JP2542024Y2 - 水門における水流遮断板の昇降機構 - Google Patents

水門における水流遮断板の昇降機構

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JP2542024Y2
JP2542024Y2 JP1991025611U JP2561191U JP2542024Y2 JP 2542024 Y2 JP2542024 Y2 JP 2542024Y2 JP 1991025611 U JP1991025611 U JP 1991025611U JP 2561191 U JP2561191 U JP 2561191U JP 2542024 Y2 JP2542024 Y2 JP 2542024Y2
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flow blocking
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JP1991025611U
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正 滋野
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正 滋野
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は水の流れを遮断又は開放
する水門における水流遮断板の昇降機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来か
らある水門は、水の流れを遮断又は開放する水流遮断板
の重量に抗して該水流遮断板を適宜な機構により昇降さ
せなければならず、従って水流遮断板の上昇には相当の
力が必要となり作業性が悪いという欠点、また水流遮断
板を上昇させて所定位置に固定せしめる場合にも水流遮
断板を上昇位置で固定させるロック機構に相当の負荷が
かかり、該昇降機構を耐久的に使用し得ないという欠点
も存する。
【0003】本考案は、これらの欠点を解決したもの
で、水の流れを遮断・開放する水流遮断板を円滑に昇降
し得る水流遮断板の昇降機構を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
【0005】設置基枠1内に昇降可能な水流遮断板2
設け、この水流遮断板2に昇降杆4を立設し、設置基枠
1にガイド筒5を立設して前記昇降杆4をガイド筒5内
昇降自在に設け、ガイド筒5に複数の定滑車6を等間
隔を置いて設け、昇降杆4に複数の紐体7の一端を連設
し、この複数の紐体7の夫々の他端前記夫々の定滑車
6を介してガイド筒5外に導出せしめ、ガイド筒5に環
状のバランスウェイト8を被嵌し、このバランスウェイ
ト8に前記紐体7の夫々の他端を等間隔を置いて止着し
たことを特徴とする水門における水流遮断板の昇降機構
に係るものである。
【0006】
【作用】水流遮断板2は定滑車6を介してバランスウェ
イト8と連結されている為、それほど力は必要なく、水
流遮断板2は昇降する。
【0007】また、環状のバランスウェイト8をガイド
筒5に被嵌し、複数の紐体7の一端を昇降杆4に連設
し、複数の紐体7の他端をガイド筒5に等間隔を置いて
設けた複数の定滑車6を介して環状のバランスウェイト
8に等間隔を置いて止着したから、昇降杆4を偏りなく
バランス良く昇降させることができ、水流遮断板2の昇
降をバランス良くスムーズに行うことができる。
【0008】
【実施例】図面は本考案の一実施例であり、以下に説明
する。
【0009】設置基枠1には、取付部13によりガイド筒
5が立設されており、また、設置基枠1の内面には水流
遮断板2が摺動する摺動溝が設けられている。
【0010】尚、設置基枠1の断面のコ字状の上側杆
1'には昇降杆4が貫挿される貫挿孔17が穿設されてい
る。
【0011】この摺動溝内を水流遮断板2が摺動する。
水流遮断板2の頂部にはラック歯3を形成した昇降杆4
が立設されており、この昇降杆4は設置基枠1に設けら
れた前記ガイド筒5内を昇降する。
【0012】ガイド筒5の頂部には3個の定滑車6が放
射状にして等間隔で固設されており、昇降杆4の頂部に
連結した3本のワイヤーは夫々この定滑車6に巻回さ
れ、この夫々のワイヤーの下端には夫々垂下杆14が連設
されており、この夫々の垂下杆14には、環状のバランス
ウェイト8が着脱自在に止着されている。
【0013】このバランスウェイト8の重さは、昇降杆
4,水流遮断板2の重量等を考慮し、昇降せしめる昇降
杆4,水流遮断板2等の重量と丁度つり合うように設定
する。
【0014】また、昇降杆4と歯合するピニオン歯車9
のピニオン歯車軸11にはピニオン歯車軸11を押さえ付け
て該ピニオン歯車軸11の回動を停止せしめるブレーキ装
置10が設けられており、このピニオン歯車軸11の先端に
は回動ハンドル12が着脱自在に設けられている。
【0015】符号15は定滑車6の取付板,符号16はカバ
ーである。
【0016】本実施例は、上記構造であるから、ピニオ
ン歯車軸11の先端に回動ハンドル12を嵌着し、回動ハン
ドル12を回動せしめるとピニオン歯車9が回動し、従っ
て昇降杆4が上昇して設置基枠1の下側杆1"と昇降杆
4の下縁との間に開口部が形成され、水が流れ得るよう
になる。
【0017】この回動ハンドル12の回動は、バランスウ
ェイト8が昇降杆4,水流遮断板2等の昇降させるもの
の重量と丁度つり合うように設定されている為、非常に
軽い力で良く、従って、それだけ水流遮断板2の昇降作
業性が向上することになる。水流遮断板2を所望位置ま
で上昇せしめたらブレーキ装置10によりピニオン歯車軸
11の回動を阻止せしめ、水流遮断板2を所望位置にロッ
クする。
【0018】水流遮断板2を降下せしめる場合も同様の
操作による。
【0019】以上、本実施例に係る水門は、水流遮断板
2の昇降が軽い力で非常に楽に行い得ることになる。
【0020】
【考案の効果】本考案は上述のように構成したから、
り合いの理により水流遮断板を軽い力で楽に、しかも、
バランス良く昇降せしめることができる水門における水
流遮断板の昇降機構を提供することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の正面図である。
【図2】本実施例の平面図である。
【図3】本実施例の要部の平断面図である。
【符号の説明】
1 設置基枠 2 水流遮断板 4 昇降杆 5 ガイド筒 6 定滑車 7 紐体 8 バランスウェイト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置基枠1内に昇降可能な水流遮断板2
    を設け、この水流遮断板2に昇降杆4を立設し、設置基
    枠1にガイド筒5を立設して前記昇降杆4をガイド筒5
    内で昇降自在に設け、ガイド筒5に複数の定滑車6を
    間隔を置いて設け、昇降杆4に複数の紐体7の一端を連
    設し、この複数の紐体7の夫々の他端前記夫々の定滑
    車6を介してガイド筒5外に導出せしめ、ガイド筒5に
    環状のバランスウェイト8を被嵌し、このバランスウェ
    イト8に前記紐体7の夫々の他端を等間隔を置いて止着
    たことを特徴とする水門における水流遮断板の昇降機
    構。
JP1991025611U 1991-04-16 1991-04-16 水門における水流遮断板の昇降機構 Expired - Lifetime JP2542024Y2 (ja)

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JPH0646031U JPH0646031U (ja) 1994-06-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101318876B1 (ko) * 2011-12-28 2013-10-17 동아대학교 산학협력단 교반장치의 동력전달용 기어 어셈블리 및 이를 구비한 교반장치
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JPS5613394U (ja) * 1979-07-12 1981-02-04
JPH0720172Y2 (ja) * 1988-10-31 1995-05-15 豊国工業株式会社 警報装置を備えた手動式水門巻き上げ機

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