JPH09324451A - 排水栓装置 - Google Patents
排水栓装置Info
- Publication number
- JPH09324451A JPH09324451A JP14422496A JP14422496A JPH09324451A JP H09324451 A JPH09324451 A JP H09324451A JP 14422496 A JP14422496 A JP 14422496A JP 14422496 A JP14422496 A JP 14422496A JP H09324451 A JPH09324451 A JP H09324451A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- release
- support shaft
- shaft
- guide
- mechanical box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 槽部内で配線したレリースの遠隔操作で排水
部を開閉できる新規な排水栓装置を提供する。 【解決手段】 排水部bを閉栓する栓蓋12から垂設した
メカボックス2を、排水部bの軸芯に設けた位置決め凹
部b5に抜き差し可能に嵌入し、該メカボックス2は下
端から支軸22を上下動可能に挿通し、槽部Bの内面に取
付けた操作部1に一端を連結するレリース3の他端を、
槽部B内面を沿わしめて栓蓋12に取付けると共にその芯
材13を栓蓋12を挿通して前記支軸22に下方向押動可能に
連絡し、操作部1の押動の度に支軸22を上下動経路の下
降端側でロックとロック解除とを交互に行うスラストロ
ック機構4を支軸22とメカボックス2との間に設けると
共にメカボックス2内に支軸22を常時上方に弾撥するス
プリング5を設けてなり、前記スラストロック機構4は
そのロック時に、レリース3の前進量で位置決め凹部b
5の底に支軸22を突き当て且つ栓蓋12を押し上げ開栓す
る。
部を開閉できる新規な排水栓装置を提供する。 【解決手段】 排水部bを閉栓する栓蓋12から垂設した
メカボックス2を、排水部bの軸芯に設けた位置決め凹
部b5に抜き差し可能に嵌入し、該メカボックス2は下
端から支軸22を上下動可能に挿通し、槽部Bの内面に取
付けた操作部1に一端を連結するレリース3の他端を、
槽部B内面を沿わしめて栓蓋12に取付けると共にその芯
材13を栓蓋12を挿通して前記支軸22に下方向押動可能に
連絡し、操作部1の押動の度に支軸22を上下動経路の下
降端側でロックとロック解除とを交互に行うスラストロ
ック機構4を支軸22とメカボックス2との間に設けると
共にメカボックス2内に支軸22を常時上方に弾撥するス
プリング5を設けてなり、前記スラストロック機構4は
そのロック時に、レリース3の前進量で位置決め凹部b
5の底に支軸22を突き当て且つ栓蓋12を押し上げ開栓す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴槽、洗面器等に使
用され、操作部を押動する度にスラストロック機構でロ
ックとロック解除とを交互に行って開栓・閉栓する排水
栓装置に関するものである。
用され、操作部を押動する度にスラストロック機構でロ
ックとロック解除とを交互に行って開栓・閉栓する排水
栓装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スラストロック機構を採用した排
水栓装置には様々なものがあるが、図7に示すようにス
ラストロック機構(図示せず)を内蔵したメカボックス
2を排水筒b2に設けたブラケットb4に、また操作部
1を浴槽や洗面器の上縁面100に掛止した取付筒8の内
底面に各々ネジ9止めし、メカボックス2と操作部1と
を浴槽や洗面器の外側に配線したレリース3で連絡した
タイプが主流を占めている。また、図示しないが、操作
部を、レリースガイド、そのレリースガイドに上下動可
能に挿入された操作軸、レリースガイド内に設けられ操
作軸を常時上方に付勢するスプリング、操作軸とレリー
スガイトとの間に設けられたスラストロック機構等とで
構成し、該操作部を、図7と同様に浴槽や洗面器の上縁
面に係止した取付筒の内底面に各々ネジ止めし、栓蓋の
支持軸を上下動可能に挿入したガイド筒を図7と同様に
排水筒に設けたブラケットにネジ止めし、その支持軸と
操作軸とを浴槽や洗面器の外側に配線したレリースで連
絡したタイプもある。ところで、浴槽の場合には前記す
る両タイプとも図7に示すように取付筒8と排水金具20
0 とに亘って架け渡したガイドチューブ300 内にレリー
ス3を通して配線している。
水栓装置には様々なものがあるが、図7に示すようにス
ラストロック機構(図示せず)を内蔵したメカボックス
2を排水筒b2に設けたブラケットb4に、また操作部
1を浴槽や洗面器の上縁面100に掛止した取付筒8の内
底面に各々ネジ9止めし、メカボックス2と操作部1と
を浴槽や洗面器の外側に配線したレリース3で連絡した
タイプが主流を占めている。また、図示しないが、操作
部を、レリースガイド、そのレリースガイドに上下動可
能に挿入された操作軸、レリースガイド内に設けられ操
作軸を常時上方に付勢するスプリング、操作軸とレリー
スガイトとの間に設けられたスラストロック機構等とで
構成し、該操作部を、図7と同様に浴槽や洗面器の上縁
面に係止した取付筒の内底面に各々ネジ止めし、栓蓋の
支持軸を上下動可能に挿入したガイド筒を図7と同様に
排水筒に設けたブラケットにネジ止めし、その支持軸と
操作軸とを浴槽や洗面器の外側に配線したレリースで連
絡したタイプもある。ところで、浴槽の場合には前記す
る両タイプとも図7に示すように取付筒8と排水金具20
0 とに亘って架け渡したガイドチューブ300 内にレリー
ス3を通して配線している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにレリース3
を浴槽や洗面器の外側で配線する場合は、レリース3の
配線作業が非常に厄介である。また外側配線を行うと水
漏れ防止等を考慮して部品類の点数も自ずと多くなるこ
とからコスト高になるのを避けることができない。そこ
で、鎖連結式のゴム栓で排水口を開閉する周知技術に着
目して槽内に配線するレリースで開閉操作する遠隔操作
方式の排水栓装置を提供することが提案される。しか
し、遠隔操作式の場合、レリースをメカボックスやガイ
ド筒の下端部位から内部に連絡する構造になるため、ど
うしてもレリースの配線は前述と同様に槽部裏側での配
線になってしまう。
を浴槽や洗面器の外側で配線する場合は、レリース3の
配線作業が非常に厄介である。また外側配線を行うと水
漏れ防止等を考慮して部品類の点数も自ずと多くなるこ
とからコスト高になるのを避けることができない。そこ
で、鎖連結式のゴム栓で排水口を開閉する周知技術に着
目して槽内に配線するレリースで開閉操作する遠隔操作
方式の排水栓装置を提供することが提案される。しか
し、遠隔操作式の場合、レリースをメカボックスやガイ
ド筒の下端部位から内部に連絡する構造になるため、ど
うしてもレリースの配線は前述と同様に槽部裏側での配
線になってしまう。
【0004】本発明は、従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は槽部内に配線したレリースで開
閉操作できる遠隔操作式の排水栓装置を新規に提供する
ことにある。更に他の目的とする処はワンタッチで取付
け、取り外しでき、メンテナンスや修理の際に便利な排
水栓装置を提供することにある。
で、その目的とする処は槽部内に配線したレリースで開
閉操作できる遠隔操作式の排水栓装置を新規に提供する
ことにある。更に他の目的とする処はワンタッチで取付
け、取り外しでき、メンテナンスや修理の際に便利な排
水栓装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、請求項1は排水部を閉栓する栓
蓋から垂設したメカボックスを、排水部の軸芯に設けた
位置決め凹部に抜き差し可能に嵌入し、該メカボックス
は下端から支軸を上下動可能に挿通し、槽部の内面に取
付けた操作部に一端を連結するレリースの他端を、槽部
内面を沿わしめて栓蓋に取付けると共にその芯材を栓蓋
を挿通して前記支軸に下方向押動可能に連絡し、操作部
の押動の度に支軸を上下動経路の下降端側でロックとロ
ック解除とを交互に行うスラストロック機構を支軸とメ
カボックスとの間に設けると共にメカボックス内に支軸
を常時上方に弾撥するスプリングを設けてなり、前記ス
ラストロック機構はそのロック時に、前記スプリングの
弾撥力に抗するレリースの下方向への前進量で位置決め
凹部の底に支軸を突き当て且つ栓蓋を押し上げ開栓する
ことを要旨とする。また、請求項2は、排水部を閉栓す
る栓蓋から垂設したガイド筒を、排水部の軸芯に設けた
位置決め凹部に抜き差し可能に嵌入し、該ガイド筒は下
端から支軸を上下動可能に挿通し、槽部の内面に取付け
た操作部のレリースガイド内で操作軸に一端を連結する
レリースの他端を槽部内面を沿わしめて栓蓋に取付ける
と共にその芯材を栓蓋を挿通して前記支軸に下方向押動
可能に連絡し、操作軸の押動の度に操作軸を上下動経路
の下降端側でロックとロック解除を行うスラストロック
機構をその操作軸とレリースガイドとの間に設け、前記
レリースガイド内に操作軸を常時上方に弾撥するスプリ
ングを設けてなり、前記スラストロック機構はそのロッ
ク時に、前記スプリングの弾撥力に抗するレリースの下
方向への前進量で位置決め凹部の底に自重で載る支軸を
作用点として栓蓋を押し上げ開栓すること要旨とする。
更に、請求項3は、請求項1または2記載の操作部の槽
部内面への取付が吸盤であることを要旨とする。
に講じた技術的手段は、請求項1は排水部を閉栓する栓
蓋から垂設したメカボックスを、排水部の軸芯に設けた
位置決め凹部に抜き差し可能に嵌入し、該メカボックス
は下端から支軸を上下動可能に挿通し、槽部の内面に取
付けた操作部に一端を連結するレリースの他端を、槽部
内面を沿わしめて栓蓋に取付けると共にその芯材を栓蓋
を挿通して前記支軸に下方向押動可能に連絡し、操作部
の押動の度に支軸を上下動経路の下降端側でロックとロ
ック解除とを交互に行うスラストロック機構を支軸とメ
カボックスとの間に設けると共にメカボックス内に支軸
を常時上方に弾撥するスプリングを設けてなり、前記ス
ラストロック機構はそのロック時に、前記スプリングの
弾撥力に抗するレリースの下方向への前進量で位置決め
凹部の底に支軸を突き当て且つ栓蓋を押し上げ開栓する
ことを要旨とする。また、請求項2は、排水部を閉栓す
る栓蓋から垂設したガイド筒を、排水部の軸芯に設けた
位置決め凹部に抜き差し可能に嵌入し、該ガイド筒は下
端から支軸を上下動可能に挿通し、槽部の内面に取付け
た操作部のレリースガイド内で操作軸に一端を連結する
レリースの他端を槽部内面を沿わしめて栓蓋に取付ける
と共にその芯材を栓蓋を挿通して前記支軸に下方向押動
可能に連絡し、操作軸の押動の度に操作軸を上下動経路
の下降端側でロックとロック解除を行うスラストロック
機構をその操作軸とレリースガイドとの間に設け、前記
レリースガイド内に操作軸を常時上方に弾撥するスプリ
ングを設けてなり、前記スラストロック機構はそのロッ
ク時に、前記スプリングの弾撥力に抗するレリースの下
方向への前進量で位置決め凹部の底に自重で載る支軸を
作用点として栓蓋を押し上げ開栓すること要旨とする。
更に、請求項3は、請求項1または2記載の操作部の槽
部内面への取付が吸盤であることを要旨とする。
【0006】上記技術的手段によれば、下記の作用があ
る。 (請求項1)図1、図2に示すように排水部bに栓蓋12
が密接して閉栓している時はスラストロック機構4はロ
ック解除状態にある。その時、支軸22はスプリング5の
弾撥力で上昇している。その状態から操作部1をスプリ
ング5の弾撥力に抗して押動すると、レリース3の芯材
13が前進すると共に、支軸22はスプリング5の弾撥力に
抗して下降してスラストロック機構4をその下降端側で
ロックする。その時、支軸22は図4に示すように位置決
め凹部b5の底に突き当たると共に、それ以上の芯材13
の前進でメカボックス2を押し上げて栓蓋12を排水部b
から離間させ開栓する。そして操作部1を再度押動する
と、スラストロック機構4はロックを解除し、スプリン
グ5の弾撥力で支軸22を元の状態に上昇し、栓蓋12は自
然落下して図1、図2に示すように排水部bに密接して
閉栓する。 (請求項2)図5に示すように排水部bに栓蓋12が密接
して閉栓している時はスラストロック機構4はロック解
除状態にあり、支軸22は位置決め凹部b5の底に自重で
載っている。この状態から操作軸21をスプリング5の弾
撥力に抗して押動すると、図6に示すように操作軸21は
下降してスラストロック機構4をその下降端でロックす
る。この時、レリース3の芯材13の前進量分支軸22を作
用点としてガイド筒42を押し上げて栓蓋12を排水部bか
ら離間させ開栓する。そして、操作軸21を再度押動する
と、スラストロック機構4はロックを解除してスプリン
グ5の弾撥力でレリース3の他端側の芯材13を元の状態
(図5)まで後退させ、栓蓋12は自重落下して排水部b
を閉栓する。 (請求項3)また、吸盤を介して槽部に対する取付位置
を設定可能にしている場合には操作部を操作し易い位置
等所望位置に取付けることができる。
る。 (請求項1)図1、図2に示すように排水部bに栓蓋12
が密接して閉栓している時はスラストロック機構4はロ
ック解除状態にある。その時、支軸22はスプリング5の
弾撥力で上昇している。その状態から操作部1をスプリ
ング5の弾撥力に抗して押動すると、レリース3の芯材
13が前進すると共に、支軸22はスプリング5の弾撥力に
抗して下降してスラストロック機構4をその下降端側で
ロックする。その時、支軸22は図4に示すように位置決
め凹部b5の底に突き当たると共に、それ以上の芯材13
の前進でメカボックス2を押し上げて栓蓋12を排水部b
から離間させ開栓する。そして操作部1を再度押動する
と、スラストロック機構4はロックを解除し、スプリン
グ5の弾撥力で支軸22を元の状態に上昇し、栓蓋12は自
然落下して図1、図2に示すように排水部bに密接して
閉栓する。 (請求項2)図5に示すように排水部bに栓蓋12が密接
して閉栓している時はスラストロック機構4はロック解
除状態にあり、支軸22は位置決め凹部b5の底に自重で
載っている。この状態から操作軸21をスプリング5の弾
撥力に抗して押動すると、図6に示すように操作軸21は
下降してスラストロック機構4をその下降端でロックす
る。この時、レリース3の芯材13の前進量分支軸22を作
用点としてガイド筒42を押し上げて栓蓋12を排水部bか
ら離間させ開栓する。そして、操作軸21を再度押動する
と、スラストロック機構4はロックを解除してスプリン
グ5の弾撥力でレリース3の他端側の芯材13を元の状態
(図5)まで後退させ、栓蓋12は自重落下して排水部b
を閉栓する。 (請求項3)また、吸盤を介して槽部に対する取付位置
を設定可能にしている場合には操作部を操作し易い位置
等所望位置に取付けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図4は第1の本実施の形
態を、図5及び図6は第2の実施の形態を各々示してい
る。符号Aは排水栓装置である。
に基づいて説明する。図1乃至図4は第1の本実施の形
態を、図5及び図6は第2の実施の形態を各々示してい
る。符号Aは排水栓装置である。
【0008】まず、第1の実施の形態を説明すると、排
水栓装置Aは、浴槽、洗面器等の槽部Bの内面に取り付
けられる操作部1と、排水部bに設けたメカボックス2
と、その操作部1とメカボックス2とを連絡するレリー
ス3とを備えている。
水栓装置Aは、浴槽、洗面器等の槽部Bの内面に取り付
けられる操作部1と、排水部bに設けたメカボックス2
と、その操作部1とメカボックス2とを連絡するレリー
ス3とを備えている。
【0009】排水部bは、図示するように槽部Bの底部
に開口した排水口b1口縁を排水筒b2とその排水筒b
2に螺嵌する継手金具b3とで挟持し、その排水筒b2
の軸芯に平面視十字状のブラケットb4を介して位置決
め凹部b5を設けている。
に開口した排水口b1口縁を排水筒b2とその排水筒b
2に螺嵌する継手金具b3とで挟持し、その排水筒b2
の軸芯に平面視十字状のブラケットb4を介して位置決
め凹部b5を設けている。
【0010】メカボックス2は、上端に栓蓋12を螺嵌し
た内部中空な筒体であり、下端に支軸22のガイド口32を
開口すると共にそのガイド口32から内部に支軸22を上下
動可能に挿入してなり、スラストロック機構4をその支
軸22との間に亘って備え、前記位置決め凹部b5に抜き
差し可能に嵌入してある。
た内部中空な筒体であり、下端に支軸22のガイド口32を
開口すると共にそのガイド口32から内部に支軸22を上下
動可能に挿入してなり、スラストロック機構4をその支
軸22との間に亘って備え、前記位置決め凹部b5に抜き
差し可能に嵌入してある。
【0011】スラストロック機構4は、原理的に従来か
ら周知なものであり、支軸22の上端部分に同軸に設けた
固定リング14と、その下位の支軸22部分に同軸に回転可
能に遊嵌合された回転リング24と、メカボックス2の内
面に設けられたガイド部34とを備え、支軸22の中途部に
周設した突部44の上面で回転リング24を位置決めすると
共にその突部44の下面とメカボックス2下端の前記ガイ
ド口32回りとの間にスプリング5を介在している。
ら周知なものであり、支軸22の上端部分に同軸に設けた
固定リング14と、その下位の支軸22部分に同軸に回転可
能に遊嵌合された回転リング24と、メカボックス2の内
面に設けられたガイド部34とを備え、支軸22の中途部に
周設した突部44の上面で回転リング24を位置決めすると
共にその突部44の下面とメカボックス2下端の前記ガイ
ド口32回りとの間にスプリング5を介在している。
【0012】前記固定リング14は下部に鋸歯状歯14aを
有し、その側部に数個の突部14bを有している。回転リ
ング24は上部に前記鋸歯状歯14aと合致する鋸歯状歯24
aを有し、その側部に数個の突部24bを有している。ガ
イド部34は前記固定リング14と回転リング24の突部14
b、24bが入る案内溝34aと鋸歯状歯34bとを交互に有
している。
有し、その側部に数個の突部14bを有している。回転リ
ング24は上部に前記鋸歯状歯14aと合致する鋸歯状歯24
aを有し、その側部に数個の突部24bを有している。ガ
イド部34は前記固定リング14と回転リング24の突部14
b、24bが入る案内溝34aと鋸歯状歯34bとを交互に有
している。
【0013】また、支軸22はその中心位置に上部からレ
リース3のガイド凹部22aを凹設してなり、操作部1に
連絡したレリース3の他端側のジョイント金具23を栓蓋
12の側部に螺嵌すると共に、栓蓋12内を挿通してメカボ
ックス2内に直線状をもって突設させた芯材13の他端を
図1、図2に示すように閉栓時の前記ガイド凹部22aの
底に近接するようにしてある。
リース3のガイド凹部22aを凹設してなり、操作部1に
連絡したレリース3の他端側のジョイント金具23を栓蓋
12の側部に螺嵌すると共に、栓蓋12内を挿通してメカボ
ックス2内に直線状をもって突設させた芯材13の他端を
図1、図2に示すように閉栓時の前記ガイド凹部22aの
底に近接するようにしてある。
【0014】操作部1は内部中空とするレリースガイド
11内でレリース3の一端側の芯材13と操作軸21とを連結
すると共にレリースガイド11内に戻しバネ31を介在した
周知構造になっており、このレリースガイド11を吸盤6
に設けた差込輪16に緊嵌挿し、吸盤6を槽部B内面に吸
着することによってレリース3を槽部Bの内面に沿わし
めた状態で所望位置に設けられる。
11内でレリース3の一端側の芯材13と操作軸21とを連結
すると共にレリースガイド11内に戻しバネ31を介在した
周知構造になっており、このレリースガイド11を吸盤6
に設けた差込輪16に緊嵌挿し、吸盤6を槽部B内面に吸
着することによってレリース3を槽部Bの内面に沿わし
めた状態で所望位置に設けられる。
【0015】斯様な構成になっている第1の実施の形態
の排水栓装置Aの作用を説明すると、図1、図2は排水
部bを閉栓すると共にスラストロック機構4はロック解
除状態である。この時、固定リング14、回転リング24と
共に支軸22はスプリング5の弾撥力を受けて上昇して位
置決め凹部b5との間に隙間7を残置した状態になって
おり、支軸22のガイド凹部22aの底に対してレリース3
の他端側の芯材13は近接している。この状態から操作軸
21を押動すると、支軸22をスプリング5の弾撥力に抗し
てレリース3の芯材13が押し下げ、それによって回転リ
ング24が固定リング14でガイド部34下まで押し下げられ
て、その鋸歯状歯24aが固定リング14の鋸歯状歯14aに
当接して僅かに回転し、押動を止めた時点でスプリング
5の弾撥力を受けて回転リング24の突部24bがガイド部
34の鋸歯状歯34bに係合して下降端側にてロック(係
止)する(図4)。この時に支軸22はメカボックス2の
下端から突出し位置決め凹部b5の底に突き当たると共
に、それ以上の芯材13の前進量でメカボックス2と共に
栓蓋12を持ち上げて開栓する。そして、再び図4の状態
から操作軸21を押動して、支軸22を押し下げると回転リ
ング24の鋸歯状歯24aが固定リング14の鋸歯状歯14aで
僅かに回転され、押動を止めた時点で回転リング24はそ
の鋸歯状歯24aがガイド部34の鋸歯状歯34bに当接して
僅かに回転した後、その突部24bが案内溝34aに入って
ロックが解除され、スプリング5の弾撥力を受けて上昇
する支軸22は下端と位置決め凹部b5の底との間に隙間
7を再び残置し、レリース3他端側の芯材13も戻しバネ
31の弾撥力で後退することから、栓蓋12は自然落下して
図1、図2に示すように排水部bを閉栓する。尚、メカ
ボックス2の栓蓋12と操作部1とを連絡するレリース3
は槽部Bの内面に沿って邪魔にならないように配線す
る。
の排水栓装置Aの作用を説明すると、図1、図2は排水
部bを閉栓すると共にスラストロック機構4はロック解
除状態である。この時、固定リング14、回転リング24と
共に支軸22はスプリング5の弾撥力を受けて上昇して位
置決め凹部b5との間に隙間7を残置した状態になって
おり、支軸22のガイド凹部22aの底に対してレリース3
の他端側の芯材13は近接している。この状態から操作軸
21を押動すると、支軸22をスプリング5の弾撥力に抗し
てレリース3の芯材13が押し下げ、それによって回転リ
ング24が固定リング14でガイド部34下まで押し下げられ
て、その鋸歯状歯24aが固定リング14の鋸歯状歯14aに
当接して僅かに回転し、押動を止めた時点でスプリング
5の弾撥力を受けて回転リング24の突部24bがガイド部
34の鋸歯状歯34bに係合して下降端側にてロック(係
止)する(図4)。この時に支軸22はメカボックス2の
下端から突出し位置決め凹部b5の底に突き当たると共
に、それ以上の芯材13の前進量でメカボックス2と共に
栓蓋12を持ち上げて開栓する。そして、再び図4の状態
から操作軸21を押動して、支軸22を押し下げると回転リ
ング24の鋸歯状歯24aが固定リング14の鋸歯状歯14aで
僅かに回転され、押動を止めた時点で回転リング24はそ
の鋸歯状歯24aがガイド部34の鋸歯状歯34bに当接して
僅かに回転した後、その突部24bが案内溝34aに入って
ロックが解除され、スプリング5の弾撥力を受けて上昇
する支軸22は下端と位置決め凹部b5の底との間に隙間
7を再び残置し、レリース3他端側の芯材13も戻しバネ
31の弾撥力で後退することから、栓蓋12は自然落下して
図1、図2に示すように排水部bを閉栓する。尚、メカ
ボックス2の栓蓋12と操作部1とを連絡するレリース3
は槽部Bの内面に沿って邪魔にならないように配線す
る。
【0016】次に第2の実施の形態を説明すると、この
実施の形態は操作部1内にスラストロック機構4を設け
たものである。操作部1は、レリースガイド11、そのレ
リースガイド11に上下動可能に挿入されレリース3の一
端を下端に連結する操作軸21、操作軸21下端とレリース
ガイド11の底部分との間に介在したスプリング5と、操
作軸21とレリースガイド11との間に設けたスラストロッ
ク機構4等からなる周知構造になっている。
実施の形態は操作部1内にスラストロック機構4を設け
たものである。操作部1は、レリースガイド11、そのレ
リースガイド11に上下動可能に挿入されレリース3の一
端を下端に連結する操作軸21、操作軸21下端とレリース
ガイド11の底部分との間に介在したスプリング5と、操
作軸21とレリースガイド11との間に設けたスラストロッ
ク機構4等からなる周知構造になっている。
【0017】このスラストロック機構4は、レリースガ
イド11内における操作軸21の上端部分に同軸に設けた固
定リング14と、その下位の操作軸21部分に同軸に回転可
能に遊嵌合した回転リング24と、レリースガイド11の内
面に設けられたガイド部34とを備え、操作軸21の中途部
に周設した突部44の上面と回転リング14との間に位置決
めスプリング15を介在すると共にその突部44の下面とレ
リースガイド11の底部分との間に前記スプリング5を介
在している。このスラストロック機構4は、スプリング
5の弾撥力に抗して操作軸21を押動する度に上下動経路
の下降端側でロックとロック解除を行うように構成され
ている。そのロックとロック解除を行う回転リング24、
固定リング11、ガイド部34の構造の詳細は前記する第1
の実施の形態と同様であるため、具体的な説明は省略す
る。
イド11内における操作軸21の上端部分に同軸に設けた固
定リング14と、その下位の操作軸21部分に同軸に回転可
能に遊嵌合した回転リング24と、レリースガイド11の内
面に設けられたガイド部34とを備え、操作軸21の中途部
に周設した突部44の上面と回転リング14との間に位置決
めスプリング15を介在すると共にその突部44の下面とレ
リースガイド11の底部分との間に前記スプリング5を介
在している。このスラストロック機構4は、スプリング
5の弾撥力に抗して操作軸21を押動する度に上下動経路
の下降端側でロックとロック解除を行うように構成され
ている。そのロックとロック解除を行う回転リング24、
固定リング11、ガイド部34の構造の詳細は前記する第1
の実施の形態と同様であるため、具体的な説明は省略す
る。
【0018】栓蓋12は、下端にガイド口52を有する内部
中空なガイド筒42の上端に螺嵌され、そのガイド筒42内
にガイド口52から支軸22を上下動可能に挿入している。
中空なガイド筒42の上端に螺嵌され、そのガイド筒42内
にガイド口52から支軸22を上下動可能に挿入している。
【0019】支軸22には、上端からガイド凹部22aが凹
設されている。
設されている。
【0020】ガイド筒42は、前記する排水筒b2の軸芯
に平面視十字状のブラケットb4を介して設けられた位
置決め凹部b5に抜き差し可能に嵌入されている。
に平面視十字状のブラケットb4を介して設けられた位
置決め凹部b5に抜き差し可能に嵌入されている。
【0021】レリース3における他端は、前記第1の実
施の形態と同様にジョイント金具23を栓蓋12の側部に螺
嵌すると共に、その他端側の芯材13を栓蓋12内を挿通し
てガイド筒42内に直線状をもって突設させて図5に示す
ように閉栓時の前記ガイド凹部22aの底に近接するよう
になっている。
施の形態と同様にジョイント金具23を栓蓋12の側部に螺
嵌すると共に、その他端側の芯材13を栓蓋12内を挿通し
てガイド筒42内に直線状をもって突設させて図5に示す
ように閉栓時の前記ガイド凹部22aの底に近接するよう
になっている。
【0022】操作部1は前記第1の実施の形態と同様に
レリースガイド11を吸盤6に設けた差込輪16に緊嵌挿
し、吸盤6を槽部B内面に吸着することによってレリー
ス3を槽部Bの内面に沿わしめた状態で所望位置に設け
られていること前記第1の実施の形態と同様である。
レリースガイド11を吸盤6に設けた差込輪16に緊嵌挿
し、吸盤6を槽部B内面に吸着することによってレリー
ス3を槽部Bの内面に沿わしめた状態で所望位置に設け
られていること前記第1の実施の形態と同様である。
【0023】斯様な構成になっている第2の実施の形態
の排水栓装置Aの作用を説明すると、図5は排水部bを
閉栓し、スラストロック機構4はロック解除状態になっ
ている。スプリング5の弾撥力を受けて上昇する操作軸
21の後退によってレリース3の他端側の芯材13は支軸22
のガイド凹部22aの底に近接した状態(否押動状態)に
あり、支軸22は自重で位置決め凹部b5の底に載ってい
る。この状態から操作軸21をスプリング5の弾撥力に抗
して押動すると、ガイド凹部22aの底をレリース3他端
側の芯材13が押し下げ、それによって回転リング24が固
定リング14でガイド部34下まで押し下げられ、下降端側
にてロック(係止)する(図6)。自ずと芯材13の前進
量分、ガイド筒42と共に栓蓋12が押し上げられて排水部
bから離間させ開栓する。そして、再び図6の状態から
操作軸21を押動すると、スラストロック機構4はロック
解除しスプリング5の弾撥力で支軸22を支持しているレ
リース3他端側の芯材13を図5の状態に後退させ、栓蓋
22は自重落下して閉栓する。尚、符号62は前記ガイド筒
42の上面から垂設した前記芯材13の案内筒であり、この
案内筒62の外周面がガイド凹部22aの内周面を摺接動す
ることによって栓蓋12の上下動がガイドされるようにし
てある。
の排水栓装置Aの作用を説明すると、図5は排水部bを
閉栓し、スラストロック機構4はロック解除状態になっ
ている。スプリング5の弾撥力を受けて上昇する操作軸
21の後退によってレリース3の他端側の芯材13は支軸22
のガイド凹部22aの底に近接した状態(否押動状態)に
あり、支軸22は自重で位置決め凹部b5の底に載ってい
る。この状態から操作軸21をスプリング5の弾撥力に抗
して押動すると、ガイド凹部22aの底をレリース3他端
側の芯材13が押し下げ、それによって回転リング24が固
定リング14でガイド部34下まで押し下げられ、下降端側
にてロック(係止)する(図6)。自ずと芯材13の前進
量分、ガイド筒42と共に栓蓋12が押し上げられて排水部
bから離間させ開栓する。そして、再び図6の状態から
操作軸21を押動すると、スラストロック機構4はロック
解除しスプリング5の弾撥力で支軸22を支持しているレ
リース3他端側の芯材13を図5の状態に後退させ、栓蓋
22は自重落下して閉栓する。尚、符号62は前記ガイド筒
42の上面から垂設した前記芯材13の案内筒であり、この
案内筒62の外周面がガイド凹部22aの内周面を摺接動す
ることによって栓蓋12の上下動がガイドされるようにし
てある。
【0024】従って、第1、第2の実施の形態の排水栓
装置Aは、共に排水筒b2に形成した位置決め凹部b5
にメカボックス2やガイド筒42を抜き差し可能に嵌入し
且つ操作部1を吸盤6で槽部Bの内面に吸着する簡単な
作業で浴槽、洗面器等の貯水槽に取付けでき、その取付
け、取り外しもワンタッチ作業になる。
装置Aは、共に排水筒b2に形成した位置決め凹部b5
にメカボックス2やガイド筒42を抜き差し可能に嵌入し
且つ操作部1を吸盤6で槽部Bの内面に吸着する簡単な
作業で浴槽、洗面器等の貯水槽に取付けでき、その取付
け、取り外しもワンタッチ作業になる。
【0025】また、請求項1、2では操作部1の槽部B
内面の取付は吸盤6に限定されるものではなく、簡単に
剥離できる両面テープなど簡易なもの、更には槽部壁に
金具止めすること等を包含している。更に、前記位置決
め凹部b5は前記メカボックス2やガイド筒42を垂直状
に支持すると共に支軸22の下端が載る底部を備えた凹み
構造のものであれば良く、周壁部分や底部分に進入する
水の排水口や排水溝を有していても良いものである。
内面の取付は吸盤6に限定されるものではなく、簡単に
剥離できる両面テープなど簡易なもの、更には槽部壁に
金具止めすること等を包含している。更に、前記位置決
め凹部b5は前記メカボックス2やガイド筒42を垂直状
に支持すると共に支軸22の下端が載る底部を備えた凹み
構造のものであれば良く、周壁部分や底部分に進入する
水の排水口や排水溝を有していても良いものである。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のようにレリースを浴槽や
洗面器等の外側から配線したものではなく、レリースを
槽部内面に沿わせて配線した排水栓装置であるから、操
作部と、栓蓋内を挿通してメカボックスまたはガイド筒
とをレリースで連絡しておき、その操作部を槽部内面に
所望な手段で取付け、メカボックスまたはガイド筒を位
置決め凹部に抜き差し可能に嵌入するという簡単な作業
でもって遠隔操作式の排水栓装置を設置することがで
き、レリースの外側配線に伴って部品点数が多くなるよ
うなこともなく、設備コストも低廉で済む。その上、メ
カボックスまたはガイド筒は抜き取ることで栓蓋と共に
一緒に位置決め凹部から取り外せ、メカボックスの取付
け・取り外しをネジ止やその外しで行う従来と比べて作
業が簡単であり、排水部を清掃する場合にも便利であ
る。しかも、操作部を吸盤で槽部壁に吸着した場合には
操作部の取付をワンタッチで行えることになる。そうな
ると操作部、メカボックス、ガイド筒の取付がワンタッ
チ式となり、取付・取り外し作業がすこぶる簡単なもの
となる。更に、吸盤の場合、取付位置を自由に選定し
て、操作部を使用者の好みの位置、使い勝手の良い位置
等を選んで取り付けることができ、使用勝手が更に向上
する。また、操作部をその吸盤によって着脱可能にした
場合には槽部に特別な加工を加える必要が一切ないた
め、浴槽や洗面器等をそのまま使用でき、コストを大幅
な低減できるし、故障した場合には排水栓装置を外して
素人でも簡単に交換でき、非常に便利である。
洗面器等の外側から配線したものではなく、レリースを
槽部内面に沿わせて配線した排水栓装置であるから、操
作部と、栓蓋内を挿通してメカボックスまたはガイド筒
とをレリースで連絡しておき、その操作部を槽部内面に
所望な手段で取付け、メカボックスまたはガイド筒を位
置決め凹部に抜き差し可能に嵌入するという簡単な作業
でもって遠隔操作式の排水栓装置を設置することがで
き、レリースの外側配線に伴って部品点数が多くなるよ
うなこともなく、設備コストも低廉で済む。その上、メ
カボックスまたはガイド筒は抜き取ることで栓蓋と共に
一緒に位置決め凹部から取り外せ、メカボックスの取付
け・取り外しをネジ止やその外しで行う従来と比べて作
業が簡単であり、排水部を清掃する場合にも便利であ
る。しかも、操作部を吸盤で槽部壁に吸着した場合には
操作部の取付をワンタッチで行えることになる。そうな
ると操作部、メカボックス、ガイド筒の取付がワンタッ
チ式となり、取付・取り外し作業がすこぶる簡単なもの
となる。更に、吸盤の場合、取付位置を自由に選定し
て、操作部を使用者の好みの位置、使い勝手の良い位置
等を選んで取り付けることができ、使用勝手が更に向上
する。また、操作部をその吸盤によって着脱可能にした
場合には槽部に特別な加工を加える必要が一切ないた
め、浴槽や洗面器等をそのまま使用でき、コストを大幅
な低減できるし、故障した場合には排水栓装置を外して
素人でも簡単に交換でき、非常に便利である。
【図1】第1の実施の形態の取付状態を示す断面図。
【図2】図1の要部の拡大断面図で閉栓状態を示す。
【図3】レリースと操作部との関係を示す断面図。
【図4】図1の要部の拡大断面図で開栓状態を示す。
【図5】第2の実施の形態の取付状態を示す断面図で閉
栓状態を示す。
栓状態を示す。
【図6】同断面図で閉栓状態を示す。
【図7】従来の排水栓装置の取付状態を示す断面図。
A :排水栓装置 B :槽部 b2:排水筒 b5:位置決め凹部 2 :メカボックス 1 :操作部 3 :レリース 13 :芯材 4 :スラストロック機構 5 :スプリング 7 :隙間 6 :吸盤 42 :ガイド筒 11 :レリースガイド 21 :操作軸
Claims (3)
- 【請求項1】 排水部を閉栓する栓蓋から垂設したメカ
ボックスを、排水部の軸芯に設けた位置決め凹部に抜き
差し可能に嵌入し、該メカボックスは下端から支軸を上
下動可能に挿通し、槽部の内面に取付けた操作部に一端
を連結するレリースの他端を、槽部内面を沿わしめて栓
蓋に取付けると共にその芯材を栓蓋を挿通して前記支軸
に下方向押動可能に連絡し、操作部の押動の度に支軸を
上下動経路の下降端側でロックとロック解除とを交互に
行うスラストロック機構を支軸とメカボックスとの間に
設けると共にメカボックス内に支軸を常時上方に弾撥す
るスプリングを設けてなり、前記スラストロック機構は
そのロック時に、前記スプリングの弾撥力に抗するレリ
ースの下方向への前進量で位置決め凹部の底に支軸を突
き当て且つ栓蓋を押し上げ開栓することを特徴とする排
水栓装置。 - 【請求項2】 排水部を閉栓する栓蓋から垂設したガイ
ド筒を、排水部の軸芯に設けた位置決め凹部に抜き差し
可能に嵌入し、該ガイド筒は下端から支軸を上下動可能
に挿通し、槽部の内面に取付けた操作部のレリースガイ
ド内で操作軸に一端を連結するレリースの他端を槽部内
面を沿わしめて栓蓋に取付けると共にその芯材を栓蓋を
挿通して前記支軸に下方向押動可能に連絡し、操作軸の
押動の度に操作軸を上下動経路の下降端側でロックとロ
ック解除を行うスラストロック機構をその操作軸とレリ
ースガイドとの間に設け、前記レリースガイド内に操作
軸を常時上方に弾撥するスプリングを設けてなり、前記
スラストロック機構はそのロック時に、前記スプリング
の弾撥力に抗するレリースの下方向への前進量で位置決
め凹部の底に自重で載る支軸を作用点として栓蓋を押し
上げ開栓することを特徴とする排水栓装置。 - 【請求項3】 前記操作部の槽部内面への取付が吸盤で
あることを特徴とする請求項1または2記載の排水栓装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14422496A JPH09324451A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 排水栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14422496A JPH09324451A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 排水栓装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09324451A true JPH09324451A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15357135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14422496A Pending JPH09324451A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 排水栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09324451A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001182119A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Yasumi Ota | 排水栓装置 |
EP1118724A1 (en) | 2000-01-20 | 2001-07-25 | Ikumi Ohta | Drain plug device |
JP2002088854A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-03-27 | Yasumi Ota | スラストロック機構 |
JP2017115556A (ja) * | 2015-12-26 | 2017-06-29 | 丸一株式会社 | 遠隔操作式排水栓装置 |
CN110241463A (zh) * | 2019-06-03 | 2019-09-17 | 湖州市练市新民纺织有限公司 | 一种羊毛清洗装置 |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP14422496A patent/JPH09324451A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001182119A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Yasumi Ota | 排水栓装置 |
EP1118724A1 (en) | 2000-01-20 | 2001-07-25 | Ikumi Ohta | Drain plug device |
US6347417B1 (en) | 2000-01-20 | 2002-02-19 | Ikumi Ohta | Drain plug device |
JP2002088854A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-03-27 | Yasumi Ota | スラストロック機構 |
JP2017115556A (ja) * | 2015-12-26 | 2017-06-29 | 丸一株式会社 | 遠隔操作式排水栓装置 |
CN110241463A (zh) * | 2019-06-03 | 2019-09-17 | 湖州市练市新民纺织有限公司 | 一种羊毛清洗装置 |
CN110241463B (zh) * | 2019-06-03 | 2024-06-04 | 湖州市练市新民纺织有限公司 | 一种羊毛清洗装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2448464C (en) | Solenoid activated bathtub drain closure | |
CN113802654A (zh) | 一种远距离操作式排水栓装置 | |
JPH09324451A (ja) | 排水栓装置 | |
JP5686313B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置の操作側構造 | |
US5551095A (en) | Liquid releasing device with an adjustable mounting unit for mounting on a rim of a water tank | |
US20070044231A1 (en) | A motor activated bathtub drain closure | |
CN108643329A (zh) | 一种挡盖防脱型防臭地漏 | |
JP2005120811A (ja) | 洗面台の排水バルブ自動開閉装置 | |
JP2004150246A (ja) | 排水機構における排水弁の開閉遠隔装置 | |
JP3015006B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP3300887B2 (ja) | 排水栓装置 | |
US6219855B1 (en) | Toilet bowl in combination with pressurized flush tank | |
JP2012102576A (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
KR101020102B1 (ko) | 변기의 무전원 자동 물내림 장치 | |
KR100758544B1 (ko) | 세면대의 배수구 개폐장치 | |
JP3218221B2 (ja) | 排水栓の保持具及びその保持具を具備する排水栓装置 | |
KR200347510Y1 (ko) | 양변기의 세척수 제어장치 | |
JPH082210Y2 (ja) | 排水栓装置 | |
KR200374754Y1 (ko) | 개량 좌변기 | |
EP0754808A1 (en) | Pantograph device for actuating the flushing valves of inset water-closet cisterns | |
KR100960590B1 (ko) | 배수구 개폐장치 | |
JP3351977B2 (ja) | 排水栓 | |
JP4456961B2 (ja) | 浴槽の配管構造に用いられる目皿部材 | |
US1048823A (en) | Waste-operating mechanism for basins and the like. | |
KR20070037246A (ko) | 절수기능이 구비된 변기/비데의 자동 물내림 장치 및 방법 |