JPS6351004B2 - - Google Patents

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JPS6351004B2
JPS6351004B2 JP2909284A JP2909284A JPS6351004B2 JP S6351004 B2 JPS6351004 B2 JP S6351004B2 JP 2909284 A JP2909284 A JP 2909284A JP 2909284 A JP2909284 A JP 2909284A JP S6351004 B2 JPS6351004 B2 JP S6351004B2
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JP
Japan
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boiling
thermostat
main heater
water
control motor
Prior art date
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JP2909284A
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English (en)
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JPS60171016A (ja
Inventor
Takeshi Matsumoto
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Tiger Mahobin KK
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Tiger Mahobin KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> この発明は沸騰型電気ポツトに関し、さらに詳
細にいえば水を所定時間沸騰させた後、沸点以下
の所定温度に保温する電気ポツトであつて、空炊
き防止機構を具備している沸騰型電気ポツトに関
する。
<従来技術> 従来から使用されている電気ポツトは、例えば
第4図に示すように、商用交流電源70の両端子
間に主ヒータ96、湯沸し用のサーモスタツト9
7、および温度ヒユーズ73を直列接続するとと
もに、湯沸し用のサーモスタツト97と並列に保
温ヒータ98及び保温用のサーモスタツト99の
直列回路を接続する構成であり、電気ポツトの内
部の湯温が約90〜96℃に達するまではサーモスタ
ツト97がONとなつて主ヒータ96のみに通電
することにより湯温を急速に上昇させ、約90〜96
℃に達した後は主として保温ヒータ98の発熱に
より湯温の低下を防止するようにしている。
このような構成の電気ポツトであれば、所定時
間経過後は湯温を沸点に近い所定温度に保持し続
けることができるという利点を有しているが、湯
は一度も沸点までは昇温せず、沸騰しないので、
特に保温状態となつた当初においてはカルキ臭等
が完全には除去されず、また一般人の生活習慣か
ら沸騰しない湯に対する不満足感が残る等の問題
がある。
最近は、このような問題点を解消するため、 沸点に近い所定温度を検出した後、所定時間
主ヒータへの通電を行なわせて湯を沸騰させる
電気ポツト、および 湯気の発生量を検出して主ヒータへの通電を
制御する電気ポツトが提案されている。
このうちの方式の電気ポツトは、内容器内部
の湯の量による影響を受けず、一定時間は必ず主
ヒータによつて加熱を行なうのであるから上記の
問題点は発生しないが、湯の量が少なすぎる場合
には電気ポツトの構成各部が異常昇温するおそれ
がある。
一方の方式の電気ポツトは、所定量以上の湯
気の発生を検出することにより主ヒータへの通電
を停止させるのであるからの方式の電気ポツト
の如き不都合は解消することができるが、蓋部分
に湯気検出用のセンサを設ける構成を採用せざる
を得ないので、蓋を開いたままにした場合には、
湯気の発生量が充分には検出されず、主ヒータへ
の通電を継続し続けるという新たな問題点を生じ
させることになる。
本件特許出願人は、の方式の電気ポツトに空
炊き防止機能を持たせることによつて安全性を向
上させた沸騰型電気ポツトを発明し、既に特許出
願に行なつている。この沸騰型電気ポツトは感温
抵抗素子によつて湯温を検知し、湯温が沸点に近
い所定温度以上になつたことを示す信号を積分型
遅延回路により所定時間遅延させて、この遅延時
間内に湯を沸騰させるとともに、上記感温抵抗素
子による検知温度が沸点より高い所定温度になつ
たことを示す信号を入力としてスイツチング素子
をOFF状態とし、液体加熱用の主ヒータへの通
電を遮断する構成である。したがつて、温を確実
に沸騰させた後、保温することができるととも
に、湯の量が少なく、異常昇温する場合には、液
体加熱用の主ヒータに対する通電を確実に遮断し
て空炊きを防止できることになる。
しかし、以上の構成の沸騰型電気ポツトは、湯
温検出を感温抵抗素子で行ない、沸騰動作時間の
設定を積分型遅延回路で行ない、空炊き防止をス
イツチング素子のバイアス制御、およびスイツチ
ング素子により駆動されるリレーで行なうように
しており、全体を電子化したものである。したが
つて、これら制御を行なう為に多くの素子を必要
とし、全体として複雑化し、高価格化するおそれ
がある。
<目的> この発明は上記の問題点に鑑みてなされたもの
であり、沸騰させた後保温する機能を有するとと
もに、空炊き防止機能を有し、しかも構成を簡素
化できる沸騰型電気ポツトを提供することを目的
とする。
<構成> かかる目的を達成するためのこの発明の沸騰型
電気ポツトの構成としては、外装ケース内に内容
器を有し、かつ所定位置に液体加熱用の主ヒータ
を有する電気ポツトにおいて、沸点以上の所定温
度を検出して作動する空炊き防止用のサーモスタ
ツトと、沸点に近い所定温度を検出して作動する
双投型の湯沸し用のサーモスタツトとを直列接続
し、湯沸し用のサーモスタツトの一方の端子を直
接上記主ヒータと接続するとともに、他方の端子
を、制御用モータを有する沸騰回路を介在させて
上記主ヒータと接続したことを特徴としている。
<実施例> 以下、実施例を示す添付図面によつて詳細に説
明する。
第1図は沸騰型電気ポツトを示す縦断面図であ
る。
1は外装ケースであり、2はステンレス製の内
容器であり、3は注出パイプであり、4は吐出パ
イプであり、5は主ヒータであり、6は蓋ユニツ
トである。そして、外装ケース1は内容器2支持
用の支持体11と、ソケツト13とを有し、さら
に内容器と熱結合する湯沸し用のサーモスタツト
72、空炊き防止用のサーモスタツト71、保温
用のリードスイツチ78、タイマー17、および
内容器2の上端鍔部22を支持する内向き鍔部1
8を有している。
尚、ここで各サーモスタツト71,72の取付
位置については、特に空炊き防止用のサーモスタ
ツト71を主ヒータ5より稍上方に取付けること
により、空炊き状態を迅速に検出できるようにし
てあることが好ましく、残余のサーモスタツト7
2については内容器2の底部等所定位置に設けて
あればよい。
また、23は蓋体であり、上端鍔部24を断面
コ字状等宜形状のパツキング22aを介在させて
内容器2の上端鍔部22に支持させている。注出
パイプ3は、内容器2内に位置する汲上管33と
蓋体23の上部に位置する供給管34とを有し、
両管同士を、内部に止水ボール36を有するとと
もに上下に貫通する空気通路37を有する連結管
35によつて連通させている。吐出パイプ4は補
助パイプ44を介在させて供給管34と連通され
ており、補助パイプ44の軸心方向に進退可能に
外装ケース1に取りつけられるとともに、突出体
45と当たつて抜き取り方向の移動を阻止する突
部46を有し、つまみ47を操作して突出体45
を強制的に押し込むことにより吐出パイプ4を抜
き取り得るようにしている。
尚、上記補助パイプ44は、外装ケース1の上
面板19にねじ込み式に締めつけられている。
また、蓋ユニツト6がベローズ型エアポンプ6
2を有し、ベローズ型エアポンプ62駆動用の押
え蓋65、ばね66および閉塞部材67を有し、
さらにロツクレバー63を有している。
第2図は電気回路図であり、商用交流電源70
の一方の端子に空炊き防止用のサーモスタツト7
1を介して単極双投型の湯沸し用のサーモスタツ
ト72の切替端子72cを接続するとともに、他
方の端子に温度ヒユーズ73を接続し、さらに湯
沸し用のサーモスタツト72の第1端子72aと
温度ヒユーズ73との間に液体加熱用の主ヒータ
5および湯沸し状態表示用のランプ75を互に並
列に接続している。そして、湯沸し用のサーモス
タツト72の第2端子72bと温度ヒユーズ73
との間に沸騰回路80を接続している。
尚、空炊き防止用のサーモスタツト71、およ
び湯沸し用のサーモスタツト72の直列回路と並
列に保温ランプ76を接続するとともに、保温ヒ
ータ77の保温用のリードスイツチ78との直列
回路を接続している。
この実施例の最も要旨とする上記沸騰回路80
は、制御用ヒータ81と、この制御用モータ81
に追従して作動する1対のスイツチ82,83と
から構成されている。更に詳細にいえば、スイツ
チ82は、湯沸し用のサーモスタツト72の第1
端子72aと第2端子72bとの間を短絡状態と
して、主ヒータ5による追加的加熱を行なわせる
ものであり、スイツチ83は、単極双投型のスイ
ツチであつて、このスイツチの切替端子83cを
制御用モータ81と接続し、第1端子83aを直
接湯沸し用のサーモスタツト72の第2端子72
bと接続するとともに、第2端子83bを上記ス
イツチ82およびサーモスタツト72の第1端子
72aと接続して、制御用モータ81への通電を
制御させるようにしている。そして、両スイツチ
82,83は制御用モータ81の出力軸と連結さ
れた図示しないカムによつて作動されるよう取付
けられている。
ここで両スイツチ82,83の作動タイミング
は、以下の様に設定されている。即ち、湯沸し用
のサーモスタツト72の切替端子72cが第1端
子72aと接続された状態においては、スイツチ
82がOFFであり、スイツチ83は切替端子8
3cが第2端子83b側に投入されているので、
制御用モータ81が作動してスイツチ83の切替
端子83cを第1端子83a側に投入し、その後
ただちに作動を停止する。そして、湯沸し用のサ
ーモスタツト72の切替端子72cが第2端子7
2b側に投入された状態においては、制御用モー
タ81にはスイツチ83を通して通電されるの
で、制御用モータ81が作動してただちにスイツ
チ82をONとし、その後、スイツチ83の切替
端子83cを第2端子83b側に投入する。した
がつて、この状態においてはスイツチ82,83
を通して制御用モータ81に通電することにな
る。また、スイツチ82が所定時間ON状態を継
続した後はスイツチ82がOFFとなり、制御用
モータ81の作動を停止させる。
以上の構成の沸騰型電気ポツトであれば、内容
器内に充分な量の水を入れて作動させた場合に
は、水を沸点まで昇温させ、所定時間沸騰させた
後、湯温を沸点よりやや低い所定温度に保持する
ことができるので、カルキ臭を確実に除去し得る
とともに、使用者に満足感を与えることができ
る。そして、内容器内に僅かな量の水しかなく、
或は水が全くない状態で作動させた場合には、検
出温度が沸点に達した後も昇温し続けるのである
が、沸点より高い所定温度まで昇温した時点で強
制的に保温状態に切り換えるので、空炊きを確実
に防止でき、構成各部が熱により破損されるとい
う不都合を解消することができる。
また、空炊き防止用のサーモスタツト81を主
ヒータ5よりも稍上方に取付けてあるので、空炊
き状態を迅速かつ確実に検出することができ、安
全性を更に向上させ得ることになる。
第3図は他の実施例を示す電気回路図であり、
第2図の実施例と異なる点は、制御用モータ81
と並列に沸騰状態表示用のランプ84を接続した
点のみであり、他の部分の構成は同一である。
したがつて、この実施例の場合には、第2図の
実施例と同様の作用をなし得る他、沸騰回路80
が作動している間はずつとランプ84が点灯して
内容器2内の湯が沸騰していること、或は沸騰直
後であつて、そのまま湯の取出しを行うと熱湯が
ほとばしり出て危険であることを知らせるので安
全性を更に向上させることができる。
尚、この発明は以上の実施例に限定されるもの
では全くなく、要は沸点に近い所定温度を検出す
ることにより作動する湯沸し用のサーモスタツト
72と、液体加熱用の主ヒータ5と、制御用モー
タ81の作動に追従して順次スイツチ82,83
をON−OFFさせる沸騰回路80とを有し、サー
モスタツト72により直接主ヒータ5に通電し、
或は沸騰回路80を介して主ヒータ5に通電し得
るものであればよく、他の要件については適宜設
計変更を施すことが可能である。
<効果> 以上のようにこの発明は、サーモスタツトと、
モータにより順次作動する複数のスイツチを有す
る沸騰回路とで構成することにより全体として簡
素化することができ、しかも水を所定時間沸騰さ
せた後、沸点よりやや低い所定温度に保温するの
で、保温初期においてもカルキ臭等を完全に除去
できるとともに、一回沸騰した湯を保温している
という安心感、満足感を与えることができ、さら
には内容器内の水の量が少ないか或は零の場合に
は沸騰継続すべき時間内の加熱を行なわせないの
で、構成各部が異常昇温し、破損されるという不
都合を効果的に解消することができるという特有
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は沸騰型電気ポツトの一実施例を示す概
断面図、第2図は同上一実施例を示す電気回路
図、第3図は同上他の実施例を示す電気回路図、
第4図は従来例を示す電気回路図。 1……外装ケース、2……内容器、5……主ヒ
ータ、71……空炊き防止用のサーモスタツト、
72……湯沸し用のサーモスタツト、80……沸
騰回路、81……制御用モータ、84……表示部
としてのランプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外装ケース内に内容器を有し、かつ所定位置
    に液体加熱用の主ヒータを有する電気ポツトにお
    いて、沸点以上の所定温度を検出して作動する空
    炊き防止用サーモスタツトと、沸点に近い所定温
    度を検出して作動する双投型の湯沸し用のサーモ
    スタツトとを直列接続し、湯沸し用のサーモスタ
    ツトの一方の端子を直接上記主ヒータと接続する
    とともに、他方の端子を、制御用モータを有する
    沸騰回路を介在させて上記主ヒータと接続したこ
    とを特徴とする沸騰型電気ポツト。 2 制御用モータを有する沸騰回路が、主ヒータ
    への追加的通電を行なわせるスイツチと、制御用
    モータへの通電を制御するスイツチとを有し、か
    つ両スイツチが制御用モータの作動に追従して
    ON−OFFするものである上記特許請求の範囲第
    1項記載の沸騰型電気ポツト。 3 沸騰回路が、通電初期の所定時間だけ液体加
    熱用の主ヒータに通電させるものである上記特許
    請求の範囲第2項記載の沸騰型電気ポツト。 4 制御用モータの動作時間を沸騰状態として表
    示する表示部を設けている上記特許請求の範囲第
    1項から第3項までの何れかに記載の沸騰型電気
    ポツト。 5 湯沸し用のサーモスタツトが内容器の底部に
    設けられ、空炊き防止用のサーモスタツトが液体
    加熱用の主ヒータより稍上方に設けられている上
    記特許請求の範囲第1項記載の沸騰型気ポツト。
JP2909284A 1984-02-17 1984-02-17 沸騰型電気ポツト Granted JPS60171016A (ja)

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JP2909284A JPS60171016A (ja) 1984-02-17 1984-02-17 沸騰型電気ポツト

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JPS60171016A JPS60171016A (ja) 1985-09-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6278816U (ja) * 1985-11-07 1987-05-20
JPS62101428U (ja) * 1985-12-19 1987-06-27

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