JPS63503274A - ポリペプチドの製造方法 - Google Patents
ポリペプチドの製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ボ冨ぺブチ゛のLj告
主皿■分互
本発明は、組換えDNAバイオテクノロジーに関し、特に形質転換された宿主細
胞中でポリペプチド産物を製造する方法に関し、ポリペプチド産物は該宿主細胞
から分泌される。
光凱■宜景
近年、組換えDNAバイオテクノロジーの発展により、ポリペプチド産物の生産
をコードするDNA配列で形質転換又は、トランスフェクションされた宿主細胞
内で、広範囲の種々の有用ポリペプチドの製造が可能になった。即ち、インスリ
ンや成長ホルモン、例えばヒト成長ホルモンのごときホルモン、及び産業上ある
いは治療上有用な酵素、例えばキモシン組織プラスミノゲンアクチベーター(t
PA)が形質転換宿主細胞で生産されている。
細菌細胞、特に大腸菌が、組換えポリペプチド産物の製造に宿主細胞として使用
されてきた。このような細菌細胞の遺伝システムは現在比較的良(理解されてお
り、またこのような細胞は良好な増殖特性を示す。しかし、このような細菌細胞
が使用され異種タンパクを過剰生産すると、異種産物が通常宿主細胞内に蓄積し
、その産物を回収するためには通常細胞を破壊する必要がある。また、組換え産
物は細菌細胞内に不溶性凝集体として生産されることが多(、該凝集体は、ポリ
ペプチド本来の生物学的機能性を有する状態にはない。したがって、可溶性で本
来の生物学的機能性を有する形の有用産物を得るためには、不溶性ポリペプチド
産物を可溶化し、変性する/性質を回復させる(denature/ rena
ture)必要がある。例えば、英国特許NaGB2100?32Bには、中で
も、大腸菌内でのメチオニン−プロキモシンの製造方法において、宿主細菌細胞
の破壊及び尿素とグアニジンH1による処理で生産物である非自然プロキモシン
含有凝集体を可溶化することを含む方法が記載されている。しかし、細胞破壊と
、変性/本性回復のプロセスは、組換えポリペプチド産物の製造コストをかなり
高めてしまう。
そこで、組換え産物を細胞外培地中へ分泌する細菌発現システムを開発する試み
がなされてきた。例えば、組換え異種ポリペプチドは細菌内で融合タンパクとし
て発現され、該融合タンパクにおいては異種ポリペプチド配列はN末端シグナル
配列と結合している。融合タンパクは、グラム陰性菌の内股を通過して輸送され
、シグナル配列も付随的に除去されるが、外膜を通過できず周辺質(ベリプラム
ス)中に残ってしまう。したがって、異種組換え産物を回収するには宿主細胞の
破壊がなお必要であり、変性/本性回復の処理をして産物を本来の、生物学的に
機能する形で生成させる必要もある。
また、宿主細胞として大腸菌のようなグラム陰性菌の“漏れる( 1eaky)
”ミュータントを生産に使用し、産物を細胞外の培地へ分泌させることが提案さ
れている。しかし、このようなミュータント細胞は異種タンパク産物の大規模生
産には不適であることが多い。というのは、産物収率が一般に低いし、細胞が脆
弱なため大規模の増殖に適しないからである。
ヘモリジン(Hly)はある種の大腸菌により生産される細胞外タンパク毒素で
あり、それ自体グラム陰性菌により生産され、細胞膜も外膜も通過して輸送され
る数少ないタンパクの1つである。しかし、これまで、ヘモリジンが細胞外培地
へ分泌されるプロセスは十分に説明されていない。諸研究によると、すl遺伝子
の2つにより決定される特定の輸送システムがヘモリジンの外膜を通過する輸送
を荷なうこと(匈agner外、J、Bacteriol。
凡200.1983) 、少なくとも4つの遺伝子」h人、坦り比。
坦ffi及び]旦旦遺伝子が、細胞から遊離した((ell−free)溶血表
現型を引き出すのに必要であることが示されている。」hl遺伝子産物が、溶血
性活性種を提供する」n人遺伝子産物の活性化に必要な模様であるが、一方」n
旦及び」旦旦遺伝子産物(先に、垣αヱ」−及び−刷l」]−と称された)は、
溶血活性を細胞外媒体へ輸送するのに不可欠である。
加工入遺伝子の1次産物は、N−末端シグナル配列を含んでいない(Fe1ml
ee外、 (1985)、 J、Bacteriol、lii、P 8 B −
93)。そこで、l遺伝子産物の分泌がいかにしてなされるかを説明する試みと
して、Goebelとその共同研究者ら(Hartlein+ M、外、J、
Ce1l Biochem、■、 87〜97 、 (1983))はモデルを
作った。それによると、坦りへ遺伝子(107kd)の産物は一%遺伝子産物そ
のものによって活性化され、多分、形LNクンバクのC−末端近くに位置する自
己タンパク分解活性によってプロセシングされてより小さな(58kd)溶血活
性ペプチドを生じ、これが細胞膜を通過して周辺質へ輸送される。
彼らはさらに、58kdの溶血活性ペプチドの外膜へ移送、及びそこから細胞外
媒体への解放が、それぞれ担lJ−遺伝子(46kd)の産物及び垣ヱU遺伝子
(62kd)の産物によって促進されることを提案している。Harlein外
も、58kdのフラグメントのN−末端にあって、該フラグメントを通常のごと
く細胞膜を通過せしめるシグナルペプチドとして働くものの発生(タンパク分解
的切断による)を提案している。
しかし、坦m遺伝子産物分泌メカニズムについてのこの説明には議論がある。最
近、私達の実験室及び他の所での研究によって、初期の坦りへ遺伝子産物の大き
さに相当する、大きな溶血活性ペプチドが溶血性大腸菌の培養から得られる上清
に存在することが実証された。この研究は、活性な細胞外ヘモリジンの生産には
旧yAタンパクの切断は不要であることを示唆している。
しかし、今、までのところ、ヘモリジンが細胞外媒体に分泌されるメカニズムに
ついて満足し得る説明はなされていない。
本発明者らはへモリジン分泌システムをさらに研究し、旧yAタンパクのC−末
端から27個のアミノ酸を取去ると、この短くなった( trunca Led
)分子は」hl遺伝子産物によって活性化され得るにもかかわらず、大腸菌から
のヘモリジン分泌が阻害されることを示した。さらに、本発明者らは、旧yAの
C−末端からの23kdペプチドがそれ自身の分泌に必要な情報を全て含んでい
ることを示した。それで、本発明者らは、uLl遺伝子産物及び」hl遺伝子産
物(これらは細胞エンベロープ内に存在する模様である)存在下でヘモリジンの
認識及び輸出(export)に必要な全情報は、月りへ遺伝子産物の23kd
のC−末端フラグメント中に含まれていると結論した。本発明者らの仕事はC−
末端分泌配列の最初の発見である。このようなC−末端分泌配列は、宿主細胞か
ら発現され分泌される組換え融合タンパクの製造に使用することができる。
)11yBタンパクは多くの薬剤耐性は乳動物腫瘍細胞の表面に見出される広範
囲な相同性を示す(C末端域にある一連の228個のアミノ酸のうち170個の
アミノ酸又はその置換により保護された配列(Gevlach、外、 Natu
re 324 485−489)がP−糖タンパクMar (マルチ薬剤耐性タ
ンパクと同一)。このMarタンパクは、薬剤耐性を直接にない、輸出ポンプと
して機能する模様である。したがって、P−糖タンパクのシステムとヘモリジン
のシステムは、他の輸出プロセスとは異なる新しい表面輸出メカニズムの群(f
amily)に属する可能性がある。
光所勿翌豆
そこで本発明は、第1の様相において、ポリペプチドの製造方法であって、該ポ
リペプチドと、C−末端分泌配列を含む別のペプチドとを含有してなる融合タン
パクをコードするDNAで形質転換された宿主細胞を培養し、該細胞がら前記融
合タンパクを発現、分泌させる方法を蝉供するものである。
本明細書の記載において、「C−末端分泌配列」とは、分泌されるポリペプチド
のC−末端に存在するアミノ酸配列であって、その分泌径路を通って分泌される
ポリペプチドを認識し分泌するのに必要な不可欠の情報を有しているアミノ酸配
列を意味する。好ましくは、C−末端分泌配列はヘモリジンC−末端分泌配列で
ある。
即ち、第1様相の好ましい実施態様として、本発明は、ポリペプチドの製造方法
であって、前記ポリペプチドとヘモリジンC末端分泌配列を含む別のペプチドと
を含有する融合タンパクをコートするDNAで形質転換された宿主細胞を培養し
、前記融合タンパクを発現、分泌させることからなる方法を提供する。
「ヘモリジンC−末端分泌配列ノの語句は、認識及びヘモリジン分泌径路を介し
ての輸出に必要な不可欠の情報を有するアミノ酸配列を意味する。この配列は、
特徴的に、真性の(authentic)大腸菌へモリジン毒素のC末端配列の
少な(とも一部分、又はそれの置換もしくは修飾された同等物を含むものである
、それがC末端分泌配列として機能するものであるならば。この分泌配列は、真
性大腸菌」n人遺伝子産物のC末端配列の少な(とも一部分と同じ配列を含んで
いることが好ましい。
この大腸菌」h人遺伝子産物のC末端は、C末端分泌配列として機能する1又は
2以上の配列を含んでもよい。例えば、分泌配列は、図3に示すように、Hly
Aの218個のアミノ酸C末端配列の1又は2以上のサブ配列と同じでもよい、
公平にみて、本発明者らは、少なくとも1つのヘモリジンC末端分泌配列が、H
ly AのC末端の最後の218個のアミノ酸残基中に、特に最後の150個の
アミノ酸残基中に、さらに具体的には最後の113個のアミノ酸残基中に、そし
て最も具体的には最後の32個のアミノ酸残基中に存在すると考えている。
しかし、融合タンパクの前記別のペプチドがヘモリジンC末端分泌配列を含んで
いる限り、それは融合タンパクの分泌を促進する働きをするであろう。したがっ
て、この別のペプチドは分泌配列のほかに別のアミノ酸を含有していてもよい。
例えば、別のアミノ酸は、分泌配列をポリペプチドから分離して、分泌プロセス
を促進する望ましい立体配座を融合タンパク中に有利にもたらす上で必要である
かもしれない。
本明細書の一般的記述を公平にみて、本発明者らは、ポリペプチドから分泌配列
を60個以下のアミノ酸として分離するのが有利であると考える。
本発明の方法は、ポリペプチドの製造に一般的に用いることができ、例えば、天
然及び合成のポリペプチドや細閉山来のポリペプチドがあげられる。好ましいこ
とにこの方法は、異種ポリペプチド、即ち、宿主細胞にとり異種であるペプチド
、特に真核生物のポリペプチドの製造に使用できる。例えば、該ポリペプチドは
、ホルモン、酵素、インターロイキンのような有用つまり治療に役立つ真核生物
のポリペプチドである。
第2の様相において、本発明は、第1のポリペプチドと別のペプチドとを含有す
る融合タンパクであって、該別のペプチドがC末端分泌配列、好ましくはヘモリ
ジンC末端分泌配列を含有するものである融合タンパクを提供するものである。
該融合タンパクは、内部融合タンパク、即ちN末端融合タンパク、つまり、ヘモ
リジンC−末端分泌配列を含有する前記別のペプチドがポリペプチドのN末端に
結合している融合タンパクを含んでなるものでもよい。しかし、好ましくは、該
融合タンパクはC末端融合タンパク、即ち、ヘモリジンC末端分泌配列を含む前
記別のペプチドがポリペプチドのC末端に結合している融合タンパクである。典
型的には、融合タンパクは、ポリペプチドのアミノ酸配列と該別のペプチドのア
ミノ酸配列との間にある1又は2以上の結合(junction )に、選択的
切断部位を有している。このような選択的切断部位は、1又は2以上のアミノ酸
残基からなり、これらは選択的な酵素的、化学的あるいは他の切断に対し感応す
る部位を提供するものである。例えば、付加されているアミノ酸残基のない形で
該ポリペプチドが必要である場合には、融合タンパクはさらに処理されてポリペ
プチドが切り離されてもよい。即ち、本発明の第1様相の方法の1つとしては、
分泌の後に融合タンパクを切断してポリペプチドを生成させる方法もある。
第3の様相において、本発明は、本発明の第2の様相による融合タンパクをコー
ドするDNA配列を提供するものである。
本発明の第3様相によるDNA配列は、前記ポリペプチドをコードする第1のD
NA配列と、前記別のペプチドをコードする第2のIINA配列を有するもので
あり、さらに第1及び第2のDNA配列の間の1又は2以上の結合にある1以上
の選択的切断部位をコードする追加的なりNA配列1以上を含んでもよい。この
ようなりNA配列(複数)を得、結合させて本発明の第3様相のDNA配列をつ
くる方法は、組換えDNA技術の分野でよく知られている。即ち、前記ポリペプ
チドをコードするDNAは、該ポリペプチドを生産する親細胞から、例えば、親
細胞から得られるmRNAの逆転写によって作られるcDNA配列の形で得られ
る。別のペプチド、つまりヘモリジンC末端分泌配列を含有するものをコードす
るDNAも、適当な制限酵素による消化により」h人遺伝子の3′−末端域から
得ることができる。
本明細書の一般性を公平にみて、本発明者らは、少なくとも1つのヘモリジンC
−末端分泌配列が旧yAタンパクのC−末端の最後の218個の、特に最後の1
50個の、より具体的には最後の100個のアミノ酸残基中に存在している可能
性があると考えている。即ち、別のペプチドをコードするDNAは、坦ヱへコー
ド配列の3′末端の最後の654個の、特に最後の450個の、さらに具体的に
は最後の339個の、そして最も具体的には最後の96個のヌクレオチド残基中
に存在する配列を含む可能性がある。例えば、このDNAは、図3に示す654
個のヌクレオチド中に、好ましくはその3′−末端の最後の450個中に、特に
最後の339個中に、最も具体的には最後の96個中に存在する配列を有する可
能性がある。しかし、それは、分泌に関与するこのDNA配列によってコードさ
れるアミノ酸配列なのであり、したがって遺伝子コードの冗長性を考慮すると、
関連するアミノ酸配列をコードする他のDNA配列も使用できることは、理解で
きよう。さらに、真性ヘモリジンC−末端分泌配列の置換もしくは修飾された類
似配列(analogue)を使用でき、したがって別のペプチドをコードする
DNA配列にはこのような類似アミノ酸配列をコードする DNA配列が含まれ
ていてもよい。通常、このような類位体は、対応する真性へモリジンC末端分泌
配列と、少な(とも80%、好ましくは90%以上、最も好ましくは95%以上
の相同性(homology)を有する。
さらに、必要なりNA配列は、オリゴヌクレオチド合成技術及び当業者によく知
られた方法を使用してリガーゼで結合された配列により、全体を又は部分的に合
成することができる。
好ましくは、本発明の第3様相のDNA配列は、ポリペプチドをコードする第1
の5’DNA配列と、別のペプチドをコードする第2の3’DN^配列を有し、
さらには1.第1のDNA配列の3′末端と第2のDNA配列の5′末端を結合
する選択的切断部位をコードする追加的なりNA配列をも有している。
本発明の第3様相のDNA配列は、適当な宿主細胞の形質転換やトランスフェク
ション用のベクター、特に発現ベクターの調製に用いることができる。
よって、第4の様相として、本発明は、本発明の第3様相によるDNA配列を有
するベクターを提供するものである。
このようなベクターの代表的なものとしてプラスミドがあげられ、このベクター
は選択マーカー、プロモーター、必要により適当な複製配列、及び他の制御域を
適切に備わしめることにより、一定の細胞型中での使用に特に適合させられる。
このようなベクターとしては、細菌例えば大腸菌の発現ベクター、例えばpBR
322やpAT153から誘導されるプラスミドのようなベクターがあげられる
。適当な選択マーカー、プロモーターは当業者には良く知られており、抗生物質
耐性マーカー、及び里プロモーターもしくはトリプトファンオペロンプロモータ
ー、例えばtrp Eプロモーターのようなプロモーターがあげられる。
は乳動物のトランスフェクションのためのベクターは、例えば、1又は2以上の
適当なプロモーター/エンハンサ−1選択マーカー、プロモーター、真核生物の
複製起点、及び場合によってはポリアデニル化部位(polyadenylat
ion 5tte)が導入されたpBR322のごとき細菌プラスミドに基づく
ものでもよい。
第5の様相において、本発明は、ヘモリジンC末端分泌配列を有するペプチドを
コードする第1のDNA配列とそれに関して配置された唯一の制限部位とを、前
記ペプチドと別のポリペプチドとを含んでなる融合タンパクの発現が、該ポリペ
プチドをコードする第2のDNA配列が前記唯一の制限部位に挿入されると得ら
れるように、含んでなる発現ベクターをも提供するものである。
好ましくは、本発明の第5の様相による分離(separa te)ベクターは
、第1のDNA配列のリーディングフレームに関し、3種のリーディングフレー
ムのいずれかの中に第2のDNA配列を収容するように提供される。このような
3種のベクター構造は実施例で後述する。このようなベクターを使用すると、所
望のポリペプチドをコードするDNAを、ただ1つの制限部位に挿入して、本発
明の第4の様相に係る発現ベクターを提供することができる。本発明の第4の様
相に係るベクターは適当な宿主細胞を形質転換又はトランスフェクションするの
に使用でき、形質転換された宿主細胞を培養して本発明の第2の様相に係る融合
タンパクを発現させることができる。
こうして、第6の様相において、本発明はさらに本発明の第4の様相に係るベク
ターで形質転換された宿主細胞を提供するものである。
適当な宿主細胞としては、真核生物の宿主細胞、例えば酵母、は乳動物の細胞、
及び原核生物の細胞、代表的なものとして細菌、好ましくは大腸菌のごときグラ
ム陰性苫があげられる。適当なは乳動物宿主としては、例えば、チャイニーズハ
ムスターの卵巣細胞、げっ歯頚のミエローマ細胞があげられる。しかし、ヘモリ
ジン分泌径路が融合タンパクを分泌するように働くためには、宿主細胞も機能的
な+(1yBタンパク及びDタンパクを発現する必要があることは理解されよう
。機能的+11yB及びDタンパクは、宿主細胞中に、多量に存在するか、ある
いは生産されることが好ましい。これらのタンパクは宿主細胞自身により供給さ
れてもよく、例えば、H1y+宿主細胞、例えば大腸菌S E5000. (p
LG570)を使用できる。あるいは、旧yB、Dタンパクは、宿主細胞を」江
且及び」h旦遺伝子を含有する適当なベクター(単数又は複数)で共形質転換(
co−transformation)又は共トランスフェクション(co−t
ransfection)することにより供給されてもよい。このような共形質
転換もしくは共トランスフェクションされる」n1及び」旦且は、融合タンパク
をコードするDNA配列と同じベクターに存在してもよいし、1又は2以上の別
のベクター中に共形質転換又は共トランスフェクションされていてもよい。宿主
細胞が−uヱヱー及び」打旦遺伝子で共形質転換される時、宿主細胞はRec
A−宿主細胞であることが好ましい。
宿主細胞の形質転換及びトランスフェクション、並びに形質転換又はトランスフ
ェクションされた宿主細胞の培養の方法は、recDNA技術の分野で良く知ら
れている。目的のポリペプチドを含む融合タンパクは宿主細胞から分泌され、し
たがって宿主細胞を破壊する必要なしに有利に培地から回収できる。さらに変性
/本性回復の処理を行なわないでポリペプチド産物が可溶性で天然の生物学的に
機能する状態で得られることが好ましい。
融合タンパクは必要に応じさらに処理してもよく、例えば切断して該ポリペプチ
ド産物を生成させてもよい。
図U引直肌
添付図面を参照して、次の非限定的な実施例の説明により本発明をさらに説明す
る。添付図面において、図1 : pt、c 570の制限部位地図、及びプラ
スミドpLG 609の構造モードを示すプラスミド図を示す;図2:A、プラ
スミドpLG 609のみで形質転換した大腸菌SE 5000(ム)、及びプ
ラスミド、)LG 575 (・)とともに共形質転換した同菌についての増殖
一時間のグラフを示す。
80次の5OS−PAGEゲルを示す。
パネルB・・・一定時間にわたってとった大腸菌SE 5000(pLG 60
9)サンプルの全細胞タンパク。
パネルC・・・同様の時間にわたってとった大腸菌SE 5000 (pLG
609/pLG 575) からの培養上清画分のサンプル。Acは、23kd
HlyA−C末端ペプチドを示す。
図3 : A、pSF 4000とpLG 570における、■Lへの制限地図
の比較を示す。
B、j3jy、人遺伝子(pLG 570)の3′末端のコード配列における6
57個のヌクレオチド(下の列)と、Buy AタンパクのC末端における21
8個のアミノ酸配列(上の列)を示す。
図4二図3におけるC末端の最後の82個のアミノ酸のバイトロバシック指数(
hydropathic 1ndex)のグラフを示す。
図5 : A、 pLG 570上の溶血因子の制限地図、及びTn5挿入の位
置を示す。
B、pLG570:Tn5−1〜25をpLG 575で相補して輸出機能を与
えた後、ウェスタンブロッティングを行ない、」h人によりコードされる遺伝子
産物を抗旧yA抗血清で同定した際に得られた、全細胞タンパクの5OS−PA
GE分析を示す。
図6 : pLG 5?3及びpLG 574により指示されたタンパクの分析
を示す。
図7:ベクター構造pLG 609−1. pLG 609−2及びpt、c
609−3の挿入された唯一のSaga I部位域におけるヌクレオチド配列を
示す。
図8:」匹Z −エF −皿A遺伝子融合の調製を示す。
図9a:H1yAの3′末端をコードするpt、c 609と、nty B及び
旧yDをコードするpt、c 575を含有する大腸菌SE 5000からの旧
yAの23kd C末端フラグメント分泌の5OS−PAGE分析を示す。
図9b:大腸菌JM 101 (pLG 632/pLG 575)からとった
細胞及び培養上清サンプルの5O3−PAGE分析を示す。
図9c:大腸菌JM 101 (pLG 632/pLG 575)由来の56
kdキメラ(chimeric)タンパク分泌の経時による5O3−PAGE分
析を示す。
図10:HlyAのC末端の種々のセグメントをコードするプラスミドの構成、
及び」匹1」二ヱ」n人遺伝子融合体(gene fusion)内からの」n
人配列の欠失を示す。
図11 : ’1pLG 609. ”)pLG 620又は” pLG 62
1を含む大腸菌JM 101 (pLG 575)により、媒体中に分泌された
ペプチドの5O5−PAGE分析を示す。
図12:HlyAのC末端における最後の200個のアミノ酸の配列を示す。
図13:大腸菌JM 101 (pLG 632/pLG 575)、大腸菌J
M 101(pLG 633/pLG 575)及び大腸菌JM 101 (p
LG 634/pLG 575)の上清及び細胞サンプルの5O3−PAGE分
析を示す。
図14=プラスミドpTTQ18の地図を示す。
図15:ブロモキシン遺伝子をhlyA−C末端に融合されたC末端(23kd
)コード域を有するプラスミドpPH−1の構造。
図16 : pPl(−1によりコードされる40にハイブリッドpro−キモ
シンー旧yの一定時間にわたる生産の5O3−PAGE分析を示(pMG168
) So徂■から得られる大腸菌へモリジン223kd分泌シグナルを含むpP
H−1、pPH−2及びpP)I−3を示す。
図18=プラスミドpApa−2の構造を示す。
図19 = pApa−2によりコードされる50kdハイブリツドの一定時間
にわたる生産の5OS−PAGE分析を示す。
誼 の量 なiゝH
試五及旦方抜
本項には、下記の実施例を通じて用いられる主要な方法が述べられている。その
他の詳細は、本明細書中で引用する文献に見出される。
皿抹反び土殖条件
大腸菌5E5000 rLL1皿139. Δ血F−屁 μm69.ユ匹A57
゜MC4100」匹り、 ara139. Δ圃IPOZA) u 169.
thi: JM103Δ〕二Iac−一」λエコλ)、−」iy」ジE、 th
i、 str八、 endA、 5bcB15.124811口D36. J匹
AB、二I’、ZΔ旧5゜大腸菌JMIOI!E、 を肚Δ■赳−」匹AB)
(F“、に虹036゜」nAB、1acl’ 、ZΔ旧5)。
これらの菌株はLブロス中通気下で培養した。プラスミド含有菌株には、クロラ
ムフェニコール(25μg/mA)又はアンピシリン(100μg/ raf)
を適切に加えた。
プラ≦Lえヱー
バタテリオファージM13mp18 (Yanisch−Perron外、 1
985Cene 33103−119)
ベクタープラスミドpAcYc18←cam” 、 tet”(ChangとC
ohen+1978 J、Bacterioi、 L3L1141−1156)
; pLG 339. kan’ 。
tet” C3toker外、 1982); pUc12」v已 1acZ’
(Norrander外、 1983 Cene 26101−106);
pOU71J並”、 J耗” (Larsen外。
1984 Cene 2845−54)。
異なるプラスミドが有する関連旧yマーカーを表1に示す。
pLG 570は完全なヘモリジン決定因子(deferminant)を含み
、National Co11ections of Industrial
and Marine Bacte riaに全く便宜のために受託番号NCI
B 12466で寄託されており、自由に入手できる。pLG 570は、大腸
菌に125E5000宿主中に保管されている。 ptc 575は、輸出遺伝
子−リl」−及び」旦且をコードするpLG 570由来のサブクローンである
(Macla+an外、(1985a) Mo1.Gen、 Genet、 2
01.282〜288)、pLG 609は、発現ベクターpTT Q 18の
tacプロモーターの背後に1の3′末端を挿入して調製された(Nicaud
外、 (1986) FEBS、 Lett。
%14.331〜335)。pLG 361は、!;!!!JLF遺伝子を含有
する(Jackson外、 (1985) EMBO,J、 4.2377−2
383)。次の全プラスミドpLG620. pLG 621. pLG 63
1. pLG 632. pLG 633及びpLG 634は、本研究の過程
で調製されたもので、図89図10に示す。プラスミドpLG 603はGra
y外(1986)(MGG 205.127−133)に記載のようにプラスミ
ドpLG 339 (Stoker 外(1982)Gene 18.335〜
341)を使用して調製された。
+ S び!L!LJj コのU
培養を冨培地(rich medium)中でAnso = 0.4まで増殖さ
せた後、IPTG (Sigo+a)を最終濃度50pg/mi!まで加え、旦
り又は」匹プロモーターを脱抑制させた。細胞を回収し、5OS−試料緩衝液(
LaemIlli、 (1970) NatureU21.、680−685)
に直接再浮遊させて、細胞試料を調製した。まず細胞を遠心(Sorval l
5S34+160Orpm、 15分)で除き、次にTCAを上清に最終濃度、
10%に加えて、培養上清試料を調製した。沈降したタンパクを遠心(Sorv
all HB4.1000rpn+、10分)で回収し、TCAを飽和トリス溶
液を用いて中和した後、タンパクをSO3−試料緩衝液に溶解した。
…−素
制限酵素と31ヌクレアーゼは、Bethesda Re5each Labo
rato−riesから得、T4リガーゼはBiolabsから得、フレノウ(
Klenoi+)はBoehringerから得た。制限条件は、それら製造者
の説明したとおりであった。
DNAフーグメン の I!
DNA制限エンドヌクレアーゼフラグメントは、Dretzen外(1981)
(Biochem、■2 、295〜298)が記載しているように、アガロ
ースゲルで精製した。
SO3−ポiアク1ルアミニ ”)Et””” 5O3−PAGE基本方法は、
18%又は11%(W/V)のアクリルアミド分解ゲルを7%重層ゲルとともに
用いるLaemmli (1970) (Nature227 680〜685
)の方法であった。アクリルアミド・モノマー:ダイマーの比44:0.8゜ゲ
ルは、10%(V/V)氷酢酸と25%(V/V)プロパン−2−オールを含有
する溶液中でローマッシー・ブリリアント・ブルー(Coomasie bri
lliant blue)(0,05%−/ν)を用いて染色した。
ニス ンブロー−ング
タンパクをアクリルアミドゲルからニトロセルロース上に電気泳動により移し、
次にウサギ抗旧3+Aもしくはウサギ抗QUIPFのいずれかとヒツジ抗ウサギ
IgGに接合されたホースラディツシュ・ペルオキシダーゼ(Nordic I
mm+unologica1社)を用いるタンパクの免疫学的検出を、基質とし
てローシア・ニシジンの代りに0.5■/Ilj!の3.4.3’ 、 4 ’
−テトラアミノフェニル塩酸塩を用いた以外は7(+wbin外(1979)(
Proc、 Natl、 Acad。
Sci、 tlsA 76、4350−4354)が記載しているように行なっ
た。
゛パ ゝ (Haemol tic As5a溶血活性の大きさは、特定の旧y
因子、増殖培地(安定性に影響する)、宿主菌株及び細胞の所在位置によって広
く変化する。擬似的な結果が赤血球の非特異的溶血においても得られることがあ
る(下記参照)。さらに、孔形成ヘモリジンは反応で消費されるので、ヘモグロ
ビンの遊離は酵素反応のプロセスではない(Bhakdi 外、1986. I
nfect、 and In+mun、5J、 63−69)。
このような理由により、溶血活性が異なる試料中に存在する毒素の濃度に正比例
する条件を確立する際には、大いに注意する必要がある。そこで、必ず、各ヘモ
リジン試料に新鮮なヒツジ赤血球(Oxoid)を過剰に添加した。即ち、反応
(ヘモグロビンの遊離)が選択した一定時間にわたって線型動力学(1i ne
arkinetics)に従う条件とした。こうした最良の条件は、一定範囲の
試料量について予備的な経時実験を行なって決めた。次いで、個々の生物学的測
定を次のように行なった。2組の試料(5〜50μりを、緩衝液中の洗浄赤血球
(Mackman外)1o11and、 1984a、 MGG、 lf3.
312〜315)と混合して最終容量1mff1,10%(ν/V)赤血球濃度
にした。これら試料を、それぞれ10分間又は20分間インキュベートし、次い
で残った完全な赤血球を遠心ですぐに除去した。各試料から上清700μlをと
り、分光光度計でA、4.において遊離ヘモグロビンの測定に供した。10分間
と20分間のインキュベーションの結果を生物学的測定の直線性を確認するため
に用い、またその平均値をとった。
1単位の溶血活性を、37°Cにおいて、試料ll111当り1時間でヘモグロ
ビン50■を遊離するのに必要な毒素量と定義した。周辺質試料の場合(この場
合、活性が通常非常に低く、検出不能である)、緩衝液に511IMのMgCf
zが存在すると、細胞の遠心後、上清中のヘモグロビンを測定する前に赤血球の
擬似溶血が引起されることがある。しかし、上清画分からペレット化した細胞を
15泣除去することでこれを回避した。一般に、溶血活性の変動を最小にするた
めに、可能な場合にはこれらの研究は同質遺伝子の菌株背景に関して行ない、分
析用試料は栄養ブロス(Oxoid)に10mM CaCl12添加のもので指
数関数的に増殖する細胞(A”’=0.9)から得た。このような条件では、培
地中の溶血値(haemolytic value)は最大値に近づ< CN1
caud外、 1985a MGG、 199.111−116)。最後に、本
発明者らは、細胞が定常期に近づくにつれて、周辺質の値がまだ非常に低いにも
拘らず、ヘモリジンの分布は細胞内の蓄積が若干多くなるように変化することを
認めた。
旧 A び旧 Aの の −ン − trunca tes のTowbin外
(1979J、 Ioc eft)が記載しているようにして、タンパクを5O
3−PAGEで分離した後、ウェスタンブロッティング法によってニトロセルロ
ースに移した。旧yA誘導体を抗ヘモリジン抗体(Mackman外、 198
5a MGG、 201.282−288)を使用して免疫学的に検出した後、
ベルオキシクーゼ接合抗体で処理した。
フのゝ百 fracHonation)細胞を10+iM CaC1z添加栄養
ブロス中で増殖させた。周辺質両分を、Na5salとHeppel (196
6、J、 Biol、 Che+m、 241.3055〜3062)が記載し
ているようにして浸透圧ショックによって遊離させ、次にスフェロプラストの音
波処理により細胞質画分を遊離させた。各百分の相対汚染を、細胞試料全体、個
々の細胞画分全て、及びマレート−デヒドロゲナーゼ活性(MDI−細胞質)と
β−ラクタマーゼ活性(BLA−周辺質)についての洗浄液を分析して監視した
。MD)lはオキサロ酢酸とNADHを添加して検定し、NADHeA度の低下
を追跡した。BLAは、O’Ca11aghan外(1972Antimicr
obia Agonts and ChemotherapyLL 283−2
88)が記載しているようにして検定した。相互汚染が10%未満である時にの
み、百分を次の分析に供した。いずれの場合でも、両分中の活性は、細胞試料全
体の95%より大きかった。
遠心で細胞質百分から膜を除去する試みを行なったところ、処理中に両両分から
溶血活性が完全に、不可逆的に失われた。
したがって、示された全ての細胞質画分が細胞膜をまだ含有している。
用虹配死q分捉
バタテリオファージM13 mplBにクローニングした制限フラグメントを、
Sanger 外(1977Proc、 Natl、 Acad、 Sci、
74+5463−5467)によって最初に説明されたジデオキシチェインター
ミネータ−法に、テンプレートとして使用した。生じるDNA配列をバイトロバ
シー(Hydropathy)値について分析しくKyteand Dooli
ttle 1982. J、 Mo1. Biol、 JiL、105−132
) 、予想される2次構造についてGarnier分析法(Garnier外1
97B、 J。
Mo1. Biol、■虹97−120)によって、M、 5tark (Le
icesterBiocantre)から入手のプログラムを使用して分析した
。
災旌阻土
Hl 2001 (7)Cr 23kdへ7’チFハ、旧 6 による パ、に
八 で る している
大腸菌のある種の病原性菌株によるヘモリジンの生産は、プラスミド上に存在す
るか、又は染色体に組込まれた約7.5 kb配列によってコードされている
(Welch外(1981) Nature 294゜665−667s Mu
ller外(1983) J、 Bact、 153.846−851)。旧y
決定因子は少なくとも4遺伝子で構成されている。」n人、該毒素の構造遺伝子
1が上皇、 Hly Aの翻訳後修飾に必要であるが、分泌には不要;」h旦と
」h旦、該毒素をエンベロープを通して媒体中へ輸出するのに不可欠(Mack
man外(1985a) MGG 201゜282−288 HN1caud外
(1985b) F)iBS Lett、 187339−344)。
先の研究によって、」n人は、N末端のタンパク加水分解プロセシングなしに媒
体中へ輸出される107にダルトンポリペプチド(Fe1mlee外(1985
a) J、 Bact、 li3.88−83)をコードするものであることが
実証されている(Nicaud外(1985a) MGG」則、 111−11
6 ; Gonzalez−Carrero外(1985) MGG 99.1
06−110)。
さらに、hlyAについてのDNA配列データは、N末端シグナル配列が全く存
在しないことを示している(FelIIllee外(1985b) J、 Ba
ct、 163 94−105)。この事実及びヘモリジン分泌物中に周辺質中
間体が存在しないことが明らかであることを鑑み、本発明者らはヘモリジン輸出
のモデルを提案した(Macknan外(1986) Curr、 Top、
Micro、 Imn+un、 125 p159−181. Springe
rVerlag)。その中で、本発明者らは、内膜内に位置する輸出機構による
細胞質旧yAの認識を伴なう第1ステツプと、それに続く、該毒素の媒体への直
接的な押出しをもたらす第2ステツプを想像した。
最近、本発明者らは、大腸菌のヘモリジン分泌は、旧yAのC末端から約27個
のアミノ酸を欠失させることによって阻害でき、それにもかかわらずこの短かく
なった分子はなお溶血活性を有することを示した。この実施例において本発明者
らは、分泌シグナルは旧yAのC末端にまさしく位置している別の証拠を説明す
る。
旧 AのCrフーグメン シー゛ るブースミ゛ LG 609旦皿製
pt、c 570由来の」nへの3′末端をコードする1、 6 kb Eco
RI−Hind mフラグメントを、高コピー発現ベクターpTT018に翻訳
されるように正しいリーディングフレームにサブクローニングすることにより行
なった(図1参照)。このプラスミドは、マルチクローニング発現部位の上流に
虱プロモーターを有17、さらにクローン化遺伝子による発現が誘導剤IPTG
の不存在下では完全に抑制されるようにするためにIac I’遺伝子をも有し
ている。Bagdasarian l’1. M、外(Gene 26.273
−282 (1983))がpTTolBに類似したベクターで、」hへの3′
末端のサブクローニングに使用できるベクターを説明している。得られる組換え
プラスミドpLG 609は、ハイブリッド遺伝子をhlyAの3′末端に融合
されたtacプロモーターとともに含むはずであり、hlyAの3′末端は旧y
AのC末端に対応する23キロダルトンのポリペプチド(Ac)合成を指示する
はずである。
LG75旧 BD の びA に1゛番る5E5000 (LG 609の
プラスミドベクター内のEcoRI −Himd mフラグメントの存在と方向
を、制限酵素分析で確認した。
pLG 575 (Mackman外(1985a) MGG 201.282
−288)、 止ユ及び1L旦を有するプラスミド、の存在下又は不存在下で、
虱プロモーターから胱合成を誘導するためのIPTGを添加して、菌株5E50
00 (pLG 609)の増殖特性を研究した。図2aから、1輸出機能をも
たないpt、c 609を有する菌株にIPTGを添加すると、増殖が急速に停
止したことがわかる。これに対し、輸出機能も存在すると、IPTGを添加して
も増殖に少ししが影響しなかった。
この結果から、旧yta出タンパクの不存在下ではポリペプチド(かなりの確度
でAc)の細胞内蓄積は、細胞にとって有毒であること、この効果はAcタンパ
クを媒体へ輸出することにより緩和され得ることが示された。
HI Aの23kdCr−グメーン(゛、る図2に示された実験から得られた細
胞及び培地のタンパク含有量を5O3−PAGEで分析した。まず、図2bにp
i、c 609のみを有する菌株5E5000の全細胞リゼイト(溶菌液)にお
いて少量の23kdポリペプチドの合成の誘発が示される一方、培養上清には2
3kdタンパクは全く検出されなかった(データ示さず)。
しかし、これに対し、図20に示されるように、輸出機能の存右下では、IPT
G添加後、かなりの量の23kdポリペプチドが培地中に蓄積した。23kdタ
ンパクの旧yAのフラグメントと同一性は、精製ヘモリジンに対する抗血清を用
いて確認した(Nicaud外(1985b) FEBS Lett、 187
.339−344) (データ図示せず)。
これらの結果は、まさしく、旧yAのC末端、23.000ダルトンのペプチド
がそれ自身の分泌に必要である全情報を含んでいることを明確に実証するもので
ある。予想したように、分泌は、特定のヘモリジン輸出タンパク、旧yBと旧y
Dの存在下においてのみ認められ、旧yCを必要としない(Nicand外(1
985b)FEBS、 Lett、 187 339−344) 、これらの結
果を実施例2における、旧yAのC末端にある小区域の欠失により分泌が阻害さ
れるというデータと勘案すると(Gray外、1986. MGG 205.1
27−133も参照されたい)、C末端に近い小区域が完全なヘモリジンの分泌
に必要なすべての情報を含んでいることが、強く示唆されている。したがって、
本発明者らの結果は、旧yAのC末端域が旧yB及び/又は旧yDと特異的に相
互作用して分泌を助長するというメカニズムと合致している。予備的な研究によ
り、有意濃度の旧yDが外膜によっても分けられている(Mack−man外(
1985b) MGG 201.529−536)が、これら後者のタンパクは
主に内膜内に所在していることが示された。旧yB及びDが存在しないと、10
7.000ダルトンのタンパクは細胞内に蓄積する(Gray 外、 MGG
205 127−133 (1986))。
実施m
uiy AのC末端の欠失によって分泌が阻害されるが、溶血活性は阻害されな
い。
1、″”” hlB hlDの は1 におしるヘモ1ジンの 1置゛
この研究では、旧y決定囚子2001の種々のサブクローン(表1 、 Mac
krnan外、1985a MGG 201.282−288)を好都合にも入
手することができ、それらには輸出遺伝子の1方又は両方を有するものも含まれ
ており、分子内ヘモリジンの生産及び位置決定に関する相補性テストでこれらの
遺伝子の存在の効果を測定した。この分析のために、各遺伝子は必ず同じベクタ
ーによって供給された。即ち、lの供給源はpUc12 (約60コピー);4
、D−は、pAcYc184 (約20コピー);」h人はpLG339(約6
コピー)であった。これによって確実に、得られる結果は比較可能であり、旧y
C,B、、Dタンパクは過剰に存在した。これらの分析の結果を、完全な再構
成系(例えば、pLG 583に人、 577 」n旦、 591 ■L且、旦
)を表2に示す。
Hty Aが培地へ分泌される条件下では、通常、最高2%の溶血活性が、指数
的に成長する培養の細胞内に見出された。さらに、浸透圧ショックによる検出で
、かかる低レベル活性の実質的に100%が細胞質内に見出され、周辺質には極
低レベル見出された。いずれか一方の輸出機能が存在しない場合には、ヘモリジ
ンの全生産量が5〜10倍減少し、このことは、細胞内ヘモリジンの合成又は分
解に対する何らかの形のフィードバック調節を示唆している。指数成長期におい
て、1方又は両方の輸出機能が存在しない場合の、異なる細胞内空間内の溶血活
性を分析したところ、残る活性の90%をこえる範囲が常に細胞質に存在するこ
とがわかった(表2)。
−遣二一 1−
えブースミ゛と旧 マーカー
ヱ乞盆上謎性 1区玉 文−歓
pt、c 570 allp 完全な皿決定因子 Mackman及びHol
1and (1984b)
# 57q tet 上dMackman外(1985a)〃575 caIl
h旦且」n旦 〃〃〃#577tet」n旦」n人+ 1 + # tt 〃〃
573CaI」dLNl#〃〃
#574 can 」n人” II # II#583 kan 」佳LN#
s〃
〃603 kan I法’ Gray外(1986)n 594 caw 上注
Mack+aan外(1985b)ty 591 amp % N1caud外
(1985b)hlyA’ ・ 107kdポリペプチドを生ずる」旦人/旦[
融合体hlyA1′・ 104kdポリペプチド 〃〃〃htyA”・該遺伝子
のEcoRI部位における終止により生ずる」h人知縮体(tr−unca t
e)。
−表一一」−
゛内膜の
プラ≦(LL 」ヱ」l脂 相二」世 周jr1 JaMJLl、なし なし
<0.01 <0.01 <0.012、pLG591,583,575 CA
BD 15.4 <0.01 0.33、pLG591,583 CA−<0.
01 0.2” 2.44、 pLG591,583,579 CAB−<0.
01 0.1’ 1.55、 pLG591,583.594 CA−D <0
.01 0.1” 1.56、pLG570.Tn5−2,573.579 C
A’BD” 0.8 3.1’7.1)LG570.Tn5−2.574.57
9 CA″BD O,22,5’8、pLG577.603.575 CA’B
D O,840,011,37*、記号A’ 、A”・・・表1に示すとおり。
a9周辺質両分の細胞質マレート・デヒドロゲナーゼによる汚染が10%に達し
た場合。
b、細胞内活性。
2.107kd ンパク\゛へに・ るhI AへのTn5 のりHly Aの
C末端の一群の欠失変異体を、先に説明されたようにして(Mackman及び
Ho1land 、 1984b MGG 196.129−134 )、Tn
5による挿入突然変異誘発によって単離した。Tn5挿入の位置を、図58に示
した。試験したすべての場合において、hly AへのTn5挿入によって、細
胞外においても細胞内においても溶血活性なしの結果が得られた(データネ記)
。しかし、全細胞タンパクを5O5−PAGEで分析した後、ウェスタンブロッ
ティング及びhty Aでコードされた遺伝子産物の抗旧yA抗血清を用いる同
定を行なったところ、Hly Aの短縮(trunca ted)誘導体が検出
された。これに対し培地中には相互反応物質は全く検出されなかった(図5b)
。図5bに示した、ゲルの列(tracks)は次のとおりである。
列1−5全細胞リゼイト;列ITn5−12 ;列2 in5−14 :列3T
n5−16H列4 in5−18;列5 in5−20 ;列6−12培養上清
;列6Tn5−12 ;列7 in5−14 ;列8 in5−16 i列9
in5−18;列10 in5−20:列11 in5−21;列12 in5
−25;列13と14それぞれ、pLG 573とpi、c 574によりプロ
グラムされたin vitro転写、翻訳の生成物。
これらの結果は、旧ytのC末端の大きな部分を除去すると、常に、活性喪失が
もたらされるばかりでなく、分子の残余部分の分泌能が得られたことを示してい
る。
図5のデータは、hty Aの3′末端近くでのいくつかの挿入によって、分子
量がいずれも約80kdである短くなったポリペプチドを生成したことも示して
いる。このことは、このような挿入によって、約80kdのプロテアーゼ耐性ド
メインにタンパク加水分解的に縮小される異常ポリペプチドが生成されることを
示唆する。この現象に鑑み、旧yAの特異的C末端欠失を行なう代替源がめられ
た。
3、hl A(7)3’ r t7”りt)−7(D先に(Mackman外、
1985a MGG %珪、 282−288 ) 、本発明者らは、旧YAの
若干短縮された状態をコードすると思われる3kbのBan [−Bgllfフ
ラグメントを有するプラスミドpl、G 574の旦vitroにおける調製を
説明した。すなわち、上述の旧yA欠失変異体(delettons)とは異な
り、このプラスミドは正常サイズに近いポリペプチドであるが、それにも拘らず
安定であるものをコードするものであった。本発明者らは、pLG 594によ
り生産される毒素の短縮体の大きさを調べた。別のサブクローンpLG573、
反対方向に3kbのBao+ II −Baf IIフラグメントを有図5b(
列14)に示されるように、ptc 574は、約104 kdのポリペプチド
のin vitroでの合成をコードする。 pLG 573は、5O3−PA
GEの移動度では、pt、c 570中の完全な決定因子によってコードされる
旧y/lタンパク(107kd)と−見したところでは区別できないポリペプチ
ドの合成を指示した。実際、tet遺伝子内の下流の配列を検査すると(Ped
ev 、 1983 Gene、Ig。
277−280 ”) 、どちらの方向でも、pi、c 573及びpt、c
574によりそれぞれコードされる37個のアミノ酸及び17個のアミノ酸を旧
yaタンパクに付加するであろうフレーム内での融合が予想される(図4参照)
。これにより、図5で認められたタンパクに類(以した分子量をもつタンパクが
合成されるであろう。もとのhiy A配列が3′末端の近くに2つの近接して
結合されたBalU部位を含むという別の可能性は、DNAのこの域を配列する
ことによって除かれた(図3)。
4、LG573 びLG 574にょ コード れた ンバ のpLG 573
又はpLG 574を別のプラスミドpLG 570::in5−2及び、)L
G579(それぞれ…匹、旦及び社用を与える)とともに有している苗株MC4
100の指数成長培養を、溶血活性の有無について分析した。代りに、プラスミ
ドpLG 57?及びpLG 594を、それぞれ皿及び皿の供給源として使用
することができる。
表2の結果(第6.7行)は、pt、c 573又はpt、c 574の一方を
有する菌株は低レベルの細胞外活性しか生じないことを、明確に実証している。
さらに、どちらの場合でも、培地中に比較して細胞内には数倍高い溶血活性が存
在した。さらに、ヒツジ血液平板(本発明らはこれが分泌に対して大変感度の高
い試験となることを見出した)上で、細菌のコロニーにpi、c 574が存在
しても検出可能なほどにはヘモリジンの遊離を促進できず、またpLG 573
は極く小さなハロー(haloes)を形成しただけであった(データ示さない
)。これらの結果は、pt、c 573とpt、c 574から生産される旧3
1Aの短縮体(truncated forums)は分泌上欠陥を有すること
を強く示唆した。この効果を、上述の第1項で説明した条件と同等の条件でli
!認するために、pLG 573中で4をコードする)law旧−IIIフラグ
メントを低コピー数(1o−copy number)ベクターpLG 339
に移入し、組換えプラスミドpLG603を発生させた(図58参照)。このプ
ラスミドにより指示される溶血活性の創出を測定したところ、本発明者らは、ヘ
モリジンの細胞外濃度が、完全な旧yAをコードする構造体に比較して10〜2
0倍低いことを認めた(表2、第8行)。
輸出機能の存在下でpLG 573及びpLG 574によって指示される、旧
y^タンパクの濃度と局在位置も、旧yaに対する抗体を用いるイムノブロッテ
ィングによって分析した。
図6は、5O3−PAGEで分離され、ウェスタンブロッティングによりニトロ
セルロースに移され、抗ヘモリジン抗体を用いて可視化された後、ペリオキシダ
ーゼ接合抗体で染色されたタンパクを示す、 pLG 573とpLG 574
は、hlyB及び皿、旦をそれぞれ供給するpt、c 579とpLG 570
:in5−2で途中で相補された。
列1−2、全細胞リゼイト。列1 、 pLG 574 ;列2.pLG573
、列3−6、培養上清。列3 、 pt、c 574 ;列4.pLG573;
列5.大腸菌培養上清、プラスミドなし;列6.pLG570由来の真性旧3+
A(107K)。
図6に示すように、pLc574(列3)又はpt、c573(列4)のいずれ
においても有意量のHly Aは培地中に検出されなかった。しかし、どちらの
場合も、細胞内濃度の107kdポリペプチドが容易に検出された(図61列1
.2)。
5、hIA2001の3′ 姓の1u
oty AのC末端域は明らかに分泌プロセスに関与しているので、hly A
の対応城のDNA配列を得る必要があった。DNA配列分析の結果及びFel+
aee外1985b (J、Bacteriol 、 ■L、 94−105)
によって述べられた旧y psF4000のそれと比較される最後の218残基
について予想されるアミノ酸配列を、図3bに示す。
この域の全体の配列は高度に保存され、DNAレベルで95%の相同性、アミノ
酸レベルで94%の相同性である。配列データと制限酵素分析によっても、旧y
2001とFe1m1ee外の配列との間の制限酵素部位の相違が確認された
。これは、後者の配列中のBal■部位が全く異なるBafI[部位によって置
き換えられているという驚くべき発見を伴なうものであった(図3a)。
この、旧yA 2001配列中のBaf11部位は末端に極めて近く、上述のよ
うに旧yaの27個のアミノ酸欠失を発生させることができた。
Hly A 2001配列データ及びクローニング部位接合における下流配列の
知識から、旧yAの末端82アミノ酸についてと、Baf11部位での切断によ
り生じたpLG 574 、 pLG 573の欠失についてのバイトロバシー
指数(hydropathy 1ndex)のプロフィールを得た(図4)。p
tc 573とpt、c 574で形成されていると思われる末端域の構造のほ
かに、この図はBalln部位の位置を示し、それは、旧yAの予想2次構造中
のめったにない特徴即ち短かいα−ヘリックス域と一致している。この特徴は、
旧ySF4000中で、残基185−196間の予想されるα−へワックスにオ
ーバーラツプする13個の比較的疏水性のアミノ酸(残基191−203)の連
なりとして、保存されている。
災旌開主
旧 23kd\゛・ジグ ル に なる1−一゛イングフレームt せしめるた
めの EcoRl ’フカ−DNA るLG 609のサブクローン
実施例1で説明したようにして誘導されたプラスミドpLG609を、制限エン
ドヌクレアーゼEcoR1で消化した。Sea 1認識部位を含む3種の合成オ
リゴヌクレオチド:1) GAATTTTCCCCGGGGAA2) GAAT
TTTCCCGGGAA3) GAATTTCCCGGGA
を、当業者には良く知られた方法を用いて合成し、消化されたpt、c 609
とリガーゼで結合し、図7に示したようにそれぞれ新規ベクターpLG 609
−1 、 pLG 609−2及びpLG 609−3を生成させた。これらは
、各々、旧V A 23kd分泌シグナル域に対する異なったリーディングフレ
ームを含んでいる。
ベクターpLG 609−1 、 pLG 609−2及びpi、c 609−
3は、したがって、t+ly Aの3′末端に関しかつその上流にある3種のリ
ーディングフレームのいずれかの中に第2のDNA配列の挿入を含んでいる。
皇旌■土
旧 ACP′、に1人した ンパクの\″・A、IacZ −om F −hl
Aキメ−゛ −の晋N末端にβ−ガラクシダーゼ部分(moiety)の10
個のアミノ酸をその翻訳開始シグナルとともに含んでいるキメラタンパク、外膜
ポーリン(lnpFの大部分を含有する中央部分、及びC末端である旧yaの分
泌シグナルを含んでいるキメラタンパクを調製した。この調製の第1段階として
、1acZユ姐iハイブリツド遺伝子をpUC12の中につくった(図8)。匹
LL遺伝子の核、成熟0+apFのN末端にある初めの11アミノ酸をコードす
るDNA配列とC末端にある最後の30アミノ酸をコードするDNA配列を欠く
もの、を0.9 kb BLLm −1(inc mフラグメントの上で、pt
、c 361から除去した( Jackson外、1985 EMBOJ、 4
、2377−2383 )。これを、予めシリ−旧とHincnで消化された
pUC12のlacプロモーターの下流に挿入した。中間体プラスミドpLG
631は、N末端に、0IapFの中央の300個のアミノ酸に融合されたβ−
ガラクトシダーゼ部分の最初の10個のアミノ酸を含有するキメラタンパクをコ
ードするものであった。第2に、pLG 609をEcoRIで消化し、フレノ
ウ(Klenow)を用いて平滑末端を作る際に詰めた後、さらにHindI[
[で消化して1.6kbフラグメントを生成させた。これはbty Aの3′末
端を含み、pLG 631に挿入した。pLG 631は予めHinc IIと
l1indI[lで消化しておいた。得られたプラスミドpLG 632は制限
分析で確認した。これは、lacプロモーターの支配下にあるIacZ一部1−
uL虹遺伝子融合体を含んでいた。したがって、pt、c 632は、旧ynの
最後の218個のアミノ酸を含む56kdキメラタンパクをコードするものと予
測された。この遺伝子融合体の転写はlacプロモーターに制御され、翻訳はβ
−ガラクトシダーゼの開始シグナルによって制御されるものであった。
8.56kdキメ−ンパクの1立1への ゛、は HI B び旧 Dの に
る
Hly Aの23KdのC末端ペプチドは、pLG 575 (Mackman
外、J、 Loc、 Cit、 1985a)によってコードされる輸出機能旧
VB及び旧y D (Nicand外、1986b FEBS Lett、」財
、 331−335 )を含有する大腸菌5E5000から培地へ特異的に分泌
される。そこで、本発明者らは、旧ytの当該23kdペプチドを含んでいる5
6kdのキメラタンパクが認識され、このシステムを用いて培地へ特異的に遊離
されるか否かを試験するために同じ条件を使用した。比較のために、図9aに、
pLG 609のtacプロモーターをIPTGで脱抑制させた後の、23kd
ペプチドの菌種5E5000 (pLG575)の培地中での急速な蓄積を示す
。
タンパクを5O3−PAGEにより分析し、クーマシーブリリアントブルーによ
って(上側の半回)又はウェスタンプロットでHly Aに対するポリクローナ
ル抗体を用いることによって(下側の半回)可視化した。IPTQは、t=oh
で加えた。
細胞:列1.t=oh;列2.t=2h;列3.t=3h;列4. t=4h。
上清:列1.t=ohi列2.t=2h、列3.t=3h;列4. t=4h。
ウェスタンプロット(下の半回)は、さらに、23kdタンパクの大々部分がま
さしく培養中にあり、細胞内には有意なほど蓄積していないことを示している。
pt、c 632を菌株JMIOI F ’L匹d−皿ハイブリッド遺伝子の上
流にある)をI PTGを用いて脱抑制した。図9bは、ヘモリジン輸出遺伝子
の存在下及び不存在下における56Kdキメラタンパク(HlyAに対するポリ
クローナル抗体を用いるウェスタンプロットで同定)の誘導を示す。
細胞試料及び培養上清(SN)試料を、大腸菌JMIOI (pLG632)と
大腸菌JMIOI (pLG 632/pLG 575 ) (それぞれ、−輸
出及び十輸出という)の培養から、IPTGによる誘発時と誘発から2時間後に
採取した。タンパクをSO3PAGEで分析し、Hly Aに対するポリクロー
ナル抗体を用いて可視化した、矢印は、56kdのon+pF−hlyAcハイ
ブリッドの位置を示す。
−輸出:列1. t=oh (細胞);列2. t=oh (sN) ;列3.
t=2h (細胞);列4. t=2h (SN) ;十輸出二列5. t=o
h (細胞);列6. t=oh (SN) ;列7.t=2h (細胞);列
8. t=2h (SN)。
1(1y B及び旧yDの不存在下では、56+dタンパクは細胞に会合した(
associated)ままであった。しかし一方、ヘモリジン輸出遺伝子をp
t、c s’ysで与えると、キメラタンパクの大々部分が培地中で検出され、
細胞内には検出不能な量しかなかった。
明らかに、Hly Aの23kdペプチドも56kdのキメラタンパクも、ヘモ
リジン輸出経路によって特異的に認識され、培地へ分泌されるのである。図90
は、誘発後の、56kdキメラタンパクの培養上清中における蓄積の時間経過を
示す。染色したプロフィールは、このタンパクが培地中へ特異的に遊離されるこ
とを示した。
JMIOI (pLG 632及びpLG 575 )のLブロス中での培養を
IPTGで誘発してlacプロモーターを脱抑制した。細胞試料と培養上清試料
を、誘発時及びその後時間間隔をおいて採取した。タンパクをSO3PAGEで
分析し、クーマシーブルー染色で可視化した。分子量はキロダルトンで示す。
細胞試料:列1.t=Qh;列2.t=60分;列3゜t=120分、列4.t
=180分;
上清:列5.t=oh;列6.t=60分;列7゜t=120分;列8.t=1
80分。
タンパクの全量は23kdのC末端ペプチドのみよりも少なかった(図9a)が
、これは単に、誘発後のpLG 609のお匹エプロモーターからの転写レベル
が、pt、c; 632上の1acZ−望■F −皿遺伝子融合体の上流に存在
するlacプロモーターの転写レベルに比して高いことを反映しているだけかも
しれない。
実施拠i
旧 A3U、ジグ ルはCrの一部の113 のアミノ に拉1ツ一り−
Hiy Aの23kdのC末端のペプチドの遊離は、分泌シグナルが最後の21
8個の残基内に位置することを示した。さらに、最後の27個のアミノ酸の欠失
によりこのシグナルは混乱され、生じるポリペプチドの分泌は阻害された(Gr
ay外(1986) l’lol。
Gen、 Genet、 205 、127−133)。そこで、分泌に必要で
ある域をもっと明確に位置決めするために、旧yAのより小さいC末端フラグメ
ントを発現する2つのプラスミドを調製した(図10)。第1に、46個のアミ
ノ酸をコードする138bpのDNAフラグメントを、pLG 609によりコ
ードされるhULA内から切取った。生成したプラスミドpt、c 620は」
匹プロモーターの制御下にあ4辻LLの3′末端の一部を含み、旧31Aの18
kdのC末端フラグメントを発現した。第2に、pLG 620由来の353
bpのシ11DNAフラグメントをベクターpUc12に挿入してpLG 62
1をつくった(図10参照)。これは、旧31Aの最後の113個のアミノ酸に
融合した、β−ガラクトシダーゼ部分の最初の9残基からなるハイブリッドタン
パクを生成した。この遺伝子融合体はlacプロモーターの制御下にあった。
pLG 620及びpLG 621によりコードされるC末端ペプチドがヘモリ
ジン輸出経路によって分泌されるかどうかを試験するために、これらのプラスミ
ドをpt、c 575を含むJM 101の中に移入した0図11は、次のこと
を示している。
ヘモリジン輸出経路を利用する、旧3+Aの種々のC末端フラグメントの分泌。
培養上清(SN)試料からのタンパクを5OS−PAGEにより分析したのち、
クーマシーブリリアントブルーで染色した。
列1.SN 大腸直針101(pLG 609/pLG 575)。
列2.SN 大腸菌JMIOHpLG 620/pLG 575)。
列3.SN 大腸菌JMIOI(pLG 621/pLG 575)。
14、3 kd分子量の標準も示す。
得られた結果から、誘発と同時に、pLG 620及びpLG 621によりそ
れぞれコードされた18kdのペプチド及び12kdのペプチドが培地中へ分泌
されたことがわかる。このことは、)fly Aタンパクの分泌シグナルがC末
端の最後の113個のアミノ酸の中に含まれていることを、強く示唆した。培地
中へ分泌された12kdペプチドの量は、23kd及び18kdタンパクのいず
れの量よりも少なかったが、これもlacプロモーターからの転写が低レベルで
あることを反映している可能性がある。
災旌皿l
ヘモ1ジンの ′の27 のアミノ くキメーー乙ぺjjす韻[ユの \′I゛
、口 に る
t+ty A分泌シグナルを含む最小配列に関する別の情報が、キメラタンパク
遊離の研究から得られた。本発明者らは、旧yAの最後の218個のアミノ酸が
、OmpFと旧yAのC末端部分とからなる56kdキメラタンパクの培地への
分泌を指示する能力を有することを明らかにした。本発明者らは、下に、分泌シ
グナルは最後の113個のアミノ酸内に位置することを明らかにする。
即ち、IacZ −匹柱L−紅LLハイブリッド遺伝子の中から、LacZ配列
もgg2g配列も変えないまま、hiy A配列を欠失させて、2種のハイブリ
ッドタンパクを生成した。これらは、そのC末端に旧yAの最後の27アミノ酸
からなる乱れのないブロックのみを含むものであった。
pLG570の一部についての部分的制限地図を図10に示す。pLG609は
u4と且LLの3′末端との間に遺伝子融合体を含む。
1の3′末端は、β−ガラクトシダーゼの5残基であって、そのN末端において
旧31Aの最後の218アミノ酸のC末端に融合されたものからなる23kdの
キメラタンパクをコードするものである(Nicaud外、(1986b)FE
BS Lett、 皿り、 331−335)。この旦媛−担l」ユバイブリッ
ド遺伝子の転写は、tacプロモーターによって制御される。pLG620は、
pLG609がら…ILの3′末端内の138bpのBal Iフラグメントを
欠失させてっ(った。pLG620ハ、旧yAの172個の残基を含む18kd
キメラタンパクをコードする1acZ−、!ILILLハイブリッド遺伝子(雇
プロモーターの制御下にある)を含んでいる。pLG621は、pLG620か
ら分離した353bpのDra Iフラグメントを、ベクターpUc12のSm
a I s位に挿入して構成した。組換え体はX−ga 1 / I PTGを
含有する培地で増殖させ、白色コロニーとして確認し、挿入の方向は制限分析に
よって確認した。PLG621は、lacプロモーターの制御下にある1acZ
−uLL遺伝子融合体を含んでおり、β−ガラクトシダーゼ部位の9残基であっ
て旧yAの最後の113のアミノ酸に融合されたものからなる12kdキメラタ
ンパクをコードする。
図10は、pLG361の一部の部分的制限地図を示す(Jackson外、1
985、Embo J、互、2377−2383)、 pLG632は図8で先
に述べたようにして構成したもので、56kdキメラタンパクをコードする。
pLG633とpLG634はいずれも、第1にBa1mで完全に消化し、s1
ヌクレアーゼを使用して付着末端を除去することによりつくった。第2に、該D
NAをBat Iで部分的に消化し、大きなりNAフラグメントを分離した。リ
ガーゼで結合後、そのDNAを菌株JMIOI F’lac I’に移入し、適
当な欠失を含むプラスミドを制限分析で確認した。
制限酵素は次のとおりである。B−Bal n 、Bg−Bal II 、D
−Dral、E−h皿1゜
発生した2つのプラスミド、pLG633及びpLG634 (図10)は、そ
れぞれ45kd、40kdのキメラタンパクをコードする。これらのキメラタン
パクはどちらもそのC末端の最末端から同じ27個のアミノ酸域を含んでいた(
この域でのアミノ酸残基について図12を参照されたい)。しかし、45kdタ
ンパクでは、この小さなC末端域は、旧yAの98残基によって該分子の0ca
pF部分を有する融合部位から分離されていた。一方、40kdタンパクでは、
oty Aの52残基だけがこの域を、On+pFを有する融合部位から分離し
ていた。
45kd及び40kdのキメラタンパクの分泌を、pLG575を含有するJM
IOIを用いて試験した。細胞画分及び上清画分を、OmpFに対するポリクロ
ーナル抗体に対してウェスタンプロットした。というのは、旧yaに対する抗体
はどちらのタンパクも検出しないからである。図13は、45kdキメラタンパ
クが全蓄積量では56kdキメラタンパクより少なく、少量の45kdタンパク
は細胞に会合していることがわかったにもかかわらず、誘発と同時に培地へ分泌
されたことを示す。この結果は、旧yAの少なくとも27の残基は分泌シグナル
の大部分を実際含んでおり、ヘモリジン輸出経路から多少の特異的な分泌を行わ
しめるのに十分なものである可能性を示唆した。
図13に示すように、菌株大腸菌JMIOI (pLG632/ pLG575
) 、大腸菌(pLG633/ pLG575)及び大腸菌JMIO1,(pt
、c634/ pLG575)をIPTGで誘発し、2時間後に誘発細胞試料と
上清(SN)試料とを5OS−PAGEで分析し、タンパクを0capFに対す
るポリクローナル抗体を用いるウェスタンブロッティングで検出した。真のOn
+pFは36kdで示される。列1 、 JMIOI細胞;列2、JMIOI
(pLG674/ pLG575)細胞;列3、JMIOI (pLG633/
pLG575)細胞;列4、JMIOI(pLG632/ pLG575)細
胞;列5、JMIQI(pLG634/pLG575) SN ;列6、JMl
ol(pLG633/pLG575) SN ;列7、JMIOI (pLG6
32/pLG575) SN。
本発明者らは、旧yxの最後の200個のC末端アミノ酸、及びそれらの予想さ
れる2次構造を調べた(図12)。
pL0570由来の、加工」−の3′末端によりコードされた最後の200個の
アミノ酸(Gray外、(1986)Mo1.Gen、Genet −臣、12
7−133)。開いた(白い)、あるいは閉じた(黒い)箱の域は、それぞれ弱
いあるいはより強いα−ヘリックス域を示す。
興味深いことに、潜在的なα−ヘリックスが残基167と177との間に見出さ
れた。pLG633及びpLG634の構成に用いられたBal■部位にまたが
る域である。この域は、提案した27個のアミノ酸分泌シグナルを分子の残余の
部分から分離するのに役立ち得る。
重要なことに、pLG634の坦1j工配列内の融合部位を調べることによって
、本発明者らは、この潜在的なα−ヘリックスは、45kdキメラタンパク中で
は部分的に再生されるが、40kdキメラタンパクでは再生されないことを見る
ことができる。これによって、なぜ有意量の45kdタンパクが培地中へ分泌さ
れるかを説明することができた。
正常な旧y分泌メカニズムは翻訳後でなければならないので:分泌シグナルが輸
送されるポリペプチドの3次構造の中に埋もれないことが重要である。正常な旧
y+へ分子の予想される2次構造、分泌される旧y^のより小さな短縮体、並び
にOn+pF及びプロキモシン ハイブリッドをしらべると、シグナル配列域は
常に分子のバルクから離れた別個の2次構造ドメインを形成している模様である
ことが示される。したがって、旧ytのC末端域にある離れたシグナルは旧yB
、016出システムを認識するのには十分であるけれども、特定ハイブリッドの
効率的な分泌には、シグナル配列が旧VB、D分泌機構に確実に接近できるのに
十分なだけスペーサーとしてのアミノ酸の挿入が必要かもしれないことは、理解
できよう。
0IIlpFに対する抗体を使用したところ、成熟した0IllpF (36k
d)が培地中に少量存在することが図13に示された。
Mug−Opstelten と−1tholt(1978Biochem、B
iophys、Acta、 ・5085287−291)は、先に、成熟Omp
Fタンパクが通常野性型大腸菌から培地中へ小胞が会合した状態で遊離されるこ
とを示した。
56kdキメラタンパクが小胞の形で遊離されるかどうかをためすために、培養
上清試料をプロテアーゼで処理した。56kdのハイブリッドタンパクはプロテ
アーゼで完全に分解されることがわかったが、成POLIlpFタンパク (小
胞の膜に埋まっている)は完全に抵抗した(未公表データ)。さらに、培養上清
を沈降させると(40rpm 、 4時間、50Tiローター)、得られた結果
は明確に、野性型のOn+pFタンパクはすべてペレット中にあったが、キメラ
タンパクはすべて上清中に残っている(未公表データ)ことを示した。したがっ
て、キメラタンパクの分泌は特異的であるようで、外膜による差別的遊離を伴う
ものではない。
実施■エ
プロキモシンー旧 Aバイブ1ツドの と\゛′、23kdタンパクをコードす
る旧yAの3′末端を有するEcoR1−旧nd mフラグメント(図1)をp
TTQ18 (図14)にクローニングして、プラスミドpLG609 (図1
)を生成させた。種々のオリゴヌクレオチドをpLG609の唯一のEcoR1
部位に挿入して3’H1yA遺伝子のための種々のり−デングフレームを作り出
すことにより、一連のサブクローンを調製した(図7)。
第1のプロキモシン−t+iy Aハイブリッド(Xma1部位へ)を、図15
に示すように、二重起源(dual origin)ベクターpMG168(イ
ギリス国特許kG82136814B)及びpLG609−1からpPH−1を
形成して調製した。40kdの産物(Hly Aに対する抗体で確認)が、細胞
が輸出遺伝子旧yB及びt+ty Dを有するpLG575を含んでいる場合に
は、培地へ分泌された。図16は、pPH−1でコードされる40にハイブリッ
ドプロキモシン−Hlyの生産の時間経過を示す。trpプロモーターから高レ
ベルの発現を誘発してハイブリッド遺伝子を転写させるために、培養を37°C
に移した。これにヨリλリプレッサーCl857が不活化され、λブロモ−ター
ルRの広範な転写が始まり、次いでこれによりベクターのコピー数の下流制御が
乱される。プラスミド数の増加はにリプレッサーを滴定しくtttrate o
ut) 、次にkとから高レベルの発現を可能にする。
図16において−
列1−0分、列2−30分誘発1列3−60分誘発1列4−90分誘発1列5−
120分誘発。
l1y A分泌シグナルに融合されるプロキモシンの大きな部分をつ(るために
(Apa1部位へ) 、ppnプラスミドシリーズ(図17)に設けられた3種
のリーディングフレームすべてに旧31A分泌シグナルを都合よく利用した。次
に、大きいプロキモシンハイブリッドを二重起源ベクター(9MG16B)とp
PH−2からつくった。得られたプラスミドは、50kdバインブリツドタンパ
クをコードするものであって、23kdタンパクをコードするhiy A −C
末端DNAに融合されるプロキモシン遺伝子の大フラグメントをコードするpA
pa−2である (図18)。
図19は、pApa−2でコードされる50にのハイブリッドプロキモシン−H
1y生産の時間経過を示す。詳細は図16について上述したとおりである。
これらの結果は、このハイブリッドは、輸出プラスミドpLG575も存在する
ならば、分泌されることを示している。このハイブリッドの同一性は、プロキモ
シンと旧yAの両方に対する抗血清を用いて確認した。
pLGs70 =’l、エエエヨエ、工8ヨエ」ヨU−EcoR1リンカ−DN
^を使用し、ヘモリジン23KO分泌シグナルに対する異なるリープ・イングフ
レームを発生する、l”LG609のサブクローンMA I
PLG609−I G AAT TIT CCCCIGGG GAA AAT
TCI C11PLG609−2 G AA、TTT ccc”TAAc GA
A AAT TCT CT、MA I
PLG609−3 G AAT TTCCCIG GGA AAT TCI C
H11indll+
−輸 出 十 幀 自
相 胞 上 清
HQIEOIFDKD GRVITPDSLK KAFEYQO5NN KVS
YVYGHDA 5TYGSODNLN細 胞 上 清
プロキモシン(PMG168) SM^!部位から得られる大腸菌ヘモリジン2
3KO分泌シダナノしの3種のリーディングフレーム
εcoRI Xma 1
3方法のりガーゼによる結合
本輸 出 二輪 出
Fig、16
リガーゼで結合
上 消
時間−時間−
国際調査報告
−1″+′l^−ek#l−N・ Pσ/GB 87100331
Claims (10)
- 1.ポリペプチドの製造方法であって、前記ポリペプチドと、C−末端分泌配列 を有する別のペプチドとを含有してなる融合タンパクをコードするDNAで形質 転換又はトランスフェクションされた宿主細胞を培養して、該宿主細胞から前記 融合タンパクを発現させ、分泌させる方法。
- 2.請求の範囲第1項記載の方法であって、分泌後、融合タンパクが切断されて 前記ポリペプチドを生成する方法。
- 3.請求の範囲第1項又は第2項記載の方法であって、前記C末端分泌配列がヘ モリジソC末端分泌配列である方法。
- 4.第1のポリペプチドと別のペプチドとを含有してなる融合タンパクであって 、前記の別のペプチドがC末端分泌配列を有するものであるタンパク。
- 5.請求の範囲第4項に記載の融合タンパクであって、C末端融合タンパクであ るもの。
- 6.請求の範囲第4項又は第5項に記載の融合タンパクであって、前記別のペプ チドがヘモリジンC末端分泌配列を有しているもの。
- 7.請求の範囲第4項、第5項又は第6項に記載の融合タンパクをコードするD NA配列。
- 8.請求の範囲第7項に記載のDNA配列を含むベクター。
- 9.ヘモリジンC末端分泌配列を有するペプチドをコードする第1のDNA配列 と、それに関して配置された唯一の制限部位とを、 前記ペプチドと別のペプチドとを含んでなる融合タンパクの発現が、該ポリペプ チドをコードする第2のDNA配列が前記唯一の制限部位に挿入されると得られ るように、含んでなる発現ベクター。
- 10.請求の範囲第8項記載のベクターで形質転換又はトランスフェクションさ れた宿主細胞。
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