。
3.73 (3H,s)、 4.08 (18,m)、
 4.42 (LH,d。
J=15Hz)、  4.53 (IH,dJ=15)
+z>、  6.35(2H,m>、 7.15〜7.
65 (21H,m>。
(以下余白) 参考例−34 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−プロピニル
−2−アザ−3−オキソ−6−tert−ブチルジフエ
ニルシリルオキシメチル−7−tert−ブチルジフェ
ニルシリルオキシビシクロ[3,3,Oコオクタン鋤の
合成tBuPh2SiO26a tBuPh2Siδ 26h アルゴン気流中、1−トリメチルシリルプロピル39、
42g(349ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン4
00m1にとかし、この溶液に、1.58M−メチルリ
チウム、臭化リチウム錯体−エチルエーテル溶液178
m1(281ミリモル)をすこしずつ滴下し、室温で3
時間攪拌する。白色の懸濁液となる。氷水で冷却し、こ
の懸濁液に、0.72M−塩化亜鉛−テトラヒドロフラ
ン溶液を加え、液性がほぼ中性となるように調整する。
(約342m1を加えた。)。溶液となる。この溶液を
密封して、60°C油浴上で1時間攪拌する。溶媒を留
去して得る残留物にフェニルチオラクタム当(参考例−
32)25.43g(28,1ミリモル)を乾燥キシレ
ン900m1にとかした溶液を加え、密封して、140
℃油浴上で、1時間攪拌する。冷却後、反応液に飽和塩
化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで2回抽出し
、水洗する。有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒を留去して、39.1gの残渣を得
る。この残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル
、750g、  トルエン−トルエン:酢酸エチル=1
2: 1 )で精製して、17.44g(収率74に)
の粗聯をあわ状物として得る。一部240mgを薄層ク
ロマトグラフィー(プレコーテッドブレート、サイズ2
0cmX20cm、厚さ、0.5mm、 9枚、n−ヘ
キサン:酢酸エチル=3:1)で、更に精製して、あわ
状の聯を233mg得る。
MS:     m/z  835  (M”)、  
m/z  77B  (M”−’Bu)[α]4’−7
.1*o、99(cm0.504. CHCl、)。
CHCl。
IRニジ     1675.1615.1592,1
510゜ax 1114 cm−’。
NMRr8CDC1” 0.92 (9H,s)、 0
.98 (9H,s)。
ppm ’ 1.56 (3)1.s)、 3.45〜3.8 (2
H,m)、 3.70(3H,s)、 3.75 (3
H,s)、 3.95〜4.25(IH,m>、 4.
49 (2H,m>、 6.38 (2H,m>、 7
.1〜7.7 (21H,m>。
(以下余白) 参考例−35 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−エチニル−
2−アザ−3−才キソー6−ヒトロキジメチルー7−ヒ
ドロキシビシクロ[3,3,0]オクタンジの合成tB
uPh2SiO26( 窒素気流中、シリ、ルエーテル亜(参考例−33)24
、98g(27,97ミリモル)を乾燥テトラヒドロフ
ラン300m1にとかし、この溶液に、IM−フッ化テ
トラ−n−ブチルアンモニウム−テトラヒドロフラン溶
液200m1(200ミリモル)を加え、室温で1時間
30分攪拌する。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液
を加え、酢酸エチルで2回抽出し、飽和食塩水で洗う。
有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
、溶媒を留去して、31.22gの残渣を得る。この残
渣を酢酸エチルにとかし、希羨酸水素ナトリウム水溶液
、次いで、飽和食塩水で洗う。
水層は酢酸エチルで2回抽出し、飽和食塩水で洗う。有
機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
溶媒を留去して、26.9gの残渣を得る。この残渣を
カラムクロマトグラフィー(アルミナ、 270g、ベ
ンゼン:酢酸エチル=1:1〜酢酸エチル:メタノール
=20:1〜酢酸エチル:メタノール=1=1)で精製
して、9.09g(収率94z)のてLを得る。一部を
ジクロロメタン−エチルエーテルから再結晶して、融点
159〜160℃の仇を得る。
MS?’″/、 345 (Ma。
[αコs3 +29.4±1.4° (cm0.487
.  CHCl5)。
CHCl。
IRニジ     3624,3440.3312.1
678.1617゜ax 1592.1510,1159.1131.1038 
cm−’。
CDCl。
NMR:δ    2.39 (IH,s)、  3.
65 (2H,m>、  3.75pm (3H,s)、  3.77 (3H,s)、  4.
08 (IH,m>、  4.43(IH,d、J=1
5Hz)、  4.62 (LH,d、J=15Hz>
、  6.42(21)、  7.2 (IH)。
(以下余白) 参考例−36 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−プロピニル
−2−アサ−3−才キソー6−ヒトロキシメチルー7−
ヒドロキシビシクロ[3,3,Oコオクタン勤の合成t
BuPh2SiO26h Ho 懲 シリルエーテル脆(参考例−34)17.14gを用い
て、参考例−35と同様の脱シリル化反応を行い、融点
126〜127.5℃の勤を6.70g(収率91%)
得る。
MS: m/z 359 (M”) [(Z ]A’ −2,7±0.8°(cm0.512
.CHCl5 )IRsv社戸3620.3548.3
444.1676、1616゜1592、1510.1
159.1130.1040 cm−’。
NMR:SCD” 1.68 (38,s)、 3.5
〜3.9 (2H,m>。
99m 3.77 (3H,s)、 3.80 (3H,s)、
 4.1 (LH,m)。
4.45 (IH,d、J45Hz)、 4.57 (
IH,d、J=15Hz>。
6.43 (2H)、 7.22 (LH)。
(以下余白) 参考例−37 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−エチニル−
2−アザ−3−才キソー6−tert−ブチルジメチル
シリルオキシメチル−7北ドロキシビシクロ[3,3,
0]オクタンp藷の合成 Ho 曵 HO当 窒素気流中、ジオール町(参考例−35)9.09g;
(26,35ミリモル)を乾燥ジクロロメタン100m
1にとかし、この溶液に、4−ジメチルアミノピリジン
6゜50g(53,2ミリモル)と、tart−ブチル
ジメチルシリルクロライド4.49g(29,77ミリ
モル)を乾燥ジクロロメタン44m1にとかした溶液を
加えて、室温で一夜放置する。反応液に、飽和食塩水を
加え、塩化メチレンで3回抽出し、IN−塩酸、水、席
次酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗う。有機溶媒層
を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留
去して、12.08gの残渣を得る。この残渣をカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル、150g、ベンゼン
−ベンゼン:酢酸エチル=20!1〜ベンゼン:酢酸エ
チル=2:1)で精製して、8.89g(収率73.5
%)の?IIFる。アセトン−n−ヘキサンから再結晶
して、融点112〜113℃の結晶を得る。
MS”/z 459 (M”)。
[α]il・’ +32.0±1.4°(cm0.50
3. C)ICIg)。
C)ICI。
IRニジ   3532.3312.1684.161
7.1592゜ax 1510、1159.1130.1086.1039.
839 am””。
NMR:SCD” 0.06 (61(、s)、 0.
88 <9H,s)、 2.39ppm (LH,s)、  3.7 (2H,m>、  3.7
5 (3H,s)、  3.79(3H,s)、  4
.08 (1)1.m)、  4.41 (11(、d
J=15Hz>、  4.69 (1)1.d、J=1
5Hz)、  6.40 (2H。
m>、  7.25 (IH)。
(以下余白) 参考例−38 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−プロピニル
−2−アザ−3−才キソー6−tert−ブチルジメチ
ルシリルオキジメチル−7−ヒドロキジビシクロ[3,
3゜0]オクタン對康の合成 Ho 見 Ho ± ジオール当(参考例−36)6.54gを用いて、参考
例−37と同様のシリル化反応を行い、融点125〜1
28℃の影也を4.53g(収率52.5X)得る。
MS: m/z 473 (M”)− [α]P +s、s±0.9°(cm0.507. C
HClg)−HCl5 IRニジ   3536.1679.1616.159
1.1510゜ax 115g、 1127.1085.1039.837 
cm−’。
CDCl。
NMR:δ   0.06 (6H,s)、 0.88
 (9H,s)、 1.70ppm (3H,s)、 3.55〜3.85 (21(、m)
、 3.74 (3)1.s)。
3.78 (3H,s)、 4.03 (IH,m)、
 4.43 (IH,d。
J=15Hz)、 4.61 (IH,d、J=15)
1z)、 6.43 (2)1)。
7.24 (tH)。
(以下余白) 参考例−39 N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−エチニル−
2−アザ−3−才キソー6−tert−ブチルジメチル
シリルオキシメチル−7−p−フェニルベンゾイルオキ
シビシクロ[3,3,0]オクタンジの合成 H0曳 窒素気流中、アルコール当(参考例−37)8.71g
(18,97ミリモル)を乾燥ジクロロメタン200m
1にとかし、この溶液に、4−ジメチルアミノピリジン
6.95g(56,89ミリモル)とp−フェニルベン
ゾイルクロリド8.48g(37,96ミリモル)を加
えて、室温で1時間30分攪拌する。反応液に氷水を加
え、ジクロロメタンで3回抽出し、IN−塩酸、水、席
次酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗う。有機溶媒層
を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留
去して、12.74gの残渣を得る。この残渣をカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル、150g、ベンゼン
:酢酸エチル=50 : 1〜ベンゼン:酢酸エチル=
10:1)で精製して、12.03g(収率99z)の
粗ジを得る。一部177mgをカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル、5.5g、ベンゼン:酢酸エチル=5
0 : 1〜ベンゼン:酢酸エチル=20 : 1 )
で更に精製して、あわ状のジを170 mg得る。
MS:”八639 (Ma、 ’へ582 (M”−’
Bu)。
[αコも’  +16.1±1.1° (cm0.51
0.  CHCl5)。
’LR:v”HCl53312. 1712.  t6
82. 1613. 1592゜aX 1510、 127g、  1269. 1127. 
1117. 837 cm−’。
NMR:δCDC1” 0.06 (6H,s)、 0
.88 (98,s>、 2.32pm (IH,s)、 3.6〜3.8 (2H)、 3.6
3 (3H,s)、 3.73(3H,s)、 4.5
0 (IH,d、J=15Hz)、 4.59 (IH
,d。
J=15Hz>、 5.32 (LH,m>、 6.2
5 (28,m)、 7.3〜7.65 (6H,m)
、 7.63 (2H,d、J=8Hz)、 7.94
(2H,d、J=8H2)。
参考例−4O N−(2,4−ジメトキシベンジル)−1−プロピニル
−2−アザ−3−オキソ−6−tert−ブチルジメチ
ルシリルオキシメチル−7−p−フェニルベンゾイルオ
キシビシクロ[3,3,0]オクタン動の合成 (以下余白) 028h アルコール28h(参考例−38>4.53gを用いて
、参前例−39と同様のエステル化反応を行い、あわ状
の狼υを5.73g(収率93X)得る。
MS: m/z 653 (M”)、 m/z 596
 (M”−’Bu)。
[αコP  +12.2±1.0’″ (cm0.51
0.  CHCl5)。
IR:vCHCl” 1714.1679.1613.
1592.1509゜ax 1279、1269.1125.1116.1104.
838 cm−’。
NMR:δCDC1” 0.06 (6H,s)、 0
.90 (9H,s)、 1.69pI11 (3H,s)、 3.6〜3.8 (2H)、 3.6
4 (3H,s)、 3.76(3H,s)、 4.4
7 (IH,d、J=15Hz)、 4.62 (18
,d。
J=15Hz)、 5.32 (IH,rn)、 6.
27 (28,m)、 7.25〜7.6 (6H,m
)、 7.64 (2H,d、J=8Hz)、 7.9
5(2u、d、J=8Hz)。
(以下余白) 参考例−41 1−エチニル−2−アザ−3−オキソ−6−ヒトロキシ
メチルー7−p−フェニルベンゾイルオキシビシクロ[
3゜3.0]オククン当の合成 ベンジルラクタムジ(参考例−39>11.86g(1
8,56ミリモル)をアセトニトリル−水(9:1)混
液250m1にとかし、この溶液に、室温で攪拌下、硝
酸セリウム<IV)アンモニウム21g(38,32ミ
リモル)を加える。更に、20分毎に、硝酸セリウム(
IV)アンモニウムを4g(7,3ミリモル)、2g(
3,65ミリモル)、2g<3.65 ミリモル)の3
回追加し、1時間25分攪拌する。反応液に氷水を加え
、次いで、席次酸水素ナトリウム水溶液を加えて中和し
、酢酸エチルで2回抽出し、飽和食塩水で洗う。有機溶
媒層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒
を留去して、11.20gの残渣を得る。この残渣をカ
ラムクロマトグラフィー(シリカゲル、120g、ベン
ゼン;酢酸エチル=2:1〜ベンゼン;酢酸エチル=1
:1)で精製して、5.40g(収率77.5%)の当
を得る。アセトンから再結晶して、融点20]〜203
℃の結晶を得る。
MS”/z 375 (M”)。
[αコも1 ″ −19,3±1.2° (c=0.5
12.  ClCl−:CHsOH=tri)。
−194= IR:vKBr3424.3276、3192.172
2.1681゜ax 1611.1268.1112 am−’。
NMR:& CD”+C”OD 2.65  (IH,
s)、  3.68  <2Lm)。
29m 5.45 (IH,m)、  7.35〜7.7 (5
H,m>、  7.66 (2H。
dJ=8Hz)、  8.04 (2H,d、J=8H
z>。
(以下余白) 参考例−42 1−プロピニル−2−アザ−3−才キソー6−ヒトロキ
シメf ルー7−p−フェニルベンゾイルオキシビシク
ロ[3、3,0]オクタン識の合成 ベンジルラクタム識(参考例−40>150mgを用い
て、参考例−41と同様の反応を行い、融点159〜1
60°Cの30hを50rng(収率63z)得る。
MS:  m/z 389 (M”)。
[α]i”  +27.8f1.3° (cm0.51
1.  CHCl5)。
IRニジCH” 3628.3432.1703.16
12.1280゜8X 1115 cm−’。
CDCl。
NMR:δ   1.79 (3H,s)、 3.70
 (2H,m)、 5.47pm (IH,m)、 6.70 (LH,s)、 7.35
−7.7 (5H,m)。
7.65 (2)1.d、J=8Hz)、 8.03 
(2H,d、J=8Hz)。
(以下余白) 参考例−43 1−エチニル−2−アザ−3−才キソー6−ヒトロキシ
メチルー7−p−フェニルベンゾイルオキシビシクロ[
3゜30]オクタン±の合成 エチニルラクタム当(参考例−41)609mgをメタ
ノール60mgにとかし、この溶液に、キノリン0゜釦
1と、5にパラジウム−硫酸バリウム36mgを加えて
、常温、常圧下、水素気流中で、49分間攪拌する。反
応液中の不溶物を除去し、溶媒を留去する。残留物を酢
酸エチルにとかし、IN−塩酸、水、希次酸水素ナトリ
ウム水溶液、飽和食塩水で順次洗い、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒を留去する。得た残渣をカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲノ125g、酢酸エチル)で
精製して、441mg(収率72.5%)の里を得る。
ジクロロメタン−エチルエーテルから再結晶して、融点
121〜122℃の結晶を得る。
MS: m/z 377 (M”)。
[α1g3−43.1±1.7° (cm0.50. 
CHCl5)。
CHCl。
工Rニジ   3432.1700.1612.127
9゜ax 1115 am−’。
CDCl。
NMR:δ   3.50〜3.92 <21(、m>
、 5.11 (IH,d。
99m J=10Hz)、 5.23 (IH,d、J=18H
z)、 5.45 (IH。
m)、 5.96 (IH,ddJ=10.18Hz)
、 6.59<IH,s)、  7.35〜7.75 
(7H,m>、  8.06 (2H,d。
J=8Hz>。
参考例−44 1−エチニル−2−アザ−3−才キソー6−(3−才キ
ソオクトー1−エニル)−7−p−フェニルベンゾイル
オキシビシクロ[3,3,Oコオクタン抛の合成窒素気
流中、オキサリルクロリド349mg< 2.75ミリ
モル)を乾燥ジクロロメタン8mlにとかし、−60°
Cに冷却し、攪拌下、この溶液に、ジメチルスルホキシ
ドのジクロロメタン溶液(275mg/m1)1.63
m1(ジメチルスルホキシド448mg、5.74ミリ
モル)をすこしずつ加え、同温度で10分間攪拌する。
その溶液に、アルコール当(参考例−41)500mg
(1,333ミリモル)を乾燥テトラヒドロフラン−乾
燥ジクロロメタン(1:1)50mlにとかした溶液を
18分間で滴下する。更に、同温度で30分攪拌後、ト
リエチルアミン573mB(5,ロアミリモル)を加え
る。反応液を室温に戻し、IN−塩酸を加え、酸性とし
、次いで、水を加え、ジクロロメタンで3回抽出し、水
洗する。有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、溶媒を留去して、530mgの残渣を得る。
窒素気流中、ジメチル(2−オキソへブチル)ホスホネ
ート385mg(1,735ミリモル)を乾燥テトラヒ
ドロフラン15m1にとかし、この溶液に、61z*素
化ナトリウム58mg(1,474ミリモル)を加え、
室温で20分間攪拌する。その溶液に、上記残渣530
+ngを乾燥テトラヒドロフラン30m1にとかした溶
液を10分間で滴下し、室温で25分間攪拌する。反応
液に氷水を加え、酢酸エチルで2回抽出し、飽和食塩水
で洗う。有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、溶媒を留去して、820mBの残渣を得る。
この残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、1
0g、  トルエン:酢酸エチル=6:1)にかけ、5
70mgの油状物を得る。これを更に、カラムクロマト
グラフィー(ローパーカラム、サイズB1トルエン;酢
酸エチル=3:l)で精製して、449mg(収率72
z)の抛を得る。アセトン−n−ヘキサジから再結晶し
て、融点115〜117℃の結晶を得る。
MS”/z 469 (M”)。
[αコ”  −88,3±2.5° ((:=0.50
9.  CHCl、)。
rR:vCH”1s3438.3312.1712.1
633.1612゜8x 1276、1269.1103 cm−’。
CDCl。
NMRiδ   0.86 (3H)、 2.57 (
LH,s)、 5.43pm (LH,m>、 6.25 (11,d、J=16Hz
)、 6.76 (IH。
dd、J=16.7Hz)、 7.06 (LH,s)
、 7.3−7.65(5H,m)、  7.63 (
2H,d、J=8Hz>、  8.0]  (2H,d
J=8Hz)。
参考例−45〜54 参考例−44の方法に準じて、エノンへの変換反応を行
い、その結果を第5表に示す。
(以下余白) 参考例−55 1−エチニル−2−アザ−3−才キソー6−[(35)
−3−ヒドロキシオクト−1−エニル]−7−p−フェ
ニルベンゾイルオキシビシクロ[3,3,Oコオクタン
珈と 1−エチニル−2−アザ−3−才キソー6−[(
3R)−3−ヒドロキシオクト−1−エニル]−7−p
−フェニルベンゾイルオキシビシクロ[3,3,Oコオ
クタンジの合成窒素気流中、2,6−シーtert−ブ
チル−p−クレゾール1.98 g (9,0ミリモル
)を乾燥トルエン15m1に溶かし、氷水で冷却し、攪
拌下、この溶液に、1.0M−水素シイソブチルアルミ
ニウムートルエン溶液6m1(6,0ミリモル)を少し
ずつ加え、同温度で、30分間攪拌後、−25’Cまで
冷却する。この溶液に、エノン批(参考例−44)37
8mg(0,806ミリモル)を乾燥ジクロロメタン2
0m1にとかした溶液を7分間で滴下し、同温度で23
分間攪拌する。反応液に、飽和塩化アンモニウム水溶液
を加え、室温で30分間攪拌する。沈殿物が析出する。
沈殿物を除去後、酢酸エチルで2回抽出し、水洗する。
有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
、溶媒を留去して、3.20gの残渣を得る。
この残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、2
0g、トルエン−酢酸エチル)にかけ、 376mgの
あわ状物を得る。これを、更に、カラムクロマトグラフ
ィー(ローバーカラム、サイズB、ト)レニン:酢酸エ
チル=1:1)で分離精製して、あわ状の捻を212m
g(収率56に)と、影rを148mg(収率39z〉
得る。ジはエチルエーテルから再結晶して、融点139
〜141℃の結晶となる。
虫 MS:’/z 471 (M”)。
Ea ]A″−45,8f1.7°(cm0.500.
 CHCl、)。
CHCl。
IRニジ   3608.3432.3312.171
1.1612゜ax 1278、1111.1102 am−’。
NMR:δCD” 0.83 (3H)、 2.53 
(IH,s)、 4.10pm (1B、m)、 5.36 (LH,m)、 5.66
 (2H,m)、 7.04(1)1.s)、 7.3
〜7.6 (5H,m>、 7.63 (2H,d。
J:8Hz)、 8.0] (2)1.d、J=8)1
z)。
当 MS:l′/z 471 (M”)。
[(2]]P−59.3±2.Q°cm0.500. 
CHCIg)−CHCI。
IRニジ   3608.3432.3312.171
0.1612゜aX 1277、1111.1102 cm−’。
NMRr8 CD” 0.80 (3)り、 2.53
 (IH,s)、 4.07pm <IH,m>、 5.35 (IH,m)、 5.65
 (28,m>、 7.03(IH,s)、  7.3
〜7.6 (5H,m)、  7.63 (2H,d。
J=8Hz)、  8.0]  (2H,d、J=8H
z>。
参考例−56〜65 参考例−55の方法に準じて、還元反応を行い、その結
果を第6表に示す。
(以下余白) 特開日8G3−Gb168C64) 参考例−66 1−エチニル−2−アザ−3−才キソー6−[(35)
−3−ヒドロキシオクト−1−エニル]−7−ヒドロキ
シビシクロ[3、3,0]オクタン拘の合成 窒素気流中、エステル珈(参考例−55)187■を乾
燥メタノール4mlにとかし、この溶液に、IN−ナト
リウムメトキシド−メタノール溶液0.2mlを加え、
室温で2時間10分攪拌する。反応液に、飽和塩化アン
モニウム水溶液を加え、酢酸エチルで2回抽出し、飽和
食塩水で洗う。有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し、溶媒を留去して、208mgの残渣を
得る。この残渣をエチルエーテルから結晶化して、10
2mg(88,5に)の虫を得る。エチルエーテルから
再結晶して、融点187〜188°Cの結晶を得る。
MS””/z 292 (M)l”)。
[ff ] P +10.9±1. Oo(c=0.5
03. CHCl5’CHsOH=1:1)。
IR:l/K”’ 3328.3216.1683.1
082.962 cm−’。
aX NMRr8CDC”””ODo、89 (3)1)、 
2.71 (11,s)。
99m 4.0 (2)1.m)、 5.55 (2)1.m>
参考例−67〜87 参考例−66の方法に準じて反応を行い、その結果を第
7表、及び第8表に示す。
参考例−88 1−エチニル−2−アザ−3−才キソー6−[(35)
−3−tert−ブチルジフェニルシリルオキシオクト
−1−エニル]=7−t−ブチルジフェニルシリルオキ
シビシクロ[3゜3.0]オクタン刊怪几の合成 窒素気流中、アルコール脆く参考例−66)76mg(
0,261ミリモル)を乾燥N、N−ジメチルホルムア
ミド3mlにとかし、この溶液に、4−ジメチルアミノ
ピリジン290mg(2,38ミリモル)と、tert
−ブチルジフェニルシリルクロライF 507mg(1
,85ミリモル)を加えて、室温で3日間放置する。反
応液に氷水を加え、酢酸エチルで2回抽出し、水洗する
。有機溶媒層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、溶媒を留去して、632mgの残渣を得る。この残
渣をカラムクロマトグラフィー(ローバーカラム、サイ
ズB、トルエン:酢酸エチル=6:1)で精製して、1
83mg(収率91.5%)の廊をあわ状物として得る
MS:’″/2767 (M”)、/z 710 (M
”−’Bu)[61g5−7.3±0.9° (cm0
.514.  CHCIg)−CHCI。
IRニジ   3432.3312.1698.159
0゜aX 1112 cm−’。
NMR:δCD” 0.81 (3H)、 1.0] 
<98.s)、 1.03pm (9H,s)、 2.30 (IH,s)、 4.05
 (2H,m>、 5.28(2H,m)、 6.40
 (IH,s)、 7.2〜7.75 (20H,m)
化合物胆怪几は、参考例24で得られる化合物四伎几と
薄層クロマトグラフィー、MS、[αコゎ、I R,N
MRで同定。
参考例−89〜109 参考例−88の方法に準じて、シリル化反応を行い、そ
の結果を第9表および第10表に示す。
(以下余白) 参考例−110 1−エチニル−2−アザ−3−才キソー6−[(35)
−3−tert−ブチルジフェニルシリルオキシ−4−
メチル−オクト−1−エニル] −7−tert−ブチ
ルジフェニルシリルオキシビシクロ[3,3,0]オク
タン10(S)1−bの合成10(S)1−b エチニルラクタム烈怪几→(参考例−90)466■を
ベンゼン47m1にとかし、この溶液に、キノリン0、
47m1と、5%パラジウム−硫酸バリウム23rl1
gを加えて、常温、常圧下、水素気流中で、1時間攪拌
する。反応液中の不溶物を除去し、溶媒を留去する。残
留物を酢酸エチルにとかし、 IN−塩酸、水、席次酸
水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗い、無水硫
酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して、480mg
の残渣を得る。この残渣をカラムクロマトグラフィー(
ローパーカラム、サイズB1トルエン:酢酸エチル=6
 : 1 )で精製して、409mg(収率87.5%
)の10(S)1−bをあわ状物として得る。
MS:   m/z 783 (M”)、  m/z 
726 (M”−’Bu)。
[CI ] P −23,7*1.3°(c=0.51
0. Ct(C1s)。
工Rニジcucis 3432.1694.1591.
1113 cm−’。
ax CDC1゜ NMR:+!i        Q、76  (6H,
m)、  1.02  (18H,s)。
92m 3.98  (2H,m)、  4.76〜5.73 
 <58.m)、  6.23(LH,s)、 7.2
〜7.7 (20H,m>。
(以下余白) + 230− 参考例−111〜113.137および138参考例−
110の方法に準じて、接触還元反応を行い、その結果
を第11表および第12表に示す。
(以下余白) 参考例−114 1−エチニル−2−アザ−3−チオキソ−6[(35)
−3−terL−ブチルジフェニルシリルオキジオクト
−1−エニル]−7−tart−ブチルジフェニルシリ
ルオキシビシクロ[3,3,0]オクタン胆怪元の合成
窒素気流中、ラクタム匹怪几(参考例−88)140m
g(0]82ミリモル)を乾燥ベンゼン7mlにとかし
、この溶液に、ピリジン587mg(7,42ミリモル
)と、ラウ゛エソン試薬370mg(0,916ミリモ
ル)を加え、70°C油浴上で、1時間15分攪拌する
。冷却後、反応液を直接、カラムクロマトグラフィー(
シリカゲル、15g、ベンゼン)で精製して、141m
g(収率985に)のり怪九をあわ状物として得る。
MS:”/Z 784 (MH”)、 ”/Z 726
 (M”−’Bu)。
[α]P−to、1f1.0°(c=0.514. C
)ICIg)。
CHCl。
IRニジ     3404. 3308. 1590
. 1472゜1112 cm−’。
NMR:δCDC130,80(3H)、 1.0] 
(18H,s)、 2.42pm (IH,s)、 4.05 (2H,m)、 5.27
 (2H,m>、 7.2〜7.75 (20H,m>
、 7.85 (IH,s)。
参考例−115〜136および139〜141参考例−
114の方法に準じて、ラクタムからチオラクタムへの
変換反応を行い、その結果を第13表および第14表に
示す。
(以下余白) 実施例−23 4−[1−エチニル−7−tert−ブチルジフェニル
シリルオキジ−6−[(35)−3−tart−ブチル
シフ ニー、 ルシIJルオキシー1−オタテニル]−
2−アザビシクロ[3,3,O]オクト−2−エン−3
−イルコチオブタン酸エチルエステル赳怪几の合成 ”BuPh2StO15(S)gO51Ph2But窒
素気流中、チオラクタムリ工晃扉(参考例−114)1
26mg(0,161ミリモル)を乾燥N、N−ジメチ
ルホルムアミド5mlにとかし、氷水で冷却し、この溶
液に、61%水素化ナトリウム8mg(0,203ミリ
モル)を加え、2時間攪拌する。次いで、その溶液に、
4−ブロモ酪酸エチル44mg(0,224ミリモル)
を加え、同温度で35分間攪拌する。反応液に氷水を加
え、酢酸エチルで2回抽出し、水洗する。有機溶媒層を
合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去
して、167mgの残渣を得る。この残渣をカラムクロ
マトグラフィー(ローパーカラム、サイズB1ベンゼン
:酢酸エチル=80:1)で精製して、134mg(収
率93z)のり怪九を油状物として得る。
MS:’″八 898  <M)t+)、  υ2 8
52  (M”−0Et)。
”/z 840 (M”−tBu)。
[αコム’+6.1±0.8° (cm0.589. 
 CHCl、)。
CHCl。
IRニジ     3312.1730.1589.1
580゜ax 1112 cm−’。
(以下余白) + 242− NMR:+&CD”  0.81  (3H)、  L
、OO(9Ls>、  1.03pm (9H,s)、  1.23 (3H,t、JニアHz
)、  2.29(IH,s)、  3.11  (2
H,t、J=7Hz)、  3.97<2H,m)、 
 4.11 (2H,q、J=7Hz)、  5.28
(2)1.m)、 7.15〜7.75 (20H,m
)。
実施例−24〜44および69〜72 実施例−23の方法に準じて、アルキル化反応を行い、
その結果を第15表、及び第16表に示す。
(以下余白) 実施例−45 4−[1−エチニル−7−ヒドロキシ−6−[(35)
−3−ヒドロキシ−1−オクテニル]−2−アザビシク
ロ[3,3,0]オクト−2−エン−3−イル]チオン
タン酸エチルエステルH怪元の合成 H0]7(S)gU″ 窒素気流中、シリルエーテルu怪几(実施例−23)2
54mg(0,283ミリモル)を乾燥テトラヒドロフ
ラン8mlにとかし、この溶液に、IM−フッ化テトラ
−n−ブチルアンモニウム−テトラヒドロフラン溶液1
、7m1(1,7ミリモル〉を加え、室温で一夜放置す
る。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸
エチルで2回抽出し、飽和食塩水で洗う。有機溶媒層を
合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去
して、297mgの残渣を得る。この残渣をカラムクロ
マトグラフィー(アルミナ、15g、ベンゼン:酢酸エ
チル=1:1〜酢酸エチル:メタノール=1:1)にか
け、117mgの油状物を得る。これを、更に、カラム
クロマトグラフィー(ローパーカラム、サイズA、 2
本、ベンゼン:酢酸エチル=2:3〜酢酸エチル)で精
製して、99mg(収率83に)のu怪元を油状物とし
て得る。
MS:’″/2421 (M”)、1/Z 376 (
M”−0Et)。
[α]P ”45.4±1.2’ (cm0.715.
 CHCl5)CHCI。
IRニジ     3604.3408. 3312.
 1729. 1579゜aX 1084.1049.971  cm−’。
+ 250− NMR:εCD” 0.88 (3H)、 1.25 
(3H,t、J=7Hz)。
99m 2.45 (1)1.s)、  3.13 (2H,m
)、  3.8〜4.25(28,m>、  4.14
 (2H,q、J=7Hz)、  5.53(2H,m
)。
実施例−46〜66および73〜75 実施例−45の方法に準じて、脱シリル化反応を行い、
その結果を第17表および第18表に示す。
(以下余白) 1)開IJoG3−6el;8 (97)実施例−67 4−[1−エチニル−7−ヒドロキシ−6−[(35)
−3−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−1−プロペニ
ル]−2−7サビシクロ[3,3,0]オクト−2−エ
ン−3−イルコチオブタン酸ナトリウム胆怪几」の合成 19(S)g−e 窒素気流中、エチルエステルu怪几」(実施例−53)
57mg(0,131ミリモル)をメタノール2mlに
溶かし、0.IN水酸化ナトリウム水溶液1.27m1
(0,127ミリモル)、水0.6mlを加え、室温で
2日放置する。溶媒を減圧留去し、残渣をジエチルエー
テルでよく洗浄する。不溶物をメタノールに溶かし、再
び減圧留去し、残渣をジエチルエーテルで洗浄する。更
に一度この操作を繰り返した後、乾燥して泡状のす長凰
コ47mgを得る。
IRニジW:H3400,3300,1573,140
7゜1088 am−’。
NMRj 8 ’:、;’: (外部基準) 4.1〜
4.7 (2H,m)、 6.03(2H,m)。
(以下余白) 一25El 一 実施例−68 4−[7−ヒドロキシ−6−[(35)−3−ヒドロキ
シ−1−オクテニル]−1−(1−プロピニル)−2−
アザビシクロ[3゜3.0]オクト−2−エン−3−イ
ルコチオブタン酸ナトリウム19(S)hの合成 エチルエステル17(S)h (実施例−13)64m
gを用いて実施例−67と同様の反応を行い、泡状の1
9(S)hを50mg得る。
IRニジ’4”、”、 3400.1573.1405
.1085 cm−’NMR:δ島0(外部基準) 2
.30 (3H,s)、 −4,50pm (2)1.m)、 6.03 (2H)。
(以下余白) ハ9発明の効果 本発明化合物は、化学的に安定なプロスタグランジン(
PGI * )類縁体であり、PCl、レセプターにア
ゴニストとして作用する。本発明化合物は、PCI。
と同様に血小板凝集を強力に抑制するため、末梢循環改
善、人工透析などの体外循環または虚血性疾患などに使
用できる有用な抗血栓剤になり得る。以下にその代表的
な化合物についてin vitr。
での血小板凝集抑制作用の実験例を示す。
[試験材料および試験方法コ 雄性ウサギ(NIBS−JW、体重2.2−2.7kg
、 ラビトン牧8)をベンドパルビタール・ナトリウム
(ソムノペンチル: Pitman Moore、約2
5mg/kg、耳静脈内注射)で麻酔し、三方活栓を接
続したカニユーレを頚動脈に導入し、3.8にクエン酸
ナトリウム0゜8mlの入ったプラスチック製シリンジ
にて血液7.2ml、全量8mlずつ連続して全採血し
た。血液はプラスチック製試験管に入れ軽く転倒混和し
たのち、20°C1210g、 10分間遠心分離し上
清の多血小板血漿[P RP (Platelet r
ich plasma) ]を採取した。さらに残りの
血液を20℃、3000rpm (約1900g)、1
0分間遠心分離し、乏血小板血漿[P P P : (
Platelet poor plasma )コを得
た。
PRPの血小板数はコールタ−カウンターで計測し、5
0〜55X10’/μmになるようにPPPで希釈調整
し凝集測定に供した。
血φ板凝集反応はボーンの方法[Born、G、V、R
,。
ネイチャー(Nature )、上11.927−92
9(1962)]に準じ、アブリボメーター(Mode
l AUIORAM−61、理化電機工業)を用いて測
定した。すなわち、血小板数が50〜55×104/μ
mになるように調整したPRP400μmを測定用キュ
ベツトに入れて凝集針にセットし、37°Cで1分間攪
拌(120Orpm)、予備加温した後試験化合物液[
ジメチルスルホキシド溶液2μmと生理食塩水48μm
、但し、プロスタグランジンl5(PGIt)とプロス
タグランジンE+ (PGE+ )はトリス緩衝液に溶
解し、その50μm]を加え、その2分後に凝集惹起物
質としてアデノシン−5゛−シボスフエート、30μM
<終faW)Eavp:ファルマシア(米国)(Pha
rmacia U、S、A)]、またはコラーゲン20
μg/ml(終濃度)[ホルモン−ヒエミー()Ior
monChemie、  Mjincben)コあるい
は、アラキドン酸500μ旧終演度)[ナトリウム塩、
シグマ(Sigma)]を50]11加えて凝集により
生じた透光度の変化を経時的に記録した。
血/h板の凝集率は、PRPおよびPPPの透光度をそ
れぞれ0%および100%とし凝集惹起物質添加後のP
RPの最大透光度を最大凝集率とした。
凝集阻害率(%)は、対照群(担体添加群)の最大凝集
率に対する試験化合物添加群の最大凝集率の比から算出
した。
[結果コ 試験結果を第19表に示す。標準物質としてプロスタグ
ランジン(PG)Iffi、E□t−用いた。
(以下余白) 第19表(その1) 血小板凝集抑制作用[50に阻害濃度(8M)]第19
表(その2) 9試験化合物番号は実施例中の化合物番号または下記化
合物番号に対応する。
本発明化合物は、アラキドン酸、コラーゲン、ADPな
どにより惹起される血ノJ1板凝集を著しく阻害する。
本発明化合物は、PCI*レセプターにアコニストとし
て作用し、血ノj\板凝集を強力に抑制するものであり
、人工透析または人工心肺などの体外循環、術後血栓防
止への使用、振動病、膠原病、バーシャー病、閉本性動
脈硬化症、肺動脈血栓本枠症、肺高血圧症、狭心症、急
性心筋便室、脳血栓、脳室栓、脳梗室などの末梢循環不
良または虚血性疾患の予防・治療に用いられうるなとそ
の薬理効果の応用が期待される化合物である。
266一 本発明化合物は、経口的にまたは非経口的に投与するこ
とができる。経口的には、例えば錠剤、カプセル剤、乳
剤、顆粒剤、細粒剤、水剤、乳剤などの剤形にし、非経
口的には、坐剤、あるいは注射剤例えば、静脈内注射剤
、筋肉的注射剤または皮下注射剤などになしうる。製剤
化の際には、通常用いられる適当な担体もしくは賦形剤
を使用する。
本発明化合物は、経口投与では成人1日約0.1mg〜
500mgが投与きれる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は、水素または低級アルキル;R_2は
    、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、低
    級アラルキニル、低級アルキルオキシ、アリールチオま
    たはシアノ;R_3およびR_4は、それぞれ水素また
    はヒドロキシ保護基;R_5は、ヘテロ環で置換されて
    いてもよい直鎖状または分岐状のアルキル、直鎖状また
    は分岐状のアルキニルまたはシクロアルキル;波線は、 RもしくはS配置またはそれらの混合物であることをそ
    れぞれ表わす) で示される化合物またはその塩。 2、R_1が、低級アルキル、R_3およびR_4が、
    それぞれ水素である特許請求の範囲第1項記載の化合物
    。 3、R_2が、低級アルキル、低級アルケニル、低級ア
    ルキニル、低級アラルキニルまたはシアノである特許請
    求の範囲第2項記載の化合物。 4、R_2が、低級アルキニルである特許請求の範囲第
    2項記載の化合物。 5、R_5が、ヘテロ環で置換されていてもよい直鎖状
    または分岐状のアルキルである特許請求の範囲第4項記
    載の化合物。 6、R_5が、直鎖状または分岐状のアルキニルである
    特許請求の範囲第4項記載の化合物。 7、R_5が、シクロアルキルである特許請求の範囲第
    4項記載の化合物。 8、低級アルキニルが、エチニル、1−プロピニル、1
    ,3−ブタジイニルまたはフェニルエチニルである特許
    請求の範囲第4項記載の化合物。 9、4−[7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキシ−1
    −オクテニル)−1−メチル−2−アザビシクロ[3,
    3,0]オクト−2−エン−3−イル]チオブタン酸ま
    たはそのエステルもしくは塩である特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 10、4−[1−エチニル−7−ヒドロキシ−6−(3
    −ヒドロキシ−1−オクテニル)−2−アザビシクロ[
    3,3,0]オクト−2−エン−3−イル]チオブタン
    酸またはそのエステルもしくは塩である特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。 11、4−[1−エチニル−7−ヒドロキシ−6−(3
    −ヒドロキシ−1−オクテニル)−2−アザビシクロ[
    3,3,0]オクト−2−エン−3−イル]チオブタン
    酸またはそのエステルもしくは塩である特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。 12、4−[7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキシ−
    1−オクテニル)−1−(1−プロピニル)−2−アザ
    ビシクロ[3,3,0]オクト−2−エン−3−イル]
    チオブタン酸またはそのエステルもしくは塩である特許
    請求の範囲第1項記載の化合物。 13、4−[1−(1,3−ブタジイニル)−7−ヒド
    ロキシ−6−(3−ヒドロキシ−1−オクテニル)−2
    −アザビシクロ[3,3,0]オクト−2−エン−3−
    イル]チオブタン酸またはそのエステルもしくは塩であ
    る特許請求の範囲第1項記載の化合物。 14、4−[1−シアノ−7−ヒドロキシ−6−(3−
    ヒドロキシ−1−オクテニル)−2−アザビシクロ[3
    ,3,0]オクト−2−エン−3−イル]チオブタン酸
    またはそのエステルもしくは塩である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。 15、4−[1−エテニル−7−ヒドロキシ−6−(3
    −ヒドロキシ−4−メチル−1−オクテン−6−イニル
    )−2−アザビシクロ[3,3,0]オクト−2−エン
    −3−イル]チオブタン酸またはそのエステルもしくは
    塩である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 16、4−[1−エテニル−7−ヒドロキシ−6−(3
    −ヒドロキシ−4−メチル−1−オクテニル)−2−ア
    ザビシクロ[3,3,0]オクト−2−エン−3−イル
    ]チオブタン酸またはそのエステルもしくは塩である特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。 17、4−[1−エチニル−7−ヒドロキシ−6−(3
    −ヒドロキシ−4−メチル−1−オクテニル)−2−ア
    ザビシクロ[3,3,0]オクト−2−エン−3−イル
    ]チオブタン酸またはそのエステルもしくは塩である特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。 18、4−[7−ヒドロキシ−6−(3−ヒドロキシ−
    4−メチル−1−オクテン−6−イニル)−1−(1−
    プロピニル)−2−アザビシクロ[3,3,0]オクト
    −2−エン−3−イル]チオブタン酸またはそのエステ
    ルもしくは塩である特許請求の範囲第1項記載の化合物
    。 19、4−[1−エチニル−7−ヒドロキシ−6−(3
    −ヒドロキシ−4,4−ジメチル−1−オクテニル)−
    2−アザビシクロ[3,3,0]オクト−2−エン−3
    −イル]チオブタン酸またはそのエステルもしくは塩で
    ある特許請求の範囲第1項記載の化合物。 20、4−[1−エチニル−7−ヒドロキシ−6−(3
    −ヒドロキシ−4−メチル−1−オクテン−6−イニル
    )−2−アザビシクロ[3,3,0]オクト−2−エン
    −3−イル]チオブタン酸またはそのエステルもしくは
    塩である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 21、4−[6−(3−シクロペンチル−3−ヒドロキ
    シ−1−プロペニル)−1−エテニル−7−ヒドロキシ
    −2−アザビシクロ[3,3,0]オクト−2−エン−
    3−イル]チオブタン酸またはそのエステルもしくは塩
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 22、4−[6−(3−シクロペンチル−3−ヒドロキ
    シ−1−プロペニル)−1−エチニル−7−ヒドロキシ
    −2−アザビシクロ[3,3,0]オクト−2−エン−
    3−イル]チオブタン酸またはそのエステルもしくは塩
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 23、4−[6−(3−シクロヘキシル−3−ヒドロキ
    シ−1−プロペニル)−1−エテニル−7−ヒドロキシ
    −2−アザビシクロ[3,3,0]オクト−2−エン−
    3−イル]チオブタン酸またはそのエステルもしくは塩
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 24、4−[6−(3−シクロヘキシル−3−ヒドロキ
    シ−1−プロペニル)−1−エチニル−7−ヒドロキシ
    −2−アザビシクロ[3,3,0]オクト−2−エン−
    3−イル]チオブタン酸またはそのエステルもしくは塩
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 25、4−[6−(3−シクロヘキシル−3−ヒドロキ
    シ−1−プロペニル)−7−ヒドロキシ−1−(1−プ
    ロピニル)−2−アザビシクロ[3,3,0]オクト−
    2−エン−3−イル]チオブタン酸またはそのエステル
    もしくは塩である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 26、4−[1−エチニル−6−[5−(2−フリル)
    −3−ヒドロキシ−1−ペンテニル]−7−ヒドロキシ
    −2−アザビシクロ[3,3,0]オクト−2−エン−
    3−イル]チオブタン酸またはそのエステルもしくは塩
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
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