JPS6363625A - ヒト動脈硬化症認識モノクロナル抗体およびその製造法 - Google Patents

ヒト動脈硬化症認識モノクロナル抗体およびその製造法

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JPS6363625A
JPS6363625A JP61207653A JP20765386A JPS6363625A JP S6363625 A JPS6363625 A JP S6363625A JP 61207653 A JP61207653 A JP 61207653A JP 20765386 A JP20765386 A JP 20765386A JP S6363625 A JPS6363625 A JP S6363625A
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JP
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monoclonal antibody
arteriosclerosis
human
human arteriosclerosis
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JP61207653A
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Tatsuya Takano
達哉 高野
Masao Sato
正雄 佐藤
Keizo Takatoku
高徳 桂三
Eiichi Yoshino
栄一 吉野
Yoshinori Kurami
美規 倉見
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NIPPON MEJIFUIJITSUKUSU KK
Kotobuki Seiyaku Co Ltd
Nihon Medi Physics Co Ltd
Fujifilm RI Pharma Co Ltd
Toyo Jozo KK
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NIPPON MEJIFUIJITSUKUSU KK
Kotobuki Seiyaku Co Ltd
Nihon Medi Physics Co Ltd
Fujifilm RI Pharma Co Ltd
Toyo Jozo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1及りへ仕肚た1 本発明は、ヒト動脈硬化症関連抗原を特異的に認識する
ヒト動脈硬化症認識モノクロナル抗体およびその製造法
に関する。さらに本発明は、ヒト動脈硬化症関連抗原の
定量およびそれに基づく動脈硬化症の診断、ヒト動脈硬
化症の病巣に対するイメージング診断などに有用なヒ゛
ト動脈硬化症関連抗原認識モノクロナル抗体を提供する
ものである。
来の汁1および。題占 動脈硬化症(A rteriosclerosis)は
大動脈、冠動脈、脳動脈および脈動脈等の筋型動脈に多
く発生し、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞等の主因となる疾
患であ。
その病因として血漿コレステロールの上昇、内皮傷害、
血小板凝集、内膜肥厚、粥腫の形成等が提唱されている
。しかしその成因はほとんど解析されていないのが現状
である。
正常な大動脈は内皮、弾性繊維と平滑筋細胞よりなる中
膜、弾性繊維よりなる外股の3層により構築されている
。この大動脈が何らかの原因でこの内皮と中膜の境界が
肥厚し、細胞の異常繁殖、壊死が生ずるといわゆる動、
報硬化症として出現する。
すなわち、心筋梗塞、脳梗塞等の重篤な疾患が生ずる原
因として、 ■ コレステロールをはじめとする脂質の動脈壁細胞な
らびに細胞間への蓄積による粥腫形成、■ 細胞増殖に
伴う内膜肥厚および ■ 内皮の損傷ならびに内膜の肥厚に伴う血小板の凝集 どうの種々の理由により動脈血管の閉塞がもたらされる
ことである。その結果、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞等の
疾患を発現するものと推定される。
上記内膜I!厚部分には イ)大量の脂質を取り込んだ泡沫細胞の出現口)細胞間
への脂質の蓄積、 ハ)内膜での平滑筋細胞の増殖、 二) 結合組織の増成とカルシウムの沈着、ホ)血小板
の凝集と血栓形成、 等が認められる。
従来、ヒト動脈硬化症の診断法としては、血中コレステ
ロール値の測定、リボ蛋白組成の分析、凝固因子、の検
索などから危険度を予測する間接的な方法と、動脈壁の
音波の伝搬速度や反射エコーを利用して動脈硬化の進展
度を測定したり、動脈血管内に像映剤を注入して動脈の
狭窄像を直接観察する方法とがある。
しかしながら、上記の間接法における血中危険因子の測
定は動脈硬化症の直接因子を測定しているものではなく
、確度の高い診断法とは言えない。
一方、反射エコー法、血管像映法による直接診断法はい
ずれも動脈硬化症による血管の狭窄度を測定する方法で
あり、動脈硬化の進展度そのものを測定する方法ではな
、い、しかも血管像映法は像映剤を動脈内に注入するた
めに技術的な危険性を伴う。
従って、手軽にでき、かつヒト動脈硬化症に特異性の高
い診断法が望まれている。しかしながら動脈硬化症を診
断するための直接的な血中指標物質ならびに動脈硬化具
を直接認識する指標物質は何ら見出されていないのが現
状である。
u″I!  を −るための−「 本発明は前述した問題点を解決するものであり、本発明
者等は、ヒト動脈硬化症に直接作用する因子について鋭
意研究した結果、動脈硬化症患者からの血清または動脈
硬化病巣部位を抗原として、家族性高コレステロール血
症、心筋梗塞、脳梗塞等のヒト動脈硬化症の関連抗原を
特異的に認識するモノクロナル抗体産生細胞を単芯し、
この細胞からヒト動脈硬化症認識モノクロナル抗体を得
ることに成功した。
すなわち本発明は、ヒト動脈硬化症関連抗原を特異的に
認識するヒト動脈硬化症認識モノクロナル抗体に関する
ものである。さらに本発明は、ヒト動脈硬化症関連抗原
を含有する溶液で、ヒトを除く哺乳動物を免疫し、該動
物の抗体産生リンパ球とミエローマ細胞とを細胞融合さ
せて抗ヒト動脈硬化症抗体産生融合細胞を単文1し、次
いで抗ヒト動脈硬化症抗体産生融合細胞を培養すること
を特徴とするヒト動脈硬化症認識モノクロナル抗体の製
造法に関する。
本発明のモノクロナル抗体は、好適な簡便法として、抗
ヒト動脈硬化症抗体産生細胞とミエローマ細胞との融合
細胞から産生ずることができる。
この製造法は特に限定されるものではなく、例えば、ま
ずヒト動脈硬化症抗原をもちいて常法によりヒトを除く
哺乳動物を感作する。ここで用いうるヒト動脈硬化症抗
原としては、例えば家族性高コレステロール患者血清や
脳梗塞、心筋梗塞患者血清のようなヒト動脈硬化症患者
から分離した血清および動脈硬化病巣部位(特に内膜肥
厚部分)のホモゲネートを挙げることができる。ついで
感作された動物のW臓、特に胸腺、末梢リンパ節や末梢
血より抗ヒト動脈硬化窪抗体産生のリンパ球を単離して
抗ヒト動脈硬化症抗体産生細胞を得る。
さらにこの細胞は、ミエローマ細胞と常法により融合さ
せ、抗体産生性融合細胞を得る。この融合細胞を複数の
ウェルに分注し、培養し、各ウェルの上清を酵素免疫測
定法(ELISA法)、間接蛍光抗体法等の手段により
分析しヒト動脈硬化患者血清あるいはヒト動脈硬化病巣
にのみ特異的に結合し、正常ヒト血清あるいは正常動脈
壁は認識しないヒト動脈硬化症認識モノクロナル抗体産
生細胞を単離し、さらにこれを直接組織培養するか、ま
たは哺乳動物、例えばマウスやモルモットの腹腔に移植
して腫瘍を形成させて腹水から産生された目的とするモ
ノクロナル抗体を採取し、精製する。
かくして、本発明者等は、ヒト動脈硬化症関連抗原を特
異的に認識する新規ヒト動脈硬化症認識モノクロナル抗
体を単離することに成功した。
このうち、高コレステロール患者、脳梗塞患者、心筋梗
塞患者血清を抗原として得られたモノクロナル抗体Y1
191.S工12Aはヒト患者血清に認められる動脈硬
化症関連抗原を特異的に認識するモノクロナル抗体で、
免疫グロブリンクラスはそれぞれIgGおよびIgMに
分類される。
更に、動脈硬化症患者の内膜肥厚部分のホモゲネートを
抗原としてモノクロナル抗体T255AおよびT256
Cを得ることができた。このモノクロナル抗体T255
Aは免疫グロブリンクラスIgGにそしてT256Cは
IgMに分類されるもので、動脈硬化巣を特異的に認識
していることが示された。
これらのモノクロナル抗体Y1191.S112A、T
255AおよびT256Cはいずれもヒト患者血清ある
いは動脈璧ホモゲネートを抗原として感作し作製したも
ので、W HHL家兎血清ならびに動脈壁ホモゲネート
を抗原として作製したモノクロナル抗体とは異なる新規
なものであった。
さらにこのモノクロナル抗体は、必要に応じてそのまま
、またはその蛋白分解酵素処理による分解産物であるF
 (ab’ )2. F ab’としてヒト動脈硬化症
の進展等を潤定する試薬として用いることができる。ち
なみに、このモノクロナル抗体の認識する抗原は、ヒト
動脈硬化症の病巣部位のみならず患者血清中にも存在し
ている。それゆえ採取した血清を、モノクロナル抗体を
反応試薬として、例えばアルカリホスファターゼ、β−
ガラクトシダーゼ、パーオキシダーゼ等の酵素、放射性
同位元素、蛍光物質等の認識物質を用いた種々の免疫測
定法、例えば競合法またはサンドイツチ法や凝集反応ま
たは凝集阻止反応による測定法またはそれらの改良測定
法等公知の方法により、その抗原を定量または定性し、
その結果から動脈硬化の進展度を判断することができる
ものである。
さらにまたこのモノクロナル抗体を用いて、ヒト動脈硬
化症の病巣部位の存在または広がりを検査することがで
きる。即ち放射性同位元素、例えばNa”’ I 、N
aI2コニやNIL′25工等を用いクロラミンT法、
酵素法等にてヨードを、又5nC1z等還元剤の存在下
にN a ””TcO、(過テクネチウム酸ナトリウム
)生理食塩液を加えることによりテクネチウムを、又適
当なキレート剤(無水り、TP^、D 1ethyle
ne Triaieine Penta Acetic
 acid等の所謂B 1functionalキレー
ト)を介しインジウム<目’In)を上記のモノクロナ
ル抗体又はそのF(ab’ ) 2 、 F abフラ
グメント等に結合させる。これを無菌無毒性媒体に加え
静脈内に投与し、一定時間後に病巣部位に結合した結果
をガンマカメラ等を用いて体内の放射能分布に基づ髪゛
たシンチグラムを得る。このシンチグラムより、脳梗塞
、心筋梗塞等のヒト動脈硬化症の病巣部位の存在または
広がりを検査することができるものである。
及1匠 次いで本発明の実施例を挙げるが、本発明は何らこれに
よって限定されるものではない。
(1)モノクロナル抗体の作製 家族性高コレステロール患者血清の8名分を混合しこの
20μlを、80μ!の燐酸緩衝液にて5倍に希釈し1
00μlのフロイント完全アジュバントを加えてよく混
和した。得られたエマルジョンをBALB/eマウスの
皮下に投与した。−週間後に同様の投与を行い、さらに
三′i1闇後に5倍稀釈した血清のみを100μ!腹腔
内に投与した。
R終免疫として200μlの5倍希釈血清を腹腔的投与
?麦、4日日に牌臓を取り出した。牌細胞はHHBS(
HEPES Buffered )tanks Ba1
anced 5altSoln、)にてよく洗浄し、同
様に洗浄したマウスミエローマ細胞株P 3/U 1と
4:1の割合で混合し、1000rp輪で5分間遠心し
た。
得られた沈渣を50%ポリエチレングリコール4000
を含むD’MEM(−)培地1z1に浮遊させ、2分間
放置した0次いで、D’MEM(−)培地40xlを徐
々に加えて稀釈後、800 rpmにて5分間遠心した
0次いで得られた細胞を20%の牛胎児血清を含むHA
T培地8011に懸濁し、0.2xlづつを96ウエル
の組織培養プレートに分注した。
2〜4日毎に半量づつ培地を交換し、12日後の培養上
清について抗体価を調べたところ、384ウエル中12
ウエルで強い抗体活性が見られた0次いで限界稀釈法に
よりクローニングを行った結果、計5株の融合細胞が単
離された。これらをプリスタンで処理されたB A L
 B / cマウスの腹腔内に注入し、10〜20日後
にその腹水を採取してモノクロナル抗体を得た。この5
株の融合細胞の内、Y1191.m胞株から得られたY
1191モノクロナル抗体は、オフタロニー法による免
疫グロブリンクラスはIgG、に分類されるもので、ヒ
ト血清中の動脈硬化症関連抗原を特異的に認識するモノ
クロナル抗体である。
(2)  Y1191モノクロナル抗体による患者血清
の測定 1000倍稀釈した被検血清(F H、家族性高コレス
テロール患者血清、MI;心筋梗塞患者血清、APO,
脳梗塞患者血清、N;正常者血清)50μlを、ELI
SA用マイクロプレートく住友ベークライト社製)に加
え、4℃にて一晩放置し吸着させた。1%BSAおよび
1%ヤギ血清を含む溶液でマイクロプレート分処理後、
Y1191モノクロナル抗体溶液を50μ!添加し、3
7℃にて2時間反応させた。次いで洗浄後、10,00
0倍稀釈したアルカリフォスファターゼ標識抗マウスI
 gG (tago社製)を50μ!添加して37℃で
1時間反応させ、洗浄後、1ag/xiバラニトロフェ
ニルリン酸2ナトリウム塩、0.01%MgCl2を含
む1mMジェタノールアミンiJE衝液(pH9,8)
を100zi加え、37°Cにて2時間反応させた。
マイクロプレート用比色計(バ・イオ・ラット社製〉 
を用い吸光度(OD4゜5nm)を測定し動脈硬化症関
連抗原活性値としな、その結果を、第1表に患者血清お
よび第2表に正常者血清の結果として示す。
本発明のY1191モノクロナル抗体は、家族性高コレ
ステロール患者血清(FH)、心筋梗塞患者血清(MI
)、脳梗塞患者血清(A P O)のヒト動脈硬化症を
強く認識し高い値を示した。しかも正常者血清(N)に
対する値は小さいことが明らかであり、このモノクロナ
ル抗体はヒト血清中の動脈硬化症関連抗原を特異的に認
識したものであると判断できる。
第1表 疾患名・・・FH:家族性高コレステロール血症M工:
心筋梗塞 APO:脳梗塞 判定基準・・・ELISA(OD、。S)の値による1
、0以上:4+ 0.5〜1.0:3十 0.3〜0.5:2+ 0.2〜0.3:+ 0.1〜0.2:± 0.1以下:一 判定基準μ・ELISA(OD、。S)の値による1、
0以上:4+ 0.5〜1.0:3+ 0.3〜0.5:2+ 0.2〜0.3:+ 0.1〜0.2:± 0.1以下ニー 以上の結果を第1図にまとめた。第1図から明らかなよ
うに、高コレステロール血症患者、心筋梗塞患者および
脳梗塞患者血清はいずれも正常者血清よりも高い値を示
した。
(3)  Y1191モノクロナル抗体と反応するヒト
血清動脈硬化症関連抗原物質 家族性高コレステロール血症患者血清をSDS添加ポリ
アクリルアマイドゲルにて100V、2時間電気泳動し
ニトロセルロース膜にブロッティングした。この膜を、
0.05%非イオン系界面活性剤ツイーン20を含む燐
酸緩衝液にてよく洗浄後、ELISAの系で用いたブロ
ッキング用溶液にて一晩処理した。洗浄後、Y1191
モノクロナル抗体と2時間、アルカリフォスファターゼ
標識抗マウスIgG抗体と1時間反応させた9反応後、
0.2%の5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリルリ
ン酸パラトルイジン塩を含む0.75Mトリス−塩a緩
衝液(988,8)の溶液に膜を浸し、室温にて一晩放
置し免疫染色した。その結果、Y1191モノクロナル
抗体の認識するヒト血清動脈硬化症関連抗原物質の分子
量は60.000th6 、Co。
と推定される。
また、Y1191抗体が認識する抗原物質は、動脈硬化
症と密接な関係にあると言われているリボ蛋白の構成成
分ApoA  I 、A  It/、B  100゜B
−48,E、Dなどとは異なる高脂血症特異抗原物質で
ある(第2図参照)、またアンフオラインを用いた等電
点電気泳動により本抗原物質の等電点はpH5,6〜7
であった。
またSDSを含まない条件での本抗原物質の分子量はS
  300(Sephacryl  S  300)ゲ
ルカラム[10請Mトリスー塩酸緩衝液(pH7,5)
、0.5MKCl’コにより約290,000出50.
000と推定された。
さらにアガロース電気泳動により、このY1191モノ
クロナル抗体の認識する抗原物質はLDLのアポ蛋白は
認識しないことが確認された。
(1)モノクロナル抗体の作製 心筋梗塞患者血清の2名分を混合しこの25μ!に25
μlの生理食塩水および50μrのフロイント完全アジ
ュバントを加えてよく混和した。
得られたエマルジョンをB A L B / cマウス
の腹腔に投与した。約七週間後にフロイント不完全アジ
ュバントな用い同様の投与を行い、さらに約七週間後に
4倍稀釈した血清のみを100μl最終免疫として腹腔
内に投与後、3日日に肺臓を取り出した。牌細胞はHE
PES Buffered HanksB alanc
eclsalt 5olutionにてよく洗浄し、同
様に洗浄したマウスミエローマ細胞株P3/[Jlと9
.5:1の割合で混合し、11000rpで5分間遠心
した。
得られた沈渣を50%ポリエチレングリコール4000
を含むD’MEM(−)培地11Nに浮遊させ、37°
Cで2分間時々振りまぜながら放置した。
次いでD’MEM(−)培地9x1を徐々に静かに加え
て稀釈した後、800 rpmにて5分間遠心した。
次いで得られた細胞を20%の牛胎児血清を含むHA 
T培地78zlに懸濁し、0.1xllづつを96ウエ
ルの組織培養プレートに分注した。
2〜4日毎に培地を50μl添加し、10〜14日後の
培養上清について抗体価を調べたところ、768ウエル
中5ウエルで強い抗体活性が見られた0次いで限界稀釈
法によりクローニングを行い1株の融合細胞が単離され
た。この株の培養上清より5112Aモノクロナル抗体
を得た。5112A細胞株から得られた5112Aモノ
クロナル抗体はオフタロニー法による免疫グロブリンク
ラスはIgMに分類されるもので、ヒト血清中の動脈硬
化症関連抗原を特異的に認識するモノクロナル抗体であ
る。
(2)  5112Aモノクロナル抗体による患者血清
の測定 1000倍稀釈した被検血清(F H:家族性高コレス
テロール患者血清、MI;心筋梗塞患者血清、APO;
脳梗塞患者血清、N;正常者血清)50μlを、ELI
SA用マイクロプレート(住友ベークライト社製)に加
え、4℃にて一晩放置し吸着させた。1%BSAを含む
溶液でマイクロプレートを処理後、5112Aモノクロ
ナル抗体溶液を50μ!添加し、37°Cにて1時間反
応さぜな。
次いで洗浄後、10,000倍稀釈したアルカリフォス
ファターゼ標識抗マウスIgG+−IgM抗体(tag
o社製)を100μZ添加して37℃で1時間反応させ
、洗浄後、lIIIg/xiパラニトロフェニルリン酸
2ナトリウム塩、0.011MgCI□を含む1mMジ
ェタノールアミン緩衝液(pH9,8)を150μl加
え、37℃にて0.5時間反応させた。マイクロプレー
ト用比色計(バイオ・ラッド社製)を用い吸光度(OD
、。、n〜)を測定し動脈硬化症関連抗原活性値として
その結果を、第3表に患者血清および第4表に正常者血
清の結果として示す9本発明の8112Aモノクロナル
抗体は、家族性高コレステロール患者血清(FH)、心
筋梗塞患者血清(M I )、脳梗塞患者血清(APO
)のヒト動脈硬化症を強く認識し高い値を示した。しか
も正常者血清(N)に対する値は小さいことが明らかで
あり、このモノクロナル抗体はヒト血清中の動脈硬化症
関連抗原を特異的にxx′3シたものであると判断でき
る。
第3表 3112Aモノクロナル抗体による患者血清中
の動脈硬化症関連抗原活性の測定疾患名・・・FH:家
族性高脂血症 M I :心筋梗塞 APO:脳梗塞 判定基準・・・ELISA(OD、。、)の値による0
、5以上:4+ 0.4〜0.5:3+ 0.3〜0.4:2+ 0.2〜0.3:+ 0.1〜0.2:± 0.1以下ニー 第4表 5112Aモノクロナル坑億に上A健常0.5
以上:4+ 0.4〜0.5:3+ 0.3〜0.4:2+ 0.2〜0.3++ 0.1〜0.2:土 0.1以下ニー この結果を第3図にまとめた。第3図から明らかなよう
に、高コレステロール血症患者、心筋梗塞患者および脳
梗塞患者血清はいずれも正常者血清よりも高い値を示し
た。
(3)  5112Aモノクロナル抗体と反応するヒト
血清動脈硬化症関連抗原 脳梗塞患者の血清5μlをゲル濾過法[Blo−Ge1
■A 1.5m、50a+M )リス−塩酸緩衝液(p
H8,8)コで分離したところ、’5112Aモノクロ
ナル抗体の認識するヒト血清動脈硬化症関連抗原物質の
分子量は355,000上100,000と推定された
。またアンフオラインを支持体とする等電点電気泳動に
より本抗原物質の等電点はpH5,9〜9.9であった
(1)抗原の調製方法 ヒト胸部及び腹部大動脈硬化壁を摘出し、冷所にて血管
を切開したのちビンセットにて内膜肥厚部(動脈硬化病
巣)を剥離し、ハサミにて1■角に細切後、1mM  
EDTA、0.1%エタノールを含む水溶R(pH7,
4)を湿重i1g当つ5〜1゜xlの割合で加え、ポリ
トロンホモゲナイザー(polytron  homo
genizer)にてホモゲネート(homogena
Le)を調製した。
このホモタネ−54名(8検体)分の混合物!−4重の
ガーゼで濾過し、r液を抗原液とした。
(2)モノクロナル抗体の作製 ホモゲネート1 a+y(280μn)に280μNの
フロイント完全アジュバントを加えてよく混和した。
得られたエマルジョンをB A L B / cマウス
の皮下に投与した。二および四週間後に同様の投与を行
い、さらにへ週間後に最終免疫として11(280μり
のホモゲネートに燐酸榎街液120μlを加えたものを
腹腔的投与し、3日日に稗臓を取り出した。これをHH
BS(HEPESBu4fured  Hanks  
Ba1anced 5alt  5oln、)にてよく
洗浄し、同様に洗浄したマウスミエローマ細胞株P3/
Ulと5:1の割合で混合し、1000rps+で5分
間遠心した。
得られた沈渣t!−50!≦のポリエチレングリコール
4000を含むD’MEM(−)培地1vlに浮遊させ
2分間放置した0次いで、D ”vI E M ()培
地9xiを徐々に静かに加えて稀釈後、800 rpm
にて5分間遠心した0次いで得られた細胞を20%の牛
脂児血清含含むHAT培地31.4zfに懸濁し、0.
1dづつを96ウエルの組!3培養プレートに分注した
2〜11日毎に50μlづつ培地を加え、9.11日後
の培養上清について抗体価を調べたところ、310ウエ
ル中20ウエルで強い抗体活性が見られた0次いで限界
稀釈法によりクローニングを行った結果、計9株の融き
細胞が単離された。これらをブリスタンで処理されたB
 A L B / cマウスの腹腔内に注入し、8〜2
3日後にその腹水を採取してモノクロナル抗体を得た。
この9株の融合細胞の内、T255A細胞株から得られ
T255Aモノクロナル抗体は、オフタロニー法による
免疫グロブリンクラスはIgG2aに分類されるもので
、動脈硬化壁ホモゲネートを特異的に認識するモノクロ
ナル抗体である。
(3)T255Aモノクロナル抗体の特異性蛋白量10
μg/xlに調製した病巣内膜肥厚部および正常動脈内
膜のホモゲネート(FP:ファイブラスプラーク、Y:
イエロープラーク1w:ホワイトブラーク、FS:ファ
ッティストリークス、c:石灰化、N:正常者)100
μmをELI SA用マイクロプレート(ファルコン社
製)に加え、4℃にて一晩放置して吸着させた。1%B
SA溶液でマイクロプレートを処理後、T255Aモノ
クロナル抗体溶液を100μ!添加して室温にて2時間
反応させた0次いで洗浄後、6,000倍稀釈しなアル
カリフォスファターゼ標識抗マウスIgG十IgM抗体
(tago社製)を100A1i’添加して室温で2時
間反応させ、洗浄後、1論3/11パラニトロフエニル
リン酸2ナトリウム塩、0.01%MgCl2を含む1
++Mジェタノールアミン!!街液(pH9,8>を1
00μ!加え、室温にて1時間反応させた。
マイクロプレート用比色計(バイオ・ラッド社製)を用
い吸光度(OD、。5dm)を測定し、動脈硬化壁ホモ
ゲネートを認識する抗原活性値とした。その結果を第5
表に示すが、本発明のT255Aモノクロナル抗体は、
ファイブラスプラーク(FP)。
イエロープラーク(Y)、ホワイトプラーク(W)、石
灰化(C)に対し高い値を示し、ファッテイーストリー
クス(FS)および正常(N)で低い値を示した。
従ってこのモノクロナル抗体はヒト動脈硬化症の進展し
つつある病巣により強い反応性を示すことが確認できた
なお、総コレステロール(T C)値の測定は、コレス
テロール測定キット(■−コレスターゼ「ニツスイ」二
日水製薬社製)を用いた。
またヒト動脈硬化病′巣切片を用い間接蛍光抗体法にて
病変部に免疫染ζ色を行ったところ、この抗体は内膜肥
厚部を特異的に認識していることが確認された。
第5表 病変名・・・FP:ファイブラスブラークイ;イエロー
プラーク W:ホワイトプラーク FS:ファ・kティストリークス C:石灰化 N:正常 判定基準・・・ELISA(OD4゜5〉の値による0
、65以上=4+ 0.55〜0.65:3+ 0.45〜0.55:2+ 0.35〜0.45:+ 0.25〜0.35:± 0.25以下ニー Cholesterol/ p、(コレステロール/タ
ンパク質)= (+ag/ di>/ (++g/ m
l>以上の結果を第4図にまとめた。第4図からT25
5Aモノクロナル抗体は明らかに動脈硬化病巣部を特異
的に認識していることがわかる。
(4)T255Aモノクロナル抗体と反応する動脈硬化
壁抗原物質 病巣肥厚内膜および正常動脈壁のホモゲネートをSDS
添加ポリアクリ)レアマイトゲルにて40■、16時間
電気泳動し、さらにニトロセルロース膜に電気的にブロ
ッティングした。この膜を、0.05%非イオン系界面
活性剤ツイーン20を含む燐酸緩衝液にてよく洗浄後、
ELISAの系で用いたブロッキング用溶液にて一晩処
理した。
洗浄後、T255Aモノクロナル抗体と2時間、アルカ
リフォスファターゼ標識抗マウスIgG+IgM抗体と
2時間反応させた0反応後、0.2%の5−ブロモ−4
−クロロ−3−インドリルリン酸パラトルイジン塩を含
む0.75M)リスー塩酸vI街液(pH8,8)の溶
液に膜を浸し、室温にて一晩放置した。その結果、T2
55Aモノクロナル抗体が認識する抗原物質の分子量は
約so、oooであることが確認された。
また、T255A抗体が認識する抗原物質は、動脈硬化
症と密接な関係にあると言われているリボ蛋白の構成成
分ApoA−1,A−II/、B−100B−4R,R
,!”)”、−どとけ界なA動謔硬イに単特m柁原物質
である(第5図参照)。
(1)抗原の調製方法 ヒト胸部及び腹部大動脈硬化壁を摘出し、冷所にて血管
を切開したのちビンセットにて内膜肥厚部(動脈硬化症
病巣)を剥離し、ハサミにて1鴇論角に細切後、1+6
M  EDTA、0.1%エタノールを含む水溶液(p
H7,4)を湿重量1g当り5〜10M1の割合で加え
、ポリトロンホモゲナイザー(polytron  h
omogenizer)にてホモゲネート(homog
enate)を調製した。
このホモゲネート6名(10検体)分の混合物を4重の
ガーゼで濾過し、r液を抗原液とした。
(2)モノクロナル抗体の作製 ホモゲネー)1mgD50μりに350uj!のフロイ
ント完全アジュバントを加えてよく混和した。
得られたエマルジョンをBa1b/cマウスの皮下に、
  投与した。二および五週間後に同様の投与を行b1
、さらに、十三週間後に最終免疫としてl mg(35
0μm)のホモゲネートに燐酸緩衝液50μ!を加えた
ものを腹腔的投与し、3日目に牌臓を取り出した。
これをHHB S (HE P E S  Buffu
red  HanksB alanced  S af
t  S oln、 )にてよ(洗浄し、同様に洗浄し
たマウスミエローマ細胞株P3/Ulと8.5:1の割
合で混合し、1000rp鴫で5分間遠心した。
得られた沈渣を50%のポリエチレングリコール400
0を含むD″MEM(−)培地1mlに浮遊させ2分間
放置した0次いで、D’MEM(−)培地1011を徐
々に静かに加えて稀釈後、800rpmにて5分間遠心
した0次いで得られた細胞を20%の牛胎児血清を含む
HAT培地35zNに懸濁し、0.1mlづつを96ウ
エルの組織培養プレートに分注した。
2〜4日毎に50μlづつ培地を加え、13日後の培養
上清について抗体価を調べたところ、344ウエル中4
ウエルで強い抗体活性が見られた0次いで限界稀釈法に
よりクローニングを行った結果、3株の融合細胞が単離
された。これらをプリスタンで処理されたBa1b/e
マウスの腹腔内に注入し、8〜13日後にその腹水を採
取してモノクロナル抗体を得た。この3株の融合細胞の
内、T256C![[I胞株か−ら得られた7256C
モノクロナル抗体は、オフタロニー法による免疫グロブ
リンクラスはIgMに分類され、動脈硬化壁内膜肥厚部
の脂質蓄積部を特異的に認識するモノクロナル抗体であ
る。
(3)T256C256Cモノクロナル抗性同位元素に
よる標識 T256C256Cモノクロナル抗腹水を硫酸アンモニ
ウムで塩析後、pH8,1の50mM)リスバッファー
に対し透析した。抗体に対し、2%相当のトリプシンを
加え、37℃、4時間前mf&、セファクリルS−20
0カラムでゲル濾過し、F ab’画分を得た。リン酸
バッファーに対し透析し得られたF ab’約100μ
yに対しNa”ゝI約1+*Ciを加え、更に20μs
のクロラミンTを30秒室温で反応させた。ヨード化反
応は40μ9のメタ重亜硫酸ナトリウムで停止させセフ
ァクリルS−300カラムで精製し、ヨード標識T25
6Cモノクロナル抗体を得た。
(4)T256C256Cモノクロナル抗性蛋白量10
μg/xiの調製した病巣内膜肥厚部および正常動脈内
膜のホモゲネート100μ!をELISA用マイクロプ
レート(ファルコン社製)に加え、4℃にて一晩放置し
て吸着させた。1%BSA溶液でマイクロプレートを処
理後、T256C256Cモノクロナル抗100μl添
加して室温にて2時間反応させた0次いで洗浄後、6.
000倍稀釈したアルカリフォスファターゼ標識抗マウ
スIgG+IgM抗体(tago社製)を100μ!添
加して室温で2時間反応させ、洗浄後、1aglxiバ
ラニトロフェニルリン酸2ナトリウム塩、0.01%M
gCl□を含む1s*Mジェタノールアミン榎衝液(p
H9,8)を100μ!加え、室温にて1時間反応させ
た。マイクロプレート用比色計(バイオ・ラット社製)
を用い吸光度(OD 、。5n*)を測定した。その結
果、本発明の7256Cモノクロナル抗体は病巣内膜肥
厚部ホモゲネートに対する測定値は0.072と小さい
が、動脈硬化病巣切片を用い間接蛍光抗体法にて病変部
の免疫染色を行い、また同時にオイルレッドOによる染
色ヲ行ったところ、動脈硬化内膜肥厚部の脂質蓄積部を
極めて特異的に認識していることが確認された(第6図
および第7図参照)。
また、このT256C256Cモノクロナル抗ギの動脈
硬化内膜肥厚部とも交差することが明らかとなった。動
脈硬化症モデルウサギの動脈硬化病巣切片を用いた間接
蛍光抗体法による免疫染色およびオイルレッドOによる
染色の様子をそれぞれ第8図および第9図に示す9図か
ら明らかなようにT256C256Cモノクロナル抗ギ
動脈硬化内膜肥厚部の脂質蓄積部を特異的に認識した。
従って、本T256Cモノクロナル抗体はヒト動脈硬化
症診断のための画像解析用試薬を調製し、ヒトに応用す
るに際し、ウサギを用いて投与旦、安全試験等の予備試
験を十分に行うことができるものであり、ヒト動脈硬化
巣の部位特定や広がりを調べるための画像解析等への応
用が期待される。
北」!襄Uル 以上詳しく説明したように、本発明によりヒト動脈硬化
症関連抗原す極めて特異的に認詣することのできるモノ
クロナル抗体を得ることができた。
従って本発明のモノクロナル抗体を、動脈硬化症”詮所
するための直接的な血中指標物資ならびに動脈硬化病巣
を直接認識する指標物資として応用することが可能とな
った。
【図面の簡単な説明】
第1図はY1191モノクロナル抗体による血清中の動
脈硬化症関連抗原の判定を示す図であり、第2図はY1
191モノクロナル抗体が認識する抗原物質をタンパク
染色および免疫染色によって示す図であり、 第3図は5112Aモノクロナル抗体による血清中の動
脈硬化症関連抗原の判定を示す図であり、第4図はT2
55A255Aモノクロナル抗る動脈硬化病巣内膜肥厚
部ホモゲネートの判定を示す図であり、 第5図はT255A255Aモノクロナル抗する抗原物
質をタンパク染色および免疫染色によって示す図であり
、 第6図はT256C256Cモノクロナル抗させたヒト
動脈硬化病巣切片を間接蛍光抗体法にて免疫染色した顕
微鏡写真であり、 第7図はT256C256Cモノクロナル抗された第6
図と同じヒト動脈硬化病巣切片をオイルレッド0で染色
したilm)i?を鏡写真であり、第8図は7256C
モノクロナル抗体と反応させたウサギ動脈硬化病巣切片
を間接蛍光抗体法にて免疫染色した顕微鏡写真であり、 第9図はT256C256Cモノクロナル抗された第8
図と同じウサギ動脈硬化病巣切片をオイルレッド0で染
色した顕微鏡写真である。 (外5名) 尾/図 も3凹 第47 第6図 、l 第7図

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒト動脈硬化症関連抗原を特異的に認識するヒト
    動脈硬化症認識モノクロナル抗体。
  2. (2)モノクロナル抗体が抗ヒト動脈硬化症抗体産生細
    胞とミエローマ細胞との融合細胞からのモノクロナル抗
    体である特許請求の範囲第1項記載のヒト動脈硬化症認
    識モノクロナル抗体。
  3. (3)ヒト動脈硬化症抗原が家族性高コレステロール患
    者血清における抗原である特許請求の範囲第2項記載の
    ヒト動脈硬化症認識モノクロナル抗体。
  4. (4)ヒト動脈硬化症抗原が脳梗塞、心筋梗塞患者血清
    における抗原である特許請求の範囲第2項記載のヒト動
    脈硬化症認識モノクロナル抗体。
  5. (5)ヒト動脈硬化症抗原が動脈硬化病巣からの抗原で
    ある特許請求の範囲第2項記載のヒト動脈硬化症認識モ
    ノクロナル抗体。
  6. (6)動脈硬化病巣が内膜肥厚部分である特許請求の範
    囲第5項に記載のヒト動脈硬化症認識モノクロナル抗体
  7. (7)モノクロナル抗体が免疫グロブリンクラスIgG
    である特許請求の範囲第1項記載のヒト動脈硬化症認識
    モノクロナル抗体。
  8. (8)モノクロナル抗体が免疫グロブリンクラスIgM
    である特許請求の範囲第1項記載のヒト動脈硬化症認識
    モノクロナル抗体。
  9. (9)ヒト動脈硬化症関連抗原を含有する溶液で、ヒト
    を除く哺乳動物を免疫し、該動物の抗体産生リンパ球と
    ミエローマ細胞とを細胞融合させて抗ヒト動脈硬化症抗
    体産生融合細胞を単離し、次いで抗ヒト動脈硬化症抗体
    産生融合細胞を培養することを特徴とするヒト動脈硬化
    症認識モノクロナル抗体の製造法。
  10. (10)ヒト動脈硬化症関連抗原を含有する溶液が家族
    性高コレステロール患者血清である特許請求の範囲第9
    項記載のヒト動脈硬化症認識モノクロナル抗体の製造法
  11. (11)ヒト動脈硬化症関連抗原を含有する溶液が脳梗
    塞、心筋梗塞患者血清である特許請求の範囲第9項記載
    のヒト動脈硬化症認識モノクロナル抗体の製造法。
  12. (12)ヒト動脈硬化症関連抗原を含有する溶液が動脈
    硬化病巣のホモゲネートである特許請求の範囲第9項記
    載のヒト動脈硬化症認識モノクロナル抗体の製造法。
  13. (13)動脈硬化病巣が内膜肥厚部分である特許請求の
    範囲第12項記載のヒト動脈硬化症認識モノクロナル抗
    体の製造法。
  14. (14)モノクロナル抗体が免疫グロブリンクラスIg
    Gである特許請求の範囲第9項記載のヒト動脈硬化症認
    識モノクロナル抗体の製造法。
  15. (15)モノクロナル抗体が免疫グロブリンクラスIg
    Mである特許請求の範囲第9項記載のヒト動脈硬化症認
    識モノクロナル抗体の製造法。
  16. (16)酵素または放射性同位元素で標識されたヒト動
    脈硬化症認識モノクロナル抗体。
  17. (17)放射性同位元素が^1^2^5Iである特許請
    求の範囲第16項の標識モノクロナル抗体。
  18. (18)酵素または放射性同位元素で標識されたヒト動
    脈硬化症認識モノクロナル抗体からなるヒト動脈硬化症
    診断用試薬。
  19. (19)放射性同位元素で標識されたヒト動脈硬化症認
    識モノクロナル抗体からなるヒト動脈硬化症画像診断用
    試薬。
  20. (20)ヒト動脈硬化症が心筋梗塞または脳梗塞である
    特許請求の範囲第18項または19項の診断用試薬。
  21. (21)放射性同位元素が^1^2^3I、^1^2^
    5I又は^1^3^1Iである特許請求の範囲第20項
    の診断試薬。
  22. (22)放射性同位元素が^1^1^1Inである特許
    請求の範囲第20項の診断用試薬。
  23. (23)放射性同位元素が^9^9^mTcである特許
    請求の範囲第20項の診断用試薬。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07238098A (ja) * 1994-02-24 1995-09-12 Betsuseru Res Lab:Kk ヒト粥状硬化病巣関連抗原を認識するモノクローナル抗体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07238098A (ja) * 1994-02-24 1995-09-12 Betsuseru Res Lab:Kk ヒト粥状硬化病巣関連抗原を認識するモノクローナル抗体

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