JPH0337691B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0337691B2 JPH0337691B2 JP56175272A JP17527281A JPH0337691B2 JP H0337691 B2 JPH0337691 B2 JP H0337691B2 JP 56175272 A JP56175272 A JP 56175272A JP 17527281 A JP17527281 A JP 17527281A JP H0337691 B2 JPH0337691 B2 JP H0337691B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- load cell
- elastic member
- concave
- mounting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01G—WEIGHING
- G01G23/00—Auxiliary devices for weighing apparatus
- G01G23/18—Indicating devices, e.g. for remote indication; Recording devices; Scales, e.g. graduated
- G01G23/36—Indicating the weight by electrical means, e.g. using photoelectric cells
- G01G23/37—Indicating the weight by electrical means, e.g. using photoelectric cells involving digital counting
- G01G23/3707—Indicating the weight by electrical means, e.g. using photoelectric cells involving digital counting using a microprocessor
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 発明の技術分野
この発明はロードセル式台秤に関する。
(2) 従来技術
従来はロードセルを1個使用し、そのロードセ
ルの荷重受け部に載せ皿を固定し、そのロードセ
ル出力を増幅して重量データを得るものであつ
た。
ルの荷重受け部に載せ皿を固定し、そのロードセ
ル出力を増幅して重量データを得るものであつ
た。
(3) 従来技術の問題点
荷重があつたときのロードセルの変位が、載せ
皿のどの位置に被計量物が載せられたかによつて
変化し、それがそのまま計量値に表われる問題が
あつた。また皿受フレーム等を使用しているため
十分な薄形化ができなかつた。また皿に対する荷
重衝撃がロードセルに直接印加される問題があつ
た。
皿のどの位置に被計量物が載せられたかによつて
変化し、それがそのまま計量値に表われる問題が
あつた。また皿受フレーム等を使用しているため
十分な薄形化ができなかつた。また皿に対する荷
重衝撃がロードセルに直接印加される問題があつ
た。
(4) 発明の目的
本発明は、載せ皿に対する荷重位置の違いによ
る計量値変化を極力抑えることができ、また載せ
皿とロードセルを容易に分離できるとともに載せ
皿をロードセルに載置するときの位置決めが容易
にでき、さらに載せ皿に対する荷重衝撃がロード
セルに直接加わるのを防止できるとともに載せ皿
にたとえ横方向の衝撃が加わつても載せ皿がずれ
る虞がないロードセル式台秤を提供しようとする
ものである。
る計量値変化を極力抑えることができ、また載せ
皿とロードセルを容易に分離できるとともに載せ
皿をロードセルに載置するときの位置決めが容易
にでき、さらに載せ皿に対する荷重衝撃がロード
セルに直接加わるのを防止できるとともに載せ皿
にたとえ横方向の衝撃が加わつても載せ皿がずれ
る虞がないロードセル式台秤を提供しようとする
ものである。
(5) 発明の構成
本発明は、四角形のベースと、このベース上の
各角部に可動部となる荷重受け部を近接させると
ともに固定部となる非荷重受け部をベースの辺に
沿わせてそれぞれが平行状に分散配置された4個
のロードセルと、この各ロードセルにわたつて載
置された四角形の載せ皿と、凹形状弾性部材及び
この凹形状弾性部材に嵌合される凸形状弾性部材
からなり、その各弾性部材の一方を各ロードセル
の荷重受け部に取付けるとともに他方を載せ皿に
取付けて各ロードセルと載せ皿との間に介在させ
た台座と、各ロードセル出力をそれぞれ増幅する
複数の増幅器と、この各増幅器出力を加算する加
算器とを備え、加算器出力から重量データを得る
ものである。
各角部に可動部となる荷重受け部を近接させると
ともに固定部となる非荷重受け部をベースの辺に
沿わせてそれぞれが平行状に分散配置された4個
のロードセルと、この各ロードセルにわたつて載
置された四角形の載せ皿と、凹形状弾性部材及び
この凹形状弾性部材に嵌合される凸形状弾性部材
からなり、その各弾性部材の一方を各ロードセル
の荷重受け部に取付けるとともに他方を載せ皿に
取付けて各ロードセルと載せ皿との間に介在させ
た台座と、各ロードセル出力をそれぞれ増幅する
複数の増幅器と、この各増幅器出力を加算する加
算器とを備え、加算器出力から重量データを得る
ものである。
(6) 発明の実施例
第1図に示すようにアルミニユーム材などから
なる四角形状のベース1の四隅にロードセル取付
用突出部2a〜2dと過荷重ストツパー用突出部
3a〜3dとを対にして一体に成形している。す
なわち突出部2aと3a、2bと3b、2cと3
c、2dと3dとがそれぞれ対を為し、かつ各ロ
ードセル取付用突出部2a〜2dに対して各過荷
重ストツパー用突出部3a〜3dがベース1の外
側に位置するように成形している。前記各ロード
セル取付用突出部2a〜2dに4個のロードセル
4,5,6,7をそれぞれ取付けている。前記各
ロードセル4〜7は第2図に示すように側面に互
に側面が連通した孔8,9を形成し、その各孔
8,9の上面及び下面にそれぞれ薄肉部10a,
10b,10c,10dを形成し、その各薄肉部
のうち上面に形成された薄肉部10a,10bに
それぞれ2ケ所ずつストレンゲージ11,12,
13,14を装着したロバーバル機構のロードセ
ルで、第4図に示すようにこの各ロードセル4〜
7の非荷重受け部Aをビス15によつて各ロード
セル取付用突出部2a〜2dに固定している。前
記各過荷重ストツパー用突出部3a〜3dは各ロ
ードセル4〜7に秤量荷重を越える過荷重がかか
つたときに荷重受け部Bの下端が当接するように
前記各ロードセル取付用突出部2a〜2dの高さ
より若干低くしている。すなわち前記各ロードセ
ル4〜7はその荷重受け部Bが前記ベース1の各
角部に近接され、その非荷重受け部Aがベース1
の辺に沿わせてロードセル4,5とロードセル
6,7が平行して分散配置されている。前記各ロ
ードセル4〜7の荷重受け部Bの上端面には台座
の一部を形成する導電性弾性部材からなる円錐台
形状の凸部材16,17,18,19をビス20
によつて固定している。前記ベース1の中央部に
は緩衝増幅器及び加算器等を収納した回路ユニツ
ト21が取付けられ、この回路ユニツト21を前
記各ロードセル4〜7の各ストレンゲージ11〜
14に接続するとともにコード22を介して外部
回路ユニツト(図示せず)に接続している。前記
各ロードセル4〜7には第3図に示すように端部
が下方に折れ曲つた四角形の載せ皿23を載置し
ている。前記載せ皿23における前記各ロードセ
ル4〜7の凸部材16〜19と対向する部位には
第4図に示すように台座の残りの一部を形成する
導電性弾性材からなる凹部材24,25,26,
27を固着させている。前記角凹部材24〜27
は凹所内面が外方に向かつて広がる形状を為し、
その広がりが前記各凸部材16〜19のテーパよ
り充分大きくなるように設定されている。
なる四角形状のベース1の四隅にロードセル取付
用突出部2a〜2dと過荷重ストツパー用突出部
3a〜3dとを対にして一体に成形している。す
なわち突出部2aと3a、2bと3b、2cと3
c、2dと3dとがそれぞれ対を為し、かつ各ロ
ードセル取付用突出部2a〜2dに対して各過荷
重ストツパー用突出部3a〜3dがベース1の外
側に位置するように成形している。前記各ロード
セル取付用突出部2a〜2dに4個のロードセル
4,5,6,7をそれぞれ取付けている。前記各
ロードセル4〜7は第2図に示すように側面に互
に側面が連通した孔8,9を形成し、その各孔
8,9の上面及び下面にそれぞれ薄肉部10a,
10b,10c,10dを形成し、その各薄肉部
のうち上面に形成された薄肉部10a,10bに
それぞれ2ケ所ずつストレンゲージ11,12,
13,14を装着したロバーバル機構のロードセ
ルで、第4図に示すようにこの各ロードセル4〜
7の非荷重受け部Aをビス15によつて各ロード
セル取付用突出部2a〜2dに固定している。前
記各過荷重ストツパー用突出部3a〜3dは各ロ
ードセル4〜7に秤量荷重を越える過荷重がかか
つたときに荷重受け部Bの下端が当接するように
前記各ロードセル取付用突出部2a〜2dの高さ
より若干低くしている。すなわち前記各ロードセ
ル4〜7はその荷重受け部Bが前記ベース1の各
角部に近接され、その非荷重受け部Aがベース1
の辺に沿わせてロードセル4,5とロードセル
6,7が平行して分散配置されている。前記各ロ
ードセル4〜7の荷重受け部Bの上端面には台座
の一部を形成する導電性弾性部材からなる円錐台
形状の凸部材16,17,18,19をビス20
によつて固定している。前記ベース1の中央部に
は緩衝増幅器及び加算器等を収納した回路ユニツ
ト21が取付けられ、この回路ユニツト21を前
記各ロードセル4〜7の各ストレンゲージ11〜
14に接続するとともにコード22を介して外部
回路ユニツト(図示せず)に接続している。前記
各ロードセル4〜7には第3図に示すように端部
が下方に折れ曲つた四角形の載せ皿23を載置し
ている。前記載せ皿23における前記各ロードセ
ル4〜7の凸部材16〜19と対向する部位には
第4図に示すように台座の残りの一部を形成する
導電性弾性材からなる凹部材24,25,26,
27を固着させている。前記角凹部材24〜27
は凹所内面が外方に向かつて広がる形状を為し、
その広がりが前記各凸部材16〜19のテーパよ
り充分大きくなるように設定されている。
第5図は回路構成を示し、前記各ロードセル
4,5,6,7はそれぞれ各ストレンゲージ1
1,12,13,14をそれぞれ各辺とする四辺
抵抗ブリツジを構成している。バツテリー28に
各ロードセル4,5,6,7におけるブリツジの
一方の対向接点をそれぞれ接続している。前記各
ロードセル4,5,6,7におけるブリツジの他
方の対向接点の一方をそれぞれ緩衝増幅器29,
30,31,32の非反転入力端子(+)に接続
し、他方を接地している。前記各緩衝増幅器2
9,30,31,32の出力を加算器33に入力
している。前記加算器33は可変抵抗34,3
5,36,37,38及び演算増幅器39からな
り、前記各緩衝増幅器29,30,31,32の
出力をそれぞれ可変抵抗34,35,36,37
を介して上記演算増幅器39の反転入力端子
(−)に入力している。前記演算増幅器39の非
反転入力端子(+)を接地している。また前記バ
ツテリー28に基準電圧発生回路40を接続して
いる。前記基準電圧発生回路40は緩衝増幅器4
1,42、差動増幅器43及び抵抗44、可変抵
抗45、抵抗46の直列回路からなり、上記バツ
テリー28の正極端子を緩衝増幅器41の非反転
入力端子(+)に接続するとともに負極端子を緩
衝増幅器42の非反転入力端子(+)に接続して
いる。前記緩衝増幅器41の出力端子を抵抗47
を介して前記差動増幅器43の非反転入力端子
(+)に接続するとともにさらに抵抗48を介し
て接地している。前記緩衝増幅器42の出力端子
を抵抗49を介して前記差動増幅器43の反転入
力端子(−)に接続するとともにさらに抵抗50
を介して上記差動増幅器43の出力端子に接続し
ている。前記差動増幅器43の出力端子を前記抵
抗44、可変抵抗45、抵抗46を介して接地し
ている。そして前記可変抵抗45の可動端子から
基準電圧を発生し、その基準電圧をA/Dコンバ
ータ51に供給するとともに緩衝増幅器52及び
前記加算器33の可変抵抗38を介して前記演算
増幅器39の反転入力端子(−)に供給してい
る。前記演算増幅器39はその反転入力端子
(−)と出力端子との間に抵抗53を接続し、そ
の出力端子を加算器33の出力端子としている。
前記演算増幅器39はその出力をローパスフイル
タ54を介して前記A/Dコンバータ51に供給
している。前記A/Dコンバータ51は例えば2
重積分形のもので加算器33からの入力電圧に応
じたカウントデータを出力するようにしている。
前記A/Dコンバータ51からのカウントデータ
を制御装置55に取込み、予め決められた最小目
盛値Xg=Yカウントの関係からカウントデータ
ZをZ/Y×Xの演算を行つてグラム単位の重量
データに変換し、表示器56に表示させるように
している。なお、図中57はキーボードで、ゼロ
点決めや風袋引等の設定に使用されるものであ
る。
4,5,6,7はそれぞれ各ストレンゲージ1
1,12,13,14をそれぞれ各辺とする四辺
抵抗ブリツジを構成している。バツテリー28に
各ロードセル4,5,6,7におけるブリツジの
一方の対向接点をそれぞれ接続している。前記各
ロードセル4,5,6,7におけるブリツジの他
方の対向接点の一方をそれぞれ緩衝増幅器29,
30,31,32の非反転入力端子(+)に接続
し、他方を接地している。前記各緩衝増幅器2
9,30,31,32の出力を加算器33に入力
している。前記加算器33は可変抵抗34,3
5,36,37,38及び演算増幅器39からな
り、前記各緩衝増幅器29,30,31,32の
出力をそれぞれ可変抵抗34,35,36,37
を介して上記演算増幅器39の反転入力端子
(−)に入力している。前記演算増幅器39の非
反転入力端子(+)を接地している。また前記バ
ツテリー28に基準電圧発生回路40を接続して
いる。前記基準電圧発生回路40は緩衝増幅器4
1,42、差動増幅器43及び抵抗44、可変抵
抗45、抵抗46の直列回路からなり、上記バツ
テリー28の正極端子を緩衝増幅器41の非反転
入力端子(+)に接続するとともに負極端子を緩
衝増幅器42の非反転入力端子(+)に接続して
いる。前記緩衝増幅器41の出力端子を抵抗47
を介して前記差動増幅器43の非反転入力端子
(+)に接続するとともにさらに抵抗48を介し
て接地している。前記緩衝増幅器42の出力端子
を抵抗49を介して前記差動増幅器43の反転入
力端子(−)に接続するとともにさらに抵抗50
を介して上記差動増幅器43の出力端子に接続し
ている。前記差動増幅器43の出力端子を前記抵
抗44、可変抵抗45、抵抗46を介して接地し
ている。そして前記可変抵抗45の可動端子から
基準電圧を発生し、その基準電圧をA/Dコンバ
ータ51に供給するとともに緩衝増幅器52及び
前記加算器33の可変抵抗38を介して前記演算
増幅器39の反転入力端子(−)に供給してい
る。前記演算増幅器39はその反転入力端子
(−)と出力端子との間に抵抗53を接続し、そ
の出力端子を加算器33の出力端子としている。
前記演算増幅器39はその出力をローパスフイル
タ54を介して前記A/Dコンバータ51に供給
している。前記A/Dコンバータ51は例えば2
重積分形のもので加算器33からの入力電圧に応
じたカウントデータを出力するようにしている。
前記A/Dコンバータ51からのカウントデータ
を制御装置55に取込み、予め決められた最小目
盛値Xg=Yカウントの関係からカウントデータ
ZをZ/Y×Xの演算を行つてグラム単位の重量
データに変換し、表示器56に表示させるように
している。なお、図中57はキーボードで、ゼロ
点決めや風袋引等の設定に使用されるものであ
る。
このように構成された本発明実施例においては
各ロードセル4〜7の荷重受け部Bの下方には過
荷重ストツパー用突出部3a〜3dが設けられて
いるので載せ皿23に過荷重がかかつても各ロー
ドセル4〜7の変形を各突出部3a〜3dでスト
ツプさせることができロードセルの異常変形を防
止できる。また各ロードセル4〜7と載せ皿23
とは台座で分離しているので、載せ皿23が上方
に持ち上げられることがあつても各ロードセル4
〜7がそれによつて変形する虞れはない。また台
座は凸部材と凹部材でできているので、載せ皿2
3をロードセル4〜7に載置させるときの位置決
めが容易にできる。また載せ皿23に対して横か
らの衝撃があつても台座の凸部材16〜19と凹
部材24〜27とが互に分離して嵌合し、しかも
これらが弾性部材でできているので、載せ皿がず
れる虞がなく、また衝撃が充分に吸収されロード
セル4〜7に対して大きな衝撃が伝達される虞れ
はない。また載せ皿23に対して上からの衝撃が
あつても台座で吸収できるので、ロードセル4〜
7に対して衝撃が直接伝達されることはない。し
たがつてロードセルを衝撃から保護することがで
きロードセルの長寿命化を図かることができる。
また台座に導電性のものを使用しているので載せ
皿23に静電気が発生してもその静電気をにがす
ことができる。
各ロードセル4〜7の荷重受け部Bの下方には過
荷重ストツパー用突出部3a〜3dが設けられて
いるので載せ皿23に過荷重がかかつても各ロー
ドセル4〜7の変形を各突出部3a〜3dでスト
ツプさせることができロードセルの異常変形を防
止できる。また各ロードセル4〜7と載せ皿23
とは台座で分離しているので、載せ皿23が上方
に持ち上げられることがあつても各ロードセル4
〜7がそれによつて変形する虞れはない。また台
座は凸部材と凹部材でできているので、載せ皿2
3をロードセル4〜7に載置させるときの位置決
めが容易にできる。また載せ皿23に対して横か
らの衝撃があつても台座の凸部材16〜19と凹
部材24〜27とが互に分離して嵌合し、しかも
これらが弾性部材でできているので、載せ皿がず
れる虞がなく、また衝撃が充分に吸収されロード
セル4〜7に対して大きな衝撃が伝達される虞れ
はない。また載せ皿23に対して上からの衝撃が
あつても台座で吸収できるので、ロードセル4〜
7に対して衝撃が直接伝達されることはない。し
たがつてロードセルを衝撃から保護することがで
きロードセルの長寿命化を図かることができる。
また台座に導電性のものを使用しているので載せ
皿23に静電気が発生してもその静電気をにがす
ことができる。
またロードセルとして上面、下面にそれぞれ2
ケ所ずつの薄肉部10a,10b,10c,10
dを形成したロバーバル機構のものを使用し、上
面の薄肉部10a,10bにそれぞれ2ケ所ずつ
ストレンゲージ11,12及び13,14を装着
しているので、荷重受け部Bのどの位置に荷重が
印加しても荷重に対する出力電圧を一定にでき、
しかもストレンゲージの装着及び配線作業が容易
にできる。
ケ所ずつの薄肉部10a,10b,10c,10
dを形成したロバーバル機構のものを使用し、上
面の薄肉部10a,10bにそれぞれ2ケ所ずつ
ストレンゲージ11,12及び13,14を装着
しているので、荷重受け部Bのどの位置に荷重が
印加しても荷重に対する出力電圧を一定にでき、
しかもストレンゲージの装着及び配線作業が容易
にできる。
さらにベース1の四隅にロードセル4〜7をそ
の荷重受け部Bを外側に向けて取付け、かつ各ロ
ードセル4〜7に対して台座を介して載せ皿23
を分離自在に載せるようにしているので、各ロー
ドセル4〜7のストレンゲージ11〜14が偏荷
重による曲げモーメントによつて影響されるのを
互に打消し合つて防止でき載せ皿23上の荷重に
対するロードセル出力の直線性を充分に保持する
ことができる。またベース1の四隅に取付けられ
たロードセル4〜7の出力を加算器33で加算
し、その加算出力をA/Dコンバータ51でカウ
ントデータに変換して重量データを得るようにし
ているので、載せ皿23上のどの位置に荷重がか
かつても荷重に対応した正確な重量データを得る
ことができる。しかも各ロードセル4〜7に感度
のバラツキがあつても、各ロードセル4〜7に対
して同一の荷重をかけたとき同一の加算入力が発
生するように可変抵抗34〜37をそれぞれ調整
すればよく、ロードセル相互の感度のバラツキを
充分補正することができる。さらにまた四角のベ
ース1の各角部に4個のロードセル4〜7をそれ
ぞれベース1の辺に沿わせて平行配置しているの
で、秤の四隅誤差を極めて少なくできる。またベ
ース1の中央部に回路ユニツト21を配置できる
とともに皿受フレームを不要にできるので、秤を
十分に薄形でかつ軽量にすることが実現できる。
また各ロードセル4〜7の出力をそれぞれE1,
E2,E3,E4とし、可変抵抗34〜37の抵抗値
をR34,R35,R36,R37とし、かつ抵抗53の抵
抗値をR53とすれば加算器33の出力、すなわち
演算増幅器39の出力E5は E5=E1・R53/R34+E2・R53/R35+E3・R53/R36+E4・
R53/R37 …… となる。ここでR34=a2・R35、R34=a3・R36、
R34=a4・R37(但しa2、a3、a4は係数)、R53≒R34
とするとE5は E5=E1+a2E2+a3E3+a4E4 …… となる。
の荷重受け部Bを外側に向けて取付け、かつ各ロ
ードセル4〜7に対して台座を介して載せ皿23
を分離自在に載せるようにしているので、各ロー
ドセル4〜7のストレンゲージ11〜14が偏荷
重による曲げモーメントによつて影響されるのを
互に打消し合つて防止でき載せ皿23上の荷重に
対するロードセル出力の直線性を充分に保持する
ことができる。またベース1の四隅に取付けられ
たロードセル4〜7の出力を加算器33で加算
し、その加算出力をA/Dコンバータ51でカウ
ントデータに変換して重量データを得るようにし
ているので、載せ皿23上のどの位置に荷重がか
かつても荷重に対応した正確な重量データを得る
ことができる。しかも各ロードセル4〜7に感度
のバラツキがあつても、各ロードセル4〜7に対
して同一の荷重をかけたとき同一の加算入力が発
生するように可変抵抗34〜37をそれぞれ調整
すればよく、ロードセル相互の感度のバラツキを
充分補正することができる。さらにまた四角のベ
ース1の各角部に4個のロードセル4〜7をそれ
ぞれベース1の辺に沿わせて平行配置しているの
で、秤の四隅誤差を極めて少なくできる。またベ
ース1の中央部に回路ユニツト21を配置できる
とともに皿受フレームを不要にできるので、秤を
十分に薄形でかつ軽量にすることが実現できる。
また各ロードセル4〜7の出力をそれぞれE1,
E2,E3,E4とし、可変抵抗34〜37の抵抗値
をR34,R35,R36,R37とし、かつ抵抗53の抵
抗値をR53とすれば加算器33の出力、すなわち
演算増幅器39の出力E5は E5=E1・R53/R34+E2・R53/R35+E3・R53/R36+E4・
R53/R37 …… となる。ここでR34=a2・R35、R34=a3・R36、
R34=a4・R37(但しa2、a3、a4は係数)、R53≒R34
とするとE5は E5=E1+a2E2+a3E3+a4E4 …… となる。
このように各ロードセル4〜7の出力を加算す
ることができ、荷重に対する出力の感度を充分に
高めることができる。
ることができ、荷重に対する出力の感度を充分に
高めることができる。
また、緩衝増幅器52と可変抵抗38はゼロ点
を設定するためのもので、基準電圧発生回路40
からの基準電圧をE7とし、可変抵抗38の抵抗
値をR38とし、R34=a7・R38とすればこれを考慮
した加算器出力E5は E5=E1+a2・E2+a3・E3+a4・E4+a7・E7
…… となる。またE7は抵抗47,48,49,50,
44,46及び可変抵抗45の抵抗値をそれぞれ
R47,R48,R49,R50,R44,R46,R45とし、バツ
テリー28の電圧をVEとし、かつR47=R49、R48
=R50とすれば E7=R48/R47・R′45+R46/R44+R45+R46・VE……
となる。但しR′45は可動端子までの抵抗値であ
る。しかしてA/Dコンバータ51からのカウン
トデータNRは、A/Dコンバータ51への入力
電圧をE6、A/Dコンバータ51における基準
カウントデータをNSとすると、 NR=E6/E7・NS …… となる。ここでE5=E7とすると NR=E1+a2・E2+a3・E3+a4・E4
+a7・E7/R48/R47・R′45+R46/R44+R45+R46・VE
・NS…… となる。ここで各ロードセル4〜7の出力E1〜
E4及び基準電圧E7はバツテリー28電圧VEとの
関係でEi=Ki・VE(i=1〜4)、 E7=k1・VEで表わされるので、 NR=K1+a2・K2+a3・K3+a4・K4
+a7・K1/R48/R47・R′45+R46/R44+R45+R46・NS
…… となり、この式の関係から可変抵抗38によつ
てa7を変化すればゼロ点を設定することができる
ことが理解できる。
を設定するためのもので、基準電圧発生回路40
からの基準電圧をE7とし、可変抵抗38の抵抗
値をR38とし、R34=a7・R38とすればこれを考慮
した加算器出力E5は E5=E1+a2・E2+a3・E3+a4・E4+a7・E7
…… となる。またE7は抵抗47,48,49,50,
44,46及び可変抵抗45の抵抗値をそれぞれ
R47,R48,R49,R50,R44,R46,R45とし、バツ
テリー28の電圧をVEとし、かつR47=R49、R48
=R50とすれば E7=R48/R47・R′45+R46/R44+R45+R46・VE……
となる。但しR′45は可動端子までの抵抗値であ
る。しかしてA/Dコンバータ51からのカウン
トデータNRは、A/Dコンバータ51への入力
電圧をE6、A/Dコンバータ51における基準
カウントデータをNSとすると、 NR=E6/E7・NS …… となる。ここでE5=E7とすると NR=E1+a2・E2+a3・E3+a4・E4
+a7・E7/R48/R47・R′45+R46/R44+R45+R46・VE
・NS…… となる。ここで各ロードセル4〜7の出力E1〜
E4及び基準電圧E7はバツテリー28電圧VEとの
関係でEi=Ki・VE(i=1〜4)、 E7=k1・VEで表わされるので、 NR=K1+a2・K2+a3・K3+a4・K4
+a7・K1/R48/R47・R′45+R46/R44+R45+R46・NS
…… となり、この式の関係から可変抵抗38によつ
てa7を変化すればゼロ点を設定することができる
ことが理解できる。
(7) 発明の効果
以上詳述したように本発明によれば、載せ皿に
対する荷重位置の違いによる計量値変化を極力抑
えることができ、また載せ皿とロードセルを容易
に分離できるとともに載せ皿をロードセルに載置
するときの位置決めが容易にでき、さらに載せ皿
に対する荷重衝撃がロードセルに直接加わるのを
防止できてロードセルの長寿命化を図ることがで
きるとともに載せ皿にたとえ横方向の衝撃が加わ
つても載せ皿がずれる虞がないロードセル式台秤
を提供できるものである。
対する荷重位置の違いによる計量値変化を極力抑
えることができ、また載せ皿とロードセルを容易
に分離できるとともに載せ皿をロードセルに載置
するときの位置決めが容易にでき、さらに載せ皿
に対する荷重衝撃がロードセルに直接加わるのを
防止できてロードセルの長寿命化を図ることがで
きるとともに載せ皿にたとえ横方向の衝撃が加わ
つても載せ皿がずれる虞がないロードセル式台秤
を提供できるものである。
図はこの発明の実施例を示すもので、第1図は
内部構成を示す斜視図、第2図はロードセル構成
を示す斜視図、第3図は側断面図、第4図は第3
図の一部を拡大して示す断面図、第5図は回路図
である。 1……ベース、4,5,6,7……ロードセ
ル、16,17,18,19……凸部材、23…
…載せ皿、24,25,26,27……凹部材、
28……バツテリー、29,30,31,32…
…緩衝増幅器、33……加算器、34,35,3
6,37……可変抵抗、51……A/Dコンバー
タ、55……制御装置。
内部構成を示す斜視図、第2図はロードセル構成
を示す斜視図、第3図は側断面図、第4図は第3
図の一部を拡大して示す断面図、第5図は回路図
である。 1……ベース、4,5,6,7……ロードセ
ル、16,17,18,19……凸部材、23…
…載せ皿、24,25,26,27……凹部材、
28……バツテリー、29,30,31,32…
…緩衝増幅器、33……加算器、34,35,3
6,37……可変抵抗、51……A/Dコンバー
タ、55……制御装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 四角形のベースと、このベース上の各角部に
可動部となる荷重受け部を近接させるとともに固
定部となる非荷重受け部を上記ベースの辺に沿わ
せてそれぞれが平行状に分散配置された4個のロ
ードセルと、この各ロードセルにわたつて載置さ
れた四角形の載せ皿と、凹形状弾性部材及びこの
凹形状弾性部材に嵌合される凸形状弾性部材から
なり、その各弾性部材の一方を上記各ロードセル
の荷重受け部に取付けるとともに他方を載せ皿に
取付けて上記各ロードセルと載せ皿との間に介在
させた台座と、上記各ロードセル出力をそれぞれ
増幅する複数の増幅器と、この各増幅器出力を加
算する加算器とを備え、前記加算器出力から重量
データを得ることを特徴とするロードセル式台
秤。 2 ロードセルは上面、下面にそれぞれ2ケ所ず
つの薄肉部を形成し、その薄肉部にストレンゲー
ジを装着したロバーバル機構としたことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載のロードセル式台
秤。 3 凹形状弾性部材はその凹所内面が外方に向つ
て広がる凹形状とし、凹形状弾性部材を載せ皿の
下面に取付けるとともに凸形状弾性部材をロード
セルの荷重受け部に取付けたことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のロードセル式台秤。 4 凹形状弾性部材及び凸形状弾性部材は導電性
弾性部材からなることを特徴とする特許請求の範
囲第1項又は第3項記載のロードセル式台秤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17527281A JPS5876728A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | ロ−ドセル式台秤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17527281A JPS5876728A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | ロ−ドセル式台秤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5876728A JPS5876728A (ja) | 1983-05-09 |
JPH0337691B2 true JPH0337691B2 (ja) | 1991-06-06 |
Family
ID=15993236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17527281A Granted JPS5876728A (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | ロ−ドセル式台秤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5876728A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4242484A1 (en) | 2022-03-08 | 2023-09-13 | Weg Equipamentos Electricos S.A. | Bearing ring for rotary electric machine and corresponding rotary electric machine |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT393095B (de) * | 1989-10-06 | 1991-08-12 | Voest Alpine Stahl Donawitz | Verfahren zum verringern der schwefelemission bei sinterprozessen |
JP5764402B2 (ja) * | 2011-06-28 | 2015-08-19 | 新光電子株式会社 | 台秤 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5535201A (en) * | 1978-09-04 | 1980-03-12 | Tokyo Electric Co Ltd | Load cell balance |
JPS564195U (ja) * | 1979-06-21 | 1981-01-14 |
-
1981
- 1981-10-31 JP JP17527281A patent/JPS5876728A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5535201A (en) * | 1978-09-04 | 1980-03-12 | Tokyo Electric Co Ltd | Load cell balance |
JPS564195U (ja) * | 1979-06-21 | 1981-01-14 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4242484A1 (en) | 2022-03-08 | 2023-09-13 | Weg Equipamentos Electricos S.A. | Bearing ring for rotary electric machine and corresponding rotary electric machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5876728A (ja) | 1983-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5510581A (en) | Mass-produced flat multiple-beam load cell and scales incorporating it | |
US9046408B2 (en) | Load cell assembly for an electrical scale | |
US4278139A (en) | Weighing apparatus with overload protection for off-center loading | |
US4577709A (en) | Weighing scale with a load cell | |
JPH0337691B2 (ja) | ||
US4691794A (en) | Weight scales and strain gauge assemblies useable therein | |
US4174760A (en) | Scale construction | |
KR100388940B1 (ko) | 편심 및 경사에 의한 오차의 보상이 가능한 전자저울 | |
JPH032824Y2 (ja) | ||
JPH0533033U (ja) | ロードセル式秤 | |
JP3621188B2 (ja) | 質量測定装置 | |
JPH088422Y2 (ja) | 重量計 | |
JPH084573Y2 (ja) | 重量計 | |
JP3581179B2 (ja) | 質量又は重量計量装置 | |
JPH0690067B2 (ja) | 歪ゲージ式秤 | |
JPH0531729B2 (ja) | ||
JP2579439Y2 (ja) | 負荷検出装置 | |
JPH05312622A (ja) | ロードセル秤 | |
JPH0128430Y2 (ja) | ||
JPH07113576B2 (ja) | ロードセル秤 | |
SU699343A1 (ru) | Тензометрические платформенные весы | |
JPH059625Y2 (ja) | ||
RU1789875C (ru) | Весы | |
KR20000032340A (ko) | 전자저울용 로드셀 및 플랫폼 | |
JPH04328426A (ja) | ロードセル秤 |