JPH0270701A - オリゴガラクチュロン酸の製造法 - Google Patents

オリゴガラクチュロン酸の製造法

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JPH0270701A
JPH0270701A JP22318788A JP22318788A JPH0270701A JP H0270701 A JPH0270701 A JP H0270701A JP 22318788 A JP22318788 A JP 22318788A JP 22318788 A JP22318788 A JP 22318788A JP H0270701 A JPH0270701 A JP H0270701A
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galactopyranosyl
acetyl
acid
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Tomoya Ogawa
智也 小川
Yoshiaki Nakahara
義昭 中原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオリゴガラクチュロン酸の製造法に関する。
〔従来の技術〕
植物が病原菌や寄生菌の侵入に際して比較的低分子のフ
ァイトアレキシンと総称される抗菌性物質を生産して自
らを守る現象はよく知られており、豆科、ナス科の植物
において研究が進んでいる。
しかしながら、その植物生理学的な部分が現在さかんに
追求されている段階であり、分子レベルの全貌解明には
未だ多くの課題が残されてい□る。健康な植物体にはフ
ァイトアレキシンの蓄積は見られず、菌の侵入に際して
はじめてその生産を行う事から、何らかの化学的な刺激
がこれにか\わっている事は明らかである。この様な刺
激ヲ引き起こす化学物質をエリジター(elici t
or)と呼び、有機物及び無機物のあるものがこの働き
をする事が確認されている。特に前者に由来するものと
して病原菌の生産する酵素、病原菌の細胞壁由来物質、
宿主植物細胞壁由来多糖などがある。アルバーシャイム
(Albershim)らは大豆の細胞壁の熱水抽出物
中および細胞壁の部分的酸加水分解物中よりエリジター
活性をもつ物質を見出し、その構造がα1−4結合で線
型に連なるガラクチュロン酸オリゴマーである事を明ら
かにした〔エム・ジー・バーン、ニー・ジー・ダルビル
、ピー・アルバーシャイム、Plant Physio
l、 (植物生理学)68巻、1161〜1169頁(
1981年)〕。ペクチン(citrus pecti
n)を部分的酸加水分解してもエリジターが得られ(イ
ー・ニー・ノスナゲル、エム・ムクナイル、ピー・アル
バーシャイム、ニー・デル、Plant Physio
l、 (植物生理学)71巻、916〜926頁(19
83):文献1〕、大豆細胞壁、ペクチンな・どを病原
菌の生産する酵素(endopolygalactur
onic acid Iyase)で部分的加水分解を
行ってもエリジター活性をもつ物質が得られることが明
らかになった〔ケイ・アール・ダビス、ニー・ジー・ダ
ルビル、ピー・アルバーシャイム、ニー・デル、Z−N
aturforsch  (ナフチルホースク、41C
巻、39〜48頁(1986年)〕。
ウェスト(West)らもヒマの実(castor b
ean)を用いて病原菌の酵素によるガラクチュロン酸
オリゴマーの生成とエリジター活性を報告している〔ア
ール・ジエイ・ブレイス、シー・ニー・ウェスト、Pl
ant Physiol、 (植物生理学)、69巻、
1181〜1188真(1982年)〕。
活性が認められる分画は構造式1  (n=7〜12)
(R=H)で表わされる。
アルバーシャイムらは部分的酵素加水分解生成物のうち
で構造式■のものも強い活性をもつと報告している。
ファイトアレキシン生産のための活性なエリジターとし
て果たして如何なる分子構造(単位)が有効であるのか
、そしてそれが植物体中でどのように機能しているのか
を究明する事は極めて重要であるが、天然界より純粋な
試料を多量に得る事が非常に困難であるためガラクチュ
ロン酸オリゴマーを精密合成づ−ることは必要不可欠の
ことである。更に、こうして得られたガラクチュロン酸
オリゴマーを用いてファイトアレキシン生産のメカニズ
ムを詳しく調べることが可能になり、これを知ることに
よって植物の自己防御能を利用した新しい生物生産制御
の道が開かれるものと期待される。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、植物の細胞壁に存在している抗菌性物
質のファイトアレキシン産生を誘導するエリジターとし
ての活性を有する式(2)で示されるオリゴガラクチェ
ロン酸の製造法を提供することである。
本発明者らは既に、一般式(1)において、Rがβ−n
−プロピル基、nが9である10tJ!!性オリゴガラ
クチユロン酸(1)の合成法を確立している(特願昭6
2−227496号明細書)が、更に、アルバーシャイ
ムらにより最もファイトアレキシンエリジターとしての
活性が高いと指摘されている化合物+2)(−船釣(1
)においてRが水素、nが11の12Ii性オリゴガラ
クチユロン酸)の合成を目的として研究を行い、本発明
を完成するに至った。
この化合物(2)は、化合物(1)と異なり、オリゴマ
ーの還元性末端部分せ天然から得られるものと同様へミ
アセクール構造をもつものであり、前述のとおりAlb
ershimらにより最もファイトアレキシンエリジタ
ーとしての活性が高いと指摘されている化合物である(
文献l)。
〔課題を解決するための手段〕
化合物(1)の合成では、その前駆体として還元性末端
部はアリル基(CHt CH= CHt>を保護基とし
て用いて行ったが、オリゴガラクチュロン酸に於てはこ
の保護基の選択的除去に困難がある事がモデル化合物を
用いた反応で明らかとなったので、これに代る保護基と
してL−ブチルジフェニルシリル基(Si(C6Hs)
Jut)を用いた合成経路を開拓した。またオリゴマー
合成の効率化を計るため、化合物(11の合成の場合よ
りも更に大きなオリゴマーブロック同志を縮合させる方
法を新たに開拓した。即ち、(3)、(4)、(5)の
如き4糖性のオリゴマーを別個に調製し、これらを先ず
(4)と(5)、次に(3)と縮合させることにより目
的化合物(2)を合成した。
すなわち本発明は、式(4)で示される化合物(4)と
式(5)で示される化合物(5)とを縮合させてB t
JM性化金化合物00、これを脱イソプロピリデン化し
て化合物(17)とした後、6−位を選択的にアセチル
化して8糖性糖受容体0…とし、これと、式(3)で示
される4糖性糖供与体(3)とを縮合させてL2tJ!
性化合物αΦを得、これを脱アセチル化して化合物(2
[0とした後、酸化してカルボン酸(21)に導き、保
護基を脱離することを特徴とする式(2)で示される1
2媚性オリゴガラクチユロン酸(2)の製造法である。
nO 本発明方法の出発物質として使用される化合物(3)、
(4)、(5)はいずれも新規化合物であり、まずその
合成法について説明する。
なお、本願明細書中、Bnはベンジル基、Acはアセチ
ル基、phはフェニル基、L−Buはt−ブチル基、を
示す。
止金國皿至豆威 既知化合物(6) ((Y、Nakahara、 T、
OgawaTetrakedon Lett、 (19
87) 282731−2734)  ;文献2)を8
0%酢酸にて脱イソプロピリデン化して化合物(7)と
した後、選択的にアセチル化して化合物(8)を得る。
この化合物(8)を既知化合物(9)(文献2)と自由
らの条件下(T、Mukaiyama、Y、Murai
、S。
5hoda、 Chem、 Lett、、 (1981
) p、431−432)縮合して化合物Ql)とする
。化合物0ωをSchmidtらの条件(W、Kinz
y、 R0R0Sch+*idt、 Juetus L
iebigs Ann+Chem、、 (1985) 
1537−1545 )にて脱シリル化の後、TIIF
中DAST (W、Rosenbrook、 Jr、、
 D、^、R11ey。
P、A、Lartey、 Tetraledron−L
etL、+  (1985) 263−4G、11.P
o5ner、 S、R,Harnes、 Terahe
dron Lett、。
(1985)  26 5−8)で処理してα:β=7
:フルオリド混合物(3)とする。
18の スキームI (つづき) nO aυ *〇八へT:ジエチルアミノサルファトリフルオリド(
ELJSFJ)化治j旺県針釦戊 既知化合物@ (文献2) を化合物(8)と前出( 件下縮合し、 化合物圓を得る。
化合物01を前、 様脱シリル化して化合物Qaとし、 更にDAS’ 処理してα:β−7: 8のフルオリ ド混合2 と導く。
8口0 化合物(5)の合成 前出の化合物0りを脱イソプロピリデン化して化合物(
5)とし選択的なアセチル化を行い化合物(5)を得る
ブロック(3)、(4)、(5)の縮入(ドデソカサソ
カライ前出の化合物]4)と(5)との縮合により8 
j1M性化合物Oeを得る。これを脱イソプロピリデン
化して化合物面とした後、選択的にアセチル化して8糖
性糖少糖受容[Oとする。これを4糖性糖供与体(3)
と縮合反応させ12P、性化合物α犠を得る。
化入物Qlよ オリゴガラクチュロン酸(2)への 換
化合物Olをメタノール中ナトリウムメトキシドを触媒
として脱アセチル化して化合物Q11を得る。
これにSwern酸化(K、Omura、 D、Swe
rn。
Tetrahedron  (1978) 34165
1−1662)と引き続き亜塩素酸ナトリウム酸化(G
、A、Kraus、 B、RothJ、Org、 Ch
ew、、 (1980)  45 4825−4830
 )する事によりカルボン酸(21)へと導く。これを
前出の方法にて脱シリル化して化合物(22)とした後
、加水素分解により脱ベンジル化を行って目的化合物(
2)を得る。
また化合物(21)を相当するメチルエステルに変換、
ここで更に精製し、ピリジン中LiIと加熱して再び化
合物(21)に戻す操作を導入すると、最終工程で得ら
れる粗生成物(2)の純度が向上する。
8糖生化合物Q71の別゛、合成 化合物07)は次の方法によって合成できる。すなわち
、化合物0のと(5)とを縮合して6糖性化合物(23
)を得、これを脱イソプロピリデン化して化合物(24
)とし、次に選択的にアセチル化して化合物(25)と
した後、再び化合物−と縮合して化合物α口を得、この
粗生成物Oeを脱イソプロピリデン化すると化合物α刀
が得られる。これは前の方法で合成したものと完全に一
致する。
ス キ 化合’4M (6)、α罎、αL (23)を脱イソプ
ロピリデン化する反応の試薬としては、含水酢酸、トリ
フルオロ酢酸などを使用でき、好ましくは含水酢酸であ
る。
また、触媒としては、p−トルエンスルホン酸、硫酸ま
たは塩酸なども使用できる。
さらに、溶媒としては、テトラヒドロフラン、水、メタ
ノールまたはエタノールなどを使用でき、好ましくはテ
トラヒドロフランである。
また、この反応は、室温〜約80℃、好ましくは室温で
行うことができ、約0.5時間〜約24時間、好ましく
は、17時間の攪拌反応を行うことにより十分に進行す
る。
かくして得られた反応生成物をカラムクロマトグラフィ
ーなどの常法により精製する。
化合物(7)、αり、aつ、(24)を部分アセチル化
する反応の試薬としては、塩化アセチル、無水酢酸また
はアセチルイミダゾールなどを使用でき、好ましくは塩
化アセチルである。
また塩基としてピリジンまたは゛トリエチルアミンなど
を使用する。
さらに、溶媒としては、ピリジン、ジクロルメタンまた
はエーテルなどを使用でき、好ましくは無水ピリジンで
ある。
また、この反応は、約−10℃〜室温、好ましくは水冷
で行うことができ、約2時間〜約2日間、好ましくは、
1.5時間の攪拌反応を行うことにより十分に進行する
かくして得られた反応生成物をカラムクロマトグラフィ
ーなどの常法により精製する。
化合物(8)と(9)、(8)と0乃、(4)と(5)
、(111& Ql 、 (5)とQ2)、(25)と
(2)などのグリコジル化反応の触媒としては、塩化第
1スズ、モレキュラーシージス4A粉末、過塩素酸銀、
または銀トリフラートなどを使用できる。
また、溶媒としては、エーテル、トルエン、ジクロルメ
タンまたはジクロルエタンなどを使用しでき、好ましく
は無水エーテルである。
さらに、この反応は、約−15℃〜約60℃、好ましく
は0℃で行うことができ、約1時間〜約24時間、好ま
しくは、2.5時間の攪拌反応をすることにより十分に
進行する。
かくして得られた反応生成物をカラムクロマトグラフィ
ーなどの常法により精製する。
化合物aω、α湯、(21)の脱シリル化反応の試薬と
しては、テトラn−プチルアンモニウムフルオリド、酢
酸またはピリジン−フン化水素などを使用できる。
また、溶媒としては、テトラヒドロフラン、アセトニト
リル、ジクロルメタン、エーテルまたはピリジンなどを
使用できる。
さらに、この反応は、約−20℃〜約60℃、好ましく
は室温で行うことができ、約10時間〜約100時間、
好ましくは、52時間の攪拌反応をすることにより十分
に進行する。
かくして得られた反応生成物をカラムクロマトグラフィ
ーなどの常法により精製する。
化合物αυ、Q4)をフッ素化する反応の試薬としては
、ジエチルアミノサルファトリフルオリド(D A S
 T)またはピリジン−フッ化水素などを使用でき、好
ましくはジエチルアミノサルファトリフルオリドである
また、溶媒としては、テトラヒドロフラン、トルエン、
四塩化炭素、エーテル、ジクロルメタンまたはクロロホ
ルムなどを使用でき、好ましくは無水テトラヒドロフラ
ンである。
さらに、この反応は、約−30℃〜約60℃、好ましく
は室温で行うことができ、約0.1時間〜約lθ時間、
好ましくは、0.5時間の攪拌反応をすることにより十
分に進行する。
かくして得られた反応生成物をカラムクロマトグラフィ
ーなどの常法により精製する。
化合物α勢を脱アセチル化する反応の試薬としては、ナ
トリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、水酸化ナ
トリウムまたは水酸化カリウムなどを使用でき、好まし
くは0. I Nナトリウムメトキシドである。
また、溶媒としては、メタノール、エタノール、テトラ
ヒドロフランなどを使用でき、好ましくはメタノール−
無水テトラヒドロフランである。
さらに、この反応は、約−5℃〜約60℃、好ましくは
室温で行うことができ、約1時間〜約2日間、好ましく
は、24時間の攪拌反応を行うことにより十分に進行す
る。
かくして得られた反応生成物をカラムクロマトグラフィ
ーなどの常法により精製する。
化合物(2Iを酸化して化合物(21)を得る反応の条
件は次のとおりである。
(第1段階) まず、反応試薬としては、オキザリルクロリドジメチル
スルホキシド、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチ
ルアミン、無水トリクロル酢酸、無水トリフルオロ酢酸
、無水酢酸、ジシクロヘキシルカルボジイミド−ジメチ
ルスルホキシドなどを使用できる。
また、溶媒としては、ジクロルメタン、ジクロルエタン
、テトラヒドロフランまたはジメチルスルホキシドなど
を使用でき、好ましくはジクロルメタンまたはジメチル
スルホキシドである。
さらに、この反応は、約−78℃〜室温、好ましくは冷
却温度で行うことができ、約0.1時間〜約24時間、
好ましくは、0.2時間の攪拌反応を行うことにより十
分に進行する。
(第2段階) まず、触媒としては、亜塩素酸ナトリウム、リン酸1ナ
トリウム、次亜塩素酸ナトリウムまたはクロム酸−硫酸
などを使用できる。
また、溶媒としては、t−ブチルアルコール、2−メチ
ル−2−ブテン、アセトニトリル、水、テトラヒドロフ
ランまたはアセトンなどを使用でき、好ましくはt−ブ
チルアルコールと2−メチル−2−ブテンの併用である
さらに、この反応は、約−10℃〜約60℃、好ましく
は室温で行うことができ、約3時間〜約2日間、好まし
くは、12時間の攪拌反応を行うことにより十分に進行
する。
かくして得られた反応生成物をカラムクロマトグラフィ
ーなどの常法により精製する。
化合物(21)をメチルエステル化する反応の試薬とし
ては、ジアゾメタンなどを使用できる。
また、溶媒としては、エタノールなどを用できる。
かくして得られた反応生成物をカラムクロマトグラフィ
ーなどの常法により精製する。
化合物(22)を水素により還元して化合物(2)を得
る、脱ベンジル化反応の触媒としては、パラジウム炭素
またはラネーニッケルなどを使用でき、好ましくは10
%パラジウム炭素である。
さらに、溶媒としては、メタノール、エタノール、水−
メタノール、酢酸−水などを使用でき、好ましくは含水
メタノールである。
また、この反応は、約り5℃〜約80℃、好ましくは室
温℃で行うことができ、約1日間〜約10日間、好まし
くは、4日間の攪拌反応を行うことにより十分進行する
かくして得られた反応生成物をカラムクロマトグラフィ
ーなどの常法により精製する。
以下、参考例、実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、その内容は以下のとおりである。
参考例1 〃 2 〃 3 〃 4 〃  6 〃  7 〃  9 出発化合物 +8) + (91 0m (8)十亜 α濁 (41+ (5) e αη (31+ Q樟 0傷 t2Φ α[9,Qη αη l C1 (2m 参考例11 参考例1 t−ブチルジフェニルシリル 0− (2,3−0−ベ
ンジル−α−D−ガラクトピラノシル)(1→4)−6
−0−アセチル−2,3−ジ−ベンジル−β−D−ガラ
クトピラノシド(7)既知化合物(6t(1,37g、
1.34 mmoj! )をテトラヒドロフラン(5I
I11)に溶解し、これに80%含水酢酸(30++/
りを加えて2日間室温にて撹拌した。減圧濃縮した後残
渣をシリカゲル−(120g)を用いてカラムクロマト
グラフィーにより精製した。トルエン−酢酸エチル(3
: 2)にて溶出し化合物(7)(1,20g、 1.
22 mmoIl、91゜2%)を得た。
〔化合物(7)の性質〕 n (5) + C3→ 亜+(25) ジ 〔α)   +54.0  (c、1.4.CHCl1
3)’HNMR(400MHz、CDC13)   δ
 1.14  (3H。
S、  −C(CH3)3  )  、1.88(38
,s、  COCl1*)、3.27(ill。
t、J=6.34tlz、 H−5a)、3.31(I
H,dd、 J=10.01.2.68゜H−3a)、
 3.52(1B、m、H−6b)、 3.62(10
,dd、  J=1.47.5.13Hz、H−6b)
、 3.70(ill、dd、J=10.01゜7.3
2.  H−2a)、 3.78(IH,d、  J=
2.44Hz、  H−4a)、3.88(IH,dd
、  J=9.77、 3.4111z、  H−2b
)、 3.97(III。
dd、  J=9.77、 3.18Hz、  H−3
b)、 4.07(1tL  ta、  H−5b)、
4.09(IH,s、  ll−4b) 、  4.1
5(III、  da、  J=11.23゜6.59
Hz、  H−6a)、 4.24(IH,dd、  
J=11.23. 6.35Hz。
H−6a)、4.60(LH,d、  J=7.3.2
+lz、  H−1a)、 4.61(IH。
d、  J=11.72Hz、  −CIIzPh)、
 4.68(III、  d、  J=11.7211
z。
CH,Ph)、4.71(IH,d、  J=12.0
Hz、−CIIzPh)、4.76(IH,d、  J
=11.72Hz、−C)IzPh)、4.80(1B
、  d、  J=12.0Hz。
−C旦2Ph)、4.83(IH,d、 J=11.7
2Hz、−C…zph)、4.84(ill、  d、
  お11.011z、−CIIzPh)、4.9H1
11,d、  J=3.4111z。
+1−1b)、 4.96(LH,’ d、  J =
11.0!1z、  −CIlzPh)、 7.24−
7.42(2611,m、アロマチック) 、7.72
(4h、 m、アロマチック)。
”CNM R(22,5MHz、CDC13)   δ
  19.29.20.70、27.14、62.69
、63.12.69.46.70.11、?2.55、
73.09、73.79、75.09.76、12.7
6.33、?7.48、80.73、98.28 (C
−1a)、 100.24 (C−1b)、127.2
7、127.43、127.54、127.81、12
7.92.12B、14、128.30、128.41
、128.52、129.55.133.66、135
.7B、 135.99、137.95、138.11
.13B、601.170.23(C・0)。
元素分析 分析値       C,70,47;  H,6,7
4計算値(CsaH6bO+□Si) C,70,85
;  H,6,77参考例2 t−ブチルジフェニルシリル 0− (6−0アセチル
−2,3−ジー0−ベンジル−α−Dガラクトピラノシ
ル)−(1→4) −6−0−アセチル−2,3−ジー
0−ベンジル=β−D−ガラクトピラノシド(8) ジオール(7) (1,38g、 1.4 mmoJ)
を無水ピリジン(15n/りに溶解し、水浴上で攪拌し
つ\塩化アセチル(125μJ、1.76mmoff、
1.25当量)を加えた。0℃〜10℃で3時間攪拌の
後、水(1ml)を加えて反応を止め、減圧下′ci縮
した。残渣を酢酸エチル−エーテル(1:1)で抽出し
、水及び飽和食塩水で洗滌後、無水硫酸ナトリウム上で
乾燥した。溶媒を留去して得た粗生成物をシリカゲル(
150g)を用いたカラムクロマトグラフィーにより精
製した。トルエン−酢酸エチル(3:1)で溶出して先
ず少量(0,1g、6.7%)のトリアセテート〔t−
ブチルジフェニルシリル O−(4,6−ジーO−アセ
チル−2,3−ジーO−ベンジルーα−D−ガラクトピ
ラノシル)−(1→4)−6−0−アセチル−2,3−
ジー0−ベンジル−β−D−ガラクトピラノシド)  
(Rf O,56(7:3= t−ルエン:EtOAc
)、’ HN M R(90MIlz、 CDCl s
)  δ1.13(911,s、−C(Clls)3)
 、1.88(311,s、 C0CH+)、1.92
(3+1. s、 C0CHz)、2.08(3H,s
、 COCl+3)、5.56(3)1. m、 ll
−4b) l 、続いて化合物(s)(1,25g、1
.2mmo6.86.9%)を得た。
〔化合物(8)の性質〕 Rf O,35(7:3= トルエン:Eto八Cへ、
〔α)   +55.1  (c、0.7.  CHC
lz)’ HN M R(500MHz、CDC13)
   δ 1.12  (9)1゜s、  −C(CH
z)+  )  、  1.88(311,s、  C
OCl13)、1.90(3+1゜s、  COCl1
i)、3.26(ill、  t、  J=6.571
1z、  H−5a)、3.30(18,dd、  J
=9.76、 2.7511z、  lt−3a)、3
.71(ill、  dd。
J=9.76、 7.33Hz、  lt−2a)、 
3.8H111,d、  J、2.44゜ト4a)、 
3.89(IH,dd、  J=9.76、 3.36
Hz、  lt−2b)、4.01(ill、  dd
、  J=9.76、 3.05+1z、H−3b)、
4.04(IH。
dd、  J=10.98. 6.11flz、H−6
b)、 4.05(III、  br、s。
H−4b)、4.13(ltl、 dd、 J=11.
30.7.0211z、 1l−6a)、4.19(i
ll、  dd、  J=11.29. 7.02Hz
、  H−6a or ll−6b)、4.23(II
I、dd、J=11.29.6.11Hz、ll−6a
 or  H−6b)、4.35(III、  t、 
 J=6.41flz、  H−5b)、 4.60(
III、  d。
J=7.3311z、 ll−1a)、4.65(II
I、d、J=12.82Hz、−CHzPh)、4.7
0(III、  d、  、L=11.9011z、 
 −CllzPh)、 4.72(IIL  d。
J−12,82Hz、  CHzPh)、  4.78
(IH,d、J=11.29Hz。
(111,d、J=11.9011z、−CIIzPh
)、4.86(IHd、J=10.9811z。
CH2Ph)、 4.94(III、  d、  J=
3.36Hz、  H−1b)、4.96(IH,d、
J=10.98Hz、  −C11zPh)、 7.2
2−7.42(26H,m。
アロマチック)、7.69−7.42(411,m、ア
ロマチック)。
”CNMR(22,5MH2,CDC13)  δ 1
9.29.20.70.20.81.27.09.62
.69.63.01.67.56.6B、11.72.
33. 72.55.73.85.75.04.75.
47、?6.18.77.37.80.24.80.7
8.98.07 (C−1a)、99.75 (C−1
b)、 127.22、127.43.127.54.
127.92、128.14、12B、30、129.
49.135.78.135.99.138.16、1
38.27.13B、65.170.45(C=0)、
170.23 (C=0)。
元素分析 分析値       C,70,27,H,6,69計
算値(C6゜t(6*o+zsi) C,70,29;
  I(,6,69χ参考例3 t−ブチルジフェニルシリル O−(6−0−アセチル
−2,3,4−1−ジ−0−ベンジルーαD−ガラクト
ピラノシル)−(l→4)−〇(6−o−アセチル−2
,3−ジーO−ベンジルーα−D−ガラクトピラノシル
)−(1−4)0− (6−0−アセチル−2,3−ジ
ーO−ベンジルーα−D−ガラクトピラノシル)−(1
→4)−6−0−アセチル−2,3−ジー0−ベンジル
−β−D−ガラクトピラノシドQOI 塩化第1スズ(155mg、0.82 mmol) 、
過塩素酸根(185mg、 0.89 mmof)およ
びよく乾燥したモレキュラーシージス4A粉末(1,0
g)の混合物にアルゴン気流下、氷−メタノール浴上で
冷却し攪拌しつつ化合物(8) (200mg、0.2
0mmo l )と(9) (225mg、 0.26
  mmol、1.3当量)の無水エーテル(17nl
)溶液を滴下した。
浴温−10°〜10°Cで3時間反応液を攪拌した後、
ピリジン(2mJ)を加えて反応を止め、不溶物をセラ
イト上で濾過した。これは更に酢酸エチル−エーテル(
1: 1)でよく洗い、有機層は合わせて、水、および
飽和食塩水で洗滌した後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥
した。溶媒を溜去して得た粗生成物をシリカゲル(70
g)のカラムクロマトグラフィーにて精製し、トルエン
−酢酸エチル(4: 1)にて展開し化合物α01 (
337mg。
0、18 mmol、91.7%)を得た。
〔化合物aのの性質〕
〔α)  +47.6 (c、o、8. C11C6:
+)’ HN M R(500MHz、  CDCl 
3)   δ 1.12  (9H。
s、−C(Ctl+)+ ) 、1.78(38,s、
  C0C413)、1.89(3H。
S、  C0CH:+)、1.90(311,s、  
C0CH5)、 1.93(311,s。
cocnx)、 3.22(IH,br、 L、  t
l−5a)、 3.25(IH,dd。
J=9.77、2.75Hz、  H−3a)、 3.
64(18,dd、  J=9.77゜7.3211z
、  H−2a)、3.70(IH,dd、  J=1
0.3711z、4.58)、7.20−7.46(5
1H,m、アロマチック)、 7.68−7.72(4
H,m、アロマチック)。
” CN M R(22,5MHz、  CDCl 3
)  δ19.23(−C(CH3) 3)、 20.
64 (Co立ui)、 20.81 (CO旦113
)、27.04 (−C(CH3):l)、 97.9
6(C−1a、 ’Jc)+ 161.1Hz)、 9
9.37(’JCH167,2H2)、 99.69(
’Jc。
168.511z)(C−1b、 c、 d)、 16
9.75(C=Ox2)。
169.91 (C=O)、 170.23(C=0)
元素分析 分析値        C,70,78;  11,6
.54計算値(Cz+H+□zOzssi) C,70
,76;  It、6.53χ参考例4 0− (6−0−アセチル−2,3,4−トリ0−ベン
ジル−α−D−ガラクトピラノシル)(1→4) −〇
−(6−0−アセチル−2,3ジー0−ヘンシル−α−
D−ガラクトピラノシル)(1→4)−0−(6−0−
アセチル−2,3−ジー0−ヘンシル−α−D−ガラク
トピラノシル)−(1→4) −6−0−アセチル−2
,3ジー0−ヘンシル−〇−ガラクトピラノース(Il
lシリル化合物QO) (101mg、0.54 mm
oj? )を無水テトラヒドロフラン(1,8nl)に
m%+し、氷酢酸(28μ!、0.5 mn+o/) 
、次にIM テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリ
トーチトラヒドロフラン溶液(0,25mj2.0.2
5mo#)を加えて室温にて6日間攪拌した。エーテル
−酢酸エチル(1二1)混合溶媒(50n+ff)にて
希釈し、水及び飽和食塩水にて洗滌後、無水硫酸ナトリ
ウム上にて乾燥した。溶媒を溜去して得た粗生成物をシ
リカゲル(10g)を用いたカラムクロマトグラフィー
にて精製し、トルエン−酢酸エチル(7: 3)にて展
開し化合物0υ(79mg、0.05mmo6.89.
5%)をアノマー混合物として得た。
〔化合物aυの性質〕
’ HN M R(500MHz、 CDCl 3) 
 δ1.776(1,780) (31!、 s、 C
0CH5)、 1.883(1,901) (3H,s
C0CH5)、1.937(1,940) (3H,s
、 COCl13)、(2,031)2.033(31
1,s、 C0CH5)、5.26(II−1a、α−
アノマー)。
”CNM R(22,5MIIz、  CDC/ :I
)  δ20.59(CI+3)、20.75(CH3
)、91.35(C−1a、 or−アノマー)、97
.58(C−1a、β−アノマー)、99.31 & 
99.58(C−1b、 c、 d)、169.75 
(1,0)、169.85 (C=O)、170、13
 (C=O)、 170.40 (C=0)。
元素分析 分析値        C,69,26;  H,6,
34計算値(Cqsll+znOgs) C,69,2
2; H,6,37χ参考例5 0− (6−0−アセチル−2,3,4−トリ0−ベン
ジル−α−D−ガラクトピラノシル)−(1→4)−0
−(6−0−アセチル−2,3ジー0−ベンジル−α−
D−ガラクトピラノシル)(l→4)−0−(6−0−
アセチル−2,3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラク
トピラノシル)−(l→4)−6−0−アセチル−2,
3ジーO−ベンジル−D−ガラクトピラノシルフルオリ
ド(3) ヘミアセタール01) (130mg、 79μ5on
)を無水テトラヒドロフラン(1ml)に溶解し、氷−
メタノール浴上で冷却、攪拌しつ一ジエチルアミノサル
ファトリフルオリド(DAST、  17μ110.1
3IIIIIol)を加え、次に水浴を取り除いて室温
で更に15分間攪拌した。メタノール数滴を加えて過剰
の試薬を失活させた後反応混合物を減圧で濃縮し、残渣
はエーテル−酢酸エチル(1: 1)にて抽出した。抽
出液を水及び飽和食塩水で洗滌後、無水硫酸ナトリウム
上で乾燥し、濃縮して粗生成物を得た。シリカゲル(2
0g)を用いてカラムクロマトグラフィーにより精製し
、トルエン−酢酸エチル(3: l)にて展開し、化合
物(3)(126mg、76μll01.96.8%)
をα/β−7/18のアノマー混合物として得た。(生
成比は高速液体クロマトグラフィー及びNMRスペクト
ルより確認)。
〔化合物(3)の性質〕 ’ HN M R(500MHz、  CDC13) 
 δ 1.782(3)1. s、 C0Cjji)、
 (1,885) 1.903(311,s、 C0C
Ji:+)、1.924(1,948) (311,s
、 C0Cjh)、2.036(3H,s。
C0Cjlz)、5.180(dd、 J=52.8.
5.8Hz、 1l−1a、β−アノマー)、5.58
Hd、 J=56.2)lz、 H−1a、  a−ア
ノマー)。
元素分析 分析値       C,69,21; Il、6.2
9; P、1.13計算値(C*sll+。、0□4F
) C,69,24; II、6.30; F、1.1
5χ参考例6 t−ブチルジフェニルシリル O−(2,3−ジー0−
ベンジル−4,6−0−イソプロピリデン−α−D−ガ
ラクトピラノシル)−(l→4)−O−(6−0−アセ
チル−2,3−ジーO−ベンジルーα−D−ガラクトピ
ラノシル)−(1→4)−0−(6−0−アセチル−2
,3−ジーO=ベンジルーα−D−ガラクトピラノシル
)(1→4)−6−0−アセチル−2,3−ジー0−ベ
ンジル−β−D−ガラクトピラノシドα□□□塩化第1
スズ(29On+g、1.53 au++ol) 、過
塩素酸銀(315mg、1.52 n++mo6) 、
モレキュラーシーゲス4A粉末(3g)を用い、無水エ
ーテル(35++1)中で既知化合物Q3(578B、
0.73 m++soj!、 1.1当量)と化合物(
8) (680lwg、0.66mmoIl)とを−1
0〜lO℃で1.5時間反応させた。
参考例3と同様に後処理して得た粗生成物をシリカゲル
(150g)を用いてカラムクロマトグラフィーにより
精製し、n−ヘキサン−酢酸エチル−ピリジン(70:
30:1)にて展開し、化合物Q31 (920mg、
 0.51 mmoI!、77.4%)を得た。
〔化合物α湯の性質〕
〔α)  + 64.3  (c、 1.0.  CH
Cl 3)’ H−NM R(500MHz、  CD
C1、)   δ  1.128(911,s、−C(
Cjl!3)i )、 1.326 (3H1s、)C
(Cjls)z )、1.409 (3H,s、 )C
(Cjja)z )、 1.888(3B、 s。
C0Cjl+)、1.888(311,s、 C0Cj
l+)、2.007(311,s。
C0Cjiz)、3.034(LH,d、 J=11.
9Hz、H−6a)、3.212(18,t、  J=
6.7Hz、  H−5a)、3.241(LH,dd
、  、t=9.8+2.7Hz、 H−3a)、3.
313(IH,d、 J=11.3Hz、 ll−6d
)、3.633(IH,dd、  J=9.8. 7.
3Hz、  H−2a)、3.72−4.96(39)
1. n+)、 7.16−7.49 (46H,m、
アロマチック)、7.69−7.73(48,ta、ア
ロマチック)。
”CNM R(22,5MHz、cocl 3)   
6 18.26〔)C(立n:+)z )、 19.2
3 (4(C1h) 3)、 20.70(Co;H3
)、  20.86(C央H3)、27.09 (−C
(旦H3) 3)、29.47 (\C(C)Is)t
  )  、 97.96(C−1a)、 98.34
〔進(C113)! )、99.15.99.42、1
00.24(C−1b。
c、  d)、 169.70(C=O)、 169.
85(C,0)、  170.23(Cよ0)。
元素分析 分析値        C,69,91;  )1.6
.60計算値(C+osll++sO□451)  C
,70,37;  II、6.64χ参考例7 O−(2,3−ジー0−ベンジル−4,6−0−イソプ
ロピリデン−α−D−ガラクトピラノシル)−(1→4
)−0−(6−0−アセチル−2゜3−ジーO−ベンジ
ルーα−D−ガラクトピラノシル)−(1→4)−0−
(6−0−アセチル2.3−ジーO−ヘンシルーα−D
−ガラクトピラノシル)−(l→4)−6−0−アセチ
ル−2゜3−ジー0−ベンジル−D−ガラクトピラノー
スシリル化合物θ:6 (3 9 0mg, 0. 2
 2 mmo7りをテトラヒドロフラン(6.6nlI
り中、氷酢酸(90p l, 1.5 7 mmol)
存在下、IM テトラnブチルアンモニウムフルオツド
(0.9ml、0.9mmo l )と室温で3日間攪
拌した。参考例4と同様の後処理をし、シリカゲル(4
 0 g)上で精製した。トルエン−酢酸エチル−ピリ
ジン(’6 5 :35、1)にて展開し化合物Qa(
325mg、0.21mmo l、96.1%)を得た
〔化合物04)の性質〕 ’ H  N M R (500Mllz.  CDC
 12 *)  δ 1.323(311, s,)C
(C,ji:+) z  〕 、  1.403  (
31■,s,)C(Cjlz)z  )  、1 、 
935 (3!l 、 s 、  COCjj3)、 
1.963(1.978) (3t1. s。
COCjj3)、(2.031)2.033(311,
 s, COCj13)、5.266(11−18.α
−アノマー)。
元素分析 分析値        C.(i8.31;  Il.
6.50計算値(Csqll+。。0□4)   C,
68.80;  11,6.49χ参考例8 0− (2.3−ジー0−ベンジル−4. 6−0イソ
プロピリデン−α−D−ガラクトピラノシル)−(l→
4)−0− (6−0−アセチル−2。
3−ジーOーベンジルーα−D−ガラクトピラノシル)
− (1−4)−0− (6−0−7セチルー2、3−
ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシル)−(
l→4)−6−〇ーアセチルー2。
3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシルフ
ルオリド(4) 参考例5に従ってヘミアセタールθ4)(300mg、
0、 1 9 +u++ojりを無水テトラヒドロフラ
ン(1.51w7り中、ジエチルアミノサルファトリフ
ルオリド(42μl、0.32mmol)と反応させ、
粗生成物をシリカゲル(2 5 g)を用いたカラムク
ロマトグラフィーにより精製、トルエン−酢酸エチル−
ピリジン(70:30:1)にて展開し化合物(4) 
( 2 9 0mg、0. 1 9 mmol、96.
5%)をα/β=8/17のアノマー混合物として得た
(高速液体クロマトグラフィー及び’H−NMRスペク
トルより生成比を検定)。
〔化合物(4)の性質〕 ’ H  N M R (500MHz.  cnc 
l :+)  δ 1.325〔310+ s.)c(
Cjja) z  )  、  1.408  (31
1,s,)C(CJIs)z  )  、1、923(
1.946) (3H. s, COCHz)、(1.
965)1.982(3H。
s. COC113)、5.177(dd. J=52
.8, 6.1Hz, H−1a。
β−アノマー)、5.585(d. J=55.5Hz
, H−1a, cx −アノマー)。
元素分析 分析値       C,68.99: H.6.45
. F,1.22計算値(CsJvw(hsF)  C
,68.71; H.6.41; F,1.22χ参考
例9 t−ブチルジフェニルシリル O− (2.3ジー0−
ベンジル−α−D−ガラクトピラノシル)(1−4)−
0− (6−0−7セチ7L/−2.3−ジー0−ベン
ジル−α−D−ガラクトピラノシル)−(l→4)−0
− (6−0−アセチル−2。
3−ジーOーベンジルーα−D−ガラクトピラノシル)
−(1→4)−6−0−アセチル−2.3ジー0−ベン
ジル−βーDーガラクトピラノシドα9 イソプロピリデン体α3) ( 511n+g, 0.
29 mn+o1)を80%含水酢酸(8II11)中
60℃にて30分間加熱した。減圧濃縮し残渣は更にト
ルエンと共沸して痕跡の酢酸及び水を除いた後シリカゲ
ル(7 5 g)を用いてカラムクロマトグラフィーを
行った。
n−ヘキサン−酢酸エチル(1: 1)にて展開し、化
合物QS) (457mg、0.26mmo1.91.
5%)を得た。
〔化合物05)の性質〕 〔α)  +63.4  (c、1.0.  ClIC
7?:+)’ HNM R(500MHz、  CDC
1z)   δ  1.126(911,s、  −C
(Cjj、)+  )  、  1.895(611,
s、  COC旦3 x2)、1.948(3)1. 
 s、  COC旦3)、 4.554(IH,d、 
 J=7.0Hz。
)1−1a)、 4.960(2H,d、  J=3.
4Hz)  & 4.984(Ill、  d。
J=3.41Lz) (II−1b、  c、  d)
” CN M R(22,5MIIz、  CDC13
)   6 19.23(4Me+)、 20.64 
(Co!l:H3)、 20.81 (Co;113)
、27.04(C(jjh):+ )、 97.96(
’Jc、158.7Hz、  C−1a)、99.15
.99.37.99.80(’JCII (平均) 1
73.3Hz。
C−1b、  c、  d)、 169.80(C=O
)、 169.91(C=O)、170.23(C=0
)。
元素分析 分析値          C,69,16;  H,
6,54計算値(C+ ozll+ + 40□aSi
・1120) C,69,21:  H,6,49χ参
考例10 t−ブチルジフェニルシリル O−(6−0アセチル−
2,3−ジーO−ヘンシルーα−Dガラクトピラノシル
)  −(1−4) −0−(60−アセチル−2,3
−ジーO−ベンジルーαD−ガラクトピラノシル)−(
1→4)−〇(6−0−アセチル−2,3−ジー0−ベ
ンジルα−D−ガラクトピラノシル)−(1−4)6−
0−アセチル−2,3−ジー0−ベンジルβ−D−ガラ
クトピラノシド(5) ジオールO5)(415mg、0.24mmo/)を無
水ピリジン(2,5m1)に溶解し、水浴上で冷却しつ
つ塩化アセチル(21μ/、0.30 mmail 。
1.25当量)を加えそのま\2.5時間攪拌した。
更に塩化アセチル(5u l、 0.07 mmoz)
を追加し5°〜15°で1.5時間攪拌を続けた。水を
加えて反応を止め参考例2の如く後処理をし、粗生成物
はシリカゲル(70g)とトルエン−酢酸エチル(7:
 3)を用いたカラムクロマトグラフィーにより精製し
た。先ず副生成物のペンタアセテート(19mg、0.
01  mmail、 4.4%)(〔α)   +5
6.5  (c、  0.8.  (jlc1*)。
’ HN M R(500M+lz、  CDCl 3
)   δ  1.126(911,s、  −C(C
Jii)3 )  、  1.896(3H,s、  
COC旦3)、1.915(3H,s、  CDC旦、
)、  1.935(3H,s、  C0CH5)、1
.959(3H,s、  C0Cji:+)、  2.
043(3H,s、  COC旦z)、5.531(L
H,m、旧4a)、分析値C,69,70; 11,6
.55計算値C,69,34; 11,6.48%)を
得た。次に目的物(5) (395mg、0.22 m
moj2.93.0%)を得た。
〔化合物(5)の性質〕 〔α)  +57.32 (c、0.64.  CHC
l!z)。
菫HNMR(500MHz、  CDC1s’)   
6 1.121(9H,s、−C(+4.、)3) 、
1893(3H,s、 C0Cjlz)、1.896(
311,s、  CDC旦、)、  1.910(3H
,s、  COC…3)、1.941 (3H,s、 
C0Cj13)、 3.219(18,t、  J=6
.711z。
H−5a)、 3.251(III、  dd、  J
=10.1. 2.711z、  1(−3a)、3.
637(IH,dd、 J=10.1.7.3Hz、 
H−2a)、4.549(IL  d、J=1.3Hz
、H−1a)、 4.948(3H,m、  H−1b
c、  d)。
”CNMR(22,5MHz、CDCl!:+)   
6 19.23(CMet)、  20.81 (cO
cl13)、 27.04 (c(coa):+ )、
97、96 (C−1a)、 99.31. 99.5
8(C−1b、  c、  d)、169.80(C=
0)、 169.91 (C=0)、 170.18 
(C=0)。
元素分析 分析値          C,6B、81;  II
、6.48計算値(Ctonll++bOzsSi・8
20) C,6B、93;  H,6,45″を実施例
1 t−ブチルジフェニルシリル O−(2,3ジーO−ベ
ンジル−4,6−0−イソプロピリデン−α−D−ガラ
クトピラノシル)−(1→4)0− (6−0−アセチ
ル−2,3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−(1→4)−0−(6−0−アセチル−2,
3−ジーOベンジルーα−D−ガラクトピラノシル)−
(1−4)−o−(6−o−アセチル−2,3−ジーO
−ベンジルーα−D−ガラクトピラノシル)(1→4)
−0−(6−0−アセチル−2,3−ジーO−ベンジル
ーα−D−ガラクトピラノシル) −(1−4)−0−
(6−0−アセチル−2゜3−ジー0−ベンジル−α−
D−ガラクトピラノシル)−(1→4)−0−(6−0
−アセチル−2,3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラ
クトピラノシル)−(l→4)−6−0−アセチル−2
゜3−ジーO−ベンジルーβ−D−ガラクトピラノシド
θe 塩化第1スズ(45mg、 0.24 mmol) 、
過塩素酸根(50mg、0.24 mmol) 、モレ
キュラーシージス4A粉末(400mg)を用い、参考
例3に従い、無水エーテル(4mjり中でフルオリド(
4) (130mg、84μlll0l、1.4当量)
と糖受容体(51(107mg、60μn+oJ)とを
−10゛〜lO℃で3.5時間反応させた。その後同様
の後処理よって得た粗生成物をシリカゲル(40g)の
カラムクロマトグラフィーにかけ、トルエン−酢酸エチ
ル−ピリジン(TO:30:l)にて溶出し、若干の不
純物を含む化合物(16) (135mg)を第1画分
として、次に脱イソプロピリデン化したジオール071
(38mg)を主成分とする第2画分を得た。
いずれも更に精製する事なく次の処理を11つだ。
実施例2 t−7”チルジフェニルシリル O−(2,3−ジーO
−ベンジルーα−D−ガラクトピラノシル)−(1−4
)−0−(6−0−アセチル−2,3ジーO−ベンジル
−α−D−ガラクトピラノシル)−(1−4)−0−(
6−0−アセチル−2゜3−ジーO−ベンジルーα−D
−ガラクトピラノシル)−(1−4)−0−(6−0−
アセチル−2,3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラク
トピラノシル)−(1−→4)−0−(6−0−アセチ
ル−2,3−ジーO−ベンジルーα−D−ガラクトピラ
ノシル)−(1−4)−0−(6−0−アセチル−2,
3−ジー0−ヘンシル−α−D−ガラクトピラノシル)
 −(1−4)−0−(6−07セチルー2.3−ジー
0−ベンジル−α−Dガラクトピラノシル)−(1→4
)−6−0アセチル−2,3−ジーO−ベンジルーβ−
DガラクトピラノシドOD 前反応の生成物第1画分及び第2画分を各々2ml及び
1 mlの80%含水酢酸中60℃30分間加熱処理し
た。各々減圧濃縮後、前者はシリカゲル(20g)のカ
ラムクロマトグラフィーにて、後者は薄層クロマトグラ
フィー (Kieselgel 60+0、5 mm、
20X20(J)いずれもトルエン−酢酸エチル(7:
 3)で展開して化合物α7)(IQlmg及び21n
+g、(5)よりの累計収率62.2%)を得た。
〔化合物0ηの性質〕 (α)   + 61.9  (c、0.7.  Cl
ICl :+)’ HNMR(500MHz、  CD
C13)   δ  1.114(9B、 s、  −
C(Cjh)s ) 、1.878(9H,s、 C0
CJh x3)、1.886(3)1. s、 COC
旦、)、 1.902(9H,s、  C0C4h x
3)、3.214(IH,br、 t、  H−5a)
、 3.246(18,dd、  J=9.72.75
Hz、L3a)、 3.382(IH,m、  If−
6h)、 3.435(18,m、 H−6h)、3.
632(IH,dd、 J=9.77.7.33Hz。
H−2a)、 4.534(ltl、  d、  J=
7.33Hz、  H−1a)。
”C−NMR(22,5MHz、CDCl2 、)  
 6 19.23(4Mez)、 20.81 (CO
Cllz)、 27.09 (−C(CHz)z)、9
8.07(’JCH159,9+12.C−1a)、 
99.26. 99.75(’Jco  170.0I
Iz、  C−1b=h)、 169.75(C=O)
、170.23(C・0)、  170.67(C・0
)。
元素分析 分析値        C,69,5/l  H,6,
45計算値(C+woHz+oOisSi) C,69
,37;  Il、6.43X実施例3 t−ブチルジフェニルシリル O−(6−0−アセチル
−2,3−ジーO−ベンジルーα−Dガラクトピラノシ
ル)−(1→4)−0−(6−0−アセチル−2,3−
ジーO−ベンジルーαD−ガラクトピラノシル)−(1
→4)−0−(6−0−アセチル−2,3−ジーO−ベ
ンジルーα−D−ガラクトピラノシル”)−(1−4)
−0−(6−0−アセチル−2,3−ジー0−ベンジル
−α−D−ガラクトピラノシル)−(l→4)0− (
6−0−アセチル−2,3−ジー0−ベンジル−α−D
−ガラクトピラノシル)=(1→4)−0−(6−0−
アセチル−2,3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラク
トピラノシル)(1−4)−0−(6−0−アセチル−
2,3ジーO−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシル
)−(1→4) −6−0−アセチル−2,3−ジ0−
ベンジルーβ−D−ガラクトピラノシドQl+1ジオー
ル0η(80mg、24μmoJ)を無水ピリジン(0
,6n/り中、塩化アセチル(4,5μy、63μmo
l)とO°〜10℃、4時間攪拌した。
参考例2の如く後処理し、粗生成物をシリカゲル(15
g)のカラムクロマトグラフィーにて精製、トルエン−
酢酸エチル(3:1)にて溶出し、化合物Q[O(66
mg、 81.5%)を得た。(この際、相当するノナ
アセチル体はほとんど得られなかった)。
〔化合物QIOの性質〕
〔α)   + 53.8  (c、0.7.  CH
C13)’ HN M R(500MHz、   CD
C13)   δ  1.115(91(、s、  −
C(Cjj3)i ) 、  1.868(9H,s、
 CDC旦、)、1.879(3H,s、  CDC旦
、)、  1.885(311,s、  COC旦z)
、1.896(311,s、  CDC旦。)、  1
.899(38,s、  COC旦3)、1.901(
311,s、 C0Cjj、)、 1.904(3+1
.  s、  COC…3)、1.954(311,s
、 C0Cji、)、3.227(IIl、 br、t
、 ll−5a)、3.246(Ill、  dd、 
 J=9.7’7. 2.7511z、  H−3a)
、 3.631(ill、 dd、 J=9.77、7
.0211z、旧2a)、4.544(ill。
d、  J=7.02Hz、  H−1a)。
” CN M R(22,5MHz、  CDC12z
)   619.18(4Me+)、 20.70(C
OC)13)、 26.98 (C(C1l+)3)、
97.79(C−1a)、 99.15(C−1b−h
)、 169.70 (C,Q)、169.80(C−
0)、 170.13 (C=0)。
元素分析 分析値         C,68,47;  I+、
6.36計算値(C+*g11z+zO49Si−H2
O) C,68,84;  H+6.44χ実施例4 t−ブチルジフェニル o−(6〜0−アセチル−2,
3,4−)リー〇−ベンジルーα−Dガラクトピラノシ
ル−(1→4)−0−(6−0−アセチル−2,3−ジ
ー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシル)−(1
→4)−0−(60−アセチル−2,3−ジー0−ベン
ジル−αD−ガラクトピラノシル)= (1→4)−0
−(6−0−アセチル−2,3−ジー0−ベンジルα−
D−ガラクトピラノシル)−(1→4)0− (6−0
−アセチル−2,3−ジー0−ベンシル−α−D−ガラ
クトピラノシル)−(l→4)0− <6−0−7セチ
)L、−2,3−ジー0−<ンジルーα−D−ガラクト
ピラノシル)−(l→4)−0−(6−0−7(!チ)
Lt−2,3−ジー〇−ベンジルーα−D−ガラクトピ
ラノシル)−(1−4)−0−(6−0−7セチ)Lt
−2,3ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシ
ル)−(1−4)−0−(6−0−7セチ/L/−2,
3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシル)
−(1→4)−0−(6−0−アセチル−2゜3−ジー
0−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシル)−(1→
4)−0−(6−0−アセチル−2,3−ジー0−ベン
ジル−α−D−ガラクトピラノシル)−(1→4)−0
−6−0−アセチル2.3−ジーO−ベンジルーβ−D
−ガラクトピラノシドα埴 塩化第1スズ(23mg、0.1211IIIol)、
過塩素酸銀(26mg、0.13 mmof) 、モレ
キュラーシージス4A粉末(400mg)を用い参考例
3と同様、フルオリド(3) (75+sg、 461
1taol 、 1.5当量)と糖受容体(18) (
100IIIg、30.umol)とを無水エーテル(
3,5m1)−無水トルエン(1,5m&’)の混合溶
媒中で一1O℃〜室温−夜反応させた。不溶物をセライ
トを通して濾過し、クロロホルムにてこれを洗った。濾
液を更にクロロホルムにて希釈し水及び飽和食塩水で洗
滌後無水硫酸ナトリウムの上で乾燥した。減圧濃縮して
残った粗生成物をシリカゲル(25g)を用いたカラム
クロマトグラフィーにより精製した。トルエンー酢酸エ
チル(3: 1)にて溶出し、若干の不純物を含む化合
物(19) (117mg)を得た。これは更に薄層ク
ロマトグラフィー(にieselgel 60.0.5
 m、20X20cm、3枚)により精製し化合物(1
9) (95mg、19μmoj2.63.5%)を得
た。
〔化合物0埠の性質) (α)  + 55.8(c、0.6. ClIC12
:I)’ HN M R(500MHz、 CDCl 
z)δ1.115 (98,s。
C(Cjj、)z ) 、1.782(38,s、 C
0Cjh)、1.853(311,s。
C0Cji3)、1.881(3H,・s、 C0tj
j:+)、1.887(9H,br、s。
C0CII+  x 3 )、1.889(911,b
r、s、 C0CIIt  x 3 )、1.901(
38,s、 C0C1h)、1.908(311,s、
 CDC旦、)、1.958(3H,s、 C0Cjj
*)、3.210(IH,br、 t、 H−5a)、
3.244(IH,dd、 J=9.77、2.44H
z、 tl−3a)、3.629(ill、 dd、 
J=9.77、7.02Hz、 ll−2a)、4.5
58(IH,d。
J=7.02Hz、 H−1a) I3CNMR(22,5MHz、  CDCj!:+)
、δ19.29(qMe+)、20.81(COCH3
)、  27.09 (C(CHff)3 )、98.
07(C−1a)、99.26,99.64(C−1b
−1)、169.75 (C=0)、169.91 (
C=0)、元素分析 分析値          C+68.92; H,6
,29計算値(Czstll、lzo、1si;HzO
) C,69,25; If、6.36実施例5 t−ブチルジフェニルシリル 0− (2,3−ジーO
−ベンジルーα−D−ガラクトピラノシル(1→4)−
0−(2,3−ジーO−ベンジルーα−D−ガラクトピ
ラノシル−(1→4)−〇(2,3−ジーO−ベンジル
ーα−D−ガラクトピラノシル−(1−4) −〇−(
2,3−ジーO−ベンジルーα−D−ガラクトピラノシ
ル−(1→4)−0−(2,3−ジー0−ベンジル−α
−D−ガラクトピラノシル−(1→4)−0−(2,3
−ジーO−ベンジルーα−D−ガラクトピラノシル−(
1→4) −〇−(2,3−ジー〇=ヘンシルーα−D
−ガラクトピラノシル−(l−4)−0−(2,3−ジ
ーO−ベンジルーα−D−ガラクトピラノシル−(l→
4)−0−(2゜3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラ
クトピラノシル−(1−4)−0−(2,3−ジー0−
ベンジル−α−D−ガラクトピラノシル−(1→4)−
O−(2,3−ジーO−ベンジルーα−D−ガラクトピ
ラノシル−(l→4)−0−2,3−ジー0−ベンジル
−β−ガラクトピラノシド?21化合物(19) (5
5mg、l1μmo/)を無水テトラヒドロフラン(0
,5m1)に溶解し、これに0、 I Nナトリウムメ
トキシド メタノール溶液(IIIll)を加え1夜室
温にて攪拌した。反応液をメタノールで希釈し、アンバ
ーリスト15で中和した後、濾過、濃縮した。得られた
粗生成物を薄層クロマトグラフ4− (Kieselg
el 60.0.5 mm、20X20cn、3枚)に
より精製した。トルエン−クロロホルム−酢酸エチル(
3: 2 : 5)にて展開し化合物(20) (40
mg、9.u+*ol、81%)を得た。
〔化合物I2鴫の性質〕 〔α)   +79.11(c、0.5.  CHCl
 3)’ HN M R(500MHz、CDCI2 
z)δ1.091 (9H,s。
C(Cjh)* ) 、4.545(III、 d、 
J=7.3311z、 c−1a)実施例6 t−ブチルジフェニルシリル O−(2,3゜4−トリ
ー〇−ベンジルーα−D−ガラクトピラノシルウロン酸
) −(1−4)−0−(2,3−ジー0−ベンジル−
α−D−ガラクトピラノシルウロン酸)−(1→4)−
0−(2,3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトピ
ラノシルウロン酸)−(1−4)−0−(2,3−ジー
0−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシルウロン酸)
−(1→4)−0−(2,3−ジー0−ベンジル−α−
D−ガラクトピラノシルウロン酸)−(1→4)−0−
<2.3−ジー0−ベンジル−α−Dガラクトピラノシ
ルウロン酸’)−(1−4)−0−(2,3−ジー0−
ベンジル−α−D−ガラクトピラノシルウロンfi)−
(1→4)−0−(2,3−ジーO−ベンジルーα−D
−ガラクトピラノシルウロン酸’)−(1−4)−0−
(2゜3−ジーO−ベンジルーα−D−ガラクトピラノ
シルウロン酸)−(1→4)−0−(2,3−ジー0−
ベンジル−α−D−ガラクトピラノシルウロン酸)−(
l→4)−0−(2,3−ジー〇−ベンジルーα−D−
ガラクトピラノシルウロン酸)−(1−4)−2,3−
ジー0−ベンジル−β−D−ガラクトピラノシドウロン
酸(31)オキザリルクロリド(53μ11608μm
o1)の無水ジクロルメタン(1,3m1)溶液をドラ
イアイス−アセトン浴上で冷却し、アルゴン気流下攪拌
しつ−これに無水ジメチルスルホキシド(100ttl
、 1.4 mn+ol)を加え、15分間撹拌した。
次に化合物(20) (40mg、9.0Bmol)の
無水ジクロルメタン(1,5mjり溶液を加え15分間
攪拌し、続いてN、N−ジイソプロピルエチルアミン(
450μl、2.6n+mojりを加え5分間攪拌した
後、冷浴を取り除き更に15分間攪拌を続けた0反応液
をクロロホルム(30n+jりで希釈し、希塩酸水(2
,6m+moffiの塩酸を含む)、水及び飽和食塩水
で洗滌後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。減圧濃縮
後残渣をt−ブチルアルコール(2,5■l)に溶解し
、2−メチル−2−ブテン(0,6n1)次に亜塩素酸
ナトリウム(105mg−、1,2n+n+o1)とリ
ン酸1ナトリウム・2水和物(105mg、0.67 
rt+mol )とを水(1,1+sjりに溶解して上
記に加え室温にて1夜攪拌した。反応液を減圧にて濃縮
し、残渣に水を加え、n−ヘキサンにて抽出し可溶分を
除去した。vtいて、水層に希塩酸を滴下して酸性(p
H1〜2)とし酢酸エチルにて抽出した。抽出液は水及
び飽和食塩水にて洗滌後無水硫酸ナトリウム上で乾燥し
た。
溶媒を留去して得られた粗生成物を薄層クロマトグラフ
ィ(Kieselgel O,5mm、20X20cm
2枚)にて精製した。クロロホルム−アセトン−酢酸(
9: 1 : 1)にて展開し、相当する両分をとり、
クロロホルム−メタノール−酢酸(8:1:1)にて抽
出した。溶媒を留去して残った抽出物を酢酸エチルにて
溶解し希塩酸、水、飽和食塩水にて洗滌し無水硫酸ナト
リウム上で乾燥した後減圧濃縮して化合物(21) (
20,6mg、49.6%)を得た。
〔化合物(21)の性質〕 〔α) +141.1 (c、 0.4.95:5 C
lICl :1. : MeO)1)構造確認のため一
部ジアゾメタンにより相当するメチルエステルとした。
’ HN M R(500MHz、 CDC13)δ1
.170 (911,s。
C(C旦3):l  )  、  3.087(311
,s、  0Cjj3)、 3.194(3H,s。
0Cjj3)、3.199(611,br、s、  0
Cjj3 x2)、3.204(6H+ br、s、 
 0Cjl:+  x 2 )、3.208(3H,s
、 0Cji3)、3.237(311,s、   Q
C旦、)、  3.253(311,s、  QCC1
0,3,365(3H,s、  QC且、)、3.44
3(3)1. s、 0pjis)、3.449(3B
、 s、  0C113)メチルエステルの加水分解(
化合物(21)の再生)メチルエステル(14,5mg
)をLil  (45n+g)と共に無水ピリジン(6
mjり中アルゴン気流下30時間加熱還流した。冷後減
圧下濃縮し残渣を水に溶解し、希塩酸にて酸性とした。
これを酢酸エチルにて抽出し、水及び飽和食塩水にて洗
滌後、無水硫酸ナトリウム上にて乾燥した。溶媒を留去
して得た粗生成物を厚さ0.5 msの薄層クロマトグ
ラフィー用プレート(20×20c11)上にて幇製し
た。CtlC4!3〜アセトン−AcOH(9: 1 
: 1)にて展開し、相当するフラクションを集め抽出
した。
抽出物は若干の無機質を含む為、酢酸エチルと希塩酸に
ふり分け、有機層を水洗い後、上と同様乾燥し濃縮して
化合物(21) (9,3mg、66.5%)を得た。
実施例7 0− (2,3,4−トリー〇−ベンジルーα−D−ガ
ラクトピラノシルウロン酸)−(1−4)−O−(2,
3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシルウ
ロン酸)−(1−4)−0(2,3−ジーO−ベンジル
ーα−D−ガラクトピラノシルウロン酸)−(l→4)
−0−(2゜3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラクト
ピラノシルウロン酸)−(1→4)−0−(2,3−ジ
ー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシルウロン酸
)−(1−4)−0−(2,3−ジー0−ベンジル−α
−D−ガラクトピラノシルウロン酸)(1−4)−0−
(2,3−ジー0−ベンジルα−ローガラクトピラノシ
ルウロン酸)−(1→4)−0−(2,3−ジーO−ベ
ンジルーαD−ガラクトピラノシルウロン酸)−(1−
4>−O−(2,3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラ
クトピラノシルウロン酸)−(1→4)−〇(2,3−
ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシルウロン
酸)−(1−4)−0−(2゜3−ジー0−ベンジル−
α−D−ガラクトピラノシルウロン酸)−(1→4)−
2,3−ジ−0ベンジル−D−ガラクトビラヌロン酸(
22)化合物(21) (6mg、1.3μlTl01
)を無水テトラヒドロフラン(0,5mf)中水酢酸(
6,5μf、114umof)及びIN テトラ−n−
ブチルアンモニウムフルオリトーチトラヒドロフラン?
容液(65μ1165μ約1)と共に室温にて4日間攪
拌した。反応液を水で希釈し希塩酸を滴下して酸性(p
H1〜2)とし酢酸エチルにて抽出した。
抽出液は水及び飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウム
上で、乾燥した。溶媒を留去して得た粗生成物ヲゲル濾
過カラム(トヨパールHW−40SF、30mj?)に
て精製、展開にはクロロホルム−メタノール−酢酸(9
: 1 : 1)を用いた。薄層クロマトグラフィーに
よりモニターしながらフラクションを分は目的物(22
)のフラクションを得た。
同フラクションは無機塩類を含んでいた為、酢酸エチル
に再び溶解した後、希塩酸、水そして飽和食塩水で洗滌
し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥、濃縮して目的物(2
2) (5,2mg、 1.2Mmo191%)を得た
実施例8 0−(α−D−ガラクトピラノシルウロン酸)(1→4
)−0−(α−D−ガラクトピラノシルウロン酸)−(
1→4)−0−(α−D−ガラクトピラノシルウロン酸
)−(1→4)−〇(α−D−ガラクトピラノシルウロ
ン酸)−(l−4)−0−(α−D−ガラクトピラノシ
ルウロン酸)−(1−4)−0−(α−D−ガラクトピ
ラノシルウロン酸)−(1→4)−0−(α−Dガラク
トピラノシルウロン酸)−(1→4)−〇−(α−D−
ガラクトピラノシルウロン酸)−(1→4)−0−(α
−D−ガラクトピラノシルウロン酸)−(F−4)−0
−(α−D−ガラクトピラノシルウロン酸)−(1−4
)−0=(αD−ガラクトピラノシルウロン酸)−(1
→4)α−D−ガラクトピラヌロン酸(2) 化合物(22) (4,2mg)を80%含水メタノー
ル(3ml)中10%パラジウム炭素(3nag)を加
え、水素気流下4日間、室温にて攪拌した。セライトを
通して濾過した後、セファデックスLH20(12ml
>を用いてクロマトし、ガラクチュロン酸を含む画分を
得た。次にこれをファルマシア社FPLCシステムによ
り、Mono Q (HR515)カラムにてイオン交
換クロマトにかけた。N114・HCO3緩衝液の線型
グランジエント(0,2M−IM)にて溶出し、各両分
はm−ヒドロキシジフェニル法(N、BIun+enk
rantz and G、八5boe−11ansou
^na1.  Bioches、  54 484−4
89 (1973) )により検定した。化合物(2)
を含む両分を集めて濃縮し化合物(2) (1,5mg
)を得た。
〔化合物(2)の性質〕 (α〕+ao’、a (c、o、1 、1120 )’
H−NMR(020,内部標準t −Built (1
,23)、80℃〕 :δ3.49 (dd、 J=7
.6.10.111z、 ll−2a(βアノマー) 
) 、 3.76 (1211,brd、 lt−2b
−42、H3a)、3.90 (III、 dd、 J
=3.7.10.1112. It−31り、3.98
 (1111,brd、 It−3b〜l、4.45 
(1111,brd。
1(−4b−N)、4.58 (d、 J=7.611
z、 !1−1a (β−アノマー) ) 、 4.7
7(1111brs、 ll−5b−ff)、5.10
(1111゜brs、 H−1b” l )、5.31
 (brd、  ll−1a(cx−アノマー)〕。
参考例11 t−ブチルジフェニルシリル O−(2,3−ジー0−
ベンジル−4,6−0−イソプロピリデン−α−D−ガ
ラクトピラノシル)−(1→4)0−(6−0−アセチ
ル−2,3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−(1→4)−0−(6−0−アセチル−23
−ジーO−ベンジルーα−D−ガラクトピラノシル)(
l→4)−0−(6−0−アセチル−2,3−ジー0−
ベンジル−α−D−ガラクトピラノシル)−(1→4)
−0−(6−0−アセチル−2,3−ジーO−ベンジル
−α−D−ガラクトピラノシル)−(1→4)−6−0
−アセチル−2,3−ジーO−ベンジルーβ−D−ガラ
クトピラノシド参考例3に従い、塩化第1スズ(45m
g、0.24mmojり、過塩素酸銀(50mg、 0
.24 +u+oj2)、モレキュラーシージス4A粉
末(0,5g)を用い無水エーテル(5,5+++1つ
中ソルオリド(2)(90+*g、 11411mol
、 1.3当量)と糖受容体(5)(155a+g、8
6μl1lo1)とを−10°〜15℃で3時間反応さ
せた。同様の後処理ののち、粗生成物はシリカゲル(4
0g)を用いたカラムクロマトグラフィーにて精製し、
トルエン−酢酸エチル−ピリジン(80:20:1)で
溶出し若干の不純物を含む化合物(23) (155m
g) 、更にトルエン−酢酸エチル(1: 1)で溶出
してジオール(24)(33mg)を主成分とするフラ
クションを得た。
〔化合物(23)の性質〕 ’ HN M R(90MHz、 CDCl 3)δ1
.12 (9H,s。
C((Ijz)3) 、 1.32 (311,s、 
C(Cjii)z) 、 1.40 (3H。
s、 C(qj、)z) 、1.89(611,brs
、 C0Cjis  x2)、1.92(31L s、
 COC旦3)、 1.94(3H,s、 C0Cjl
s)、1.96(3)1. s、 C0CJ13) 参考例12 1−ブチルジフェニルシリル O−(2,3−ジー0−
ベンジル−α−D−ガラクトピラノシル)−(1→4)
−0−(6−0−アセチル−2,3−ジー0−ベンジル
−α−D−ガラクトピラノシル)=(1→4)−0−(
6−0−アセチル−2゜3−ジーO−ベンジルーα−D
−ガラクトピラノシル)−(1→4)−0−(6−0−
アセチル−2,3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラク
トピラノシル)−(l→4) −〇−(6−0−アセチ
ル−2,3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−(1→4)−6−0−アセチル−2,3−ジ
ー0−ベンジル−β−D−ガラクトピラノシド(24) 化合物(23)の合成で得られた2つのフラクションを
合わせ、80%含水酢酸(4+++1)中で60℃、3
0分間加熱した。濃縮後残った粗生成をシリカゲル(3
5g)のカラムクロマトグラフィーにより精製した。ト
ルエン−酢酸エチル(7: 3)で溶出して化合物(2
4) (162mg、64tttaol、化合物(5)
より74.4%)を得た。
〔化合物(24)の性質〕 〔α)  +58.7 (c、0.5.Cl1Cf 3
)’ HN M R(500MHz、 CDCl z)
δ1.115 (9)1.s。
C(C旦s)s ) 、 1.882(9H,br、s
、 C0CJL、  x3)、1.914(3H,s、
 C0CjU3)、1 、962 (311、s 、 
C0CVii)、3.216(18,br、s、 H−
5a) 、3.248(IH,dd、 J=9.77゜
2.7511z、 H−3a) 、3.392(IIl
、 ta、 ll−6f)、3.441(IH。
dd、 J・11.59.3.66Hz、 H−6f)
、3.634(IH,da、 J=9.7?、 7.3
2Hz、 H−2a) 、4.547(l)1. d、
 J=7.3211z。
1置−1a) ”C−NM R(22,5M1lz、 CDC1!3)
619.18(j;Mes)。
20.75(cocH3)、26.98 (C(co、
)i ) 、97.90(’JCN159.9Hz)、
99.20.99.69(’JCN 170.9H2,
C−1bJ)、169.58(C=0)、 169.7
0(C=0)、 169.85(C,0)、170、1
8(C=0) 元素分析 分析値        C,69,92; 11.6.
53計算値(C+4hH+azOz*Si) C,69
,56; H2S、48χ参考例13 t−ブチルフェニルシリル O−(6−0−アセチル−
2,3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトラビラノ
シル)−(l→4)−0−(6−0−アセチル−2,3
−ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシル)−
(1−4)−0−(6−0−アセチル−2,3−ジー0
−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシル)−一α−D
−ガラクトピラノシル)−(1→4)−0−(6−0−
アセチル−2,3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラク
トピラノシル) =(1−4)−0−(6−〇−アセチ
ルー2.3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−(l→4)−6−0−アセチル−2,3−ジ
ーO−ベンジルーβ−D−ガラクトピラノシド(25) ジオール(24) (145n+g、58μmo/)を
無水ピリジン(1,5+*#)生塩化アセチル(5,3
μl、75μlll0りと氷水浴上で2時間攪拌した。
更に塩化アセチル(6μl、84μ5of)を加え3時
間攪拌した。水を加えて反応を止め参考例2と同様、後
処理して粗生成物をシリカゲル(30g)のカラムクロ
マトグラフィーにて精製した。トルエン−酢酸エチル(
7: 3)にて溶出し化合物(25) (123vag
、 48μmoj!、 83.4%)を得た。
〔化合物(25)の性質〕 〔α)  + 53.8 (c、 0.5、ClIC1
z)’ HN M R(500MHz、CDCj! z
)δ1.116 (9)1.s。
C(C且3):l ) −1,875(311,s、 
C0C1jz)、1.881(311,s。
CDC坦、)、1.887(311,s、 CDC旦、
)、1.899(311,s。
C0CIj3)、1.917(311,s、 COC!
z)、1.963(38,s。
C0CH5)、3.215(18,br、t、 ll−
5a)、3.247(III、 dd。
J=9.77、2.75112. H−3a)、3.6
33(IH,dd、 J=9.77゜7.32Hz、 
H−2a)、4.545(IH,dd、 J=7.32
Hz、 H−1a)、’ 3CN M R(22,5M
Hz、  CDCj! 3)δ19−219−23(C
,20,70(COCH:+)、27.04(C(工1
1.)z ) 、 97.96(C−1a)、99.2
6(C−1bJ)、169.63 (C=0)、 16
9.75(C・0)、169.85(C・0)、 17
0.18(C・0)元素分析 分析値        C,69,23; 11.6.
45計算値(C+naH+anOsySi) C,69
,36; H,6,45χ参考例14 t−ブチルジフェニルシリル O−(2,3−ジー0−
ベンジル−α−D−ガラクトピラノシル)−(1→4)
−0−(6−0−アセチル−2,3ジー0−ベンジル−
α−D−ガラクトピラノシ、ル)−(l→4)−0−(
6−0−アセチル−2゜3−ジー0−ベンジル−α−D
−ガラクトピラノシル)−(l→4)−0−(6−0−
アセチル−2,3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラク
トピラノシル)−(1→4)−0−(6−0−アセチル
−2,3−ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラノ
シル)−(1→4)−0−(6−0−アセチル−2,3
−ジー0−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシル)−
(1→4)−0−(6−0−アセチル−2,3−ジー0
−ベンジル−α−D−ガラクトピラノシル)−(l→4
)−6−0−アセチル−2,3−ジー0−ベンジルβ−
D−ガラクトピラノシドaη 塩化第1スズ(22+*g、 116μIIIoIl)
、過塩素酸1i (24mg5116μmoj)、モレ
キュラーシーゲス4A粉末(250mg)を用い無水エ
ーテル(3IIll)中ソルオリド(Lm (42mg
、 53 ttrsoIl、1.35当量)と化合物(
25) (100mg、40μ1IoIl)とを氷−メ
タノール浴上(−10°〜lO℃)で3時間反応させた
。参考例3の如く後処理し、粗生成物をシリカゲル(2
5g)のカラムクロマトグラフィーにて精製、トルエン
−酢酸エチル−ピリジン(80:20:1)で溶出して
化合物(16)を主成分とするフラクション(6’Ja
g)、次に原料(25)を主成分とするフラクション(
16mg)、更にトルエン−酢酸エチル(3: 2)で
溶出して化合物(17)を主成分とするフラクション(
39mg>を得た。
第1及び第3フラクシヨンを合わせ80%含水酢酸(2
mlと数滴のテトラヒドロフランを加゛えて溶解し、6
0℃で30分加熱した。減圧濃縮後残渣をシリカゲル(
25g)のカラムクロマトグラフィーにて精製した。ト
ルエン−酢酸エチル(7: 3)にて溶出し化合物(1
7) (90mg、27μl1o1、(25)より70
%)を得た。これは先に化合物(4)と(5)の縮合に
て得られた8糖性化合物と同一であり、同一性は’ H
N M R(500MH2,CDC1:+)、” CN
 M R(22,5Ml1z、 CDCl 3)により
確認した。
(発明の効果・〕 本発明によれば抗菌性物質・ファイトアレキシン産生を
誘導するエリジターとしての高い活性を有する植物細胞
壁構成成分断片オリゴガラクチュロン酸を高収率で精密
合成することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式(4)で示される化合物(4)と式(5)で示される
    化合物(5)とを縮合させて8糖性化合物(16)を得
    、これを脱イソプロピリデン化して化合物(17)とし
    た後、6−位を選択的にアセチル化して8糖性糖受容体
    (18)とし、これと、式(3)で示される4糖性糖供
    与体(3)とを縮合させて12糖性化合物(19)を得
    、これを脱アセチル化して化合物を(20)とした後、
    酸化してカルボン酸(21)に導き、保護基を脱離する
    ことを特徴とする式(2)で示される12糖性オリゴガ
    ラクチュロン酸(2)の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007230920A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Toppan Printing Co Ltd 抗菌抗カビ剤
US7272894B2 (en) 2002-11-28 2007-09-25 Ajinomoto Co., Inc. Drum dryer
CN114605564A (zh) * 2020-12-09 2022-06-10 南京理工大学 杂聚寡糖及其在提高植物抗病性中的应用

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