JP2597126Y2 - 排水栓装置 - Google Patents

排水栓装置

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JP2597126Y2
JP2597126Y2 JP1992002510U JP251092U JP2597126Y2 JP 2597126 Y2 JP2597126 Y2 JP 2597126Y2 JP 1992002510 U JP1992002510 U JP 1992002510U JP 251092 U JP251092 U JP 251092U JP 2597126 Y2 JP2597126 Y2 JP 2597126Y2
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drain
plug
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port
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JP1992002510U
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JPH0561263U (ja
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浩一 山田
次郎 越島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、洗面化粧台または流し
台の排水口に設置される排水栓装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示されるような洗面化粧台
や流し台等のボウル体11の排水口1にはボウル体11
内に水を溜めることができるように排水栓2が設けられ
るようなことがあり、この排水栓2としては図4、図5
に示されるようにボウル体11の端部に設けられた操作
ノブ20を操作することで排水栓2を上下動させて排水
口1を閉じたり、開いたりすることができるようになっ
ている。図4に示されるものにあっては、排水栓2と連
結されたキックレバー21に操作ノブ20より垂設され
た引棒22が連結されており、操作ノブ20を操作して
引棒22を移動させることで排水栓2を開閉させること
ができるようになっており、また、図5に示されるもの
にあっては、排水栓2と操作ノブ20とがレリーズ23
にて連結されており、操作ノブ20を操作してレリーズ
23を移動させることで排水栓2を開閉させることがで
きるように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、ボウル体11に操作ノブ20の取り
付け孔24を設ける必要があり、また、操作ノブ20と
排水栓2とを連動させるためのキックレバー21または
レリーズ23をボウル体11の裏面側に配置する必要が
あり、ボウル体11の本体構造及び排水栓2を移動させ
るための機構が複雑になり、生産性の悪化、価格アッ
プ、洗面器デザイン、メンテナンス性低下等の問題があ
った。
【0004】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、ボウル体の形状を変化させたりするようなこ
となく、簡単な構造で排水口を開閉させることができる
排水栓装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、排水口1を排水栓2で閉塞した状態で
排水口1の上縁と排水栓2の上面とが略面一になるよう
に排水口1に排水栓2を配置し、排水栓2の上面に排水
栓2を水平回転させるための指掛け部3を上方に突出す
るように設け、排水栓2の下面より下方に向けてシャフ
ト4を垂設し、シャフト4の下部にシャフト4と直交す
る方向に突出する栓体支持部材5を設け、栓体支持部材
5が載置される高さ調整部材6を排水口1と連通する排
水管7内に設け、この高さ調整部材6に、排水口1を開
放させた状態で栓体支持部材5が載置される上昇段部9
と、排水口1を閉塞させた状態で栓体支持部材5が載置
される下降段部8とを設け、高さ調整部材6に排水栓2
を水平回転しつつ排水口1を上昇又は下降させるために
排水栓2を水平回転させた際に栓体支持部材5の水平回
転をガイドしつつ上昇又は下降させる傾斜部10により
上昇段部9と下降段 部8とを連続させ、栓体支持部材5
の下面を側端部に行くほど高くなるように傾斜した傾斜
面としたものである。
【0006】
【作用】しかして、指掛け部3に指イを掛けて排水栓2
を水平回転させて栓体支持部材5を高さ調整部材6の上
昇段部9に位置させることで排水栓2を上方に持ち上げ
た状態として排水口1を開くことができるものであり、
また、栓体支持部材5を高さ調整部材6の下降段部8に
位置させることで排水栓2を下降させて閉塞状態で排水
口1に位置させて排水口1を閉じることができる。そし
て、上昇段部9と下降段部8とは傾斜部10にて連続さ
れているために排水栓2を水平回転させるだけで栓体支
持部材5は傾斜部10にてガイドされて上昇段部9と下
降段部8に交互に係止される。ここで、高さ調整部材6
に排水栓2を水平回転しつつ排水口1を上昇又は下降さ
せるために排水栓2を水平回転させた際に栓体支持部材
5の水平回転をガイドしつつ上昇又は下降させる傾斜部
10により上昇段部9と下降段部8とを連続させ、栓体
支持部材5の下面を側端部に行くほど高くなるように傾
斜した傾斜面としてあるので、排水栓2を水平回転させ
る際、栓体支持部材5の傾斜面が高さ調整部材6の傾斜
部10にガイドされながら水平回転することになり、排
水栓2の水平回転がスムーズに行えることになる。さら
に排水口1を排水栓2で閉塞した状態で排水口1の上縁
と排水栓2の上面とが略面一になるように排水口1に排
水栓2を配置し、排水栓2の上面に排水栓2を水平回転
させるための指掛け部3を上方に突出するように設けた
ことで、排水口1の上縁より上方に突出する指掛け部3
に容易に指を掛けて排水栓2を容易に水平回転させるこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。排水栓装置は洗面化粧台や流し台等のボウル
体11に設けられるようになっており、図2に示される
ように排水口1と連続する排水管7内に設けられた高さ
調整部材6と、排水口1に配置される排水栓2と、排水
栓2の下方に配された栓体支持部材5とで構成されてい
る。
【0008】ゴムまたは軟質樹脂にて形成される排水栓
2の上面には端部間にわたって突条3aが突設されてお
り、この突条3aによって排水栓2を指で掴んで水平回
転させるための指掛け部3が形成されている。排水栓2
の下面からは下方に向けてシャフト4が垂設されてお
り、シャフト4の下端にはシャフト4と直交する方向に
栓体支持部材5が突設されている。この栓体支持部材5
は断面がホームベース状に形成されており(つまり、栓
体支持部材5の下面が図2に示すように側端部に行くほ
ど高くなるように傾斜した傾斜面となっている)、両側
方への突出寸法は排水管7の内径とほぼ同程度またはわ
ずかに短い寸法とされている。栓体支持部材5と排水栓
2との間に位置するシャフト4には排水口1に流れる毛
髪やゴミを捕捉するためのヘアーキャッチャー12が上
下二段に設けられている。排水管7内に設けられる高さ
調整部材6は排水管7の内面に沿って配置できるように
筒状に形成されており、この高さ調整部材6の上端面に
栓体支持部材5の端部が載置されるようになっている。
高さ調整部材6には栓体支持部材5の載置高さを変化さ
せて排水栓2を上下動させると共に排水栓2を所定高さ
で固定することができる上昇段部9と下降段部8とが切
り欠きによって設けられており、上昇段部9と下降段部
8とは傾斜部10にて連続した状態となっている。下降
段部8は栓体支持部材5の載置位置を低くして閉塞状態
で排水栓2を排水口1に位置させるためのものであり、
上昇段部9は栓体支持部材5の載置位置を高くして排水
栓2を上方に持ち上げて排水口1を開かせるためのもの
である。
【0009】図示された実施例にあっては、上昇段部9
と下降段部8とは1か所づつ設けられたものについて示
してあるが、このもののみに限定されるものではなく複
数段に設けられていてもよいものであり、複数段設ける
ことで排水栓2による排水口1の閉塞状態または開放状
態を複数段に調整することができるものである。
【0010】しかして、指掛け部3に指イを掛けて排水
栓2を水平回転させると排水栓2の回転に伴って栓体支
持部材5が回転し、回転する栓体支持部材5は図1
(a)に示されるように下降段部8から傾斜部10をス
ライド移動して図1(b)に示されるように上昇段部9
に載置されるこことなり、これによって排水栓2は上方
に移動した状態で固定されることとなり、排水口1が開
いた状態となるものである。ここで、栓体支持部材5を
下降段部8から上昇段部9に移動させるにあたり、下降
段部8と上昇段部9とは傾斜部10によって連続した状
態となっているために栓体支持部材5は傾斜部10の上
端面を滑って移動することとなり排水栓2の回転がスム
ーズに行われるようになっている。また、図1(b)に
示される開放状態から排水口1を閉じる場合には排水栓
2をさらに回転させることで栓体支持部材5は下降段部
8に移動することとなり図1(a)に示されるように排
水栓2が排水口1に位置して排水口1が閉じられること
となる。ここで、排水栓2の回転は一方向に向けて回転
させるようにしても良いものであり、また、高さ調整し
た後に逆回転させるようにしてもよいものであり、いず
れの方向に回転させても高さ調整することができるよう
になっている。
【0011】
【考案の効果】本考案は上述のように、排水口に配置さ
れた排水栓の上面に排水栓を水平回転させるための指掛
け部を設け、排水栓の下面より下方に向けてシャフトを
垂設し、シャフトの下部にシャフトと直交する方向に突
出する栓体支持部材を設け、栓体支持部材が載置される
高さ調整部材を排水口と連通する排水管内に設け、この
高さ調整部材に、排水口を開放させた状態で栓体支持部
材が載置される上昇段部と、排水口を閉塞させた状態で
栓体支持部材が載置される下降段部とを設け、高さ調整
部材に排水栓を水平回転しつつ排水口を上昇又は下降さ
せるために排水栓を水平回転させた際に栓体支持部材の
水平回転をガイドしつつ上昇又は下降させる傾斜部によ
り上昇段部と下降段部とを連続させ、栓体支持部材の下
面を側端部に行くほど高くなるように傾斜した傾斜面と
してあるので、指掛け部によって排水栓を水平回転させ
て栓体支持部材を高さ調整部材の上昇段部または下降段
部のいずれかに係止させることで排水栓を上下動させて
固定することができるものであり、特に、高さ調整部材
に排水栓を水平回転しつつ排水口を上昇又は下降させる
ために排水栓を水平回転させた際に栓体支持部材の水平
回転をガイドしつつ上 昇又は下降させる傾斜部により上
昇段部と下降段部とを連続させ、栓体支持部材の下面を
側端部に行くほど高くなるように傾斜した傾斜面として
あるので、排水栓を水平回転させる際、栓体支持部材の
傾斜面が高さ調整部材の傾斜部にガイドされながら水平
回転することになり、排水栓の水平回転がスムーズに行
えるものである。このように、排水栓のスムーズな水平
回転操作のみで簡単に排水口を開いたり、閉じたりする
ことができるものであり、ポップアップ機構等の複雑な
構造が不要であり、また、ボウル体に設けられる取り付
け孔、操作ノブ等が不要になり、コストダウンを図るこ
とができると共にボウル体のデザイン性、メンテナンス
性を向上させることができるものであり、さらに排水口
を排水栓で閉塞した状態で排水口の上縁と排水栓の上面
とが略面一になるように排水口に排水栓を配置し、排水
栓の上面に排水栓を水平回転させるための指掛け部を上
方に突出するように設けたので、排水口の上縁より上方
に突出する指掛け部に容易に指を掛けて排水栓を容易に
水平回転させることができ、簡単な操作で排水口を開放
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すものであり、(a)は
排水口を閉じた状態を示す断面図、(b)は排水口を開
いた状態の断面図である。
【図2】同上のヘアーキャッチャーをシャフトに設けた
実施例の分解斜視図である。
【図3】 従来例の洗面化粧台を示すものであり、(a)
は正面図、(b)は一部切欠した側面図である。
【図4】 同上の部分拡大断面図である。
【図5】 他の従来例の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 排水口 2 排水栓 3 指掛け部 4 シャフト 5 栓体支持部材 6 高さ調整部材 7 排水管 8 下降段部 9 上昇段部 10 傾斜部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03C 1/22 A47K 1/14

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水口を排水栓で閉塞した状態で排水口
    の上縁と排水栓の上面とが略面一になるように排水口に
    排水栓を配置し、排水栓の上面に排水栓を水平回転させ
    るための指掛け部を上方に突出するように設け、排水栓
    の下面より下方に向けてシャフトを垂設し、シャフトの
    下部にシャフトと直交する方向に突出する栓体支持部材
    を設け、栓体支持部材が載置される高さ調整部材を排水
    口と連通する排水管内に設け、この高さ調整部材に、排
    水口を開放させた状態で栓体支持部材が載置される上昇
    段部と、排水口を閉塞させた状態で栓体支持部材が載置
    される下降段部とを設け、高さ調整部材に排水栓を水平
    回転しつつ排水口を上昇又は下降させるために排水栓を
    水平回転させた際に栓体支持部材の水平回転をガイドし
    つつ上昇又は下降させる傾斜部により上昇段部と下降段
    部とを連続させ、栓体支持部材の下面を側端部に行くほ
    ど高くなるように傾斜した傾斜面として成る排水栓装
    置。
JP1992002510U 1992-01-28 1992-01-28 排水栓装置 Expired - Lifetime JP2597126Y2 (ja)

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JPH0561263U JPH0561263U (ja) 1993-08-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010162097A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Takara Belmont Co Ltd 洗面・洗髪ボール用排水蓋装置
JP6504797B2 (ja) * 2014-11-21 2019-04-24 株式会社Lixil 排水栓開閉構造
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6033949A (ja) * 1983-08-02 1985-02-21 北村バルブ株式会社 洗面器における排水装置

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