JPS6351397A - ルイスa型糖脂質及びその製造法 - Google Patents

ルイスa型糖脂質及びその製造法

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JPS6351397A
JPS6351397A JP19474486A JP19474486A JPS6351397A JP S6351397 A JPS6351397 A JP S6351397A JP 19474486 A JP19474486 A JP 19474486A JP 19474486 A JP19474486 A JP 19474486A JP S6351397 A JPS6351397 A JP S6351397A
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solvent
reaction
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JP19474486A
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Tomoya Ogawa
智也 小川
Yukinari Ito
幸成 伊藤
Susumu Sato
進 佐藤
Yasuhiro Morisawa
森沢 靖弘
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Sankyo Co Ltd
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエピトープを有する新規な糖脂質およびその製
造法に関する。
〔従来の技術〕
糖脂質は細胞膜を形成する脂質二重層の構成成分の一群
であり、細胞膜の中では脂質部分を膜二重層に埋め込み
、糖鎖部分を細胞の外側に向けている。これら糖脂質の
種類と各種脂質の細胞膜の含有量は、細胞種、組織、動
物種ごとに異なる。
また糖質パターンは、発生、分化等の時期によって相違
することが知られている。
一方、最近確立されたモノクロナール抗体作製技術は、
免疫学、発生学、腫瘍学等の分野で盛んに抗体作製に応
用されるようになっている。こうした中で、ガン特異性
を示す抗体の抗原物質は、化学レベルで検索すると糖鎖
であることが多い。
フユース置換ラクト系列スフィンゴ糖脂質の一群も血液
型々物質の抗原決定基(エピトープ)の1つであること
が知られている。さらにこのようなエピトープを有する
糖脂質は胃ガン、結腸ガン、膵ガン等のガン化した細胞
中に発生する異常糖脂質に多く見出されている。そのた
め最近エピトープを有する糖脂質の単離、同定等に関す
る研究が活発に行われている。
しかるにこれら天然より単離できる糖脂質は極微量であ
り、かつ不純物を含有することも多い。
このような事実からフユース置換ラクトン系列スフィン
ゴ糖脂質を有機化学的に純粋に得る方法を提供すること
は種々の意義がある。即ち、ガン性変化によるガン関連
糖脂質の生物学的機能を解明するための手段を与えるこ
とができる。さらに糖脂質を種々のガンに対する診断、
検査及び治療に応用することができる。
特にルイス(Lewis ) d型糖脂質がヒト細胞の
A431抗体のエピトープであり(J、Biol、 C
hem。
258 (1983)11206L シアロシルルイス
aがヒト結腸ガンのN−19−9抗体のエピトープであ
る〔5ience、  212 (1981) 53−
54 、J、 Biol、 Chem、 257 (1
982) 14365−143693ことから、ルイス
a型詰脂質はその抗体がガン診断や治療等のだ狛に有用
な物質であると期待されている。
〔発明の目的〕
本発明は新規なルイスa型詰脂質及びその製造法を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
本発明は一般式〔I〕で表わされる化合物に関する。
(式中、R1は水素原子又はアセチル基であり、R2は
水酸基、フッ素原子、アセトキシ基又はV。
基(ただしR3は水素原子又はベンゾイル基である)で
あり、Acはアセチル基を示す。)本発明の化合物の具
体例を以下に示す。
ACニアセチル基、 Bz:ベンゾイル基〔化合物0υ
の合成法〕 化合物(1)及び(2)を原料とする化合物αDの合成
法を以下のスキームに従って説明する。
スキーム 0Bn Cj!A/(/! 1)  IIzNNHz・AcOH(13)2)  D
AST              +u+1ctlN
AcOAc 9し no/ゝ≧1″\ン′ゝ\C+Jzマ ClICら/トルエン ■化合物(6)の合成 三糖である原料化合物(6)は例えば次の方法により得
ることができる。
すなわち、アリル6−ベンジル−2−デオキシ2−フタ
リミド−β−D−グルコピラノシド(1)と1−フル牙
ロー2.3.4.6−チトラー○−アセチル−α−D−
ガラクトース(2)を、ジクロロメタン、112−ジク
ロロエタン、クロロホルム、トルエン、THF、 ジオ
キサン等の溶媒中、Hg(CN)2、)IgBr、 、
モレキュラーシーブ、Ag2CO,、AgCβ04、A
g05O□CF3 、(CH,) 、C03O□CF3
、BF3  ・8t20、Age□、SnCl 2等の
グリコシデージョン触媒存在下に、−10゜〜60℃で
5分〜24時間程度反応させることによりまず、化合物
(4)が得られる。この際、化合物(4)とともにその
異性体(3)(β1−4)も副生ずる。
得られた三糖(4)と1−8−メチル−L−フコース(
5)を、クロロホルム、ジクロロエタン、ジクロロメタ
ン、ニトロメタン、アセトニトリノベトルエン、THF
等の溶媒中、MeOTf等の上記グリコシデージョン触
媒存在下、−10℃〜100℃で5分〜24時間程度反
応させ三糖(6)を得る。
■化合物(7)の合成 化合物(7)は化合物(6)を塩化パラジウム及び酢酸
ナトリウムと反応させることにより得られる。
該反応は酢酸水溶液、メタノール、エタノール等の溶媒
中0℃〜120℃で30分〜2日間程度の反応時間で実
施することが好ましい。
■化合物(8)の合成 化合物(8)は化合物(7)をトリクロロアセトニトリ
ル及び1,8−ジアザビシクロC5,4,0,1−7−
ウンデセン(DBU)と反応することにより得られる。
該反応はクロロホルム、ジクロロエタン、ジクロロメタ
ン、トルエン、THF等の溶媒中、−20℃〜60℃で
約5分〜1日の反応時間で実施することが好ましい。
■化合物αQの合成 化合物αOは化合物(8)をBF3  ・Et20等の
前記と同様のグリコシデージョン触媒の存在下化合物(
9)と反応させることにより得られる。該反応は溶媒と
してクロロホルム、ジクロロメタン、ジクロロエタン、
トルエン、THF等を用いて一20℃〜60℃の温度条
件下、約1分〜1日間実施するこ正が好ましい。
■化合物αDの合成 化合物00は化合物OQをヒドラジンと反応させ、次い
で4−、DMAPの存在下無水酢酸と反応させることに
よって得られる。ヒドラジンとの反応は溶媒としてメタ
ノール、エタノール等を用いて、0℃〜120℃の温度
条件下、約5分〜2日間実施することが好ましい。また
、無水酢酸との反応は、溶媒としてピリジン、クロロホ
ルム、ジクロロエタン、ジクロロメタン、THF等を用
いて、約−10℃〜80℃の温度条件下、約30分〜2
日間で実施することが好ましい。
〔化合物021の合成法〕 化合物0のは化合物0υを触媒の存在下水素還元し、次
いで還元生成物を4−DMAPの存在下無水酢酸と反応
させることにより得ることができる。水素還元は触媒と
して10%Pd−Cl3%Pd  Ba5O,,5%P
t−C等を用い、溶媒としてメタノール、エタノール、
酢酸等を用いて0℃〜100℃の温度条件下、約1時間
〜3日間実施することが好ましい。また無水酢酸との反
応は、ピリジン、クロロホルム、ジクロロエタン、ジク
ロロメタン、THF1ジオキサン等の溶媒中で、約−1
0℃〜80℃で、約30分〜2日間攪拌することによっ
て実施することが好ましい。
反応生成物を含む混合物は、カラムクロマトグラフィー
等の公知の手段により適宜精製することによって化合物
021の純品を得ることができる。
〔化合物031及び00の合成法〕 化合物03)及びQ→は化合物Cl2)をヒドラジン酢
酸塩と反応させ、次いで得られた反応生成物をDSAT
(ジエチルアミノサルファートリフルオライド)と反応
させることによって得ることができる。ヒドラジン酢酸
塩との反応は、DMFSDMSOlTHF、ジオキサン
等の溶媒中、約−10℃〜100℃で約5分〜1日間攪
拌混合物を攪拌をすることによって実施することが好ま
しい。またDSATとの反応は、ジクロロエタン、ジク
ロロメタン、クロロホルム等の溶媒中、アルゴンガス等
の不活性ガス雰囲気下線−20℃〜100℃で、約5分
〜1日間攪拌することによって実施することが好ましい
。ただし、DSATとの反応前にヒドラジン酢酸塩との
反応生成物は適宜精製することもできる。
DSATとの反応により得られた反応混合物は、カラム
クロマトグラフィー等の公知手段によって、化合物03
)及び04)の純品をそれぞれ得ることができる。
〔化合物00の合成法〕 化合物00は化合物03)をセラミド化合物05)とグ
リコシデージョン触媒の存在下反応させることによって
得ることができる。該反応はクロロホルム、ジクロロエ
タン、ジクロロメタン、トルエン、THF、ジオキサン
等の溶媒中、アルゴンガス等の不活性ガス雰囲気下、約
−10℃〜100℃で約5分〜1日間攪拌することによ
って実施することが好ましい。尚グリコシデージョン触
媒は、Ag0Tf及びSnCl 2等、前記のものと同
様のものである。
得られた反応混合物は、カラムクロマトグラフィー等の
公知手段によりM製して化合物Goの純品を(与ること
ができる。
〔化合物α力の合成法〕
化合物Q71は、化合物00のアルカリメトキサイドに
よるエステル交換反応によって得られる。該反応は、例
えばN a OM e等のアルカリメトキサイドを用い
て、メタノール、エタノール等の溶媒中、−10℃〜1
00℃の温度で5分〜1日間攪拌することによって実施
することが好ましい。1等られた反応混合物はカラムク
ロマトグラフィー等の公知手段により精製することによ
って純品の化合物とすることができる。
〔有用性〕
本発明の新規な糖脂質は、細胞のガン性変化により、異
常糖質の生物学的機能の解明に有効な手段を与え、さら
に該糖脂質から作製されるモノクロナール抗体を種々の
ガンに対する妙所、検査及び治療に応用することも可能
であるという有用性を有する。
以下本発明を参考例及び実施例によりさらに詳細に説明
する。
参考例I 化合物(3)及び(4)の合成チルボンガス
気流下、事前に十分乾燥した!、1.S。
4A15gの入った褐色二径フラスコにシルバートリフ
レート(AgOTf) 6.68 g (26mM)及
び、塩化第一スズ(SnCC) 4.91 g (26
mM)を加え、これに、化合物(1)  8.78 g
 (20m!、1)及び化合物(2)  9.10 g
 (26mM)をジクロロエタン/トルエン(200d
/100mfり混合溶液に溶解して加え、水冷下、2時
間攪拌した。反応混合物をろ過し、ろ液を飽和食塩水で
洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し
た。残渣をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘ
キサン=1/1で展開)にて精製し、2つの異性体を得
た。
19.85g(収率6496) 元素分析値 C+aLsNO+g・′//2H20=7
78.771 として、 理ml  C:58.60  H:5.69  N:1
.80実測fiii  C:58.40 、 )I:5
.56  N:1.80旋光度  Ccr〕o 〒15
.1°(C=1.12 、CHC63)Rf=0.60
  (酢酸エチル/n−ヘキサ7= 3 / 2 )N
、MR(CDCl 3)δ: 7.8−7.3 (m、
 9H,aromal 1c)5、 L5.7 (m、
 18. −CH=CL)  、5、25 (d、 I
H,H−1a、 J=8.5Hz)、5、22−5. 
OD (m、 2H,CH=CH2)、4、49  (
d、 LH,H−1b、 J=7.9Hz)2.13−
1.91 (4xS、  4x3H。
4  xoAc)。
4 4.98g(Y、 32%) 元素分析値 C38843NO+6 =769.763
理論値 C:59.29  H:5.63  N+1.
82実測値 C:59.38  H:5.68  N:
1.73旋光度  〔α)D+4.5°(C=1.06
 、CH,” 423)Rf=0.50  (酢酸エチ
ル/トルエン=1/1)NMR(CDCL)δ: 7.
9−7.25  (m、9H,aromatic)5、
7−5.6  (m、 LH,−CH=CH2)  、
5、17−4.98  (m、 2H,−CH:CH2
)、5、05  (d、 IH,H−1’、1. J=
8.2H2)、4、41  (d、 IH,H−1b、
 J=7.9Hz)2.13.2.03.1.88.1
.45(4XS、  4X3H,4XoAc) 参考例2 化合物(6)の合成 化合物(4)970mg (1,26[11M)及び化
合物(5)820mg (1,76mM)をジクロox
タン20m1に溶解し、アルゴンガス気流下、事前に十
分乾燥したM、S、4A  2gの入った褐色二径フラ
スコに注入した。この反応溶液に水冷下、メチルトリフ
レー) 0.4 ml (3,5m)、1)を滴下し、
6時間攪拌した。
反応混合物をろ過し、ろ液を飽和食塩水で洗浄後、硫酸
マグネシウムにて乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣の
油状物を、カラムクロマトグラフィ(酢酸エチル/トル
エン=1/3で展開)にて精製し、油状物565mg(
Y、38%)を得た。また化合物(4)を280mg(
Y、29%)回収した。
〔化合物(6)の物理的性質〕 元素分析Pa  C,11,NLa=1186.285
理論渣 C:65.81 8:6.03  N:1.1
8実測1直 C:66.28  H:5.92  N:
1.15旋光度  〔α)o  20.4°(C=0.
23 、CHCA ff)Rf=0.51  (酢酸エ
チル/トルエン=2/3)NMR(CD13)δ: 7
,9−7.2 (m、24H,aromatic)、5
、65−5.57(m、 LH,−CH=CH2)、5
、21 (d、 III、 H−4b、 J・2.7H
z)、5、17 (d、 LH,H−1c、 J=4.
0Hz)2.00.1.84.1.72、(4xS、4
X3H,4X−oAc) 、1.30 (cl。
3H,−CL、J=6.7H2) 参考例3 化合物(7)の合成 化合物(6)1.18 g (1mM) 、塩化パラジ
ウム880 mg (5m!、t)及び酢酸ナトリウム
410mg(5mM)を95%酢酸15m1に溶解し、
超音波下、終汝放置した。反応混合物をセライトを用い
ろ過、酢酸エチルで抽出した。この酢酸エチル溶液を水
、飽和型ソウ水、飽和食塩水で順次洗浄後、硫酸マグネ
シウムにて乾燥し溶媒を留去した。残渣の油状物をカラ
ムクロマトグラフィ−(酢酸エチル/トルエン=1/2
で展開)にて精製し、油状物463mg (Y、 40
%)を得た。
〔化合物(7)の物理的性質〕 元素分析値 C62H87NO20= 1146.22
として理論値 C:64.97  H:5.89  N
:1.22実測値 C:65.11  H:5.63 
 N:1.29Rf=0.42  (酢酸エチル/トル
エン=1/1)NMR(CDfll!3)  δ:  
7.9−7.2  (m、24H,aromahic)
、5、21 (d、 IH,)I−4b、 J=2.4
Hz)、5、11 (d、 LH,H−1c、 J=4
゜0Hz)2.00.1.97.1,84.1.72 
(4XS、 4 X3H,4xcAc)、1.30(d
、 3H,(H3,J=6.7Hz )no ally
l group。
参考例4 化合物(8)の合成 化合物(7) 459 mg (0,h+M)及びトリ
クロロアセトニトリル576 mg (4+nM)をジ
クロロエタン7rn1に溶解し、これに水冷下、DBU
60mg(0,4mM)を加え、1.5時間攪拌した。
反応溶液を濃縮後、カラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル/トルエン=1/3で展開)にて精製し、油状物4
02mg(Y、78%)を得り。
〔化合物(8)の物理的性質〕 Rf=0.47  (酢酸エチル/トルエン=1/2)
NMR(CDCL)δ: 7.9−7.2 (m、24
H,aromatic)、6、22 (d、 IH,H
−1a、 J=8.8Hz)、2.00.1.84.1
.75、(4XS、 4x31.4 X−oAc) 、
l、3Q (d。
31(、−CH3,J=6.6Hz )参考例5 化合
物αQの合成 アルゴンガス気流下、化合物(8)’387 mg (
0,3mM)及び化合物(9)265mg (0,3m
i、0のジクロロエタン溶液に水冷下、O,l M B
F、・Et20ジクロロエタン溶液2溶液2摘Nし、3
0分攪拌した。反応溶液をクロロホルムで抽出し、飽和
食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減
圧留去した。残渣の油状物をカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル/トルエン=1/3で展開)にて精製し、
油状物181mg(Y、30%)を得た。
〔化合物αQの物理的性質〕
元素分析値 C116H123NO3G’ H2O=2
029.276理論値 C:68.66  H:6.2
1  N:0.69実測値 C:68.38  H:6
.08  N:0.54旋光度  〔αL−5,1°(
C=0.67 、CHCβ3)Rf=0.53  (酢
酸エチル/トルエン=′/2)NMR(CDCβ3)δ
: 7,5−7.l (m、54H,aromatic
)、5、18 (d、 LH,H−46,J=4.0H
z)、5、15 (d、 IH,H−Lc、 J=8.
8Hz)、5、11 (d、 IH,)I−1e、 J
=3.6Hz)、1.99.1.95.1.81.1.
71(4Xs、 4x3H,4x−oAc) 、1.2
9(d、 3H,−CH,、J=6.7Hz )参考例
6 化合物αDの合成 化合物00148mg (0,073mM)を2%ヒド
ラジン−エタノール15−に溶解し、終夜還流攪拌した
。溶媒を留去し、残渣の油状物を無水酢酸/ピリジン/
4−ジメチルアミノピリジン(4−DMAP)(ld/
1mj!/溶媒量)に溶解し、終夜攪拌した。反応溶液
を酢酸エチルで抽出し、飽和型ソウ水、希塩酸、飽和食
塩水で順次洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
留去した。残渣の油状物をカラムクロマトグラフィー(
酢酸エチル/トルエン=2で展開)で精製し、油状物1
30mg (Y、 90%)を得た。
〔化合物01)の物理的性質〕 元素分析1直 CuJ+□sNO*o=1965.23
3として理論筐 C:68.45  H:6.41  
N:0.71実測埴 C:68.05  H:6.42
  N:0.80旋光度  〔α:]D−37.9°(
C=1.59 、CHCF 、)Rf=0.62  (
酢酸エチル/トルエン=2/1)NMR(CDCj23
)δ: 7.5−7.1 (m、50H,aromat
ic)、5、45 (d、 IH,H−4b、 J=3
.6Hz)、5、11 (d、 LH,H−4d、 J
=3.6Hz)、2.09.2.08.2.03.1.
99.1.52(5XS、  5X3H,5X−Ac)
、1、18 (d、 3H,CH3,J=6.4H2)
実施例1 化合物(L2+の合成 水素ガス気流下、化合物α1)53mg (0,027
m!、I)及び10%Pd−C30mgのメタノール/
水(2−/1−)溶液を室温にて、終夜攪拌した。反応
終了後、触媒をろ去し、溶媒を留去後、残渣の油状物を
無水酢酸/ピリジ://4−DMAP (1ml/1m
l/触媒量)に溶解し、室温にて、終夜攪拌した。反応
溶液を酢酸エチルで抽出し、飽和型ソウ水、希塩酸、飽
和食塩水で順次洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶
媒を留去した。残渣の油状物ヲカラムクロマトグラフィ
−(アセトン/トルエン=1/lで展開)で精製し、油
状物32mg(Y、 80%)を得た。
〔化合物αつの物理的性質〕
元素分析値 C62H85N[+40=1484.35
2として理論値 C:50.17  H+5.77  
N:0194実測値 C:50.38  H:5.88
  Nコ0.98Rf=0.35  (アセトン/トル
エン=1/l)NMR(CDCl 3)δ:5゜41 
(d、 IH,H−4d、 J=3.6Hz)、5.3
6  (d、 LH,H−4b、 J=2.5Hz)、
5、12  (d、 LH,H−1e、 J=3.05
Hz)  、4、59  (d、 LH,)l−1,6
,J・8.2Hz)  、2.2−1.9  (mS、
48H,−Ac  )、1.25  (d、 3H,−
CH,)実施例2 化合物03)の合成 化合物Q2)24mg (0,0−16mM)及びヒド
ラジン・酢酸塩2 mg (0,021m!、1)をD
MF2mlに溶解し、室温にて、30分間攪拌した。反
応溶液を酢酸エチルで抽出し、水、飽和食塩水で順次洗
浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。残
渣の油状物をよく乾燥後、無水THF 2rd!に溶解
し、アルゴンガス気流、水冷下、これに、ジエチルアミ
ノサルファートリフルオライド(DAST)10μβを
加え、1時間攪拌した。反応溶液を酢酸エチルで抽出し
、水洗後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去後、
残渣をカラムクロマトグラフィー(アセトン/トルエン
=2で展開)にて精製し、油状物(化合物Q3)) 7
.5 mg (Y、 32%)並びに、化合物QQI 
Omg (Y、 41%)得た。
〔化合物側の物理的性質〕
Rf=0.43  (アセトン/トルエン=1/1)N
MR(CDC41! 3)δ: 5.41 (d、LH
,H−4d、J=3.9Hz>、5、36 (d、 I
H,H−4b、 J=2.7Hz)、4、61 (d、
 LH,H−1b、 J=7.9)1z)、4、39 
(d、 LH,)I−1d、 J=7.9Hz)、2、
2−1.9 (mS、 45H,Ac )、1、20 
(c!、 3H,−CH,、J=6.7Hz)実施例3
 化合物06)の合成 アルゴンガス気流下、化合物Q317.2 mg (0
,005mM )及び化合物αつ8 mg (0,O1
mM)をクロロホルム/トルエン(1−/1mj’)に
溶解し、事前に十分乾燥したM、3.4A  100m
g及びシルパートリフレー) 3 mg (0,O1m
!、() 、塩化第一スズ2 mg (0,01mM 
)の入った1易色二径フラスコに注入し、室温にて、2
時間攪拌した。反応混合物をろ過し、ろ液を水、飽和食
塩水で順次洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
留去した。残渣をカラムクロマトグラフィー(アセトン
/トルエン/クロロホルム=1/2/1で展開)にて精
製し、油状物1.0 mg(Y、 9.2%)を得た。
〔化合物aOの物理的性質〕
N!AR(CDCN3)δ: 8.0−7.4 (m、
5)1.aromatic)、5.87 (m、 LH
,H−5Cer)、5、73 (n+、 IH,H−4
Cer)、5、40 (d、 LH,H−4d、 J=
3.3Hz)、5、11 (d、 LH,H−1e、 
J=3.6Hz)、4、58 (d、 IH,H−1d
、 J=8.2Hz)、4、42 (d、 LH,H−
1b、 J=7.9Hz)、2、2−1.9 (ms、
 45H,oAc)、0、88 (t、 2 ×3H,
2xCL (Cer)J=6.7Hz) 実施例4 化合物07)の合成 化合物α6)0.8 mg (3,6X 10−’ m
!、1)のメタノール溶液(1蔵)に0. I N  
NaOMe lタノール溶液100μlを加え、終夜攪
拌した。反応溶液にアンバーリスト15を加え、中和後
、ろ去し、ろ液を減圧留去した。残渣をゲルろ渦状(L
)(−20)(クロロホルム/メタノール/水−60/
40/4.6で展開)により精製して、化合物α″D 
O,5mgを得た。
〔化合物α′?)の物理的特性〕
Rf=0.53   (n−ブタノール/エタノール/
水=2/1/1) N ’A R(D j、I S O−d 6) ’δ:
 5.53 (m、 IH,)I−5(Cer))、5
、34 (m、 LH,H−4(Cer))、4、78
 (d、 LH,H−1e )4.67 (d、 LH
,H−1c、 J=6.7t(z)、4、65 (d、
 LH,H−5e )、4、31 (d、 IH,)I
−16,J=7.3)1z)、4、25 (d、 IH
,H−1b )  、4、17 (d、 LH,H−1
a、 J=8.2Hz)、1.84 (s、3H,NA
c )、

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕で表わされる化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水素原子又はアセチル基であり、R^
    2は水酸基、フッ素原子、アセトキシ基又は▲数式、化
    学式、表等があります▼基(ただしR^3は水素原子又
    はベンゾイル基である)であり、Acはアセチル基を示
    す。)
  2. (2)下記の式で表わされる化合物(11) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Acはアセチル基を示し、Bnはベンジル基を
    示す)を触媒の存在下水素還元し、次いで4−DMAP
    の存在下無水酢酸と反応させることからなる下記の式で
    表わされる化合物(12) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Acはアセチル基を示す)の製造法。
  3. (3)水素還元用触媒として、Pd−C、Pd−BaS
    O_4又はPt−Cを用い、水素還元用溶媒としてメタ
    ノール、エタノール又は酢酸を用い、無水酢酸との反応
    用の溶媒としてピリジン、クロロホルム、ジクロロエタ
    ン、ジクロロメタン、THF又はジオキサンを用いる特
    許請求の範囲第(2)項記載の製造法。
  4. (4)一般式〔 I 〕の化合物(12)(ただしR^1
    はアセチル基であり、R^2はアセトキシ基である)を
    ヒドラジン酢酸塩と反応させ、次いでジエチルアミノサ
    ルファートリフルオライドと反応させることからなる一
    般式〔 I 〕の化合物(13)(ただしR^1はアセチ
    ル基であり、R^2はフッ素原子である)及び一般式〔
    I 〕の化合物(14)(ただしR^1はアセチル基で
    ありR^2は水酸基である)の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕
  5. (5)ヒドラジン酢酸塩との反応用溶媒としてDMF、
    DMSO、THF又はジオキサンを用い、ジエチルアミ
    ノサルファートリフルオライドとの反応用溶媒としてジ
    クロロエタン、ジクロロメタン、クロロホルム、THF
    、ジオキサン又はトルエンを用いる特許請求の範囲第(
    4)項記載の製造法。
  6. (6)一般式〔 I 〕で表わされる化合物(13)(た
    だしR^1はアセチル基であり、R^2はフッ素原子で
    ある)を触媒の存在下化合物(15) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Bzはベンゾイル基を示す)と反応させることか
    らなる一般式〔 I 〕で表わされる化合物(16)(た
    だし、R^1はアセチル基であり、R^2は ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Bzはベンゾイル基を示す)である)の製造法
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕
  7. (7)触媒が塩化第1スズ及びシルバートリフレートで
    あり、反応用溶媒がクロロホルム、ジクロロエタン、ジ
    クロロメタン、トルエン、THF又はジオキサンである
    特許請求の範囲第(6)項記載の製造法。
  8. (8)一般式〔 I 〕で表わされる化合物(16)(た
    だし、R^1はアセチル基であり、R^2は ▲数式、化学式、表等があります▼(式中Bzはベンゾ
    イル基を示す)をアルカリメトキサイドと反応させるこ
    とからなる一般式〔 I 〕で表わされる化合物(17)
    (ただし、R^1は水素原子であり、R^2は▲数式、
    化学式、表等があります▼である)の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕
  9. (9)反応用溶媒がメタノール又はエタノールである特
    許請求の範囲第(8)項記載の製造法。
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JPH0193562A (ja) * 1987-10-05 1989-04-12 Shionogi & Co Ltd スフィンゴシン誘導体
JPH0459180U (ja) * 1990-09-25 1992-05-21
WO2004007370A1 (ja) * 2002-07-12 2004-01-22 Shionogi Co., Ltd. 酸触媒として機能するゼオライト類似体の簡易な製造法

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