JPS6364571B2 - - Google Patents

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JPS6364571B2
JPS6364571B2 JP57162971A JP16297182A JPS6364571B2 JP S6364571 B2 JPS6364571 B2 JP S6364571B2 JP 57162971 A JP57162971 A JP 57162971A JP 16297182 A JP16297182 A JP 16297182A JP S6364571 B2 JPS6364571 B2 JP S6364571B2
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vehicle body
swivel
center
workbench
excavation
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Priority to DE8585115473T priority patent/DE3380793D1/de
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/38Cantilever beams, i.e. booms;, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for booms; Dipper-arms, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for dipper-arms; Bucket-arms
    • E02F3/382Connections to the frame; Supports for booms or arms
    • E02F3/384Connections to the frame; Supports for booms or arms the boom being pivotable relative to the frame about a vertical axis
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/30Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom
    • E02F3/32Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom working downwardly and towards the machine, e.g. with backhoes
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/10Supports for movable superstructures mounted on travelling or walking gears or on other superstructures
    • E02F9/12Slewing or traversing gears
    • E02F9/121Turntables, i.e. structure rotatable about 360°

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Shovels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は道路等の掘削を行うための掘削機に関
し、特に、掘削機構の旋回範囲を車幅の範囲に収
めて、道路を専有することで他の車輌の進行を妨
げることなく、狭い範囲での掘削作業を可能にし
た掘削機に関し、さらに、掘削機構を載置した作
業台と、この作業台を支持した旋回台をそれぞれ
別個に旋回させて、その作業範囲を広げることが
できる掘削機の旋回機構に関する。
〔従来の技術〕
従来の掘削機における掘削作業を第1図により
説明すると、第1図は掘削機1によつて道路の一
方の車線に沿つて溝を掘り取つていく状態を示す
るものである。この図では、二車線のうち、一方
の一車線のみの掘削作業であり、掘削機1は一車
線分の幅だけ専有して、そのアーム2を上下動す
ることで、アーム2の先端にあるバケツト3を道
路面に掘り込み、溝4を掘削していくものであ
る。
この作業において、バケツト3によつて掘り取
つた土砂は、アーム2を旋回させて掘削機1の後
方に待機しているトラツク5の荷台に載置しなけ
ればならない。また、この溝4を順次掘り進むと
きには、溝4を掘削機1が落下するのを防ぐた
め、掘削機1を後方(矢印Z方向)に移動させな
ければならない。
このような掘削作業においては、掘り取つた土
砂を移送させるため、アーム2及びバケツト3を
旋回させなければならないが、その回転の中心は
掘削機1の中心にあるX点であるので、アーム2
及びバケツト3の旋回半径は、図中Yに示す範囲
のものとなり、掘削を行わない他の車線までにも
その作動範囲が拡大するものとなる。
このため従来の掘削作業では、溝4を掘り込ま
ない正常な車線の車輌の進行を全面に停止させる
か、あるいはアーム2の旋回時だけ一時的に車輌
の進行を停止させるかして、事故が発生するのを
防いでいた。しかしながら、この従来の方法で
は、掘削していない他の車線における車輌の運行
を全面的、あるいは一時的に停止させることか
ら、車輌の流れが停滞し、運行経済上からも道路
専有上からも好ましいものではなかつた。
このような不都合のため、既に同一発明者によ
り提案された特開昭57年第66238号、特開昭第
127036号のような二軸旋回できる掘削機が提案さ
れている。これらの新しい掘削機では車体の上部
であつて、一方の側面に偏位した位置に扇形に揺
動できる回動体を軸支してあり、この回動体の先
端上部には掘削機構を揺動自在に載置した構造で
ある。そして、回動体と掘削機構の間には両者が
反対方向に旋回する連動機構を介在させてある。
この掘削機では、回動体が車体の上部で扇形に
揺動し、その先端は車体の前部から後部に向けて
移動することになる。そして、掘削機構はこの回
動体の揺動と連動して反対方向に揺動することに
なり、掘削機構は車体の幅の範囲内で前方から後
方にその方向を反転しながら移動することができ
る。このため、掘削機構は車体の側面より突出せ
ず、一方の車線の幅で土砂の搬送を行うことがで
きる。
しかし、この構成では回動体と掘削機構はいづ
れも120〜150度の範囲で扇形に揺動するものであ
り、車体に対しては揺動することとなる。このた
め、直期の使用では摩耗部分が多くなり、定期的
な点検で部品の交換を必要とするものであつた。
また、揺動する回動体の先端に重量がある掘削機
構を搭載させてあるので、回動体の軸支部には大
きな力が加えられることになり、強固な軸支機構
が必要となるものであつた。
このことから、この揺動運動ではどちらかとい
えば往復運動に近いものであり、重量のある掘削
機構と土砂を揺動させることでは長期の使用には
向かないものであつた。
この欠点を解消するために、更に同一発明者に
より特許出願昭和57年128468号のような二軸旋回
である掘削機が提案されている。この新しく提案
された構成では、車体の中央に載置した旋回台の
回転中心は車体の中心軸と一致させてあり、しか
も水平に全旋回することができる。また、旋回台
上に載置した作業台は、その回転軸を旋回台の回
転軸と少し離れて平行に位置されており、この作
業台も水平に全旋回することができるものであ
る。そして、旋回台と作業台の回転は駆動機構に
よつて両者の回転比率が一定になるように同期さ
れており、旋回台が回転する場合には同時に作業
台も回転し、作業台は車体に対し二軸で回転する
ことができる。
この構成のために、作業台上に固定してある掘
削機構はこの二軸旋回の動作によつて、先ず旋回
台によつて車体の一側に引き寄せられるように偏
位して移動される。同時に、作業台は旋回台の回
転方向とは反対方向に旋回し、その回転比は旋回
台の2倍となる。このことで、旋回台が180度回
転して車体の前方より後方に向くまでの間に作業
台は逆方向に360度回転し、作業台は車体の後方
に向く運動を行うものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この掘削機では、バケツトで掘り取つた土砂を
車体の前方から後方に移送する際には、掘削機構
が車体上方を通過し、バケツトを含む掘削機構は
車体側面より飛び出さず車輌の範囲内で旋回させ
ることができるものである。
しかしながら、この掘削機では旋回台と作業台
を常時その回転を同期させて作動させており、掘
削機構が車体の前方又は後方に位置した時にの
み、掘削機構のブームが車体の中心線と平行にな
る特徴を有している。
しかし、掘削機の作業においては必ずしも車両
の前方、後方の中央のみの掘削機構のみばかりで
はなく、掘削機構のブームを車体の長さ方向と平
行にさせたまま、前方又は後方の側面移動させて
掘削作業を行わせること(所謂きわ掘り)や、車
体の側面に掘削機構を向けて側方を掘削すること
もある。しかし、上記の構成では、旋回台と作業
台は常時連動されていて、細かい応用の掘削作業
は不可能なものであり、その作業の利用範囲が限
定させるものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、移動可能な車体と、この車体上面の
ほぼ中央においてその回転中心を一致させ、車体
に対して水平に全旋回することができる旋回台
と、この旋回台の回転中心より離した位置にその
回転中心を位置させ、旋回台に対して水平に全旋
回することができる作業台と、旋回台に載置され
た第1の駆動機構と、旋回台の回転中心とその軸
芯を一致させ、車体に固定させた第1の大歯車
と、第1の駆動機構により回転され、前記第1の
大歯車に噛み合う小歯車と、旋回台に載置された
第2の駆動機構と、作業台の回転中心とその軸芯
を一致させ、作業台に固定させた第2の大歯車
と、第2の駆動機構により回転され、前記第2の
大歯車に噛み合う小歯車と、作業台上に載置され
たバケツトを含む掘削機とから構成されたことを
特徴とする掘削機の旋回機構を提供するためのも
のである。
〔作用〕
本発明は上記のように構成してあるため、旋回
台と作業台はそれぞれ自由に水平方向に全旋回さ
せることができる。しかも、旋回台を車体に対し
て回転させる第一の駆動機構と、作業台を旋回台
に対して駆動させる第二の駆動機構はそれぞれ独
立させてあり、両駆動機構を一定の比率で同期さ
せることができると共に、両者を自由に無関係に
単独で作動させることができるものである。この
ため、作業台に設置した掘削機構を車体の全外周
方向の何れの位置にも自由に向けることができ、
掘削の作業範囲を極めて広くすることができるも
のである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例の斜視図、第3図は
側面図、第4図は正面、第5図は平面図である。
この掘削機は自走できるものであり、平坦な車
体10の下面にはその四隅に車輪11が軸支させ
てあり、車体10の両側の各一対の車輪11間に
はそれぞれキヤタピラ(無限軌道)12が巻き廻
してある。この車体10の上面中央には環状形を
した支持板13が固着してあり、この支持板13
上には変形八角形をした旋回台14が水平方向
に、かつ、全旋回できるように回転自在に軸支し
てある。この支持板13の回転中心は車体10の
中心に一致させてある。
旋回台14は正三角形の各頂点を裁断した平面
形状をしており、旋回台14の後方(第3図、第
5図左側)上部には旋回台14の周辺に沿つて、
エンジン15、燃料タンク16、作動油タンク1
7が連結して載置固定してある。また、旋回台1
4の上面であつて、旋回台14の回転中心より少
し燃料タンク16に接近した位置には、油圧モー
ター18がその駆動軸を下方に向けて固定してあ
る。そして、この旋回台14の上面中央より少し
作動油タンク17に接近した位置には油圧モータ
19がその駆動軸を下方に向けて固定してある。
この旋回台14の上部における前方(第3図、第
5図右方)には環形状をした保持盤20が載置固
定してあり、前述の支持板13の中心軸とこの保
持盤20の中心軸とは水平方向に離れるよう偏位
させ、且つ、平行になるように位置させてある。
この保持盤20上には円形をした作業台21が
保持盤20に対して回転自在に軸支してあり、こ
の作業台21上には垂直方向に支持体22が固着
してあり、支持体22にはその上下に間隔をおい
て連結具23が固着してある。前記連結具23間
には基端体24が連結してあり、この基端体24
にはくの字形をしたブーム25が揺動自在に連結
してあり、ブーム25の先端にはアーム26が揺
動自在に連結してあり、さらにアーム26の先端
にはバケツト27が揺動自在に連結してある。そ
して、基端体24とブーム25の中央の間、ブー
ム25の中央とアーム26の端部との間、アーム
26とバケツト27の間にはそれぞれ油圧シリン
ダ28,29,30が介在してある。このブーム
25、アーム26、バケツト27等で掘削機構3
1が構成される。
また、前記基端体24の一端には鋼板をL字形
に折り曲げた乗員台32が固着してあり、この乗
員台32上にはシート33と制御棒34が固着し
てある。
次に、第6図は本実施例における旋回機構を詳
しく示すもので、第5図中A−A矢視断面図に対
応するものである。
前述の支持板13上には、外径がほぼ支持板1
3と同じで、内周に歯形を切削形成させた円形の
原動歯車35が固着してあり、この原動歯車35
の外周にはベアリング36を介して環形状をした
スライダー37が回動自在に嵌め合わせてある。
このスライダー37の上面には前記旋回台14が
載置固着してあり、旋回台14はこの原動歯車3
5を中心にして全周方向に回転することができ
る。そして、油圧モータ18の出力軸38にはピ
ニオン39が軸着してあり、ピニオン39は歯面
は原動歯車35の内歯面に噛み合わせてある。ま
た、旋回台14の下面で、かつ、原動歯車33の
内周側に位置して逆T字形の軸支片40が固着し
てあり、この軸支片40の両端と旋回台14には
それぞれベアリング41,42,43が設けてあ
る。このベアリング41には油圧モータ19の出
力軸44の先端が軸支させてあり、ベアリング4
2,43の間には中間軸45が軸支させてあり、
こ中間軸45の上部は旋回台14の上面より上方
に位置させてある。この出力軸44と中間軸45
にはそれぞれスプロケツトホイール46,47が
固着してあり、両スプロケツトホイール46,4
7間にはチエーン48が巻き廻してある。
また、前記保持盤20上にはこの保持盤20と
ほぼ同一外径の環形状をした軸支体49が固着し
てあり、軸支体49の内周には環形状をして外径
をほぼ軸支体49の内径とし、その内周に歯形を
切削形成した従動歯車50が嵌め合わせてあり、
軸支体49と従動歯車50の間にはベアリング5
1が介在させてある。そして、前述の作業台21
はこの従動歯車50の上面に載置固定させてあ
り、作業台21は軸支体49の中心軸をその回転
中心として回転することができるにある。また、
前述の中間軸45の上端にはピニオン52が固着
してあり、このピニオン52は従動歯車50の内
歯面に噛み合わせてある。
なお、第7図はこれらの歯車による駆動機構を
分解した斜視図であり、第8図は同上の回転部分
の位置関係を示す平面図である。
次に、本実施例の作用を説明する。
バケツト27を上下動させて、道路、地面の掘
削をする動作は従来から公知の動作であり、シー
ト33に搭乗した操作者が制御棒34を操作する
ことにより、各油圧シリンダ28,29,30を
共動させることで行わせる。このバケツト27に
より掘り取つた土砂は、バケツト27を第4図に
示すように水平に持ち上げ、バケツト27の下面
を旋回台14上の機器の上面より少し高くし、こ
の状態でバケツト27を車体10の上方を通過さ
せて後方に移動させることで掘削機の後方に待機
しているトラツク等に移すことができる。
このバケツト27を車体10の上方を通過させ
て移動させるには、二つの油圧モータ18,19
を同期させて作動させることで旋回台14と作業
台21をそれぞれ逆方向に旋回させることにより
行わせることができる。
先ず油圧モータ18に油圧を供給すると出力軸
38が回転し、ピニオン39が駆動歯車35の内
歯面を回転し、スライダー37を駆動歯車35の
外周に沿つて回転させる。これにより、スライダ
ー37に載置した旋回台14は駆動歯車35の中
心軸を回転中心として回転することになる。同時
に、油圧モータ19に油圧を供給すると出力軸4
4が回転し、出力軸44の回転はスプロケツトホ
イール46、チエーン48、スプロケツトホイー
ル47、中間軸45の順に伝達されてピニオン5
2を回転させる。このピニオン52に噛み合わせ
た従動歯車50は軸支体49の中心軸を回転中心
として回転し、軸支体49の内周において従動歯
車50は従動する。この旋回台14の旋回中心と
作業台21の旋回中心は偏位させてあり、油圧モ
ータ18,19の出力軸38,44はそれぞれ逆
方向に回転するため、作業台21と旋回台14は
車体10に対して遊星歯車的に回転し、旋回台1
4は作業台21の回転中心を軸に大きく旋回する
ことになる。
この二軸旋回の動作のため、掘削機構31は旋
回台14の回転方向と逆方向に回転して掘削機構
31はエンジン15、燃料タンク16、作動油タ
ンク17の上方を通過して後方に向かうことにな
る。そして、作業台21の旋回速度を旋回台14
の旋回速度の二倍になるように設定すると、旋回
台14が180度回転すると作業台21は360度回転
することになる。このため、旋回台14が車体1
0の前方より後方に回転する間に作業台21は一
回転し、掘削機構31は車体10の上方を通過
し、車体10の後方に向くことになり、車体10
を中心として第5図中左側に反転することにな
る。この掘削機構31が作業台21と共に旋回す
る際には、第4図で示す様に作業台21が車体1
0の一側に偏位し、折畳んだ掘削機構31は車体
10の幅の範囲に位置する。このため、旋回台1
4が車体10に対して90度回転したときであつて
もバケツト21は車体10の下側から飛び出さ
ず、掘削機構31は車体10の幅の範囲内で回転
することになる。
上述の動作は、二つの油圧モータ18,19を
同期させて掘削機構31を車体10の前方中央か
ら後方中央に車幅の範囲で旋回させる場合に付い
て説明したが、次に、掘削機構31を車体の前方
でその側線に沿つた方向の掘削の作業(きわ掘
り)を行わせる場合に説明する。
先ず、油圧モータ18,19の同期の動作を解
除させ、それぞれを単独で動作できるようにす
る。そして、油圧モータ18のみを作動させて、
ピニオン39と原動歯車35によつて旋回台14
を少し旋回させ、作業台21の前側を車体10の
一側に向けて斜めになるように停止させる。
次に、油圧モータ19を作動させてピニオン5
2と従動歯車50によつて作業台21を旋回台1
4に対して旋回させ、旋回台14の車体10に対
する偏位角度と同一角度だけ作業台21を旋回台
14に対して逆方向に旋回させる。この角度補正
により掘削機構31のブーム25とアーム26は
車体10の長さ方向と平行になり、バケツト27
を車体10の側方(キヤタピラ12側)に位置さ
せることができる。そして、前述のように油圧シ
リンダ28,29,30を共動させることでバケ
ツト27で掘削作業を行わせ、土砂の掘り取りを
行わせることができる。このとき、バケツト27
は車体10の前方側方に位置しており、側溝を掘
つたり、車体10の中央で掘り下げた穴を左右に
拡大させる作業において有効になる。
なお、第9図はこのきわ掘り作業時における各
部材の位置関係を示すもので、第9図Xでは旋回
台14を左方向にΘ1だけ旋回させ、同時に作業
台21を右方向にΘ1だけ旋回させており、これ
により掘削機構31は車体10の中央軸線よりW
1の距離だけ左側に偏位している。
また、第9図Yでは旋回台14を右方向にΘ2
だけ旋回させ、同時に作業台21を左方向にΘ2
だけ旋回させており、これにより掘削機構31は
車体10の中央軸線よりW2の距離だけ右側に偏
位している。
なお、これらの作業例に限定されず、旋回台1
4と作業台21の旋回角度を制御して掘削機構3
1を車体10の何れか一方の側方に突出させ、キ
ヤタピラ12の側方を掘削させることも可能であ
る。
〔効果〕
本発明は上述の様に構成したもので、二つの駆
動機構を同期させると掘削機を極力車体の側方に
偏位させながら、前方から後方に移動させること
ができ、掘削機構を車体の側面から突出させるこ
とがない。このため、他の車線を進行している車
輌運行に支障を生じさせることがなく、道路の使
用を掘削作業に専有させることがないため、道路
を効率良く使用することができる。
また、道路が車体の幅とほぼ同じ程度であつて
も、バケツト等が車体から突出しないので、例え
ば両側が塀などで囲まれた挟い使用除件の下でも
作業を進めることができる。
さらに、二つの駆動機構の同期を解除し、それ
ぞれ単独で旋回させると掘削機構を自由な方向に
向けて掘削機構の作業範囲を拡大させることがで
き、掘削できる範囲の自由度を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の掘削作業を示す説明図、第2図
は本発明の一実施例である掘削機を前方より視た
斜視図、第3図は同上の側面図、第4図は同上の
正面図、第5図は同上の平面図、第6図は旋回機
構を詳しく示す第5図中A−A矢視の断面図、第
7図は同上の旋回機構の構成を示す分解斜視図、
第8図は旋回機構の配置を示す説明、第9図はき
わ掘りの作業を示す説明図である。 10……車体、14……旋回台、18,19…
…油圧モーター、21……作業台、31……掘削
機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 移動可能な車体と、この車体上面のほぼ中央
    においてその回転中心を一致させ、車体に対して
    水平に全旋回することができる旋回台と、この旋
    回台の回転中心より離した位置にその回転中心を
    位置させ、旋回台に対して水平に全旋回すること
    ができる作業台と、旋回台に載置された第1の駆
    動機構と、旋回台の回転中心とその軸芯を一致さ
    せ、車体に固定させた第1の大歯車と、第1の駆
    動機構により回転され、前記第1の大歯車に噛み
    合う小歯車と、旋回台に載置された第2の駆動機
    構と、作業台の回転中心とその軸芯を一致させ、
    作業台に固定させた第2の大歯車と、第2の駆動
    機構により回転され、前記第2の大歯車に噛み合
    う小歯車と、作業台上に載置されたバケツトを含
    む掘削機構とから構成されたことを特徴とする掘
    削機の旋回機構。
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JPS5167602A (ja) * 1974-12-06 1976-06-11 Kubota Ltd Zensenkaigatakutsusakusochi
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