JPS6365828B2 - - Google Patents

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JPS6365828B2
JPS6365828B2 JP59033060A JP3306084A JPS6365828B2 JP S6365828 B2 JPS6365828 B2 JP S6365828B2 JP 59033060 A JP59033060 A JP 59033060A JP 3306084 A JP3306084 A JP 3306084A JP S6365828 B2 JPS6365828 B2 JP S6365828B2
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JP
Japan
Prior art keywords
hopper
side wall
suction
suction ports
pump
Prior art date
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Expired
Application number
JP59033060A
Other languages
English (en)
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JPS60175780A (ja
Inventor
Hitoshi Warashina
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP3306084A priority Critical patent/JPS60175780A/ja
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  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンクリートポンプにおける吸送部
の切換装置、特にホツパの下部には、一方の側壁
に一対の吸送口が相互に隣接して設けられるとと
もに、前記一方の側壁に対向する他方の側壁に吐
出管に連通した吐出口が穿設され、一端は前記吸
送口に連通可能でありしかも他端は前記吐出口に
連通した揺動管が前記他端を支点として揺動可能
にホツパ内に収容され、前記一対の吸送口にはポ
ンプシリンダがそれぞれ連結されるコンクリート
ポンプにおける吸送部の切換装置に関する。
従来、かかる切換装置では、一方のポンプシリ
ンダ内でピストンがいずれか一端に達したとき
に、両ポンプシリンダのピストンの変位を一時停
止し、揺動管による吐出管への連通状態と、ホツ
パへの連通状態とを切換えて、両ポンプシリンダ
から生コンクリートが交互に吐出されるようにし
ている。ところが、このような制御によれば、次
の(イ)、(ロ)の問題が生じる。
(イ) 既に移送管内に圧送されている生コンクリー
トが、流動している途中で、一時停止し、その
後再び流動することを繰返すことになるので、
生コンクリートの流れが逆流して脈動し、移送
管が振動する。そのため床に設置した配筋を乱
すことがある。また生コンクリートが一時停止
した後に再び流動を開始するときには、大きな
サージ圧が発生し、これが騒音を誘起するとい
う問題がある。
(ロ) 生コンクリートは流動性が劣るので、ポンプ
シリンダ内への吸引時にその吸引容積を100%
満す生コンクリートが吸引されることは不可能
であり、空気を同時に吸い込むことが多い。そ
のため、吸引した生コンクリートを圧送すべく
吐出口を開放してポンプシリンダを吐出管に連
通させると、吐出管内に既に圧送されている生
コンクリートの重圧により、ポンプシリンダ内
の空気が圧縮され、吐出管内のコンクリートが
ポンプシリンダ内に逆流し、圧送効率が劣化す
る。しかも逆流してくる生コンクリートをポン
プピストンにより圧送しなければならないの
で、サージ圧が非常に発生し易くなる。
このような従来の欠点を解消すべく、本出願人
は、先に、一方のポンプシリンダで吐出動作が行
なわれている途中に、他方のポンプシリンダでは
吸引した生コンクリートの加圧動作を開始させ、
一方のポンプシリンダの吐出動作が終了する頃に
他方のポンプシリンダで吐出動作を開始するよう
にした制御装置を提案している。このような制御
によれば、生コンクリートの吐出が連続的とな
り、しかもポンプシリンダ内に吸引される生コン
クリートは充分加圧された状態で圧送される。し
たがつて、脈動の発生が極力防止され、移送管の
振動およびサージ圧の発生が抑えられるととも
に、逆流の発生が防止されて圧送効率が向上す
る。ところで、このような制御を行なうにあたつ
て、両ポンプシリンダの吐出および吸引の切換を
行なうための切換装置の構造は単純であつて、し
かも確実な動作を行なうことが望ましい。
本発明は、そのような事情に鑑みてなされたも
のであり、両ポンプシリンダによる連続的な吐出
動作と吸引時の生コンクリートの加圧とを行ない
得るコンクリートポンプの作動制御にあたつて、
単純な構造でしかも確実な動作が得られるように
したコンクリートポンプにおける吸送部の切換装
置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明によれ
ば、ホツパの他方の側壁には両吸送口間の中央部
に対応する位置で単一の吐出口が穿設され、該吐
出口に連通した単一の揺動管の一端開口部は両吸
送口に同時に連通可能な大きさに形成され、該揺
動管の一端には、ホツパの一方の側壁内面に摺接
して前記両吸送口を個別に閉鎖可能な揺動板が固
着され、該揺動板は、一方の前記吸送口の閉鎖お
よびホツパ内への連通時に、他方の前記吸送口の
前記揺動管内への連通を許容すべく形成される。
以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、先ず第1図を参照して、生コンクリー
トを貯留するホツパ1において、一方の側壁1a
の下部には左右一対のポンプシリンダ2,3が相
互に隣接して連結され、他方の側壁1bの下部に
は前記両ポンプシリンダ2,3間に対応する位置
に吐出管4が連結される。ホツパ1内には揺動管
5が揺動可能に収容されており、この揺動管5の
揺動動作により、両ポンプシリンダ2,3の吸送
態様が変化する。
第2図において、ホツパ1の一方の側壁1aに
は、左右一対の吸送口6,7が相互に隣設して穿
設されており、それらの吸送口6,7に個別に連
通してポンプシリンダ2,3が側壁1aの外面に
それぞれ結合される。ホツパ1の他方の側壁1b
には吐出口8が穿設されており、その吐出口8に
連通する吐出管4が側壁1bに固定的に接続され
る。
揺動管5は、ホツパ1内の下部で両側壁1a,
1b間にわたつて設けられており、ホツパ1の底
部1cに対応して、一方の側壁1a側の一端5a
から他方の側壁1b側の他端5bに向かうにつれ
て上方となるように屈曲される。この揺動管5の
一端5aにおける開口部9は両吸送口6,7に連
通し得る大きさを有して形成される。また他方の
側壁1bには前記吐出口4に段部を介して連なる
支持穴10が穿設されており、揺動管5の他端5
bは軸受部材11を介して該支持穴10に嵌合さ
れる。これにより、揺動管5は他端5bを支点と
して、第2図の左右に揺動可能である。
揺動管5の一端5aには、ホツパ1の一方の側
壁1aに摺接する揺動板12が固着され、この揺
動板12は側壁1aに固定された円筒状枢軸13
によつて枢支される。枢軸13は両ポンプシリン
ダ2,3と平行であり、しかも両吸送口6,7間
の上方で側壁1aに固定される。また揺動板12
には、揺動管5の開口部9に対応した透孔が設け
られており、吸送口6,7の一方の閉鎖およびホ
ツパ1内への連通時に、吸送口6,7の他方を揺
動管5内に連通し得るように形成される。
枢軸13内には駆動軸14が挿通されており、
枢軸13からホツパ1内に突出した駆動軸14の
一端には、揺動管5に連結された連結部材15が
結合される。また枢軸13からホツパ1の外方に
突出した駆動軸14の他端には駆動レバー16が
結合され、駆動レバー16は図示しない駆動手段
に連結される。
次にこの実施例の作用について第3図〜第8図
を参照しながら説明するが、それに先立つて、両
ポンプシリンダ2,3の駆動機構について簡単に
説明すると、両ポンプシリンダ2,3のピストン
17,18はそれらのポンプシリンダ2,3に個
別に連設された駆動シリンダ19,20によつて
駆動される。これらの駆動シリンダ19,20に
は、ピストン17,18の位置および動作を検出
するために、前進動作検知器21,22、後退動
作検知器23,24および反転動作検知器25,
26が設けられる。なお、第3図〜第8図におい
て、aは簡単な縦断側面を示し、bは揺動板12
の動作状況を示す簡単な縦断正面図である。
先ず第3図において、一方のポンプシリンダ2
においてはピストン17が前進動作しており、他
方のポンプシリンダ3ではピストン18が前進動
作を終了したときである。この状態で、揺動板1
2は両吸送口6,7を揺動管5内に連通した状態
にある。これにより、他方のポンプシリンダ3の
吐出動作に連続して、一方のポンプシリンダ2か
ら生コンクリートが吐出管4に吐出される。
第4図においては、他方のポンプシリンダ3で
はピストン18が後退動作し、一方のポンプシリ
ンダ2ではピストン17の前進動作が継続され
る。このとき、揺動板12は、一方の吸送口6の
みを揺動管5内に連通し、他方の吸送口7をホツ
パ1内に連通する位置まで回動する。これによ
り、一方のポンプシリンダ2からは生コンクリー
トが吐出管4に引続いて吐出され、他方のポンプ
シリンダ3内にはホツパ1から生コンクリートが
吸入される。このとき、ピストン18が予め設定
された位置まで後退すると、それが後退動作検知
器24によつて検出される。
第5図において、後退動作検知器24による検
出に応じて、揺動板12は他方の吸送口7を閉鎖
する位置に回動され、ピストン18は後退動作か
ら前進動作へと反転し、他方のポンプシリンダ3
内の生コンクリートが加圧される。このとき、一
方のポンプシリンダ2では、ピストン17が前進
動作を続けている。
第6図において、他方のポンプシリンダ3内の
圧力すなわちピストン18の背圧が一定値に達し
たときに、反転動作検知器26が作動し、揺動板
12は両吸送口6,7を揺動管5に連通する位置
に回動される。これにより、他方のポンプシリン
ダ3内の生コンクリートが吐出管4に吐出される
が、ポンプシリンダ2内の生コンクリートは充分
加圧されているので、吐出管4内の生コンクリー
トがポンプシリンダ3に逆流することはない。ま
たこのとき、一方のポンプシリンダ2では吐出動
作が終了しておらず、一方のポンプシリンダ2に
よる吐出と、他方のポンプシリンダ3による吐出
とが、部分的に重複して行なわれることになり、
生コンクリートの吐出が切れ目なく連続的に行な
われる。
一方のポンプシリンダ2の吐出動作は、ピスト
ン17が前進動作検知器21で検出されたときに
終了し、これによつてピストン17は反転して後
退動作する。しかも、そのとき、第7図で示すよ
うに、揺動板12は一方の吸送口6をホツパ1内
に連通させる位置に回動し、したがつてピストン
17の後退動作に応じて、ポンプシリンダ2内に
生コンクリートが吸引される。
ピストン17が後退動作検出器23で検知され
るまで後退すると、揺動板12は第8図で示すよ
うに一方の吸送口6を閉鎖する位置に回動され、
ピストン17が後退動作から前進動作に反転する
のに応じて、ポンプシリンダ2内の生コンクリー
トが加圧される。
このような第3図〜第8図の動作を繰返すこと
により、生コンクリートが連続的に吐出される。
しかも、ポンプシリンダ2,3の一方が吐出動作
を終了する前に他方が吐出動作を開始するので、
脈動の発生が、極力防止され、その結果、騒音の
発生も抑えられる。また生コンクリートは、既に
加圧された状態で圧送されるので、逆流の発生が
防止され、圧送効率を向上させることができると
ともにサージ圧の発生を防止することができる。
以上のように本発明によれば、ホツパの他方の
側壁には両吸送口間の中央部に対応する位置で単
一の吐出口が穿設され、該吐出口に連通した単一
の揺動管の一端開口部は両吸送口に同時に連通可
能な大きさに形成され、該揺動管の一端には、ホ
ツパの一方の側壁内面に摺接して前記両吸送口を
個別に閉鎖可能な揺動板が固着され、該揺動板
は、一方の前記吸送口の閉鎖およびホツパ内への
連通時に、他方の前記吸送口の揺動管内への連通
を許容すべく形成されるので、極めて簡単な構成
により、両ポンプシリンダと、ホツパおよび吐出
管との間の連通、遮断を自在にかつ確実に行なう
ことが可能となり、しかも吸送口と、ホツパ内お
よび吐出管との間の連通、遮断が単一の揺動管の
揺動作動により切換えられるので、揺動管を駆動
するための手段の構成が簡単になるとともにホツ
パ内に占める揺動管の容積を小さく抑えてホツパ
の実質容積を増大することかできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は要部縦断側面図、第2図は第1図の−線断
面図、第3図〜第8図は切換動作を順次説明する
ためのもので、aは簡略化した縦断側面図、bは
揺動板の状態を示すための簡略化した縦断正面図
である。 1……ホツパ、1a,1b……側壁、2,3…
…ポンプシリンダ、4……吐出管、5……揺動
管、6,7……吸送口、9……開口部、12……
揺動板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ホツパの下部には、一方の側壁に一対の吸送
    口が相互に隣接して設けられるとともに、前記一
    方の側壁に対向した他方の側壁には吐出管に連通
    した吐出口が穿設され、一端は前記吸送口に連通
    可能でありしかも他端は前記吐出口に連通した揺
    動管が前記他端を支点として揺動可能にホツパ内
    に収容され、前記一対の吸送口にはポンプシリン
    ダがそれぞれ連結されるコンクリートポンプにお
    ける吸送部の切換装置において、ホツパの前記他
    方の側壁には両吸送口間の中央部に対応する位置
    で単一の吐出口が穿設され、該吐出口に連通した
    単一の揺動管の一端開口部は両吸送口に同時に連
    通可能な大きさに形成され、該揺動管の一端に
    は、前記ホツパの一方の側壁内面に摺接して前記
    両吸送口を個別に閉鎖可能な揺動板が固着され、
    該揺動板は、一方の前記吸送口の閉鎖およびホツ
    パ内への連通時に、他方の前記吸送口の前記揺動
    管内への連通を許容すべく形成されることを特徴
    とするコンクリートポンプにおける吸送部の切換
    装置。
JP3306084A 1984-02-23 1984-02-23 コンクリ−トポンプにおける吸送部の切換装置 Granted JPS60175780A (ja)

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JPS60175780A JPS60175780A (ja) 1985-09-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10343802B4 (de) * 2003-09-22 2007-12-06 Schwing Gmbh Kolben-Dickstoffpumpe mit kontinuierlichem Förderstrom
DE102013215990A1 (de) * 2013-08-13 2015-02-19 Putzmeister Engineering Gmbh Zweizylinder-Dickstoffpumpe mit Rohrweiche

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55160183A (en) * 1979-03-14 1980-12-12 Schwing Friedrich Wilh Pump for viscous substance

Patent Citations (1)

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JPS55160183A (en) * 1979-03-14 1980-12-12 Schwing Friedrich Wilh Pump for viscous substance

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JPS60175780A (ja) 1985-09-09

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