JPH0324531B2 - - Google Patents
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- JPH0324531B2 JPH0324531B2 JP58013376A JP1337683A JPH0324531B2 JP H0324531 B2 JPH0324531 B2 JP H0324531B2 JP 58013376 A JP58013376 A JP 58013376A JP 1337683 A JP1337683 A JP 1337683A JP H0324531 B2 JPH0324531 B2 JP H0324531B2
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- JP
- Japan
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- rotation
- swivel
- vehicle body
- center
- swivel base
- Prior art date
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Links
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- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 8
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/30—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom
- E02F3/32—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom working downwardly and towards the machine, e.g. with backhoes
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/38—Cantilever beams, i.e. booms;, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for booms; Dipper-arms, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for dipper-arms; Bucket-arms
- E02F3/382—Connections to the frame; Supports for booms or arms
- E02F3/384—Connections to the frame; Supports for booms or arms the boom being pivotable relative to the frame about a vertical axis
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/08—Superstructures; Supports for superstructures
- E02F9/10—Supports for movable superstructures mounted on travelling or walking gears or on other superstructures
- E02F9/12—Slewing or traversing gears
- E02F9/121—Turntables, i.e. structure rotatable about 360°
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Shovels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、道路等の掘削を行うための掘削機に
関し、特に、旋回台上の作業台の旋回範囲を狭く
して、他の作業を妨げたり、道路を占有すること
で車輪の進行を妨げたりすることを防ぐことがで
きる掘削機に関し、さらに、旋回台と作業台の回
転を同期或いは非同期のいずれにも選択すること
ができる掘削機の連動機構に関する。
関し、特に、旋回台上の作業台の旋回範囲を狭く
して、他の作業を妨げたり、道路を占有すること
で車輪の進行を妨げたりすることを防ぐことがで
きる掘削機に関し、さらに、旋回台と作業台の回
転を同期或いは非同期のいずれにも選択すること
ができる掘削機の連動機構に関する。
従来の掘削機では、車体の中央に旋回台を載置
し、この旋回台には前方に向けてアームを突出さ
せ、このアーム先端に土砂を掘取るバケツトを取
付ける構成が殆どであつた。この構成では、掘取
つた土砂を車体の前方より後方に移送する際にア
ーム、バケツトが車体側面より大きく飛び出し
て、付近に立つている人に接触したり、建造物と
衝突すし危険なものであつた。また、バケツトの
旋回半径が大きくなり、作業範囲を広く設定しな
ければならない欠点があつた。
し、この旋回台には前方に向けてアームを突出さ
せ、このアーム先端に土砂を掘取るバケツトを取
付ける構成が殆どであつた。この構成では、掘取
つた土砂を車体の前方より後方に移送する際にア
ーム、バケツトが車体側面より大きく飛び出し
て、付近に立つている人に接触したり、建造物と
衝突すし危険なものであつた。また、バケツトの
旋回半径が大きくなり、作業範囲を広く設定しな
ければならない欠点があつた。
このため、車体上に旋回台と作業台をその回転
軸芯を偏心させて設けておき、バケツトを車体の
上方で通過させ、アーム、バケツトが車体の側面
より大きく飛び出さないように構成した掘削機が
提案されている。(例えば、特願昭57年128468号、
特願昭57年149586号等) 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、この新しく提案された掘削機では旋回
台と作業台とをいずれも所定の方向に向けて回転
させなければならず、しかも、旋回台と作業台の
両者の回転を同期させなければバケツトが正確に
車体上方を通過しないものであつた。このため、
旋回台と作業台とは常時連動しておかなければな
らず、その運動性には限定があつた。
軸芯を偏心させて設けておき、バケツトを車体の
上方で通過させ、アーム、バケツトが車体の側面
より大きく飛び出さないように構成した掘削機が
提案されている。(例えば、特願昭57年128468号、
特願昭57年149586号等) 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、この新しく提案された掘削機では旋回
台と作業台とをいずれも所定の方向に向けて回転
させなければならず、しかも、旋回台と作業台の
両者の回転を同期させなければバケツトが正確に
車体上方を通過しないものであつた。このため、
旋回台と作業台とは常時連動しておかなければな
らず、その運動性には限定があつた。
従つて、旋回台と作業台のそれぞれの回転を切
離して自在に回転させることができず、作業台上
のアームを車体中央に位置させて収納したり、ア
ームを車体の側面に位置させていわゆる側溝掘り
の作業を行わせるのはその構造上不可能なもので
あつた。
離して自在に回転させることができず、作業台上
のアームを車体中央に位置させて収納したり、ア
ームを車体の側面に位置させていわゆる側溝掘り
の作業を行わせるのはその構造上不可能なもので
あつた。
このため、この新しい掘削機では車体の前方か
後方に向けて直線状に溝や穴を掘り取る作業には
向いていても一般の掘削機が作業しているような
汎用性を求めるのが困難であつた。
後方に向けて直線状に溝や穴を掘り取る作業には
向いていても一般の掘削機が作業しているような
汎用性を求めるのが困難であつた。
このため、旋回台と回転台との間での両者の連
動を接断することができ、旋回台と回転台の回転
の同期と非同期を選択することができる機構が望
まれていた。
動を接断することができ、旋回台と回転台の回転
の同期と非同期を選択することができる機構が望
まれていた。
本発明は、移動可能な車体と、この車体上面の
ほぼ中央にその回転中心を一致させて水平に全旋
回することができるように軸支させた旋回台と、
この旋回台の回転中心よりその回転中心を離して
水平に全旋回することができるように回転自在に
軸支させた作業台と、旋回台の回転と作業台の回
転をそれぞれ一定の比率で同期させると共に両者
の回転を逆方向に制御する駆動機構と、旋回台と
作業台の連動を任意に接断できる回転接続手段
と、作業台上に固定されたバケツトを含む掘削機
構とから成り、旋回台を車体上で水平方向に回転
させると共に、作業台を旋回台の回転に同期させ
て逆方向に回転させ、掘削機構が車体の幅の範囲
外に飛び出すことなく、車体の一方より他方に移
動させることができ、かつ、回転接続手段で連動
を解除すると、旋回台と作業台とを自由に回転さ
せることができることを特徴とする掘削機を提供
するものである。
ほぼ中央にその回転中心を一致させて水平に全旋
回することができるように軸支させた旋回台と、
この旋回台の回転中心よりその回転中心を離して
水平に全旋回することができるように回転自在に
軸支させた作業台と、旋回台の回転と作業台の回
転をそれぞれ一定の比率で同期させると共に両者
の回転を逆方向に制御する駆動機構と、旋回台と
作業台の連動を任意に接断できる回転接続手段
と、作業台上に固定されたバケツトを含む掘削機
構とから成り、旋回台を車体上で水平方向に回転
させると共に、作業台を旋回台の回転に同期させ
て逆方向に回転させ、掘削機構が車体の幅の範囲
外に飛び出すことなく、車体の一方より他方に移
動させることができ、かつ、回転接続手段で連動
を解除すると、旋回台と作業台とを自由に回転さ
せることができることを特徴とする掘削機を提供
するものである。
本発明では、旋回台と作業台の間に介在されて
いる駆動機構を回転接続手段によつて選択的に同
期させることができるようにしてある。このた
め、車体の前方で掘り取つた土砂を後方に移動さ
せる場合には旋回台と作業台の回転を同期させ、
両者を逆方向に向けて、しかも特定の比率で旋回
させることができる。また、車体の側方を掘り取
つたり、側面に沿つて際彫りする場合には、旋回
台と作業台を同期させずに、それぞれを独立して
旋回させて自由な方向にアーム、バケツトを向け
させることができる。
いる駆動機構を回転接続手段によつて選択的に同
期させることができるようにしてある。このた
め、車体の前方で掘り取つた土砂を後方に移動さ
せる場合には旋回台と作業台の回転を同期させ、
両者を逆方向に向けて、しかも特定の比率で旋回
させることができる。また、車体の側方を掘り取
つたり、側面に沿つて際彫りする場合には、旋回
台と作業台を同期させずに、それぞれを独立して
旋回させて自由な方向にアーム、バケツトを向け
させることができる。
以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は
側面図、第3図は正面図、第4図は平面図であ
る。
側面図、第3図は正面図、第4図は平面図であ
る。
この掘削機は自走できるものであり、平坦な車
体10の下面四隅にスプロケツト11が軸支させ
てあり、車体10の両側に設けた各一対のスプロ
ケツト11間にはそれぞれ無限軌道12が巻廻し
てある。この車体10の上面中央には環状形をし
た支持盤13が固着してあり、この支持盤13上
には変形八角形をした旋回台14が水平方向に向
けて360度全周に回転できるように載置してある。
体10の下面四隅にスプロケツト11が軸支させ
てあり、車体10の両側に設けた各一対のスプロ
ケツト11間にはそれぞれ無限軌道12が巻廻し
てある。この車体10の上面中央には環状形をし
た支持盤13が固着してあり、この支持盤13上
には変形八角形をした旋回台14が水平方向に向
けて360度全周に回転できるように載置してある。
この旋回台14は正三角形の各頂点を裁断した
平面形状をしており、旋回台14の後方(第2
図、第4図左側)上部には旋回台14の周辺に沿
つてエンジン15、燃料タンク16、作動油タン
ク17が載置、固定してあり、旋回台14の上面
中央より少し燃料タンク16に接近した位置には
油圧モーター18が下方にその駆動軸を向けて固
定してある。
平面形状をしており、旋回台14の後方(第2
図、第4図左側)上部には旋回台14の周辺に沿
つてエンジン15、燃料タンク16、作動油タン
ク17が載置、固定してあり、旋回台14の上面
中央より少し燃料タンク16に接近した位置には
油圧モーター18が下方にその駆動軸を向けて固
定してある。
この旋回台14の前方(第2図、第4図右方)
の上部には環形状をした保持盤19が固定してあ
り、前述の支持盤13の中心軸とこの保持盤19
の中心軸とは水平方向に偏位させてあり、かつ両
軸線は平行となるよう位置させてある。この保持
盤19上には、円形をした作業台20が保持盤1
9に対して回転自在に載置してある。そして、こ
の作業台20上には垂直となつた支持体21が固
着してあり、この支持体21にはその上下に間隔
を置いて連結具22が固着してある。
の上部には環形状をした保持盤19が固定してあ
り、前述の支持盤13の中心軸とこの保持盤19
の中心軸とは水平方向に偏位させてあり、かつ両
軸線は平行となるよう位置させてある。この保持
盤19上には、円形をした作業台20が保持盤1
9に対して回転自在に載置してある。そして、こ
の作業台20上には垂直となつた支持体21が固
着してあり、この支持体21にはその上下に間隔
を置いて連結具22が固着してある。
前記上下の連結具22間には基端体26が連結
してあり、この基端体26にはややく字形をした
ブーム27が上下に揺動自在に連結してある。さ
らに、ブーム27の先端にはアーム28が揺動自
在に連結してあり、さらに、アーム28の先端に
はバケツト29が揺動自在に連結してある。そし
て、基端体26とブーム27の中央の間、ブーム
27中央とアーム28の端部との間、アーム28
とバケツト29の間にはそれぞれ油圧シリンダー
30,31,32を介在させてある。このブーム
27、アーム28、バケツト29等で掘削機構4
7が構成される。
してあり、この基端体26にはややく字形をした
ブーム27が上下に揺動自在に連結してある。さ
らに、ブーム27の先端にはアーム28が揺動自
在に連結してあり、さらに、アーム28の先端に
はバケツト29が揺動自在に連結してある。そし
て、基端体26とブーム27の中央の間、ブーム
27中央とアーム28の端部との間、アーム28
とバケツト29の間にはそれぞれ油圧シリンダー
30,31,32を介在させてある。このブーム
27、アーム28、バケツト29等で掘削機構4
7が構成される。
また、前記基端体26の一側には鋼板をL字形
に折曲げた乗員台23が固着してあり、この乗員
台23上にはシート24と制御箱25が固着して
ある。
に折曲げた乗員台23が固着してあり、この乗員
台23上にはシート24と制御箱25が固着して
ある。
次に、第5図は本実施例における旋回機構と接
続機構を詳しく示すもので、第4図中A−A矢視
断面図に対応するものである。
続機構を詳しく示すもので、第4図中A−A矢視
断面図に対応するものである。
前述の支持盤13上には、外径がほぼ支持盤1
3と同じで内周面に歯形を切削形成してある原動
歯車33固着してあり、この原動歯車33の外周
にはベアリング34を介して環形状をしたスライ
ダー35が回転自在に嵌合させてある。このスラ
イダー35上面に前記旋回台14が固着してあ
り、旋回台14はこの原動歯車33を中心に回転
することができる。
3と同じで内周面に歯形を切削形成してある原動
歯車33固着してあり、この原動歯車33の外周
にはベアリング34を介して環形状をしたスライ
ダー35が回転自在に嵌合させてある。このスラ
イダー35上面に前記旋回台14が固着してあ
り、旋回台14はこの原動歯車33を中心に回転
することができる。
そして、前記油圧モーター18の出力軸36に
はピニオン37が軸着してあり、ピニオン37は
原動歯車33の内歯面に噛合せてある。また、旋
回台14の下面で原動歯車33の内周側に位置し
てL字形の軸支片38が固着してあり、この軸支
片38と旋回台14にはそれぞれベアリング3
9,40が設けてあり、両ベアリング39,40
に軸支された中間軸41が旋回台14の上下面に
貫通している。この中間軸41の軸支片38と旋
回台14の間にはピニオン42が固着してあり、
ピニオン42は原動歯車33に内周歯面に噛合せ
てある。
はピニオン37が軸着してあり、ピニオン37は
原動歯車33の内歯面に噛合せてある。また、旋
回台14の下面で原動歯車33の内周側に位置し
てL字形の軸支片38が固着してあり、この軸支
片38と旋回台14にはそれぞれベアリング3
9,40が設けてあり、両ベアリング39,40
に軸支された中間軸41が旋回台14の上下面に
貫通している。この中間軸41の軸支片38と旋
回台14の間にはピニオン42が固着してあり、
ピニオン42は原動歯車33に内周歯面に噛合せ
てある。
また、前記保持盤19上にはこの保持盤19と
ほぼ同一外径の環形状をした軸支体43が固着し
てあり、軸支体43の内周には環形状をして外径
をほぼ軸支体43の内径とし、その内周に歯形を
切削形成した従動歯車45を位置させ、軸支体4
3と従動歯車45の間にはベアリング44を介在
させてある。そして、前述の作業台20はこの従
動歯車45の上面に固定させてあり、作業台20
は軸支体43の中心軸をその回転中心として回転
することができることになる。また、前述の中間
軸41の旋回台14の上方にはスプライン溝46
が複数本切削して形成してあり、この中間軸41
にはスプライン溝46に沿つて摺動することがで
きるピニオン47が挿通してある。このピニオン
47が下位置に移動させられた時には、ピニオン
47には従動歯車45が噛合うようになつてい
る。また、前記旋回台14には補助のための油圧
モーター48が固定してあり、この油圧モーター
48の出力軸49にはピニオン50が固定してあ
り、ピニオン50には従動歯車45が噛合せてあ
る。
ほぼ同一外径の環形状をした軸支体43が固着し
てあり、軸支体43の内周には環形状をして外径
をほぼ軸支体43の内径とし、その内周に歯形を
切削形成した従動歯車45を位置させ、軸支体4
3と従動歯車45の間にはベアリング44を介在
させてある。そして、前述の作業台20はこの従
動歯車45の上面に固定させてあり、作業台20
は軸支体43の中心軸をその回転中心として回転
することができることになる。また、前述の中間
軸41の旋回台14の上方にはスプライン溝46
が複数本切削して形成してあり、この中間軸41
にはスプライン溝46に沿つて摺動することがで
きるピニオン47が挿通してある。このピニオン
47が下位置に移動させられた時には、ピニオン
47には従動歯車45が噛合うようになつてい
る。また、前記旋回台14には補助のための油圧
モーター48が固定してあり、この油圧モーター
48の出力軸49にはピニオン50が固定してあ
り、ピニオン50には従動歯車45が噛合せてあ
る。
第6図は前述の接続機構を拡大して示すもので
ある。
ある。
前記ピニオン47の下部外周には係合溝51が
形成してあり、この係合溝51内にはコロ52が
挿入してあり、このコロ52はアーム53の先端
に軸支してある。アーム53の他端は旋回台14
上に固定してある架台54に軸支してあり、アー
ム53の他端には水平に位置させたレバー55が
連結してある。
形成してあり、この係合溝51内にはコロ52が
挿入してあり、このコロ52はアーム53の先端
に軸支してある。アーム53の他端は旋回台14
上に固定してある架台54に軸支してあり、アー
ム53の他端には水平に位置させたレバー55が
連結してある。
なお、第7図はこの旋回機構の回転部材を分解
した斜視図であり、第8図は同上の回転部材の位
置関係を示す平面図である。
した斜視図であり、第8図は同上の回転部材の位
置関係を示す平面図である。
次に、本実施例の作用を説明する。
バケツト29を上下動させて道路、地面を掘削
する動作は従来から公知であり、シート24に搭
乗した操作者が制御箱25を操作することにより
各油圧シリンダー30,31,32をそれぞれ協
動させることにより行なうことができる。このバ
ケツト29で掘り取つた土砂は、バケツト29を
第3図に示す様に水平に持上げ、バケツト29の
下面を旋回台14上の機器の上面より少し高く
し、この状態でバケツト29を車体10の後方に
旋回させることでトラツク等に移すことができ
る。
する動作は従来から公知であり、シート24に搭
乗した操作者が制御箱25を操作することにより
各油圧シリンダー30,31,32をそれぞれ協
動させることにより行なうことができる。このバ
ケツト29で掘り取つた土砂は、バケツト29を
第3図に示す様に水平に持上げ、バケツト29の
下面を旋回台14上の機器の上面より少し高く
し、この状態でバケツト29を車体10の後方に
旋回させることでトラツク等に移すことができ
る。
この旋回の動作においては、接続機構における
ピニオン47を従動歯車45に噛み合わせてから
操作する。
ピニオン47を従動歯車45に噛み合わせてから
操作する。
まず、前記油圧モーター18に油圧を供給する
と出力軸36が回転し、ピニオン37が駆動歯車
33の内歯面を転動し、スライダー35を駆動歯
車33の外周に沿つて回転させる。これにより、
スライダー35に固定した旋回台14は駆動歯車
33の中心軸を回転中心として回転することにな
る。旋回台14が回転すると、この旋回台14に
は中間軸41が軸支させてあることからピニオン
42は駆動歯車33の内歯面に沿つて転動させら
れ、ピニオン42、中間軸41、及び中間軸41
のスプライン溝46に連結したピニオン47は旋
回台14の旋回量に比例して回転させられること
になる。このピニオン47が従動して回転するこ
とによりピニオン47に噛合せた従動歯車45は
回転させられ、従動歯車45は軸支体43の内周
に沿つて旋回台14の旋回方向とは逆方向に回転
することになる。
と出力軸36が回転し、ピニオン37が駆動歯車
33の内歯面を転動し、スライダー35を駆動歯
車33の外周に沿つて回転させる。これにより、
スライダー35に固定した旋回台14は駆動歯車
33の中心軸を回転中心として回転することにな
る。旋回台14が回転すると、この旋回台14に
は中間軸41が軸支させてあることからピニオン
42は駆動歯車33の内歯面に沿つて転動させら
れ、ピニオン42、中間軸41、及び中間軸41
のスプライン溝46に連結したピニオン47は旋
回台14の旋回量に比例して回転させられること
になる。このピニオン47が従動して回転するこ
とによりピニオン47に噛合せた従動歯車45は
回転させられ、従動歯車45は軸支体43の内周
に沿つて旋回台14の旋回方向とは逆方向に回転
することになる。
このため、従動歯車45に固着した作業台20
及び掘削機構57も旋回台14と逆方向に回転
し、基端体26から突出したブーム27、アーム
28、バケツト29は旋回台14における基端体
26からエンジン15の後方までの間上方に位置
して車体10の側方にバケツト29が突出するこ
となく車体10の後方に向うことになる。つま
り、掘削機構57は旋回台14の車体10上での
旋回運動と、作業台20の旋回台14上での逆方
向に向けた旋回運動を受け、二重に旋回すること
になり、掘削機構57は車体10の前方から後方
に向つて回転するときには必ず旋回台14の上方
を通過して回転し、掘削機構57を車体10の側
方に突出しないように最小限の旋回範囲で旋回さ
せることができる。
及び掘削機構57も旋回台14と逆方向に回転
し、基端体26から突出したブーム27、アーム
28、バケツト29は旋回台14における基端体
26からエンジン15の後方までの間上方に位置
して車体10の側方にバケツト29が突出するこ
となく車体10の後方に向うことになる。つま
り、掘削機構57は旋回台14の車体10上での
旋回運動と、作業台20の旋回台14上での逆方
向に向けた旋回運動を受け、二重に旋回すること
になり、掘削機構57は車体10の前方から後方
に向つて回転するときには必ず旋回台14の上方
を通過して回転し、掘削機構57を車体10の側
方に突出しないように最小限の旋回範囲で旋回さ
せることができる。
次に、旋回台14と作業台20とを同期させず
に、それぞれを単独で回転させようとする場合に
は、レバー55を押下げることによりアーム53
を第6図中反時計方向に回転させる。すると、ア
ーム53の力はコロ52を介して係合溝51を押
し上げるように作用し、ピニオン47をスプライ
ン溝46に沿つて上昇させることになる。そし
て、ピニオン47を従動歯車45より引き離さ
せ、駆動歯車33と従動歯車45の連結を解除す
る。
に、それぞれを単独で回転させようとする場合に
は、レバー55を押下げることによりアーム53
を第6図中反時計方向に回転させる。すると、ア
ーム53の力はコロ52を介して係合溝51を押
し上げるように作用し、ピニオン47をスプライ
ン溝46に沿つて上昇させることになる。そし
て、ピニオン47を従動歯車45より引き離さ
せ、駆動歯車33と従動歯車45の連結を解除す
る。
この後、作業台20はそれ単独で自由に回転す
ることができるため、油圧モーター48を作動さ
せることで出力軸49、ピニオン50を回転さ
せ、噛合つている従動歯車45を回転させ、作業
台20のみを旋回台14とは無関係に旋回させる
ことができる。作業台20が回転すると、掘削機
構47は360度の全周方向に自由に旋回すること
ができる。そして、所定の位置にまで作業台20
を旋回させた後停止させ、車体10の側部の掘削
の作業を行つたり、旋回台14を車体10の前方
に向けたままにして掘削機構47を車体10中央
に位置させて格納させることもできる。
ることができるため、油圧モーター48を作動さ
せることで出力軸49、ピニオン50を回転さ
せ、噛合つている従動歯車45を回転させ、作業
台20のみを旋回台14とは無関係に旋回させる
ことができる。作業台20が回転すると、掘削機
構47は360度の全周方向に自由に旋回すること
ができる。そして、所定の位置にまで作業台20
を旋回させた後停止させ、車体10の側部の掘削
の作業を行つたり、旋回台14を車体10の前方
に向けたままにして掘削機構47を車体10中央
に位置させて格納させることもできる。
また、旋回台14と作業台20の回転を連動さ
せて同期させる場合には、前述とは逆にレバー5
5を持ち上げてピニオン47を従動歯車45に噛
合せれば、前述と同様に同期の旋回をすることが
できる。
せて同期させる場合には、前述とは逆にレバー5
5を持ち上げてピニオン47を従動歯車45に噛
合せれば、前述と同様に同期の旋回をすることが
できる。
本発明は上述の様に構成したので、掘削機の掘
削機構を旋回させる場合に、バケツトを車体の側
面より突出させずに車体上方を通過させることが
できる。このため、バケツトを車体の先方から後
方に移動させる際に、バケツトの作動範囲が広が
らず、他の車線を通行する車輛に運行の支障を生
じさせることがない。また、バケツトが作業員や
建造物に衝突することもなく、危険性が少なくな
る。
削機構を旋回させる場合に、バケツトを車体の側
面より突出させずに車体上方を通過させることが
できる。このため、バケツトを車体の先方から後
方に移動させる際に、バケツトの作動範囲が広が
らず、他の車線を通行する車輛に運行の支障を生
じさせることがない。また、バケツトが作業員や
建造物に衝突することもなく、危険性が少なくな
る。
そして、旋回台と作業台の連動は接続機構によ
つて自由に選択することができるので、両者の同
期、非同期を選択することにより、車体側部のき
わ掘りや掘削機構の格納を容易に行うことができ
るものである。
つて自由に選択することができるので、両者の同
期、非同期を選択することにより、車体側部のき
わ掘りや掘削機構の格納を容易に行うことができ
るものである。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2
図は同上の側面図、第3図は同上の正面図、第4
図は同上の平面図、第5図は旋回機構を詳しく示
す第4図中A−A矢視の断面図、第6図は接続機
構を詳しく示す拡大断面図、第7図は同上の旋回
機構の構成を示す分解斜視図、第8図は旋回機構
の各部の配置を示す説明図である。 10……車体、14……旋回台、20……作業
台、46……スプライン溝、47……ピニオン、
53……アーム、55……レバー、57……掘削
機構。
図は同上の側面図、第3図は同上の正面図、第4
図は同上の平面図、第5図は旋回機構を詳しく示
す第4図中A−A矢視の断面図、第6図は接続機
構を詳しく示す拡大断面図、第7図は同上の旋回
機構の構成を示す分解斜視図、第8図は旋回機構
の各部の配置を示す説明図である。 10……車体、14……旋回台、20……作業
台、46……スプライン溝、47……ピニオン、
53……アーム、55……レバー、57……掘削
機構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 移動可能な車体と、この車体上面のほぼ中央
にその回転中心を一致させて水平に全旋回するこ
とができるように軸支させた旋回台と、この旋回
台の回転中心よりその回転中心を離して水平に全
旋回することができるように回転自在に軸支させ
た作業台と、旋回台の回転と作業台の回転をそれ
ぞれ一定の比率で同期させると共に両者の回転を
逆方向に制御する駆動機構と、旋回台と作業台の
連動を任意に接断できる回転接続手段と、作業台
上に固定されたバケツトを含む掘削機構とから成
り、 旋回台を車体上で水平方向に回転させると共
に、作業台を旋回台の回転に同期させて逆方向に
回転させ、掘削機構が車体の幅の範囲外に飛び出
すことなく、車体の一方より他方に移動させるこ
とができ、かつ、回転接続手段で連動を解除する
と、旋回台と作業台とを自由に回転させることが
できることを特徴とする掘削機。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1337683A JPS59138625A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 掘削機の連動機構 |
CA000426814A CA1195661A (en) | 1982-07-22 | 1983-04-27 | Earth-working machine |
DE8585115473T DE3380793D1 (en) | 1982-07-22 | 1983-06-02 | Earth-working machine |
EP83303180A EP0102144B1 (en) | 1982-07-22 | 1983-06-02 | Earth-working machine |
DE8383303180T DE3375034D1 (en) | 1982-07-22 | 1983-06-02 | Earth-working machine |
EP19850115473 EP0187944B1 (en) | 1982-07-22 | 1983-06-02 | Earth-working machine |
US06/503,688 US4596508A (en) | 1982-07-22 | 1983-06-13 | Earth-working machine |
AU16757/83A AU538318B2 (en) | 1982-07-22 | 1983-07-12 | Earth working m/c |
US07/107,868 US4797060A (en) | 1982-07-22 | 1987-10-08 | Earth-working machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1337683A JPS59138625A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 掘削機の連動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59138625A JPS59138625A (ja) | 1984-08-09 |
JPH0324531B2 true JPH0324531B2 (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=11831376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1337683A Granted JPS59138625A (ja) | 1982-07-22 | 1983-01-28 | 掘削機の連動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59138625A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0349165Y2 (ja) * | 1985-03-25 | 1991-10-21 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5254207A (en) * | 1975-10-28 | 1977-05-02 | Kubota Ltd | Alllround rotary backhoe |
JPS5766238A (en) * | 1980-10-01 | 1982-04-22 | Mitsuhiro Kishi | Excavator |
-
1983
- 1983-01-28 JP JP1337683A patent/JPS59138625A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5254207A (en) * | 1975-10-28 | 1977-05-02 | Kubota Ltd | Alllround rotary backhoe |
JPS5766238A (en) * | 1980-10-01 | 1982-04-22 | Mitsuhiro Kishi | Excavator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59138625A (ja) | 1984-08-09 |
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