JPS6359373A - メタリツク仕上げ方法 - Google Patents

メタリツク仕上げ方法

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JPS6359373A
JPS6359373A JP20403386A JP20403386A JPS6359373A JP S6359373 A JPS6359373 A JP S6359373A JP 20403386 A JP20403386 A JP 20403386A JP 20403386 A JP20403386 A JP 20403386A JP S6359373 A JPS6359373 A JP S6359373A
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coat
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fluorine
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杉村 曜
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忠 渡辺
Yutaka Sugiyama
椙山 豊
Takashi Udagawa
宇田川 孝
Nobushige Numa
伸茂 奴間
Yukio Yamaguchi
幸男 山口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はメタリック顔料を配合したベースコートを塗装
し、次いで透明性トップコートを塗り重ねたのち、加熱
硬化せしめる、いわゆる2コ一ト1ベーク方式によるメ
タリック仕上げ方法に関するものであって、その目的は
、従来から2コ一ト1ベータ方式による塗膜の欠陥とさ
れていた長期屋外ばくろによる塗膜のワレ、変色、退色
、ふくれなどの、いわゆる耐候性が不十分なことを改良
し、さらに光沢、仕上がり外観などを向上させることに
あり、その特徴はトップコートに特定の溶剤可溶性架橋
硬化型フッ素含有重合体を主成分とする組成物を用いる
ところにある。
従来、2コ一ト1ベーク方式において、ベースコートに
はアクリル樹脂、アルキド樹脂、ウレタン樹脂などを主
成分とする熱硬化性塗料が、−方、トップコートにはア
クリル樹脂やアルキド樹脂を主成分とする熱硬化性塗料
が多く使用されており、そして、ベースコート中のメタ
リック顔料がトップコート中に移行して、いわゆる「メ
タリックムラ」になるのを防止するために、ベースコー
トとトップコートとは、各々、物理的かつ化学的性質を
異ならしめた樹脂組成物を使用するのが一般的であった
ベースコートとトップコートとの両塗膜の性質を変える
ことによってメタリックムラの発生は防止できたが、そ
の反面、屋外に長期間ばくろされるとトップコートの樹
脂が劣化して、トップコート塗膜に光沢低下、ワレ、ハ
ガレなどが、そして両塗膜層間にフクレなどが発生しや
すいという欠陥がある。
本発明者等は、2コ一ト1ベータ方式による二層塗膜の
上記欠陥を改良するため研究した結果、トップコートと
して耐候性が抜群に良好である特定の含フッ素重合体を
主成分とする組成物を使用することにより、長期ばくろ
後のトップコート塗膜の光沢低下、ワレ、ハガレなどの
耐候性に関する欠陥を大幅に改良することができること
、さらには、塗膜表面の撥水性を長期間持続し、塗膜の
劣化を防ぐという長所を発見し、本発明を完成させるに
至った。
すなわち、本発明は、メタリック顔料含有ベースコート
を塗装し、次いで該塗面に透明性トップコートを塗装す
るメタリック仕上げ方法において、該トップコートが、
フルオロオレフィンを含み、しかも水酸基およびカルボ
キシル基を有し、重量平均分子量が3000〜2000
0未満、フッ素原子含有率が1〜40重量%である含フ
ッ素重合体と架橋剤とを主成分とする室温で有機溶剤可
溶な組成物であることを特徴とするメタリック仕上げ方
法に関する。
本発明において用いるベースコートは、メタリック顔料
および架橋硬化形樹脂組成物を主成分とするそれ自体す
でに公知のメタリック塗料である。具体的には、メタリ
ック顔料としては、例えばアルミニウム粉末、銅粉末、
雲母粉末、酸化チタンをコーティングした雲母状粉末、
MIO(雲母状酸化鉄)などがあり、架橋硬化形樹脂組
成物としては、例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹
脂、アルキド樹脂、エボギシ樹脂およびウレタン樹脂な
どの基体樹脂と架橋剤(アミン樹脂、ブロック化ポリイ
ソシアネート化合物など)とからなる熱硬化性樹脂組成
物や該基体樹脂にポリインシアネート化合物などの硬化
剤を加えてなる常温もしくは低温(約100℃以下)加
熱により架橋する樹脂組成物などがあげられる。これら
の樹脂組成物に、架橋硬化反応しない樹脂、たとえば、
セルロースアセテートブチレート樹脂などをさらに配合
してもよい、また、ベースコートのタイプとしては、有
機溶剤を媒体とした溶液型塗料、非水ディスパージョン
塗料および多液型塗料、粉体を水に分散させた粉末スラ
リー塗料、水溶性樹脂および/または水エマルジヨン樹
脂を主成分とした水性塗料のいずれのタイプでもよい、
これらのベースコートには、着色顔料1体質顔料、各種
添加剤などを任意に配合することができる。
次に、本発明で用いるトップコートは、含フッ素重合体
と架橋剤とを主成分とする室温で有機溶剤に可溶な塗料
組成物である。
まず、含フッ素重合体は、フルオロオレフィンを含み、
しかも水酸基およびカルボキシル基を有し、重量平均分
子量が3000〜20000未満で、フッ素原子含有率
が1〜40重量%である重合体であって、フルオロオレ
フィン、水酸基含有上ツマ−およびカルボキシル基含有
上ノマーヲ必須成分として共重合せしめることによって
得られる。
フルオロオレフィンとしては、例えばテトラフルオロエ
チレン、クロロトリフルオロエチレン。
フッ化ビニル、フッ化ビニリデンなどがあげられる。水
酸基含有モノマーとしては、例えばヒドロキシエチルビ
ニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、ヒド
ロキシペンチルビニルエーテルなどのヒドロキシアルキ
ル(炭素1〜10)ビニルエーテル;ヒドロキシエチル
アクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒド
ロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタ
クリレート等のアクリル酸又はメタクリル酸のC2〜6
ヒドロキシアルキルエステル;などがあげられ、このう
ち、ヒドロキシアルキルビニルエーテルが好ましく、な
かでもヒドロキシブチルビニルエーテルが特に望ましい
、カルボ午シル基含有モノマーとしては、例えばアクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコ
ン酸などがあげられる。
含フッ素重合体は、上記フルオロオレフィン。
水酸基含有モノマーおよびカルボキシル基含有モツマー
を必須成分としているが、さらに必要に応じて他の共重
合モノマーを併用することもできる。具体的には、エチ
ルビニルエーテル、インブチルビニルエーテル、n−ブ
チルビニルエーテル等のアルキルビニルエーテル;シク
ロヘキシルビニルエーテル及びその誘導体などのアリサ
イクリック(a目cyclic)ビニルエーテル;エチ
レン、プロピレン、インブチレン、塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン等オレフィン及びハロオレフィン;酢酸ビニル
、n−酪酸ビニル等のカルボン酸ビニルエステル;を併
用すると有機溶剤との相溶性が向上する。
さらに、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブ
チル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アク
リル醜ラウリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸イソプロピ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタ
クリル酸オクチル、メタクリル酸ラウリル等のアクリル
酸又はメタクリル酸のCINIjアルキルエステル、N
、N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N
、N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等;
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、(メ
タ)アクリロニトリルAJ:も他の共重合モノマーとし
て使用できる。
本発明のトップコートで用いる含フッ素重合体はフルオ
ロオレフィン、水酸基含有モノマーおよびカルボキシル
基含有モノマーを必須成分としており、フルオロオレフ
ィンは該重合体中のフッ素原子含有率が1〜40重量%
、好ましくは20〜32重量%の範囲内に包含されるよ
うに使用し、水酸基含有モノマーは該重合体の水酸基価
が20〜150、好ましくは30〜120の範囲内に含
まれるように併用することである。フッ素原子含有率が
1重量%より少なくなると耐候性を向上させることが困
難であり、一方40重量%より多くなると、該重合体自
体の貯蔵安定性が低下するので好ましくない、また、水
酸基価が20より小さくなると架橋剤との硬化性が不十
分となり、物理的、化学的性能が低下し、一方150よ
り大きくなると該重合体の溶解性、塗装作業性、塗膜性
能などが低下する。
また、カルボキシル基含有モノマーは該重合体の酸価に
基いて、2〜15、好ましくは3〜13の範囲内であっ
て、酸価が2より小さくなると架橋剤との硬化反応が低
下し、15より大きくなるとトップコートの貯蔵安定性
、塗膜の耐候性などが劣化するので好ましくない。
さらに、含フッ素重合体の重量平均分子量は3000〜
20000未満、特に6000〜150.00の範囲内
が好ましく、3000より小さくなるとベースコートへ
塗り重ねに際してもどリムラが生じて、硬化塗膜の仕上
がり外観が著しく低下し、一方、20000以上になる
と硬化塗膜の光沢、肉持感などが劣るので、分子量が上
記範囲外になると塗膜外観が非常に重要視される用途、
例えば自動車外板部などには適用することは困難である
。即ち、分子量が20000以上になると分子のからみ
合いの程度が大きくなるため、溶液粘度が増大する。こ
の粘度をスプレー塗装に適したレベルに下げるために、
該含フッ素共重合体を良好に溶解するが、ベースコート
への塗り重ね性には、マイナスに(動く溶剤をより多く
使用しなければならなくなる。その結果、最終的に塗膜
の外観、とくにベースコートとのモドリムラ、表面光沢
値、鮮映性が低下する。
架橋剤は、含フッ素重合体を架橋硬化させるためのもの
であって、具体的には、メチロール化もしくはアルキル
(炭素数1〜5から選ばれた1種以上)エーテル化され
たメラミン樹脂、尿素樹脂などのアミン樹脂;ヘキサメ
チレンジイソシアネート、インホロンジイソシアネート
、キシリレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネ
ート、リジンジイソシアネートなどのポリイソシアネー
トおよびこれらと多価アルコールとを付加させてなる1
分子中に′M#のイソシアネートxを2個以上有するポ
リイソシアネート化合物:これらのポリイソシアネート
化合物を水酸基含有化合物などでブロックしてなるブロ
ックポリイソシアネート化合物二などがあげられる。
これらの架橋剤の含フッ素重合体への架橋反応性は、ア
ミン樹脂およびブロックポリイソシアネート化合物は常
温で進行せず、100℃以上に加熱する必要があるが、
ポリイソシアネート化合物は100℃以下の温度で架橋
反応するので高温に加熱する必要はない。
含フッ素重合体と架橋剤との構成比率は、該重合体中の
水酸基と架橋剤中の官能基とが等モルであることが最も
好ましく、具体的には該重合体100重量部あたり、1
0〜80重量部が適している。
含フッ素重合体および架橋剤は有機溶剤との溶ケ 解性にすぐれており、例えば、炭化水素系、・トン系、
エステル系、アルコール系などの通常の塗料用有機溶剤
を使用することができる。
また、トップコートには、着色顔料や前記メタリフ顔料
を、ベースコートのメタリック感を損なわない程度に配
合することができる。
ベースコートおよび(または)トップコートに紫外線吸
収剤および光安定剤を添加してもよい。
本発明における上記トップコート塗膜は、フッ素含有重
合体を主成分としているため耐候性が顕著にすぐれてい
るので、太陽光中の紫外線はこのような透明トップコー
ト塗膜を透過し、ベースコートを劣化させることがある
。したがって、゛ベースコートおよび(または)トップ
コートに紫外線吸収剤、光安定剤を含有せしめると、該
トップコートのみならず、ベースコートの耐候性をも向
上させることになり、トップコートに該フッ素樹脂を使
用して、2CIBメタリツクコートの耐候性を向上させ
る目的を大幅に補うものである。
本発明で用いる紫外線吸収剤は紫外線エネルギーを吸収
し、かつベースコート用樹脂およびトップコート用フッ
素含有重合体と相溶するかまたは均一に分散することが
でき、かつ塗料の焼付は温度で簡単に分解して効力を失
わないものであれば、いずれのものでも良く、たとえば
、ベンゾフェノン、2・4−ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、2−2′・4−4′−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、
2・2′−ジヒドロキシ−4−4’−ジメトキシベンゾ
フェノン、2・2′−ジヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−ドブシロキシベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルフォペ
ンゾフェノン、5−クロロ−2−ヒドロキシベンゾフェ
ノン、2・2′−ジヒドロキシ−4・4′−ジメトキシ
−5−スルフォベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
メトキシ−2−カルボキシベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−(2−ヒドロキシ−3−メチルアクリロキシ
)プロポキシベンゾフェノン;2−(2’−ヒドロキシ
−5′−メチル−フェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−3′・5′−ジターシャリーープ
チルーフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−3′−ターシャリーープチルー5′−メチル
−フェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2−ヒドロキ
シ−3,5−ジターシャリ−ブチルフェニル]ベンゾト
リアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3′・5′−ジ
ターシャリーープチルーフェニル)−5−クロロベンゾ
トリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3′・5′−
ジターシャリーーイソアミル・フェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(ヒドロキシ−5−ターシャリーープチル
ーフェニル)ベンゾトリアゾール;フェニルサリシレー
ト、4−ターシャリーープチルーフェニルサリシレート
、パラーオクチルーフェニルサリシレート;エチル−2
−シアノ−3・3′−ジフェニルアクリレート、2−エ
チルへキシル−2−シアノ−3・3′−ジフェニル−ア
クリレート;ヒドロキシ−5−メトキシ−アセトフェノ
ン、2−ヒドロキシ−ナフトフェノン、2−エトキシエ
チル−パラ−メトキシシンナメート、ニッケルービスオ
クチルフェニルスルフィド、 [202′−チオビス(
4−t−オクチルフェノラド)] −]n−ブチルアミ
ンーニッケルエタンジアミド・N−(2−エトキシフェ
ニル)−N’−(4−インドデシルフェニル)などがあ
り、これらのうち一種のみをベースコートまたはベース
コートおよびトップコートの両者に配合してもよいし、
二種以上を同時に配合してもよい。
また、光安定剤は紫外線吸収剤と併用することにより、
ベースコートおよびトップコートの#候性なさらに向上
させ、具体的には、ベースコート用樹脂およびトップコ
ート用フッ素含有重合体と相溶するかまたは樹脂内に均
一に分散することができ、かつ、塗料の焼付は温度で簡
単に分解して効力を失わないものであればいずれでもよ
く、たとえば、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2゜2.6.
6−ベンタメチルー4−ピペリジル)セパケート、2−
 (3,5−ジターシャリ−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)−2−nブチルマロン酸ビス(1,2,2,6
−ベンタメチルー4−ピペリジル)、テトラキス(z、
2,6.s−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2
,3゜4−ブタンテトラカルボキシレート、テトラキス
(1,2,2,6,6−ベンタメチルー4−ピペリジル
)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレートな
どがあり、これらのうち一種のみを紫外線吸収剤と併用
してもよいし、二種以上を併用してもよい。
紫外線吸収剤の配合量はベースコートまたはトップコー
トの樹脂固形分に対して0.1〜10重量%、好ましく
は1〜5重量%である。
光安定剤の配合量はベースコートまたはトップコートの
樹脂固形分に対して0.1〜10重量%、好ましくは1
〜5重量%である。
本発明におけるメタリック仕上げ方法は上記のベースコ
ートおよびトップコートを用いて従来と同様な方法で行
なわれる。すなわち、まず、溶液型または非水ディスパ
ージョン型のベースコートでは粘度を10〜30秒(フ
ォードカップ#4/20℃)に調整し、これを素材(m
板、アルミニウム板、プラスチックス板など)に直接ま
たはブライマー、さらには中塗り塗料を塗装した基材に
、硬化膜厚が10〜30μになるように塗装する。塗装
は例えばスプレー塗装、静電塗装などで行なう、つぎに
数分間常温下で放置後、該ベースコート塗膜を硬化させ
ずにもしくは硬化させてから、粘度を20〜40秒(フ
ォードカップ#4/20℃)に調整したフッ素含有重合
体を配合したトップコートをスプレー塗装、静電塗装な
どにより硬化膜厚が20〜50用になるように塗装する
。つぎに数分間常温で放置したのち80℃〜160℃で
10〜30分間加熱してベースコートとトップコートの
両塗膜もしくはトップコート塗膜を硬化せしめて、本発
明の目的とするメタリック仕上げが得られる。水溶性樹
脂および/または水エマルジヨン樹脂を主成分とした水
性塗料のベースコートの場合には、まずベースコートを
水または希釈用溶剤(水と有機溶剤との混合物も含む)
で粘度を20〜60秒(フォードカップ#4/20℃)
に調整し、−り記と同様に硬化膜厚が10〜30.にな
るように塗装する。つぎに数分間常温下で放置後、粘度
20〜40秒(フォードカップ#4720℃)に調整し
たトップコートを上記と同様にして硬化膜厚が20〜5
0痔になるように塗装する。つぎに数分間常温で放置し
たのち130℃〜170℃で10〜30分間加熱してベ
ースコートとトップコートを同時に硬化せしめて、本発
明の目的とするメタリック仕上げが得られる。水性塗料
の場合、ワキの発生を防ぐためにベースコートをあらか
じめ必要とする焼付温度より低い温度で加熱して、水分
の多くを揮散せしめたのちトップコートを塗装してもよ
い。
次に、本発明に関する実施例および比較例について説明
する。なお、部および%は、原則としていずれも重量に
もとずいている。
1、ベースコートの製造例 (B−1): スチレン15%、メチルメタクリレート15%、ブチル
メタクリレート40%、2−エチルへキシルアクリレー
ト13%、ヒドロキシエチルメタクリレート15%およ
びアクリル酸2%を重合開始剤アゾビスイソブチロニト
リルを用いてキシロール中で共重合せしめて加熱残分5
0%、溶液酸価8.0、溶液粘度Y(ガードナー、25
℃)のアクリル樹脂AC−1を得た。
この50%アクリル樹脂溶液AC−1を用いて下記配合
で溶液型ベースコー)(B−1)を作成した。
50%AC−1160部 50%アミン樹脂(注1)       40部アルミ
ペーストA(注2)       12部有機系黄色顔
料(注3)     0 、01部カーボンブラック(
注4)     0 、005部10%紫外線吸収剤溶
液−A(注5)  10部20%光安定剤溶液−A(注
6)5部 (注1)三井東圧化学製 コーバン20SE(n−ブタ
ノール変性メラミン樹脂) (注2)東洋アルミニウム株製商品名アルミペースト5
5−519 (注3) チバガイギー掃製商品名イルガジンエロー3
RCTN (注4)コロンビアカーボン■製部品名Ne。
5pectra Beads AG (注5)チバガイギー鞠製チヌビン900をキジロール
に溶解した。
(注6)三共■製すノールLS292のキジロール溶液 ついで、このベースコートをドルオール40部、エタノ
ール#1000 (丸善石油■製、商品名)30部、酢
酸ブチル30部からなる混合液剤で粘度14秒(フォー
ドカップ$4720℃)に調整した。
(B−2): 分散安定剤としてポリ−12−ヒドロキシステアリン酸
と、メタクリル酸共重合体とのグラフト体210部を用
い、ビニル単量体(スチレン30%、メチルメタクリレ
ート30%、2−エチルへキシルアクリレート23%、
ヒドロキシエチルアクリレート15%、アクリル酸2%
からなる混合物)100部をn−へブタン中で通常の方
法でディスパージョン重合させ非水ディスパージョン樹
脂AC−2を作成した。AC−2の加熱残分は50%デ
ィスパージョン化度は20%であった。
この非水ディスパージョン樹脂AC−2を用いて下記配
合で紫外線吸収剤を含んだ非水ディスパージョン型ベー
スコー)(B−2)を作成した。
50%非水ディスパージョンAC−2160部60%メ
ラミンホルムアルデヒド樹脂(注1)33.3部アルミ
ペースト−A(注2)      12部有機系黄色顔
料(注3)       0 、01部カーボンブラッ
ク(注4)     0 、005部10%紫外線吸収
剤溶液−A(注5)  50部20%光安定剤溶液−八
(注6)5部 ついで、このベースコートを脂肪族炭化水素溶剤(口面
化学■、商品名ナフチゾール#150)30部、セロソ
ルブアセテ−)60部、カルピトールアセテート10部
からなる混合溶剤で、粘度14秒(フォードカップ#4
/20℃)に調整した。
(B−3): 反応容器に、ブチルセロソルブ50部を仕込み100℃
に加熱させ、これにスチレン20部、n−7’チルメタ
クリレ一ト60部、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト15部、アクリル酸5部及びアゾビスイソブチロニト
リル2部からなる混合物を1時間で滴下する。さらに1
20℃で3時間反応させて固形分66%、酸価39及び
数平均分子量12.000のアクリル樹脂を得た。得ら
れたアクリル樹脂にジメチルアミンエタノール6.2部
を加えて中和し、脱イオン水で希釈して50%アクリル
樹脂水溶液AC−3を得た。
この水溶液アクリル樹脂AC−3を用いて下記配合で水
溶性ベースコー)CB−3)を作成した。
50%AC−3140部 97%水溶性メラミン樹脂(注7)30.9部アルミペ
ースト (注2)        12部有機系黄色顔
料(注3)       0 、01部カーボンブラッ
ク(注4)     0 、005部(注7)三井東圧
株製「サイメル303」2、トップコートの製造例 第1表 (注8)特開昭57−34107号公報の記載されてい
る方法にもとすいて製造した。
(注8)日本ポリウレタン社製「コロネートHJ (T−5) スチレン15%、ブチルメタクリレート42%、2−エ
チルへキシルメタクリレート23%、ヒドロキシエチル
メタクリレート18%、アクリル酸2%を重合開始剤ア
ゾビスイソブチロニトリルを用いてレキロール中で共重
合せしめ、加熱残分50%、溶液酸価9.0.溶液粘度
H(ガードナー、25℃)のアクリル樹脂AC−4を得
た。
このアクリル樹脂溶液AC−4を用いて溶液型トップコ
ート(T−5)を作成した。
50%AC−4140部 60%メラミンホルムアルデ七ド樹脂(注10)   
  50部10%紫外線吸収剤溶液−A(注5)  1
0部20%光安定剤溶液−A(注6)5部 (注10)日立化成■製部品名メラン#28(ブタノー
ル変性メラミン樹@) 3、実施例および比較例 脱脂およびリン酸塩化成処理を行った軟鋼板に自動車用
カチオン電着ブライマーおよび中塗サーフェーサーを塗
装した塗板を用意した。その上に、前述のベースコート
を塗装しく硬化塗膜に基いて15JLの膜厚)、ウェッ
トオンウェットで前述のトップコートを塗装しく硬化塗
膜に基いて30ルの膜厚)、140℃で30分加熱して
焼付硬化した。
これらのベースコートならびにトップコートの塗装工程
および得られた塗膜の性能試験結果を第2表に示した。
第2表における性能試験方法は次のとおりである。
験器 (2)水の接触角 注射器で純水を塗面に乗せ、顕微鏡で接触角を測定(2
0℃)。
(3)鉛筆硬度 鉛筆引かき値試験用鉛筆(三菱ユニ) (4)#ガソリン性 ・・・・・・ガソリンに浸漬(室温で24時間)目視に
て外観判定。
(5)QUV促進ばくろ試験 Q Pane1社製促進耐候性試験器 試験条件 紫外線照射 16時間760℃ 水 凝 集  8時間150℃ を1サイクルとして、3500時間(145サイクル)
試験した後の塗膜について、下記■〜■の試験を行なっ
た。
■ 鮮映性 PGD鮮映性試験器 ■ 水の接触角 前記の通り ■ 付着性 クロスカットルセロテープはぐり試験 0:良好、×:塗膜ばくりか少し認められる ■ 塗面状態 目視観察による

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. メタリック顔料含有ベースコートを塗装し、次いで該塗
    面に透明性トップコートを塗装するメタリック仕上げ方
    法において、該トップコートが、フルオロオレフィンを
    含み、しかも水酸基およびカルボキシル基を有し、重量
    平均分子量が3000〜20000未満、フッ素原子含
    有率が1〜40重量%である含フッ素重合体と架橋剤と
    を主成分とする室温で有機溶剤可溶な組成物であること
    を特徴とするメタリック仕上げ方法。
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