JPS6351377A - 光学活性化合物およびこれを含む液晶組成物 - Google Patents

光学活性化合物およびこれを含む液晶組成物

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JPS6351377A
JPS6351377A JP19397386A JP19397386A JPS6351377A JP S6351377 A JPS6351377 A JP S6351377A JP 19397386 A JP19397386 A JP 19397386A JP 19397386 A JP19397386 A JP 19397386A JP S6351377 A JPS6351377 A JP S6351377A
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optically active
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active substance
crystal composition
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JP19397386A
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Kazuharu Katagiri
片桐 一春
Takashi Iwaki
孝志 岩城
Akio Yoshida
明雄 吉田
Kenji Shinjo
健司 新庄
Masataka Yamashita
眞孝 山下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 炎五公■ 本発明は新規な光学活性化合物、それを含有する液晶組
成物および該液晶組成物を使用する液晶素子に関するも
のである。
1且韮遺 従来の液晶素子としては1例えばエム拳シャット(M、
5chadt )とダブリュー・ヘルフリヒ(W、tl
elfrich)著、°°アプライド、フィスイクス、
レターズ°゛18巻4号(” Applied Phy
sicsLetters  ” 、Vol、+8.  
 No、4  )(19?1.2.15)、P。
127〜+28の「捩れネマチック液晶の電圧依存光学
挙動J  (”  Voltage −Depende
nt  0pticalActivity of a 
Twisted Ne+*atic Liquid C
rysta!”)に記載されたTN(ツィステッド・ネ
マチック)液晶を用いたものが知られている。しかしな
がら、このTN液晶は1画素密度を高くしたマトリクス
電極構造を用いた時分割駆動の時、クロストークを発生
する問題点があるため1画素数が制限されていた。また
、電界応答が遅く視野角特性が悪いためにディスプレイ
としての用途は限定されていた。
更に、各画素に薄膜トランジスタによるスイッチング素
子を接続し、各画素毎をスイッチングする方式の表示素
子が知られているが、基板上に薄膜トランジスタを形成
する工程が極めて煩雑な上、大面請の表示素子を作成す
ることが難しい問題点がある。
このような従来型の液晶素子の欠点を改善するものとし
て、双安定性を有する液晶素子の使用が、クラーク(C
1ark)およびラガウエル(Lagerwall)に
より提案されている(特開昭56−107216号公報
、米国特許第43G7924号明細書等)、双安定性を
有する液晶としては、一般に。
カイラルスメクティックC相(SmC”)又はH相(S
mH”)を有する強誘電性液晶が用いられる。
この強誘電性液晶は自発分極を有するために非常に速い
応答速度を有する上にメモリー性のある双安定状態を発
現させることができさらに視野角特性もすぐれているこ
とから大容量大画面のディスプレイとして適している。
i且立1順 本発明は上記の点に鑑みなされたものである。
本発明は液晶状態の制御に有用な光学活性化合物および
これを含む液晶組成物ならびに該液晶組成物を使用する
液晶素子を提供することを目的とする。
また、本発明は不斉炭素原子に隣接して酸素原子が存在
するために強誘電性液晶組成物として使用する場合に、
大きな自発分極を生じる化合物を提供することを目的と
する。
L且立1」 すなわち、本発明は、一般式(1) (ここで、Rは炭素数1〜18のアルキル基を示し、C
!は不斉炭素原子を示す、また、R1は炭素数5〜18
のアルキル基を示す)で表わされる光学活性化合物を提
供するものである。
また本発明は上記光学活性化合物を少なくとも1種類配
合成分として含有する液晶組成物ならびに該液晶組成物
を使用する液晶素子をも提供する。
の目体σ電1 本発明にしたがい、前記式(I)の光学活性物質を製造
する方法を説明する。
まず出発原ネ1として、光学活性な2−アルコキシ−1
−プロパツールを用いる。このような光学活性な2−ア
ルコキシ−1−プロパツールハ1例えば特願昭60−1
76938号に示すように、光学活性な乳酸エチルエス
テルから容易に合成することができる。
次いで、上記光学活性2−アルコキシ−1−プロパツー
ルのトシレート化合物と5−フルキル−2−[4−ヒド
ロキシフェニルコピリジンを反応させることにより、前
記式(I)の光学活性物質が得られる。
上記一連の反応の例を、次の反応工程式で示すことがで
きる。
HO 本発明の式(1)で示される光学活性物質は、出発物質
である光学活性な2−アルコキシ−1−プロパツールの
アルコキシ部分の炭素数を変化させることにより、上記
Rを幅広く変更することが可能であるが、本発明では、
Rが特に炭素数1〜18のアルキル基であるものが与え
られる。
本発明の液晶組成物は、一般式(I)で表わされる光学
活性物質を少なくとも1種類配合成分として含有する6
例えば、この一般式(I)で表わされる化合物を下式(
1)〜(13)で示されるような強誘電性液晶と組合せ
ることにより、自発分極を大きくすることができ、応答
時間を短くし、しきい値電圧を低くすることができる。
フェニルエステル フェニルエステル Cryst、 −一→ SaA  −一→ Iso。
18へSmC” 、/43.5 フェニルエステル 44      50、−65 Cryst、 −一→smc ” −−→ SmA−一
一ン1so。
フェニルエステル SaC” 148 フェニルエステル Cryst、−シS+aC: ” −一→SmA−〉I
so。
CH3 −COOCHz CHC2H5 4,4′−アゾキシシンナミックアシッド−ビス(2−
メチルブチル)エステル91.5”0        
93℃ 結晶      SmC’        SmA<−
<−一−−− このような場合においては、一般式(I)で示される本
発明の光学活性化合物を、得られる液晶組成物の0.1
〜60重量%、特に1〜40重量%となる割合で使用す
ることが好ましい。
また下式1)〜5)で示されるような、それ自体はカイ
ラルでないスメクチック液晶に配合することにより、強
誘電性液晶として使用可11eな組成物が得られる。
この場合、一般式(I)で示される本発明の光学活性化
合物を得られる液晶組成物の0.1〜60重敬%、特に
1〜40重量%で使用することが好ましい。
4.4′−デシルオキシアゾキシベンゼンCr7st、
77M 、 Siケ讃14N−1耳■5o−フェニル)
ピリミジン Cryst 、坏匹や’Cノ算49mA M I so
 。
2−(4′−オクチルオキシフェニル)−5−ノニルピ
リミジンCryst、  33”CSoCEiO’CS
oA  75’CIso。
4′−ペンチルオキシフェニル−4−オクチルオキ?ベ
ンゾエートCryst、  58℃  SmC64℃ 
 SmA  66℃  N  85℃  Iso。
−−−−−り    −−−−−◆    −m−−り
   −−−−−〉ここで、記号は、それぞれ以下の相
を示す。
Cryst、  :結晶相、     SmA :スメ
クチックA相。
SmB  :スメクチックB相、豊:スメクチックC相
、N :ネマチック相、      Iso、 :等吉
相・また式(I)の光学活性物質は、ネマチック液晶に
添加することにより、TN型セルにおけるリバースドメ
インの発生を防止することにより有効である。この場合
1式(I)の光学活性物質をネマチック液晶に添加する
ことにより得られる液晶組成物の0.01〜50重量%
の割合で式(I)の光学活性物質を使用することが好ま
しい。
またネマチック液晶もしくはカイラルネマチック液晶に
添加することにより、カイラルネマチック液晶として、
相転移型液晶素子やホワイト・ティラー形ゲスト・ホス
ト9液晶素子に液晶組成物として使用することが可能で
ある。この場合、式CI)の光学活性物質を添加するこ
とにより得られる液晶組成物の0.01〜50重量%の
割合で式(I)の光学活性物質を用いることが好ましい
これらの液晶材料を用いて素子を構成する場合、液晶材
料が例えばSmC”相またはSmH”相となるような温
度状態に保持する為、必要に応じて素子をヒーターが埋
め込まれた銅ブロック等により支持することができる。
第1図は1強誘電性液晶の動作説明のために。
セルの例を模式的に描いたものである。llaと、Ll
bは、それぞれI n20x 、S n02あるいはI
 T O(Indium −Tin 0w1de)等の
薄膜からなる透明電極で被覆された基板(ガラス板)で
あり、その間に液晶公刊12がガラス面に垂直になるよ
う配向したS m C”相又はSmH”相の液晶が封入
されている。太線で示した線13が液晶分子を表わして
おり、この液晶分子13はその分子に直交した方向に双
極子モーメン) (P上)14を有している。2&板2
1と11))上の電極間に一定の閾値以上の電圧を印加
すると、液晶分子13のらせん構造がほどけ、双極子モ
ーメント(Pよ)14がすべて電界方向に向くよう、液
晶分子13は配向方向を変えることができる。液晶分子
13は、細長い形状を有しており、その長袖方向と短軸
方向で屈折率異方性を示し、従って例エバガラス面の上
下に互いにクロスニコルの偏光子を置けば、電圧印加極
性によって光学特性が変わる液晶光学変調素子となるこ
とは、容易に理解される。
本発明の光学変調素子で好ましく用いられる液晶セルは
、その厚さを充分に薄く(例えばlOト以下)すること
ができる、このように液晶層が釣くなるにしたがい、第
2図に示すように電界を印加していない状態でも液晶分
子のらせん構造がほどけ、その双極子モーメン)Paま
たはpbは上向き(24a)又は下向き(24b)のど
ちらかの状態をとる。このようなセルに、第2図に示す
如く一定の閾値以上の極性の異る電界Ea又はEbを電
圧印加手段21aと21bにより付与すルト、双極子モ
ーメントは、′rrL′J#Ea又ハE b (7)電
界ベクトルに対応して上向き24a又は下向き24bと
向きを変え、それに応じて液晶分子は、第1の安定状態
23aかあるいは第2の安定状態23bの何れか1方に
配向する。
このような強誘電性を光学変調素子として用いることの
利点は、先にも述べたが2つある。
その第1は、応答速度が極めて速いことであり、wS2
は液晶分子の配向が双安定性を有することである。第2
の点を1例えば第2図によって更に説明すると、電界E
aを印加すると液晶分子は第1の安定状態23 aに配
向するが、この状態は電界を切っても安定である。又、
逆向きの電界Ebを印加すると、液晶分子は第2の安定
状態23bに配向してその分子の向きを変えるが、やは
り電界を切ってもこの状態に留っている。又。
与える電界EaあるいはEbが一定の閾値を越えない限
り、それぞれ前の配向状態にやはり雌持されている。こ
のような応答速度の速さと、双安定性が有効に実現され
るにはセルとしては出来るだけ薄い方が好ましく、一般
的には0.5弘〜20用、特に1弘〜5終が適している
次に強誘電性液晶の駆動法の具体例を、第3図〜第5図
を用いて説明する。
第3図は、中間に強誘電性液晶化合物(図示せず)が挾
まれたマトリクス電極構造を有するセル31の模式図で
ある。32は、走査電極群であり、33は信号層8i群
である。最初に走査電極SLが選択された場合について
述べる。第4図(a)と第4図(b)は走査信号であっ
て、それぞれ選択された走査電極SIに印加される電気
信号とそれ以外の走査電極(選択されない走査電8i)
 S2 、 St 、 S4 ・・・に印加される電気
信号を示している。第4図(C)と第4図(d)は、情
報信号であってそれぞれ選択された信号電極I、、I3
.I5と選択されない信号電極r、、1.に!j−えら
れる電気信号を示している。
第4図および第5図においては、それぞれ横軸が時間を
、縦軸が電圧を表す0例えば、動画を表示するような場
合には、走査?ff極群32は逐次、周期的に選択され
る。今、所定の電圧印加時間t1またはt2に対して双
安定性を有する液晶セルの、第1の安定状態を与えるた
めの閾値電圧を−v th、とし、2の安定状態を与え
るための閾値電圧を+v th、とすると1選択された
走査電極32(31)に与えられる電極信号は、第4図
(a)に示される如く位相(時間)し□では、2Vを 
位相(時間)t2では、−2vとなるような交番する゛
電圧である。このように選択された走査電極に互いに電
圧の異なる複数の位相間隔を有する電気信号を印加する
と、光学的「暗」あるいはr [II J状態に相当す
る液晶の第1あるいは:i′S2の安定状態間での状態
変化を、速やかに起こさせることができるという重要な
効果が得られる。
一方、それ以外の走査電8iS 2〜S、・・・は、第
4図(b)に示す如くアース状態となっており、電気信
号Oである。また、選択された信号電極■□、ri、I
Sに与えられる電気信号は、第4図(C)に示される如
く■であり、また選択されない信号電極I、、1.に与
えられる電気信号1±、第4図(d)に示される如<−
Vである。
以上に於て各々の電圧値は、以下の関係を満足する所望
の値に設定される。
v<vth2<3v −3v<−vth、 <−v この様な電気信号が与えられたときの各画素のうち1例
えば第3図中の画素AとBにそれぞれ印加される電圧波
形を第5図(a)と(b)に示す、すなわち、第5図(
a)と(b)より明らかな如く、選択された走査線上に
ある画素Aでは、位相L2に於て、閾値v th2を越
える電圧3vが印加される。また、同一走査線上に存在
する画素Bでは位相t1に於て閾値−vth、を越える
電圧−3Vが印加される。従って、選択された走査電極
線上に於て、信号電極が選択されたか否かに応じて、I
!!択された場合には、液晶分子は第1の安定状態に配
向を4+71え、選択されない場合には第2の安定状態
に配向を揃える。
一方、第5図(c)と(d)に示される如く、選択され
ない走査線上では、すべての画素に印加される電圧はV
または一■であって、いずれも閾値電圧を越えない、循
って1選択された走査線上以外の各画素における液晶分
子は、配向状態を変えることなく前回走査されたときの
信号状態に対応した配向を、そのまま保持している。即
ち、走査電極が選択されたときにそのlライフ分の信号
の8き込みが行われ、1フレームが終了して次回選択さ
れるまでの間は、その信号状態を保持し得るわけである
。従って、走査電8i数が増えても。
実質的なデユーティ比はかわらず、コントラストの低下
は全く生じない。
次に、ディスプレイ装置として駆動を行った場合の実際
に生じ得る問題点について考えてみる。
第3図に於て、走査電極S1〜S5・・・と信号型g 
11〜1、e・−の交点で形成する画素のうち、斜l!
a部の画素は「明」状態に、白地で示した画素は、「暗
」状態に対応するものとする。今、第3図中の信号電極
11上の表示に注目すると、走査電極Slに対応する画
素(A)では「明」状態であり、それ以外の画素CB)
はすべてr暗」状態である。この場合の駆動法の一例と
して、走査信号と信号電極I、に与えられる情報信号及
び画素Aに印加される電圧を時系夕噌的に表したものが
第6図である。
例えば第6図のようにして、駆動した場合、走査信号S
1が走査されたとき、時間t2に於て画素Aには、閾値
v th、を越える電圧3vが印加されるため、前歴に
関係なく1画素Aは一方向の安定状態、即ち「明」状態
に転移(スイー2チ)する、その後は、52〜Ss・・
・が走査される間は第6図に示される如<−Vの電圧が
印加され続けるが、これは閾値−v thlを越えない
ため、画素Aは「明」状態を保ち得るはずであるが、実
際にはこのように1つの信号電極上で一方の信号(今の
場合「暗」に対応)が与えられ続けるような情報の表示
を行う場合には、走査線数が極めて多く、しかも高速駆
動が求められるときには反転現象を生じるが、前述した
特定の液晶化合物またはそれを含有した液晶組成物を用
いることによって、この様な反転現象は完全に防止され
る。
さらに、本発明では、前述の反転現象を防止する上で液
晶セルを構成している対向電極のうち少なくとも一方の
電極に絶縁物質により形成した絶縁膜を設けることが好
ましい。
この際に使用する絶縁物質としては、特に制限されるも
のではないが、シリコン窒化物、水素を含有するンリコ
ン窒化物、シリコン炭化物、水素を含有するシリコン炭
化物、シリコン酸化物、硼素窒化物、水素を含有する硼
素窒化物、セリウム酸化物、アルミニウム酸化物、ジル
コニウム酸化物、チタン酸化物やフッ化マグネシウムな
どの無機絶縁物質、あるいはポリビニルアルコール、ポ
リイミド、ポリアミドイミド、ポリエステルイミド、ポ
リパラキシレン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポ
リビニルアセタール、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル
、ポリアミド、ポリスチレン、セルロース樹脂、メラミ
ン樹脂、ユリャ樹脂、アクリル樹脂やフォトレジスト樹
脂などの有機絶縁物質が絶縁膜として使用される。これ
らの絶縁膜の膜厚は5000Å以下、好ましくは100
人〜1000人、特に500人〜3000人が適してい
る。
以下、実施例により、本発明を更に具体的に説明する。
災j口1」 下記工程(1)、(2)、(3)により5−n−デシル
−2−[4−(2−プロポキシオキシ)フェニル]ピリ
ミジンを製造した。
(1)5−n−デシル−2−[4−ヒドロキシフェニル
]ピリミジンの合成。
P−シアノフェノール500gを、エタノール8401
とベンゼン10105Oの混合液に溶解し、8℃に冷却
した。塩化水素ガスを同温度で280分間吹き込み、そ
の後室温で24時間々拝した後、結晶を濾過し、エーテ
ル1文で2回洗浄した。この結晶をエタノール1680
m1に分散し、エタノール・アンモニア溶液(エタノー
ル2520m1にアンモニアガス378gを吹き込み調
製した)を、室温にて滴下した。常温7?20時間攪拌
した後、反応液をe縮し、生じた結晶をp別、エタノー
ル/エーテル混合液の洗炸を行ない、252gの4−ヒ
ドロキシベンザミジン・ハイドロクロライドを得た。
次に、381の無水メタノールとt、tgのすトリウム
よりg!J製した液に、上記4−ヒドロキシベンザミジ
ン・ハイドロクロライド10.3gとα−n−デシル−
β−ジメチルアミノアクロレイン17.0gを加え、6
時間加熱還流した。その後、溶媒を除き、希酢酸951
を加え、エーテルにより抽出した。エーテルを除去後、
n−ヘキサンより再結晶して、5−n−デシル−2−[
4−ヒドロキシフェニルlピリミジン3.5ft−75
だ。
(2) 2−プロポキシプロパノールの合成り一(+)
−乳酸エチル87.0gとヨードプロパン250gをフ
ラスコへ加え、N2%U下で混合した。新しく合成した
A g 20 221 gを10時間で加えた。室温に
て50時間放置後。
500nlのエーテルにて希釈し、p過したのちエーテ
ルを留去した。残分を5%KOH水溶液1001111
にて洗浄後、無水Na2SO4にて乾燥した後、減圧蒸
留し、110℃/ I Q OmmHgの留分を集める
と77gのエチル−2−プロポキシプロピオネートが1
)られた。
次にLiAIH* 16gを530m1のエーテルに加
え、3時間KIしたものへ、エチル−2−プロポキシプ
ロピオネート76gを滴下した1滴下終了後攪拌を30
分行ない、15時間放置した。
その接木250m1および5%H2So、水溶液250
m1を加えた。エーテル居を分離しMg504にて乾燥
した。′fi過して減圧75留85℃/140 m+8
gの留分を集めると28gの2−プロポキシプロパノー
ルが得られた。
(3)5−n−デシル−2−[4−(2−プロポキシプ
ロピルオキシ)フェニル]ピリミジンの合成。
2−プロポキシプロパノール47.5g、p−トルエン
スルホニルクロライド5.39g、ピリミジン2.24
g、ベンゼン10m1を50m1反応容器中に入れ、窒
素気流中、室温にて、22時間々拝した。その後、反応
混合物中に熱した濃NaOH溶液8.6*!を入れ、5
分間攪拌した。冷却したlO%塩酸溶液200m1中に
反応液をそそぎ込み、ヘキサンにより抽出して、3.2
gの2−プロポキシプロビル−P−1ルエンスルホネー
トを得た。
次に、5−n−デシル−2−〔4−ヒドロキシフェニル
lピリミジン2.2g、KOHo 、43g、ジメチル
フォルムアミド12m1を100℃にて50分間加熱攪
拌した。その後、上記トシレート体1.5gを加え、さ
らに100℃で、2.5時間加熱攪拌した0反応終了後
、冷水中にそそぎ、ベンゼン50m1にて3回抽出した
。抽出物をヘキサンを用いたアルミナカラムクロマトグ
ラフィーにより処理し、溶媒除去後、エタノールより再
結晶させ、1.03gの5−n−オクチル−2−(4−
(2−プロポキシプロピルオキシ)フェニル]ピリミジ
ンを得た。生成物の融点は37.4℃であり、以下のI
Rデータが得られIこ。
IR(cm″I): 2850〜2970.1615.1590゜1435.
1255.1165.1115゜l 045 、  8
00 。
丈]L涯」ニュ」 実施例1と同様な合成法により、以下の化合物を合成し
た。
5−n−デシル−2−[4−(2−n−ドデシルオキシ
プロビルオキシ)フェニル]ピリミジン、融点50°C
1透明点59°C(実施例2)。
5−n−才クチル−2−(4−(2−n−ペンチルオギ
シプロビルオキシ)フェニル]ピリミジン、融点22℃
(実施例3)。
5−n−オクチル−2−[4−(2−n−オクチルオ午
ジプロピルオキシ)フェニル]ピリミジン、融点23°
C(実施例4)。
1庭1」 4−o−(2−メチル)プチルレゾルシリデンー4′−
オクチルアニリン(MBRA8)85重情26と、5−
n−デシル−[4−(2−n−プロポキシプロピルオキ
シ)フェニル]ピリミジン15重11t%からなる液晶
組成物を調製したところ、冷却過程にて一10℃〜50
°Cの温度範囲のSmC”相を持つものとなった。
1五1」 4−o−(6−メチル)オクチルレゾルシリチン−4′
−オクチルアニリン(MORA−8)90重量%、5−
n−デシル−2−[4−(2−n −ドデシルオキシプ
ロピルオキシ)フェニル]ピリミジン10i1%からな
る液晶組成物を調製したところ、冷却過程にて0°C〜
80℃の温度範囲のSmC”相を持つものとなった。こ
の組成物は1、OnC/cm2の自発分極を有しており
、MORA−8単独の0 、45 n C/ Cm ”
に比較して約2倍の自発分極を示した。
え立皇二 交差した帯状のITOで形成した対向マトリクス電極の
それぞれにtooo人の膜厚を有するポリイミド膜(ピ
ロメリット酸無水物と4.4″−ジアミノジフェニルエ
ーテルとの結合物からなるポリアミック酸樹脂の5重量
%N−メチルピロリドン溶液を塗布し、250℃の温度
で加熱閉環反応により形成した)を設け、このポリイミ
ド膜の表面を互いに平行になる様にラビングし、セル厚
をlILにしたセルを作成した。
次いで、下記組成物Aを等吉相下で前述のセル中に真空
注入法によって注入し、封口した。しかる後に、徐冷(
1℃/時間)によってSmC”の液晶セルを作成した。
この液晶セルの両側にクロスニコルの偏光子と検光子を
配置し、対向マトリクス電極間に第4図及び第5図に示
す波形の信号を印加した。この際、走査信号はwS4図
(a)に示す+8ボルトと一8ボルトの交番波形とし、
書込み情報は、それぞれ+4ボルトと一4ボルトとした
。また、lフレーム期間を30mm5ecとした。
この結果、この液晶素子は前述のメモリー駆動型時分割
駆動を行なっても、書込み状態は、何ら反転することな
く正常な動画表示が得られた・支庭皇1:」 実施例7で用いた液晶に代えて、下記の液晶組成物B(
実施例8)及びC(実施例9)を用いたほかは、実施例
7と同様の方法で液晶素子を作成し、それぞれの液晶素
子について実施例7で用いた方法と同様の駆動法により
動画表示を行なった結果、何れの例でも画面中に反転現
象は見られなかった。
屁撮島四匹ユ 実施例8と9の液晶素子を作成する際に用いた液晶組成
物BとC中の前述の一般式(1)で示された光学活性物
質を省略した下記の比較用液晶c’(比較例1)とD’
(比較例2)を調製し。
それぞれの比較用液晶を用いて液晶素子を作成した。こ
れらの液晶素子を前述と同様の方法で駆動させたが、反
転現象を生じているために、正常な動画が表示されなか
った。
出力烏釉迂ビニ OH 実jL例−10 p、p’−ペンチルアゾキシベンゼン98 ’fE m
 FAに、5−n−デシル−2[4(2−n−プロポキ
シプロビルオキシ)フェニル]ピリミジンを2重量部加
えた液晶混合物を使用したTN(ツィステッド・ネマチ
ック)セルは、この光学活性物質を添加しないで製造し
たTNセルに比較してリバースドメインが大幅に減少し
ていることが観察された。
支1■」」 リクソンGR−63(チッソ製ビフェニル液晶混合物)
99重量部に5−n−才クチル−2−(4−(2−n−
ペンチルオキシプロピルオキシ)フェニル]ピリミジン
を1重量部加えた液晶混合物を使用したTNセルは、こ
の光学活性物質を添加しないで製造したTNセルに比較
してリバースドメインが大幅に減少していることが観察
された。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明で用いる時分割駆動用液
晶末子を模式的に表わす斜視図、m3図は、本発明で用
いるマトリクス電極構造の平面図、第4図(a)〜(d
)は、マトリクス電極に113加する電気信号を表わす
説明図、第5図(a)〜(、I)は、マトリクス電極間
に付与された電圧の波形を表わす説明図、第6riJは
5本発明の液晶素子に印加する電気信号を表わしたタイ
ムチャートの説明図である。 11a、11b・・・基板、 12・・・液晶分子層、 13・・・液晶分子、 1 =L・・・双極子モーメント(P工)、23a・・
・第1の安定状態。 23b・・・第2の安定状fE、、 24a・・・上向き双極子モーメント、24b・・・下
向き双極子モーメント。 31・・・セル。 3201、(s、、S2.S3.−−−)−・・走査電
極群1 33・・・(Il、I2.I3.  ・働・)・・・信
号電極群。 羊 t 図 范 2 因 33稽号電極群 It  12 13 14 15 −−−−$ 3 図 (a) 嘉 4 図 (力    名 5 国 渠 6 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここで、Rは炭素数1〜18のアルキル基を示し、C
    ^*は不斉炭素原子を示す。また、R_1は炭素数5〜
    18のアルキル基を示す) で表わされる光学活性化合物。 2、下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここで、Rは炭素数1〜18のアルキル基を示し、C
    ^*は不斉炭素原子を示す。また、R_1は炭素数5〜
    18のアルキル基を示す) で表わされる化合物を少なくとも1種類含有することを
    特徴とする液晶組成物。 3、下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここで、Rは炭素数1〜18のアルキル基を示し、C
    ^*は不斉炭素原子を示す。また、R_1は炭素数5〜
    18のアルキル基を示す) で表わされる化合物を少なくとも1種類含有する液晶組
    成物を使用することを特徴とする液晶素子。
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