JPS6351743B2 - - Google Patents

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JPS6351743B2
JPS6351743B2 JP56045362A JP4536281A JPS6351743B2 JP S6351743 B2 JPS6351743 B2 JP S6351743B2 JP 56045362 A JP56045362 A JP 56045362A JP 4536281 A JP4536281 A JP 4536281A JP S6351743 B2 JPS6351743 B2 JP S6351743B2
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tube
nip
pair
tube material
rolls
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JP56045362A
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JPS56150455A (en
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Betsukaa Rainhoruto
Keruberaa Haintsu
Reekunaa Rihyaruto
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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Publication date
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Publication of JPS56150455A publication Critical patent/JPS56150455A/ja
Publication of JPS6351743B2 publication Critical patent/JPS6351743B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C7/00Apparatus specially designed for applying liquid or other fluent material to the inside of hollow work
    • B05C7/04Apparatus specially designed for applying liquid or other fluent material to the inside of hollow work the liquid or other fluent material flowing or being moved through the work; the work being filled with liquid or other fluent material and emptied
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C13/00Sausage casings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D7/00Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials
    • B05D7/22Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials to internal surfaces, e.g. of tubes
    • B05D7/222Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials to internal surfaces, e.g. of tubes of pipes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D2201/00Polymeric substrate or laminate
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S118/00Coating apparatus
    • Y10S118/10Pipe and tube inside

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内面被覆を有するセルロースを基礎
とするチユーブ材料を製造する方法に関する。更
に、本発明は、チユーブ搬送方向に見て計量ニツ
プ15の前方に被覆液がチユーブ搬送方向と反対
方向に押戻されることを阻止するために配置され
かつ同時に被覆液をチユーブ搬送方向に運搬する
のに適当である1対のロール8、転向ロール9お
よび処理製品を巻取るためのストツクリール30
を有する搬送手段を備え、転向ロール9とストツ
クリール30との間で、チユーブ搬送方向に見て
計量ニツプ15の前方に、チユーブ材料を連続的
に漸次に平らにし、チユーブ材料のしわ形成を阻
止し、かつ計量ニツプ15中にしわが形成されな
いように導入する装置13、被覆液を内面上に有
するチユーブ材料をレイフラツト状態で通過させ
る、1対の水平ロール14によつて形成された計
量ニツプ15、次の真直ぐなトンネル乾燥機2
4、ならびにトンネル乾燥機の後方に配置された
1対のニツプロール29を有する装置を包含する
か、またはチユーブ搬送方向に見て計量ニツプ3
7の前方に被覆液がチユーブ搬送方向と反対方向
に押戻されることを阻止するために配置されかつ
同時に被覆液をチユーブ搬送方向に運搬するのに
適当である1対のロール8、転向ロール9および
処理製品を巻取るためのストツクリール30を有
する搬送手段を備え、転向ロール9とストツクリ
ール30との間で、被覆液を内面上に有するチユ
ーブ材料をレイフラツト状態で通過させる、1対
のエンドレスベルト31によつて形成された計量
ニツプ、次の真直ぐなトンネル乾燥機24、なら
びにトンネル乾燥機の後方に配置された1対のニ
ツプロール29を有する装置を包含する、内面被
覆を有するセルロースを基礎とするチユーブ材料
を製造する装置に関する。この公知技術水準は、
西ドイツ国特許出願公告第1492708号明細書から
公知である。
本発明方法により製造された処理製品は、包装
用ケーシング、殊に未調理のソーセージおよび調
理済みのソーセージのための合成ソーセージスキ
ンとして使用される。
英国特許第1201830号明細書には、水和セルロ
ースチユーブ材料を連続的に1対の垂直ニツプロ
ールのニツプに水平に通過させ、その後に偏向ロ
ールを用いて垂直方向に偏向させることにより、
水和セルロースからなるチユーブラケーシングを
水性プラスチツク分散液で内面被覆する方法が記
載されている。1対のニツプロールのニツプから
供給されるチユーブ空腔部分には、一定量の水性
プラスチツク分散液が被覆液として存在する。垂
直に進行するチユーブ材料は、被覆液の液面より
も上で上方向に向いたトンネル乾燥機中で熱に曝
露される。
西ドイツ国特許公開公報第2801038号の記載か
ら、プラスチツク又は緻密な繊維からなるチユー
ブ材料を連続的に1対の垂直ニツプロールのニツ
プに通過させ、その際インフレートチユーブ形の
チユーブ材料を下から上向きに傾斜した方向に1
対のロールに導き;チユーブ材料が1対のロール
の計量ニツプに入る前にまずインフレートチユー
ブの形で部分的に1対のロールの下方ロールの円
周に接し、計量ニツプからの供給後、インフレー
トチユーブの形で部分的に上方ロールに接するこ
とによりチユーブ材料を内面被覆する方法は、公
知である。このインフレートチユーブ材料は、1
対のロールの上方ロール面から引取つた後、下か
ら上向きに傾斜した方向に搬送される。
被覆液は、チユーブ搬送方向に見て1対のニツ
プロールの前方のチユーブ部分に存在する。
米国特許第2901358号明細書に記載された、反
応水溶液で水和セルロースチユーブ材料を内面被
覆する方法の場合には、被覆すべきチユーブ材料
をインフレートチユーブの形でまず水平に導き、
次に1対の水平ニツプロールの一方のロールの円
周上に部分的に巻付けてこの1対のニツプロール
のニツプに通過させ、その後に垂直に下から上方
向に連続的に導く。一定量の反応液は、1対のロ
ールのニツプよりも上にあるチユーブ空腔内に封
入されている。被覆されたチユーブ材料は、第1
の1対のニツプロールを通過し、その後に第2の
1対のニツプロールに到達するまでレイフラツト
状態のままであり、次に膨らんだ状態で乾燥さ
れ、この場合このチユーブ材料は、水平方向に乾
燥装置を通過する。
しかし、この第1の1対のニツプロールも第2
の1対のニツプロールも被覆液を計量するのには
不適当である。また、同じ方法の原理は、西ドイ
ツ国特許出願公告第1492708号明細書の記載から
公知である。この刊行物の記載によれば、被覆液
を有するチユーブ材料は、チユーブ湾曲部の形成
下に転向され、被覆液の液面よりも上で垂直にニ
ツプロールのニツプを通過し、かつ水平の乾燥通
路に到達するまでレイフラツト状態のままで維持
される。
この公知の方法ないしは装置は、殊に被膜の厚
さが比較的大きい場合にチユーブ内面上に得られ
る被覆が比較的不均一の厚さに形成されるという
欠点を示す。
水性プラスチツク分散液を用いて水和セルロー
スからなるチユーブ材料を内面被覆する公知方法
は、使用されるプラスチツク分散液の高い含水量
により水で著しく加湿されている水和セルロース
チユーブ材料がその後の乾燥で収縮による寸法の
好ましくない変化をもたらす傾向があるという欠
点を共通に有する。更に、比較的低い分散プラス
チツク含量を有する水性プラスチツク分散液を使
用する場合には、チユーブ内面上の分散液層がそ
の粘度に不可避の流動性により自由にこの内面に
流出するので、熱作用によりプラスチツクからな
る不均一なフイルム被覆がチユーブ内面上に得ら
れる。また、記載したフイルム被覆を形成させる
ために、熱の作用によつて除去されかつチユーブ
壁を通して拡散させることによつて外方向に搬出
されなければならない水量は、分散液のプラスチ
ツク成分量に比して大きいという欠点も有する。
従つて、前記公知方法は、エネルギー消費の点
で不利であり、さらにチユーブ内面上に不均一な
フイルム被覆を生じる。ニツプロールを使用する
場合には、大量の被覆液が留まつたままであり、
したがつて不十分な層厚が生じる。
以下、1対の水平ロールとは、共通の水平面が
ロールの平行軸を通過しうる1対のロールのこと
であり;水平ロールニツプとは、前記のように配
置された1対のロールの平行間隔を有するロール
が相互に面する外面によつて制限されているニツ
プのことである。
本発明の目的は、被覆形成可能な化学物質を含
有する水溶液を被覆液として用いて均一な厚さの
不断の被覆を水和セルロースチユーブ内面上に形
成させる方法を提案することであり、この方法
は、エネルギー消費の点で有利に実施することが
でき、被覆液を正確に計量することができ、かつ
実質的に流出を生じないように内面被覆を行な
い;殊に、本発明の目的は、水性プラスチツク分
散液を被覆液として用いて合成重合体からなる均
一な厚さの不断のフイルム被覆を水和セルロース
からなるチユーブ材料の内面上に形成させる方法
を提案することであり、この方法は、エネルギー
消費の点で有利に実施することができ、被覆液を
正確に計量することができ、かつ実質的に流出を
生じないように内面被覆を行なう。
本発明の方法は、ストツクリールからチユーブ
材料を差当たり縦軸方向に上から下方向に引続き
下から上方向にチユーブ湾曲部の形成下に搬送
し、その際チユーブ湾曲部の範囲内でチユーブ空
腔内に、被覆形成可能な化学物質を含有する水溶
液からなる封入した被覆液を存在させ、さらに連
続的に下から上方向に搬送されるチユーブ部分を
被覆液の液面よりも上で垂直に計量ニツプを通じ
て導き、計量ニツプの前方で進行方向に楔形に狭
くなる帯域中で徐々に計量ニツプ幅に相当する厚
さでレイフラツト形に変え、この場合この計量ニ
ツプは、被覆液が計量ニツプ中に留まりかつ被覆
液からなる僅かな厚さの被覆のみが計量ニツプか
ら出るチユーブ材料の内面上に形成されるように
形成されており、かつ計量ニツプを形成する1対
の水平ロールまたは垂直に配置された1対のエン
ドレスベルトの凹凸構造部分面で一緒に圧縮し、
計量ニツプを去つた直後に支持ガスで充填しかつ
膨らませ、さらに下から上方向に加熱処理し、そ
の際不断の内面フイルム被覆を均一の厚さで形成
させ、このチユーブ材料を冷却し、場合によつて
は加湿して平らに巻取ることにより、内面被覆を
有するセルロースを基礎とするチユーブ材料を製
造する方法である。また、本発明による装置は、
1対の水平ロール14の少なくとも1つのロール
14a,14bの周面が凹凸構造を有するように
形成され、1対の水平ロール14が水平方向に調
節可能の計量ニツプ15を形成し、計量ニツプ1
5よりも上に配置されているトンネル乾燥機24
が上方向に向いており、1対のニツプロール29
がトンネル乾燥機24よりも上に配置され、装置
が場合によりトンネル乾燥機24の後方にチユー
ブ材料を加湿するための装置28を包含すること
を特徴とする、内面被覆を有するセルロースを基
礎とするチユーブ材料を製造する装置であり、な
らびに計量ニツプを有する装置が少なくとも一方
のエンドレスベルト31a,31bの外側面35
a,35bが凹凸構造を有するように形成されて
垂直に配置され、1対のエンドレスベルト31が
水平方向に調節可能な計量ニツプ37を形成し、
計量ニツプ37よりも上に配置されているトンネ
ル乾燥機24が上方向に向いており、1対のニツ
プロール29がトンネル乾燥機24よりも上に配
置され、装置が場合によりトンネル乾燥機24の
後方でチユーブ材料を加湿するための装置28を
包含することを特徴とする、内面被覆を有するセ
ルロースを基礎とするチユーブ材料を製造する装
置である。特許請求の範囲第2項から第8項まで
のいずれか1項は、方法の実施態様に関連し、同
第10項は、装置の実施態様に関連する。
本発明方法を実施する場合には、チユーブ材料
をしわの形成を阻止するという条件下で装置の計
量ニツプに導き、しわのない状態で該ニツプに入
れ、そこを通過させるのが有利である。
本発明方法は、チユーブ空腔内の支持空気圧
を、被覆液素材が計量装置の前方でチユーブ湾曲
部内に、チユーブ材料の搬送方向とは反対の方向
に、かつストツクリールの方向に押戻されること
から阻止するという条件下で有利に実施される。
本発明方法を実施する場合、チユーブ材料は連
続的に一定速度で縦軸方向に搬送され;以下、こ
のチユーブ運動は簡略に“搬送”と記載する。
チユーブ材料の搬送は、例えばチユーブ材料
を、乾燥および冷却後、ひいては巻取り前に、駆
動可能に構成され、かつ例えばモータによつて駆
動される回転可能なロールを有する1対のニツプ
ロールのニツプに連続的に通過させることによつ
て行なうことができる。
本発明方法は、有利に8〜60m/minの範囲内
の速度でチユーブ材料を搬送するようにして実施
され;殊に20〜40m/minの範囲内のチユーブ搬
送速度が有利である。
分散媒体量に比して高い含量の分散プラスチツ
クを含有する水性プラスチツク分散液は、本発明
方法を実施するのに使用される。水性分散液の全
重量に対して高含量の分散プラスチツクを有する
水性プラスチツク分散液としては、少なくとも15
重量%の分散プラスチツクを含有するような分散
液が当てはまり;特に分散液の全重量に対して20
〜60重量%の範囲内、殊に30〜40重量%の量の分
散プラスチツクを含有する水性プラスチツク分散
液が有利である。
本発明方法を実施するのに好適な水性プラスチ
ツク分散液は、殊に分散熱可塑性樹脂が、分散媒
体を除去しかつ充分な熱作用によつて分散成分を
融合させた後、被膜、殊に水および水蒸気に対し
て実質的に不透過性の被膜を形成させることがで
きるものである。この場合、有利なのは、主体量
の共重合塩化ビニリデンを有する共重合体を分散
プラスチツク成分として含有するような水性プラ
スチツク分散液であり、好ましくは少なくとも75
重量%の共重合塩化ビニリデンを含有するような
ものである。特に著しく好適なのは、西ドイツ国
特許出願公告第2512995号明細書および西ドイツ
国特許第2512994号明細書に記載されている共重
合体を分散プラスチツク成分として含有する前記
濃度を有するかかる水性プラスチツク分散液であ
る。前記のプラスチツクないしはプラスチツク分
散液は、本発明の対象ではない。
本発明を実施するのに使用されかつ有利に繊維
強化されている水和セルロースチユーブ材料は、
有利に120〜140%の範囲内の膨潤指数(保水力)
を有する(DIN53814)。
この水和セルロースチユーブ材料は、例えば約
30〜300μmの範囲内、有利に80〜120μmの範囲内
の肉厚を有する。
繊維強化水和セルロースチユーブ材料は、壁中
に埋込まれた繊維ウエブを含有するようなチユー
ブ材料である。このチユーブ壁中の繊維インサー
トは、チユーブ壁を通しての水の拡散を妨げるも
のではない。
優れた繊維強化水和セルロースチユーブ材料
は、その壁中に有利にチユーブ材料の全重量に対
して8〜12重量%の範囲内の含水量および水和セ
ルロースを可塑化しうる化学薬品、例えばグリセ
リン、グリコールまたはポリグリコールの18〜24
重量%の範囲内、有利に22重量%の含量を有す
る。
この場合、重量%のデータは、それぞれ繊維強
化水和セルロースチユーブ材料の全重量に対する
ものである。
前記のように個々に区別される、有利に繊維強
化されかつ化学的可塑剤および水を含有する水和
セルロースチユーブ材料は、それ自体は本発明の
対象ではない。
本明細書中の発明の詳細な説明および特許請求
の範囲の範囲内で、“水和セルロースチユーブ材
料”の用語の定義は、前記化学構造の、水和セル
ロースを可塑化しうる前記含量の化学薬品を記載
した量で含有する、ゲル状態で存在する水和セル
ロースからなる未だ全く乾燥処理を行なつていな
いチユーブ材料、ならびに既に乾燥処理を行な
い、前記含量の水および前記型の可塑剤を含有
し、表面上に水および水蒸気に対して透過性の化
学薬品からなる定着層、例えばエピクロルヒドリ
ンと、ポリアミン―ポリアミドとからの熱硬化に
よつて形成された水不溶性反応生成物の層、例え
ば有利に支持体表面積30〜100mg/m2の範囲内の
単位面積当りの重量に相当する厚さの層を有する
水和セルロースチユーブ材料を表わし;前記定着
層は、本発明方法を実施する場合、プラスチツク
からなるフイルム被覆が支持体表面と堅固に結合
しているような処理製品を生じる。
ゲル状態の前記水和セルロースチユーブ材料、
ならびに表面上に化学物質の定着層を有する前記
水和セルロースチユーブ材料は、それぞれ本明細
書中の発明の詳細な説明および特許請求の範囲に
おいて“開始チユーブ材料”と呼称され;該チユ
ーブ材料は、そのつど本発明方法に対する出発材
料を表わす。
この開始チユーブ材料は、そのつど繊維強化さ
れているのが有利である。
開始チユーブ材料または方法出発材料として
は、例えば膨潤指数120〜140%、例えば約130%、
含水量8〜12重量%、例えば10重量%、および可
塑剤としてのグリセリン含量18〜24重量%、例え
ば22重量%を有し、かつ内面上に化学物質からな
る水透過性および水蒸気透過性の薄い定着層、例
えばエピクロルヒドリンと、ポリアミン―ポリア
ミドとからの水不溶性反応生成物30〜100mg/m2
に相当する厚さの層を有する、水和セルロースか
らなる有利に繊維強化されたチユーブ材料が記載
され、使用される。
本発明方法は、本方法の最終製品(処理製品)
の内面上のプラスチツクフイルム被覆が、有利に
支持体表面積1m2当りプラスチツク8〜20gの範
囲内、殊に支持体表面積1m2当りプラスチツク10
〜15gの範囲内の単位面積当りの重量に相当する
厚さを有するように実施される。
このフイルム被覆は、物理的に均質であり、均
一な厚さを示し、かつ中断されることがない。
本発明方法を実施する手段は、実施例によつて
次に記載されており;本方法を実現するために、
特に好適な装置を使用することも記載されてい
る。
開始チユーブ材料は、例えば直径90mmを有し、
折り径143mmを有する。
前記チユーブ材料の長い部分、例えば、長さ
350mのものは、インフレートチユーブの形で、
回転可能に構成された固定支承されたストツクド
ラム上に巻取られている。
該チユーブ材料は、連続的にストツクリールか
ら巻出され、その縦軸方向にチユーブ湾曲部の形
成下に、まず上から下方向に、その後に方向を変
えて、例えば回転可能に構成された転向ロールに
より下から上方向に、例えば20〜40m/minの一
定速度で搬送される。このチユーブ湾曲部を形成
するチユーブの一部の空腔内には、一定量の熱可
塑性プラスチツクの水性分散液、例えば30重量%
の分散液10が存在し、この場合分散プラスチツ
ク成分は、例えば共重合塩化ビニリデン88重量
%、共重合アクリル酸3重量%、共重合アクリル
ニトリル4重量%および共重合アクリル酸メチル
エステル5重量%からなり、この場合、重量%の
記載は、それぞれ分散共重合体の全重量に対する
ものである。前記濃度の分散液は、例えば分散共
重合体55重量%を含有する分散液から出発し、該
分散液を水で稀釈することによつて本方法を実施
するのに適当な濃度に変えることによつて製造す
ることができる。
使用される水和セルロースチユーブ材料の全長
の内面をプラスチツクフイルム被覆で被覆するの
に必要とされかつ方法の出発時にチユーブ空腔内
に装入される水性プラスチツク分散液の前記素材
量は、チユーブ湾曲部の垂直部分の空腔が被覆液
で部分的に充填されるように定められており;チ
ユーブ湾曲部の垂直部分内に存在する被覆液素材
量の液面よりもはるかに遠方上で、チユーブ材料
は、計量ニツプをそのつど横方向に限定しかつ計
量部材の少なくとも一方の外面が凹凸構造を有す
るように形成されている回転可能な計量部材と回
転計量部材をそれぞれ有する計量装置の凹凸構造
を有する計量ニツプを連続的に通過する。
チユーブ材料がチユーブ湾曲部の垂直部分内に
存在する被覆液の部分量の液面よりも上で凹凸構
造を有する計量ニツプを通過するという記載は、
定義によれば、前記チユーブ部分がチユーブ内の
液面が計量ニツプに拡がる水平面と実質的に一致
するように計量装置の計量ニツプを通過するとい
う実施態様をも包含する。
“チユーブ空腔内に支持空気を有するチユーブ
材料”の用語は、1対の水平ロールの計量ニツプ
から供給され、垂直に下から上方向に進行し、か
つ内面上に水性プラスチツク分散液からなる液状
薄層を有するチユーブ材料に関連する。
“空腔内に支持空気を有し、内面上に前記濃度
の水性プラスチツク分散液からなる液状薄層を有
するチユーブ材料”の記載は、円形状又は実質的
に円形状の横断面を有するチユーブ部分を包含す
ることを表わす。
空腔内に支持空気を有するチユーブ材料の形状
は、その横断面の形状を保持するのに十分な支持
空気圧によつて保証されており;支持空気で充填
された円形状横断面のチユーブ材料の場合には、
この支持空気は、僅かにチユーブ材料を半径方向
に拡張せしめる圧力をチユーブ内壁上に働かせる
こともできる。
チユーブ空腔内の支持空気がその圧力により例
えばチユーブ搬送方向とは反対方向にストツクリ
ールに向つてチユーブ湾曲部中の被覆液素材を押
込むことから阻止するためには、チユーブ材料の
搬送方向に、特にチユーブ材料が転向ロールによ
つて垂直方向に転向される前に、例えばチユーブ
材料を回転可能に設計されたロールを有する1対
のロールのニツプに連続的に通過させることによ
り素材液で充填されたチユーブ材料を連続的に平
らに圧延するのが好ましく、この場合には、その
1対のロールのニツプ中で液体充填チユーブ材料
が一緒に圧延される。上から下方向に傾斜して進
行するチユーブ材料を一緒に圧延することは、チ
ユーブ材料の垂直部分中の液体の液面を保持する
ために、チユーブ材料の内面被覆によつて消費さ
れる程度にこの一緒に圧延することと同時に被覆
液を補充することによつて有利に行なうこともで
きる。この結び付けられた効果は、外面上に凹凸
構造を有する一緒に操作される一対のコンベヤー
ベルトの圧縮ニツプにチユーブ材料を通過させる
(西ドイツ国特許第2659000号明細書)かまたは西
ドイツ国特許第2557994号明細書に記載されてい
るような1つの装置を使用することによつて有利
に達成することができる。
計量装置の計量ニツプ幅は、チユーブ肉厚の2
倍に相当する。
支持空気で充填されたチユーブ材料の内面上の
水性プラスチツク分散液からなる液状薄層は、垂
直に案内されるチユーブ材料が1対のロールの計
量ニツプに入る前に該チユーブ材料の内面上に存
在する場合の厚さよりも僅かな厚さを有し、かつ
分散媒体を液層から除去しかつこのために十分な
温度の熱の作用によつて分散成分を融合させた
後、有利に支持体表面積1m2当りプラスチツク8
〜20gの単位面積当りの重量に相当する厚さを有
する均一な厚さの不断のフイルム被覆を生じるよ
うな層であることが判明する。前記方法条件の相
対的バランスは、それぞれの場合に簡単な方法で
若干の簡単な予備実験によつて定めることができ
る。
計量装置の凹凸構造を有する計量ニツプを通し
てのチユーブ材料の連続的搬送により、チユーブ
搬送速度および使用される水性プラスチツク分散
液の濃度に依存して水性分散液は、計量ニツプの
直前でチユーブ空腔内に溜りを生じる。
前記装置の計量ニツプを去り、支持空気で充填
され、かつ水性プラスチツク分散液の薄層を有す
るチユーブ材料は、垂直に下から上方向に導か
れ、かつチユーブ壁を通して外方に拡散させるこ
とによつてチユーブ内面上の液状薄層の分散媒体
を除去しかつチユーブ内面上に不断のプラスチツ
クフイルム被覆の形成下に該分散成分を融合させ
るのに充分な温度の熱の作用に曝露される。
支持空気で充填されたチユーブ材料の内面上の
水性分散液からなる液層を乾燥するために、チユ
ーブ材料を熱に曝露することは、例えばチユーブ
材料を垂直に下から上方向に真直なトンネル乾燥
機、例えば赤外線発熱体を備えたトンネル乾燥機
に通過させることによつて行なわれる。該トンネ
ル乾燥機の入口付近でチユーブ材料は、例えば約
80℃の温度に加熱されており、該トンネル乾燥機
の出口付近でこのチユーブ材料は、例えば約140
℃の温度に加熱されている。
熱に曝露される前に、チユーブ材料は、例えば
50〜100cmの範囲内の長さを有する空気帯域を有
利に通過する。
この空気帯域の範囲内の周囲空気は室温であ
る。
このチユーブ材料は、チユーブ内面上の液状薄
層を均一にするために、振動装置により空気帯域
の範囲内で軽い振動を生じさせるのが有利であ
る。
計量装置の計量ニツプから供給されたチユーブ
材料の一部の空腔内にそのつど必要とされる量の
支持空気は、方法実施の開始時にこの空腔内に装
入され;チユーブ内圧は、チユーブ材料を方法を
実施する間にプラスチツクフイルム被覆の形成後
に連続的に、例えばチユーブ材料を1対のロール
のニツプに通過させることにより、狭隘帯域に沿
いその全幅にわたつて平らに一緒に圧延すること
によつて保持される。
1対のニツプロールの駆動ロールの周速は8〜
60m/minの範囲内にあり、例えば、該ロールは
30m/minの周速を有する。
この1対のニツプロールの周速は、チユーブ搬
送速度を決定する。
チユーブ材料を熱に曝露し、かつ引続きフイル
ム被覆が不粘着性になるまで、例えば冷却空気で
チユーブ材料を冷却した後および冷却したチユー
ブ材料を1対のニツプロールのニツプ中で平らに
一緒に圧延し、このニツプを通じてチユーブ材料
を縦軸方向に搬送する前に、このチユーブ材料
は、場合によつては水で、例えば噴霧することに
よつて加湿される。この場合、チユーブ材料は、
有利に、それぞれチユーブ材料の全重量に対して
8〜12重量%の範囲内、例えば10重量%の含水量
にもたらされる。
更に、処理製品は、回転可能かつ駆動可能に設
計された、駆動リール上に巻取られる。
“それぞれ回転可能部材、回転部材によつて範
囲が限定されている凹凸構造を有する水平な計量
ニツプを有する計量装置、この場合該部材の少な
くとも1つの外面は凹凸構造を有するように形成
されている”の用語は、計量ニツプと呼称される
ニツプ間隔を一緒に限定するロール周面の直接に
隣接した裏部分と表部分を有する、少なくとも一
方のロールの周面が凹凸構造を有する1対の水平
ロール、ならびに少なくとも一方のエンドレスベ
ルトが凹凸構造の外面を有し、かつエンドレスベ
ルト外面の相互に面する部分と、漸進的に集中さ
れる真直な部分とが一緒になつてその最小幅の範
囲内で凹凸構造を有する計量ニツプとして記載さ
れているニツプ間隔の範囲を限定する1対のエン
ドレスベルトを定義により包含する。
共通の水平面が水平ロール軸を通過しうる1対
の水平ロールとして構成された場合の計量装置
は、有利に2個の1対のロールが凹凸構造の周面
を有することを特徴とする。
この凹凸構造のロール周面は、部分面が圧力を
チユーブ外面に働かせるロール面を構成する凹所
によつて互いに全て分離された多数の別々の部分
面を形成しているような構造を有する面であるこ
とが判明する。この部分面は、それぞれロール外
面上の均一に高い突起の上面を構成する。全ての
突起の部分面の合計によつて形成されたロールの
全周面は、ロールの全突起間に拡がるロールの凹
所の全面よりも実質的に小さいものである。
部分面を形成する突起の上面は、それぞれ凹面
形状であり、それぞれ均一に湾曲し、この場合該
曲率は、ロール周囲の曲率に相当する。
凹所の底面は、突起の上面と同様に凹面形状に
湾曲して構成されている。
突起の上面は、全て同じ形状と大きさを有す
る。
凹所の底面と隣接突起の上面端縁との距離は、
凹所の深さを定め、水性分散液用の通路を形成す
る。
突起は、一緒になつて有利に幾何学的に規則的
な格子を形成する。
従つて、凹凸構造のロール面は、格子状構造を
有するものと見なされる。
1対の計量ロールの優れた実施態様において、
2個のロールが凹凸構造を有する表面を有する場
合には、2個のロール面の凹凸構造は同様のもの
である。
このロール面の凹凸構造は、例えばロール面に
一定の刻印を有する格子型を設けることによつて
形成することができる。
このロール面の凹凸構造は、例えば規則的に互
いに配置されかつ有利に円形状に限定された表面
を有する多数の突起からなることができるが、有
利には互いに平行に距離をもつて拡がりかつこの
場合それぞれ全長にわたつて軸と平行に拡がる凹
面形状に湾曲した上面を有する多数の真直なせき
板状突起からなることもできる。このせき板状突
起は、有利に中断されていない。
ロール面は、網状格子を有する凹凸構造に形成
されていてもよい。
1対の水平ロールを形成しかつ計量ニツプを定
めるロールは、凹凸構造の周面を有する回転可能
に構成された計量部材と呼称される。
ロールの少なくとも一方が凹凸構造面を有する
1対の水平ロールは、互いに軸に平行に配置され
ている。そのまま隣接して相互に面する(部分
的)周面間のニツプ間隔は、1対のロールの計量
ニツプと呼称される。本発明方法を実施する場
合、そのまま隣接して相互に面するロールの突起
の上面は、計量ニツプ中で一緒に運転される。
1対のロールの優れた実施態様の場合、同一の
表面凹凸構造を有するロールは、それぞれロール
の突起の上面に相当するロールニツプの範囲内な
いしはロールの凹所のオリフイスに相当するロー
ルニツプの範囲内で直接に隣接して互いに面する
ような方法で相対的に配置されている。
1対の計量ロールのロールは、それぞれ同じ外
径を有する。
凹凸構造を有する計量ニツプを有する1対の水
平ロールのロールは、それぞれ回転可能な構造お
よび駆動可能な構造を有する。該ロールは、モー
タにより駆動させることができる。この1対の水
平ロールのロールは、その回転方向がチユーブ搬
送方向に相当するような方法で駆動される。
この1対の計量ロールは、構成単位として固定
位置に取付けられている。
計量ニツプ幅、すなわち1対のロールの突起の
それぞれ直接に隣接した相互の対向上面間の距離
は、ロールニツプを通過するチユーブ材料の肉厚
の2倍に相当する。
一緒に運転される1対の水平ロールのロール
は、それぞれ同一方向に同一速度で回転する場
合、ロールニツプの範囲内でそれぞれ直接に隣接
して相互に対向する一緒に運転されるロールの該
突起の上面を、1対の水平ロールのニツプに連続
的に搬送されるチユーブ材料の外面部分と摩擦伝
動するように接触させる。
ロール面間の凹所の個数、形状および寸法と共
に、ロール面の、それぞれロールニツプの範囲内
で一緒に運転される突起の全体数、形状および寸
法は、チユーブ材料を1対のロールのニツプに通
過させる場合にニツプを去るチユーブ内面上に沈
殿する水性プラスチツク分散液量を定める。
優れた実施態様の場合、凹所の下面は、実質的
に突起の上面よりも大きい。この突起は、チユー
ブ肉厚を支持するのに役立つにすぎず、凹所は、
分散液の通過を可能ならしめる。分散液の前記固
体含量に対して所望の被覆の厚さが薄く、突起の
上面によつて構成された領域の割合が少なけれ
ば、凹所は、一層浅くしなければならない。必要
な寸法は、数学的に定めることができる。必要と
予想される補正は、若干の実験的努力により定め
ることができる。
実施例: 所望の被覆重量は13g/m2である。
ロールニツプを通過するチユーブ材料の肉厚は
100μmであることができる。分散液の固体含量は
25%である。
このことから、インフレートチユーブ間の分散
液被覆の厚さは100μmであることが得られ、チユ
ーブ材料がニツプを離れ、膨張されると、この厚
さはチユーブ内面上にわたつて均一に分布され
る。
単位面積あたりの突起の割合が零に近づくと、
分散液の適当量を通過させるために、一方のロー
ル上に凹凸構造が存在する場合には凹所の深さ
は、100μmでなければならず、双方のロール上に
凹凸構造が存在する場合にはそれは50μmでなけ
ればならないということになる。
突起による阻止率が、例えば4%である場合、
凹所の深さは、4〜5%増大させなければならな
いが、これは一般に無視してよい。多くの場合、
補正は、阻止率が10%を越えた場合に初めて必要
であるにすぎない。
しかしながら、突起による阻止は、凹所の深さ
を全突起の前面で、この個所で正確な量の分散液
が多量に通過され、この分散液が次に凹所に入る
突起によつてニツプを通過することから阻止され
る程度に著しく増大させることによつて補償する
こともできる。分散液適用の厚い部分と分散液適
用の欠落部分とが隣接することによつて、チユー
ブ材料が計量過程を通過した後に層が迅速にレベ
リングされ、ひいては均一にされることが起こ
る。
凹所は、これらが水性プラスチツク分散液の望
ましい厚さの層をチユーブ内面上に形成するのに
必要な程度の分散液を正確に通過させるように選
択されている。分散液の濃度は、分散液がもはや
自由に流出しないが、突起の作用により被膜を供
給しなかつた凹凸構造領域がレベリングの結果と
して分散液で被われている程度になお充分に液体
であるように選択しなければならない。レベリン
グは、外部からの機械的作用、例えば振動によつ
て励起することができる。
2個のロールの一方が他方の相対的に停止装置
により配置することができ、しかがつてロールニ
ツプがチユーブ壁の所定の厚さの2倍に相当する
幅を有し、1対のロールの少なくとも一方が調節
可能な圧力下で該停止装置に対して停止すること
ができるように一対の計量ロールを構成させるこ
とは、特に有利である。
本発明方法の有利な実施態様の場合、チユーブ
材料は、チユーブ搬送方向に見て1対のロールの
計量ニツプの下方でインフレート状態からレイフ
ラツト状態に徐々に変えられることによつて1対
のロールの凹凸構造を有する計量ニツプに供給さ
れる。このためには、例えば平行な間隔をもつて
互いに対向する1対のシート状案内パネル、例え
ば対向パネルが1対のロールの計量ニツプの方向
に次第に狭くなるニツプ間隔を定める1対の案内
パネルが使用される。チユーブ材料は、1対のロ
ールの計量ニツプに向つてその中をこのニツプ間
隔を垂直に通過し;その途中で、チユーブ外面
は、この外面に面して案内パネルに相互に集中す
る面との接触面を生じ、これによりチユーブ材料
は、実質的にしわを除去する方法で連続的かつ漸
進的に平らにされ、この状態で1対のロールの計
量ニツプに入る。
チユーブ材料のしわ形成をこのチユーブが計量
ニツプに入る前に阻止するためには、それをイン
フレート状態からレイフラツト状態に次第に変え
る間、押出プラスチツクチユーブの製造で常用さ
れる手段、例えば計量ニツプに向つて円錐形状に
導くロール軌道、前記案内パネル、コンベヤーベ
ルト又は案内ロールが使用される。
前記の第2の実施態様において、計量装置は、
水平型計量ニツプを形成する一緒に運転される1
対のエンドレスベルトからなり、その際に少なく
とも一方のエンドレスベルトは、凹凸構造の外面
を有し、隣接して相互に面するベルトの真直な帯
域の外面は、一緒になつてニツプ間隔の範囲を限
定し、このニツプ間隔の幅は、その一方の端部か
ら他方の端部に到るまでに次第に変わり、この場
合相互に対向して直接に隣接したエンドレスベル
トの外面間の距離は、それぞれ1対のエンドレス
ベルトのニツプ間隔の幅を定める。
このニツプ間隔の最大幅の帯域は、ニツプ間隔
の入口と呼称され、その最小幅の帯域は、ニツプ
間隔の出口と呼称される。このニツプ間隔の最小
幅の帯域は、1対のエンドレスベルトの凹凸を有
する計量ニツプと呼称される。
1対のエンドレスベルトのニツプ間隔をそのつ
ど限定するエンドレスベルトの凹凸構造の外面部
分は、相互に構造上の設計に相応し、いつも互い
に一致するように配置されている。
1対のエンドレスベルトを一緒になつて形成す
るコンベヤーベルト型のエンドレスベルトは、互
いに対称的にかつ1対のエンドレスベルトの共通
して垂直に真直な対称軸に対して対称的に、その
真直に隣接した相互の対向部分が互いに次第に集
中するかまたはそれぞれ対称軸に次第に集中する
ように配置されており、したがつて相互に対向し
て隣接したベルトの外面間の距離は、この距離が
ニツプ間隔の入口の範囲内でチユーブの直径より
も大きく、かつニツプ間隔の出口の範囲内でそれ
が計量ニツプの必要幅に相当する程度に変化す
る。1対のベルトからなる装置のニツプ間隔の入
口は、下端部にあり、そのニツプ間隔の出口は、
上端部にあり、この場合この装置は、その縦方向
の対称軸が垂直に延びるように該間隔内に固定配
置されている。
この計量ニツプ幅は、チユーブ肉厚の2倍に相
当するように、すなわち相互に一緒に運転される
ベルトの外面上の突起が計量ニツプを通して搬送
されるチユーブ材料を計量ニツプの範囲内で実質
的に圧延し、計量ニツプを去るチユーブ材料の内
面上に、分散媒体を除去しかつ熱に曝すことによ
つて分散成分を融合させた後、チユーブ内面上に
プラスチツクフイルム被覆を生じる前記濃度の水
性プラスチツク分散液の液状の薄層が形成され、
該層の厚さが有利に支持体表面積1m2当りプラス
チツク8〜20gの範囲内の単位面積当りの重量に
相当するように選択されている。
前記の水平型計量ニツプを有する1対のエンド
レスベルトの形の計量装置を使用する本発明方法
を実施する場合、垂直に下から上向き方向に搬送
されるチユーブ材料は、チユーブの垂直部分に存
在する被覆液の部分量の液面よりも上で1対のエ
ンドレスベルトのニツプ間隔内に入り、このニツ
プ間隔の入口で、チユーブ縦軸が実質的に1対の
エンドレスベルトの縦方向の対称軸に相当するよ
うにニツプ間隔を垂直に下から上方向に通過し、
このニツプ間隔を通過する際に計量ニツプの途中
でチユーブ面が相互に対向するエンドレスベルト
の外面と連続的に接触することによつて次第にさ
らに平らにされ、しわがない状態で凹凸構造を有
する計量ニツプに入り、その個所を通過する。
本発明によれば、チユーブ材料が計量ニツプに
入る前にチユーブ材料のレイフラツト状態が次第
に増大することによつてチユーブ材料のしわ形成
を阻止するという条件下でチユーブ材料を計量装
置の計量ニツプに供給することは、大きい幅、例
えば120mm幅のチユーブ材料を使用する場合にと
くに有利である。
1対のベルトのエンドレスベルトの凹凸構造を
有する外面は、その全長および全幅にわたつて同
一の幾何学的な規定構造で構成されている。
この場合、“凹凸構造を有する”の用語は、前
記した1対の計量ロールのロールの凹凸構造を有
する周面の特徴を示す記載と同じ意味を表わす。
1対のエンドレスベルトのコンベヤーベルト状ベ
ルトは、有利に同じ長さでありかつそれぞれ幅が
少なくともレイフラツト状態のチユーブ材料の幅
相当するそれ自体閉鎖されたベルトからなる。
1対のベルトの各エンドレスベルトは、有利に
互いに平行に運転される2個の完全に真直な部分
を有し、その内面は互いに対向し、それぞれ2個
の対向した半円形状に湾曲したベルト範囲を有す
る。このエンドレスベルトの側面は、1対の配列
を示す。
このエンドレスベルトは、可撓性であり、ベル
トの充分な寸法安定性を生じる材料、プラスチツ
ク、ゴムまたは薄板金からなる。剛性造形品の案
内ロールは、有利に金属又はプラスチツク、例え
ばポリアミドからなる。
このエンドレスベルトは、それぞれ該エンドレ
スベルトと一緒に運転される、有利に同じ大きさ
の1対の案内ロールを有する。このエンドレスベ
ルトの湾曲部分の内面は、それぞれ部分的に、摩
擦力を接触面の範囲内に伝動しながら案内ロール
の周面と接触している。1対のベルトのそれぞれ
の案内ロールは、それぞれ回転可能に取付けられ
た回転軸の中心にそれぞれ固定されている。1対
のロールのそれぞれの回転軸の一方は、例えば回
転軸の1端部がモータと結合されていることによ
つて駆動しうるように構成されている。
1対のベルトの各エンドレスベルトの案内ロー
ルの回転軸は、それぞれ互いに水平かつ平行に走
る。
この場合、1対のベルトのエンドレスベルト
は、互いに相対的に、そのつど1対のエンドレス
ベルトの一方のベルトの1対の案内ロールの上方
ロールが他方のエンドレスベルトの1対の案内ロ
ールの上方ロールと1対のロールを形成し、この
場合共通の水平面は、1対のロール軸を通過す
る。エンドレスベルトの1対の案内ロールの上方
案内ロールに関して、“上方”の用語は、1対の
エンドレスベルトの対称的縦軸の上端部に関す
る。
1対のエンドレスベルトのエンドレスベルト
は、計量装置の凹凸構造を有する計量ニツプの範
囲を限定する、外面上に凹凸構造を有する回転可
能な部材と呼称される。
エンドレスベルトの内面と案内ロールの周面
は、これら2面間で摩擦力伝動接触面が強化され
るような構造を示す相対的に適合した表面構造を
有するのが有利である。
1対のベルトのエンドレスベルトは、それぞれ
同じ周速でそれぞれ反対の円周方向に駆動され
る。一方のエンドレスベルトの表面の凹凸構造
は、他方のエンドレスベルトの表面の凹凸構造と
同一である。
垂直に下から上方に搬送されるチユーブ材料の
空腔内に封入された被覆液の液面と、計量装置の
計量ニツプとの間の距離を被覆操作の全時間にわ
たつて実質的に一定に保持するためには、2つの
別法の実施において、被覆液の一定の素材量で充
填されたチユーブ部分を、このチユーブ部分が傾
斜方向に上から下方向に導かれるチユーブ材料の
真直部分を形成させる前にまず被覆液で充填され
た少なくとも1つの湾曲部を形成するように導く
のが有利である。チユーブ湾曲部において、チユ
ーブ材料の縦軸は、例えば計量ニツプの水平面よ
りも下の短い距離に存在する単一平面内に拡が
る。水平のチユーブ湾曲部に対する平面状支持面
は、支持板と呼称され、例えばチユーブ湾曲部中
の液体がチユーブ材料内で計量装置の方向に流れ
込もうとするので僅かに傾斜している。また、被
覆液を再供給するためには、さらに被覆液がチユ
ーブ搬送方向とは反対の方向に流れることができ
ないという利点を示す、1対のロール又はコンベ
ヤーベルト(西ドイツ国特許第2659000号明細書
および同第2557994号明細書)を使用することも
できる。
水平のチユーブ湾曲部に対する支持板は、例え
ば型枠に固定することができる。
絶えずチユーブ材料の縦軸方向に搬送され、し
たがつて支持板上に水平のチユーブ湾曲部を形成
させるチユーブ材料を導くことができるために、
少なくとも一方の回転可能に構成された転向ロー
ルが支持板の上面上に設けられており、この場合
ロール軸は該板の平面と直角をなす。
この転向ロール軸は、その1端部が支持板に固
定されている。
水平のチユーブ湾曲部を形成させるために、被
覆液で充填されたチユーブ材料は、その外面が転
向ロールの周囲と部分的に隣接し、該案内ロール
が湾曲部を形成させながら転向されるように案内
される。
本発明方法を実施するのに適当な装置は、それ
ぞれ装置の個別部材を固定位置に保持するのに必
要な装置をも包含する。
本発明方法を実施するためには、水和セルロー
スチユーブ材料が前記濃度の水性プラスチツク分
散液と接触している時間の間、水和セルロースチ
ユーブ材料の膨潤指数(保水効率)に相当する含
水量よりも実質的に少ない程度の量のみの水を前
記分散液からそのつど吸収するかまたはこの種の
量のみの水を液層から水和セルロースチユーブ材
料に拡散するという特徴を示す。
本発明方法を実施する際のチユーブ材料の含水
量は、有利に20〜30%、殊に開始チユーブ材料の
膨潤指数に相当する水量の約1/4であるにすぎな
い(該膨潤指数は、DIN53814により測定され
る;A.Agster、“Fa¨rberej―
undtextilchemjsche Untersuchungen”、第450
頁、Springer Verlag社刊、1967年、第10版)。
公知技術水準を越える本発明の利点は、次の比
較から明らかである: 例えば、支持体表面積1m2当りプラスチツク10
gの単位面積当りの重量に相当する厚さのフイル
ム被覆を得るためには、公知方法によれば、例え
ば分散プラスチツク6.5重量%の常用の濃度の水
性プラスチツク分散液を使用する場合、記載した
フイルム被覆を形成させるためにチユーブ材料に
熱を作用させることによつて支持体表面積1m2
り水143.8gを除去することが必要である。
これとは異なり、チユーブ内面上に支持体表面
積1m2当りプラスチツク10gに相当する厚さのプ
ラスチツク被覆を形成させるためには、本発明方
法を実施する際に、例えばプラスチツク分散液30
重量%を使用する場合、フイルム被覆の形成後に
チユーブ材料に熱を作用させることによつて支持
体表面積1m2当り水23.3gを除去することが必要
であるにすぎない。
従つて、2つの別法を含む本発明方法は、支持
体表面積1m2当りプラスチツク10gに相当する厚
さのプラスチツクフイルム被覆を製造するため
に、公知の被覆法を実施する際と同じ厚さのフイ
ルム被覆を形成するのに必要な熱エネルギー量の
1/6を必要とするにすぎない。
更に、本発明方法は、チユーブ内面上にプラス
チツクフイルムを形成するために水性プラスチツ
ク分散液からなる液層から除去される水が少量で
あることにより、被覆速度を著しく増大させるこ
とができる。
本発明方法において、被覆の欠点は、次の理由
のために、本方法を実施するのに使用される、分
散プラスチツクの高含量を有する水性プラスチツ
ク分散液により阻止される:方法出発材料とし
て、例えば120%の膨潤指数(保水効率)を有す
る水和セルロースチユーブ材料を用いると、公知
方法において、例えば水性プラスチツク分散液
6.5重量%で内面被覆し、かつ例えば支持体表面
積1m2当りプラスチツク10gの厚さに相当するフ
イルム被覆を形成するために、チユーブ材料は、
チユーブ材料1m2当り水143.8gを吸収し、この
量は、拡散させることによつてチユーブ壁を通し
て搬出しなければならない。
これとは異なり、本発明方法を実施する場合に
は、例えば分散プラスチツク成分30重量%を含有
するプラスチツク分散液を使用する際に約120%
の前記膨潤指数を有する開始チユーブ材料は、僅
かに加湿されているにすぎない。
チユーブ内面上の水性プラスチツク分散液から
なる液層から分散媒体を除去することによつてチ
ユーブ内面上に不断のプラスチツクフイルム被覆
を形成させるために、液層の全水量は、チユーブ
壁を通して拡散させることによつて外方に搬出し
なければならないので、拡散速度および液層の含
水量は、被覆法を実施することのできる速度を本
質的に定める。
2つの実施態様を含む本発明方法の利点は、簡
単に以下に纒められている: 1 分散プラスチツクの高含量を有する水性プラ
スチツク分散液の使用;エネルギー節約法の有
利な実施;公知方法の被覆速度の2〜4倍の速
度で方法を実施しうること。
2 水性分散液の自由流出の皆無。
3 施こされる分散液を計量しかつ平らにするこ
との制御;流出による欠点が阻止されること。
4 分散液溜りにおける可塑剤の蓄積は、分散成
分の高含量によりフイルム被覆の品質に殆んど
影響を及ぼさないこと。
5 前記含量の分散プラスチツクまたは分散媒体
を有する水性プラスチツク分散液の使用ならび
に装置の計量ニツプ中での正確な計量により、
所望の被覆の厚さは、開始チユーブ材料の拡散
性と殆んど無関係であること。
6 本発明の実施は、被覆すべき所定の厚さのフ
イルム被覆から出発し、チユーブ材料片の内面
被覆に必要な水性分散液の全体量が低いことに
より公知の被覆法よりも実質的に容易である。
本発明方法によれば、極めて長いチユーブ材料
片の場合、この被覆液は公知の方法の場合より
も実質的に長い時間で補充を必要とし、この場
合チユーブ屑は、補充に必要とされるチユーブ
の切り込みによつて実質的に減少されること。
7 同時に被覆液を再供給し、かつこの液体をチ
ユーブ搬送方向と反対に後退して流れることか
ら阻止するための装置が設けられていること。
本発明方法の2つの実施態様および該実施態様
を実施するのに適当な装置の実施例は、図面につ
いて次に記載されている。
本発明は、実施例により、第1図が一方の実施
態様を表わし、第2図が本発明の他方の実施態様
を表わす図面について次に記載されている。第1
図および第2図の双方には、方法の順序および特
別な方法を実施するのに好適な装置が横断面図で
略示されている。
第1図において、1は、リール上に巻取られた
チユーブ材料2を有するストツクリールを表わ
し、3は、チユーブ材料の縦軸方向に搬送され
る、ストツクリールから巻出されたチユーブ材料
であり、4は、支持体5上に横たわる水平なチユ
ーブ湾曲部であり、6は、支持体5の上面に結合
した、回転可能な構造を有する転向ロールであ
り、7は、チユーブ進行方向に上から下方に傾斜
して延びるチユーブ部分であり、8は、被覆液1
1を再供給しかつ被覆液11をチユーブ湾曲部4
中に逆流することから阻止するための1対のロー
ルであり、9は、転向ロールであり、10は、垂
直に下から上方に進行するチユーブ部分であり、
12は、チユーブ垂直部分の空腔内の被覆液11
の液面であり、13は、案内パネル13aと13
bからなる1対の案内パネルであり、14は、計
量ニツプ15を形成するロール14aと14bか
らなる1対の水平ロールであり、この場合ロール
14aおよび14bの表面は、突起16および凹
所17の形の輪郭を有し、18および19は、ロ
ール14aおよび14bの回転軸であり、20
は、1対のロール軸の水平面であり、21は、計
量ニツプ15の範囲内のチユーブ材料であり、2
2は、チユーブ材料が計量ニツプに入る前の、チ
ユーブ内面上の水性プラスチツク分散液からなる
液層を表わし、23は、計量ニツプから供給され
た後のチユーブ内面上の水性プラスチツク分散液
からなる液層を表わし、24は、例えば熱空気に
曝露するトンネル乾燥機であり、この場合25
は、該トンネル乾燥機の入口であり、26は、該
トンネル乾燥機の出口であり、27は、乾燥させ
たチユーブ材料を通過させる冷却空気浴であり、
28は、乾燥させたチユーブ材料を水に曝露する
ための噴霧装置であり、29は、チユーブ材料が
搬送される1対のニツプロールであり、30は、
チユーブ材料を巻取るためにモータにより駆動さ
れる回転可能に構成されたストツクリールであ
る。
第2図において、番号1〜12および22〜3
0は、第1図と同じ意味を有する。
番号31は、一緒に操作される1対のエンドレ
スベルトを表わし、31aは、1対のエンドレス
ベルトの第1のエンドレスベルトを表わし、31
bは、1対のエンドレスベルトの第2エンドレス
ベルトを表わし、32aは、第1エンドレスベル
トの真直部分であり、32bは、第2エンドレス
ベルトの真直部分であり、36aは、第1エンド
レスベルトの湾曲部分であり、36bは、第2エ
ンドレスベルトの湾曲部分であり、33aおよび
33bは、第1エンドレスベルトの案内ロールで
あり、34aおよび34bは、第2エンドレスベ
ルトの案内ロールであり、この場合案内ロール
は、それぞれ1対の案内ロール33および34を
形成し、35aは、第1エンドレスベルトの凹凸
構造を有する外面であり、35bは、第2エンド
レスベルトの凹凸構造を有する外面であり、35
は、次第に狭くなりかつ該ベルトの外面35aお
よび35bによつて範囲が限定されている1対の
エンドレスベルトのニツプ間隔であり、36は、
該ニツプの間隔の開始部であり。37は、凹凸構
造を有する計量ニツプと呼称される該ニツプ間隔
の終端部であり、38は、エンドレスベルトの外
面上の突起であり、39は、エンドレスベルトの
外面上の凹所である。
図面を簡易化するために、ストツクリール30
ならびに案内ロール33および34を駆動させる
ためのモータは図示されてなく;同様に前記の個
別部材を固定位置に保持するための装置も図示さ
れてない。
第1図および第2図に示した、ロール14a,
14bまたはエンドレスベルト31a,31bの
輪郭を変える場合には、有利な実施態様におい
て、それぞれロール14aまたはエンドレスベル
ト31aの突起16または38は、ロール14b
またはエンドレスベルト31bの突起16,38
と左右対称に相互配置されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、1対の案内パネルおよび1対の水平
ロールを有する本発明による装置の1実施例を示
す略示横断面図であり、第2図は、1対のエンド
レスベルトを有する本発明による装置の1実施例
をす略示横断面図である。 1…巻出し用ストツクリール、2,3,7,2
1…チユーブ材料、4…チユーブ湾曲部、5…支
持体、6,9…備向ロール、8…1対のロール、
10…チユーブ垂直部分、11…被覆液、12…
液面、13…1対の案内パネル、13a,13b
…案内パネル、14…1対の水平ロール、14
a,14b…ロール、15…計量ニツプ、16…
突起、17…凹所、18,19…回転軸、20…
1対のロール軸の水平面、22,23…液層、2
4…トンネル乾燥機、25…トンネル乾燥機の入
口、26…トンネル乾燥機の出口、27…冷却空
気浴、28…噴霧装置、29…1対のニツプロー
ル、30…巻取り用ストツクリール、31…1対
のエンドレスベルト、31a…第1エンドレスベ
ルト、31b…第2エンドレスベルト、32a…
第1エンドレスベルトの真直部分、32b…第2
エンドレスベルトの真直部分、33,34…1対
の案内ロール、33a,33b…第1エンドレス
ベルトの案内ロール、34a,34b…第2エン
ドレスベルトの案内ロール、35…ニツプ間隔、
35a,35b…エンドレスベルトの外面、36
…ニツプ間隔の開始部、37…ニツプ間隔の終端
部、38…エンドレスベルトの外面上の突起、3
9…エンドレスベルトの外面上の凹所。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ストツクリールからチユーブ材料を差当たり
    縦軸方向に上から下方向に引続き下から上方向に
    チユーブ湾曲部の形成下に搬送し、その際チユー
    ブ湾曲部の範囲内でチユーブ空腔内に、被覆形成
    可能な化学物質を含有する水溶液からなる封入し
    た被覆液を存在させ、さらに連続的に下から上方
    向に搬送されるチユーブ部分を被覆液の液面より
    も上で垂直に計量ニツプを通じて導き、計量ニツ
    プの前方で進行方向に楔形に狭くなる帯域中で
    徐々に計量ニツプ幅に相当する厚さでレイフラツ
    ト形に変え、この場合この計量ニツプは、被覆液
    が計量ニツプ中に留まりかつ被覆液からなる僅か
    な厚さの被覆のみが計量ニツプから出るチユーブ
    材料の内面上に形成されるように形成されてお
    り、かつ計量ニツプを形成する1対の水平ロール
    または垂直に配置された1対のエンドレスベルト
    の凹凸構造部分面で一緒に圧縮し、計量ニツプを
    去つた直後に支持ガスで充填しかつ膨らませ、さ
    らに下から上方向に加熱処理し、その際不断の内
    面フイルム被覆を均一の厚さで形成させ、このチ
    ユーブ材料を冷却し、場合によつては加湿して平
    らに巻取ることにより、内面被覆を有するセルロ
    ースを基礎とするチユーブ材料を製造する方法。 2 分散液の全重量に対して分散プラスチツク少
    なくとも15重量%の含量を有する水性プラスチツ
    ク分散液を被覆液として使用する、特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 3 チユーブ材料の全表面の全体で10〜15%を計
    量ニツプ中で一緒に圧縮する、特許請求の範囲第
    1項または第2項に記載の方法。 4 チユーブ湾曲部中に存在する被覆液がチユー
    ブ材料の搬送方向とは反対方向にストツクリール
    向つて押戻されることを阻止する、特許請求の範
    囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載の
    方法。 5 チユーブ湾曲部の被覆液で充填された部分を
    上から下方向に傾斜して去る範囲内で、殊にチユ
    ーブ湾曲部の空腔内に存在する被覆液を計量ニツ
    プを有する装置の方向に同時に運搬しながら連続
    的に部分的に一緒に圧縮する、特許請求の範囲第
    4項記載の方法。 6 チユーブ材料を8〜60m/minの範囲内の速
    度で搬送する、特許請求の範囲第1項から第5項
    までのいずれか1項に記載の方法。 7 被覆に使用される水性プラスチツク分散液は
    分散液の全重量に対して15〜60重量%の範囲内の
    分散プラスチツク含量を有する、特許請求の範囲
    第2項から第6項までのいずれか1項に記載の方
    法。 8 計量ニツプから出る、支持ガスで充填された
    チユーブ材料はその内面に、水性プラスチツク分
    散液から分散媒体の除去後および分散成分の融解
    後に熱作用によつて不断のフイルム被覆が形成さ
    れるような厚さの水性プラスチツク分散液からな
    る液状層を有し、この場合このフイルム被覆の厚
    さは支持体表面積1m2あたりプラスチツク8〜20
    gの単位面積あたりの重量に相当する、特許請求
    の範囲第7項記載の方法。 9 チユーブ搬送方向に見て計量ニツプ15の前
    方に被覆液がチユーブ搬送方向と反対方向に押戻
    されることを阻止するために配置されかつ同時に
    被覆液をチユーブ搬送方向に運搬するのに適当で
    ある1対のロール8、転向ロール9および処理製
    品を巻取るためのストツクリール30を有する搬
    送手段を備え、転向ロール9とストツクリール3
    0との間で、チユーブ搬送方向に見て計量ニツプ
    15の前方に、チユーブ材料を連続的に漸次に平
    らにし、チユーブ材料のしわ形成を阻止し、かつ
    計量ニツプ15中にしわが形成されないように導
    入する装置13、被覆液を内面上に有するチユー
    ブ材料をレイフラツト状態で通過させる、1対の
    水平ロール14によつて形成された計量ニツプ1
    5、次の真直ぐなトンネル乾燥機24、ならびに
    トンネル乾燥機の後方に配置された1対のニツプ
    ロール29を有する装置を包含する、内面被覆を
    有するセルロースを基礎とするチユーブ材料を製
    造する装置において、 1対の水平ロール14の少なくとも1つのロー
    ル14a,14bの周面が凹凸構造を有するよう
    に形成され、1対の水平ロール14が水平方向に
    調節可能の計量ニツプ15を形成し、計量ニツプ
    15よりも上に配置されているトンネル乾燥機2
    4が上方向に向いており、1対の計量ニツプロー
    ル29がトンネル乾燥機24よりも上に配置さ
    れ、装置が場合によりトンネル乾燥機24の後方
    にチユーブ材料を加湿するための装置28を包含
    することを特徴とする、内面被覆を有するセルロ
    ースを基礎とするチユーブ材料を製造する装置。 10 計量ニツプ15中にしわが形成されないよ
    うに導入する装置13が1対の案内パネルであ
    る、特許請求の範囲第9項記載の装置。 11 チユーブ搬送方向に見て計量ニツプ37の
    前方に被覆液がチユーブ搬送方向と反対方向に押
    戻されることを阻止するために配置されかつ同時
    に被覆液をチユーブ搬送方向に運搬するのに適当
    である1対のロール8、転向ロール9および処理
    製品を巻取るためのストツクリール30を有する
    搬送手段を備え、転向ロール9とストツクリール
    30との間で、被覆液を内面上に有するチユーブ
    材料をレイフラツト状態で通過させる、1対のエ
    ンドレスベルト31によつて形成された計量ニツ
    プ、次の真直ぐなトンネル乾燥機24、ならびに
    トンネル乾燥機の後方に配置された1対のニツプ
    ロール29を有する装置を包含する、内面被覆を
    有するセルロースを基礎とするチユーブ材料を製
    造する装置において、計量ニツプを有する装置が
    少なくとも一方のエンドレスベルト31a,31
    bの外側面35a,35bが凹凸構造を有するよ
    うに形成されて垂直に配置され、1対のエンドレ
    スベルト31が水平方向に調節可能な計量ニツプ
    37を形成し、計量ニツプ37よりも上に配置さ
    れているトンネル乾燥機24が上方向に向いてお
    り、1対のニツプロール29がトンネル乾燥機2
    4よりも上に配置され、装置が場合によりトンネ
    ル乾燥機24の後方でチユーブ材料を加湿するた
    めの装置28を包含することを特徴とする、内面
    被覆を有するセルロースを基礎とするチユーブ材
    料を製造する装置。
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