JPH0531729B2 - - Google Patents

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JPH0531729B2
JPH0531729B2 JP59166153A JP16615384A JPH0531729B2 JP H0531729 B2 JPH0531729 B2 JP H0531729B2 JP 59166153 A JP59166153 A JP 59166153A JP 16615384 A JP16615384 A JP 16615384A JP H0531729 B2 JPH0531729 B2 JP H0531729B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strain
operational amplifier
load cell
resistor
temperature compensation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59166153A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6144327A (ja
Inventor
Kazufumi Naito
Seiji Nishide
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Scales Manufacturing Co Ltd filed Critical Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
Priority to JP16615384A priority Critical patent/JPS6144327A/ja
Publication of JPS6144327A publication Critical patent/JPS6144327A/ja
Publication of JPH0531729B2 publication Critical patent/JPH0531729B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ロードセル式電子秤の荷重検出回路
に関する。
(従来技術) 近年、秤は機械的に計量するものから電子回路
を用いて計量する方式のものに移行しつつある。
この種の電子回路を用いた計量装置は、被計量
物の荷重による歪によつて抵抗値が変化する歪ゲ
ージを起歪体に貼付けたロードセルを使用してい
る。そして該ロードセルから出力されるアナログ
の計量信号を増幅し、この信号を直接表示装置に
表示せしめるか、又はこの信号を一旦アナログ−
デジタル変換器でデジタル値に変換後、表示装置
に表示せしめるような構成を有する。このような
従来のロードセルを第3図に示す。このロードセ
ルは、起歪体1の引張受感部Tと圧縮受感部Cに
左右対称に4枚の歪ゲージGt,Gcを貼着したも
のである。第4図は第3図のように4枚の歪ゲー
ジを取りつけた場合の回路構成で、たとえば特開
昭57−207831号公報にも1例が示されている。こ
の回路構成では、歪ゲージGt,Gcでブリツジ回
路2を構成し、被計量物の重量を計量しようとす
る場合、第3図に示すように起歪体1の端部に被
計量物の重量Wが加えられて、起歪体1を平行四
辺形状に歪ませ、この歪によつて生じた抵抗値の
変化によるブリツジ回路2のアンバランス量がブ
リツジ回路2の出力となる。そしてこのブリツジ
回路2の出力は差動増幅器4に入力され差動増幅
器4の出力側より被計量物の重量信号を取り出す
ことになる。
(従来技術の問題点) 第4図に示すように、従来例においては、起歪
体の温度補償抵抗R0をブリツジ回路の入力側に
直列に挿入していたので、印加電圧Vexに応じて
温度補償抵抗R0の発熱量が変化し、その温度平
衡点がずれるので、その抵抗値は印加電圧に応じ
て変えなければならないという問題があつた。ま
た、電源を投入しても温度補償抵抗R0が温度平
衡点に達するまでは正確な計測ができないので、
使用前に予め通電しておかなければならず、操作
が煩雑となつていた。
(発明の目的) 本発明の目的はスパンのパワーオン特性(電源
投入後の安定特性)を良好にするとともに、ブリ
ツジ回路の印加電圧を変える場合でも温度補償抵
抗R0の抵抗値を変える必要がないロードセル式
電子秤の荷重検出回路を提供することにある。
(発明の概要) 本発明に係るロードセル式電子秤の荷重検出回
路は、ロードセルの起歪体の所定箇所に所定数貼
り付けた歪ゲージを直列に接続し、該接続点であ
る歪ゲージの出力側に、起歪体の温度補償抵抗を
直列に接続し、該温度補償抵抗は演算増幅器の負
端子に接続し、該演算増幅器の正端子は分圧抵抗
を介して歪ゲージの印加電圧源に接続したもので
ある。
(実施例) 以下図により本発明の実施例について詳細に説
明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図であ
り、第2図は、歪ゲージの取付状態を示す説明図
である。該回路図から明らかなように、起歪体に
貼着されている2個の歪ゲージGt,Gcはロード
セルLC側においてそれぞれ直列に接続され、温
度補償抵抗R0は歪ゲージGtとGcの接続点すなわ
ち歪ゲージの出力側に直列に挿入し、セルケーブ
ル51を通して演算増幅器3の負端子に接続する。
この温度補償抵抗R0は、温度によるその抵抗値
変化によつて、演算増幅器3の増幅率を変え、こ
れにより歪ゲージ式ロードセルを構成する起歪体
1のヤング率の温度補償を行う。このため、この
温度補償抵抗R0は起歪体1に貼着してこれと同
一温度とするように構成する。また、ブリツジ回
路のダミー抵抗としてのra,rbを基板PB側にお
いて、演算増幅器3の基準電圧(+側入力電圧)
を得るための分圧抵抗とする。勿論、印加電圧
Vexに比例した定電圧源を演算増幅器3の+側端
子に直接加えることもできる。印加電圧Vexは、
セルケーブル52を通じて一方の歪ゲージGcに印
加される。尚、秤としての零点調整やブリツジバ
ランスの調整等は、分圧抵抗ra,rbの分圧比を調
整抵抗VRで変えることにより行う。
上記のような構成において、ロードセルに被計
量物が載置され、荷重がこれに掛ると、この荷重
に対応する歪量は引張り受感部Tと圧縮受感部C
に生じ、歪ゲージGtとGcの抵抗値が変化して、
その変化量は演算増幅器3により増幅され、この
出力側から重量信号として取り出される。この
際、温度補償抵抗R0は、起歪体1の温度すなわ
ち歪ゲージGt,Gcの温度によるその抵抗値変化
によつて、演算増幅器3の増幅率を変え、これに
より歪ゲージ式ロードセルを構成する起歪体1の
ヤング率の温度補償を行つて、演算増幅器3の出
力を正確なものにする。
以上の実施例では、2枚の歪ゲージGt,Gcと
分圧抵抗ra,rbとでブリツジ回路を構成している
が、このブリツジがバランスした状態、例えば、
Gt=Gc,ra=rbでは、演算増幅器3からは
Vex/2の電圧が出力する。したがつてこの場合
には、この電圧を演算増幅器3の後段に接続する
A/D変換器(図示せず)の初期入力電圧とする
使い方をしなければならない。
これに対し、第5図に示すものは、このA/D
変換器に対する初期入力電圧をほぼ零とするもの
で、印加電圧源Vexと演算増幅器3の負端子との
間にバイアス抵抗R1を挿入して、ブリツジがバ
ランスした状態での演算増幅器3の出力が、所定
の初期電圧(例えば、ほぼ零)となるようにして
いる。これにより、温度補償抵抗R0に流れる電
流を極めて微小にして、秤としての零点の温度特
性を向上させることができ、併せて、A/D変換
器の使用領域を拡大させることができる。
尚、以上の各実施例では、2枚の歪ゲージを用
いた例を説明したが、これに限定されるものでは
なく、2枚以上の歪ゲージを使用する場合にも本
発明は同様に適用できる。
(発明の効果) 本発明によれば、従来例に比較して次のような
効果がある。
(1) 温度補償抵抗R0は歪ゲージGc,Gtの出力側
に接続されているので、これに流れる電流を従
来よりも非常に小さくでき、発熱による抵抗変
化がほとんどなく、歪ゲージ式ロードセル出力
のスパンのパワーオン特性を向上できる。
(2) ロードセル側の出力インピーダンスを低く保
つことができるので、ノイズ等の影響を小さく
することができる。
(3) 抵抗ra,rbは相対温度特性さえ良ければ、絶
対温度特性は問題にしなくとも良いメリツトが
ある。
(4) 温度補償抵抗R0の抵抗値を、ロードセルの
印加電圧に応じて変化させる必要がないので設
計、取換えが容易となる。
(5) 温度補償抵抗R0を、差動出力を取り出すた
めのブリツジ回路の構成要素から外して、演算
増幅器の増幅率を変えるための構成要素として
用いているので、分圧抵抗として用いる抵抗
ra,rbの抵抗値を自由に選択でき、設計の自由
度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2
図は歪ゲージの取り付け状態を説明する説明図、
第3図は、従来例の歪ゲージの取付状態を説明す
る説明図、第4図は従来例の回路図、第5図は、
本発明の他の一実施例を示す回路図である。 1…起歪体、Cc,Ct…歪ゲージ、3…演算増
幅器、4…ブリツジ回路、ra,rb…分圧抵抗、
R0…温度補償抵抗、R1…バイアス抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ロードセルの起歪体の所定箇所に所定数貼り
    付けた歪ゲージを直列に接続し、該接続点である
    歪ゲージの出力側に、起歪体の温度補償抵抗を直
    列に接続し、該温度補償抵抗は演算増幅器の負端
    子に接続し、該演算増幅器の正端子は分圧抵抗を
    介して歪ゲージの印加電圧源に接続したことを特
    徴とするロードセル式電子秤の荷重検出回路。 2 分圧抵抗の分圧比が調整可能であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のロードセル
    式電子秤の荷重検出回路。 3 演算増幅器の負端子と歪ゲージの印加電圧源
    との間にバイアス抵抗を接続したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項若しくは第2項記載のロ
    ードセル式電子秤の荷重検出回路。
JP16615384A 1984-08-08 1984-08-08 ロ−ドセル式電子秤の荷重検出回路 Granted JPS6144327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16615384A JPS6144327A (ja) 1984-08-08 1984-08-08 ロ−ドセル式電子秤の荷重検出回路

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JP16615384A JPS6144327A (ja) 1984-08-08 1984-08-08 ロ−ドセル式電子秤の荷重検出回路

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Publication Number Publication Date
JPS6144327A JPS6144327A (ja) 1986-03-04
JPH0531729B2 true JPH0531729B2 (ja) 1993-05-13

Family

ID=15826042

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JP16615384A Granted JPS6144327A (ja) 1984-08-08 1984-08-08 ロ−ドセル式電子秤の荷重検出回路

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6358202A (ja) * 1986-08-29 1988-03-14 Ishida Scales Mfg Co Ltd 荷重検出回路
JPS6421324A (en) * 1987-07-16 1989-01-24 Ishida Scale Mfg Co Ltd Load detection circuit for load cell type electronic scale
JP3336992B2 (ja) * 1999-04-09 2002-10-21 株式会社寺岡精工 ロードセル
JP6357182B2 (ja) * 2016-03-15 2018-07-11 アルプス電気株式会社 センサ装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925984A (ja) * 1972-04-12 1974-03-07

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JPS4925984A (ja) * 1972-04-12 1974-03-07

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