JPH06137042A - 窓用シャッタの取付け施工方法及び窓用シャッタ - Google Patents

窓用シャッタの取付け施工方法及び窓用シャッタ

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JPH06137042A
JPH06137042A JP31141392A JP31141392A JPH06137042A JP H06137042 A JPH06137042 A JP H06137042A JP 31141392 A JP31141392 A JP 31141392A JP 31141392 A JP31141392 A JP 31141392A JP H06137042 A JPH06137042 A JP H06137042A
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JP
Japan
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window shutter
support plate
window
shutter
hook
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JP31141392A
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Akifumi Takahashi
章文 高橋
Shiroji Yoshida
城二 吉田
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Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】窓用シャッタを1人作業で而も容易に取付け得
る様にする。 【構成】窓3の上方、両側に支持板4,9を固着し、窓
用シャッタ本体1の一端を一方の支持板9に回転可能に
仮止めし、次に窓用シャッタ本体の他端をもう一方の支
持板4に固着し、最後に窓用シャッタ本体の一端を仮止
めの状態から最終的な状態に固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅等の窓の雨戸とし
て設けられる窓用シャッタ、及びその施工方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】窓用シャッタは、出入口用のシャッタ
(所謂軽量シャッタ、重量シャッタ)と異なり本体は工
場で組立て、略組上がったものを現場で取付けるという
ことを行っている。従って、窓用シャッタは小型である
が、本体は1人で持上げられない場合が多く、2人作業
となる場合が常である。
【0003】図10に於いて、従来の窓用シャッタ施工
について説明する。
【0004】図中、1はシャッタボックス6にシャッタ
カーテン2を組込んだ窓用シャッタ本体であり、3は窓
用シャッタが取付けられる窓を示す。
【0005】窓3の上方両側に予め取付け用支持板4を
固着する。該支持板4は上下2箇所に、上方に向かって
抜起された係合片5を有している。一方、前記シャッタ
ボックス6の背面の側縁には前記係合片5に係合可能な
切欠7が形成されている。
【0006】前記窓用シャッタ本体1を取付ける場合は
図示される様に作業者が窓用シャッタ本体1の両端を持
上げ、切欠7を係合片5に合わせ、更に落込んで取付け
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した様に、窓用シ
ャッタの取付けは2人作業となるが、近年の様に人手不
足、人件費の高騰が恒常化してくると、一層の省力化を
図ることが急務である。
【0008】本発明は斯かる実情に鑑み窓用シャッタを
1人作業で而も容易に取付け得る様にするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、窓の上方、両
側に支持板を固着し、窓用シャッタ本体の一端を一方の
支持板に回転可能に仮止めし、次に窓用シャッタ本体の
他端をもう一方の支持板に固着し、最後に窓用シャッタ
本体の一端を一方の支持板に固着することを特徴とする
ものである。
【0010】
【作用】先ず、窓用シャッタ本体の一端を持上げ、一方
の支持板に仮止めし、次に他端を持上げ他方の支持板に
固着し、最後に窓用シャッタ本体の一端を仮止めの状態
から最終的な状態に固着する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。
【0012】先ず、図1、図2に於いて本発明の一実施
例を説明する。尚、図1、図2中、図10で示したもの
と同一のものには同符号を付し、その説明を省略する。
【0013】窓の上方の一側に前記支持板4を固着し、
他側には該支持板4と対称形状の支持板9を固着する。
該支持板9には更にフック8が突設され、又シャッタボ
ックス6の前記支持板9に対応する側で且前記フック8
と合致する位置に、該フック8と嵌脱可能な長孔10が
穿設されている。
【0014】図1中、11は窓用シャッタ本体1の一端
が載置される端受台車であり、該端受台車11は鉤状に
形成された端受板12と該端受板12の下面に一対設け
られた自在キャスタ13からなり、前記端受板12の荷
受け面はキズ防止の為ゴムシートが貼設されている。
又、図中14は前記端受台車11を支持するレール台を
示し、該レール台14は上面に両端縁が上方に折上げら
れ、前記自在キャスタ13の脱落を防止したレール板1
5を有している。該レール台14の脚は特に図示してい
ないが、高さ調整が可能となっている。
【0015】次に、図3、図4により前記支持板9を説
明する。
【0016】該支持板9は短冊状の板の上部、下部の2
箇所に、打抜き上方に折曲げた係合片5を有し、更に中
間部に丸棒を上方に折曲げL字状にしたフック8が突設
され、該フック8の折曲げ部は図示の様に水平に対し
て、所要角度例えば45°傾斜している。又、該支持板
9は取付け孔17、18によりボルト、釘等適宜な係着
具により壁面に取付け可能となっている。
【0017】図5は、前記シャッタボックス6の端面を
構成するブラケット19と前記支持板9との関係を示し
ており、該ブラケット19の前記フック8の対応する位
置には、窓用シャッタ本体1取付け状態で鉛直方向に伸
びる前記長孔10が穿設されている。
【0018】前記した様に、フック8の折曲げ部は傾斜
しているので前記ブラケット19が傾斜した状態、即ち
前記窓用シャッタ本体1の一端を持上げた状態で長孔1
0の向きとフック8の向きが一致し、前記フック8と前
記長孔10が嵌合する。嵌合した状態で窓用シャッタ本
体1の他端を持上げれば、窓用シャッタ本体1は前記長
孔10を中心に回転可能で、且長孔10の向きとフック
8の折曲げ部の向きに相違が生ずるので、フック8から
長孔10が抜脱することが規制される。
【0019】以下、図1、図6〜図8により窓用シャッ
タ本体1の取付け作業について説明する。
【0020】窓用シャッタ本体1を取付ける窓3の外側
にレール台14を設置し、該レール台14に前記端受台
車11を乗置し、該端受台車11に前記窓用シャッタ本
体1の支持板4側の端部を乗載する。
【0021】作業者が窓用シャッタ本体1の支持板9側
の端部を持上げる。窓用シャッタ本体1が傾斜すると共
に支持板4側の端部を乗載した前記端受台車11は支持
板9側に移動する。前記長孔10の高さと前記フック8
の高さとが合致し、更に前記長孔10の傾斜と前記フッ
ク8の傾斜とが合致した状態で前記長孔10を前記フッ
ク8に嵌入し、該フック8に引掛ける(図6参照)。
【0022】尚、前記した様に、端受台車11は自在キ
ャスタ13により移動自在となっているので首振り自在
であり、前記端受台車11の端部を上下方向、壁面に対
して近接離反の移動をさせることが容易にでき、従っ
て、長孔10とフック8の位置合せも容易である。
【0023】長孔10をフック8に嵌入した状態で、手
を離しても前記窓用シャッタ本体1はフック8と前記端
受台車11に支持される。
【0024】次に、作業者が移動し、支持板4側の窓用
シャッタ本体1の端部を持上げ、窓用シャッタ本体1を
前記フック8を中心に回転させ、窓用シャッタ本体1側
の切欠7と支持板4側の係合片5とを位置合せし、前記
切欠7を前記係合片5に嵌込み係着する(図7参照)。
【0025】もう一度作業者が支持板9側に戻り、窓用
シャッタ本体1の端部を若干持上げ、支持板9の係合片
5に窓用シャッタ本体1の切欠7を嵌込み係着する(図
8参照)。而して、窓用シャッタ本体1の取付け作業が
完了する。
【0026】尚、フック8の形状を図9に示す様に、円
形、或は球状、或は円錐状の頭部8aを有するものと
し、又、長孔10の下部に前記頭部8aが嵌脱可能な円
孔部10aを形成しても良い。或は、端受台車11の代
りにレール台14のレール板15に、弗素樹脂等、摩擦
抵抗の小さい樹脂を介してスライドプレートを摺動自在
に設けても良い。又、フックは支持板9の適宜位置に設
けられれば良く、窓用シャッタ本体に切欠7の代わりに
リング等の係合手段を設けてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、窓用シ
ャッタを作業者1人で簡単に取付けることが可能であ
り、省力化、作業の簡略化、更には窓用シャッタの取付
け施工コストの低減を図り得るという優れた効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図2】図1のA部拡大説明図である。
【図3】該実施例で使用される支持板の正面図である。
【図4】該支持板の側面図である。
【図5】該支持板と窓用シャッタ本体のブラケットとの
関係を示す説明図である。
【図6】本実施例に於ける窓用シャッタ本体取付け作業
を示す説明図である。
【図7】本実施例に於ける窓用シャッタ本体取付け作業
を示す説明図である。
【図8】本実施例に於ける窓用シャッタ本体取付け作業
を示す説明図である。
【図9】本実施例に於けるフックと長孔との他の例を示
す説明図である。
【図10】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 窓用シャッタ本体 3 窓 4 支持板 5 係合片 6 シャッタボックス 8 フック 9 切欠 10 長孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓の上方、両側に支持板を固着し、窓用
    シャッタ本体の一端を一方の支持板に回転可能に仮止め
    し、次に窓用シャッタ本体の他端をもう一方の支持板に
    固着し、最後に窓用シャッタ本体の一端を一方の支持板
    に固着することを特徴とする窓用シャッタの取付け施工
    方法。
  2. 【請求項2】 窓用シャッタ本体の一端を一方の支持板
    に回転可能に仮止めする際に、前記窓用シャッタ本体の
    他端を滑動自在に支持した請求項1の窓用シャッタの取
    付け施工方法。
  3. 【請求項3】 建屋側に固着される支持板を介して窓用
    シャッタ本体を取付ける様にした窓用シャッタに於い
    て、前記支持板の少なくとも一つにフックを突設し、シ
    ャッタカーテンを収納するシャッタボックスに前記フッ
    クが嵌入可能で且つ該フックに対して上下動可能な長孔
    を穿設したことを特徴とする窓用シャッタ。
JP4311413A 1992-10-27 1992-10-27 窓用シャッタの取付け施工方法及び窓用シャッタ Expired - Fee Related JPH0816427B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020051178A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 三和シヤッター工業株式会社 シャッターケース

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017771U (ja) * 1973-06-12 1975-02-26

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JPS5017771U (ja) * 1973-06-12 1975-02-26

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JP2020051178A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 三和シヤッター工業株式会社 シャッターケース

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