JPS635985B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS635985B2
JPS635985B2 JP21553281A JP21553281A JPS635985B2 JP S635985 B2 JPS635985 B2 JP S635985B2 JP 21553281 A JP21553281 A JP 21553281A JP 21553281 A JP21553281 A JP 21553281A JP S635985 B2 JPS635985 B2 JP S635985B2
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JP
Japan
Prior art keywords
flange
magnetic
axial direction
electrode plate
field core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21553281A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58112458A (ja
Inventor
Enjiro Maejima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ogura Clutch Co Ltd
Original Assignee
Ogura Clutch Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ogura Clutch Co Ltd filed Critical Ogura Clutch Co Ltd
Priority to JP21553281A priority Critical patent/JPS58112458A/ja
Publication of JPS58112458A publication Critical patent/JPS58112458A/ja
Publication of JPS635985B2 publication Critical patent/JPS635985B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K49/00Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes
    • H02K49/06Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the synchronous type

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、非接触形の電磁クラツチあるいは電
磁ブレーキ等の電磁連結装置に関する。
〔従来の技術〕
この種電磁連結装置としては、磁性粒子を内設
したパウダークラツチや永久磁石材を内設したヒ
ステリシスクラツチ、更に、特開昭51−19255号
公報に開示されれた磁性流体を内設した流体クラ
ツチ等が知られている。このような装置は、磁性
粒子・永久磁石材・磁性流体の磁性材を電磁コイ
ルの磁束で磁化させることによつて、駆動トルク
または制動トルクを得るものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような非接触形の電磁連結装置では、前記
磁性材が高価であり、かつ、これら磁性材を内設
するための装置の構成が複雑であり、安価なこの
種装置が提供できない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、安価な非接触形の電磁連結装置を提
供することを目的とし、電磁コイルが収納された
フイールドコアと、このフイールドコアが臨む環
状溝を有し、かつ、この溝の底部となるフランジ
の半径方向略中央に断磁部が形成されるととも
に、前記フランジの外側または内側のいずれか一
方に前記フイールドコアと反対側に突出した軸線
方向の円筒部が形成された磁性材の第一の部材
と、この第一の部材のフランジの内側または外側
の側面に対して軸線方向僅かな隙間を介して対向
するフランジおよび、前記円筒部と半径方向対向
する円筒部を有する磁性材製の第二の部材と、前
記第一の部材と第二の部材とに取付けられ、これ
ら部材の円筒部間において、隙間を介して非接触
状態に軸線方向交互配置された磁性材製の外極板
と内極板とを備え、これら外極板と内極板とが、
前記電磁コイルの磁束回路の一部として構成され
ることを特徴とする。
〔作用〕
このように構成された電磁連結装置は、電磁コ
イルの磁束が第一の部材のフランジに断磁部が形
成されているので、第一の部材の円筒部に迂回さ
れ、隙間を介して非接触状態に軸線方向交互配置
された外極板と内極板を介し第二の部材の円筒部
に流れ、この第二の部材から第一の部材に流れる
から、第一の部材と第二の部材とは一体に磁気結
合される。ここで、第一の部材もしくは第二の部
材に過負荷が発生すると、外極板と内極板を磁気
結合する磁束の磁気吸引力に抗して相対的回転が
なされ、磁束を消滅させれば、第一の部材と第二
の部材の磁気結合は解除される。
〔実施例〕
第1図にはこの発明の装置の実施例の上半部を
使用状態の縦断側面図で示し、第2図には第1図
線視部分の外極板と内極板を拡大正面図で、ま
た第3図には第1図線視部分の外極板と内極板
を拡大正面図でそれぞれ示してある。これら図面
に示された電磁連結装置は、自動車のフアンクラ
ツチとしてて最適な電磁クラツチである。
ポンプシヤフト6はポンプボデイ9に固着した
取付けリング10にベアリング11を介して支持
してあり、取付けリング10には環状のフイール
ドコア12を固着してある。
フイールドコア12は環状溝12Aを有し、こ
の環状溝12A内に電磁コイル13を収納する一
方、フアンプーリ1の周胴部1Aの周面とフラン
ジ1Bの背面より形成された環状溝内に、それぞ
れ僅かな隙間を介して臨ませてある。
フアンプーリ1はポンプシヤフト6にキー7に
よつて固定してあり、外側の周胴部1Aにはプー
リ溝が形成され、フランジ1Bの半径方向略中央
には非磁性層からなる断磁部14が形成されてい
る。そして、フランジ1Bの外側には、反フイー
ルドコア12側に突出した円周部1Cが形成され
た磁性材製の部材である。
フアンボス3はポンプシヤフト6にベアリング
8を介して空転自在に支持してあり、フアンプー
リ1のフランジ1B内側の側面に僅かな隙間を介
して対向するフランジ3Aと、フアンプーリ1の
円筒部1Cと半径方向対向する円筒部3Bとが形
成された磁性材製の部材である。
フアンプーリ1とフアンボス3とには、外極板
A1,A2と内極板B1,B2がそれぞれボルト
2,5によつて軸線方向において交互の配置とな
るように取付けられている。
外極板A1とA2は内縁a1,a2の半径寸法
が異なり、それぞれ軸線方向において交互配置と
し、かつ、図示省略したスペーサを介して互いに
僅かな隙間を隔てた並列配置としてある。
内極板B1とB2は外縁b1,b2の半径寸法
が異なり、内極板B1は外縁b1を外極板A1の
内縁a1に僅かな隙間を介して相対向し、内極板
B2は外縁b2を外極板A2の内縁a2に僅かな
隙間を介して相対向する一方、互いに、図示省略
したスペーサにより軸線方向に僅かな隙間を隔て
た並列配置としてある。
この実施例では外極板A1,A2、内極板B
1,B2を、いずれも環状の磁性金属板製とし、
それぞれの円周方向における断続複数個所におい
て内縁と外縁が僅かな隙間を介して相対向する構
造としてあるが、これを、第4図に一部分の拡大
平面図で示してあるように、扇形の複数片に分割
し、かつ、各片間に僅かな隙間を与えた千鳥状配
置としてもよい。
なお、符号4で示されるものはフアンである。
上述の構成としたこの発明の装置は、電磁コイ
ル13に電圧を印加すると磁束がフイールドコア
12、フアンプーリ1の円筒部1C、外極板A
1,A2、内極板B1,B2、フアンボス3の円
筒部3B、フランジ3A、フアンプーリ1のフラ
ンジ1Bに迂回して流れ、第一の部材であるフア
ンプーリ1と第二の部材であるフアンボス3と一
体のフアン4が一体に回転する。
電磁コイル13への電圧印加を停止すれば、外
極板A1,A2と内極板B1,B2がそれぞれ解
磁され、フアンプーリ1からフアンボス3へのト
ルク伝達は停止し、互いにフリーとなる。
一方、ここで電磁コイル13に電圧を印加して
あつて、第一の部材であるフアンプーリ1から第
二の部材であるフアンボス3にトルクが伝達され
ている状態において過負荷が発生すると、これら
部材は、磁束の磁気吸引力に抗して相対的回転が
生じる。
以上の説明において、フアンプーリ1の円筒部
1Cをフランジ1Bの外側に形成したが、これを
フランジ1Bの内側に形成し、フアンボス3が外
側に構成されてもよい。また、第一の部材として
のフアンプーリ1か第二の部材としてのフアンボ
ス3のいずれか一方を固定部材として構成するこ
とで、電磁ブレーキとしての電磁連結装置が得ら
れる。更に、本実施例においては、外極板A1,
A2と内極板B1,B2を特殊な形状で示した
が、単に、これら外内極板を円板状とし、外内極
板A2,B2を先に述べたシム(図示せず)の厚
みを含む厚みとするとともに、外極板A1の真円
状の中心孔に内極板B2の真円状の外周面が隙間
をおいて半径方向対向し、内極板B1の真円状の
外周面が外極板A2の真円状内周面に隙間をおい
て半径方向対向することにより、軸線方向隙間を
おいて、外極板A1と内極板B1が対向する構成
とし、これら外内極板を非接触状態に軸線方向交
互配置しても同様な作用が得られる。
〔効果〕 以上述べたごとく、非接触形の電磁連結装置
が、電磁コイルの磁束回路の一部を構成し、隙間
を介して非接触状態に軸線方向交互配置された磁
性材製の外極板と内極板とを構成することで得ら
れたから、この種装置の生産性が向上できるとと
もに低廉化されたものが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を使用状態で示した
上半部の縦断側面図、第2図は第1図線視部分
の外内極板を示す拡大正面図、第3図は第1図
線視部分の外内極板を示す拡大正面図、第4図は
外内極板の変形例の配列を一部分のみ示した拡大
平面図である。図面において、 A1,A2…外極板、B1,B2…内極板、1
…フアンプーリ、1C…円筒部、3…フアンボ
ス、3B…円筒部、12…フイールドコア、13
…電磁コイル、14…断磁部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電磁コイルが収納されたフイールドコアと、
    このフイールドコアが臨む環状溝を有し、かつ、
    この溝の底部となるフランジの半径方向略中央に
    断磁部が形成されるとともに、前記フランジの外
    側または内側のいずれか一方に前記フイールドコ
    アと反対側に突出した軸線方向の円筒部が形成さ
    れた磁性材製の第一の部材と、この第一の部材の
    フランジの内側または外側の側面に対して軸線方
    向僅かな隙間を介して対向するフランジおよび、
    前記円筒部と半径方向対向する円筒部を有する磁
    性材製の第二の部材と、前記第一の部材と第二の
    部材とに取付けられ、これら部材の円筒部間にお
    いて、隙間を介して非接触状態に軸線方向交互配
    置された磁性材製の外極板と内極板とを備え、こ
    れら外極板と内極板とが、前記電磁コイルの磁束
    回路の一部として構成されることを特徴とする電
    磁連結装置。
JP21553281A 1981-12-24 1981-12-24 電磁連結装置 Granted JPS58112458A (ja)

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JP21553281A JPS58112458A (ja) 1981-12-24 1981-12-24 電磁連結装置

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JPS58112458A JPS58112458A (ja) 1983-07-04
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