JPS635031Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS635031Y2 JPS635031Y2 JP18946982U JP18946982U JPS635031Y2 JP S635031 Y2 JPS635031 Y2 JP S635031Y2 JP 18946982 U JP18946982 U JP 18946982U JP 18946982 U JP18946982 U JP 18946982U JP S635031 Y2 JPS635031 Y2 JP S635031Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- string
- locking
- lifting
- metal fitting
- locking metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば、時計台等においてこの時計
を固定位置まで吊上げて固定するための吊上げ固
定装置に関するものである。
を固定位置まで吊上げて固定するための吊上げ固
定装置に関するものである。
時計台或いは時計塔等において、この時計台又
は塔の頂部に時計を設置したり、或いは、修理ま
たは時間合わせのため、この設置した時計を降ろ
して再び設置する場合、従来ではその都度人が登
つていたため、作業に時間を要し、しかも危険で
あるといつた欠点があつた。本考案は、このよう
な欠点を解消することを目的とし、このように時
計或いはその他のものを高所位置に設置するもの
において、かかる設置作業或いは修理等の作業の
ため逐次その位置まで登る必要がなく、下側から
簡単に行うことができるようにした新規な吊上げ
固定装置を提供せんとするものである。
は塔の頂部に時計を設置したり、或いは、修理ま
たは時間合わせのため、この設置した時計を降ろ
して再び設置する場合、従来ではその都度人が登
つていたため、作業に時間を要し、しかも危険で
あるといつた欠点があつた。本考案は、このよう
な欠点を解消することを目的とし、このように時
計或いはその他のものを高所位置に設置するもの
において、かかる設置作業或いは修理等の作業の
ため逐次その位置まで登る必要がなく、下側から
簡単に行うことができるようにした新規な吊上げ
固定装置を提供せんとするものである。
以下、本考案の構成を、時計塔へ設置した場合
の実施例を示す図面に基づいて説明すると、図に
おいて1は、本考案吊上げ材となる吊上げ板であ
つて、この吊上げ板1にはその前面側に予め時計
2が取付けられている。3は時計塔としてのポー
ルであつて、このポール3の上端には、上記吊上
げ板1の固定位置の裏面側に対応して、板状の固
定台4が固着され、更にこの固定台4の裏面側よ
り上方へ突出して角棒状の支柱5が固着されてい
る。6が、この支柱5の上端へ取付けた吊上げ用
の滑車であつて、この吊上げ用滑車6へ巻回した
吊上げ紐7の一端が、前記吊上げ板1の上端へ連
結されて、下側からこの吊上げ紐7を引つ張るこ
とによつて、該吊上げ板1を上方へ吊上げるよう
にしている。また、固定台4の左右両端には、吊
上げ板1の両端が嵌るガイド溝8,8が形成さ
れ、これによつて、吊上げ板1は、このガイド溝
8内にそつて上下方向へ摺動し、かつその固定状
態においては左右方向への揺れを防止されてい
る。
の実施例を示す図面に基づいて説明すると、図に
おいて1は、本考案吊上げ材となる吊上げ板であ
つて、この吊上げ板1にはその前面側に予め時計
2が取付けられている。3は時計塔としてのポー
ルであつて、このポール3の上端には、上記吊上
げ板1の固定位置の裏面側に対応して、板状の固
定台4が固着され、更にこの固定台4の裏面側よ
り上方へ突出して角棒状の支柱5が固着されてい
る。6が、この支柱5の上端へ取付けた吊上げ用
の滑車であつて、この吊上げ用滑車6へ巻回した
吊上げ紐7の一端が、前記吊上げ板1の上端へ連
結されて、下側からこの吊上げ紐7を引つ張るこ
とによつて、該吊上げ板1を上方へ吊上げるよう
にしている。また、固定台4の左右両端には、吊
上げ板1の両端が嵌るガイド溝8,8が形成さ
れ、これによつて、吊上げ板1は、このガイド溝
8内にそつて上下方向へ摺動し、かつその固定状
態においては左右方向への揺れを防止されてい
る。
他方、固定台4の裏面には、第2図で示すよう
に垂直方向の棒状係止金具9が左右方向へ回動自
在として取付けられており、この係止金具9の下
端は、固定台4に形成したL型のガイド孔10よ
り該固定台4前面側に突出するとともに、その先
端が上方へ折曲されて、吊上げ板1の下端がこの
屈曲先端部9aと固定台4との間に嵌るようにな
つている。また、係止金具9の屈曲先端部9a
は、係止金具9が第1図の左方向へ回動すると、
L型ガイド孔10内へ引き込んで固定台4より突
出しないようになつている。
に垂直方向の棒状係止金具9が左右方向へ回動自
在として取付けられており、この係止金具9の下
端は、固定台4に形成したL型のガイド孔10よ
り該固定台4前面側に突出するとともに、その先
端が上方へ折曲されて、吊上げ板1の下端がこの
屈曲先端部9aと固定台4との間に嵌るようにな
つている。また、係止金具9の屈曲先端部9a
は、係止金具9が第1図の左方向へ回動すると、
L型ガイド孔10内へ引き込んで固定台4より突
出しないようになつている。
次に、第2図において、固定台4の裏面には上
記係止金具9の左右両側において、その一方には
一個の滑車11が、他方には二連の滑車12a,
12bが取付けられており、これらの内、二連の
滑車12a,12bの上部側の滑車12aへ巻回
した連結紐13の一端が、前記係止金具9の上端
屈曲部9bへ連結されるとともに、その他端が、
リング14を介し、吊上げ板1の上端において前
記吊上げ紐7へ挿通され、これによつて、吊上げ
板1をその固定位置よりも更に上方へ吊上げる
と、連結紐13のリング14が、この吊上げ板1
に引つ張られて係止金具9を、第2図の左方向
(第1図では右方向)に回動させるようになつて
いる。また、この二連の滑車12a,12bの
内、下側の滑車12bに巻回された操作紐15
は、その一端が係止金具9の上端屈曲部9bへ連
結され、その他端は下方へ垂下されて下側より引
張操作できるようになつている。更に、他方の一
連の滑車11に巻回された引張紐16の一端は同
様に係止金具9の上端屈曲部9bへ連結され、そ
の他端には、錘17が取付けられて、この錘17
が、前記連結紐13及び操作紐15の引張方向と
反対方向に係止金具9を引つ張るようにしてい
る。
記係止金具9の左右両側において、その一方には
一個の滑車11が、他方には二連の滑車12a,
12bが取付けられており、これらの内、二連の
滑車12a,12bの上部側の滑車12aへ巻回
した連結紐13の一端が、前記係止金具9の上端
屈曲部9bへ連結されるとともに、その他端が、
リング14を介し、吊上げ板1の上端において前
記吊上げ紐7へ挿通され、これによつて、吊上げ
板1をその固定位置よりも更に上方へ吊上げる
と、連結紐13のリング14が、この吊上げ板1
に引つ張られて係止金具9を、第2図の左方向
(第1図では右方向)に回動させるようになつて
いる。また、この二連の滑車12a,12bの
内、下側の滑車12bに巻回された操作紐15
は、その一端が係止金具9の上端屈曲部9bへ連
結され、その他端は下方へ垂下されて下側より引
張操作できるようになつている。更に、他方の一
連の滑車11に巻回された引張紐16の一端は同
様に係止金具9の上端屈曲部9bへ連結され、そ
の他端には、錘17が取付けられて、この錘17
が、前記連結紐13及び操作紐15の引張方向と
反対方向に係止金具9を引つ張るようにしてい
る。
さて、上記の構成に基づいて、各部の作用を説
明すると、第1図及び第2図は、吊上げ板1を、
その固定位置より更に上方へ引き上げた状態を示
しており、この状態では、前述したように吊上げ
板1によつて連結紐13が上方へ引つ張られ、係
止金具9は、第1図の左方向へ回動して、ガイド
孔10側へやや引き込んだ状態にある。この状態
から、吊上げ紐7を緩めて吊上げ板1を下降させ
ると、この下降動作に伴い、係止金具9が錘17
によつて引つ張られるから、第1図の右側へ回動
してその屈曲先端部9aが前方へ突出し、これに
よつて、吊上げ板1の下端がこの係止具9へその
まま嵌り込んで係合し、自動的に固定状態に保持
されるものである。第3図が、その固定状態を示
している。また、この状態から吊上げ板1を降ろ
すには、吊上げ紐7を持つて吊上げ板1を上方へ
引き上げると、これにともなつて前記の如く係止
金具9が回動して固定台4のガイド孔10側へ引
き込むから、この状態で前記操作紐15を引つ張
つておき、そのまま吊上げ板1を降ろせば係止金
具9にひつかかることなく下まで下降される。図
中、18,18は、その一端を吊上げ板1下端に
連結して下方へ垂下させた調節紐であつて、吊上
げ板1の吊上げ時、該吊上げ板1が回転したり或
いは揺れるのを防止するものである。
明すると、第1図及び第2図は、吊上げ板1を、
その固定位置より更に上方へ引き上げた状態を示
しており、この状態では、前述したように吊上げ
板1によつて連結紐13が上方へ引つ張られ、係
止金具9は、第1図の左方向へ回動して、ガイド
孔10側へやや引き込んだ状態にある。この状態
から、吊上げ紐7を緩めて吊上げ板1を下降させ
ると、この下降動作に伴い、係止金具9が錘17
によつて引つ張られるから、第1図の右側へ回動
してその屈曲先端部9aが前方へ突出し、これに
よつて、吊上げ板1の下端がこの係止具9へその
まま嵌り込んで係合し、自動的に固定状態に保持
されるものである。第3図が、その固定状態を示
している。また、この状態から吊上げ板1を降ろ
すには、吊上げ紐7を持つて吊上げ板1を上方へ
引き上げると、これにともなつて前記の如く係止
金具9が回動して固定台4のガイド孔10側へ引
き込むから、この状態で前記操作紐15を引つ張
つておき、そのまま吊上げ板1を降ろせば係止金
具9にひつかかることなく下まで下降される。図
中、18,18は、その一端を吊上げ板1下端に
連結して下方へ垂下させた調節紐であつて、吊上
げ板1の吊上げ時、該吊上げ板1が回転したり或
いは揺れるのを防止するものである。
尚、上記において、係止金具9はガイド孔10
を設けることなく、固定台4の下端を迂回して前
方へ突出させてもよく、又、錘17に代えて係止
金具9を該錘17と同じ方向に引つ張るバネを用
いることとしてもよい。
を設けることなく、固定台4の下端を迂回して前
方へ突出させてもよく、又、錘17に代えて係止
金具9を該錘17と同じ方向に引つ張るバネを用
いることとしてもよい。
本考案は以上の構成であり、このように本考案
によれば、吊上げ材を、その吊上げ紐を持つて上
方へ引き上げることによつて持ち上げるようにし
ているから、逐次上方へ持つて上がる必要がない
のみならず、そのように吊上げた状態において、
その固定位置から更に上方へ引き上げた状態から
そのまま吊上げ材を下降させると、自動的に係止
金具へ係止されるから、該吊上げ材を係止金具へ
係合させるための煩わしい操作が不要で、下側か
ら容易に操作することができ短時間で作業するこ
とができるという効果が得られる。
によれば、吊上げ材を、その吊上げ紐を持つて上
方へ引き上げることによつて持ち上げるようにし
ているから、逐次上方へ持つて上がる必要がない
のみならず、そのように吊上げた状態において、
その固定位置から更に上方へ引き上げた状態から
そのまま吊上げ材を下降させると、自動的に係止
金具へ係止されるから、該吊上げ材を係止金具へ
係合させるための煩わしい操作が不要で、下側か
ら容易に操作することができ短時間で作業するこ
とができるという効果が得られる。
第1図は、本考案装置を前方から見た場合の斜
視図、第2図は、同じく裏面側から見た場合の斜
視図、第3図は固定状態の正面図を示している。 1……吊上げ板、4……固定台、7……吊上げ
紐、9……係止金具、13……連結紐、15……
操作紐、17……錘。
視図、第2図は、同じく裏面側から見た場合の斜
視図、第3図は固定状態の正面図を示している。 1……吊上げ板、4……固定台、7……吊上げ
紐、9……係止金具、13……連結紐、15……
操作紐、17……錘。
Claims (1)
- 吊上げ材を紐体によつて吊上げ、この吊上げた
位置で該吊上げ材を固定する固定装置であつて、
その固定位置の吊上げ材裏面側に対応して固定台
を設け、この固定台の裏面に水平方向回動自在と
して係止具を取付け、該係止具の一端を固定台前
面側に突出させ、かつ、その先端を上方へ屈曲し
て吊上げ材下端へ係合するよう構成するととも
に、この係止具の他端にその一端を連結した紐体
の他端を、前記吊上げ材をその固定位置よりさら
に上昇させると該紐体が係止金具を係止位置より
引き込む方向に回動させるよう吊上げ材側へ連結
し、更に、同じくこの係止金具他端には、該係止
金具を前記紐体による回動方向と反対方向へ回動
させるよう附勢した錘又はバネと、該錘又はバネ
の附勢力に抗して係止金具を回動させ得る操作紐
とを連結してなる吊上げ固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18946982U JPS5992877U (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 吊上げ固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18946982U JPS5992877U (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 吊上げ固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5992877U JPS5992877U (ja) | 1984-06-23 |
JPS635031Y2 true JPS635031Y2 (ja) | 1988-02-10 |
Family
ID=30408489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18946982U Granted JPS5992877U (ja) | 1982-12-14 | 1982-12-14 | 吊上げ固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5992877U (ja) |
-
1982
- 1982-12-14 JP JP18946982U patent/JPS5992877U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5992877U (ja) | 1984-06-23 |
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