JPS63502494A - 摺動式ノズルの金属フレーム内に耐火板を締込むための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冶金分野の容器の注出口のための摺動式ノズルの金属フレーム内に耐火 板を締込むための装置であって、金属フレーム内に配置されたボルトによって移 動させられて、耐火板局面に対して斜めに傾いた駆動面を介して楔作用を生じる 楔片を備えた形式のものに関する。

ＤＥ−Ｏ３第３５２２１３４号によれば、耐火板の局面と金属フレームの周板と の間で作用する楔片を備えた締付装置が公知であ）、この締付装置では、楔片の 孔を貫通し金属フレームのねじ孔内にねじ込まれたボルトが締付けられる。この 場合の欠点とするところは、例えば耐火板交換のためにボルトを解離するさいに 楔片が熱応力及び汚れのためにしばしば固定的に締付けられて取外し困難となシ 、これが耐火板のスムースな交換の妨げとなることにある。

本発明によ°つて解決しようとする課題は特に締付は解除時の締付装置の作用を 改善することにある。

設定した課題を解決した本発明の要旨は、楔片が、金属フレーム内で回動可能に 支持されたボルトのねじ部上で運動可能であると共に、その駆動面を以って、金 属フレーム内で滑動する締付ジョーの圧着面へ作用し、さらに締付ジョーが、駆 動面に相応して傾斜した案内路を介して楔片に係合していることにある。これに よって、ボルトの締付は時に、均一な締込み作用を有する面圧が締付ジョーを介 して、いつでも板平面に対して垂直に位置する板部面へ伝達されるのみならず、 楔片の解離を伴なうボルトのねじ外し時に同時に締付ジョーの戻υ運動が生じる 。これによシ耐火板は妨げのない迅速な板交換のために金属フレーム内に自動的 に解放状態で位置する。

この装置のこの構造に基づき効果的に、締付ジョーが金属フレームのベッド内で 滑動し、滑シ方向に位置する長手面で、ボルト上に位置する運動可能な楔片をＵ 字形に掴んでいる。長手面の接触領域内に案内路が位置している。案内路は有利 には締付ジョーの圧着面のところで長手面に設けた溝と、この溝に対応して楔片 に設けたさねとによって形成される。このような構造は簡単かつ効果的である。

楔片を支持するボルトの構成、配置及び操作に関する本発明の提案によれば、ボ ルトは板平面に対して垂直又はほぼ垂直に配置され、つばによって金属フレーム の段状の切欠内に支承されると共に、金属フレームの取付面を指向するねじ部内 に箱スパナ成形部を備える。これによシ、締付けられて金属フレーム円に完全に 組込まれた装置のコンパクトな構造が得られる。

次に図面について本発明の詳細な説明する。ここに、第１図は本発明に基づく締 付装置を備えた直線摺動式ノズルの断面図、 第２図は締付装置を備えた直線摺動式ノズルの摺動板・フレームユニットの部分 上面図、 第６図は第２図のｍ−ｍ線に沿った拡大断面図、第４図は第３図の符号８で示す 部分の上面図、第５図は第４図の部分の横断面図、 第６図は第６図に符号１８で示す部分の上面図、及び 第７図は第６図の側面図である。

第１図に基づく詳細には図示しない摺動式ノズル１は２つの耐火性の閉鎖板２即 ち定置の底板と移動可能な摺動板とを有する。両者は金属フレーム３内に保持さ れている。底板はケーシングフレーム４内に、摺動板は摺動フレーム５内に位置 しておシ、摺動フレーム５は閉鎖位置を越えて移動した位置で軸６を中心に運転 位置から下方へ旋回可能である。簡単のため第１図には示されていない、摺動フ レームのこの位置では、同じ締付装置７がアクセス可能であシ、この締付装置に よって、摺動フレーム５の移動時の閉鎖板２と金属フレーム３との相対運動の回 避のために、閉鎖板２力ゝ金属フレーム３内に締込まれる。定置の下板上６板形 摺動式ノズルに締込むために別の装置が設けられてもよい。

各締付装置７はＵ字形に形成された締付ジョー８を有しておシ、締付ジョー８は Ｕ・脚部に設けられた側条片９によって金属フレーム３の滑シベッド１０内で案 内されている。両脚部を結合するＵ・ウェブの外側は板部面に被覆された薄板片 １３を介して板部面１４に接触する接触側１１として役立っている。Ｕ・ウェブ の内側には接触１Ｉ１１１１１１に対して平行にかつ板部面１４に対して斜めに 傾いた圧着面１５が設けられておシ、その端部はＵ・脚部の内側１６のところに 同じ傾斜位置で配置された溝１７円へ延長されている（第４て溝１７内へ係合し 、楔片の駆動面２０は圧着面１５に対する対向面を形成している。それとは逆に 、少なくとも１つのさねが締付ジョー８に形成され、楔片１８に溝が形成され、 さねが同様に溝内へ係合するようにしてもよい。その場合、ねじ孔２１を備えた 楔片１８は閉鎖板２及び金属フレーム３の平面に対して垂直に移動可能に、金属 フレーム３０段状の孔２２内で長手軸線を中心に回動可能に支承されたボルト２ ３上に配置されている。ボルトはつば２４によって、金属フレーム３を厚さ方向 に貫通した孔２２の段部２５に下方から係合すると共に、そのねじ部側の端面２ ６に、箱スパナ２８を挿入するだめの成形部２４を備えている。孔２２の段部２ ５のところで拡張された部分２９はボルト２３の挿入側であシ、栓３０によって 閉鎖可能である。さらに、楔片１８は、締付ジョーＴによって掴まれていない丸 味を備えた周領域３０で、金属フレーム３Ｖ′３の滑シベッドを終らせる横壁３ ２に接している。

特に第３図から判るように、金属フレーム３内での閉鎖板２の締付けのために箱 スパナを操作すると、楔片１８はボルト２３の回動によって降下して駆動面２０ 及び圧着面１５を介して締付ジョー８を滑シベッド１０内で板層面１４へ向かっ て押圧し、これによシ締込効果が達成される。その逆に、ボルト２３の回動によ って楔片１８を抜き出すように移動することによって締付けを解除するさいには 、案内路１７内で滑動するさね１９が締付ジョー８を板層面１４から離反せしめ 、これによシ閉鎖板２を解放する。

本発明の枠内で、閉鎖板２の図示の端面側の領域とは異なる周面領域に締付装置 を挿入することもできる。

さらに、複数の締付装置７を板層面１４にわた多分配して設けることもでき、板 層面１４は締付ジョー８の接触側１１と協働して例えばだ円又は円の形状を有す ることができる。

さらにボルトは板平面に効して垂直でなく、板平面及び板層面に対して平行に金 属フレーム３内に支承されてもよい。その場合、駆動面及び圧着面は水平方向で 傾斜し、かつ適当形式で例えば、駆動面に形成された連行さねが、締付ジョーに 設けた溝に係合する。

国際調査報告 ＳＡ　１８４９７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．冶金分野の容器の注出口のための摺動式ノズルの金属フレーム内に耐火板を 締込むための装置であつて、金属フレーム内に配置されたボルトによつて移動さ せられて、耐火板周面に対して斜めに傾いた駆動面を介して楔作用を生じる楔片 を備えている形式のものにおいて、楔片（１８）が、金属フレーム（３）内で回 動可能に支持されたボルト（２３）のねじ部上で運動可能であると共に、その駆 動面（２０）を以つて、金属フレーム（３）内で滑動する締付ジョー（８）の圧 着面（１５）へ作用し、さらに締付ジョーが、駆動面（２０）に相応して傾斜し た案内路（１７，１８）を介して楔片（１８）に係合していることを特徴とする 摺動式ノズルの金属フレーム内に耐火板を締込むための装置。 ２．締付ジョー（８）が金属フレーム（３）の滑りベッド（１０）内で滑動し、 その滑り方向に位置する長手面（１６）でＵ字形に楔片（１８）を掴んでおり、 長手面の接触領域に案内路（１７，１９）が位置していることを特徴とする請求 の範囲第１項記載の装置。 ３．案内路（１７，１９）が、締付ジョー（８）の圧着面（１５）のところで長 手面（１６）に設けた溝（１７）と、この溝に対応して楔片（１８）に設けたさ ね（１９）として形成されていることを特徴とする請求の範囲第２項記載の装置 。 ４．ボルト（２３）が板平面に対して垂直又はほぼ垂直に配置されており、つば （２４）によつて金属フレーム（３）の段状の切欠（２２，２９）内に支承され ており、かつ金属フレーム（３）の取付面を指向するねじ部内に箱スパナ成形部 （２７）を備えていることを特徴とする請求の範囲第１項から第３項までのいず れか１項記載の装置。