JPS6359958B2 - - Google Patents
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- JPS6359958B2 JPS6359958B2 JP57129201A JP12920182A JPS6359958B2 JP S6359958 B2 JPS6359958 B2 JP S6359958B2 JP 57129201 A JP57129201 A JP 57129201A JP 12920182 A JP12920182 A JP 12920182A JP S6359958 B2 JPS6359958 B2 JP S6359958B2
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- JP
- Japan
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- rotation regulating
- pulleys
- regulating mechanism
- fixed
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- Prior art date
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Links
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66F—HOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
- B66F11/00—Lifting devices specially adapted for particular uses not otherwise provided for
- B66F11/04—Lifting devices specially adapted for particular uses not otherwise provided for for movable platforms or cabins, e.g. on vehicles, permitting workmen to place themselves in any desired position for carrying out required operations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は作業員、資材等を高所に持ち上げた
り、陸橋や高層建築での高所作業に用いることが
できる高所昇降装置に関する。
り、陸橋や高層建築での高所作業に用いることが
できる高所昇降装置に関する。
近年高層建築や陸橋等の立体構造物が多くなつ
ており、これに伴い地表から高所の作業現場まで
に作業員や資材を持上げたり、或いは陸橋下面で
のボルト締め、塗装、下層階から上層階への床材
の張付け等の高所作業が必要になつてきた。
ており、これに伴い地表から高所の作業現場まで
に作業員や資材を持上げたり、或いは陸橋下面で
のボルト締め、塗装、下層階から上層階への床材
の張付け等の高所作業が必要になつてきた。
このため、各種の昇降装置が開発、使用されて
いるが、作業員の搭乗する作業台が高い位置に上
昇するとその不安定さから風等によつて摺動し、
作業員に不安感を持たせるため、安心して高所で
の作業が出来にくい欠点が生じてきた。このた
め、風等で作業台が揺れないように作業台を持上
げる機構を頑丈にしたり、揺動を防ぐための補強
機構を付加するかの対策が講じられていた。
いるが、作業員の搭乗する作業台が高い位置に上
昇するとその不安定さから風等によつて摺動し、
作業員に不安感を持たせるため、安心して高所で
の作業が出来にくい欠点が生じてきた。このた
め、風等で作業台が揺れないように作業台を持上
げる機構を頑丈にしたり、揺動を防ぐための補強
機構を付加するかの対策が講じられていた。
しかし、いずれの方法によつても装置を頑丈に
するために重量が多くなり、製造が複雑になると
ともに運搬が不便になるものであつた。
するために重量が多くなり、製造が複雑になると
ともに運搬が不便になるものであつた。
この欠点を改良するため、例えば消防のために
用いられるハシゴ車の様に、伸長した作業台に複
数のロープを取付け、これらのロープを対向する
反対側にて引張することで作業台先端の揺れを少
なくする方法も従来から採られていた。この構成
では作業台を支持する伸縮機構の重量は軽減さ
れ、極めて細くて軽い構成ですむがロープを支持
するために専用の作業員を複数人必要とし、一般
的な使用方法ではなかつた。
用いられるハシゴ車の様に、伸長した作業台に複
数のロープを取付け、これらのロープを対向する
反対側にて引張することで作業台先端の揺れを少
なくする方法も従来から採られていた。この構成
では作業台を支持する伸縮機構の重量は軽減さ
れ、極めて細くて軽い構成ですむがロープを支持
するために専用の作業員を複数人必要とし、一般
的な使用方法ではなかつた。
このため、装置全体の重量が軽量に構成するこ
とができ、上部に設けた作業台の揺れを極めて少
なくすることができる高所昇降装置の開発が持た
れていた。
とができ、上部に設けた作業台の揺れを極めて少
なくすることができる高所昇降装置の開発が持た
れていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の欠点に鑑み、基台と、この基台
上に垂直に固定され、その長さ方向に伸縮する伸
縮機構と、この伸縮機構の上端に固定された作業
台と、伸縮機構と作業台の間に設けられた少なく
とも1つの回転規制機構と、基台上の伸縮機構を
挟んで相対する2つの位置にそれぞれの一端を連
結させ、回転規制機構を通過させた後にそれぞれ
の他端をそれぞれ該一端と反対側の基台上に設け
られた巻取りドラムに引き出し可能に巻き付けら
れた少なくとも1組の2条のワイヤとから成る高
所昇降装置において、この回転規制機構は、その
軸線を一致させて回転自在に軸支した2つのプー
リと、各プーリに軸線を一致させて固定されたデ
イフアレンシヤルギアと、両デイフアレンシヤル
ギアに噛み合い、両プーリの周速度を一致させる
とともに、両プーリの回転方向を逆方向に規制す
る中間デイフアレンシヤルギアとを有し、前記そ
れぞれのワイヤはそれぞれ各プーリの外周に接触
摩擦を持たせて巻き付けたことを特徴とする高所
昇降装置を提供するものである。
上に垂直に固定され、その長さ方向に伸縮する伸
縮機構と、この伸縮機構の上端に固定された作業
台と、伸縮機構と作業台の間に設けられた少なく
とも1つの回転規制機構と、基台上の伸縮機構を
挟んで相対する2つの位置にそれぞれの一端を連
結させ、回転規制機構を通過させた後にそれぞれ
の他端をそれぞれ該一端と反対側の基台上に設け
られた巻取りドラムに引き出し可能に巻き付けら
れた少なくとも1組の2条のワイヤとから成る高
所昇降装置において、この回転規制機構は、その
軸線を一致させて回転自在に軸支した2つのプー
リと、各プーリに軸線を一致させて固定されたデ
イフアレンシヤルギアと、両デイフアレンシヤル
ギアに噛み合い、両プーリの周速度を一致させる
とともに、両プーリの回転方向を逆方向に規制す
る中間デイフアレンシヤルギアとを有し、前記そ
れぞれのワイヤはそれぞれ各プーリの外周に接触
摩擦を持たせて巻き付けたことを特徴とする高所
昇降装置を提供するものである。
本発明では、作業台とこれを上下動させる伸縮
機構との間に回転機制機構を設け、この回転規制
機構内にある2つのプーリに巻回した2本以上の
ワイヤをそれぞれ同期して繰出させることができ
る。このため、常に対向するワイヤを引張させ、
作業台を安定させて昇降させ、これにより作業台
が風等によつて揺動するのを防止することができ
る。そして、このワイヤを保持するために専属の
作業員を必要とせず、伸縮機構の伸縮動作につれ
て自動的にワイヤを張ることができるので、運営
費が安価となるものである。
機構との間に回転機制機構を設け、この回転規制
機構内にある2つのプーリに巻回した2本以上の
ワイヤをそれぞれ同期して繰出させることができ
る。このため、常に対向するワイヤを引張させ、
作業台を安定させて昇降させ、これにより作業台
が風等によつて揺動するのを防止することができ
る。そして、このワイヤを保持するために専属の
作業員を必要とせず、伸縮機構の伸縮動作につれ
て自動的にワイヤを張ることができるので、運営
費が安価となるものである。
以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
る。
第1図は本実施例による高所昇降装置の斜視
図、第2図はその側面図、第3図は平面図であ
る。
図、第2図はその側面図、第3図は平面図であ
る。
梯子状の四角形枠に組立てられた基台となる車
体1の四隅下面には車輪2がそれぞれ軸支してあ
り、車体1は水平の状態を維持したままでこの車
輪2によつて容易に移動できるようになつてい
る。この車体1には断面四角形で内部中空となつ
た2本の収納パイプ3,4が交差するよう水平に
固着してあり、各収納パイプ3,4はそれぞれ車
体1の長さ方向に対して45度づつの角度に位置さ
せてあり、両収納パイプ3,4は直交したX字形
状となり、この収納パイプ3,4が交差している
中央部分は車体1の中央に位置させてある。各収
納パイプ3,4の両開口端からはそれぞれ細長い
断面四角形をした補助パイプ5,6,7,8が摺
動自在に挿通してあり、各補助パイプ5〜8の先
端下部には上下動できる固定脚9〜12が取付け
てある。
体1の四隅下面には車輪2がそれぞれ軸支してあ
り、車体1は水平の状態を維持したままでこの車
輪2によつて容易に移動できるようになつてい
る。この車体1には断面四角形で内部中空となつ
た2本の収納パイプ3,4が交差するよう水平に
固着してあり、各収納パイプ3,4はそれぞれ車
体1の長さ方向に対して45度づつの角度に位置さ
せてあり、両収納パイプ3,4は直交したX字形
状となり、この収納パイプ3,4が交差している
中央部分は車体1の中央に位置させてある。各収
納パイプ3,4の両開口端からはそれぞれ細長い
断面四角形をした補助パイプ5,6,7,8が摺
動自在に挿通してあり、各補助パイプ5〜8の先
端下部には上下動できる固定脚9〜12が取付け
てある。
そして、各補助パイプ5〜8の先端上面には逆
U字形をした固定金具13〜16と軸支片17〜
20が固着してあり、この軸支片17〜20には
巻取ドラム21〜24と、この巻取ドラム21〜
24を一方向に付勢する巻上体25〜28が取付
けてある。この巻上体25〜28は例えばゼンマ
イバネの様な弾性体を円筒ケースに収納したもの
で、巻取ドラム21〜24を常に一方向に回転す
るようこの弾性力で付勢しているものである。
U字形をした固定金具13〜16と軸支片17〜
20が固着してあり、この軸支片17〜20には
巻取ドラム21〜24と、この巻取ドラム21〜
24を一方向に付勢する巻上体25〜28が取付
けてある。この巻上体25〜28は例えばゼンマ
イバネの様な弾性体を円筒ケースに収納したもの
で、巻取ドラム21〜24を常に一方向に回転す
るようこの弾性力で付勢しているものである。
次に、車体1の中央には垂直にマスト29が保
持させてあり、このマスト29の頂上付近と車体
1の上面の間は逆L字形をした梯子30が固定し
てある。このマスト29は内部が中空の円筒形状
をした細長いものであり、その内部には油圧シリ
ンダ(図示せず)とこの油圧シリンダによつて伸
張される作動パイプ31が収納してある。この作
動パイプ31の頂上には後述する回転規制機構3
2が固着してあり、回転規制機構32の上部には
作業員が搭乗する作業台33が固着してある。
持させてあり、このマスト29の頂上付近と車体
1の上面の間は逆L字形をした梯子30が固定し
てある。このマスト29は内部が中空の円筒形状
をした細長いものであり、その内部には油圧シリ
ンダ(図示せず)とこの油圧シリンダによつて伸
張される作動パイプ31が収納してある。この作
動パイプ31の頂上には後述する回転規制機構3
2が固着してあり、回転規制機構32の上部には
作業員が搭乗する作業台33が固着してある。
また、車体1の上面にはエンジン、作動油を収
納した油圧発生装置34が固着してあり、この油
圧発生装置34とマスト29内に収納した油圧シ
リンダとは油圧ホース35によつて連結してあ
る。
納した油圧発生装置34が固着してあり、この油
圧発生装置34とマスト29内に収納した油圧シ
リンダとは油圧ホース35によつて連結してあ
る。
第4図、第5図は前述の回転規制機構32の構
成を詳しく示すもので、この回転規制機構32は
作動パイプ31上端に固着される底板36と、作
業台33底面に固着される天板37と、底板36
と天板37を間隔を置いて結ぶ側板38とにより
外枠が構成されている。
成を詳しく示すもので、この回転規制機構32は
作動パイプ31上端に固着される底板36と、作
業台33底面に固着される天板37と、底板36
と天板37を間隔を置いて結ぶ側板38とにより
外枠が構成されている。
底板36、天板37はともに四角形状をして開
隔を置いて平行に位置させてあり、底板36と天
板37の両側辺の間には細長い板状をした側板3
8が架設してあり、底板36と側板38、天板3
7と側板38とはそれぞれボルト39,40で締
付け固定してあり鳥カゴ状の枠体が形成されてい
る。この底板36と天板37の中央には中心軸4
1が垂直に固定してあり、底板36から4分の1
の距離、天板37から4分の1の距離にある側板
38と中心軸41の間には水平軸42が位置させ
てあり(下部の水平軸42は図中には示されな
い)、側板38と水平軸42とはボルト43で連
結してある。そして、中心軸41の上下には傘歯
車形をした中間デイフアレンシヤルギア44,4
5が回転自在に軸支してあり、水平軸42の左右
には傘歯車形をしたデイフアレンシヤルギア4
6,47が回転自在に軸支してある。中間デイフ
アレンシヤルギア44はデイフアレンシヤルギア
46,47に、中間デイフアレンシヤルギア45
はデイフアレンシヤルギア46,47にそれぞれ
噛合せてあり、四つの中間デイフアレンシヤルギ
ア44,45、デイフアレンシヤルギア46,4
7は協調して回転し、デイフアレンシヤルギア4
6とデイフアレンシヤルギア47とは同一回転数
で互に反対方向に回転することになる。
隔を置いて平行に位置させてあり、底板36と天
板37の両側辺の間には細長い板状をした側板3
8が架設してあり、底板36と側板38、天板3
7と側板38とはそれぞれボルト39,40で締
付け固定してあり鳥カゴ状の枠体が形成されてい
る。この底板36と天板37の中央には中心軸4
1が垂直に固定してあり、底板36から4分の1
の距離、天板37から4分の1の距離にある側板
38と中心軸41の間には水平軸42が位置させ
てあり(下部の水平軸42は図中には示されな
い)、側板38と水平軸42とはボルト43で連
結してある。そして、中心軸41の上下には傘歯
車形をした中間デイフアレンシヤルギア44,4
5が回転自在に軸支してあり、水平軸42の左右
には傘歯車形をしたデイフアレンシヤルギア4
6,47が回転自在に軸支してある。中間デイフ
アレンシヤルギア44はデイフアレンシヤルギア
46,47に、中間デイフアレンシヤルギア45
はデイフアレンシヤルギア46,47にそれぞれ
噛合せてあり、四つの中間デイフアレンシヤルギ
ア44,45、デイフアレンシヤルギア46,4
7は協調して回転し、デイフアレンシヤルギア4
6とデイフアレンシヤルギア47とは同一回転数
で互に反対方向に回転することになる。
そして、各デイフアレンシヤルギア46,47
にはプーリ48,49が固着してある。この両プ
ーリ48,49はそれらのプーリ径が同一となる
ように形成してある。また、前記各巻取ドラム2
1〜24にはそれぞれワイヤ50〜53がそれぞ
れ巻付けてあり、各ワイヤ50〜53はこの回転
規制機構32を経て対向する反対側の位置にある
補助パイプ5〜8にまで延長してある。すなわ
ち、ワイヤ50の先端は固定金具15に、ワイヤ
51の先端は固定金具16に、ワイヤ52の先端
は固定金具13に、ワイヤ53の先端は固定金具
14にそれぞれ連結してある。このワイヤ50〜
53はそれぞれ回転規制機構32内でプーリ4
8,49に一回転以上巻廻してあり、対向するワ
イヤ50と52、ワイヤ51と53はそれぞれ同
時に回転するプーリ48,49に一回転以上巻廻
してある(図中ワイヤ51と53の巻付けは図示
していないが同様である)。
にはプーリ48,49が固着してある。この両プ
ーリ48,49はそれらのプーリ径が同一となる
ように形成してある。また、前記各巻取ドラム2
1〜24にはそれぞれワイヤ50〜53がそれぞ
れ巻付けてあり、各ワイヤ50〜53はこの回転
規制機構32を経て対向する反対側の位置にある
補助パイプ5〜8にまで延長してある。すなわ
ち、ワイヤ50の先端は固定金具15に、ワイヤ
51の先端は固定金具16に、ワイヤ52の先端
は固定金具13に、ワイヤ53の先端は固定金具
14にそれぞれ連結してある。このワイヤ50〜
53はそれぞれ回転規制機構32内でプーリ4
8,49に一回転以上巻廻してあり、対向するワ
イヤ50と52、ワイヤ51と53はそれぞれ同
時に回転するプーリ48,49に一回転以上巻廻
してある(図中ワイヤ51と53の巻付けは図示
していないが同様である)。
次に、本実施例の作用を説明する。
作業をすべき場所、例えば陸橋の下、ビルの床
面、電柱の下部にこの車体1を押動させることで
この高所昇降装置は車輪2によつて極めて簡単に
移動し、所定の場所に停止させる。
面、電柱の下部にこの車体1を押動させることで
この高所昇降装置は車輪2によつて極めて簡単に
移動し、所定の場所に停止させる。
そして、収納パイプ3,4より補助パイプ5〜
8をそれぞれ矢印A方向に引き出し、補助パイプ
5〜8の各先端を車体1の中心より離し、大きな
X字形を形成させる。
8をそれぞれ矢印A方向に引き出し、補助パイプ
5〜8の各先端を車体1の中心より離し、大きな
X字形を形成させる。
次いで、各補助パイプ5〜8の先端に設けた固
定脚9〜12を下方に降ろし、固定脚9〜12に
よつて車体1が勝手に移動しないようその位置に
保持させる。
定脚9〜12を下方に降ろし、固定脚9〜12に
よつて車体1が勝手に移動しないようその位置に
保持させる。
次に、油圧発生装置34内のエンジンを始動
し、高圧の油圧を油圧ホース35よりマスト29
内に収納してある油圧シリンダ(図示せず)に供
給し、油圧シリンダを伸張させることより油圧シ
リンダに連結した作動パイプ31をマスト29の
頂端より伸び出させ、これにより回転規制機構3
2及び作業台33を図中矢印方向に持ち上げる。
この作業台33が上昇することで作業員及び資料
は必要とする高さにまで持ち上げられることにな
る。
し、高圧の油圧を油圧ホース35よりマスト29
内に収納してある油圧シリンダ(図示せず)に供
給し、油圧シリンダを伸張させることより油圧シ
リンダに連結した作動パイプ31をマスト29の
頂端より伸び出させ、これにより回転規制機構3
2及び作業台33を図中矢印方向に持ち上げる。
この作業台33が上昇することで作業員及び資料
は必要とする高さにまで持ち上げられることにな
る。
この作動パイプ31が伸びて回転規制機構32
が上昇すると各ワイヤ50〜53は先端が固定金
具13〜16に連結してあるため、固定金具13
〜16と回転規制機構32の距離が大きくなり、
各ワイヤ50〜53を繰出すことになる。このワ
イヤ50〜53は各巻取ドラム21〜24に巻回
されている余分の長さのものが回転規制機構32
のプーリ48,49を回転させつつ矢印Cの方向
に繰出されるのであるが、プーリ48,49はデ
イフアレンシヤルギア46,47に固着されてお
り、各デイフアレンシヤルギア46,47には中
間デイフアレンシヤルギア44,45が噛合せて
あるためデイフアレンシヤルギア46,47はそ
れぞれ反対方向にしかも同一回転数で回転し、従
つてプーリ48,49の回転数も同一となり、繰
出されるワイヤ50,52の繰出し量は同一とな
る(プーリ48,49の径は同じであるため)。
このため、回転規制機構32を頂点とし、固定金
具13,15を底辺の両端とする三角形は常に二
等辺三角形を形成し、回転規制機構32は両ワイ
ヤ50,52(及び水平に90度回転した位置では
ワイヤ51,53)で左右から引つ張られて垂直
方向にのみ伸張するように規制され、作業台33
は左右に揺れることなくワイヤ50〜53で四方
より適度の張力で保持され安定しながら上昇する
ことになる。
が上昇すると各ワイヤ50〜53は先端が固定金
具13〜16に連結してあるため、固定金具13
〜16と回転規制機構32の距離が大きくなり、
各ワイヤ50〜53を繰出すことになる。このワ
イヤ50〜53は各巻取ドラム21〜24に巻回
されている余分の長さのものが回転規制機構32
のプーリ48,49を回転させつつ矢印Cの方向
に繰出されるのであるが、プーリ48,49はデ
イフアレンシヤルギア46,47に固着されてお
り、各デイフアレンシヤルギア46,47には中
間デイフアレンシヤルギア44,45が噛合せて
あるためデイフアレンシヤルギア46,47はそ
れぞれ反対方向にしかも同一回転数で回転し、従
つてプーリ48,49の回転数も同一となり、繰
出されるワイヤ50,52の繰出し量は同一とな
る(プーリ48,49の径は同じであるため)。
このため、回転規制機構32を頂点とし、固定金
具13,15を底辺の両端とする三角形は常に二
等辺三角形を形成し、回転規制機構32は両ワイ
ヤ50,52(及び水平に90度回転した位置では
ワイヤ51,53)で左右から引つ張られて垂直
方向にのみ伸張するように規制され、作業台33
は左右に揺れることなくワイヤ50〜53で四方
より適度の張力で保持され安定しながら上昇する
ことになる。
次に、作業台33を下降させる際には前述とは
逆にマスト29内の油圧シリンダの油圧を減少さ
せ、油圧シリンダを縮小させると作動パイプ31
はマスト29内に収納され、回転規制機構32及
び作業台33は下降する。このとき張つていた各
ワイヤ50〜53は回転規制機構32と巻取ドラ
ム21〜24の間隔が短くなるためたわむことに
なるが、各巻取ドラム21〜24は巻上体25〜
28によつて常に付勢されているために、ワイヤ
50〜53は巻取ドラム21〜24によつて巻取
られることになる。このワイヤ50〜53の巻取
りにおいては前述とは逆にプーリ48,49を逆
回転させることになるが中間デイフアレンシヤル
ギア44,45、デイフアレンシヤルギア46,
47によつてその巻取量は同一となり、回転規制
機構32から各固定金具13〜16までの距離は
同一長さとなり回転規制機構32はこのワイヤ5
0〜53による張力で左右から引張られるため作
業台33は上下方向にのみ下降し、揺動すること
がなくなり、安定した下降を維持することにな
る。
逆にマスト29内の油圧シリンダの油圧を減少さ
せ、油圧シリンダを縮小させると作動パイプ31
はマスト29内に収納され、回転規制機構32及
び作業台33は下降する。このとき張つていた各
ワイヤ50〜53は回転規制機構32と巻取ドラ
ム21〜24の間隔が短くなるためたわむことに
なるが、各巻取ドラム21〜24は巻上体25〜
28によつて常に付勢されているために、ワイヤ
50〜53は巻取ドラム21〜24によつて巻取
られることになる。このワイヤ50〜53の巻取
りにおいては前述とは逆にプーリ48,49を逆
回転させることになるが中間デイフアレンシヤル
ギア44,45、デイフアレンシヤルギア46,
47によつてその巻取量は同一となり、回転規制
機構32から各固定金具13〜16までの距離は
同一長さとなり回転規制機構32はこのワイヤ5
0〜53による張力で左右から引張られるため作
業台33は上下方向にのみ下降し、揺動すること
がなくなり、安定した下降を維持することにな
る。
本発明は上述の様に構成したため、装置全体の
重量を軽減することができ、しかも作業台を昇降
させる際にはワイヤによつて左右より作業台を引
張り、安定して作業台を維持することができるた
め、作業台に不安感を抱かせず、高所での安全な
作業を実施することが可能となる。
重量を軽減することができ、しかも作業台を昇降
させる際にはワイヤによつて左右より作業台を引
張り、安定して作業台を維持することができるた
め、作業台に不安感を抱かせず、高所での安全な
作業を実施することが可能となる。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2
図は同上の側面図、第3図は同上の平面図、第4
図は回転規制体の一部を切断した側面図、第5図
は同上の駆動部分を示す分解斜視図である。 1……基台としての車体、29……伸縮機構と
してのマスト、32……回転規制機構、33……
作業台、44,45……中間デイフアレンシヤル
ギア、46,47……デイフアレンシヤルギア、
48,49……プーリ、50〜53……ワイヤ。
図は同上の側面図、第3図は同上の平面図、第4
図は回転規制体の一部を切断した側面図、第5図
は同上の駆動部分を示す分解斜視図である。 1……基台としての車体、29……伸縮機構と
してのマスト、32……回転規制機構、33……
作業台、44,45……中間デイフアレンシヤル
ギア、46,47……デイフアレンシヤルギア、
48,49……プーリ、50〜53……ワイヤ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基台と、この基台上に垂直に固定され、その
長さ方向に伸縮する伸縮機構と、この伸縮機構の
上端に固定された作業台と、伸縮機構と作業台の
間に設けられた少なくとも1つの回転規制機構
と、基台上の伸縮機構を挟んで相対する2つの位
置にそれぞれの一端を連結させ、回転規制機構を
通過させた後にそれぞれの他端をそれぞれ該一端
と反対側の基台上に設けられた巻取りドラムに引
き出し可能に巻き付けられた少なくとも1組の2
条のワイヤとから成る高所昇降装置において、 この回転規制機構は、 その軸線を一致させて回転自在に軸支した2つ
のプーリと、各プーリに軸線を一致させて固定さ
れたデイフアレンシヤルギアと、両デイフアレン
シヤルギアに噛み合い、両プーリの周速度を一致
させるとともに、両プーリの回転方向を逆方向に
規制する中間デイフアレンシヤルギアとを有し、 前記それぞれのワイヤはそれぞれ各プーリの外
周に接触摩擦を持たせて巻き付けたことを特徴と
する高所昇降装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57129201A JPS5922898A (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 高所昇降装置 |
US06/515,385 US4529063A (en) | 1982-07-24 | 1983-07-18 | Elevating apparatus |
GB08319584A GB2124182B (en) | 1982-07-24 | 1983-07-20 | Work platform elevating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57129201A JPS5922898A (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 高所昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5922898A JPS5922898A (ja) | 1984-02-06 |
JPS6359958B2 true JPS6359958B2 (ja) | 1988-11-22 |
Family
ID=15003636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57129201A Granted JPS5922898A (ja) | 1982-07-24 | 1982-07-24 | 高所昇降装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4529063A (ja) |
JP (1) | JPS5922898A (ja) |
GB (1) | GB2124182B (ja) |
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1982
- 1982-07-24 JP JP57129201A patent/JPS5922898A/ja active Granted
-
1983
- 1983-07-18 US US06/515,385 patent/US4529063A/en not_active Expired - Fee Related
- 1983-07-20 GB GB08319584A patent/GB2124182B/en not_active Expired
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