JP2598964B2 - 高揚程クレーンのワイヤロープ掛け構造 - Google Patents
高揚程クレーンのワイヤロープ掛け構造Info
- Publication number
- JP2598964B2 JP2598964B2 JP12938088A JP12938088A JP2598964B2 JP 2598964 B2 JP2598964 B2 JP 2598964B2 JP 12938088 A JP12938088 A JP 12938088A JP 12938088 A JP12938088 A JP 12938088A JP 2598964 B2 JP2598964 B2 JP 2598964B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- wire rope
- pulley unit
- unit
- pulleys
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、長大吊橋や超高層ビルディングといった超
高構造物の建設に主に用いられる高揚程クレーンのワイ
ヤロープ掛け構造に関し、特にブーム側とフックブロッ
ク側の各滑車ユニット間に亙る主巻用のワイヤロープ掛
け構造に関する。
高構造物の建設に主に用いられる高揚程クレーンのワイ
ヤロープ掛け構造に関し、特にブーム側とフックブロッ
ク側の各滑車ユニット間に亙る主巻用のワイヤロープ掛
け構造に関する。
近年、長大吊橋や超高層ビルディングといった超高構
造物の建設が増加している。このような超高構造物の建
設には、揚程距離の長い高揚程クレーンが必要となる。
実施例に係る第1図は高揚程クレーンの使用例を長大吊
橋の建設について示したものである。
造物の建設が増加している。このような超高構造物の建
設には、揚程距離の長い高揚程クレーンが必要となる。
実施例に係る第1図は高揚程クレーンの使用例を長大吊
橋の建設について示したものである。
長大吊橋の主塔を形成する1対の塔体1の頂部に高揚
程クレーン3が夫々設置され、これらクレーン3によっ
て分割ブロックを吊り揚げて塔体1を架設していくが、
主塔の高さは300mを越えることもある。
程クレーン3が夫々設置され、これらクレーン3によっ
て分割ブロックを吊り揚げて塔体1を架設していくが、
主塔の高さは300mを越えることもある。
高揚程クレーン3は、ブーム旋回式のもので、旋回台
4と、ブーム6と支柱8とを備え、傾動可能なブーム6
は、その先端のヘッド7と支柱8の頂部との間に張架し
たワイヤロープ10の巻上げ、巻下げにより傾動角度が調
整されるとともに、ヘッド7の滑車ユニットとフックブ
ロック12の滑車ユニットとの間に掛け回した主巻用のワ
イヤロープ15を旋回台4上にあるいは地上に配設した主
巻きウインチにより巻取ったり操出したりすることによ
りフックブロック12を昇降させる。
4と、ブーム6と支柱8とを備え、傾動可能なブーム6
は、その先端のヘッド7と支柱8の頂部との間に張架し
たワイヤロープ10の巻上げ、巻下げにより傾動角度が調
整されるとともに、ヘッド7の滑車ユニットとフックブ
ロック12の滑車ユニットとの間に掛け回した主巻用のワ
イヤロープ15を旋回台4上にあるいは地上に配設した主
巻きウインチにより巻取ったり操出したりすることによ
りフックブロック12を昇降させる。
ところで、このような高揚程クレーンにおいては、揚
程距離が長いことからフックブロック12の傾斜、捻回
(鉛直軸回りに回動すること)に対する安定度も重要で
ある。この種高揚程クレーン3においても、従来では第
5図(a)、(b)、(c)に示すようなワイヤロープ
掛け構造が採用されていた(特公昭56−27646号公報参
照)。第5図(a)〜(c)のいずれの従来構造におい
ても、ブームのヘッド側に設けられる第1滑車ユニット
113と、フックブロック112の側に設けられる第2滑車ユ
ニット114とが、平面視にて滑車軸方向が平行となるよ
うに配設され、ワイヤロープ115の掛け方も、後述の巻
取りの形式によって若干の相違はあるものの、基本的に
は第1滑車ユニット113と第2滑車ユニット114との間
で、夫々対応する滑車に片側または両側から順番にワイ
ヤロープ115を掛け回して行く構造が採用される。
程距離が長いことからフックブロック12の傾斜、捻回
(鉛直軸回りに回動すること)に対する安定度も重要で
ある。この種高揚程クレーン3においても、従来では第
5図(a)、(b)、(c)に示すようなワイヤロープ
掛け構造が採用されていた(特公昭56−27646号公報参
照)。第5図(a)〜(c)のいずれの従来構造におい
ても、ブームのヘッド側に設けられる第1滑車ユニット
113と、フックブロック112の側に設けられる第2滑車ユ
ニット114とが、平面視にて滑車軸方向が平行となるよ
うに配設され、ワイヤロープ115の掛け方も、後述の巻
取りの形式によって若干の相違はあるものの、基本的に
は第1滑車ユニット113と第2滑車ユニット114との間
で、夫々対応する滑車に片側または両側から順番にワイ
ヤロープ115を掛け回して行く構造が採用される。
巻取り形式は、第5図(a)のワイヤロープ掛け構造
では1本巻取りを採用し、第5図(b)、(c)のワイ
ヤロープ掛け構造がいわゆる2本巻取りを採用してい
る。第5図(c)の構造においては、第1滑車ユニット
113、第2滑車ユニット114の夫々で複数の滑車がその軸
方向で2群に分けて分割配置され、フックブロック112
の耐捻回性を高めるようになっている。
では1本巻取りを採用し、第5図(b)、(c)のワイ
ヤロープ掛け構造がいわゆる2本巻取りを採用してい
る。第5図(c)の構造においては、第1滑車ユニット
113、第2滑車ユニット114の夫々で複数の滑車がその軸
方向で2群に分けて分割配置され、フックブロック112
の耐捻回性を高めるようになっている。
第5図(a)の従来構造においては、1本巻取りを採
用することから、巻上げ時に滑車の摩擦抵抗による影響
が巻上げ側から固定側に順次累積されて行き、フックブ
ロック112を傾斜させる。巻下げの時も同様の理由から
フックブロック112を逆方向に傾斜させる。
用することから、巻上げ時に滑車の摩擦抵抗による影響
が巻上げ側から固定側に順次累積されて行き、フックブ
ロック112を傾斜させる。巻下げの時も同様の理由から
フックブロック112を逆方向に傾斜させる。
第5図(b)、(c)の従来構造においては、2本巻
取りを採用し、滑車軸方向の両側で対称的なワイヤロー
プ掛けがなされているため、滑車の摩擦抵抗による影響
が片側に累積されることはなく、フックブロック112を
傾斜させることがない。しかし、2本巻取りの場合、主
巻ウインチのドラム部で巻取りトルクが1本巻取りの場
合に比べて2倍になるため、主巻ウインチが非常に大型
化するので不利である。
取りを採用し、滑車軸方向の両側で対称的なワイヤロー
プ掛けがなされているため、滑車の摩擦抵抗による影響
が片側に累積されることはなく、フックブロック112を
傾斜させることがない。しかし、2本巻取りの場合、主
巻ウインチのドラム部で巻取りトルクが1本巻取りの場
合に比べて2倍になるため、主巻ウインチが非常に大型
化するので不利である。
フックブロック112の捻回に対しては、第1滑車ユニ
ット113と第2滑車ユニット114の双方で滑車を2群に分
けた第5図(c)の従来構造が、第5図(a)、(b)
の従来構造よりも有利である。しかし、第5図(c)の
従来構造も基本的なワイヤロープ115の掛け方は第5図
(a)、(b)の従来構造と同一であり第1滑車ユニッ
ト113と第2滑車ユニット114間のワイヤロープ115の構
成する面が滑車の直径だけの厚みはあるものの一平面状
になってしまう。従って、捻回拘束の面で大幅な改善効
果は期待できず、特にフックブロック112が地上近くま
で下降した状態では第1滑車ユニット113と第2滑車ユ
ニット114間の距離が非常に大きくなるので捻回が生じ
易い。
ット113と第2滑車ユニット114の双方で滑車を2群に分
けた第5図(c)の従来構造が、第5図(a)、(b)
の従来構造よりも有利である。しかし、第5図(c)の
従来構造も基本的なワイヤロープ115の掛け方は第5図
(a)、(b)の従来構造と同一であり第1滑車ユニッ
ト113と第2滑車ユニット114間のワイヤロープ115の構
成する面が滑車の直径だけの厚みはあるものの一平面状
になってしまう。従って、捻回拘束の面で大幅な改善効
果は期待できず、特にフックブロック112が地上近くま
で下降した状態では第1滑車ユニット113と第2滑車ユ
ニット114間の距離が非常に大きくなるので捻回が生じ
易い。
本発明は、1本巻取りを採用可能で、フックブロック
の傾斜が少なく、捻回に対する拘束性に優れ、且つ簡単
な構造の高揚程クレーンのワイヤロープ掛け構造を提供
することを目的とする。
の傾斜が少なく、捻回に対する拘束性に優れ、且つ簡単
な構造の高揚程クレーンのワイヤロープ掛け構造を提供
することを目的とする。
本発明に係る高揚程クレーンのワイヤロープ掛け構造
は、高揚程クレーンのブーム側の第1滑車ユニットとフ
ックブロック側の第2滑車ユニットとに亙るワイヤロー
プ掛け構造において、上記第1滑車ユニットの滑車軸方
向と第2滑車ユニットの滑車軸方向とが平面視にて直交
するように配設し、上記第1滑車ユニットに夫々複数の
滑車からなる2組の滑車群をその軸方向に適当間隔あけ
て配設するとともに、上記第2滑車ユニットに夫々の複
数の滑車からなる2組の滑車群をその軸方向に適当間隔
あけて配設し、上記4組の滑車群が4面体の頂部に夫々
位置するように4組の滑車群に亙ってワイヤロープを掛
け回したものである。
は、高揚程クレーンのブーム側の第1滑車ユニットとフ
ックブロック側の第2滑車ユニットとに亙るワイヤロー
プ掛け構造において、上記第1滑車ユニットの滑車軸方
向と第2滑車ユニットの滑車軸方向とが平面視にて直交
するように配設し、上記第1滑車ユニットに夫々複数の
滑車からなる2組の滑車群をその軸方向に適当間隔あけ
て配設するとともに、上記第2滑車ユニットに夫々の複
数の滑車からなる2組の滑車群をその軸方向に適当間隔
あけて配設し、上記4組の滑車群が4面体の頂部に夫々
位置するように4組の滑車群に亙ってワイヤロープを掛
け回したものである。
本発明に係る高揚程クレーンのワイヤロープ掛け構造
においては、第1滑車ユニットと第2滑車ユニットの夫
々に2組づつ配設した計4組の滑車群が4面体の頂部に
夫々位置するように4組の滑車群に亙ってワイヤロープ
を掛け回してある。
においては、第1滑車ユニットと第2滑車ユニットの夫
々に2組づつ配設した計4組の滑車群が4面体の頂部に
夫々位置するように4組の滑車群に亙ってワイヤロープ
を掛け回してある。
即ち、このようなワイヤロープ掛け構造では、ワイヤ
ロープが第1滑車ユニットの一方の滑車群→第2滑車ユ
ニットの一方の滑車群→第1滑車ユニットの他方の滑車
群→第2滑車ユニットの他方の滑車群の順に順次繰り返
し掛け回される。第1滑車ユニット及び第2滑車ユニッ
トのいずれのユニットにおいても、一方の滑車群と他方
の滑車群との間で交互にワイヤロープが掛けられ、対称
的な掛け方がなされるから、フックブロックの傾斜防止
に有効である。
ロープが第1滑車ユニットの一方の滑車群→第2滑車ユ
ニットの一方の滑車群→第1滑車ユニットの他方の滑車
群→第2滑車ユニットの他方の滑車群の順に順次繰り返
し掛け回される。第1滑車ユニット及び第2滑車ユニッ
トのいずれのユニットにおいても、一方の滑車群と他方
の滑車群との間で交互にワイヤロープが掛けられ、対称
的な掛け方がなされるから、フックブロックの傾斜防止
に有効である。
従って、このワイヤロープ掛け構造においては、1本
巻取りを採用してもフックブロックの傾斜が微小に抑制
され、フックブロックの安定性向上と主巻ウインチの簡
素化が実現される。
巻取りを採用してもフックブロックの傾斜が微小に抑制
され、フックブロックの安定性向上と主巻ウインチの簡
素化が実現される。
4組の滑車群が4面体の頂部に位置するように4組の
滑車群に亙ってワイヤロープが掛け回されるので、掛け
回されたワイフロープの列が実質的に4面体を構成す
る。4面体は周知のように4つの3角形が組合された構
造であり、フックブロックの捻回拘束の面で根本的に優
れたワイヤロープ掛け構造となる。
滑車群に亙ってワイヤロープが掛け回されるので、掛け
回されたワイフロープの列が実質的に4面体を構成す
る。4面体は周知のように4つの3角形が組合された構
造であり、フックブロックの捻回拘束の面で根本的に優
れたワイヤロープ掛け構造となる。
その上、この4面体構造によると、第1滑車ユニット
の一方の滑車群と他方の滑車群との間で、これらの滑車
群により第2滑車ユニットが、第1滑車ユニットに対し
て滑車軸を平面視で直交させた状態でV字状に吊られた
形となる。一般に滑車群間の距離を長くすれば、捻回拘
束の性能が向上する反面フリートアングル(滑車を含む
鉛直面に対するワイヤロープの傾き)が増大してロープ
掛け安定性が低下するので、滑車群間の距離が制限され
るとされているが、上述のように第1滑車ユニットの一
方の滑車群と他方の滑車群との間で第2滑車ユニットが
V字状に吊られるので、第1滑車ユニットにおいて滑車
群間の距離を長くしても、第2滑車ユニットの滑車径に
相当する分の距離は実質的にフリートアングルを生じさ
せず、その分滑車群間の距離を長くできる。第2滑車ユ
ニットにおいても同様の理由からフリートアングルの増
加を抑えつつ滑車群間の距離を長くできる。
の一方の滑車群と他方の滑車群との間で、これらの滑車
群により第2滑車ユニットが、第1滑車ユニットに対し
て滑車軸を平面視で直交させた状態でV字状に吊られた
形となる。一般に滑車群間の距離を長くすれば、捻回拘
束の性能が向上する反面フリートアングル(滑車を含む
鉛直面に対するワイヤロープの傾き)が増大してロープ
掛け安定性が低下するので、滑車群間の距離が制限され
るとされているが、上述のように第1滑車ユニットの一
方の滑車群と他方の滑車群との間で第2滑車ユニットが
V字状に吊られるので、第1滑車ユニットにおいて滑車
群間の距離を長くしても、第2滑車ユニットの滑車径に
相当する分の距離は実質的にフリートアングルを生じさ
せず、その分滑車群間の距離を長くできる。第2滑車ユ
ニットにおいても同様の理由からフリートアングルの増
加を抑えつつ滑車群間の距離を長くできる。
従って、本発明に係るワイヤロープ掛け構造において
は、4面体構造とこれより派生する滑車群間の距離延長
とにより、フックブロックの捻回拘束性能が飛躍的に向
上する。
は、4面体構造とこれより派生する滑車群間の距離延長
とにより、フックブロックの捻回拘束性能が飛躍的に向
上する。
本発明に係る高揚程クレーンのワイヤロープ掛け構造
によると、滑車数の増加により荷役能力を増加させるこ
とができるのは勿論のこと、1本巻取りを採用してもフ
ックブロックの傾斜が微小であり、これにより巻上装置
の構成を簡素化できるとともにフックブロックの安定性
向上が図られる。その上、4面体構造とこれに基づくフ
リートアングルの抑制および滑車群間距離の延長とによ
りフックブロックの対捻回性能が飛躍的に高まり、高揚
程クレーンの能力および安定性が、構造物の超高層化に
十分対応できる程度まで大幅に向上する。
によると、滑車数の増加により荷役能力を増加させるこ
とができるのは勿論のこと、1本巻取りを採用してもフ
ックブロックの傾斜が微小であり、これにより巻上装置
の構成を簡素化できるとともにフックブロックの安定性
向上が図られる。その上、4面体構造とこれに基づくフ
リートアングルの抑制および滑車群間距離の延長とによ
りフックブロックの対捻回性能が飛躍的に高まり、高揚
程クレーンの能力および安定性が、構造物の超高層化に
十分対応できる程度まで大幅に向上する。
以下、本発明に係る高揚程クレーンのワイヤロープ掛
け構造の実施例について図面に基いて詳しく説明する。
け構造の実施例について図面に基いて詳しく説明する。
先ず高揚程クレーンについて第1図・第2図により説
明すると、この高揚程クレーン3は、長大吊橋の主塔の
架設に供するもので、上記主塔は1対の塔体1同志を斜
材2で連結してなり、塔体1はその分割ブロックをクレ
ーン3で巻揚げてその頂部に搭載し、架設工事の進行に
応じてクレーン3を塔体1の頂部近くまで順次せり上げ
ることを繰返して架設していく。
明すると、この高揚程クレーン3は、長大吊橋の主塔の
架設に供するもので、上記主塔は1対の塔体1同志を斜
材2で連結してなり、塔体1はその分割ブロックをクレ
ーン3で巻揚げてその頂部に搭載し、架設工事の進行に
応じてクレーン3を塔体1の頂部近くまで順次せり上げ
ることを繰返して架設していく。
上記高揚程クレーン3は、各塔体1の頂部近くの外側
に付設されたせり上げ用ガイド部材25に取付けられる。
に付設されたせり上げ用ガイド部材25に取付けられる。
上記クレーン3の旋回台4を旋回自在に支持するメイ
ンポスト5は支持フレーム5aによりガイド部材25に着脱
可能に固着され、メインポスト5の上端部に旋回台4の
軸部材が装着され図示外の旋回駆動装置により旋回台4
が旋回駆動される。上記メインポスト5の下端部に装着
された回動軸部と旋回台4の外端部とが1対のテンショ
ン部材5bで連結されていて、上記テンション部材5bを設
けたことによりカウンタウェイトが省略されている。
ンポスト5は支持フレーム5aによりガイド部材25に着脱
可能に固着され、メインポスト5の上端部に旋回台4の
軸部材が装着され図示外の旋回駆動装置により旋回台4
が旋回駆動される。上記メインポスト5の下端部に装着
された回動軸部と旋回台4の外端部とが1対のテンショ
ン部材5bで連結されていて、上記テンション部材5bを設
けたことによりカウンタウェイトが省略されている。
上記旋回台4には、2本の柱状部材6aからなるブーム
6がその下端部を旋回台4の枢支ブラケット6bにピン結
合することにより傾動可能に立設されるとともに、4本
の支柱8が3角錐状にその頂部で連結される。ブーム6
の頂部にはヘッド7が設けられ、ヘッド7に組込まれた
ブーム起状用の滑車ユニット(図示略)と、支柱8の頂
部に設けたブーム起伏用の滑車ユニット9との間に掛け
回されたワイヤロープ10を、旋回台4の上に設置したブ
ーム起伏用ウインチ11で巻取り、巻戻すことにより、ブ
ーム傾動角が調節される。
6がその下端部を旋回台4の枢支ブラケット6bにピン結
合することにより傾動可能に立設されるとともに、4本
の支柱8が3角錐状にその頂部で連結される。ブーム6
の頂部にはヘッド7が設けられ、ヘッド7に組込まれた
ブーム起状用の滑車ユニット(図示略)と、支柱8の頂
部に設けたブーム起伏用の滑車ユニット9との間に掛け
回されたワイヤロープ10を、旋回台4の上に設置したブ
ーム起伏用ウインチ11で巻取り、巻戻すことにより、ブ
ーム傾動角が調節される。
ブーム6のヘッド7には、主巻用の第1滑車ユニット
13が組込まれ、第1滑車ユニット13と、フックブロック
12に設けられた主巻用の第2滑車ユニット14とに亙っ
て、主巻用のワイヤロープ15が掛け回され、本発明に係
るワイヤロープ掛け構造をなしている。ワイヤロープ15
は、旋回台4の上に設置した摩擦ドラム式ウインチ16を
介して地上の巻上機17で巻取りあるいは巻戻され、フッ
クブロック12を昇降させる。符号18はフックブロック12
に設けられたフックである。
13が組込まれ、第1滑車ユニット13と、フックブロック
12に設けられた主巻用の第2滑車ユニット14とに亙っ
て、主巻用のワイヤロープ15が掛け回され、本発明に係
るワイヤロープ掛け構造をなしている。ワイヤロープ15
は、旋回台4の上に設置した摩擦ドラム式ウインチ16を
介して地上の巻上機17で巻取りあるいは巻戻され、フッ
クブロック12を昇降させる。符号18はフックブロック12
に設けられたフックである。
次に、第1滑車ユニット13と第2滑車ユニット14とを
含みこれら両滑車ユニット13・14間に亙るワイヤロープ
掛け構造について第3図により説明する。
含みこれら両滑車ユニット13・14間に亙るワイヤロープ
掛け構造について第3図により説明する。
上記ブーム6のヘッド7に設けられた第1滑車ユニッ
ト13は、同一軸線上に回転可能に配設された2群6枚の
滑車19を備えている。一方の滑車群20、他方の滑車群21
は、いずれも3枚の滑車19で構成され、滑車群20・21間
に適当距離Lが確保される。
ト13は、同一軸線上に回転可能に配設された2群6枚の
滑車19を備えている。一方の滑車群20、他方の滑車群21
は、いずれも3枚の滑車19で構成され、滑車群20・21間
に適当距離Lが確保される。
上記フックブロック12に設けられた第2滑車ユニット
14は、その滑車軸14aが平面視で第1滑車ユニット13の
滑車軸13aに直角に交差するように配設されている。第
2滑車ユニット14は、第1滑車ユニット13と同様に、夫
々3枚の滑車22からなる2組の滑車群23・24で構成さ
れ、一方の滑車群23と他方の滑車群24とが上記距離Lと
ほぼ同一の間隔をあけて同一軸線上に回転可能に配設さ
れている。
14は、その滑車軸14aが平面視で第1滑車ユニット13の
滑車軸13aに直角に交差するように配設されている。第
2滑車ユニット14は、第1滑車ユニット13と同様に、夫
々3枚の滑車22からなる2組の滑車群23・24で構成さ
れ、一方の滑車群23と他方の滑車群24とが上記距離Lと
ほぼ同一の間隔をあけて同一軸線上に回転可能に配設さ
れている。
第1滑車ユニット13と第2滑車ユニット14との間に掛
け回されるワイヤロープ15は、1本巻取りにより巻上機
17の側から下記〜の順番で掛け回され、ワイヤロー
プ15の終端がブーム6のヘッド7に固定されている。
け回されるワイヤロープ15は、1本巻取りにより巻上機
17の側から下記〜の順番で掛け回され、ワイヤロー
プ15の終端がブーム6のヘッド7に固定されている。
第1滑車ユニット13の一方の滑車群20の内側に位置
する滑車 第2滑車ユニット14の一方の滑車群23の内側に位置
する滑車 第1滑車ユニット13の他方の滑車群21の内側に位置
する滑車 第2滑車ユニット14の他方の滑車群24の内側に位置
する滑車 第1滑車ユニット13の一方の滑車群20の中間に位置
する滑車 第2滑車ユニット14の一方の滑車群23の中間に位置
する滑車 第1滑車ユニット13の他方の滑車群21の中間に位置
する滑車 第2滑車ユニット14の他方の滑車群24の中間に位置
する滑車 第1滑車ユニット13の一方の滑車群20の外側に位置
する滑車 第2滑車ユニット14の一方の滑車群23の外側に位置
する滑車 第1滑車ユニット13の他方の滑車群21の外側に位置
する滑車 第2滑車ユニット14の他方の滑車群24の外側に位置
する滑車 即ち、第3図に示されたワイヤロープ15の掛け回し方
は、巻上側を起点とした場合、第1滑車ユニット13の一
方の滑車群20、第2滑車ユニット14の一方の滑車群23、
第1滑車ユニット13の他方の滑車群21、第2滑車ユニッ
ト14の他方の滑車群24の順で、内側の滑車から外側の滑
車へ順番に掛け回して行くものである。
する滑車 第2滑車ユニット14の一方の滑車群23の内側に位置
する滑車 第1滑車ユニット13の他方の滑車群21の内側に位置
する滑車 第2滑車ユニット14の他方の滑車群24の内側に位置
する滑車 第1滑車ユニット13の一方の滑車群20の中間に位置
する滑車 第2滑車ユニット14の一方の滑車群23の中間に位置
する滑車 第1滑車ユニット13の他方の滑車群21の中間に位置
する滑車 第2滑車ユニット14の他方の滑車群24の中間に位置
する滑車 第1滑車ユニット13の一方の滑車群20の外側に位置
する滑車 第2滑車ユニット14の一方の滑車群23の外側に位置
する滑車 第1滑車ユニット13の他方の滑車群21の外側に位置
する滑車 第2滑車ユニット14の他方の滑車群24の外側に位置
する滑車 即ち、第3図に示されたワイヤロープ15の掛け回し方
は、巻上側を起点とした場合、第1滑車ユニット13の一
方の滑車群20、第2滑車ユニット14の一方の滑車群23、
第1滑車ユニット13の他方の滑車群21、第2滑車ユニッ
ト14の他方の滑車群24の順で、内側の滑車から外側の滑
車へ順番に掛け回して行くものである。
そして、上記第1滑車ユニット13の滑車群20・21と第
2滑車ユニット14の滑車群23・24とは4面体の各頂部に
位置しており、ワイヤロープ15の列は上記4面体の各面
に概ね含まれるようになっている。
2滑車ユニット14の滑車群23・24とは4面体の各頂部に
位置しており、ワイヤロープ15の列は上記4面体の各面
に概ね含まれるようになっている。
以上の構成になるワイヤロープ掛け構造の作用につい
て説明する。
て説明する。
第3図に示すワイヤロープ掛け構造において、ワイヤ
ロープ15を巻上機17にて巻取ると、フックブロック12が
上昇する。
ロープ15を巻上機17にて巻取ると、フックブロック12が
上昇する。
ワイヤロープ15は、その掛け回し方の説明から明らか
なように、第1滑車ユニット13、第2滑車ユニット14の
いずれにおいても一方の滑車群20・23と他方の滑車群21
・24とに交互に掛け回される。ワイヤロープ15がこのよ
うに掛け回されると、個々の滑車19・22の摩擦抵抗によ
る影響が滑車軸方向の両側から中央部に均等に累積され
て行き、互いに相殺し合うことになるので、フックブロ
ック12の上昇時の傾斜が微小となる。
なように、第1滑車ユニット13、第2滑車ユニット14の
いずれにおいても一方の滑車群20・23と他方の滑車群21
・24とに交互に掛け回される。ワイヤロープ15がこのよ
うに掛け回されると、個々の滑車19・22の摩擦抵抗によ
る影響が滑車軸方向の両側から中央部に均等に累積され
て行き、互いに相殺し合うことになるので、フックブロ
ック12の上昇時の傾斜が微小となる。
巻上機17からワイヤロープ15を巻戻すと、フックブロ
ック12が降下するが、このときも同様の理由によりフッ
クブロック12の傾斜が抑止される。
ック12が降下するが、このときも同様の理由によりフッ
クブロック12の傾斜が抑止される。
フックブロック12の鉛直軸回りの捻回に対しては、4
組の滑車群20・21・23・24を頂点とする4面体構造が有
効に機能し、中でも特に滑車群20・21・23・24を頂点と
する4面の3角形および滑車群20・21間の距離L及び滑
車群23・24間の距離Lが効果的に作用する。即ち、フッ
クブロック12に鉛直軸回りの回転モーメントが作用した
場合、これら4面の3角形が剛体的にフックブロック12
の回転を阻止し、その効果は上記距離Lが長いほど大と
なる。
組の滑車群20・21・23・24を頂点とする4面体構造が有
効に機能し、中でも特に滑車群20・21・23・24を頂点と
する4面の3角形および滑車群20・21間の距離L及び滑
車群23・24間の距離Lが効果的に作用する。即ち、フッ
クブロック12に鉛直軸回りの回転モーメントが作用した
場合、これら4面の3角形が剛体的にフックブロック12
の回転を阻止し、その効果は上記距離Lが長いほど大と
なる。
上記距離Lについては、通常はフリートアングルθに
よる制限を受け、θを0に近づけるにはLを可及的に制
限することが必要になる。しかし、このワイヤロープ掛
け構造においては、平面視で距離Lの間に第1滑車ユニ
ット13又は第2滑車ユニット14が滑車軸を直交させた状
態で位置することになる。例えば、第1滑車ユニット13
については、第2滑車ユニット14の滑車22の直径をDと
すれば、距離Lが直径Dと同一のときはフリートアング
ルθを実質的に生じさせず、距離Lが直径Dを越えた分
についてのみフリートアングルθを生じさせる。従っ
て、フリートアングルθを一定として距離Lを従来構造
との間で比較すると、直径Dに相当する分だけ距離を余
計に確保でき、この面からもフックブロック12の捻回が
抑制されるのである。
よる制限を受け、θを0に近づけるにはLを可及的に制
限することが必要になる。しかし、このワイヤロープ掛
け構造においては、平面視で距離Lの間に第1滑車ユニ
ット13又は第2滑車ユニット14が滑車軸を直交させた状
態で位置することになる。例えば、第1滑車ユニット13
については、第2滑車ユニット14の滑車22の直径をDと
すれば、距離Lが直径Dと同一のときはフリートアング
ルθを実質的に生じさせず、距離Lが直径Dを越えた分
についてのみフリートアングルθを生じさせる。従っ
て、フリートアングルθを一定として距離Lを従来構造
との間で比較すると、直径Dに相当する分だけ距離を余
計に確保でき、この面からもフックブロック12の捻回が
抑制されるのである。
第4図(a)及び(b)は本発明に係るワイヤロープ
掛け構造の他の例を示す模式図である。
掛け構造の他の例を示す模式図である。
第4図(a)の構造は、第1滑車ユニット13、第2滑
車ユニット14における滑車群20・21、滑車群23・24がい
ずれも2枚からなる構造で、8本掛けと呼ばれるもので
ある。
車ユニット14における滑車群20・21、滑車群23・24がい
ずれも2枚からなる構造で、8本掛けと呼ばれるもので
ある。
ワイヤロープ15は、巻上側を起点とした場合、第1滑
車ユニット13の一方の滑車群20、第2滑車ユニット14の
一方の滑車群23、第1滑車ユニット13の他方の滑車群2
1、第2滑車ユニット14の他方の滑車群24の順で、第1
滑車ユニット13については外側の滑車から内側の滑車
へ、第2滑車ユニット14については内側の滑車から外側
の滑車へ順番に掛け回されている。
車ユニット13の一方の滑車群20、第2滑車ユニット14の
一方の滑車群23、第1滑車ユニット13の他方の滑車群2
1、第2滑車ユニット14の他方の滑車群24の順で、第1
滑車ユニット13については外側の滑車から内側の滑車
へ、第2滑車ユニット14については内側の滑車から外側
の滑車へ順番に掛け回されている。
第4図(b)の構造は、第3図の構造と同じいわゆる
12本掛けである。ワイヤロープ15については第4図
(a)の構造と同じ順序で掛け回されている。
12本掛けである。ワイヤロープ15については第4図
(a)の構造と同じ順序で掛け回されている。
本発明に係る高揚程クレーンのワイヤロープ掛け構造
においては、滑車群20・21・23・24を構成する滑車の数
および大きさ並びにワイヤロープ15の掛け回し方は、第
3図および第4図(a)、第4図(b)の構造例に限定
されるものではなく、高揚程クレーンの仕様等に応じて
適宜決定されるものである。
においては、滑車群20・21・23・24を構成する滑車の数
および大きさ並びにワイヤロープ15の掛け回し方は、第
3図および第4図(a)、第4図(b)の構造例に限定
されるものではなく、高揚程クレーンの仕様等に応じて
適宜決定されるものである。
また、第1滑車ユニット13における滑車群20と滑車群
21との距離Lは、通常は第2滑車ユニット14における滑
車22の直径Dを下限として、揚程距離、ワイヤロープ掛
け構造の規模、求められる安定性等に応じて適宜決定さ
れる。ただし、距離Lを極端に大きくすることは、フリ
ートアングルθを抑制する観点から避けなければならな
い。第2滑車ユニット14における滑車群23と滑車群24と
の距離については、フリートアングル抑制の観点から通
常は第1滑車ユニット13における距離Lとほぼ同一に設
定される。
21との距離Lは、通常は第2滑車ユニット14における滑
車22の直径Dを下限として、揚程距離、ワイヤロープ掛
け構造の規模、求められる安定性等に応じて適宜決定さ
れる。ただし、距離Lを極端に大きくすることは、フリ
ートアングルθを抑制する観点から避けなければならな
い。第2滑車ユニット14における滑車群23と滑車群24と
の距離については、フリートアングル抑制の観点から通
常は第1滑車ユニット13における距離Lとほぼ同一に設
定される。
図面のうち第1図〜第4図(b)は本発明の実施例に係
るもので、第1図は架設途中の主塔及び高揚程クレーン
の正面図、第2図は高揚程クレーンの要部概略斜視図、
第3図はワイヤロープ掛け構造の構成を示す斜視図、第
4図(a)及び(b)は夫々変形例に係る第3図相当
図、第5図(a)、第5図(b)、第5図(c)は夫々
従来技術に係るワイヤロープ掛け構造の模式図である。 3……高揚程クレーン、6……ブーム、12……フックブ
ロック、13……第1滑車ユニット、14……第2滑車ユニ
ット、17……巻上機、19・22……滑車、20・21・23・24
……滑車群。
るもので、第1図は架設途中の主塔及び高揚程クレーン
の正面図、第2図は高揚程クレーンの要部概略斜視図、
第3図はワイヤロープ掛け構造の構成を示す斜視図、第
4図(a)及び(b)は夫々変形例に係る第3図相当
図、第5図(a)、第5図(b)、第5図(c)は夫々
従来技術に係るワイヤロープ掛け構造の模式図である。 3……高揚程クレーン、6……ブーム、12……フックブ
ロック、13……第1滑車ユニット、14……第2滑車ユニ
ット、17……巻上機、19・22……滑車、20・21・23・24
……滑車群。
フロントページの続き (72)発明者 松本 国明 兵庫県加古郡播磨町新島8 川重工事株 式会社西部支社内 (72)発明者 多久田 好広 兵庫県加古郡播磨町新島8 川重工事株 式会社西部支社内
Claims (1)
- 【請求項1】高揚程クレーンのブーム側の第1滑車ユニ
ットとフックブロック側の第2滑車ユニットとに亙るワ
イヤロープ掛け構造において、 上記第1滑車ユニットの滑車軸方向と第2滑車ユニット
の滑車軸方向とが平面視にて直交するように配設し、 上記第1滑車ユニットに夫々複数の滑車からなる2組の
滑車群をその軸方向に適当間隔あけて配設するととも
に、 上記第2滑車ユニットに夫々複数の滑車からなる2組の
滑車群をその軸方向に適当間隔あけて配設し、 上記4組の滑車群が4面体の頂部に夫々位置するように
4組の滑車群に亙ってワイヤロープを掛け回したことを
特徴とする高揚程クレーンのワイヤロープ掛け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12938088A JP2598964B2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 高揚程クレーンのワイヤロープ掛け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12938088A JP2598964B2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 高揚程クレーンのワイヤロープ掛け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01299195A JPH01299195A (ja) | 1989-12-01 |
JP2598964B2 true JP2598964B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=15008148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12938088A Expired - Lifetime JP2598964B2 (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 高揚程クレーンのワイヤロープ掛け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598964B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4982062B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2012-07-25 | 株式会社タダノ | クレーンの吊上げ装置 |
CN102616695A (zh) * | 2012-03-22 | 2012-08-01 | 武桥重工集团股份有限公司 | 一种可防止钢丝绳扭绞的起升机构 |
KR102357441B1 (ko) * | 2019-12-30 | 2022-02-04 | 유한회사 삼주 | 활차 배열에 따른 와이어 로프 교체 방법 교육 시스템 |
-
1988
- 1988-05-25 JP JP12938088A patent/JP2598964B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01299195A (ja) | 1989-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110803609A (zh) | 一种翻桩吊具及其操作方法 | |
JP2598964B2 (ja) | 高揚程クレーンのワイヤロープ掛け構造 | |
JP3399356B2 (ja) | クレーン | |
JPS6039636B2 (ja) | ジブクレ−ンの起伏バランス装置 | |
JP2004137072A (ja) | トロリクレーン | |
JPH0417874B2 (ja) | ||
JPS6327277B2 (ja) | ||
JP2621587B2 (ja) | 高揚程建設用クレーン | |
JPH0237827Y2 (ja) | ||
JPS59172383A (ja) | 定置式クレ−ン | |
JP4157191B2 (ja) | ラフィングジブのバックテンション装置 | |
JPH1111874A (ja) | タワークレーン | |
JP7447613B2 (ja) | 作業機械 | |
JPS6348798B2 (ja) | ||
JPH078543Y2 (ja) | ジブクレーン | |
JP7275703B2 (ja) | フロントストラットのバックストップ | |
JPH081268Y2 (ja) | 吊荷の姿勢調整機構 | |
JP3036563U (ja) | ジブクレーン | |
JPH11255471A (ja) | 吊り荷装置 | |
JPS6011023Y2 (ja) | 送電鉄塔組立用クライミングデリック | |
JP2936063B2 (ja) | 水平引込み式ジブクレーン | |
JPH1087268A (ja) | 垂直揚重装置の吊荷旋回防止装置 | |
JPH0120391Y2 (ja) | ||
JP2517968Y2 (ja) | ブーム起伏式クレーン | |
JPS6344072A (ja) | ゴンドラ昇降方法 |