JPS6358636B2 - - Google Patents

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JPS6358636B2
JPS6358636B2 JP59205259A JP20525984A JPS6358636B2 JP S6358636 B2 JPS6358636 B2 JP S6358636B2 JP 59205259 A JP59205259 A JP 59205259A JP 20525984 A JP20525984 A JP 20525984A JP S6358636 B2 JPS6358636 B2 JP S6358636B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車部品等の被加工物を加工した
後に、該被加工物に付着した切粉、切削油等の付
着物を洗浄除去するための洗浄装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、自動車部品たとえばシリンダヘツドのよ
うにタツプ孔、ウオータジヤケツト孔等の穿孔を
有する被洗浄物を洗浄する場合、洗浄機本体に設
けられた洗浄室の所定位置に被洗浄物を載置し位
置決め・固定し、洗浄室に固着したノズルチヤン
バーに多数のノズルを装置し、被洗浄物の表面を
洗浄する工程と、洗浄室に固着したノズルチヤン
バーにタツプ孔等に対向してノズルを装置し、被
洗浄物のタツプ孔等を洗浄する工程と、洗浄室の
装着したクランプノズルによりウオータジヤケツ
ト孔等の貫通孔をクランプし、該ウオータジヤケ
ツト孔等の貫通孔を洗浄する工程と、洗浄後に前
記被洗浄物をエアーブロー室へ移動させて位置決
め・固定し、該エアーブロー室に固着されたノズ
ルチヤンバーに多数のノズルを装着し、該ノズル
より圧縮空気を噴出して洗浄後の被洗浄物を乾燥
する工程とより概略構成された、いわゆるトンネ
ル型洗浄機が使用されている。このような従来の
トンネル型洗浄機においては、同一種類の被洗浄
物を大量に洗浄する場合には、生産性の高い良好
な洗浄効果を得ることができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記トンネル型洗浄機において
種類の異なる被洗浄物を洗浄する場合は、被洗浄
物の種類が変更するたびに、洗浄室の前記ノズル
チヤンバーおよびクランプノズルを、被洗浄物の
種類に適合したノズルチヤンバーおよびクランプ
ノズルと取り替えなければならず、この取替作業
に多くの手間と時間を要している。特に小量の被
洗浄物を洗浄するにあたつては取替作業を頻繁に
行わなければならず、生産性が大幅に低下するば
かりかコスト高となる。また、被洗浄物の種類に
合わせてノズルチヤンバーおよびクランプノズル
等を用意する必要があり、その管理が面倒になる
とともに管理費も高くなる。
他方、従来のトンネル型洗浄機においては、洗
浄室の適所にノズルチヤンバーを配設し、該ノズ
ルチヤンバーに多くのノズルを装着しているた
め、洗浄室内が複雑化するのみならず、該多くの
ノズルが目詰りを起こしやすく、メーンテナンス
作業が煩雑でメーンテナンスに多くのコストがか
かる。
本発明の目的は、上記した諸問題を解消し、た
とえ中量・小量の種類の異なる被洗浄物であつて
も、効果的に容易に洗浄することができる洗浄装
置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) このため本発明の技術的な手段は、反転部を有
し洗浄装置本体に移動自在に配設され、被洗浄物
を載置する洗浄台車と、洗浄装置本体に左右前後
で対を成して配置固定された被洗浄物に洗浄液噴
出用の第1の洗浄ノズルを有し、洗浄台車を往復
動させながら被洗浄物の左右面と上下面を洗浄す
る第1の洗浄ユニツトと、洗浄装置本体に前後で
対を成して配置されかつ上下動自在に装着された
洗浄液噴出用の第2の洗浄ノズルと、該洗浄ノズ
ルを上下動させる昇降手段とを有し、洗浄台車を
停止させたまま第2の洗浄ノズルを上下動させな
がら被洗浄物の前後面を洗浄する第2の洗浄ユニ
ツトと、洗浄装置本体に固着された洗浄チヤンバ
ーと、該洗浄チヤンバーに設けられ被洗浄物の洗
浄液を噴出する複数の洗浄液噴出口とを有し、洗
浄台車の反転部を反転させて被洗浄物を洗浄チヤ
ンバーに密着させ被洗浄物によつて閉塞されない
洗浄液噴出口で被洗浄物の穿孔を洗浄する第3の
洗浄ユニツトと、洗浄台車の反転部に連結され該
反転部を反転させる反転手段と、洗浄台車を所定
の工程間移動させる駆動手段とを備えたことを特
徴とするものであり、このように構成することに
より、被洗浄物の形状、寸法などの種類に関係な
く該被洗浄物を確実に洗浄できる。したがつて、
種類の異なる被洗浄物を洗浄する場合であつて
も、特別な段取作業を必要とすることなく容易に
洗浄でき、特に中量・小量の被洗浄物を洗浄する
場合、生産性向上に大いに寄与するものとなる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を第1図ないし第7図
について説明すると、1は洗浄装置本体、2,
2′は該洗浄装置本体1に配設された一対のレー
ルで、一対のレール2,2′は、洗浄装置本体1
に固着したブラケツト3,3,…および3′,
3′,…により固定・支持されている。一対のレ
ール2,2′上には洗浄台車4が移動自在に設け
られ、洗浄台車4の基台5の一側端部の上部には
ベアリング6,6′が固着されている。ベアリン
グ6,6′には、連結シヤフト7が回転自在に嵌
合し、連結シヤフト7の一端にはコ字状の連結部
7′が形成されている。連結シヤフト7には連結
部9,9′にて反転板8の一側端部が固着され、
連結シヤフト7が回転すると、反転板8は第6図
におけるAA′方向に反転するようになつている。
10は反転板8のA方向への反転を抑制するた
めのストツパで、ストツパ10は、基台5の他側
上部の適所に高さ調整自在に装着されている。反
転板8の上部には一対のガイドレール11,1
1′が固着され、一対のガイドレール11,1
1′にはガイドローラ12,12,…および1
2′,12′,…がそれぞれ対向して装着されてい
る。13,13′は被洗浄物Wを押えるための押
え部材で、押え部材13,13′は、反転板8に
固着したブラケツト14,14′により支持され
ている。一対のレール2,2′にはそれぞれロー
ラ15,15′および16,16′が係合し、該ロ
ーラ15,15′および16,16′は、基台5に
固着したブラケツト17,17および18,1
8′にそれぞれ装着されている。したがつて、洗
浄台車4は一対のレール2,2′上を第1図中
BB′方向へ移動自在に配設されている。
19,19′および20,20′は、一対のレー
ル2,2′と係合して洗浄台車4の浮き上りを防
止するためのローラで、ローラ19,19′およ
び20,20′は、ブラケツト17,17′および
18,18′に一対のレール2,2′を挟んで、ロ
ーラ15,15′および16,16′と対向する位
置に装着されている。一対ガイドレール11,1
1′の被洗浄物Wの搬入側には、戻り止め部材2
1,21′が回転自在に装着されている。22は
洗浄台車4の中央に設けられた被洗浄物Wの下面
を洗浄するための洗浄口、23は洗浄台車4の基
台5の適所に固着された連結具、24は被洗浄物
Wを載置・運搬するためのパレツト、25,2
5′は洗浄装置本体1の被洗浄物Wの搬入側に固
着された一対のガイドレールで、一対のガイドレ
ール25,25′には、ガイドローラ26,26
および26′,26′がそれぞれ対向して装着され
ている。27,27′は洗浄装置本体1の被洗浄
物Wの搬出側に固着された一対のガイドレール
で、一対のガイドレール27,27′には、ガイ
ドローラ28,28,…および28′,28′,…
がそれぞれ対向して装着されている。
29,30,31,32は第1の洗浄ユニツト
の第1の洗浄ノズルであるリツトノズルで、スリ
ツトノズル29,30,31,32はそれぞれ洗
浄装置本体1に固着されている。スリツトノズル
29,30は被洗浄物Wの左右側面を、またスリ
ツトノズル31,32は被洗浄物Wの上下面をそ
れぞれ洗浄するものである。これらのスリツトノ
ズル29,30,31,32はすべて同一の構造
であり、スリツトノズル29について述べると、
スリツトノズル29は第7図に示すように、洗浄
液が通る管状基台33と、該管状基台33の噴出
孔を形成する一対のノズルプレート34,35と
から概略構成されている。36,36,…はスリ
ツトノズル29,30,31,32へ洗浄液を供
給するための配管である。37,38は第2の洗
浄ユニツトの第2の洗浄ノズルであるスリツトノ
ズルで、スリツトノズル37,38は配管40,
40を介して洗浄チヤンバー39に連結されてい
る。
41は洗浄装置本体1の上部に固着したブラケ
ツト42に設けられ昇降装置としてのシリンダ
で、シリンダ41のピストンロツド41aは洗浄
チヤンバー39に連結されている。洗浄チヤンバ
ー39にはガイドバー43,44の一端がそれぞ
れ連結されている。ガイドバー43,44は、洗
浄装置本体1の上部に固着したガイドホルダー4
5,46に摺動自在に嵌合している。したがつ
て、シリンダ41のピストンロツド41aが伸縮
することにより、スリツトノズル37,38は第
1図中CC′方向へ上下動するようになつている。
47は第3の洗浄ユニツトの洗浄チヤンバー
で、洗浄チヤンバー47は、被洗浄物Wたとえば
シリンダヘツドのウオータジヤケツト孔の種類に
合せて、図示しない洗浄液噴出口が多数形成され
ている。後述の反転手段により洗浄台車4の反転
板8が反転し、被洗浄物Wが洗浄チヤンバー47
に密着した際、該被洗浄物Wによつて当該洗浄液
噴出口以外の洗浄液噴出口が閉塞されるようにな
つている。48は洗浄チヤンバー47の下部に固
着したホルダで、ホルダ48は軸50と嵌合し、
この軸50は、洗浄装置本体1に固着したブラケ
ツト49に固設されている。51は洗浄チヤンバ
ー47の上部に装着された管継手で、管継手51
には図示しない洗浄配管が接続されている。
ここで、反転手段について説明すると、52は
洗浄装置本体1に固着されたフレームで、フレー
ム52にはベアリング53が固着されている。ベ
アリング53には連結シヤフト54が回転自在に
嵌合している。連結シヤフト54の先端の連結部
54′は、前記連結シヤフト7のコ字状連結部
7′と嵌合可能に配されている。連結シヤフト5
4の後端部にはアーム55が固着されている。前
記フレーム52に固着したブラケツト57には、
シリンダ56が第5図中DD′方向へ回転自在に支
持されている。シリンダ56のピストンロツド5
6aにはナツクル58が装着され、ナツクル58
はヒンジピン59によりアーム55に回転自在に
連結されている。したがつて、シリンダ56のピ
ストンロツド56aが伸縮することにより、洗浄
台車4の反転板6は第6図においてAA′方向へ反
転するようになつている。60はナツクル58と
当接して洗浄台車4の反転板8のA′方向への反
転を抑制するためのストツパで、ストツパ60は
フレーム52に高さ調整可能に装着されている。
次に、第1の乾燥ユニツトについて説明する。
第1の乾燥ユニツトの構成は第1の洗浄ユニツト
とほぼ同じである。すなわち、61,62,6
3,64は洗浄装置本体1に固着されたスリツト
ノズル(第1の乾燥ノズル)で、スリツトノズル
61,62,63,64への圧縮空気の供給は、
配管65を介して行われるようになつている。
第2の乾燥ユニツトについて説明すると、第2
の乾燥ユニツトの構成は、第2の洗浄ユニツトの
それとほぼ同じである。すなわち、66,67は
第2の乾燥ユニツトの第2の乾燥ノズルであるス
リツトノズルで、スリツトノズル66,67は配
管69,69を介してエアチヤンバ68に連結さ
れている。エアチヤンバ68にはシリンダ70の
ピストンロツド70aが連結され、シリンダ70
は、洗浄装置本体1の上部に固着したブラケツト
71に固着されている。エアチヤンバ68にはガ
イドバー72,73の一端が連結され、ガイドバ
ー72,73は、洗浄装置本体1の上部に固着し
たガイドホルダ74,75に摺動自在に嵌合して
いる。したがつて、シリンダ70のピストンロツ
ド70aが伸縮することにより、スリツトノズル
66,67は第1図中CC′方向へ上下動するよう
になつている。
洗浄台車4の駆動手段について説明すると、7
6は洗浄装置本体1に固着された駆動モータで、
駆動モータ76の駆動軸にはスプロケツト77が
装着されている。洗浄装置本体1に固着したベア
リング79,80,81には、シヤフト78が回
転自在に支持されている。シヤフト78の一端部
にはスプロケツト82が固着され、スプロケツト
82は、駆動モータ76に装着したスプロケツト
77と対応する位置に配設されている。83は洗
浄台車4のほぼ移動中心線上(一対のレール2,
2のほぼ中央位置)に配設されたスプロケツト
で、このスプロケツト83はシヤフト78に固着
されている。
洗浄装置本体1に固着したベアリング85,8
6には、シヤフト84が回転自在に支持され、該
シヤフト84は、洗浄台車4の原位置側にてシヤ
フト78と平行に配設されている。シヤフト84
にはスプロケツト87が固着され、スプロケツト
87は前記スプロケツト83と対応する位置に配
設されている。前記スプロケツト77と82とは
チエーン88によつて連結され、前記スプロケツ
ト83と87とはチエーン89によつて連結され
ている。チエーン89は、洗浄台車4の基台5に
固着した連結具23と接続されている。したがつ
て、駆動モータ76が反転・逆転するに伴つて洗
浄台車4は一対のレール2,2′上を第1図中
BB′方向へ移動するようになつている。
90,90,…はチエーンガイドで、チエーン
ガイド90,90,…は、洗浄装置本体1に固着
したブラケツト91,91,…に支持されてい
る。92,92,…はガイドプレートで、ガイド
プレート92,92,…は、前記ブラケツト3′,
3′,…に固着したブラケツト96,96,…に
支持されている。洗浄装置本体1の上部に固着し
たブラケツト94には、シリンダ93が支持さ
れ、シリンダ93のピストンロツド93aはドア
ー95に連結されている。したがつて、シリンダ
93のピストンロツド93aが伸縮することによ
り、ドアー95はCC′方向へ開閉するようになつ
ている。
次に、作用について説明する。なお、洗浄装置
本体1は第1図ないし第3図に示す状態、すなわ
ち、すべての装置は原位置に復帰した状態にある
ものとする。
先ず、被洗浄物Wはパレツト24上に位置決め
され、前工程より送られ一対のガイドレール2
5,25′を通つて、洗浄台車4上に載置される。
被洗浄物Wが洗浄台車4へ進入する際、パレツト
24はガイドレール11,11′に装着された戻
り止め部材21,21′を押下げて進入し、洗浄
台車4の搬出側にて洗浄装置本体1に出没自在に
装着したストツパ(図示せず)と当接して停止す
る。パレツト24が該ストツパに当接すると同時
に、パレツト24は戻り止め部材21,21を通
過し、戻り止ぐ部材21,21′が上昇してパレ
ツト24を後方から支持する。したがつて、被洗
浄物Wは、前記ストツパ(図示せず)と戻り止め
部材21,21′と押え部材13,13′とにより
支持され、洗浄台車4に載置される。
被洗浄物Wが洗浄台車4に載置されると、駆動
モータ76が作動し、洗浄台車4は一対のレール
2,2′上を第1図B′方向へ移動する。このと
き、パレツト24と当接している前記ストツパ
(図示せず)は洗浄装置本体1に装着されている
ので、パレツト24の一側の支持は解除され、今
度はガイドプレート92,92,…がパレツト2
4と接触し、その一側を支持する。したがつて、
洗浄台車4が移動して原位置から離れているとき
は、被洗浄物Wはガイドプレート92,92,…
と押え部材13,13′と戻り止め部材21,2
1′とにより支持されることになる。
洗浄台車4がB′方向へ移動し洗浄室内に入る
と、シリンダ93が作動し、シリンダ93のピス
トンロツド93aが伸長することにより、ドアー
95は下降し閉じる。洗浄台車4が第1図中E′地
点に達すると、駆動モータ76が逆転し、洗浄台
車4はE方向へ後退する。洗浄台車4がE点まで
達すると駆動モータ76が正転し、洗浄台車4は
B′方向へ移動する。このようにして、洗浄台車
4はEE′間を数回往復動し、この往復動中にスリ
ツトノズル29,30,31,32より洗浄液を
噴出して、被洗浄物Wの左右側面および上下面の
洗浄が行われる(第1の洗浄ユニツトにおける洗
浄工程)。
被洗浄物Wの左右側面および上下面の洗浄が終
了すると、第1図に仮想線で示すように洗浄台車
4は再びB′方向へ移動し、洗浄台車4の連結シ
ヤフト7のコ字状連結部7′が連結シヤフト54
の連結部54′と連結し、洗浄台車4はスリツト
ノズル37と38とのほぼ中間位置にて停止す
る。洗浄台車4が停止すると、シリンダ41が作
動し、シリンダ41のピストンロツド41aが伸
縮動することにより、スリツトノズル37,38
は上下動し、該スリツトノズル37,38より洗
浄液を噴出して、該洗浄物Wの前後面の洗浄が行
われる(第2の洗浄ユニツトにおける洗浄工程)。
被洗浄物Wの前後面の洗浄が終了すると、今度
はシリンダ56が作動し、シリンダ56のピスト
ンロツド56aはナツクル58がストツパ60と
当接するところまで伸長する。シリンダ56のピ
ストンロツド56aが伸長すると、洗浄台車4の
連結シヤフト7のコ字状連結部7′と連結シヤフ
ト54の連結部54′とが互に連結しているので、
第6図に示すように、洗浄台車4の反転板8は
A′方向へ反転し、該洗浄物Wが洗浄チヤンバ4
7に密着する。被洗浄物Wが洗浄チヤンバ47に
密着すると、被洗浄物Wに設けられている穿孔、
たとえばシリンダヘツドのウオータジヤケツト孔
と、洗浄チヤンバ47に設けられている洗浄液噴
出口とが適合し、被洗浄物Wは他の被洗浄物用と
して設けられた洗浄液噴出口を塞ぎ、当該洗浄液
噴出口より洗浄液を被洗浄物Wの穿孔内へ噴出し
て、被洗浄物Wの穿孔の洗浄を行う(第3の洗浄
ユニツトにおける洗浄工程)。
被洗浄物Wの穿孔の洗浄が終了すると、シリン
ダ56のピストンロツド56aが短縮し、反転板
8はA方向へ反転し原位置に復帰する。反転板8
が原位置に復帰すると、駆動モータ76が作動
し、洗浄台車4はB方向へ移動し、洗浄台車4が
F地点まで移動すると、FF′間を数回往復動し、
今度はスリツトノズル61,62,63,64か
ら圧縮空気を噴出して、洗浄後の被洗浄物Wの左
右側面および上下面の乾燥を行う(第1の乾燥ユ
ニツトにおける乾燥工程)。
被洗浄物Wの左右側面および上下面の乾燥が終
了すると、洗浄台車4は再びB方向へ移動し、ス
リツトノズル66と67とのほぼ中間位置にて停
止する。洗浄台車4が停止すると、シリンダ70
が作動し、シリンダ70のピストンロツド70a
が伸縮動することにより、スリツトノズル66,
67は圧縮空気を噴出しながら上下動し、被洗浄
物Wの前後面の乾燥を行う(第2の乾燥ユニツト
における乾燥工程)。
被洗浄物Wの前後面の乾燥が終了すると、シリ
ンダ93が作動し、シリンダ93のピストンロツ
ド93aが短縮することによつて、ドアー95は
上昇し開く。ドアー95が開くと、洗浄台車4は
B方向へ移動して原位置に復帰する。洗浄台車4
が原位置に復帰すると、図示しないストツパが後
退し、被洗浄物Wは一対のガイドレール27,2
7′を通つて次工程へ搬出される。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、被洗浄物
の寸法・形状と無関係に種類の異なる被洗浄物を
常時洗浄できるので、洗浄を行うとき被洗浄物の
種類が変更されても、段取替えを行う必要がな
く、とりわけ中量・小量の種類の異なる被洗浄物
を洗浄する場合、従来に比し生産性が大幅に向上
する。また、従来のように被洗浄物の種類に合わ
せて多種類のノズルチヤンバーを用意しなくても
よいので、管理が容易になるとともに管理コスト
も低減する。加えて、本発明によれば、被洗浄物
または洗浄ノズルのどちらか一方を揺動しながら
洗浄するようにしたので洗浄効果を一層向上させ
ることができると共に洗浄ノズルの数を最小にす
ることができるようになり、さらに、洗浄室内が
簡素化し、製作コストが低減し、またノズルの目
詰りが生じ難いため、メーテナンスが容易にな
り、維持費が低減する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を示す
もので、第1図はその側面図、第2図はその正面
図、第3図はその平面図、第4図は第1図のG矢
視図、第5図は第1図のH矢視図、第9図は第1
図のI矢視図、そして第7図は第1図のJJ′断面
図である。 1……洗浄装置本体、4……洗浄台車、8……
反転板、29,30,31,32……スリツトノ
ズル(第1の洗浄ノズル)、37,38……スリ
ツトノズル(第2の洗浄ノズル)、47……洗浄
チヤンバー、61,62,63,64……スリツ
トノズル(第1の乾燥ノズル)、66,67……
スリツトノズル(第2の乾燥ノズル)、76……
駆動モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 反転部を有し洗浄装置本体に移動自在に配設
    され、被洗浄物を搭載して所定の工程間を移動す
    る洗浄台車と、 前記洗浄台車を所定の工程間移動させる駆動手
    段と、 前記洗浄装置本体に設けられ前記洗浄台車の反
    転部と連結して該反転部を反転させる反転手段
    と、 前記洗浄装置本体に左右、前後で対を成して配
    置固定された洗浄液噴出用の第1の洗浄ノズルを
    有し、前記洗浄台車を往復動させながら前記被洗
    浄物の左右面と上下面を洗浄する第1の洗浄ユニ
    ツトと、 前記洗浄装置本体に前後で対を成して配置され
    かつ上下動自在に装着された洗浄液噴出用の第2
    の洗浄ノズルと、該洗浄ノズルを上下動させる昇
    降手段とを有し、前記洗浄台車を停止させかつ前
    記第2の洗浄ノズルを上下動させながら前記被洗
    浄物の前後面を洗浄する第2の洗浄ユニツトと、 前記洗浄装置本体に固着された洗浄チヤンバー
    と、該洗浄チヤンバーに設けられた洗浄液噴出用
    の複数の洗浄液噴出口とを有し、前記洗浄台車の
    反転部を反転させて前記被洗浄物を前記洗浄チヤ
    ンバーに密着させ、前記被洗浄物によつて閉塞さ
    れない洗浄液噴出口で被洗浄物の穿孔を洗浄する
    第3の洗浄ユニツトと、 を具備することを特徴とする洗浄装置。
JP20525984A 1984-09-29 1984-09-29 洗浄装置 Granted JPS6182876A (ja)

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JP20525984A JPS6182876A (ja) 1984-09-29 1984-09-29 洗浄装置

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JP20525984A JPS6182876A (ja) 1984-09-29 1984-09-29 洗浄装置

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JPS6182876A JPS6182876A (ja) 1986-04-26
JPS6358636B2 true JPS6358636B2 (ja) 1988-11-16

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ID=16504021

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JPS5939617A (ja) * 1982-08-26 1984-03-05 Naniwa Burasuto Kogyo Kk 被加工物収納籠の自動反転装置

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