JPH02238327A - ロードセル秤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、複数のロードセルの出力により重量を計測す
るロードセル秤に関する。

（従来の技術） 従来のこの種のロードセル秤としては、たとえば特開昭
５８−７６７２８号公報記載の構成が知られている。

この従来のロードセル秤は、複数のロードセルに対し、
それぞれ増幅器を接続し、さらにそれぞれ可変抵抗器を
接続し、これらそれぞれの出力を加算する加算器を接続
している。

そうして、各ロードセルにて検出された値を、それぞれ
増幅器で増幅し、それぞれ可変抵抗器で各増幅器からの
出力を補正し、これらの値を加算器にて加算して重量デ
ータを得ている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来の構成では、可変抵抗で全ての
ロードセルからの感度出力を一定にしなければならず、
煩雑である問題を有している。

本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、複数のロ
ードセルからの感度出力を容易に調整できるロードセル
秤を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 請求項１のロードセル秤は、複数個のロードセルの出力
に基づいて重量を計測するロードセル秤において、前記
それぞれのロードセルから出力された検出値をそれぞれ
デジタル化するアナログ・デジタル変換手段と、これら
アナログ・デジタル変換手段からそれぞれ出力された出
力にそれぞれ感度補正係数を与える感度補正手段と、こ
れら感度補正手段の出力を加算し重量データを算出する
演算手段とを備えたものである。

請求項２のロードセル秤は、請求項１のロードセル秤に
おいて、感度補正係数は、所定の重量における実際の検
出値と規定値とを比較して設定しｔ二ものである。

（作用） 請求項１のロードセル秤は、複数のロードセルからそれ
ぞれ検出値を出力し、この検出値をアナログ・デジタル
変換回路でデジタル化し、感度補正手段で感度補正係数
を与えて、感度出力を補正する。そして、これら感度出
力が補正された出力を加算して重量データを算出する。

請求項２のロードセル秤は、請求項１のロードセル秤に
おいて、感度補正係数を、所定重量における実際の規定
値とを比較して設定する。

（実施例） 以下、本発明のロードセル秤を図面を参照して説明する
。

第２図および第３図において、１はアルミニウム材など
にて形成される四角形状の基体で、この基体１の上面四
隅に、ロードセル２ａ，　２ｂ，　２ｃ，２ｄが取付け
られている。そして、これらのロードセル２ａ，　２ｂ
，　２ｃ，　２ｄは側面間に連通した略８字状の連通孔
３１，　３ｂ，　３ｅ，　３ｄを有した略長方体状に形
成され、この各ロードセルｌ！，　２ｂ，　２ｃ，　２
ｄの連通孔３ａ，　３ｂ，　３ｃ，　３ｄ上方の薄肉部
上面には、それぞれ２ケ所ずつストレンジゲージ４ａ，
　４ｂ，　４ｃ，　　４ｄが装着されロバーバル機構と
なっている。一方、これらロードセル２ｇ，　２ｂ，　
２ｃ，　２ｄ下面の一方端が、基体１に設けられた取付
台５１，　５ｂ，　５ｃ，　５ｄに取付けられ、下面に
他方端は基体１に設けられた過荷重ストッパ６ｉ．　６
ｂ，　６ｃ，　６ｄに対向するようになっている。また
、ロードセル２ａ，　２ｂ，　２ｃ，　２ｄの上面の他
方端には突部７ａ，　７ｂ，　７ｃ，　７ｄが取付られ
ている。そして、突部７ｉ，　７ｂ，　７ｃ，　？ｄの
先端は、下方が開口し、前記基体１よりやや大きい載せ
皿８の内部に当接し、載せ皿８を上下方向移動自在に支
持している。

また、基体１に設けられた取付台５１，　５ｂ，　５ｃ
，５ｄの略裏面には高さが可変できる脚部９ａ，　９ｂ
，　９ｃ，９ｄが設けられ、基体１を水平に保持するよ
うになっている。

そして、これらロードセル２ａ，　２ｂ，　　２ｃ，　
２ｄは、第１図に示すように、それぞれたとえばオペア
ンプなどの増幅手段１０！　，　ＩＯｂ　，　１０ｃ　
，　　１０ｄにそれぞれ接続され、これら増幅手段１０
ａ　，　ＩＱｂ　，　ＩＯｅ　，ｌＱｄは、アナログ・
デジタル変換手段（Ａ／Ｄ変換手段）　ｆｉｘ　，　Ｉ
ｌｂ　，　ｌｌｃ　，　ｌｌｄに接続され、これらアナ
ログ・デジタル変換手段１１ａ　，　ｆｉｂ　，Ｉｎｃ
　，　　ｌｉｄはマイクロコンピュータなどのＣＰＵ１
２の感度補正手段１３ｇ　，　１３ｂ　，　１３ｃ　，
　１３ｄに接続され、これら感度補正手段１３ａ　，　
１３ｂ　，　　１３ｃ３ｄは演算手段１４に接続されて
いる。さらに、この演算手段１４には表示手段１５およ
びテンキーなどの人力手段１６に接続されている。

次に上記実施例の動作について説明する。

まず、第２図に示すように、秤を台Ｔ上に載置して載せ
皿８を取除き、たとえばロードセル２ａの突部７ａに所
定重量Ｐの分銅Ｐの荷重を加え、ロードセル２！の歪み
により検出値Ｐａ　　（Ｖ）を検出し、規定値Ｐａ　　
（Ｖ）と比較し、 より、補正係数αａを求め、感度補正手段１３ａに設定
する。

同様に，ロードセル２ｂ，　２ｃ，　２ｄ．についても
、α　０　　＝ より、補正係数αｂ１αＣおよびαｄを求め、それぞれ
感度補正手段１３ｂ　，　１３ｃ　，　１３ｄに設定す
る。

そして、同じ荷重が加えられたとき、いずれのロードセ
ル２ａ，　２ｂ．　２ｃ，　２ｄからも同じ値の検出値
を出力するように設定する。

幅手段１０ａ　，　　ＩＯｂ　，　ＩＯｃ　，　ＩＮで
増幅し、アナログ・デジタル変換手段１１ａ　，　ｌｌ
ｂ　，　Ｉｌｃ　，　　Ｉｌｄでデジタル化し、テンキ
ーなどの入力手段１６にてあらかじめ設定されている感
度補正係数αａ，αｂ．αＣおよびαｄを、それぞれ感
度補正手段１３ａ，１３ｂ　，　　１３ｃ　，　　１３
ｄで与え、のロードセルである。

次に実際に、荷重を計測するにあたって、載せ皿８に計
量される物たとえば重量に対する規定の電圧がω〔ｖ〕
の分銅Ｗを載置する。この重量は４つのロードセル２ｇ
，　２ｂ，　２ｃ，　２ｄに分圧され、それぞれのロー
ドセル２ａ，　２ｂ，　２ｃ，　２ｄは感度出力ω１、
ωｂ１ωＣおよびωｄを出力し、実際の重量に対する規
定の電圧ωは、 により求められる。

まず、それぞれのロードセル２！，　２ｂ，　２ｃ，　
２ｄで、それぞれに加わる荷重を検出し、それぞれ増を
加算してωを求め、ω〔■〕に対する重量を表示手段１
５に表示する。

さらに、重量に対する価格を求める場合は、テンキーな
どの入力手段ｌ６で単価を入力し、演算手段１４で乗算
し、表示手段１５にて重量および価格を表示する。

〔発明の効果〕

請求項１のロードセル秤によれば、アナログ・デジタル
変換手段でデジタル化されたそれぞれのロードセルの感
度出力を感度補正手段で補正し、それぞれの補正された
出力を演算手段で加算するので、複数のロードセルから
の感度出力を容易に調整できる。

請求項２のロードセル秤は、また、感度補正係数を、所
定重量における実際の検出値と規定値を比較して求める
ので、感度補正係数を容易に求めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のロードセル秤の一実施例を示すブロッ
ク図、第２図は同上載せ皿を取除いたロードセル秤の斜
視図、第３図は同上使用時を示す斜視図である。 ２ａ，　　２ｂ，　　２ｃ，　　２ｄ・−　ｏ−ドセル
、Ｉｌｌ　，　　ｆｉｂ　，ｌｉｅ　，　ｌｉｄ　・ア
ナログ・デジタル変換手段、ＩＩ｛ａ　，１３ｂ　，　
１３ｃ　．　１３ｄ　　・感度補正手段、１４・・演算
手段。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数個のロードセルの出力に基づいて重量を計測
   するロードセル秤において、 前記それぞれのロードセルから出力された検出値をそれ
   ぞれデジタル化するアナログ・デジタル変換手段と、 それぞれ感度補正係数を与えてこれらアナログ・デジタ
   ル変換手段からそれぞれ出力された出力を補正する感度
   補正手段と、 これら感度補正手段の出力を加算し重量データを算出す
   る演算手段と を備えたことを特徴とするロードセル秤。
2. （２）感度補正係数は、所定の重量における実際の検出
   値と規定値とを比較して設定したことを特徴とする請求
   項１のロードセル秤。