JPS6361119A - 複数のロ−ドセルを用いた秤量装置 - Google Patents

複数のロ−ドセルを用いた秤量装置

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JPS6361119A
JPS6361119A JP20378086A JP20378086A JPS6361119A JP S6361119 A JPS6361119 A JP S6361119A JP 20378086 A JP20378086 A JP 20378086A JP 20378086 A JP20378086 A JP 20378086A JP S6361119 A JPS6361119 A JP S6361119A
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JP
Japan
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load
load cell
output
digital
signals
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JP20378086A
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English (en)
Inventor
Yutaka Murata
豊 村田
Yoshio Ishii
良雄 石井
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Ee & D kk
Original Assignee
Ee & D kk
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Publication date
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Publication of JPS6361119A publication Critical patent/JPS6361119A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロードセルを用いた秤量装置に係り、特に複数
のロードセルを使用した秤量装置であって、かつ調整作
業を簡易化することが可能な秤量装置に関する。
〔従来の技術〕
ロードセルを用いた秤量装置において、秤量が大きい装
置では、一つのロードセルで荷重の測定を行おうとする
と、ロードセルが非常に大きくなりかつ高価となるため
複数のロードセルを使用するものが多い。また比較的秤
量は小さくても、計量台が大きい場合にも偏荷重により
ロードセルに大きな応力が加わるため、複数のロードセ
ルが使用されることがある。この場合、各ロードセルに
対しては秤量物の荷重の一部が加わることになるので、
各ロードセルから出力された信号を加算して荷重を測定
する必要がある。
第2図及び第3図は従来の構成を示す。この構成では4
個のロードセルを使用する秤量装置に於ける荷重測定の
方法を示す。
先ス第2図において4個のロードセルL1、L2、L3
、L4から出力されたアナログ信号は並列接続20とさ
れて各ロードセルからの信号が加算され、一つのアナロ
グ信号ASとしてA/D変換器21に入力さる。ここに
おいてアナログ信号ASはデジタル信号DSに変換され
てデジタル表示部22に出力され、ここに於いて荷重の
表示が行われる。
第3図はこの構成を更に具体的に示すものである。同図
において、各ロードセルL1、R2、R3、R4には各
々4個のストレインゲージが取りつけてあり、各ストレ
インゲージに対して電圧EC(V)を印加することによ
り各ストレインゲージは秤量物の荷重による応力に対応
して所定の電圧(mV)を出力し、この出力を加算する
ことにより出力電圧Eo  (mV)を出力する。この
出力E0から秤量物の荷重を算出する。なお図中符号a
l、az、R3、R4は各ロードセルの定格出力(mV
/V)を示す。またロードセルL1におけるストレイン
ゲージの各抵抗値はRIM、R1いRIcs RIMと
する。第4図はこの構成をテブナンの定理を用いて書き
直したものであり、各符号R1、R2、R1、R4は各
ロードセルL1、R2、R3、R4の抵抗値を、またE
I 、Ez 、E:l、R4は各ロードセルの出力(m
V)を示す。同図においてロードセルL1を例により具
体的に説明すると、ロードセルL1の抵抗値RIは次式
で表すごとができる。
R+ = (R+a+R+c)// (Rib+R+d
)  ・・・ (1)またロードセルL1の定格出力を
a、  (mV/ V)とすると、このロードセルL1
の出力電圧であるEI (mV)は次式で表すことがで
きる。
El =3.  (mV/V)XEC(V)  ・・・
 (2)ここで、並列接続した結果得られる出力電圧E
0(mV)は次式で求めることができる。
R,R,R,R。
・・・ (3) ここで、R+ =Rz =R2=R4であるならば出力
電圧Eo  (mV)は上記式(3)に基づき次のよう
に表すことができる。
上記式(4)は並列出力した結果得られる出力が各ロー
ドセルの平均値である場合を示す。
以上のように複数のロードセルを使用する装置において
は、各ロードセルの特性が等しいことが必要であるが、
使用するロードセルを特に厳密に選別しない限り各ロー
ドセルの出力電圧E、 、EZ 、E 3 、E aを
等しくすることは非常に困難である。従って各ロードセ
ルの出力電圧の間に相違のある方が一般的である。この
ため秤量装置において荷重のかかる位置が相違し、各ロ
ードセルに加わる荷重が相違すると、各ロードセルの出
力特性が相違しているため、同じ荷重であっても荷重の
かかる位置によって出力電圧E0が相違してしまう。こ
のため、このロードセルの出力の相違を補正するため従
来は抵抗を追加する方法が採用されている。
第5図において、各ロードセルL1、R2、R3、R4
に対しては可変抵抗RT1、RT2、RT3、RT4を
追加し、これら各抵抗の抵抗値を適当に調節することに
より各ロードセルの出力電圧E+ 、Ex 、R3、E
aが等しくなるよう調節している。つまりこの方法は他
のロードセルに比較して出力電圧の高いロードセルにお
いて対応する可変抵抗の抵抗値を増大させて電圧降下さ
せ、このロードセルの印加電圧が他のロードセルよりも
低くなるよう調節する。これによりこのロードセルの出
力電圧も低くして他のロードセルとの調節を行うように
している。つまり、第4図で示した出力電圧E、 、R
2、R3、R4の何れかを小さくすることにより各ロー
ドセルの出力を平均化させる。従ってこの方法は実施す
ればロードセルの特性が相違しており、かつ荷重のかか
る位置が違っても等しい出力を得ることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上に示した従来技術にあっては次のような問題点が指
摘されておりその解決が望まれている。
ここで、ロードセルに対しては第6図に示ずように感温
抵抗RTを配置し、これによりロードセルの温度特性を
補償する方法が以前から行われている。即ち、ロードセ
ルを構成する金属は温度の上昇と共に弾性が変化し、同
じ荷重であってもロードセル本体の歪みが大きくなり、
この結果温度の上昇と共に出力が増大してしまう。この
ため感温抵抗RTにより温度の上昇と共に抵抗値を増大
させて印加電圧を減少させ、これによりロードセルの出
力の増加に対応するようにしている。しかしこの温度補
償を行う構成に対して前述のような可変抵抗を更に追加
すると、この抵抗の追加はロードセルの温度特性に対し
て悪影客を与えるという問題がある。
またこの追加した抵抗を調整して適性な抵抗値とするた
めには、何回も分銅を載せ降ろしする作業が必要であり
、この作業に長時間を要すると共に、多大な労力を必要
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は以上に示した従来技術の問題点を解決すべく構
成したものであり、各ロードセルから出力されたアナロ
グ信号を、その信号毎にデジタル変換する回路を構成し
、この各デジタル信号を加算し、かつ各ロードセルの特
性を演算により補償する回路を接続したロードセル式秤
量装置である。
〔作用〕
各ロードセルから出力された出力電圧(アナログ信号)
をこのアナログ信号毎にデジタル変換し、かつ各デジタ
ル信号を加算すると共に、分銅をロードセルの数に等し
い回数具なる位置に配置する等の方法により予め算出し
ておいた係数を各信号に対して乗じることにより、演算
によって各ロードセルの特性を補償し、秤量物の荷重を
測定する。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の構成を示す。符号Ll、L2、L3、
L4は一つの秤量装置に配置したロードセルを示し、各
ロードセルから出力された電圧(アナログ信号)ASI
、AS2、AS3、AS4はA/D変換回路1に出力さ
れる。この回路において、各アナログ信号ASI−AS
4は各々デジタル変換される。即ちここにおいて各アナ
ログ信号ASI〜AS4に対応してA/D変換が行われ
、その変換の結果生じたデジタル信号DSI、DS2、
DS3、DS4がデジタル加算回路2に出力される。こ
の回路において各デジタル信号DSI〜DS4は後述す
る方法により算出した係数を乗じることにより各ロード
セル出力が等しくなるよう調整される。即ち定格出力が
相違するロードセルであっても、この係数を乗じること
により、特別に抵抗を設置することなく各ロードセルの
定格出力が全く等しいものとして処理することができる
。このようにして各ロードセルの信号はこのデジタル回
路において加算されると共に秤量物の荷重を演算し一つ
のデジタル信号DSとしてデジタル表示部3に出力され
、荷重の表示が行われる。
次に各ロードセルからの出力の補正方法について説明す
る。
前記ロードセルし1〜L4を有する秤量装置に対して所
定の荷重をかけ、各ロードセルの出力をA/D変換して
得られるデータをそれぞれ、Da、Db、Dc、Ddと
し、これらデータDaxDdを加算して得られる値をD
とする。
Da+Db+Dc+Dd=D・H+  (5)次に秤量
装置の荷重受容部の異なる位置に荷重をかけることによ
り次の式を得る。
Da+  +Dbl  +Dc、+Dd+ =D+・・
・ (6) D a Z +D b z + D C2+ D d 
z = D z・・・ (7) D a z +D b 3 +D C3+ D d x
 = D 3・・・ (8) D a 4 +D b a ” D c 4 + D 
d 4 = D 4・・・ (9) ここで、各ロードセルし1〜L4の定格出力が等しいな
らば D+ =D2 =I)l =D4 となる。然し上述したようにロードセルの出力特性は各
々微妙に相違するのが一般的であり、実際には最良の場
合でも殆ど り、#D、#D、=D。
となる。ここで、各ロードセルの出力に対して所定の係
数を乗じることにより前記式(6)〜(9)に於ける結
果が等しくなるようにする。この係数をXa、Xb、X
c、’ Xdとして前記式(6)〜(9)により以下の
式(10)〜(13)で示す連立方程式をたて、この方
程式を解くことより各係数X a −X dを求める。
D a 1 X a +D b+ X b + D c
 1 X c + D d 1 X d = D・・・
 (10) [)az Xa +Dbt Xb+[)c、Xc+[)
d2Xd=D・・・ (11) Da、Xa+Db3Xb+Dc、Xc+Dd、Xd=D
・・・ (12) Daa Xa +])b4xb+I)c、Xc +Dd
4Xd=D・・・ (13) 以上の式から求めた係数X a % X dを各ロード
セルの出力に乗じて補正値を得、この補正値を加算した
値は荷重の位置に関わらず常に一定となる。
〔効果〕
本発明は以上に示したように各ロードセルから出力され
た出力電圧(アナログ信号)をこのアナログ信号毎にデ
ジタル変換し、かつ各デジタル信号を加算すると共に、
分銅をロードセルの数に等しい回数異なる位置に配置す
る等の方法により予め算出しておいた係数を各信号に対
して乗じることにより、演算によって各ロードセルの特
性を補償し、秤量物の荷重を測定するように構成したの
で、ロードセルの出力補正用の抵抗が不要となりロード
セルの温度特性が低下することがない。
また抵抗の調節のため何回も分銅を積み降ろしする作業
も不要となるため作業性が大幅に向上する等の効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の秤量装置の回路図、第2図は従来型装
置の回路図、第3図は従来型装置のロードセルの結線図
、第4図は第3図に示す図をテブナンの定理を用いて書
き直した図、第5図は従来装置においてロードセルの出
力の補正を行うための回路図、第6図は一つのロードセ
ルの回路構成図である。 1・・・A/D変換回路  2・・・デジタル加算回路
  3・・・デジタル表示部 L1、L2、L3、L4・・・ロードセルASI、AS
2、AS3、AS4・・・アナログ信号 DSI、DS2、DS3、DS4・・・デジタル信号 DS・・・加算後のデジタル信号 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のロードセルから出力された出力電圧を加算するこ
    とにより測定対象たる秤量物の荷重を測定する装置にお
    いて、各ロードセルから出力されたアナログ信号をその
    信号毎にデジタル変換する回路と、この回路から出力さ
    れた各デジタル信号を加算しかつ各ロードセルの出力特
    性を演算により補正する回路とを有することを特徴とす
    る複数のロードセルを用いた秤量装置。
JP20378086A 1986-09-01 1986-09-01 複数のロ−ドセルを用いた秤量装置 Pending JPS6361119A (ja)

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JP20378086A JPS6361119A (ja) 1986-09-01 1986-09-01 複数のロ−ドセルを用いた秤量装置

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