JPS636212A - ころ軸受及びその保持部材 - Google Patents

ころ軸受及びその保持部材

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JPS636212A
JPS636212A JP62088985A JP8898587A JPS636212A JP S636212 A JPS636212 A JP S636212A JP 62088985 A JP62088985 A JP 62088985A JP 8898587 A JP8898587 A JP 8898587A JP S636212 A JPS636212 A JP S636212A
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fastener
rolling
box
bearing
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ファブリス キャロン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、第一のリングが一体をなして形成されかつ二
つのレースと一個づつのレースを有する二個の独立リン
グ一組を有するタイプのころがり部材を一列に有するこ
ろがり軸受に関するものである。
(従来の技術及び問題点) かかるタイプのころがり軸受が解決すべき問題のひとつ
は、通常の運転時においてころがり軸受をその一部とし
て含む機械アセンブリでこれを取扱い、運搬し、組立て
、更に分解する作業において二個の独立したリングを軸
方向に連結しまたは固定することである。
かかる独立した軸受リングを軸方向に固定する方法はす
でに知られている。例えばフランス特許第2.439,
902号では、二個の独立したリング内の孔の中へプラ
スチック製のブツシュを装入し、内側のリングを形成し
て用いる方法が用いられている。これにより取扱い、運
搬作業時に二個の独立したリングは連結され、機械アセ
ンブリ内へころがり軸受が装着されるまでの状態がm続
する。しかしかかる軸方向固定の方法は、内側リングを
シャフトに取付ける前にプラスチック製ブツシュを除去
せねばならないという点に欠陥があった。こうしてプラ
スチック製ブツシュを除去すると、内側リングが保持さ
れなくなり、分解の虞れがある。
(すなわちからまったり、傷がついたり、汚染したり、
ころがり部材がなくなるといった虞れがある。)同じよ
うな欠点は、ころがり軸受の分解を受は部材の外で行な
った時も生じる。
その他、内側のリング内の孔に軸方向固定ブツシュを放
置しておくと、シャフトに傷痕が残り、シャフトに傷を
つけることになる。同じことが、例えばフランス特許2
.078.551号に開示された二個の独立した内側リ
ングを締付けるブツシュの使用についても言える。金属
製ブツシュを締付けるやり方は複雑すぎて実施がむずか
しく、かつシャフト上の軸受表面の質を劣悪化する原因
となる。
フランス特許第2,104,411号は、二個の外側リ
ングの外表面に金属製カラーまたはスタッドを締付けて
、問題の解決をはかっている。こうして行なった接続方
法は比較的効果的ではあるが、この方法はやはり実施す
るには困難でありかつコストが高(つく。
前記フランス特許は、二個の内側リングを軸方向に支え
るために外側のリングの軸方向に固着した弾性カラーま
たはフランジを用いることを述べている。これらの固着
部材ところがり部材とが相互に作用した結果、また内側
リング内に形成された適当な段部によって独立した内側
リングを軸方向で連結している。かかる部材が複雑であ
るという問題とは全く別に、組立ての前に回転していな
い回転部材の内部を介して力を伝達するのは、回転部材
がフランジ、支持リング、弾性カラーなど二個の独立し
たリングを軸方向に固着する部材と接触した場合に特に
損傷の危険があるので好ましくないことが明らかである
フランス特許第2.489.905号も、二個の独立し
た内側リングを弾性カラーで固定し、このカラーが二つ
の独立した内側リング内に特別に設けた溝の中へかしめ
る装置を開示している。しかしながら、この解決では、
付属品を別個に製造せねばならず、比較的複雑かつ特別
な注意と操作を必要とする。
最後に、フランス特許第2.492.919号は、ボー
ルベアリングの二個の独立した内側リングを、ベアリン
グボックスと一体であるつまみを用いて一列のボールと
軸方向に固定し、つまみがこの二個の独立したリング内
に特に設けられた溝と相互に作用する固定装置を開示し
ている。ボックスと別個の部材を有していないというか
かる装置は一見して有利ではあるが、軸受が作動してい
る間に二個の独立したリングのかしめ溝の壁面にボック
スのつまみがあたって傷をつけるという由々しい危険が
ある。
(問題点を解決するための手段、作用及び効果)本発明
は上述したタイプのころがり軸受に関連するものであっ
て、二個の独立したリングを軸方向に相互に連結するこ
とのできる、製造が簡単でかつアセンブリ内に組み込ん
だ後ではころがり軸受の作動と一切干渉の危険がない装
置を提供する。
本発明はさらに、二個の独立したリングを軸方向に連結
する装置が製造の段階で別個の部品を必要としないよう
なころがり軸受に関するものである。
また本発明は、二個の独立リングを軸方向において互い
に連結し、二個のリング間のころがり部材の相対的位置
が、従来タイプのボックスの場合と同じように維持され
る単一の留め具に関するものである。
さらに本発明はかかる留め具を用いた軸受の組立方法に
関するものである。
本発明によるころがり部材を一列に有するころがり軸受
は、第一のリングが一体成形され二個のレースと、二個
の独立した各一個づつのレースを有するリング一組から
成るタイプの軸受である。
軸受には二個のリングの間のころがり部材の相対的位置
を維持する手段と二個の独立したリングを同一軸上で相
互に固定する手段が具備されている。
本発明によれば、二個の独立したリングは同一軸上で相
互に固定されており、軸受のころがり部材の少なくとも
数個の相対的位置は、軸受の組立て前には一箇所または
それ以上の接続箇所が弱体化されていて、組立てた後で
該箇所がこわれるようになった留め具二個により保持さ
れている。
弱体化されている接続箇所は、留め具の三箇所の軸上の
位置が組立て前と後では異なっており、軸受を組み立て
た時に当該接続箇所が自動的にこわれるようになってい
ることが好ましい。
二個の独立したリングを互いに軸上で固定している留め
具は好ましくは軸受の独立したリングの一個にあけた孔
の中の少なくとも一本の溝と係合するようになっている
半径方向に延びた鉤を有するブツシュから成っている。
ブツシュは独立したリングの内の一個の対応する表面と
係合するように軸上に停止用面をもったことが好ましい
上記の通り、留め具を例えば、適当な充填剤で強化した
成形プラスチックで従来技術による箱と全く同じように
して製造することが可能となる。
ころがり部材は箱を形作っている留め具の部分で固定さ
れ、−方二個の独立リングはユニット全体を組立てると
同時に、弱体化した接続場所がこわれると自動的に互い
に同一上で固着化され、ブツシュは箱を形成する留め具
の部分から離脱する。
かかる留め具はいくつかの態様により実施することがで
きる。
好ましい実施例によれば、二個の独立したリングを軸上
で確実に接続する留め具は、鉤を二個連設したブツシュ
より成り、各駒の列は該独立したリングの一個内に設け
た溝と係合するような設計とした。ころがり部材を定位
置に保持する留め具は好ましくは、二個のころがり部材
を受けるようにした段違いの穴を有する箱を構成する。
弱体化された接続箇所は好ましくは、少なくとも三個の
厚味を減じた領域を有する半径方向に延びた接続用スタ
ッドから成る。接続スタッドは、軸受の対称部分の半径
面においてプ・7シユと一体化して成りかつ軸受の対称
半径面とは平行でない位置の箱と一体である。従ってこ
ろがり軸受全体を組み立てると、接続スタッドはこわれ
ることになる。
もう一つのやはり好ましい実施例によればころがり部材
を特定の場所に支持する留め具は、ころがり部材の複数
列の内の一つのころがり部材を受けいれるための孔を有
する第一の箱から成る。
また別の有用な実施例によれば、二個の独立したリング
は、軸受の対称半径面に関して対称である二個の留め具
により互いに接続されている。各留め具は、ころがり部
材の複数列の内−つのころがり部材を受は入れるように
した孔を有する箱と、箱内に保持されたころがり部材用
のレースを有する独立リング内に設けた溝と係合するよ
うにした鉤一列を有するブツシュから成る。
鉤は好ましくはこれと対をなす隅部が開花する等距離を
おいて軸上に設けたつまみの端部に位置し、二個の留め
具が互いに嵌合するようになるのがよい。
この実施例では、各留め具の鉤は好ましくは傾斜面を有
していて、他の留め具の隅部の底面が同じ(傾斜を有し
て係合するようになっており、組立て後にこの二つの相
補完する傾斜面の形状の故で鉤の作用を強化する。
本実施例では、用いた二個の留め具が完全に左右対称を
なしているので、単一の型枠で製造が可能であることが
理解されよう。
二個の独立したリングが軸受の内側のリングまたは外側
のリングを形成する時、本発明の有用性が明らかになる
。いかなるタイプのころがり軸受にも適用可能であるが
、中でも角接触ポール軸受、シリンダ状またはテーパロ
ーラ軸受に適用できる。
本発明は文成型プラスチック製で二個のころがり部材を
有するころがり軸受のころがり部材を受は入れる孔部を
設けたシリンダ状箱の形状をその−部とする留め具に関
するものであり、一体成形した第一のリングと二個の独
立したリング一組からなるタイプの留め具に関する。留
め具は、これと−体となって形成された箱と同心であり
、弱体化した接続箇所一箇所またはそれ以上により箱と
接続されているブツシュが設けられており、軸受を組み
立てるとこの接続箇所がこわれるようになっている。
ブツシュは好ましくは半径方向に延びた複数の鉤を有す
る。
好ましい実施例では、ブツシュは厚味を減じた領域を有
する少なくとも三個の半径方向の接続用スタッドを介し
て箱へ接続される。接続用スタッドはブツシュの対称半
径方向面においてブツシュと一体化して成り、同時に箱
の対称半径面とは平行でない位置で箱と一体化してなる
本発明による留め具を有する、二個のころがり部材を具
備したころがり軸受は以下の通り組み立てられる。
−ころがり部材を箱を形成する留め具内へ導入する。
−アセンブリ全体を、−体化したリングのレース上へ載
置する。
一二個の独立リングは、留め具のブツシュ形をなす部材
の端部に当接するまで軸方向に導く。
−軸方向、のブツシュを、ブツシュ上の鉤の列が独立リ
ングの一つの溝内へ進入し、独立リングに当接するまで
、独立リング上を移動させる。
−独立リング上の軸方向へ押圧する力は留め具の弱体化
した接続箇所がこわれ、もう一つの鉤の列が他の独立リ
ングの溝の中へ進入するまで継続してかける。
二個の対称部分を有する留め具を有するころがり軸受に
ついては、組立ては次のように行われる。
−ころがり部材は、箱を形成する各留め具の中へ導かれ
る。
−アセンブリ全体は、一体成形したリングのレース上に
載置される。
一二個の独立リングは、各留め具のブツシュの形を成す
部分の端部に当接するまで軸方向に導かれ、同時に箱を
形成する二個の留め具は互いに当接する。
一独立リングには軸方向の押圧力をかけて、留め具の一
つの弱体化した領域がこわれ、この留め具の鉤が独立リ
ングの一つの溝内に進入するまで、これを続ける。
一独立リング上の軸方向に沿った押圧作用は、他の留め
具の弱体化接続箇所がこわれて、この他の留め具の鉤が
他の独立リングの溝内へ進入するまで続けられる。
(実施例) 以下、図面に示した実施例を参照にして本発明の詳細な
説明する。これらは例示のためであって、限定を目的と
するものではない。
第1図に示すように、本発明による角接触ボール一列を
有する軸受は、外側リング1と二個の内側リング2.3
から成る。一列のボール4.5は、内側リング1と外側
リング2.3の間に挿入され、外側リング1内の孔と二
個の独立した内側リング2.3の外側シリンダ表面に設
けたレース8.9の上に設けたレース6.7の上を通常
の方法でころがる。
ボール4.5の相対的位置はほぼシリンダ状をなす箱1
0によって維持されている。第2図の展開図に示した箱
10の辺縁部、すなわちその対称半径面の両側には、外
側へ向かって開放し、ボール4または5を受は入れる複
数の孔11.12が設けられる。孔11.12はボール
4.5と同じ輪郭を有し、ボールを孔の中へ弾性をもっ
てかしめることのできる弾性肢13により境界が画され
ている。
二個の独立リング2,3は第2図に示すように横方向に
ジグザグ状に配置した一列の鉤15.16を有するブツ
シュ14により軸上で互いに固定されている。
箱10とブツシュ14とは同心であり、最初は第2図に
その一部を示し、全体を17とした単一の留め具と一体
を成す。箱10を形成する留め具17の一部は最初ブツ
シュ14を形成する一部に、断面積19を滅じて10と
14とがこれら弱体化した領域がこわれると容易に離脱
するようにした三個の半径方向上のスタッドにより固着
されている。
留め具17は、適当な充填剤を添加したプラスチック製
であることが好ましく、単一の型枠で成型して製造する
ことにより、箱10とブツシュ14を最初接続スタッド
18を介して一体として形成することができる。
ブツシュ14の外側辺縁面上に突出している接続スタッ
ド18の部分20は、ブツシュ14の対称半径面上に位
置する。−力筒10の孔と一体を成す部分21は、箱1
0の対称半径面と平行していない位置にある。留め具1
7用の型枠の分割線が三個の接続スタッド18の対称面
を貫通していて、留め具17の製造を容易にしているこ
とが明らかである。
さらに接続スタッド18の部分21が平行な位置にない
ので、本発明による軸受組立作業時に箱10とブツシュ
14を分割することが非常に簡単に行なえる。
以下に、第3図ないし7図を参照しつつ、組立工程を説
明する。
ボール4,5をブツシュ14と一体を成す箱10の孔の
中へ外側リング1のレースに当接するまで連続して導入
する。第4図、第5図に示すように、二個の内側リング
2.3を鉤15.16の端部が二個の内側リング2.3
の最先端に当接するまで、連続して導入する(第5図)
。それから二個の内側リング2.3へ軸方向の゛押圧力
をかけ、先ず最初に、例えば鉤15を第6図に示すよう
に内側リング2と溝2a内へ進入させる。この軸方向の
押圧力(第7図)をかけ続けて、第二列目の鉤16がも
う一つの内側リング3の溝3a内へ進入するようにする
鉤15の外側辺縁が溝2aの端部に軸に沿って当接し、
箱10と接続している部分21の位置が平行でないとこ
ろから、軸方向の押圧力が三個の接続スタッド18をこ
わすことが明らかとなる。
第7図に示す最終位置は、第1図に示したものと対応す
る。この位置では′、二個の内側リング2゜3とが軸上
でブツシュ14によって支持されており、特に鉤15.
16の一列が溝2a、 3a内へ弾性をもってかしめら
れた後は離脱することができないので、二個の内側リン
グ2,3を軸上で互いに固定していることが明らかであ
る。
上述した実施例では独立したリングが二個の内側リング
2.3となっているが、この配置を逆にすることが可能
なのは、第2図に示した別の形からも明らかである。
この実施例では、同じ構成要素には同一の参照番号を付
してあり、−体となっているリングは内側リング22で
あり、二個の独立リング23.24が外側リングを形成
している。留め具は、前述した図の実施例ではブツシュ
14が箱10の内部に同心で配置されていたが、これと
は逆に、箱25と同心だが外側に配置されたシリンダ形
ブツシュ26の形をなす部分と、箱25を形成する部分
から成る。ブツシュ14と同じくブツシュ26は、外側
リング23.24に設けた溝29.30と係合している
鉤27.28を有しており、鉤が互いに固定するように
している。ブツシュ26、箱25は、最初は単一片の二
つの部分であって、三個の接続スタッドにより接続され
ており、各スタッドはブツシュ26の対称半径方向面で
ブツシュに接続している部分31と箱25の対称半径方
向面と平行ではない位置で箱と接続している箱32とか
ら成っている。前述した場合と同じように、角接触ボー
ル一列を有する軸受の組立時に接続スタッドがこわれる
第9図に示した別の実施例では、第1図に示したのと同
様の角接触ポール一列を有する軸受を用いる。同一の構
成要素には、同じ参照番号を付しである。
ここでも同じように、単一片から成る外側リング1と、
同じ外側溝2a、 3aを有する独立内側リング2.3
が設けられている。
本実施例が他と異なる点は、留め具の構造が異なってい
る点で、その展開図を第10図に示し、全体を33とす
る。
留め具33は前述したものと同じブツシュ14と、ボー
ル4の列の内−つと係合する一列の横方向の孔35を設
けた箱34を形成する部分を有する。鉤15゜16を具
備したブ・ノシュ14と、前述したように三個の接続ス
タッド18により箱34を接続している。前述したよう
に、ブツシュ14と一体を成すスタッド18の部分20
はブツシュ14の対称半径面上にある。
箱14の孔の上の部分21の位置は、組立後は第9図に
示す通り軸受の対称半径軸に関して平行ではなく、従っ
て弱体化した接続部が前記同様に軸受の組立中にこわれ
るようになっている。ボール5の2番目の列は、組立作
業中に箱34に当接できる別の箱36と連動する。
第11図ないし17図に組立工程を示す。留め具33の
箱34の孔35へ装入された第一列のボール4は第11
図に示したように外側のリング1の孔の中へ先ず載置さ
れる。ボール5の第二列は別個の箱36と一緒にその後
装入される(第r2図)。二個の独立内側リング2.3
が第13.14図に示すように内側リング2.3の外側
の縁に鉤15.16が当接するまで引き続き装入される
(第14図)。その後二個の内側リング2.3上に軸方
向の力をかけ、箱34と同じ側にある鉤I5の列が内側
リング2のa2a内へ貫通(第15図)するまで力をか
けつづける。第16図に示した軸方向の押圧力は、留め
具33の一部を構成する箱34と別の箱36との接触が
なくなるまで続けられる(第16図)。第2の鉤の列1
6が弾性をもって溝3a内にかしめられ、その中へ進入
すると同時にブツシュ14と箱34とは領域19で弱体
化された部分を有する三個の接続スタッド18がこわれ
る結果、分離する。この第17図に示す最終位置は、第
9図と対応する。この位置では、二個の内側リング23
がブツシュ14の鉤15.16の一列により軸上に保持
される。
この実施例では第1図と同様、本発明を単一片から成る
外側リング一個と独立した内側リング二個から成る角接
触ボール一列を有するボール軸受として例示したが、内
側リングが一体を成している列としても、大幅な変更を
加えることな〈実施することが可能であるのは第8図か
らみても明らかであろう。
軸受箱が二つの部材から成る実施例について上述したが
、この例では第1図に示した実施例よりもころがり部材
の列を互いに離さなければならない場合有利である。
第18図に示す別の実施例もこの種の杖況において使用
可能である。
この実施例では、第1図と同じように単一の外側リング
1と二個の独立内側リング2.3から成る一列の角接触
ボール一列を有するボール軸受を用いる。第18図以下
の図面では、前述した実施例の構成要素と同一の要素に
は同じ参照番号を用いた。
本実施例では、二個の同一の留め具を用いており、その
内の一個37を第19図に一部展開して示す。
各留め具37は、軸受のボール−列のボールを受けるべ
く設けた複数の孔35を有する部分38を有している。
留め具はさらに先端が内側に向いて半径方向に突出して
いるブツシュ形状部材39をも有している。ブツシュ3
9は箱38と同心であり、ここでは箱38の内部に配置
されている。鉤40は対になった隅部42が間に介在す
る軸上のつまみ41の端部に配置されている。従ってブ
ツシュ39は、のこぎりの歯状である一連のほぼ三角形
をしたつまみ41とその間にある同一形状寸法の隅部か
ら成っている。
鉤40はつまみ41の先端、すなわち箱38の孔35の
反対側に位置する。各隅部42の底43は半径面に関し
て傾斜している。同様に、鉤40の端部には傾斜面44
があり、この傾斜は傾斜面43の傾斜と同じである。箱
38と箱39は、ブツシュ39のつまみ41と一体であ
る三個のスタッド18によりかつ部材20を介して接続
されており箱38とは部材21を介して接続されている
本実施例では、二個の留め具37は同一であるので単一
の型枠を用いて成形することができ、また二個の留め具
37は形状が対になっているので、中へ入れこむことが
できる。
第18図、第20図ないし25図では、ボール第一列4
と連動する留め具37の種々の構成要素をaを付して示
し、ボール第二列5と連動する他の留め具37の構成要
素にはすべてbを付して示す。
組立て後は、第18図に示すように、独立内側リング2
.3は軸上で互いに固着したブツシュ39a。
39bにより固定されている。特に、鉤40aはボール
第二列5と連動する内側リング3の溝3a内へ進入して
いる。同様に、ブツシュ39bの鉤40bは、ボール第
一列4と連動している内側リング2の溝2a内へ進入し
ている。傾斜面43bは溝3a内で傾斜面44aと連動
しており、傾斜面43aは溝2a内で傾斜面44bと連
動している。
第18図の上側にみえる断面では、箱の半分38aをブ
ツシュの半分39aと連結している接続スタッド18a
の部分20aと21aが示されており、該接続スタッド
は軸受の組立時にこわれている。−方では、第18図の
下側の部分での別の断面ではブツシュの半分39bを箱
の半分38bと連結しているスタッド18bの部分20
b、 21bとが示されている。両方の場合において、
接続スタッド18a、 18bの部分20a。
20bとは、軸受の組立て後、後者の対称半径面にと、
二個のブツシュ半分38a、 38bとを接続して形成
したブツシュの対称半径面に配置されるようになってい
る。−方、接続スタッド18a、 18bの部分21a
、 21bとは同じ対称半径面に関して平行ではないの
で、軸受の組立時に接続スタッド18a、 18bがこ
われるようになっている。
第20図ないし25図に種々の組立工程を示す。
第20図に示すように、第一の留め具37aに載置した
ポールの第一の列4と第二の留め具37b上に載置した
ポールの第二の列5とから各々成る二個の別々のアセン
ブリを先ず外側リング1内へ装入する。二個の独立した
内側リング2.3とが第21図、第22図に示すように
、二個の留め具37a、 37bの各駒40a、 40
bとその外縁部を介して接触するまで連続して装入され
る。第23図に示すように二個の内側リング2.3上に
軸方向の力がかけられ、二個の箱37a、 37bが互
いに当接する。同じように、二個のブツシュ39a、 
39bの底面は溝2a、 2bの肩部45、46に当接
する。この瞬間まで、接続スタッド18a、 18bは
原型を留めており、各留め具37a、 37bの二つの
部材は互いに原型を留めている。断面の選択次第では、
第20図ないし23図が接続スタッド18aのみを示し
ていることが明らかであろう。勿論断面の外側に位置す
る接続スタッド18bがこの段階では原型をとどめてい
ることは言うまでもない。
第24図に示すように、軸方向の押圧をつづけると、第
20図ないし23図のものとは違った断面上の接続スタ
ッド18bがこわれる結果となる。したがってこの段階
では、ボール第二列5と連動する留め具37bが箱半分
38bとブツシュ半分39bにわかれるのに対し、留め
具37aの二つの部分が接続スタッド18aにより互い
に連結して一体を成している。第25図は第20図ない
し23図と同じ面にある断面を示すが、該図中の軸上の
スラストを11続すると、接続スラスト18aは鉤40
a、 40bがその各隅部2a、 3aに進入した際に
こわれるようになっている。
第25図の最終的位置は、二個の内側リング2.3が互
いに固定した二個のブツシュ半分39a、 39bによ
り軸上で固定されている第18図に示した位置と対応す
る。
第18図を見ると、鉤40a、 40bをその善導2a
、 3a内へかしめた後では、底面43a、 43bの
傾斜面と鉤40a、 40bの傾斜面44a、 44b
と対になった傾斜面との連動によって強化したブツシュ
39a、 39bの鉤効果により軸からリング2,3が
外れるのを防いでいる。事実、内側リング2,3を互い
に引きはなそうとする力により鉤40a、 40bが善
導2a、 3a内へ進入するので、鉤効果をさらに改善
する効果が得られる。
本発明を主として角接触ころがり部材を二個に有するボ
ール軸受について説明したが、本発明に変更を加えて、
シリンダ、截頭円錐等の異なる形のころがり部材二列か
ら成るころがり軸受に適用するのはさして困難ではない
ことが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるころがり軸受の断面図であって
組立後留め具の接続用スタッドがこわれた後を示す。第
2図は、本発明による留め具の一部展開図である。第3
図ないし第7図は、第1図のころがり軸受の組立工程を
示す。第8図は、第1図と同じく断面図であって、本発
明による別のころがり軸受を示す。第9図は、本発明に
よるさらに別のころがり軸受を示す断面図である。第1
0図は、第9図に示したころがり軸受に用いる留め具の
一部展開図である。第11図ないし第17図は、第9図
に示したころがり軸受の組立工程図を示す。 第18図は、二個の同−留め具を用いた本発明によるこ
ろがり軸受の別の態様を示す。第19図は、第18図の
ころがり軸受に用いた留め具の内一個の一部展開図であ
る。第20図ないし第25図は、第18図のころがり軸
受の組立工程を示す。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二列のころがり部材と二個のレースを有し、各一
    個ずつのレースを有する二個の独立リング203一組、
    およびリング間のころがり部材の相対的位置を保持する
    手段ならびに二個の独立したリングを軸上で固定する手
    段から成るころがり軸受において、 二個の独立したリング2、3が軸上で互いに固定され、
    ころがり部材の少なくともいくつかの部材の相対的位置
    が軸受組立が行われる前に一個またはそれ以上の接続部
    分18が弱くなっていて組立時にこわれるようにした留
    め具17、33、37の内二個により保持されることを
    特徴とするころがり軸受。
  2. (2)弱体化した接続領域を、留め具の二つの部分の軸
    上の位置を組立の前と後で異なるようにして配置し、該
    接続領域が組立作業中にこわれるようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項に記載のころがり軸受
  3. (3)二個の独立リング2、3を軸上で互いに固着させ
    るようにした留め具17、33、37が該独立リングの
    内の一個の上に設けた少なくとも一つの溝2a、3aと
    係合するようにした半径方向に延びる鉤15、16、4
    0を具備するブッシュ14、39から成ることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項または第(2)項に記載
    のころがり軸受。
  4. (4)ブッシュ14、39が独立リングの内の一個の対
    応する表面と連動して組立作業中に接続領域18をこわ
    すようになっていることを特徴とする特許請求の範囲第
    (3)項に記載のころがり軸受。
  5. (5)二個の独立したリング2、3を軸上で互いに固定
    する留め具17、33の部分が該独立リングの一個に設
    けた溝と係合するようにした鉤15、16二列を有する
    ブッシュ14から成ることを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項ないし第(4)項のいずれか一つに記載のこ
    ろがり軸受。
  6. (6)ころがり部材を定位置に保持するための留め具1
    7の部分が、ころがり部材4、5の二列のころがり部材
    を受けるためのジグザグ状の孔11、12を設けた箱1
    0から成ることを特徴とする特許請求の範囲第(5)項
    に記載のころがり軸受。
  7. (7)留め具17の二個の部分が軸受組立前には、厚み
    を減じた領域19を有する少なくとも三個の半径方向の
    接続スタッド18により一体を成すように接続されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(6)項に記載の
    ころがり軸受。
  8. (8)接続スタッド18がブッシュ14の対称半径面に
    おいてブッシュと一体であり、軸受の対称半径面と平行
    でない位置で箱と一体であることを特徴とする特許請求
    の範囲第(7)項に記載のころがり軸受。
  9. (9)ころがり部材を定位置に保持するための留め具3
    3の部分が、ころがり部材の列の内の一列4のころがり
    部材を受ける孔35を備えた第一の箱34から成り、他
    の列5のころがり部材が別の箱36により保持されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(5)項に記載の
    ころがり軸受。
  10. (10)留め具の二つの部分が軸受組立前には、厚み1
    9を減じた領域を有する少なくとも三個の半径方向の接
    続スタッド18により一体となって接続されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第(9)項に記載のころが
    り軸受。
  11. (11)接続スタッドがブッシュ14の対称半径面上で
    ブッシュと一体化しておりかつ軸受の対称半径面とは平
    行ではない位置にある第一の箱34と一体化しているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(10)項に記載のこ
    ろがり軸受。
  12. (12)軸受の対称半径面に対称である二個の留め具3
    7a、37bを有し、各留め具は、ころがり部材列の内
    の一つのころがり部材を受けるための孔35を設けた箱
    38と、上記ころがり部材用レースを有する独立リング
    の一個に設けた溝と連動するようにした鉤一列40を有
    するブッシュ39から成ることを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項ないし第(4)項のいずれか一つに記載
    のころがり軸受。
  13. (13)鉤40が対になった隅部42を間に有する等距
    離の軸上つまみ41の先端に位置していて、二個の留め
    具37a、37bが互いに嵌合するようにしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第(12)項に記載のころがり
    軸受。
  14. (14)各留め具の鉤40が他の留め具の隅部の底部4
    3と対をなす傾斜面44を有し、組立後に二個の対にな
    った傾斜面の形状が互いに補うものであるので鉤の作用
    を補強することを特徴とする特許請求の範囲第(13)
    項に記載のころがり軸受。
  15. (15)厚みを減じた領域を有する半径方向上の接続ス
    タッド18a、18bが軸受の対称半径面にある各留め
    具37a、37bのブッシュと一体をなしており、かつ
    軸受の対称半径面とは平行ではない位置の箱38a、3
    8bと一体をなしていることを特徴とする特許請求の範
    囲第(12)項ないし第(14)項のいずれか一つに記
    載のころがり軸受。
  16. (16)独立リングが軸受の内側リングを形成すること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項ないし第(15
    )項のいずれか一つに記載のころがり軸受。
  17. (17)二個の独立リングが軸受の外側リングを形成す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項ないし第
    (15)項のいずれか一つに記載のころがり軸受。
  18. (18)ころがり部材を一列に有するころがり軸受のこ
    ろがり部材を受けることのできる孔を設けたシリンダ状
    の箱型をした部分を有する成型プラスチック製の単一片
    から成る第一のリングと二個の独立リング一組から成る
    タイプの留め具は、箱10、34、38と同心でかつ一
    箇所またはそれ以上の接続箇所が弱体化されていて軸受
    組立作業中にこわれるようにした箇所で箱に接続された
    、一体成形したブッシュ14、39をも有することを特
    徴とする留め具。
  19. (19)ブッシュ14、39が複数の半径方向に向いた
    鉤15、16、40を有することを特徴とする特許請求
    の範囲第(18)項に記載の留め具。
  20. (20)ブッシュ14、39が、厚みを減じた領域19
    を有する少なくとも三個の半径上の接続スタッド18に
    より箱へ接続されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第(18)項または第(19)項に記載の留め具。
  21. (21)接続スタッド18がブッシュ14の対称半径面
    においてブッシュ14と一体であり、かつ箱の対称半径
    面とは平行ではない位置で箱10と一体であることを特
    徴とする特許請求の範囲第(20)項に記載の留め具。
  22. (22)下記の工程を含むことを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項ないし第(11)項に記載のころがり部
    材二列を有するころがり軸受を組み立てる方法。 −ころがり部材が箱10、34を形成する留め具17、
    33の一部へ装入される。 −アセンブリ全体を、単一片として形成したリング1の
    レース上に載置する −二個の独立リング2、3を軸方向に沿って留め具17
    、33のブッシュ形を有する部材14の端部に当接する
    まで装入する。 −独立リング2、3に対して、ブッシュの鉤15、16
    の列が独立リング内の一個の溝2a、3a内へ進入し、
    該独立リングに当接するまで軸方向の力をかける。 −独立リングにかけた軸方向の押圧力を、留め具の弱体
    化した接続部分18がこわれて、鉤のもう一つの列が他
    の独立リングの溝の中へ進入するまでかけ続ける。
  23. (23)下記の工程を含むことを特徴とする特許請求の
    範囲第(12)項ないし(15)項に記載のころがり部
    材を二列に有するころがり軸受を組立てる方法。 −ころがり部材4、5を箱を形成する各留め具の一部内
    へ装入する。 −アセンブリ全体を単一に形成したリング1のレース上
    に載置する。 −二個の独立リング2、3を軸方向に沿って、各留め具
    のブッシュ形部材39a、39bの端部に当接するまで
    装入し、かつ同時に箱を形成する二個の留め具38a、
    38bの部分が互いに当接するまでつづける。 −独立リング2、3上に、留め具のひとつの弱体化した
    接続領域18がこわれて、この留め具の鉤が独立リング
    のひとつの溝内へ進入するまで軸方向の押圧力をかけ続
    ける。 −独立リング上にかけた軸方向の押圧力を他の留め具の
    弱体化した接続領域18がこわれて、この留め具の鉤が
    他の独立リングの溝内へ進入するまで続ける。
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